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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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あの衝撃的な死から早一年半。ポール・ウォーカーの事実上の遺作となった「ワイルド・スピード SKY MISSION」が日本でも大ヒットしたみたいですが、去年公開された「フルスロットル」もポール・ウォーカーらしい面白いアクション映画でした。フルスロットルは、11年前にフランスで製作されたアクション映画「アルティメット」のリメイクであり、その主演者の一人ダヴィッド・ベルは、今回のリメイクにも再び出演し、ポールと絶妙なコンビネーションを見せていました。オリジナルで脚本・製作を担当したリュック・ベッソンもこのリメイクの脚本を担当しています。



オリジナルの製作時は30歳だったダヴィッド・ベルもこのリメイク製作時には40歳になっていたようですが、あの驚異的かつアクロバティックなパルクール(フランス発祥の運動法)アクションは、全く衰えを感じさせず、リメイクでも高層マンション内を走り抜けたり、屋上を飛び回り、屋上から屋上、あるいは上の階の窓から下の階の窓へ飛び映るなど、超人的な動きを見せていた。ポール・ウォーカーは、この映画でも刑事役を演じており、映画の後半では、ダヴィッド・ベルと共に豪快なアクションを繰り広げていた。二人を見ていると、若い頃のジャッキー・チェンのアクション映画を見ているような気分になりましたね(笑)。とくに印象に残ったアクションは、二人がゴミ箱を踏み台にして側宙を決めて、正面衝突した二台の車のボンネットの上に着地するシーン。



アルティメットとフルスロットルとの主な違いと言えば、まず舞台がパリからデトロイトに変更されたことと、オリジナルでは、レイト(ダヴィッド・ベル)がギャングにさらわれた妹を救出する話だったが、リメイクでは、リノ(ダヴィッド・ベル)がマフィアに誘拐された恋人を救う。刑事と地元民の二人の主人公が協力して、無法地帯に持ち込まれた時限爆弾を食い止めるなどのストーリーの流れは、オリジナルとほとんど変わらないが、ハリウッドでのリメイク色を強く感じさせられたのは、カーアクションの部分。最近では、テレビドラマのナイトライダーネクストや、「ゲッタウェイ スーパースネーク」でも使用されていた黒のフォード・マスタングがこの映画のカーチェイスシーンに登場していた。やはり、ポール・ウォーカーと言えば、「ワイルド・スピード」のイメージがあるし、カーアクションは欠かせなかったのでしょうね。この映画でもポールがマスタングを運転していたし。まさにアルティメットとワイルド・スピードの融合=ルスロットルと言う印象を受けました。



あと気になったのは、映画の後半に登場し、二人の主人公と派手に戦っていた怪物男。オリジナルと同様にフルスロットルにも登場していたが、オリジナルよりもさらに巨体の大男になっていてかなりのインパクトがあった。大男を演じたのは、ロバート・マイエというカナダ出身のプロレスラーで、身長は約210cmほどあるらしく、ジャイアント馬場さんを凌ぐでかさだそうです。



ポールが亡くなってしまったのでおそらく「フルスロットル2」はないでしょうが、「アルティメット3」、もしくは、別の形でパルクールを活かしたアクション映画を見てみたいですね。











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往年のアクション刑事ドラマの定番と言えば、やはり実車を使ったカーアクション。犯人の車とパトカーが公道でど派手なカーチェイスを繰り広げたり、炎をバックにパトカーや覆面車、あるいは犯人の車が豪快にジャンプしたり・・・。CGではなく、リアルなハードアクションがテレビで毎日見ることができたあの時代・・・。いや本当にもうテレビに毎日釘付けでした。カーチェイスや爆破だけでなく、刑事達(人間)も時に、燃え盛る炎のそばで凄まじいアクションを見せていました。


刑事役を数多く演じた舘ひろし氏と言えば、西部警察やあぶない刑事などでよく見せていたバイクアクションのイメージが強いですが、もう一つの特徴として、ドラマの中でよくやっていたのが、「ダイブ」。高校時代にラグビー部の主将を務められていたそうで、走る姿にもラグビー時代の名残りが見受けられましたが、ダイブアクションもまさにその時に養われたものなのでしょうね。日本の刑事ドラマの中で、もっとも美しく、カッコいい「ダイブ」を見せてくれた舘さん演じる刑事達の華麗なるダイブの歴史を辿ります。





西部警察

「西部最前線の攻防」





対戦車ミサイル砲・X82ミサイルの標的にされた源田刑事(ゲン)と北条刑事(ジョー)の黒パトを救うため、鳩村刑事(ハト)の運転の黒パトがゲン達の黒パトに体当たりして前に出て、自ら標的になる。ハトが車から脱出すると同時に、ミサイルは黒パトに命中して大爆発。鳩村はダイブして難を逃れる。舘さん演じる鳩村刑事初登場エピソード。その後編でいきなり見せた華麗なダイブアクションでした。クライマックスでは、鳩村が海上でホバリングするヘリから海へ落下する(もちろん舘さん本人)アクションも見せていましたね。





西部警察PARTⅡ

「ペガサスの牙」




悪徳金融組織「ペガサス」の正体を暴くべく、大門軍団は、その利用者の学生を潜入させて犯人達の車を追跡。ハトが犯人達と銃撃戦を交わし、ジョーと共に車から学生を助け出した直後に、車に仕掛けられていた時限爆弾が大爆発する。PARTⅡ最終回のエピソードで披露したダイブは、前述のエピソードよりもさらに高くド派手に飛んでいるように見えますね。





ゴリラ警視庁捜査第8班

「瀬戸内冒険団」




広島県福山ロケ編第二弾。みろくの里・アミューズパークで繰り広げられる元スタントマンの犯人達とゴリラの対決。犯人が起動した手榴弾を舘さん演じる伊達刑事が拾い、近くに止めてあった車に投げ入れて爆破させる。このエピソードでは、サングラスをかけたままダイブされていますね。





刑事貴族

「その時、愛を抱いて逝った」




牧編最終話。サブマシンガンを使用する二人の凶悪犯と舘さん演じる牧刑事との死闘。銃撃戦の後、牧に撃ち倒された犯人が持つ爆弾が車の中で大爆発する。夜のシーンで、珍しい暗闇でのダイブアクションでしたが、夜なので車から吹き上がる激しい炎が一層際立ち、よりカッコいいダイブシーンになっていましたね。





代表取締役刑事

「告発の行方」




連続強姦殺人犯の男に拉致された女弁護士を救うため、単身、犯人が逃げ込んだ倉庫に向かう舘さん演じる兵頭刑事。倉庫に侵入後、兵頭が天井を見上げた瞬間、頭上から荷袋が落下してくるが、兵頭は、素早くダイブして間一髪荷袋の直撃を逃れる。車の爆破はないものの、舘さんのダイブの瞬発力の凄さがよくわかります。




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前回はアニメでしたが、今回は、映画のファミコンソフトを。ファミコンソフト化された映画作品で真っ先に思い出すのは、やはり『グーニーズ』。国内での映画公開後、翌年の1986年2月にコナミから発売されたアクションゲームでしたが、映画の世界観を巧みに取り入れたアドベンチャー満載の内容になっていて、ステージ数は少ないものの、子供でもわりと簡単にクリアできました。主人公は映画と同じくマイキーで、BGMも映画のテーマ曲だったシンディ・ローパーの「The Goonies 'R' Good Enough」をアレンジしたものを使っていたり、アイテムも隠れキャラも豊富で面白かった。



一作目が好評だったため、一年後の1987年には、続編に当たる「グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦」も発売されています。一作目よりもステージが広がり、表と裏の2つのステージを行き来しながら、6人のグーニーズのメンバーを救い出し、最後に人魚のアニーが居る場所に辿り着いたらクリアという内容だった。使用武器が増えたり、ステージの各所に配置されている扉を開けると3Dの通路になっていて、そこでワープしたり、隠しアイテムを入手したり、不思議なキャラクター達から情報を仕入れることができた。ちなみに、3Dの通路の画面は、当時他のゲームでもよく見かけましたが、とくにコナミのゲームでよく使われていましたね。「がんばれゴエモン」の秘密の迷路なんかにも活用されていましたね。



このグーニーズを皮切りに、当時大ヒットしたハリウッド映画のファミコンゲームが続々登場していました。






トップガン

 

この間映画のカテゴリーでも取り上げたばかりですが、1986年に公開され日本でも大ヒットしたトム・クルーズ主演の青春スカイアクション映画をコナミがファミコンソフト化し、3D視点のシューティングゲームとして発売したもの。主人公マーベリックが乗っていたF-14トムキャットのコクピットを想起させる画面になっており、映画の世界観を意識した空中戦が再現されていました。空母からの発進画面はグラフィックで表現され、ステージ終了後には、空母に着艦させる操作があり、操作をミスして着地に失敗する場合もあった。3D視点のシューティングというと、ナムコのスターラスターや、タイトーのスカイデストロイヤーなどを思い出しますが、当時ゲームセンターで人気だったアフターバーナーに近い感じもありましたね。空母への着艦の操作は、アーガスを彷彿とさせられました。BGMは、「DANGER ZONE」など、映画で流れていた曲をアレンジしたものが使用されていたが、やはり、当時のファミコンでは再現力が乏しかった・・・。ちなみに、この2年後には、同じくコナミから「トップガン2」が発売されています。






シュワルツェネッガー プレデター



アーノルド・シュワルツェネッガーが主演したSFアクション映画のファミコンソフト化で、1988年にパック・イン・ビデオから発売されたアクションゲーム。通常の横スクロールのステージと、強制横スクロールのステージ合わせて全26ステージ構成されている。「ビッグモード」と呼ばれる強制横スクロールの最初のステージは、シューティングになっており、シュワちゃんらしき人物を操作して、向かってくる泡のようなものを避けたり、いきなりプレデターと対決します。次の「ノーマルモード」は、ジャングルの画面で、敵のゲリラ兵を倒しながら、狭い足場を乗り越えてひたすらゴールを目指す。「ビッグモード」って何がビッグなのかと言えば、単に操作するキャラが大きくなるだけ(苦笑)。ステージのタイトル画面には、映画のポスターなどで使用されていた、銃を構えているシュワちゃんがグラフィックで再現されていて、中々良い感じなんですが、肝心のゲームの内容のほうは、映画の世界観とはかけ離れていていまいち。爽快感が乏しかった。






ダイハード



プレデターと同じく1991年にパック・イン・ビデオから発売されたアクションゲーム。ブルース・ウィリス主演のアクション映画のファミコンソフト化で、舞台は映画と同じくナカトミビルになっており、ジョン・マクレーン刑事が占拠されたビルの中で、人質を助けながらテロリスト達と孤独の闘いを繰り広げる。プレデターと同じく、タイトル画面や、マクレーンと妻のホーリーが会話している時などの画面は、綺麗なグラフィックで描かれており、映画さながらの雰囲気がじわじわと伝わってきます。ゲーム画面は、常に俯瞰になっており、断面図のようなフロアを行き来して、エレベータや階段を使ってフロアを移動し、ひたすらテロリスト達を倒していく。マクレーンとテロリスト達との会話もグラフィックで表現されていて、映画を見ている感覚で楽しめる。中々やり応えがありますが、かなり難易度は高いです。テロリスト達の人数が多い上に、飛び交う銃弾も激しい。映画では不死身のマクレーンも、このゲームでは、何度もご臨終に・・・。俯瞰型の「エレベーターアクション」のような印象もありましたね。





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21世紀に入ってからもハリウッド映画はリメイク作品が量産され続けておりますが、海外ドラマのリメイク作品もどんどん増えています。70・80年代のメジャーな海外ドラマは再ドラマ化もしくは映画でリメイクされてきましたが、意外にも白バイ野郎ジョン&パンチ、超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ、冒険野郎マクガイバー辺りがまだリメイクされないまま。当時だったから成立したドラマもあるし、アクションドラマは、今復活すると必ずCGが取り入れられてしまうので、リメイクが必ずしも良い結果を生み出すかは未知数ではありますが、どんな作品も見過ごさないのがやはりアメリカ。いつかまた復活させてくれるかもしれませんね。



なつかしの海外ドラマ・オープニング特集第4弾。今回は、リメイクされた作品をいくつかご紹介致します。





逃亡者

1963年からアメリカのABCテレビでスタートし、全4シーズン120話放送されたサスペンスドラマ。妻殺しの汚名を着せられ、無実の罪で死刑宣告を受けた若き医師リチャード・キンブルが護送中に脱走し、逃亡を続けながら真犯人を探し出そうとする。アメリカ、日本共に高視聴率を記録した人気ドラマで、日本では、1964年からTBSが土曜20時に放送していた。TBSの土曜20時枠というと、未だにドリフの「8時だよ!全員集合」のイメージがありますが、それ以前は海外ドラマを放送していたんですね。当然ながらリアルタイムでは見られなかったのですが、7年ぐらい前にミステリーチャンネルで再放送された時に全話鑑賞しました。放送から30周年に当たる1993年には、ハリソン・フォード主演でリメイク映画が公開されています。日本でもこのドラマを放送していたTBSが江口洋介主演でドラマ化(逃亡者 RUNAWAY)していました。そう言えば、TBSってこれと同じ時期に「奥さまは魔女」もドラマ化していましたよね。










地上最強の美女バイオニック・ジェミー

リー・メジャーズが主演した「600万ドルの男(THE SIX MILLION DOLLAR MAN)」のスピンオフシリーズとして、1976年からスタートしたSFドラマ。テニスプレイヤーのジェミー・ソマーズは、スカイダイビング中の事故で重傷を負い、バイオニック移植手術を受けて右腕、右耳、両足を改造される。サイボーグとなったジェミーは、科学情報局OSIの指令の元、常人では不可能な特殊任務を遂行していく。日本では、1977年から日本テレビが日曜22時30分に放送して人気を得た。当時、この枠では、「地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル」も放送されており、所謂美女ものの海外ドラマが流行していた時代でした。2007年にNBCテレビがリメイクし、テレビドラマの新シリーズをスタートさせたが、脚本家組合のストライキにより放送が中断され、そのまま全8話で打ち切りになってしまった。










特攻野郎Aチーム

1983年NBCテレビでスタートし、5シーズン全98話放送されたアクションドラマ。ベトナム戦線で活躍したクラック特別奇襲部隊のメンバーは、当局に罪をなすりつけられて刑務所に送られてしまうが、メンバーは逃亡し地下ヘ潜る。多彩な才能と技術を持ったハンニバル率いる4人のエキスパート達が鮮やかな手際で武器を作り、善良な市民に悪意を向ける犯罪者達をこらしめる。日本では、1985年の5月にテレビ朝日「日曜洋画劇場」枠でパイロットが放送されたが、その時の日本語のタイトルは、「必殺!Aチーム/俺達命知らずの仕置屋軍団・マル秘作戦!メキシコ麻薬ゲリラを壊滅せよ」だった。その後、同年の10月から「特攻野郎Aチーム」のタイトルでテレビシリーズがスタートすると同時に、日曜洋画劇場枠でもスペシャルが計5本放送された。2010年にリーアム・ニーソン主演で映画化され、日本でも「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のタイトルで公開されました。オリジナルのメンバーのうち、フェイス役の ダーク・ベネディクトと、マードック役の ドワイト・シュルツがリメイク映画にチョイ役で出演していたが、「飛行機だけは勘弁な!」で御馴染みだったコング役のミスターTの姿も見たかったですね。









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テレビ放送から31年ぶりにVシネマで新作が公開された『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』。宇宙刑事シリーズでは、シャイダーは放送当時に劇場版が2本公開されていましたが、ギャバンとシャリバンは結局劇場版は製作されなかった。しかし、2012年に生誕30周年を記念してギャバンの初の劇場版が公開され、残るはシャリバンのみとなった。今か今かと待ち構えておったのですが、ようやくVシネマで新作が実現。個人的には、やはり主人公は伊賀電で、テレビシリーズのストーリーに沿ったイガ星で活躍するシャリバンのその後の姿を見たかったのですが、30年ぶりの復活ともあってか、どうやらそういうわけにもいかなかったようで、シャリバンは、ギャバンと同じく2代目にバトンタッチされ、テレビシリーズとは異なるオリジナルのストーリーが展開されていました。



シャリバンのスーツのデザインは、2代目ギャバンのように目の色やボディの一部に変更などもなく、テレビシリーズの時と全く同じだったのが逆に驚いた。ただ、スーツ作りの技術の向上で、戦闘時も常にメタリック感のあるテカテカのボディになり、一段とカッコ良くなった。初代シャリバンの伊賀電も登場したので、ギャバンと同じく、初代と2代目のW赤射が見られるか?と思ったが、シャリバンでは残念ながらそれは実現ならず・・・。2代目シャリバンの日向快は、極めてクールな印象で、もう少し初代のような熱さも欲しかったが、初代との違いを出すためあえてクールなキャラに設定されたのでしょうね。ストーリー的には、初代シリーズを踏襲しつつもややサスペンス色が強く、敵がチンピラ風味だったり、クラブが出てきたり、やたら流血シーンが多かったりと、いかにもVシネマのヤクザ作品を彷彿とさせる演出が目立っていた。



やや大人を意識しすぎというか、テレビでシャリバンを見ていた当時のファンが自分も含めてかなり高めの(苦笑)年齢になったので、それに合わせたドラマ作りになったのでしょうが、もう少し子供にも見やすい感じでも良かったのではと思いました。しかし、そもそもシャリバンは初代のシリーズから子供にはやや理解しにくいハードなストーリーが多かったし、心霊、幻覚、念動力、エクトプラズムなどの描写も激しかったので、それらを考えると、今回の新作の内容は理解できるし、スピード感のある打撃系のアクション演出も見応え十分だった。



ところで、クライマックスのクラブのシーンで、大勢いる客の中に、気になる人物を見かけた。どこかで見たことのあるあの仮面・・・もしや???80年代のメタルヒーローに夢中になった方ならすぐにおわかりになったと思いますが、「時空戦士スピルバン」の戦闘員「キンクロン」がなんと客の中に紛れ込んでいたのです。このような遊び心のある演出は、特撮の醍醐味の一つでもありますよね。そう言えば、他の作品でも時々このような事象を見かけます。例えば「特警ウインスペクター」の「哀しみの最強ロボ」と言うエピソードに登場したブライアンの顔は、「巨獣特捜ジャスピオン」の敵幹部だったマッドギャランとそっくり。所謂「着ぐるみ流用」てやつですね。他にも色々見かけましたね。





●特捜ロボジャンパーソン「GG荒野に散る」に登場する殺人ロボットの一体→「星雲仮面マシンマン」の敵怪人・鉄人モンス


ちなみに胴体は、「特救指令ソルブレイン」のソルドーザーの胴体を流用していたとのこと。




●特捜ロボジャンパーソン「衝撃!! 処刑の街」の回想シーンに登場するロボット→「超電子バイオマン」のピーボ


ジャンパーソンには赤塗りにされて登場していた。




●ブルースワット「襲来!! 殺人昆虫」に登場したマザーブラハム→「超新星フラッシュマン」の敵兵士・ゾロー





そう言えば、シャリバンの新作に出ていた宇宙刑事エステバンも、ギャバンブートレグを金色に塗り替えての流用でしたね。



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スカパーのザ・シネマでなつかしの吹替え版の映画をよく見ますが、先月フジテレビ吹替え版の「トップガン」が放送されていた。トム・クルーズが演じる主人公のマーベリックの声を俳優の渡辺裕之氏が演じたバージョンだった。テレビで初めてトップガンを見たのは、「ゴールデン洋画劇場」のこの吹替え版だったのでとても懐かしみながら見ました。ゴールデン洋画劇場と言えば、当時テレビで活躍していた俳優やタレントを映画の主人公の吹替えによく起用していましたね。例えば、『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』のハワードの声を所ジョージが担当したり、一番有名なのはやはり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティの声=織田裕二などなど。


トップガンと言えば、現在もアクション/SF系の映画で活躍中のトム・クルーズの出世作であり、私もこの映画で始めてトム・クルーズを知ったのですが、そのトム・クルーズの声を一体誰が演じるのか非常に興味がありました。渡辺裕之氏は、当時、フジ系の昼ドラの「嵐シリーズ」に出演していてそっちのイメージが強かったので、やはり、最初マーベリックの声を聞いた時は、とても違和感があったのですが、今改めて聞くと、当時の先入観がなくなり、マーベリック=渡辺裕之も結構いける、アリかなと思うようになりました。最近もDVDで映画の吹替え版を見る時に、声優ではないアイドルやら歌手などの人達が吹替えをしている作品に巡りあう事があるが、たまあに演技力のない人がおり、とんでもなく棒読みで吹替えしているのがいて度肝を抜くことがある。演技力よりも話題性で売りたい映画会社の思惑もあるのだろうが、そういうコンセプトで売るのであれば、せめて演技力のある俳優さんを活用してもらいたいものですね。




当時日本でも人気だったトップガンの主題歌「デンジャー・ゾーン」。









トップガンの最大の見所と言えば、やはり、本物の戦闘機を使ったCGなしの空中戦。アメリカ海軍の全面協力を受けているので、リアルな迫力のある映像が楽しめるところが良いですね。通称トムキャットと呼ばれていたF-14や、スカイホークと呼ばれた小型攻撃機のA-4など当時アメリカ海軍で活躍していた戦闘機が大空を滑空し、F-14と敵機として登場するソビエトのミグ戦闘機(MiG-28)との白熱のドッグファイトがとても見応えがありました。また、空母艦への着陸シーンや、パイロットが戦闘機のコクピットから脱出する際の射出時の事故シーンなども印象的だった。ちなみにMiG-28として登場した機体は、実は、アメリカの戦闘機「F-5E タイガーⅡ」を黒く塗り替えたものだったらしい。今この手の航空アクションものは、アメリカ映画でさえCGを使ったものが主流になってしまっているので、トップガンのような本物の戦闘機を使った作品は滅多にないから今となっては貴重です。



トップガンが公開された1986年と言えば、アメリカと当時のソビエト連邦(現:ロシア)が冷戦下にあり、この映画でもソビエトは敵として扱われています。エアーウルフもそうでしたが、当時のアメリカのアクション系の映画やドラマは、当時の時代背景もあってかソビエト=敵として描いた作品がとても多かったですね。ロッキー4のロッキーvsドラゴ戦もそれを象徴する作品だった。クリント・イーストウッドが主演した「ファイヤーフォックス」は、元アメリカ空軍パイロット達がソビエトが開発した高性能新型戦闘機「MiG-31 ファイヤーフォックス」を盗み出すため、ソビエトに潜入するスパイアクションでしたが、この映画のクライマックスのドッグファイトシーン(ファイヤーフォックス1号機と2号機のバトル)も見応えがありました。




映画の出演者の顔ぶれも今となっては懐かしい。マーベリックのライバルのアイスマン役は、バル・キルマー。バル・キルマーと言えば、「バットマン フォーエヴァー」でブルース・ウェイン役が有名ですが、最近は、「ナイトライダー ネクスト」でキットの声を担当していました。ジェスター役は、当時、「V(ビジター)」や「特攻野郎Aチーム」など、テレビドラマでも活躍していたマイケル・アイアンサイド。最近も「アイスソルジャー」など、数多くの映画に出演しているようです。メグ・ライアンは、この映画で有名になり、後に「インナースペース」などのSF映画に出演したり、「恋人たちの予感」「めぐり逢えたら」などの恋愛映画で活躍しました。



トップガンは、現在4つの吹替えバージョンがあるらしく、前述のフジテレビ版の他に、日本テレビ版とテレビ東京版、そしてDVD/Blu-ray収録版が存在する。残念ながらフジテレビ版以外の吹替え版は未見なのですが、個人的に気になったのは、トム・スケリットが演じたバイパーの声。日本テレビ版は磯部勉氏、DVD/Blu-ray版は野島昭生氏が担当しているそうです。また時間があれば、他のバージョンも見て、聞き比べてみたいですね。




トップガンのエンディング、「マイティ・ウィングス」。






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