10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2015年です。明けましておめでとうございます。今年も海外ドラマ、刑事ドラマ、映画、特撮など気になった作品を幅広く紹介していきますのでよろしくお願い致します。この正月三箇日もあっという間に終了してしまいましたが、この時期毎年恒例になっているのがドライブです。時間の関係でそれほど遠い場所にまで行くわけではないですが、軽く高速を流して、東なら琵琶湖、西なら神戸辺りまで進んでUターンし帰路に着くのが例年のお決まりのコースとなっています。自分がハンドルを握る時に、やはり欠かせないのが音楽。聞きながら走ると、思わずアクセルを吹かしてしまうのは、ナイトライダーのテーマ曲や挿入歌として流れていた洋楽、西部警察&あぶない刑事のサントラなどなど。それらと一緒によく聞いているのが「鶴瓶・上岡パペポTV」のテーマ曲になっていた洋楽です。
「鶴瓶・上岡パペポTV」は関西の深夜に放送されていたトーク番組。当時関西を活動拠点にしていた笑福亭鶴瓶と上岡龍太郎が1時間ぶっつけ本番の過激なトークを繰り広げるというもので、1987年の春から98年まで約11年間に渡り放送されていました。関西では伝説的なトーク番組として今も語り継がれていますが、実は私も学生の時、学校を休んで午前中にテレビ局の前に並んで整理券を取り、夜から行われるスタジオ収録に2度ほど参加したことがありました(苦笑)。二人がスタジオに登場する時に、出囃子的に流れていたのがこれから紹介する洋楽なのですが、当時、キャッチーでポップな楽曲が多かったせいもありますが、この番組で使われた曲がどれもセンスが良いものばかりで、未だに強烈に印象に残っているのです。今でも時々家で聞いたり、ドライブには欠かせない曲として重宝しております。
フィル・コリンズ
「Two Hearts」
イギリス出身のフィル・コリンズは、1970年に「ジェネシス」というバンドのドラマーとして活動を開始。80年代からはソロ活動を本格的にスタートさせ、バンドとソロ両方で大ヒット曲を連発させた。その中の一つである「Two Hearts」は、1988年に発売されたシングルで、全米で第1位、全英では6位を記録しています。パペポTVでは、88年の冬から89年の春頃までテーマ曲として使用されていた模様。私がパペポTVを見始めたのは1990年の夏頃からだったので、このテーマ曲が流れていた時代のパペポのことは実は知りません(苦笑)。91年の夏に放送された「パペポTV名作復活祭」でこの曲が使われていたことを知りました。
アニカ
「想い出はブロークン・ハート(I Can t Deny A Broken Heart)」
アニカは、スウェーデン出身で、1988年16歳の時にヨーロッパで歌手デビューしています。「想い出はブロークン・ハート」は、1990年の夏に発売されたシングル。同時期にパペポTVのテーマ曲として使用されていました。パペポを見始めたのが丁度この曲が流れていた時で、パペポのテーマ曲となった数々の楽曲の中でも、一番印象深く残っている曲です。自分の中で、パペポと言えばやはりこの曲のことを真っ先に思い浮かべてしまいますね。
シック
「CHIC MYSTIQUE」
シックは、1977年にアメリカでデビューした男女7人組のディスコバンド。1970年代後半に起きたディスコ・ブームで一躍スターダムに伸し上がり、「おしゃれフリーク」など数々のヒット曲を生み出したことでも知られています。ギター担当のナイル・ロジャースとベースのバーナード・エドワーズは、プロデューサーとしても活躍し、デビッド・ボウイやマドンナなど数多くの有名なアーティストたちの楽曲をプロデュースしています。二人がプロデューサー業に勤しんでいたため、シックは、80年代後半以降は、活動停止状態になっていましたが、1992年にシックが再結成され、その時に発表されたのがこの曲です。シングル発売と同時期にパペポTVでもテーマ曲として使用されていました。
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2014年もあと僅かとなりました。今年も様々な海外ドラマを見てきましたが、特に印象に残ったのは、惜しくも1クールで終了した「オールモスト・ヒューマン」。テレビドラマの枠を超えた近未来描写や、刑事とアンドロイドのコンビワークもいよいよ熟してきたところで終わってしまったのでもったいなかった。日本でこのようなSFドラマと言えば「スターウルフ」ぐらいまで遡らないと見当たらないけど、アメリカは予算と自由があるからか、21世紀に入ってもこの手のSFドラマはこれまで数多くあり見てきましたが、その中でもオールモスト・ヒューマンは、中々及第点というか自分の中では面白いほうに入るドラマだったと思います。
続編ものも数多く見ましたが、まず「HAWAII FIVE-0」シーズン4は、最終話でまたスティーブの宿敵ウォー・ファットが登場していましたね。ウォーファットと言うと、シーズン3でファイブオーに乗っていたヘリを撃墜されて、半身が焼けた見るも無残な姿になってしまいましたが、ウォーファットが出てくる度に、ある種のホラー映画を見ているような、ウォーキングならぬ「ウォーファット・デッド」みたいな感覚になってしまうのですが(苦笑)、シーズン5でもこの二人の対決が気になるところです。「ナイトライダーネクスト」で主人公のマイク・トレーサーを演じたジャスティン・ブリューニングがキャサリンの元恋人で一時期レギュラー出演していましたが、このままサブレギュラー的に出演するのかと思いきや、あっという間に射殺されてしまったのが残念でしたが、もう少しスティーブとの絡みを見たかったなあ。同じくチンの高校時代の友人役でゲスト出演したホルヘ・ガルシアは、シーズン5でレギュラー出演することが決定した模様。ますますLOSTの同窓会ドラマになってきたような・・・(苦笑)。
「ウォーキング・デッド」は、スカパーのFOXで今年の春にシーズン4の後半、秋からはシーズン5前半が放送され全て見ました。今のところ主要メンバーであるリックとダリルはまだまだ不死身のようですが、シーズン5でも複数のメンバーが犠牲になりました。最近は、ウォーカーに殺されるのではなくて、相手が人間である場合が多いですよね。シーズン5の初回に登場した人食い族のギャレス率いる若者達の存在感は衝撃的でした。ガバナーの時のように1シーズン使ってリックとギャレス達の激闘が描かれるのかと思っていただけに、わりとあっけなくリック達に倒されてしまったのが意外でしたが。その後に登場したドーン婦警がリック達の新たなる強敵になるのかと思いきや、これもまた衝撃的な展開であっさり決着がついてしまい、これからリック達がどのような行動を取って行くのか後半の展開もとても気になります。
日本でもBSのD-LIFEで昨年から放送されているスティーブ・キング原作の「アンダー・ザ・ドーム」。突如巨大な透明のドームに閉じ込められてしまったチェスターズ・ミルの住人達の葛藤を描くSFドラマですが、そのシーズン2がこの秋から放送中で、まもなく最終回を迎えます。ビック・ジムの暴走はますます肥大する一方、アンジーをはじめ、シーズン1からいたレギュラーの住人達が次々と死んだかと思ったらまた生き返ったり、ペットセメタリー的な(苦笑)不思議な現象も続いています。謎の卵の導きによって、バービー達はトンネルを発見し、そこの崖下に身を投じてドームからの脱出に成功。そして、ドームの入口となる赤い扉を開いて、再びドームの中に戻り、住人達を脱出させようとするが、ビックジムが余計なことをしたせいで、出口が塞がってしまいまたしても希望を失うことに。
ドームの収縮の影響からか、ドーム内では急激に気温が下がり始めて雪が降り、住人は凍死寸前。凍結した道路でバービーとジュリアが乗る車が横転し、ジュリアは足に怪我を負って身動きが取れなくなるなど過酷な状況が続く最中、ドームの収縮が勢いを増して、閉じ込められた住人達は圧死の恐怖に怯え始める・・・。と言う具合にかなり激烈な展開が続いていますが、このまま謎が謎のままで終わるのは勘弁して欲しいなあ・・・と思っていたら、どうやらシーズン3の製作が決定しているようなので、これからもっといろんな謎が解明されて行きそうですね。残念なのは、ビック・ジムの声を担当されていた中村秀利氏がお亡くなりになられてしまったこと。この方、長年ブルース・ウィリスの声を演じてきた野沢那智氏の後を継いで、ダイハード5などでブルース・ウィリスの吹替えを始められたばかりなのに、突然の訃報に驚きました。ビック・ジムの雰囲気と中村さんの声が非常にマッチしていて気に入っていただけに、来シーズンから聞けなくなるのは本当に残念ですね。
他にも「HOMELAND」のシーズン2や、「サイバー諜報員」「NIKITA/ニキータ」のファイナルシーズンなども見たり、見始めたけど時間の関係で途中で断念した作品もいくつかありました。来年も引き続き、面白そうな作品を見続けていこうと思います。
と言うことで、今年も海外ドラマの話題で閉めとなりますが、2014年も我がブログをご愛好頂きありがとうございました。来年も面白かった作品を古今東西に渡って逐一ご紹介して行こうと思いますのでよろしくお願い致します。それでは、皆さん良いお年をお迎えください。
今年も残すところあと4日となりましたが、そう言えば戦隊がそろそろ最終話を迎える時期なんですよね。烈車戦隊トッキュウジャーは、トッキュウジャー=ライト達が一体何者なのか?がずっと謎のままで来ましたが、いよいよそれが明らかにされていくようですね。トッキュウジャー達の物語も然ることながら、やはり内部抗争が続く敵側のドラマが興味深い。敵のシャドーラインには、皇帝ゼットと言う人間態のボスもいますが、着ぐるみの幹部に中々カッコいいのが多くて、むしろこっちに目がいってしまいますね。中でも気になるのがシュバルツ将軍。
闇の皇帝ゼットに飲み込まれてしまったグリッタ嬢を救うべく、離反してゼットに真っ向から立ち向かう。初期戦隊も後半期に入ると、バンリキ魔王やイナズマギンガー、ダークナイトやバイオハンター・シルバなど第3勢力の敵達が絶大な存在感を見せていましたが、このシュバルツもその系統に近い存在に見えます。シュバルツ将軍は、存在感も然ることながら、デザインもカッコ良いですね。雑魚兵の戦闘員クローズのデザインも結構良いんですよね。シュバルツがグリッタを救い出してゼットを倒し、二人がシャドーラインの新たな司令塔として組織を再興していく・・・なんて展開を想像したが、それだとダイナマンの最終決戦っぽい展開になってしまうな(笑)。しかし、このシュバルツ将軍、残念ながら先週ゼットに敗れてしまいました。最後までいて欲しかったのですが無念・・・。
そして、もう一人気になるのは、トッキュウジャーの6人目の戦士トッキュウ6号の存在。いつも作業員風の格好をしている虹野明ですが、かつては、ザラムと言う名のシャドー怪人だった。ここにきてトッキュウジャーを離れて、シュバルツと組んで、皇帝ゼットと戦い始めています。毎度ハーモニカを吹きながら登場するところなんかは、ギターやトランペットを鳴らしながら現れるのが定番だったキカイダーを彷彿とさせるし、最近は、明がカウボーイスタイルで登場しているが、同じくオレンジ色の戦士だった2代目バトルコサックの神誠を思い出します。
戦隊シリーズはゴレンジャーから数えると、来年でなんと40周年になるわけですが、その40年の歴史の中で意外にもオレンジ色の戦士は、バトルコサックとこのトッキュウ6号の2人しかいないそうなんですね。バトルコサックの初代はマシンガンで撃たれて殉職してしまいましたが、まあ明は死なないだろうし、トッキュウ6号の2代目はありえないでしょうね。そう言えば、皇帝ゼットが明から変身アイテムを奪ってトッキュウ6号に変身していたが、2代目が敵ボスのゼットだったら案外面白いかも(苦笑)。実は本当の敵はまだ隠れていて、トッキュウジャーとゼットが共闘して、真の敵ボスを倒す・・・てなだったら燃えるなあ(爆)。あと、あのグリッタ嬢。今は醜い姿をしているけど、やはり最後は美しい人間態の姿になるのでしょうかね。
さて、来年は、3度目の忍者モチーフの「手裏剣戦隊ニンニンジャー」ですが、明朝のトッキュウジャーでいよいよ予告編が見られるそうです。戦隊で忍者というと個人的には、ダイナマンのダイナブラックを真っ先に思い出してしまうのですが、ダイナブラックみたいな空中技とか、木の葉隠れのような豪快な忍術が見られるのか・・・。敵は妖怪らしいですが、赤影みたいな奇々怪界みたいな作風になるのでしょうかね。そう言えば、キニンジャーのマスクのデザインがダイナイエローっぽいと前に書きましたが、モモニンジャーのマスクもよくよく見るとダイナピンクっぽいが雰囲気があるんですよね。ダイナマンみたいな爆発力のある戦隊だとなお良いですね(笑)・・・。
今年も残り一週間を切りましたが、今年もいろんな刑事ドラマを見ることができました。セレクションながらもファミ劇での放送以来に「ザ・ガードマン」や、長年待ち続けた「噂の刑事トミーとマツ」は、この春の一挙放送で完全視聴。去年の夏からスタートした「ゴリラ警視庁捜査第8班」もリアルタイム放送以来全視聴することができました。他にも「特捜最前線」「Gメン'75」「キイハンター」「大捜査線」辺りが見てみたいのですが、最近は、スカパーでもなつかしのアクション刑事ドラマの放送が減ってきているようなので寂しい限り。10年ぐらい前のファミ劇のような豪華ラインナップをまたどこかのチャンネルが実現してくれないかなとほのかな期待をしておるのですが(苦笑)。
最近始まった柴田恭兵氏主演の「風の刑事・東京発!」もリアルタイムで見逃していた刑事ドラマなので見ております。このドラマは、「さすらい刑事旅情編」の後を受けて1995年の秋から放送され、それと同じく警視庁の鉄道警察隊の活躍を描いたもの。この作品がテレ朝水9枠最後のフィルム撮影による刑事ドラマで、翌年から放送された「はみだし刑事情熱系」シリーズからは、VTR撮影に以降されています。はみだし刑事も現在東映チャンネルで第3シリーズが放送中ですが、わりとコンスタントに派手なアクションがあったりして面白いのですが、やはりいかんせんVTR撮影のせいか、映像的に地味でフィルム時代の作品よりも古臭く見えてしまうのが残念。フィルム質感の映像だったらもっとのめり込めたのに・・・。
ところで、あの頃の刑事ドラマを見ていると、昔の日本の懐かしい街並みも同時に楽しめたり、いろんな発見ができますが、その一つに時折画面に映り込む映画館の看板。その看板によってその時代が思い出されたり、当時の社会や世情なども一緒に蘇えってきますね。
大都会PARTⅡ
「殺人捜査」
有楽座の映画館で殺人犯を事情聴取後、黒岩軍団が映画館をバックに歩き去っていくラストシーンで映り込むのは、「人間の証明」の看板。このエピソードは、1978年の2月に放送されているが、人間の証明が公開されたのは、1977年の10月。おそらく撮影は、この映画の公開中に行われたのでしょうが、トク役の松田優作氏が、自分が出演している映画の看板を背に歩いているというなんとも滑稽な映像になっていました。トクが何やら恥ずかしそうにくしゃみを繰り返すのは、映画への照れ隠しもあったのでしょうかね(笑)。ちなみに、犯人が事件のアリバイ作りに利用した映画は「オルカ」という洋画の動物パニック映画で、日本では、1977年の12月に公開されたもの。日テレの水曜ロードショーで放送されたそうですが、吹替えが現存するならぜひとも見てみたいですね。
西部警察
「爆殺5秒前」
大門団長が妹の明子と映画を行く約束をするも西部署管内で誘拐事件が発生して行くことができなくなり、明子は映画館の前で待ちぼうけするはめに・・・。その二人が一緒に見に行く予定だった映画はクリストファー・リーブ主演の「スーパーマン」。このエピソードは、1979年の11月に放送されているが、スーパーマンは、日本では、同年の6月に公開された。ちなみにスーパーマンの看板の隣には、ウルトラマンの看板が少しだけ見えていますが、時期的に公開されていた映画は「ウルトラマン怪獣大決戦(1979年7月公開)」と思われる。
あぶない刑事
「策略」
タカとユージが銀行強盗犯を追跡中、犯人が横浜日劇の映画館に逃げ込みますが、その時、画面に映り込んだのは、「ブラックライダー」「ハイランダー 悪魔の戦士」「コマンドー」の看板。このエピソードは、1987年の3月に放送されましたが、まず、ブラックライダーは、トミー・リー・ジョーンズ主演のSFカーアクション映画で日本では、1986年10月から公開されたもの。ハイランダー悪魔の戦士は、007シリーズで初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーが出演している近未来アクション映画で、日本では、1986年11月に公開。コマンドーは、言わずと知れたシュワちゃん主演の名作アクション映画ですが、日本では、1986年2月に公開されています。そして、犯人が逃げ込んだ劇場で上映されていた作品は、松田優作主演の「最も危険な遊戯」。優作さん演じる殺し屋の鳴海が警察と銃撃戦を繰り広げる映像が少しだけ映り込んでいましたが、そう言えば、ユージ役の恭兵さんもこの映画に出演されていましたね。
アメリカのカーアクション映画に登場する車の定番と言えば、やはりマスタング。1968年に公開されたスティーブ・マックイーンの『ブリット』は、映画史上初のカーチェイスシーンが登場したことでも知られる映画ですが、モータースポーツが趣味だったマックイーンが自らカースタントをこなして、サンフランシスコの急坂を華麗に突っ走った時に乗っていた車もマスタング(フォード・マスタングGT390)だった。その後も007やかの有名な『バニシングIN 60』などでも強烈な活躍を見せていました。
最近では、ナイトライダーネクストのナイト3000のベース車(シェルビー マスタングGT500KR)として使用されたり、トランスフォーマーでは、「ディセプティコン」軍団のメンバーとしてパトカー型のマスタングに変形するロボットなども登場していました。そして今年もまたマスタングを主役としたカーアクション映画が公開されましたがそれがこれ。
「ニード・フォー・スピード」
自動車修理工場を営む天才ドライバーのトミーは、夜な夜な仲間達と過激なストリート・レースに明け暮れていた。ある日、トビーは、かつてのパートナーであったディーノに誘われてレースに参加するが、その最中、弟分のピートが乗る車がディーノの車と接触事故を起こし、ピートは命を落とす。ディーノは事故現場から逃走し、トビーはその事故の責任を負わされ逮捕されてしまう。仮釈放され出所したトビーは、ディーノに復讐するため、全米最大のストリート・レース・グランプリ「デレオン」への参加を決める。仲間のビルからマスタングを借り、サンフランシスコに向かって熾烈なレースに挑む。
1994年から発売されているレースゲームの実写版なのですが、「激走!5000キロ」や「キャノンボール」シリーズなど、かつての大陸横断レースものの映画を想起させる派手な演出も多分に楽しめます。登場する車もかなり豪華です。黒のランボルギーニ・セスト・エレメントや白のサリーンS7、黒とオレンジツートンのブガッティ・ヴェイロン、赤いマクラーレンP1、黄色いGTAスパーノ、ケーニグセグ・アゲーラRなどなど、現在の最高級の車たちが勢ぞろいです。
ここ数年のアメリカのカーアクション映画もCGの使用が増えておりましたが、なんとこの映画はCGを一切使わず撮影されたそうです。前半の見所ともいえる3台のケーニセグを使ったレースシーンでは、ケーニセグが公道を走る普通車をぐいぐい追い抜いたり、トミーが乗るシルバーのケーニセグが対向車線を暴走したり、スピーディーかつ激しい走りを見せています。橋上でピートが乗る白のケーニセグがディーノの赤のケーニセグと接触して、空中回転するシーンはちょっとCGっぽい感じもしたのですが、なんとフレームつきのケーニセグをスライドさせて、路上に設置したジャンプ台のパイプにフレームを乗せる形で車を吹き飛ばしたとか。CGが当たり前となった今、わざわざこのような仕掛けを造って実車を飛ばすところにこの映画の本気度を感じますね。
デレオン・グランプリのシーンでは、トビーは、シルバーのシェルビー・マスタングGT500に乗り、路上で華麗なターンを決めたり、熱い走りを見せてくれます。パトカーの追跡から逃れてデトロイトの公道を激走するシーンは、「バニシングIN 60」のカーチェイスを彷彿とさせ、トンネルを抜け出て、隣の車線の向こう側に立つ木に向かって大ジャンプを決めるシーンは、いかにもナイトライダー的で迫力満点。トビーの仲間のベニーが乗るヘリコプターが地上スレスレで飛行する場面も中々の迫力。走行中の給油シーンや、マスタングが4WDのグループによる襲撃を受け、ベニーが軍用ヘリに乗ってトビー達の元にやってきて、ヘリでマスタングを吊り上げるシーンなど、ど派手なアクションが多く見応え十分。レースとは無関係なところでは、トビーの仲間のフィンがいきなりオフィスで服を脱ぎ出して、全裸でエレベータに乗り込むシーンも印象に残ったが、この人は何なの、ただの露出狂・・・!?(苦笑)。
最大の見せ場である太平洋沿岸ハイウェイでのレースシーンでは、先に紹介した豪華なマシーン達が勢ぞろいして過激なレースが展開し、アグレッシブな走りや激烈なクラッシュシーンが見られます。車内視点の映像を存分に活かした沿岸道路での激走シーンは言うまでもなく、豪華なマシーン達が次々と豪快に転倒する場面も凄まじい迫力。久々に骨太なレース映画を堪能することができました。
ファミコンが発売されてからすでに30年過ぎましたが、意外にも今から丁度30年前にの1984年に発売されたゲームソフトは、1年間でまだたったの20本ほどしかなかった。ゲーム会社も当時は、本体を開発した任天堂の他に、ハドソンとナムコの2社しかまだ参入していなかった頃です。しかし、翌年の1985年になると、ジャレコ、タイトー、コナミ、アイレム、エニックス、サンソフト、アスキー、セタ、バンダイ、ポニーキャニオン、デービーソフト、カプコン、コトブキシステム、スクウェア、徳間書店と計15社が参入し、ファミコン市場は一気に群雄割拠の戦国時代に突入。この年発売されたソフトの数は、一年間で69本。前年の3倍以上になり、ここからファミコンの全盛時代が数年続いたわけです。
私も85年にファミコンを購入して、89年頃までずっと遊び続けました。数えてはいないけど結構な数のゲームソフトをプレイしたと思います。一番最初に勝ったタイトルは、コナミのイーアルカンフーと任天堂のマリオブラザーズ。その年にさらにスターフォース、ワープマン、スーパーマリオブラザーズ、忍者じゃじゃ丸くんなどを自分で買い、あとは友達とソフトを貸し借りしていろんなゲームをやりました。85年に出たタイトルだと、69本中、50本以上はなんらかの形で一度はプレイしたことがあります。しかし、実際完全にクリアできたゲームって意外と少なかった気がします。
当時のファミコンのゲームには、今のようにセーブ機能がまだなかったし、イーアルカンフーみたいに5ステージクリアすると、その後また同じ敵キャラクターが出てきて延々とループを繰り返すゲームもあれば、マリオブラザーズみたいに終わりがないフィックス(固定画面)ゲームもあったり。初期の任天堂のゲームはマリオのようなタイプが多かったですね。ちなみに、コナミのファミコン用ゲーム(ディスクシステム除く)は、計57本発売されていますが、そのうち自分がやったことあるゲームは、20本程度。その20本のうちクリアできたゲームをいくつかご紹介致します。
けっきょく南極大冒険
ペンギンが南極大陸にある各国の基地間を走り抜け、制限時間内に到達できればクリアとなるアクションゲーム。南極大陸を一周することが目的で、最終目的地の南極点まで全10ステージある。進路の途中には、穴やアザラシなどの障害物が出てきたり、旗を取ると頭にプロペラがついて、一定時間飛ぶことができる。イーアルカンフーに続く、コナミの第2作目のゲームで、当時の子供は大体やっているはずだと思うのですが、操作はわりと簡単で、上ボタンを押して加速させ、たまに出てくる障害物をジャンプで飛び越えたり、左右に避けるぐらい。レースゲームの車をペンギンに置き換えて、まったりさせたような感じのゲームという印象でしたが、当時は、穴から出てくるアザラシに何度も引っかかって、半分ぐらいのステージしか進めず、全クリするまでに時間がかかってしまいました。何年か前に何十年か振りにこのゲームをやってみたら、15分程度て難なくクリアでき楽勝でした。初めての人でも気楽に楽しめ、サクッとクリアできちゃうのではないでしょうか。
グーニーズ
1985年に公開されたアドベンチャー映画「グーニーズ」を元に製作されたアクションゲーム。目的は、ドクロマークの箱の中に閉じこめられた7人の仲間を救出し、出口の扉を見つけて脱出すること。5ステージ全100面(1ステージ20面)あり、屋根裏部屋、洞窟、船など映画の世界観に沿ったステージ構成になっている。ドクロマークの箱の中には、仲間の他に様々なアイテムがあり、各ステージの出口の扉を開ける鍵や、体力が回復する赤い壺、武器になるパチンコなどが隠されている。
ステージごとに鍵を3つ集め、仲間を一人(ステージによっては二人)救出して出口の扉に向かうとクリアとなる。これらの作業だけで一応全面クリアすることも可能なのですが、ステージが進むごとに様々な障害が増えていくので、それらをかわしながらクリアするのは、かなり至難の業になります。障害から身を守るための秘密のアイテム(防水服や耐火スーツ、ヘルメットなど)をそろえれば、余裕で全面クリアできますが、問題なのは、それらのアイテムは、ある特定の場所に隠されており、ある操作をしなければ出現しない。それらを見つけ出すのがかなりハードな作業でしたね。結局、秘密のアイテムを手に入れないまま、炎や水滴や滝に当たってダメージを受けながら死に物狂いでクリアしたこともあるのですが、やはり、秘密のアイテムを何とか見つけ出したくてもう一度最初からやり直したり・・・。今は、ネットなどで調べると、簡単に秘密のアイテムの場所や操作方法を知ることができますが、当時は、当然そんなものはなく、渋々400円出して攻略本を買い、アイテム探しに奔走した思い出があります(苦笑)。
火の鳥鳳凰編 我王の冒険
1986年に公開されたアニメ映画「火の鳥 鳳凰編」のゲーム化。横スクロールのアクションゲームで、主人公の我王を操り、ノミを武器にしていろんな敵を倒し、鬼瓦を用いて様々な障害を乗り越えながら、火の鳥の彫刻のパネルを16枚集めて絵を完成させるとクリアとなる。全16ステージあり、「大和(8ステージ)」「来世(5ステージ)」「太古(3ステージ)」という3つの世界で構成されている。各ステージにいくつかのワープゾーンがあり、それを見つけ出して3つの世界を巡りながら1ステージごとに1枚のパネルを入手していく。操作に慣れてくるとスピード感も出てきて、中々スリリングで楽しいアクションゲームでしたね。当時病みつきになったゲームの一つです。
ワープゾーンはブロックの中に隠されていますが、結構簡単に見つけ出すことができるし、3つの世界を巡ることもスムーズにできました。ただ、足場のブロックを破壊する操作(上に乗ってしゃがんで3回ジャンプ)を知らないままゲームを進めると、必ず行き詰る。と言うか、全ステージクリアはできません。それはなぜかというと、その方法を使わないと大和の第8ステージのワープゾーンを見つけ出すことができないからです。15枚のパネルは素早く集められることができたが、火の鳥の顔の部分のパネルが置かれているこのステージは、言わば、隠れステージみたいになっているので、見つけ出すのにかなり時間がかかりました。
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