10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマンⅤ」は、早くも折り返し地点に入っておりますが、シリーズも第5弾となりますと、ゲスト出演者も定番というか、お馴染みの俳優さんが犯人役などで登場しているのをよく見かけます。例えばこの方。
小松方正
→「愛妻家ボクサーが保険金にKOされる!」
ザ・ハングマン「コンピューター死刑執行人登場」「強奪一億円召し上げ作戦」
ザ・ハングマンⅡ「ニトロ式美容コルセットで悪の減量を!」
新ハングマン「服役者の妻を犯す警察署長」
当時、刑事ドラマや時代劇の悪役でよく見かけた小松方正氏。ハングマンには、「4」と「6」「GOGO」を除いてゲスト出演していましたが、個人的には、新ハングマンの「服役者の妻を犯す警察署長」の回で、ETに殺人の罪をなすりつけて、闇に葬ろうとした警察署長役が一番強烈に印象に残っていますね。
他にも、菅貫太郎、中山昭二、川辺久造、片桐竜次、山西道広、大島宇三郎、佐原健二などなど。芦川よしみは、ザ・ハングマンⅡから4までゲスト出演しており、これまでは被害者側の役でしたが、Ⅴの「ファルコンが戦争ゲームの標的にされる!」では、犯人役を演じていて、無様にハンギングされていました。
第15話の「悪徳医師にエイズ患者?が作られていく!」まで拝見しましたが、ゲストにコロッケがオカマバーの店員役で出ていて、アントニオ猪木のモノマネをやっていたのが印象的でしたね(笑)。他にも印象に残ったエピソードがあったのでいつものように紹介致します。
主婦がリモコンで殺人者に仕立てられる!
大物総会屋やルポライターが相次いで覚せい剤中毒の主婦達に射殺され、その後、主婦達は拳銃自殺を遂げた。覚せい剤の幻覚症状による通り魔殺人かと思われたが、しかし、主婦達に事件を起こす動機が見当たらず、不可解さが残る。二人の主婦が古田クリニックの患者であったことから、パピヨンは、覚せい剤中毒の主婦に成りすまして古田クリニックに潜り込み、そこの地下室で行われていた異様な治療風景を目の当たりにする。
光と音を使って主婦達を催眠状態にしてマインドコントロールし、殺し屋に仕立てあげる。主婦達に受信機を内蔵したピアスをつけて、超音波を送って主婦達を操る場面があったが、そう言えば、ナイトライダーの「黒魔術ブードゥ!恐怖の脳支配」でもマイケルがイヤークリップなるものをつけられて洗脳される場面がありました。
人を洗脳して悪事を働かせると言ったエピソードは、映画や海外ドラマ、刑事ドラマに特撮と、当時のアクションドラマの定番的なエピソードだったと思います。パピヨンも洗脳治療の実験台にされていましたが、今回パピヨンは、ハンキングシーンにも登場し、洗脳された主婦を装って悪人達に拳銃を撃ちまくり罪を自白させていたのが面白かったですね。
ファルコンが戦争ゲームの標的にされる!
人気アパレルメーカーのNMQ(ニューモードカルテッド)の四人の創業者のうち二人が蒸発する事件が起こる。ファルコンは、雑誌記者に成りすましてNMQの共同経営者の立花すすむと斉藤理恵(芦川よしみ)と接触。立花と理恵が服飾評論家の中沢を経営に迎い入れようとしたが、蒸発した二人がそれに強く反対していたことを知る。ファルコンは、蒸発した二人が熱中していたハイグレードのサバイバルゲームクラブの射撃場に向かうが、そこで殺人ゲームの標的にされてしまい・・・。
当時流行していたサバイバルゲームを主題にしたエピソード。あぶない刑事にもサバイバルゲームを元にしたお話があったし、この手の話は、当時のアクションドラマでよくありましたね。ファルコンが殺人ゲームの標的にされ、射撃場内の山や川を逃げ惑ったり、クラブの隊員達と生死を賭けたバトルを繰り広げていましたが、なんか別のアクションドラマを見ているような気分になった(笑)。これを見ながら同時に、「新ハングマン」の「兵隊を密輸する悪ガードマン会社」でETとかつての仲間が対立した話を思い出してしまいました。
今回は、事件の首謀者の一人が女(芦川よしみ)であったり、ハングマンシリーズには、「4」と「GOGO」を除いてゲスト出演している片桐竜次がサバイバルゲームクラブの隊長役を演じていたり、隊員の中に寺島進がいたりとゲスト出演陣も色取り取りで見応えがありました。円台に拳銃を固定し回転させて、四人の悪人達に罪を自白させるロシアン・ルーレット型のハンギングも痛快でした。
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昔は、どのチャンネルもゴールデンタイムに映画枠があり、そこで吹替えされた洋画を楽しく見ていたものですが、最近は、テレビの映画枠が減ったり、あるいは、映画枠があっても毎週映画を放送しなかったりすることが多く、昔のように有名な「フィックス声優」が生まれなくなりました。昔は、アクション、SF、コメディ、ホラーなどなど、あらゆるジャンルの映画がテレビで毎日毎晩放送されていたし、「あの外国の俳優の声なら、必ずあの人」というのがあり、決まった声がいつもブラウン管から聞こえてきて、海外の俳優と日本の声優さんの両方の名前を一緒に覚えることができた。ちなみに、私の中で記憶に残るフィックス声優と言えば、この10人。
①クリント・イーストウッド→山田康雄
②ジャッキー・チェン→石丸博也
③ハリソン・フォード→村井国夫
④アーノルド・シュワルツェネッガー→玄田哲章
⑤ロジャー・ムーア/マイケル・ホイ→広川太一郎
⑥ゴールディ・ホーン→藤田淑子
⑦ブルース・ウィリス→野沢那智
⑧マイケル・J・フォックス→三ツ矢雄二
⑨シルベスター・スタローン→ささきいさお
⑩カート・ラッセル→安原義人
本当は、もっといますが、あえて絞りました。初代ルパン三世の声でも御馴染みだった山田康雄さんと言えば、洋画のほうでは、やはり、クリント・イーストウッド。あのシブい声がたまりませんでしたね。最近見たダーティハリーの追加録音バージョンでは、日本の放送でカットされた部分のイーストウッドの声を多田野曜平さんがあてられていましたが、山田康雄が蘇えった!と言わんばかりに、あのシブい声の雰囲気を再現されていて聴き応えがありましたね。
ハリソン・フォードの声と言えば、メル・ギブソンのフィックスや、テレビドラマ「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」のストリング・フェロー・ホークの声を担当したことでも知られる磯部勉さんも有名ですが、個人的に、「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロと、「インディジョーンズ」シリーズのインディの声だけは、村井国夫さんのイメージが強いです。当時、テレビでスターウォーズが放送される時は、必ず(ルーク=水島裕、ハン・ソロ=村井国夫、レイア=島本須美)の吹替版が流れていたので、その時の記憶が今も鮮明に残っています。スターウォーズには、なんと吹替版が6種類もあるらしく、過去には、神谷明、奥田瑛二、渡辺徹がルークの声を演じていたり、羽佐間道夫、森本レオ、松崎しげるがハン・ソロの声を演じたこともあったそうです。最新作の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」では、磯部さんがハン・ソロの声を担当していて、もちろんこちらも良かったのですが、村井国夫さんのハン・ソロの声ももう一度聞いてみたかったですね。
007シリーズの3代目ジェームズ・ボンドのロジャー・ムーアや、Mr.BOO!シリーズのブーことマイケル・ホイのフィックスでも知られる広川太一郎さんは、アドリブで嵐のようにギャグや駄洒落を入れ込んでいくスタイルの吹替えが人気でした。「俺は西洋ここは東洋なんてな。シャバにいると女がシャバシャバうるさいんもんでな。野暮なこと聞くなこのヤムチャ」「あのちょっと病気になっちまってね。冷やした果物食い過ぎの一本杉だ。腹の中が経済摩擦のごしごしなんだ。今トイレにご機嫌うかがい。トイレさんベンキーなんつってな」「お世話様。それじゃまたまた。親父の猿股で一つ」などなど、名言・珍言が次々と飛び交いまくり。Mr.BOO!シリーズは、やはり、広川さんのアドリブがあってこそ。この吹替えがなかったら、日本での人気は得られなかったでしょうね。キャノン・ボールには、ロジャー・ムーアとマイケル・ホイの二人が出演していたが、その両方の声を広川さんが演じていたのが印象的でした。
「ファール・プレイ」「プライベート・ベンジャミン」「バード・オン・ワイヤー」などで、キュートなコメディ女優として活躍したゴールディ・ホーンは、DVDやビデオなどソフト版では、別の人が声を担当することが多かったが、テレビの吹替えのほうは、藤田淑子さんがよく演じられていました。ゴールディ・ホーンと、ナイトライダーでマイケルの恋人のスティービーを演じていたキャサリン・ヒックランドの声は、やはり、この人でないとしっくりいきません(笑)。フランスの名優、アラン・ドロンのフィックス声優とても活躍された野沢那智さんは、ダスティン・ホフマンやスター・ウォーズのC-3POの声なども演じられていましたが、「ダイ・ハード」からブルース・ウィリスの声を担当。これ以降、テレビでブルース・ウィリスの作品を見る時は、必ずと言っていいほど野沢さんの声を耳にしましたね。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのマーティ役のマイケル・J・フォックスの声は、織田裕二(フジテレビ版)、山寺宏一(ソフト版)、宮川一朗太(BSジャパン版)といろんな方々が演じられていますが、やはり、私の中では、テレビ朝日版の三ツ矢雄二のバージョンが一番印象に残っています。「ティーン・ウルフ」や「再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ」でもマイケルの声を担当されていましたね。「ショート・サーキット」のナンバー・ファイブもこの人の声で再生されます。シルベスター・スタローンは、「ランボー」シリーズや「クリフハンガー」「デッド・フォール」などなど、その他の作品ならささきいさおさん、「ロッキー」シリーズは、羽佐間道夫さんのイメージがあります。この間見た「クリード チャンプを継ぐ男」でも羽佐間さんが久しぶりにロッキーの声を演じられていましたが、やはりばっちりキマっていて、最高に良かったです。
FOXクラシックでの放送を機会に、HPのエピソードリストとは異なる視点でこのブログでも各エピソードの紹介を続けておりますが、今回は、小休止して久しぶりに挿入歌の話題を。過去5回に渡ってこのブログでも取り上げましたが、ナイトライダーと言えば、当時流行した数多くのヒットソングが挿入歌として使用されていましたね。
【ナイトライダーの挿入歌の記事一覧】
・ナイトな曲でミッドナイトラン http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/370/
・80'sヒットナンバー ナイトメドレー http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/378/
・ナイトなヒットナンバーVol.3 http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/466/
・ナイトなヒットナンバーVol.4 http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/558/
・ナイトなヒットナンバーVol.5 http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/694/
エピソードごとに使用される挿入歌の数が違ったり、また全く挿入歌が流れなかった回もあったりと様々でしたが、4シーズン全84話中、もっとも挿入歌が数多く使用されたのは、どのはたしてエピソードだったのか、いきなりですがここで発表いたします(笑)。
第1位
★パイロット(ナイトライダー/電子頭脳スーパーカー誕生)の8曲。
第2位
★「電撃スクランブル!ナイト2000凶悪暴走団を破壊せよ!」の7曲。
第3位
★「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!」
★「爆走デビル・トラック!必殺クラッシュ!巨大タイヤの恐怖」の5曲。
でした。第3位の2つのエピソードには、共にマイケル・ナイト役のデビッド・ハッセルホフの曲が使われていましたね。「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!」では、マイケルが歌手になりすまして、恋人のスティービーと一緒に歌い捲くる回でしたが、歌手=デビッド・ハッセルホフを思い存分に堪能できるエピソードでもありました。
イーグルス、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ジャクソンズ、ビリー・アイドル、マイケル・サンベロ、シーナ・イーストン、ローラ・ブラニガン、バナナラマ、モトリー・クルー、ティナ・ターナー、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、ザ・ポインター・シスターズ、ネイキッド・アイズなどなど、数多くの有名なアーティストたちの楽曲が使用されていましたが、こうして名前を書き連ねてみると、ビッグネームの曲がたくさん流れていたんですね。
最近惜しくも亡くなったプリンスの曲もそうでした。「LITTLE RED CORVETTE」は、「電撃スクランブル!ナイト2000凶悪暴走団を破壊せよ!」と、「ナイトライダー5/強敵!赤い殺人カー」の2つのエピソードで使われ、「WHEN DOVES CRY」と言う曲が「マイケル連続危機!殺人フリスビーが襲う!猛毒が狙う!!」の回で流れていました。
プリンス
『LITTLE RED CORVETTE』
FOXクラシックで先週放送された「ひき逃げ!死のスピードレース!黄金のスーパーカーを追え!」は、マイケルの刑事時代のパートナー、コートニー警部補の娘が轢き逃げに遭い、マイケルがその犯人を捜すエピソードでしたが、冒頭の公道レースのシーンで流れていたのが、ザ・ロマンティックスの「TALKING IN YOUR SLEEP」。当時「ベストヒットUSA」などの音楽番組などでもよく流れていた曲ですが、このエレクトロなロックサウンドを耳にする度、未だにナイト2000と熱い公道レースを繰り広げた黄金カー(ダガーDX)のことが頭を過ぎります(笑)。
ザ・ロマンティックス
『TALKING IN YOUR SLEEP』
日本では、クリスマスソングの定番曲「LAST CHRISTMAS」で知られるイギリスの人気デュオのワム!の曲もナイトライダーの劇中で流れていました。「女賊アマゾネス!狙われた最新鋭ミサイル!!」の回の冒頭で流れていたムーディーなソング「CARELESS WHISPER」。この曲は、日本では、当時、西城秀樹と郷ひろみの両方がカバーをしており、西城秀樹が「抱きしめてジルバ」、郷ひろみが「ケアレス・ウィスパー」のタイトルでカバーソングをリリースしていました。どちらかと言うとオリジナルよりも西城秀樹のカバーをテレビの歌番組などでよく聴いていたので(なぜだか郷ひろみのほうは、覚えていない)、そっちのほうが馴染みがあります。もちろんオリジナルも素晴らしいし、あのサックスの音色は、一度聞いたら耳から離れません。
ワム!
『CARELESS WHISPER』
東映チャンネルで『爆走!ドーベルマン刑事』が来月から放送されるそうです。週刊少年ジャンプで連載されていた漫画「ドーベルマン刑事」を元に、警察のオートバイ部隊・黒バイ隊と3匹の警察犬の活躍を描いたアクションドラマ。1980年にテレビ朝日月曜夜8時に放送されていた作品です。個人的には、バイク版「西部警察」と評しておりますが、毎回過激なバイクチェイスが展開しており、今では撮影不可能な豪快かつ痛快なアクションが楽しめます。私自身は、2002年のサンテレビの再放送で見たのが最初で、その時に、うちのHPにエピソードリストを作ってしまう程(ご興味のある方は、『ガースのお部屋』「爆走!ドーベルマン刑事」のページをご参照の程)、どハマりしてしまいました。
出演者は、黒バイ隊の加納隊長役を黒沢年男、矢部刑事を名高達郎、酒井刑事を星正人、平田刑事を矢吹二朗、森警部を荒井注、そして、晴海分署の西谷署長役を夏木陽介、警視庁の五十嵐刑事役を志穂美悦子と、当時アクション刑事ドラマや特撮作品などで活躍していた俳優陣が勢ぞろいしています。黒沢年男と名高達郎のコンビで思い出すのは、やはり、「ザ・ハングマン」シリーズですが、この二人、実はハングマンよりも先にこの作品で初共演していたんですね。「刑事くん」や「大都会PARTⅢ」、現在東映チャンネルで放送中の「鉄道公安官」にも出演し、数々の刑事ドラマで活躍した星正人や、元ドリフのメンバーで、天知茂版の明智小五郎シリーズの波越警部役でも知られる荒井注、「東京バイパス指令」や「Gメン'75」で小田切警視役を演じた夏木陽介、当時、JACのメンバーとして数々のアクション映画やドラマ作品で活躍したアクションスターの矢吹二朗、志穂美悦子などなど、当時の日本のアクション作品には欠かせない豪華な面々がレギュラー出演しているので、アクションは期待以上です。
スカパーでは、ホームドラマチャンネルでの放送(2006年頃)以来、約10年ぶりの放送となります。次いつ放送されるかわからないので、当時のアクションドラマ好きの方は、この機会を逃さぬように(苦笑)。
そして、この「爆走!ドーベルマン刑事」と同じく、テレビ朝日月曜夜8時のアクション刑事ドラマ枠で放送されていた「走れ!熱血刑事」が現在、日本映画専門チャンネルで放送中です。主演は、時代劇「暴れん坊将軍」で25年に渡り徳川吉宗を演じ続けた松平健。松平さんと言えば、太陽にほえろ!や華麗なる刑事にゲスト出演していたのは知っていましたが、アクション刑事ドラマの主演作があるのを知ったのはつい最近のことで、この作品を見るのは、今回が初めてです。やはり、これまで暴れん坊将軍のイメージが強かっただけに、現代劇の刑事役の演技は、中々新鮮ですね。自らジープを運転して豪快に川を渡ったり、竹の子族がいるホコ天でダンスを踊ったり、ガタイが大きいので拳銃を握る姿もサマになっていて中々カッコ良いです。
このドラマを象徴する場面と言えば、大介が運転するジープが豪快に川を渡るオープニングのシーン。初回でも大沢淳子と少女を乗せて豪快に川の上を走るシーンがあったが、跳ね上がった水しぶきをかぶって全員びしょ濡れになっていたのが印象的でしたね(笑)。
高速の料金所付近で愛住警察署の刑事たちが横一列になって銃を一斉に発砲するオープニングのシーン。当時は、こんな撮影もできたんですね。
山本大介刑事役の松平健の他に、監察の大沢淳子役を水沢アキ、速水達郎刑事役を荒木しげる、戸塚信吾捜査主任役を竜崎勝、岩下頑刑事課長役を宍戸錠、中村鉄男刑事を坂上二郎と、やはり刑事ドラマで見かけた俳優さんが数多くレギュラー出演しています。「仮面ライダーストロンガー」の主人公役でも有名な荒木しげるさんと言えば、やはり「特捜最前線」の津上刑事役を思い出しますが、時期的に特捜最前線を降板した後(津上刑事は殉職)に、このドラマで再び刑事役を演じられたことになりますね。当時はきっと、津上が蘇ったぞ!みたいなことを言われていたかもしれませんが(苦笑)、速水刑事は、まさに「生き返った津上」のような雰囲気の刑事に見えました。
元フジテレビアナウンサーの高島彩の父親としても知られる竜崎勝さんは、「西部警察」など多数の刑事ドラマで悪役や被害者役を演じていたのは知っていますが、刑事役でレギュラー出演している作品を見るのは、これが初めてなので松平さんと同様に物凄く新鮮に見えました。「夜明けの刑事」など当時TBSの刑事ドラマで人気を博した坂上二郎さんも「ジローさん刑事再び」と言う感じで、情熱的な刑事役を演じられています。
低年齢化した凶悪犯罪に立ち向かう青春刑事ドラマと言うことで、毎回、小学生から大学生までの未成年達が登場して、山本大介刑事が未成年達と触れ合いながら、事件を解決に導く姿が描かれています。ゲスト出演者もわりと有名な方が出ていて面白いです。「きみはUFOを見たか?」には、「星雲仮面マシンマン」の主人公を演じていた佐久田脩がUFOを研究する大学生役で登場。「秀才ブルース」には、田中美佐子(当時、田中美佐)が女子高生役で出演。「日曜はロックンロール」の回には、チョイ役でルー大柴(当時、本名の大柴亨)が出演していました。「甦れ!白球」には、野球少年の役で堤大二郎が出ていた。堤さんと言えば、当時、「ぼくら野球探偵団」と言うヒーロー番組でも頭脳明晰な野球少年を演じられていましたが、その作品で共演した宍戸錠さんと何か絡みがあるのかなと思って見ていましたが、結局何もなかったのがちょっと残念でしたね(苦笑)。
現在第1・2話と6話から14話まで拝見しましたが、銃撃戦展開は然り、「射殺志願」と言う回では、若年ガンを患った高校生がバスジャック事件を起こす展開があり、西部警察を思わせる追走劇が見られました。初回には、「爆走!ドーベルマン刑事」を彷彿とさせるバイクスタントもあったり、ドーベルマン刑事ほど過激ではないが、お約束のアクションシーンが数多く見られます。私もまだ半分ぐらいしか見れていないので、全部見終わってからまたブログで総評したいと思います。
日本の特撮史においてもっとも活躍した車として、マツダ・サバンナRX-7(SA22C型)を以前取り上げましたが(詳しくは、特撮マシーン最強車・RX-7 特撮マシーン最強車・RX-7 その2をご参照の程)、特撮マシーンと言えば、他にも色々ありましたね。去年劇場公開された「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」には、3号専用のマシーンとして、マツダ・ユーノス・ロードスターをベースにした「トライサイクロン」なる車が登場していました。
日本の特撮映画に久々にヒーロー専用のマシーンが登場したことも驚きでしたが、それがリトラクタブル・ヘッドライトつきのスポーツカーであったことも驚きましたね。まさか、20年以上前のかなり古い型のユーノス・ロードスターが見られるなんて意外や意外。リトラクタブル・ヘッドライト部に機関砲が装備されているのを見て、思わずジャッカー電撃隊のスペードマシーンを思い出し、胸が熱くなりましたね(苦笑)。両前輪のホイール部からドリルを出したり、ボンドカーを彷彿とさせる機能もありました。
そう言えば、一時期、外車をベースにした特撮マシーンも活躍していましたね。今回は、その代表的なものをいくつかご紹介致します。
外車ベースのマシーンの中でもっとも有名なのは、やはり、「機動刑事ジバン」に登場した『レゾン』。レゾンのベースは、ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム(3代目)。トランザムと言えば、「ナイトライダー」のナイト2000のベース車として使用されたことでも知られている車です。レゾンは、ジバンの専用パトカーで、ターボチャージャーエンジンを搭載し、ステルス無効化高性能レーダー、レーザーレールガンなどを装備している。ルーフのパトランプやボンネットに電飾があり、発進時にきらびやかに点滅する。最高速度は時速800km/h。
ナイト2000のように自分の意志で動くことができるようだが、キットのように喋ることはできないようです。キットのボディカラーは、黒一色でしたが、レゾンは、メタリックな水色と黒とシルバーのスリーカラーで、こちらもなかなか素晴らしいカラーリングでした。ロボコップとナイト2000が夢の共演をしているような感覚で見ていましたね(笑)。
「特警ウインスペクター」で活躍した『ウインスコード』のベースは、トランザムの兄弟車であるシボレー・カマロ(3代目)。カマロと言えば、最近では、実写映画「トランスフォーマー」のバンブルビーや、テレビドラマ「Hawaii Five-0」のダニーの愛車として銀や黒のカマロが使われていますが、やはり一番思い入れがあるのは、当時の映画やドラマでよく見かけたこの3代目です。
ウインスコードは、主人公ファイヤーが乗るスーパーパトカーで、通常時は、パトロールスコード(画像・左)と呼ばれ、ボディカラーは、白と黒のツートン。最高速度は400km/h。全方位探知レーダー、ケミカルディスチャージャー、障害物除却用レーザーレールガン4門、赤外線暗視カメラ、ウォーニングハイフラッシュパトライト、強制熱空冷放出フィンなどを装備。敵のミサイル攻撃を受けて一度破壊されてしまったが、復活時に新たな機能が加えられ、SPカードを装填することによって赤いボディのファイヤースコード(画像・右)に変形することができるようになる。ファイヤースコード時の最高速度は850km/h。変形ギミックが中々ユニークでカマロのカッコ良さをより引き立てていました。仮面ライダードライブが乗っても全く違和感なさそうな車ですね(苦笑)。
「特捜エクシードラフト」の第25話から登場した『バリアス7』のベースは、シボレー・コルベット(C4前期型)。コルベットと言えば、「特捜ロボ ジャンパーソン」でジャンパーソンが乗っていたダークジェイカーのベースにもなっていましたが、エクシードラフトでは、レッダー専用のスーパーパトカーとして活躍しました。最高速度は、通常時400km/h。ハイパースピード時は、1200km/h。ウルトラハイスピード時は、2000~3000km/hに達するそうです。
通常形態の「パトロールモード」と「エマージェンシーモード」があり、エマージェンシーモード時は、グレネードシューター(爆雷射出装置)、ハイパーサーチライト(特殊な紫外線照明)、マルチアンカー(多目的マニピュレータ付属の牽引装置)、ブレイクレーザー(障害物破壊用レーザー砲)、ハイドランドキャノン(化学消化銃)、アクセスレーダー(全方位レーダー)、ホバースピーダー(短距離浮上装置)の7つの機能を使用することができる。ボディカラーは、白を基調とし、ドアとボンネット部と後部に黒が配色されていて、いかにも日本のパトカーらしいカラーリング。ダークシェイカーの紫と黒のカラーリングと比べるとやや迫力に欠けますが、多種多様な武器が装備され、コルベットのダイナミックなボディも相俟って、なかなか頼りがいのあるマシーンに見えました。
AXNで放送中の「SUPERGIRL/スーパーガール」は、来週最終回。アメリカでも4月にシーズン1の放送が終了したばかりですが、早くもこの秋に放送局を移動してシーズン2がスタートするそうです。その最初の2話には、あのスーパーマンが登場し、スーパーガールと夢の共演を果たす予定になっているんだとか。スーパーマンを演じる役者はまだ決まっておらず、一体誰が演じるのか注目を集めています。
スーパーマンと言えば、これまで数多くの俳優が演じてきましたが、私にとってのスーパーマンは、やはりなんと言ってもクリストファー・リーブ。長身でガタイが良くて、横分けヘアーがびっしりキマるハンサムな男・・・と言うのがスーパーマン役の必須条件のように思いますが、クリストファー・リーブは、その全てを兼ね揃え、まさにスーパーマンになるために生まれてきた男と言っても過言ではないくらいスーパーマン役がハマっていましたね。日本語吹替版でささきいさおさんがスーパーマンの声を担当していたことも功を奏して、クリストファー・リーブのスーパーマンは、日本でも未だに絶大な人気を誇っています。
ヘンリー・カビルのイケメン・スーパーマンも良いけど、なぜだかまだ慣れないですね。甘いフェイスのブランドン・ラウスのスーパーマンも悪くはなかったのですが、結局、「スーパーマン・リターンズ」の一作だけで彼のスーパーマン役は終わってしまったし、いまいち印象が薄い。今度の新作では、誰がスーパーマン役を演じるのか。リーブの再来か?はたまたリーブを超えるハンサムマンがあらわれるか?それともこれまでとは、また全く異なるタイプの人になるのか?非常に気になります。
メリッサ・ブノワのスーパーガールは、最初はキュート過ぎるのではないかと若干違和感を持ったが、これはこれでアリ・マイ・ラブ。ヘレン・スレイターの大人びたスーパーガールも良かったが、ブノワのキュートなスーパーガールにすっかりどんのめりしてしまった。魅力的な敵キャラも多いし、ストーリーも新しくもあり、少し懐かしい感じで見られる。セカンドシーズンも待ち遠しいですが、ここでファースト・シーズンで気になったエピソードをいくつかご紹介しておきましょう。
レッド・クリプトナイト
赤いクリプトナイトの影響を受けて、悪の人格を現わにし危険な人物になってしまったカーラ。ナショナル・シティの一般市民に襲い掛かり、自分の友人達にも攻撃を仕掛ける。
カーラが悪のスーパーガールとなって、平和な町を脅かす。正と悪、二人のスーパーマンが激突した映画『スーパーマンⅢ/電子の要塞』を彷彿とさせる内容。クリプトナイトのせいでカーラが悪の心を目覚めさせ、隠していた本音をストレートに吐露して友人達を傷つけていましたが、カーラ自身も自分が普段着ているあのコスチュームがダサいと思っていたんですね(笑)。確かに悪カーラが着ていたライダースーツのような黒いコスチュームはカッコ良かった。でも、あの格好だとスーパーガールと言うよりもダークエンジェルですね(苦笑)。
「スーパーマンⅢ」のように正と悪のスーパーガールが分離して、二人が激突する展開になるのかと思いきや、宇宙人のハンクの活躍により一件落着。しかし、本音をむき出しにしてしまったために周囲の人間達と気まずくなってしまったカーラ。片思い中のジェームズとも険悪なムードになってしまってちょっとかわいそうでした。キャットさんはカーラに自社ビルの屋上から突き落とされて死にそうな目にあったにも関わらず、わりとあっさり彼女を許していました。普段はネチネチ愚痴っているキャットさんですが、心は意外と寛大ですね(笑)。
フラッシュ
命の危険にさらされたのをきっかけに、特殊な音波を出す能力に目覚めたシヴォン。シヴォンは、カーラをビルから突き落とすが、そこにに超高速のスーパーヒーロー、フラッシュがあらわれ、カーラを救った。フラッシュは、スーパーガールと共にライブワイヤーと「シルバー・バンシー」となったシヴォンと対決する。
スーパーガールにあの超音速ヒーロー「フラッシュ」が登場。ザ・フラッシュと言えば、1990年頃に日本でも放送されていた「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ」を思い出しますが、実は、この作品も最近「THE FLASH/フラッシュ」と言うタイトルでリブートされ、日本でも現在地上波でファーストシーズンが放送されているそうです。超最速の稲妻男と電気人間ライブワイヤーの対戦は、中々良い勝負をしていましたが、ややフラッシュが苦戦している感じに見えましたね。
ライブワイヤーとコンビを組んでいたシルバー・バンシーも存在感のある敵キャラだった。シルバー・バンシーの正体は、キャットコーに新しく雇われたシヴォンと言う女性。前述の「レッド・クリプトナイト」の回で、シヴォンは、ライバル社にネタを提供しようしていたことを悪カーラにばらされて会社をクビになり、カーラに恨みを持つようになる。叔母から自分がシルバー・バンシーであると告げられたシヴォンは、豹変し、特殊な音波を武器にカーラ達に襲い掛かる。音波攻撃のインパクトも然ることながら、メイクも物凄いインパクトがありました。
今時こんなフェイスメイクが見られるなんて(笑)。日本の古き良き特撮を見ているような気分になりましたね。レッド・トルネードもそうだったけど、こういうメイク、もっとじゃんじゃんやって欲しいわ(苦笑)。
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