10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
以前は「太陽にほえろ!」や「西部警察」などと共にファミリー劇場でレギュラー放送されていた「特捜最前線」。ファミ劇では全508話が放送されて終了した模様ですが、また再放送があるのかと待っていたら結局それ以来一度も放送されることがなかった。なぜかなあと調べてみたら、なんと今東映チャンネルで放送されているんですね。レギュラー放送ではなく、セレクション形式で508話の中から選りすぐりのエピソードを毎週2話ずつ放送しています。
今現在300話台に入っておりますが、特捜最前線と言えば、最近リメイク版が地上波で放送されましたね。2年前に「特捜最前線 2013~七頭の警察犬 7人の刑事!失踪捜査官を追う東京~京都500キロの殺人捜査!!犬が暴く殺人トリックの連鎖!?」と言う非常に長いタイトルの作品が日曜洋画劇場枠で放送されていましたが、このタイトルを見た時、正直特捜でなぜ警察犬?と思いました。とくにレギュラーで警察犬が出ていたわけではないのに、なぜ今回のリメイクでは、警察犬がピックアップされたのか・・・!?実は、オリジナルのほうにこんな話があったのです。
特捜最前線 第361話 「疑惑 警察犬イカロスの誘拐!」
第362話 「疑惑Ⅱ 女捜査官の追跡!」
これは、特捜最前線放送7周年を記念して製作されたエピソードで、警察犬訓練士の井沢明子が育てた麻薬捜査犬イカロスが何者かに拉致され、特命課がイカロスの捜索と共に、覚醒剤密輸ルートを追う内容となっていた。どうやらリメイクは、前後編になっているこの2つの話をベースにして製作されたみたいです。最近、東映チャンネルでこのエピソードが放送されたので、ようやく拝見。警察犬のドラマと言えば、真っ先に思い出すのは、「爆走!ドーベルマン刑事」の3匹の犬たちや、「刑事犬カール」というドラマもありました。「西部警察PARTⅢ」にも鑑識のロクさんと爆弾探知犬の交流を描いた話があったが、動物の絡んだ話は、やはり印象に残りますね。ましてや犬達が人間のために自らを犠牲にする展開ともなれば、涙なくして見れない・・・。特捜のイカロスの話でも思わず数年ぶりに涙が滲み出てしまいました。警察犬が覚せい剤漬けにされてしまうところも前代未聞でしたが、傷つきながらも最後まで警察犬としての職務を全うしたイカロスの姿に胸を打たれました。
もう一つの見所は、ゲスト出演者ですが、これがまた特撮ヒーロー好き泣かせのキャスティングで印象に残りました。密輸ルートの元締めをする雑貨貿易商の川浦役があの宮内洋氏。宮内さんと言えば、「仮面ライダーV3」の主人公や、「秘密戦隊ゴレンジャー」のアオレンジャー、現在東映チャンネルで放送中の「快傑ズバット」など、70年代に数多くのヒーローを熱演されていましたが、刑事ものの犯人役では、あぶない刑事の「奇襲」で演じていた火傷の痕が残るあやしい男の役も印象に残っています。このエピソードでもボクシングの腕前を持つ特殊な設定の犯人を演じられていました。取調室のシーンで、藤岡弘氏演じる桜井刑事が川浦を問い詰める場面が見られますが、明らかに狙ったとしか思えない(笑)元ライダーたちの夢の共演が何気に実現しています。さらに、明子(松原千明)の兄役は、「ウルトラマン80」の主人公を演じていた長谷川初範氏。子供の頃に80が覚せい剤漬けにされている姿を見ていたら、さぞかしショックだったでしょう(苦笑)。リアルタイムで見なかったのは正解だったかもしれない。
クライマックスは、半狂乱を起こした川浦が明子の兄を人質にして採掘場のプレハブ小屋にたてこもり、特捜の刑事達と緊迫のやりとりを見せる。川浦がダイナマイトを辺りに放り投げて爆発させるなど、もはや西部警察のような展開(笑)。そこに6匹の警察犬たちが投入され、イカロスの弔い合戦のごとく犬達が川浦に猛烈なアタックを仕掛けます。無線犬ゲルバーが明子の指示通りに動いて、ほふく前進しながら小屋に近づいていく場面は感心しました。警察犬たちが本当に良い演技をしていて見応えがありましたね。リメイク版のほうも警察犬達の活躍が目立っていたが、何よりクライマックスの銃撃戦のインパクトが強かったですね。放送時は特捜最前線っぽくないと激しく賛否が問われましたが、なるほど、このオリジナルの話を見たら納得。クライマックスの激しいアクション展開もこの話がベースなら合点がいきます。警視庁麻薬対策班の名前が伊沢であるところも、この話の井沢明子から取られたものだったようですね。犬の数もイカロスを合わせて7匹。ゲルバー以外の犬達の活躍ももっと見たかったですね。
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2015年。ついにバック・トゥ・ザ・フューチャー2の舞台になった年がやってまいりました。でも、車は空を飛んでいなければ、浮かぶホバーボードもまだないし、若返りの技術もまだ発展途上?。子供の頃は漫画で描かれていたような、人類はロケットで宇宙を行き来し、都市では、乱立する高層ビルの周りを自動運転の車が飛び回っているみたいな未来像が漠然とありましたが、確かに30年前と比べると東京や大阪などの日本の大都市には近未来的な高層ビルが増えたし、街の様子も様変わりしました。一番進化したと思えるのはやはりPCや携帯などの情報端末。
30年前は情報を知る手段と言えば、テレビや新聞、雑誌などを直接見る方法しかなかったが、今ではインターネットがあり、PCに留まらずスマホやタブレットなど様々な機器を使って情報を得ることができる社会になった。車の自動運転技術もまだ発展途上だが着実に進歩しているし、Bluetoothで車と携帯の電波をつないで車内電話もできて、ちょっとしたナイトライダー気分も味わえる。ネットで世界中のいろんな映像や音楽を見聞きできるとか、買い物できるとか、おそらく30年前の人達にそんなことを話しても信じる人はほとんどいないでしょうね。
今から30年前と言えばバック・トゥ・ザ・フューチャーの一作目が公開された年でしたが、それ以外にもいろんなヒット作がありました。「スペース・バンパイア」「バタリアン」「死霊のえじき」などホラー映画豊作の年。「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」の続編も公開されていましたね。アクション映画もいろんな名作が生まれた年でした。
グーニーズ
「The Goonies 'R' Good Enough」 Cyndi Lauper
この時代、子供達を主人公にした映画やドラマがたくさんありましたが、85年でやはり思い出すのはやはりこれ。屋根裏部屋で見つけた宝の地図を頼りに、少年達が大洞窟を探検するアドベンチャー映画でした。当時の日本は子供が多かったし、夢が溢れていた時代だったこともあってか、このような子供をメインにした映画も大ヒットしていました。翌年に公開された「スタンド・バイ・ミー」もそうでしたね。シンディ・ローパーと言えば、当時マドンナと並んで日本でもブレイクした女性アーティストでしたが、私は当時、日本で流行していたウーパールーパーと絡めた駄洒落やギャグをよく言っていたような気がします(苦笑)。劇中にもシンディ・ローパーが出演してこのテーマ曲を歌っていましたが、この曲を聴くとどうしてもファミコンソフトのグーニーズのBGMのほうを思い浮かべてしまいますね(笑)。
ロッキー4 炎の友情
「Hearts On Fire」 John Cafferty
「Hearts On Fire」 John Cafferty
この年、シルベスター・スタローンは、ランボーの続編「ランボー/怒りの脱出」とロッキー4を公開しています。ロッキー4は、ソ連のボクサー、イワン・ドラゴがロッキーの親友のアポロを試合で殴り殺し、アポロの仇を討つべくロッキーが再びリングに上がるというストーリーで、当時の米ソの冷戦時代を反映した内容にもなっていました。イワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンは、スウェーデンの出身の空手家ですが、この映画を初めて見た時は、本当に冷酷無比なソ連のボクサーに見えました。それだけこの役がハマりにハマっていたということなのでしょうが、「レッド・スコルピオン」を見るまでは、悪役の印象が拭えなかったですね。スタローンとラングレンは30年前のこの作品で初共演しましたが、最近は「エクスペンダブルズ」で何度も共演しています。「Hearts On Fire」は、スタローンとドラゴのトレーニングシーンで流れていた曲ですが、大雪山で凄まじいトレーニングをするロッキーに対して、政府の科学者チームによる最新技術を施されながらトレーニングするドラゴの二人の対比が面白かったです。
ポリスストーリー 香港国際警察
英雄故事 Jackie Chan
英雄故事 Jackie Chan
まもなく還暦のジャッキー・チェンですが、最近も「ポリス・ストーリー/レジェンド」でシリアスな演技と激しいアクションを見せていました。ポリス・ストーリーもこの30年で様々な続編やスピンオフ的な作品が作られましたが、やはりなんと言っても最初のこの作品が一番思い入れが深いです。当時のジャッキーは、今では考えられないくらい超人的な動きを見せていましたよね。ほとんど本人がアクションをこなしていることもあって、今見ても全く見劣りしないし、未だ持って世紀を超えたアクション映画の大傑作と言えます。日本でも地上波で何度も放映され、日本語吹替えも数バージョン存在しますが、個人的に一番印象に残っているのは、ゴールデン洋画劇場版の吹替え。どれだけ新録されてもやはり、ジャッキー=石丸博也だけは永遠にフィックスです。この作品でジャッキーは、監督、原案、主演、武術指導、そして主題歌も担当していました。もう主題歌は歌わないのかなジャッキー・・・。
正月も過ぎて今年も10日過ぎましたが、29年前のお正月はお年玉をあげるほうではなく、もらうほうだったので、もらった後すぐに何かを買いに行くわけですが、その時初めてお年玉でファミコンのカセットを買いました。ゲームショップで散々悩んだ挙句、購入したのは「ボンバーマン」。主人公のボンバーマンと言えば、ロードランナーの主人公のランナー君が、実はその昔、悪の元で働かされていた作業用ロボットだったと言う設定でしたね。地上に出たら人間になれるという噂を聞いたロボットが自ら製造した爆弾で敵を倒しながら、地下迷宮から抜け出して、人間になることをめざすという、ロードランナーのスピンオフ的な内容になっていました。ロードランナーは、少し頭を使うパズルゲームでしたが、ボンバーマンは、爆弾でブロックや敵を破壊しながら、隠されているパワーアップアイテムを手に入れ、出口の扉を見つけて一面クリアと言う、単純明快なアクションゲームだったので、ゴールの50面ステージをめざしてひたすらのめり込みましたね。
あれから30年。ロードランナーやボンバーマンなど、あの時人気ゲームを量産し続けたハドソンが、気づけばなんとコナミに吸収されてしまっているではありませんか。ファミコン時代の栄華を知る身としては、かなりの衝撃を受けましたが、これもまた時代の流れというものなのでしょうか。ハドソンのゲームは、当時色々とやりましたが、自分で買ったのは、このボンバーマンとスターフォース、スターソルジャー、チャレンジャー、高橋名人の冒険島、迷宮組曲、忍者ハットリくんにドラえもん・・・と結構数多かった。高橋名人みたいに16連射をできるようになろうと思い、シュウォッチを買って毎日ボタンに指を擦りつけていたのも今となっては良い思い出。ハドソンのファミコン用ソフトは計35本出ていますが、そのうちの25本はプレイしたことがあり、その中でクリアできたのは、たった9本でした。
チャレンジャー

冒険家の主人公チャレンジャーがマリア王女を拉致したドン・ワルドラドを追って、特急列車に乗ったり、さらにワルドラド島では、洞窟を探索してアイテムをそろえ、ドン・ワルドラドが隠れている洞窟を見つけて、王女を助け出すと言う内容のアドベンチャーゲーム。当時は、ステージ1の特急列車のステージに目を奪われて何の迷いもなくカセットを買ってしまいました。このステージをクリアすると、今度は、ワルドラド島のステージに移るわけですが、これがまた当時画期的でした。およそモニター画面100個分の広大なステージ構成になっていて、まさに映画のインディジョーンズのようなアドベンチャー感が満載。当然、道に迷った挙句、アリ地獄にハマったり、底なしの洞窟に落ちたり、何度もミスったが、何とか最終ステージに辿り着いてドン・ワルドラドと決戦。ここはジャンプのタイミングが勝負の鍵となるのですが、中々そのタイミングが合わないわ、ワルドラドにナイフを4発当てられないわでかなり梃子摺りましたが、何度も挑戦するうち、奇跡的にクリアできた。「軍隊行進曲」アレンジのBGMも良かったし、今でこそクソゲーといわれることも多いが(苦笑)、当時は、最強のアクションゲームでしたね。
ボンバーキング

ボンバーマンの続編として発売されたアクションゲーム。強力な爆弾を次々に仕掛けて、敵やブロックを根こそぎ破壊しまくる初代に対し、こちらは、爆弾で敵や障害物を破壊していくのは一緒ですが、爆弾に破壊力がない上、画面一杯に置かれた木や岩や柱などの障害物を少しずつ破壊して取り除きながら、ゴールの出口をめざすという、かなり作業的な要素が多い作品で、初代のような爽快感はあまり感じられなかった。セレクトアイテムの中の一つ「メガトン爆弾」は、画面上の敵やブロックを一気に破壊することができるアイテムで、それを使った時だけは、初代のような爽快感を感じることができた。ただ数が限られてるので、使うタイミングを迷いましたねえ(苦笑)。
ファザナドゥ

パソコン用ゲーム『ザナドゥ』の移植版で、アクションRPGとして再構成された作品。主人公が巨大な世界樹の中を突き進み、魔界丘に棲みつく魔王を倒して世界の平和を取り戻すことを目的とする。戦闘時のBGMがとても好きな作品でしたが、当時としてはグラフィックも良いし、ユニークな動きをする敵キャラも多く、何よりこの不気味な世界観がたまらない。面白いアクションゲームの一つとして未だ強く印象に残っています。ゲームスタート時は、武器も防具も体力もないので、最初にやった時は、いきなり城下町で蠢いている奇怪な敵にやられまくりましたが、ゲームのシステムがわかってくると、結構サクサク進みました。中ボス戦では、魔法での戦闘に頼りがちになり、魔力がなくなると即死亡・・・という展開が多かったですが、これも操作性になれてくるとわりと簡単に倒すことができました。アクションRPGとしては、「マドゥーラの翼」と双璧をなす面白さでしたね。
今日は、1月7日の水曜日。28年前の1月7日もちょうど水曜日でした。その日の夜9時から「ナイトライダー」のテレビシリーズがスタートしたのです。HPを始めた時は放送から10年ちょっと程でしたが、気づけば日本のテレビ放送においてももう30年近く経つんですね。

ちなみに日本では、メカニックのエイプリルが出ているシーズン2から先に放送されています。記念すべき初回のエピソードのサブタイトルは、「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!(RETURN TO CADIZ)」。このエピソードは、沈没船に眠る財宝を巡り、マイケルとキットがそれを狙う男達に命を狙われる姉弟を助けると共に、財宝探しに奮闘するお話でしたが、なんと言っても見所は、シリーズ初のナイト2000の水上走行シーン。のっけからのとてつもない演出に圧倒されましたね。しかし、ナイト2000が水上を走ったのは、これ一回きりでした。
初回は冒頭のハイライト↑がカットされ、代わりに日本で独自に編集された「ナイトライダー誕生エピソード」↓が放送された。DVDやブルーレイにも収録されていない貴重な映像です。
1991年に製作された「新ナイトライダー2000」では、ナイト2000に代わる次世代のスーパーカー「ナイト4000」が川での水上走行を見せていましたが、この時は実際に実車を浮かべて撮影されているので結構リアルな映像になっていましたね。このエピソードでは、マイケルの愛用車の1957年型シボレー・ベルエアが海に飛び込み、水中に沈んでしまうシーンもありました。マイケルがベルエアにキットがセッティングしたので、この車も一応スーパーカー扱いのようになっていましたが、でこのベルエア、水中走行ができるわけでもなく、沈んだ後一体どのように水の中から引き上げられたのかが未だもって謎のままです(苦笑)。
ところで、この作品は、ナイトライダーの新シリーズのパイロット版として製作され、本来はテレビシリーズ化される予定だったのですが、視聴率が高かったにもかかわらず製作局のNBCの都合でシリーズ化には至らなかった。マイケル役のデビッド・ハッセルホフやデボン役のエドワード・マルヘアなどオリジナルキャストも出演し、ナイト4000のベースが赤色のクライスラー・ダッジ・ステルスになったことや、主人公がマイケルではなく元女警官のショーンであることなど新しい試みがなされたが、何より個人的に一番心残りなのは、デボンがあのような扱いになってしまったのが本当に残念でならない。しかも、事実上これがエドワード・マルヘアーが出演する最後の作品となってしまったし、オリジナルのようにストーリーももうちょっと明るい方向に仕上がっていたら、テレビシリーズ化も夢で終わらなかったかもしれないですね。できれば一度でいいからターボジャンプのシーンが見たかったですね。ちなみに、テーマ曲は、「特捜刑事マイアミバイス」のヤン・ハマーが担当していますが、劇中では、短いバージョンしか使用されていません。フルバージョンを使用したオープニングタイトルも見たかったですね。
去年発売されたブルーレイには、DVDの時と同じくこの作品も収録されていますが、日本語吹替えは今回もありませんでした。地上波で放送された時も字幕スーパーでの放送だったし、いつか吹替えで見てみたいと思っていたのですが・・・。せっかくオリジナルの吹替えキャストが集まったんだから、オリジナルの未放映分のエピソードと同様に、この作品にも日本語吹替えを加えて欲しかったですねえ・・・。
2015年です。明けましておめでとうございます。今年も海外ドラマ、刑事ドラマ、映画、特撮など気になった作品を幅広く紹介していきますのでよろしくお願い致します。この正月三箇日もあっという間に終了してしまいましたが、この時期毎年恒例になっているのがドライブです。時間の関係でそれほど遠い場所にまで行くわけではないですが、軽く高速を流して、東なら琵琶湖、西なら神戸辺りまで進んでUターンし帰路に着くのが例年のお決まりのコースとなっています。自分がハンドルを握る時に、やはり欠かせないのが音楽。聞きながら走ると、思わずアクセルを吹かしてしまうのは、ナイトライダーのテーマ曲や挿入歌として流れていた洋楽、西部警察&あぶない刑事のサントラなどなど。それらと一緒によく聞いているのが「鶴瓶・上岡パペポTV」のテーマ曲になっていた洋楽です。
「鶴瓶・上岡パペポTV」は関西の深夜に放送されていたトーク番組。当時関西を活動拠点にしていた笑福亭鶴瓶と上岡龍太郎が1時間ぶっつけ本番の過激なトークを繰り広げるというもので、1987年の春から98年まで約11年間に渡り放送されていました。関西では伝説的なトーク番組として今も語り継がれていますが、実は私も学生の時、学校を休んで午前中にテレビ局の前に並んで整理券を取り、夜から行われるスタジオ収録に2度ほど参加したことがありました(苦笑)。二人がスタジオに登場する時に、出囃子的に流れていたのがこれから紹介する洋楽なのですが、当時、キャッチーでポップな楽曲が多かったせいもありますが、この番組で使われた曲がどれもセンスが良いものばかりで、未だに強烈に印象に残っているのです。今でも時々家で聞いたり、ドライブには欠かせない曲として重宝しております。
フィル・コリンズ
「Two Hearts」
イギリス出身のフィル・コリンズは、1970年に「ジェネシス」というバンドのドラマーとして活動を開始。80年代からはソロ活動を本格的にスタートさせ、バンドとソロ両方で大ヒット曲を連発させた。その中の一つである「Two Hearts」は、1988年に発売されたシングルで、全米で第1位、全英では6位を記録しています。パペポTVでは、88年の冬から89年の春頃までテーマ曲として使用されていた模様。私がパペポTVを見始めたのは1990年の夏頃からだったので、このテーマ曲が流れていた時代のパペポのことは実は知りません(苦笑)。91年の夏に放送された「パペポTV名作復活祭」でこの曲が使われていたことを知りました。
アニカ
「想い出はブロークン・ハート(I Can t Deny A Broken Heart)」
アニカは、スウェーデン出身で、1988年16歳の時にヨーロッパで歌手デビューしています。「想い出はブロークン・ハート」は、1990年の夏に発売されたシングル。同時期にパペポTVのテーマ曲として使用されていました。パペポを見始めたのが丁度この曲が流れていた時で、パペポのテーマ曲となった数々の楽曲の中でも、一番印象深く残っている曲です。自分の中で、パペポと言えばやはりこの曲のことを真っ先に思い浮かべてしまいますね。
シック
「CHIC MYSTIQUE」
シックは、1977年にアメリカでデビューした男女7人組のディスコバンド。1970年代後半に起きたディスコ・ブームで一躍スターダムに伸し上がり、「おしゃれフリーク」など数々のヒット曲を生み出したことでも知られています。ギター担当のナイル・ロジャースとベースのバーナード・エドワーズは、プロデューサーとしても活躍し、デビッド・ボウイやマドンナなど数多くの有名なアーティストたちの楽曲をプロデュースしています。二人がプロデューサー業に勤しんでいたため、シックは、80年代後半以降は、活動停止状態になっていましたが、1992年にシックが再結成され、その時に発表されたのがこの曲です。シングル発売と同時期にパペポTVでもテーマ曲として使用されていました。
2014年もあと僅かとなりました。今年も様々な海外ドラマを見てきましたが、特に印象に残ったのは、惜しくも1クールで終了した「オールモスト・ヒューマン」。テレビドラマの枠を超えた近未来描写や、刑事とアンドロイドのコンビワークもいよいよ熟してきたところで終わってしまったのでもったいなかった。日本でこのようなSFドラマと言えば「スターウルフ」ぐらいまで遡らないと見当たらないけど、アメリカは予算と自由があるからか、21世紀に入ってもこの手のSFドラマはこれまで数多くあり見てきましたが、その中でもオールモスト・ヒューマンは、中々及第点というか自分の中では面白いほうに入るドラマだったと思います。
続編ものも数多く見ましたが、まず「HAWAII FIVE-0」シーズン4は、最終話でまたスティーブの宿敵ウォー・ファットが登場していましたね。ウォーファットと言うと、シーズン3でファイブオーに乗っていたヘリを撃墜されて、半身が焼けた見るも無残な姿になってしまいましたが、ウォーファットが出てくる度に、ある種のホラー映画を見ているような、ウォーキングならぬ「ウォーファット・デッド」みたいな感覚になってしまうのですが(苦笑)、シーズン5でもこの二人の対決が気になるところです。「ナイトライダーネクスト」で主人公のマイク・トレーサーを演じたジャスティン・ブリューニングがキャサリンの元恋人で一時期レギュラー出演していましたが、このままサブレギュラー的に出演するのかと思いきや、あっという間に射殺されてしまったのが残念でしたが、もう少しスティーブとの絡みを見たかったなあ。同じくチンの高校時代の友人役でゲスト出演したホルヘ・ガルシアは、シーズン5でレギュラー出演することが決定した模様。ますますLOSTの同窓会ドラマになってきたような・・・(苦笑)。
「ウォーキング・デッド」は、スカパーのFOXで今年の春にシーズン4の後半、秋からはシーズン5前半が放送され全て見ました。今のところ主要メンバーであるリックとダリルはまだまだ不死身のようですが、シーズン5でも複数のメンバーが犠牲になりました。最近は、ウォーカーに殺されるのではなくて、相手が人間である場合が多いですよね。シーズン5の初回に登場した人食い族のギャレス率いる若者達の存在感は衝撃的でした。ガバナーの時のように1シーズン使ってリックとギャレス達の激闘が描かれるのかと思っていただけに、わりとあっけなくリック達に倒されてしまったのが意外でしたが。その後に登場したドーン婦警がリック達の新たなる強敵になるのかと思いきや、これもまた衝撃的な展開であっさり決着がついてしまい、これからリック達がどのような行動を取って行くのか後半の展開もとても気になります。
日本でもBSのD-LIFEで昨年から放送されているスティーブ・キング原作の「アンダー・ザ・ドーム」。突如巨大な透明のドームに閉じ込められてしまったチェスターズ・ミルの住人達の葛藤を描くSFドラマですが、そのシーズン2がこの秋から放送中で、まもなく最終回を迎えます。ビック・ジムの暴走はますます肥大する一方、アンジーをはじめ、シーズン1からいたレギュラーの住人達が次々と死んだかと思ったらまた生き返ったり、ペットセメタリー的な(苦笑)不思議な現象も続いています。謎の卵の導きによって、バービー達はトンネルを発見し、そこの崖下に身を投じてドームからの脱出に成功。そして、ドームの入口となる赤い扉を開いて、再びドームの中に戻り、住人達を脱出させようとするが、ビックジムが余計なことをしたせいで、出口が塞がってしまいまたしても希望を失うことに。
ドームの収縮の影響からか、ドーム内では急激に気温が下がり始めて雪が降り、住人は凍死寸前。凍結した道路でバービーとジュリアが乗る車が横転し、ジュリアは足に怪我を負って身動きが取れなくなるなど過酷な状況が続く最中、ドームの収縮が勢いを増して、閉じ込められた住人達は圧死の恐怖に怯え始める・・・。と言う具合にかなり激烈な展開が続いていますが、このまま謎が謎のままで終わるのは勘弁して欲しいなあ・・・と思っていたら、どうやらシーズン3の製作が決定しているようなので、これからもっといろんな謎が解明されて行きそうですね。残念なのは、ビック・ジムの声を担当されていた中村秀利氏がお亡くなりになられてしまったこと。この方、長年ブルース・ウィリスの声を演じてきた野沢那智氏の後を継いで、ダイハード5などでブルース・ウィリスの吹替えを始められたばかりなのに、突然の訃報に驚きました。ビック・ジムの雰囲気と中村さんの声が非常にマッチしていて気に入っていただけに、来シーズンから聞けなくなるのは本当に残念ですね。
他にも「HOMELAND」のシーズン2や、「サイバー諜報員」「NIKITA/ニキータ」のファイナルシーズンなども見たり、見始めたけど時間の関係で途中で断念した作品もいくつかありました。来年も引き続き、面白そうな作品を見続けていこうと思います。
と言うことで、今年も海外ドラマの話題で閉めとなりますが、2014年も我がブログをご愛好頂きありがとうございました。来年も面白かった作品を古今東西に渡って逐一ご紹介して行こうと思いますのでよろしくお願い致します。それでは、皆さん良いお年をお迎えください。
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