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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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最近ネタ切れ気味なのか、ハリウッドでもリブート映画が数多いですが、再びテレビシリーズでリメイクされたナイトライダーの2008年版は、国内では『ナイトライダーネクスト』と言うタイトルで去年半年間に渡り地上波で放送されました。この吹替え版では、オリジナルでナイト2000のメインコンピュータ・キットの声を担当された野島昭生氏が再びキットの声を演じられ話題となりました。リメイク版では、ナイト3000に搭載されたKITT(Knight Industries Three Thousand)の声を担当されています。残念ながら関東ローカルのみの深夜の放送だったため、全国的には知名度が低いネクストですが、その放送終了後には、ノーカット完全版を収録したDVD&ブルーレイがリリースされています。最近の海外ドラマって昔と違って本編の時間が短くなっているのに、それにもかかわらず地上波で放送されるとカットシーンができてしまうんですよね…。ナイトライダーもオリジナルは、約49分ぐらいあったけど、ネクストは、43分程しかないのに。ネクストに限らず、ニキータやファイブオーのリメイク版も同じぐらいの放送時間。だから、地上波でもカットなしで放送できるはずなんですがね…。すでにレンタルもされていますが、もうご覧になられたでしょうか。


ナイトライダーネクストは、本国では、視聴率があまり振るわなかったため、シーズン2は製作されず、シーズン1の途中で打ち切りになっています。そのため、パイロットを含めて全18話しか作られていません。日本では、パイロットを「序章」とし、前後編に分けて放送されました。車は、トランザムからマスタングに変わり、主人公は、マイケルナイトの息子のマイク。もちろんレギュラーメンバーも一新されているので、オリジナルとは、かなりイメージが違っていますが、オリジナルでもよくあったなあと言う展開やセリフ回しもあり、オリジナルのファンも十分楽しめます。吹替えがついたことによってさらにオリジナルの雰囲気に近づき、より面白くなっていました。


その中から今回「ナイトハンター(Knight of the Hunter)」をご紹介。ウォルト・クーパートンが率いる民兵組織に潜り込むため、マイクは、不名誉除隊をした兵士に成りすまして活動を開始。ウォルトの軍事施設に潜入して、情報を得ようとしたマイクだが、敵に捕まり、女性兵士カサンドラ・バンクスの激しい拷問を受ける。しかし、カサンドラもMI-6の潜入捜査官であり、二人は、協力してウォルトの計画を阻止しようとする・・・。


この話は、オリジナルの「決死の替作戦!ナイト2000凶悪武装軍団マル秘計画を暴け!!(INSIDE OUT)」とよく似ています。マイケルがデューガンと言う男の替え玉になって、キンケード大佐が率いる軍事部隊に潜入する話でしたが、カサンドラは、まんまリンダだし、クーパートンの作戦の目的もキンケードと同じ、マイクが爆弾を積んだ無人トラックを止めるために、ナイト3000のボンネットの上に立って、トラックの荷台に飛び移る場面は、任務遂行中に走行するトラックから落ちそうになるリンダをマイケルが助けに行く場面を彷彿とさせる。トランスフォーム中に爆撃を食らって、走行不能状態に陥るナイト3000の姿は、「壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!(RING OF FIRE)」のドロドロになったナイト2000を思い出したし、全体的にかなりオリジナルを意識した演出が見られて面白かったです。ついでにカサンドラがMI-6なら、ボンドカーのパロディシーンみたいなのも入れて欲しかったですね。


ナイト3000がフォードF-150FX4のピックアップトラックに変形していたが、劇中でもトランスフォームとか言ってるし、もう完全にトランスフォーマーの世界だなこりゃ(苦笑)。




 

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マイケルがボンネットの上に立った決死の替え玉作戦!


 

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『特命戦隊ゴーバスターズ』の放送も残すところあと1カ月。今週の話は、ブルーバスターがまたもや熱暴走して、敵味方容赦なくぶつかって大暴れしておりました。そもそもなぜブルーが熱暴走を起こしてしまうのかと言えば、13年前に起こった事件の影響でゴーバスターズの3人の体にワクチンプログラムが宿り、三人それぞれに特殊なウィークポイントなるものが存在するからだそうです。ウィークポイントとは、要するに「弱点」のことなんですが、最初は、あまり聞き慣れない言葉だったので敵を倒したら三人が得点もらってパワーアップするのかなと勝手に思い込んでおりました(苦笑)。


ヴァグラスがそのウィークポイントを狙って作戦を仕掛ける話もありましたが、それにしてもこの三人のウィークポイントに差があるのはいいとして、ブルーがやはり一番やっかいですわね。ファイナルファンタジーで例えれば、バーサクとかコンフュの呪文をかけられた状態。今までにも何度か熱暴走したことがあるブルーですが、今回は、さらにえげつなかったですね。プロレス技を繰り出すわ、助けに来たイエローバスターに容赦なく腹パン食らわすわでまあとんでもない所業の連続。イエローバスターことヨーコちゃんがブルーことリュウジの熱暴走のことを初めて知った回では、リュウジに殴られそうになったヨーコちゃんが豪快に泣き喚いていましたが、あの頃と比べるとヨーコちゃんもかなり成長したということなんでしょうかね。そう言えば、今回、珍しくロボ戦が一度もなかったですね。いよいよ最後の決戦に向けて、ボルテージが上がってきた印象。


この回には、つり橋や高い崖に砂浜と、戦隊シリーズに欠かせない伝統の戦闘場所がたくさん出てきましたが、ブルーバスターが崖から落とされるシーンは、やはりCGだったか…。おそらく、初期戦隊なら、スタントマンが実際に飛び降りていたかもしれないな…。当時のスタントマン達は、さりげなくもの凄いアクションを見せていたな…。YOUTUBEの東映チャンネルで配信中の作品を見ながら改めて再確認した。現在、ジャッカー電撃隊、サンバルカン、ダイナマンと初期戦隊が三作品も配信されていますが、宙明サウンド最高だし、話も中々ハードなのが多い。ダイナマンは、OPと劇中の爆破の数も凄いですが、当時のJACのキレキレなアクションの凄まじいこと。ダイナマンからワイヤーを使ったアクションがより増えて、進化獣だけでなく、アクション演出もかなり進化した印象があります。レッドバスターに続いてブルーバスターもゴーグル割れマスクとボロボロになったスーツ姿を見せていましたが、もはやこれも戦隊の伝統と言うべきか。
 




 

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ゴーグル割れでもっとも有名なのは、やはりこの人かな…。







 

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スーツ破壊は、初期戦隊でもよく見かけました。あの人もこの人も…。イーグル、派手に破壊されてますなあ…。メカむき出し…。



そして、37番目の戦隊「獣電戦隊キョウリュウジャー」の予告が流れ始めました。最近は、新戦隊のお披露目が早いですね。昔は、最終回だけに流れるのが普通でしたが、今年は、ライダーの「この後すぐ…」の映像の後に、もう一回別のバージョンの予告が流れています。タイトル聞いた時は、冗談かと思ったのですが、本当のネーミングだと知り、ちと唖然。黄色がいない戦隊は、チェンジマン以来ですかね。予告を見た感じだとコミカル戦隊なのかなあ。ナレーションはあのハイテンションな千葉繁さんですし…。


 

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この正月にAXNでシーズン1・2が一挙放送されていた「NIKITA / ニキータ」。レギュラー放送のほうは、21話まで進んでいましたが、この一挙放送で23話の最終回まで放送されたのでとりあえず全て見てしまった。シーズン2は、全体的にテンポが良くて、アクションもハイスケール&スピーディーな演出満載で面白かった。ニキータがマイケルとバーコフと連携してオーバーサイト、そしてディヴィジョンを追い込んでいく展開、ひたすら「24」のようなめまぐるしい情報戦と駆け引きと対決の連続だったと言う印象。まあ、「24」シリーズのスタッフが作っているので、話も画的にも似たような雰囲気になるのは、ご愛嬌でございますね。


ニキータやマイケル、アレックスと個々の登場人物達の過去が明るみになり、その関係性もなかなか興味深かったが、一番印象に残ったのは、やはりマイケルと元恋人のカサンドラの関係。カサンドラは、イギリスの情報局「MI6」の諜報員であり、マイケルの子供も生んでいる子連れ諜報員であるところが面白い。17話でさらに二重スパイであることが判明し、マイケルと永遠の別れをしたが、おそらく次シーズンにも登場しそうな予感。監房に閉じ込められていたパーシーが表に出て再びディヴィジョンの司令塔に戻るまでの緊迫した展開も見応えあり、最終話でのニキータvsパーシーの戦いも面白かった。本国では、シーズン3が放送中ですが、パーシーは、良い敵役だったのでまた登場して欲しいですね。しかし、決着がついてしまったのでもう出てこないだろうなあ。過去を振り返る場面でまた出てくるのだろうか…。


「24」と言えば、最近新しいテレビドラマに出演中のキーファー・サザーランドが制作総指揮と主演を務めた「The Confession -コンフェッション-」を拝見。これ、本国では、ショートシリーズとして全10話が動画サイトで配信されたらしいのですが、日本でもすでにWEB上で公開されていて、AXNでは、10話一挙連続で放送されていました。このドラマでキーファーは、殺し屋役を演じていて、人を容赦なくズバスバ殺しているのですが、銃を持ったらやっぱりバウワーにしか見えない(苦笑)。ジャックは、CTUに所属し、一応国のために戦っていたが、やっていることは殺し屋と大差なかったから(苦笑)、その鬼畜ぶりがこのドラマの主人公にも受け継がれているように見えた。吹替え版の声は当然ながら小山力也氏で、やはり24と匹敵するほどの緊迫したやりとりが味わえる。物語は、キーファーが演じる殺し屋がとある教会にやってきて、神父にこれまでの罪を告白するところから始まり、殺し屋と神父との意外な関係が明らかになるところから、ますます引き込まれました。神父役のジョン・ハートの演技も見応えありましたね。これ、1話10分ほどのストーリーなのですが、24のように連続で見たほうが面白いと思います。そう言えば、24の映画版ってどうなったっけ?…。調べたら今年の夏から撮影開始とか言ってるけど…。


 

http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/7920.html


 

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引き続き、ジャッキーのDVDのお話。今回は、ジャッキーの再デビュー間もない頃の名作「少林寺木人拳」。幼き頃に何者かによって父を殺され、その敵を討つために少林寺の門弟となった小唖巴(イーロン)。ある時、イーロンは、寺の裏の洞窟に鎖で繋がれていた男を発見する。イーロンは、その男と仲良くなり、男からカンフーの技を教えてもらう。だが、その男の名は法愚(ファー・ツー)と言い、かつて少林寺の高僧であったが、10年前に少林寺の掟を破ときって人を殺め、幽閉されていた。イーロンは、少林寺の免許皆伝を得るため、登竜門である数十体の武道人形「木人」を倒し、荒野山にいる霊空大師から少林寺拳法の奥義を伝授される。下山したイーロンは、洞窟から逃走したファー・ツーと戦うことになり…。

 

これ、一度だけ地上波で見たことがあるのですが、その時は、確か字幕放送だった。吹替え版の存在は知っていたので、いつか地上波で見られるものと楽しみにしていたのですが、結局、それ以後、一度も見ることはなかった。で、今回初めてDVDで吹替え版を拝見。所々吹替えがない場面もあるのですが、やはり良かった。とくにオープニングタイトルや修行場面、クライマックスで流れる「ミラクル・ガイ」と言う曲がとても印象に残った。ミラクル・ガイは、日本オリジナルの主題歌として、日本劇場公開時にもこの曲が流れたらしいのですが、時代を超えて素晴らしい曲。あのはりぼて感満載の木人との闘いの場面を字幕で見た時は、あまりの不思議な光景に思わず噴き出してしまったが(苦笑)、ミラクルガイが流れると高揚感が増して、木人のおかしさも気にならなくなった。とにかくジャッキーが闘う画と物凄くマッチしていました。酔拳の日本公開版にもカンフージョンと言うオリジナル主題歌が流れていたが、そう言えば、今回リリースされた17タイトルの中に酔拳はラインナップされていなかったですね。今度はぜひともカンフージョンの入った吹替え版を収録したDVDのほうもお願いしたいものです。

 

ジャッキーの声は、当然ながら石丸博也氏が担当されているのですが、ジャッキーが演じるイーロンは、幼い頃から口が聞けない(実は、そのフリをしていただけ)ので、石丸氏が喋る場面は、ほとんどなかった。それだけにクライマックスで父を殺した相手を見つけたイーロンが初めて喋った時の「なぜ殺したんだ!」と言うセリフがやけに重々しく印象に残った。

 






 

この頃のジャッキーは、ひょうきん族に出てた頃の伊丹幸雄とそっくりだな…。



 

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昨年から続々とリリースされている石原プロモーションのテレビシリーズのDVD。大都会や西部警察をはじめ、石原プロが製作した様々なテレビドラマがようやくDVDで見られる時代がやってきました。大都会や西部警察は、CSで繰り返し放送されているのでご存知の方も多いでしょうが、CSでもお目にかかれない作品がまだまだたくさんあります。アクションドラマ好きとしてリスペクトしておきたいのは、やはり「ゴリラ警視庁捜査第8班」。西部警察の終了から5年後の1989年に石原プロが満を持して製作したアクションシリーズの集大成…となるはずでしたが、予期せぬアクシデントや視聴率の低迷によって中盤から人情ものへシフトし、路線変更の憂き目にさらされた悲運のアクションドラマでした。


初回は、台湾・フィリピンロケを敢行し、日本のアクションドラマ史上に残るジャングルアクションを展開し話題となりました。日本に舞台を戻してからも、西部警察と同様に地方ロケでは、派手なカーアクションや銃撃戦を繰り広げて、石原プロらしい迫力の映像が楽しめました。しかし、主演の渡哲也さんが早々撮影中に怪我をして一線から離脱したり、また、当時「はぐれ刑事純情派」などの人情もの路線の刑事ドラマがヒットし、アクションものは、低迷期に突入。当時は、トレンディドラマ全盛の時代で、刑事ものにもそういうものが求められた。あぶない刑事のヒットを受けて、ファッション性とおしゃれさをアピールした刑事ドラマがたくさん製作されたが、ゴリラもその流れを加味したハードアクションドラマとなったのです。


ゴリラが西部警察以上に人気が出なかったのは、いろいろと事情はありますが、個人的な見解としては、まず警察組織から独立した傭兵部隊と言う設定が重荷になりすぎたことと、やはり、西部警察と比べカーアクションの見せ場が減り、特殊車両の機能や特性があまり活かされなかったこと。そして、「ゴリラ」と言うタイトルもドラマが始まる前までは、いまいち解せなかったんですよね。当時は、シュワちゃんの映画のタイトルをそのまま拝借したのかなと思っていたのですが。もっと昔に千葉真一が主演した「ザ★ゴリラ7」と言うアクションものがあり、これも特殊チームの活躍を描いたドラマだったのですが、その流れを汲んだドラマなのかなとも勝手に思っておりました。


西部警察では、毎度大門軍団が軍隊以上の活躍を見せていましたが、ゴリラも初回は、警察の裏部隊と言う設定を見事に活かした壮大な作品になっていました。それ以降も、部隊設定を活かしたエピソードが続きましたが、やはり、一番印象に残ったのは、第5話の「ニトロトラック」。しかし、今回発売されたDVDには、収録されていませんでした。と言うか、初期のアクション路線のエピソードがほとんどラインナップされていなかったんですね。これは、ちょっと残念。久々にDVDで2話の「ファースト・ターゲット」と、4話の「ルパン・ザ・ポリス」を拝見したのですが、ルパン・ザ・ポリスのほうは、フィルムの保管状態が悪かったのか、縦筋ノイズみたいなのが所々入っていたのが気になった。舘さんが演じる元刑事の伊達と、仲村トオルさんが演じる伊達の後輩の刑事・中田透の二人が会話し出すと、もう完全にあぶ刑事(笑)。劇中では、何度もあぶ刑事のパロディっぽいセリフや演出がありましたね。ファースト・ターゲットで、透が伊達に対して「前よりもっとあぶなくなってきたな。もう人間じゃないな。だからゴリラっていうのか」とつぶやいていたが、思わず納得。なるほど、あぶないの上をいくのがゴリラ。このエピソードを見て、タイトルの意味がようやく理解できた(苦笑)。





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さて、ゴリラと言えば、放映当時に2枚のサントラをリリースしていました。1枚目は、前期のOPとEDテーマ、初期のアクション路線の時期によく流れていたBGMを収録した10曲入りのCDと特殊車輌のデータを記載したミニブックつき。2枚目は、後期のOPテーマを含めた10曲と、ゴリラのメンバーが使用していた銃のデータを掲載したブックがついておりました。このサウンドトラックは、お気に入りでよく聴いていたのですが、引越し時に1枚目のCDがどこかに消えてしまって、今は、ジャケットだけが残っている状態に(涙)。あのさわやかな後期のOPテーマは、超電子バイオマンなどのヒーローものやアニメの作曲をされていた矢野立美さんが編曲を担当されていたんですね。5年ぐらい前にはじめて気づいたわ…(苦笑)。



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YOUTUBE 東映チャンネルで配信中の「巨獣特捜ジャスピオン」。宇宙刑事シリーズ終了後に登場したニューヒーローと言うことで注目しました。初回から宇宙を旅して惑星を駆け巡ったり、その目的が巨獣探しであったり、変身バンクのない変身シーン、黒いメタリックな敵戦士マッドギャランの登場や、人型のロボットに変形する超惑星戦闘母艦ダイレオンのアグレッシブな活躍など、宇宙刑事シリーズとは違う斬新さと異色さを前面に打ち出した作品になっていた。見た目が宇宙刑事のようなメタリックなデザインだったので、リアルタイム視聴当時は、多少の戸惑いはあったが、スターウォーズやネバーエンディングストーリーの世界観を意識した惑星を巡るダイナミックな展開に目を奪われましたね。少々口の悪い女性型ポンコツアンドロイドのアンリと、・ビージー星でジャスピオンに助けられた珍獣ミーヤとジャスピオンの凸凹コンビぶりも印象的でしたが、まあ、何よりやはり一番インパクトあったのが…






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主役の髪型がアフロヘアー。

銀河の野生児と言う設定もあったのでしょうが、でも当時は、こう言う髪型はさほど珍しくはなかったんですよね。アース・ウィンド・アンド・ファイアーを始め、黒人系のスター達は、ほとんどがアフロだったし、日本でもクリスタルキングとか、B&Bの島田洋八とか笑福亭鶴瓶、井上陽水などのフォークソング系の歌手達も一時期は、あの髪型だった。アニメの「伝説巨神イデオン」の主人公もバリバリのアフロヘアーだったし、よくよく考えてみれば、「機動戦士ガンダム」のアムロもアフロっぽい髪型をしていた。ただ、ジャスピオンがスタートした1985年辺りになると、ファッションも様変わりしたせいか、さすがにアフロヘアーをした人を見かけることは少なかったように思います。実写のヒーローものの主人公がアフロヘアーなのは、確かにインパクトあったし、自分的には面白かったんですが、当時の世間は厳しかったようで、11話でアンリによって散髪されて、最終的には、ストレートヘアーになっていた。今なら、おそらく1年やり通せるんではないだろうか。そして、






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「フン!」だけの変身

宇宙刑事のような漢字二文字の掛け声はなく、両手を耳に当ててエネルギーを送るだけで、僅か0.03秒でメタルテックスーツを装着する。これもまた異色な変身シーンではありましたが、やはり、特撮ヒーローものは、何かしらの掛け声があるのが常識であったためか、当時の子供達からの評判は賛否両論であった。難しい変身ポーズもなくて、シンプルだし個人的にはありだと思っておりましたが。海外のヒーローものにも別段掛け声や変身ポーズがあるわけではないし…。さらに、エンディングは…







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ジャスピオンが熱狂的に踊りまくる

…と言う時代を先取りしたような映像になっていたんですが、これもまた評判が良くなかったのか、回を追うごとにダンスシーンが徐々に減っていき、髪型が変更された後は、もう完全に消えてしまっていた。今の戦隊にも引き継がれているエンディングでのダンスですが、ジャスピオンの場合、踊っている場所にディスコ風な演出がなされていたり、少し、大人的なシチューエーションになっていた。変身したジャスピオンが歩いているシーンは、シャリバンのエンディング映像を彷彿とさせ、とてもカッコ良いし、このダンスシーンとのカットバックがとても面白かったんですが、やはり当時の世間は、厳しかったようで…。







 

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世間の荒波とも戦ったジャスピオン!!!



 

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