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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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カーアクションと言えば往年のアクション刑事ドラマには欠かせない見所の一つでしたが、日本の刑事ドラマ史においてカーアクションを真っ先に積極的に取り入れたのは、やはり「太陽にほえろ!」。マカロニ・ジーパン編ではカーアクションはあってもそれほどインパクトのあるものは見当たらなかったですが、テキサス編に入った100話台から少しずつ過激なカーアクションシーンが見られるようになりました。



395話の「爆破魔」では、西部警察の「バスジャック」を彷彿とさせるバスの爆破シーンがあった。太陽にほえろ!では、かなり珍しい爆破シーンでとても印象に残りました。この回が放送された1980年の2月頃と言えば、西部警察がスタートして半年近く経った頃であり、やはりそれを意識して、太陽にほえろ!でもアクションシーンを強化していた時期だったのでしょうね。そして、400話台に入ると、よく見られるようになったのがトラック・アクション。トラックアクションと言えば、以前ご紹介した記事でもわかるように西部警察をはじめ、数々の刑事ドラマで派手なアクションシーンが展開しておりましたが、太陽にほえろ!も、かなり激しいものが多かったようですね。






第407話「都会の潮騒」

ロッキーとスニーカーは、S&Wの38口径の拳銃を所持する前島と言う男を尾行していた。その途中、スピード違反の車を追跡する早瀬婦警のミニパトを目撃したロッキーは、早瀬婦警を助け、交通違反の車を捕まえるが、その間に前島を見失ってしまう。同じ頃、拳銃による給料強盗が発生し、使用された拳銃が前島の持つ銃と同じタイプであることが判明する。被害者が死亡し、強盗殺人事件として七曲署が捜査を開始する。



  

ロッキーと早瀬婦警が乗る覆面車(コロナ)に犯人が乗るトラックが後ろから何度も体当たりしたり、覆面車が空き地に向かって大ジャンプするカーアクションが見られる。公道でトラックが覆面車に何度も体当たりする場面は、映画「激突!」を思わせる演出で中々の迫力でした。ロッキーと早瀬婦警は、後に結婚(420話「あなたは早瀬婦警を妻としますか」)しますが、そのきっかけとなったのがこのエピソードだったようですね。






第411話「長さんが人を撃った」

スニーカーと長さんが乗る覆面車が、偶然、強盗事件が起きている郵便局の前を通りがかる。二人が郵便局にかけつけると、犯人の男が局員や客達を人質に取っていた。男が床にばらまいた郵便物に火をつけたことから、長さんは止むを得ず男を拳銃で撃つ。事件は、無事に解決するが、犯人の男は、銃弾により腎臓に重大な傷を負ってしまう。責任を感じた長さんは、辞職をほのめかすが・・・。



 

犯人を誘き出すために、長さんは、現金輸送車のドライバーになりすまして、現金輸送車のバンを運転。やがて、走行中の現金輸送車の前に犯人が乗るトラックがあらわれ、現金輸送車はトラックの猛追を受けます。トラックの荷台にいた男達が激しく銃を乱射し、現金輸送車は横転。車から降りた長さんに向かってトラックが何度も突進してくるシーンは、やはり映画「激突!」を彷彿とさせるハードな演出で見応えがあります。トラックに襲われ最大の危機を迎える長さん。そこへ、犯人達の仲間の中山が運転するセドリックがやってきますが、なんと、セドリックが現金輸送車の横っ腹に突っ込んでジャンプし、トラックの運転席に衝突する荒技を見せます。これおそらく難易度の高いスタントだったと思われますが、見事なジャンプを決めて、トラックの運転席にクリーンアタックしています。西部警察でも見られなかった超ド迫力のカースタントシーンでしたね。






第417話「ボスの誕生日」

ボスの誕生日プレゼントを買うため、街に出かけた直子が誘拐される。しばらくして七曲署に男から3000万円の現金を要求する連絡が入る。七曲署の刑事達に恨みを持つ者の犯行として捜査を開始。直子をつけ回していた若い男がいたことが判明し、七曲署の刑事達はそれぞれ過去に逮捕した犯罪者達を調べ、犯人を見つけ出そうとする。



  

現金入りのバックを持って歩くロッキーとドックが、犯人が運転するトラックに何度も襲われるシーンや、長さんの覆面車(カリーナ)が土手の道で突然バックしてきたトラックを避けるために、土手を派手に転がり落ちるカーアクションが見られる。車が土手を転がるアクションは、西部警察の地方ロケ編でもよくやっていましたね。





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ファミコンで一番最初にプレイしたアニメのタイトルって何だったか・・・。アニメ関連のソフトっていつもバンダイが出していた印象がありますね。友達の家でやったキン肉マンが最初だったと思います。キン肉マンと言えばプロレスなので、ファミコンの内容もプロレスゲームになっていましたが、やはりこれは、一人でやるより友達とやるのが楽しいゲームでした。キン肉マンを筆頭に、テリーマン、ロビンマスク、ラーメンマン、ブロッケンJr.、ウォーズマン、バッファローマンなど人気の高いキャラクターがいましたが、一番使いやすかったのが毒ガスを吐くブロッケンJr.とベアークローを使うウォーズマン。ハリケーンミキサーを繰り出すバッファローマンも中々威力がありましたが、当時はウォーズマンのほうが好きでよく使っていた記憶があります。


キン肉マンには数多くの超人がいましたが、当時はキン消し(キン肉マン消しゴム)ブームもあって、それの収集にも夢中になっていました。ゲームのほうは、容量の関係もあったのか、キン肉マンを含めて8人ぐらいしか使えなくてちょっと物足りなさもありました。今だっら、もっと数多くの超人と対戦することができるのでしょうね。ちなみに、キン肉マンのソフトには、日本国外版とゲーム大会用の景品として作られたゴールドカートリッジ版というものがありましたが、それらには通常版とは異なる超人が登場していたそうです。日本国外版には、ブロッケンJr.の代わりにジェロニモが登場し、ゴールドカートリッジ版には、ペンタゴンとブラックホール(四次元殺法コンビ)や、モンゴルマン、ザ・ニンジャなどが使えたらしい。やっぱり個人的に一番使いたかったのはスプリングマンですね。悪魔超人編でスプリングマンがウルフマンにかけていた「デビル・トムボーイ」をファミコンで再現してみたかった(苦笑)。



キン肉マン以後にも様々にアニメタイトルのファミコンソフトが発売されましたが、個人的に印象に残っているものをいくつかご紹介致します。





オバケのQ太郎 ワンワンパニック




キン肉マンと同じく1985年にバンダイから発売。発売当時、再びテレビアニメ化され再ブレイクしていたオバケのQ太郎を主人公にした横スクロール型のアクションゲームで、Qちゃんが苦手な犬を避けながら、各ステージの最後にいるキャラクター(ハカセやドロンパなどなど)にプレゼントを届けたり、誘拐されたオバケの仲間達を助けるとクリアとなる。全12ステージあり、通常ステージと3面ごとに登場する誘拐ステージ、途中に「天国」「地獄」の隠しステージも存在する。


最初のステージから犬の攻撃が半端なく、ワンワン砲と呼ばれる犬の鳴き声に当たっただけでもQちゃんがやられてしまう。Qちゃんは攻撃手段を持っておらず、ステージ上に時々出てくるキャンディーを取ると「ガウガウ砲」が使えるようになり、それで犬を追い払うことができるが、やはりそれだけでクリアするのは至難の業でした。当時は、残念ながら3面ぐらいしか進めなくてあえなく断念しましたが、再チャレンジする機会があれば、せめて7面にいる小池さんには会ってみたいですね(苦笑)。ちなみにオバケのQ太郎には海外版があり、「Chubby Cherub」と言うタイトルで発売されましたが、主人公は、Qちゃんではなく、天使のキャラクターに差し替えられていたそうです。






六三四の剣 ただいま修行中



週刊少年サンデーで連載され、1985年にアニメ化された「六三四(むさし)の剣」の主人公・夏木六三四を操るアクションゲーム。一面から三面までは、六三四が様々な剣の修行をしながら、飼い犬の十一よりも先にゴールをめざす横スクロール型のアクションになっており、「特訓編」「荒修業編」「道場破り編」の3つのステージで構成されている。四面からは、五対五の剣道試合になり、五人勝ち抜いて優勝することを目的とする対戦型のゲームに変わります。当時友達にカセットを借りてやりましたが、何度やっても修行編止まり。対戦ステージに辿り着くことができなかった(苦笑)。






超時空要塞マクロス



1982年に放送されたSFアニメ「超時空要塞マクロス」のファミコンゲーム。1985年にバンダイから発売されたもので、バルキリーで敵の戦闘メカに立ち向かう横スクロール型のシューティングゲームになっている。高速で移動できる飛行型のファイター、ミサイルを連射できる鳥型のガウォーク、低速でミサイル連射するロボット型のバトロイドと、アニメと同様にバルキリーは、3つのタイプに変形することができ、それらの性能を使い分けながら、次々襲ってくる敵の戦闘機やロボットを撃破する。パワーゲージがあり、敵の攻撃を何発か食らってもすぐには破壊されないが、時間が経つにつれてパワーが減るのでもたもたしていると自爆してしまう。宇宙で敵メカの攻撃を潜り抜けた後、ブリタイ艦の侵入し、その中枢部を破壊すればステージクリアとなる。


マクロスと言えば、ガウォーク形態を取り入れた三段変形が当時画期的で話題になりましたが、ゲームの中でもしっかり再現されていて、遊び応えありました。二面ぐらいから登場するゼントラーディ軍の兵器「クァドラン・ロー」のホーミングミサイルがうざったくて仕方がなかった。こいつのせいでダメージが増えて、敵艦の中枢部に辿り着けなかったことが何度もありましたね(苦笑)。





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『ニキータ』『レオン』『ルーシー』などを手掛けたリュック・ベッソンが製作した「トランスポーター」シリーズは、3作公開された後しばらく続編が滞っていましたが、ようやく今年「The Transporter Refueled」という新作が公開されるそうです。主人公のフランク・マーティン役は、ジェイソン・ステイサムではなく、イギリス出身の俳優エド・スクラインにバトンタッチするらしいですが、キャスト一新でどのように変化したのか、内容も含めて気になるところです。



全12話で完結してしまったテレビドラマ版「トランスポーター ザ・シリーズ」は、映画版とは違って007のような雰囲気があり、クリス・ヴァンスが演じるフランク・マーティンは、ユーモアたっぷりな英国紳士と言う印象でした。格闘場面もユニークなアイデアがてんこもりで面白かったが、やはり、トランスポーターと言えば、肝心要のカーアクション。テレビ版では、AUDI A8が華麗な走りを見せておりましたが、カーアクションドラマの先駆けとも言えるナイトライダーテイストな演出がちらほらと垣間見えるところもあって、ニヤニヤさせられっぱなし(笑)。例えば、フランクとメカニックのディーターのやりとりの場面は、マイケルとボニー(もしくはエイプリル、RC3)を見ているような気分になるし、他にもナイトライダー的なストーリーやアクションを色々と見かけましたね。






①「父の秘密」

デリアという女をアメリカの元軍人の父親ウィガートが滞在するベルリンの屋敷まで送り届けることになったフランク。だが、デリアは、何者かに狙われていた。ウィガートは、軍事関連のコンサルタント会社を経営しているが、社内の人間達が麻薬の密売など違法なビジネスに手を染めていることを知り、それをインターポールに告発しようとしていた。犯罪組織からデリアの命を守るため、フランクは、彼女をパリの飛行場まで連れて行くことになるが・・・。





クライマックスの飛行場の場面。フランクが運転するAUDI A8が滑走路に進入し、犯罪組織に捕らわれたデリアが乗る小型ジェット機を追跡するシーンがあるが、ナイトライダーのパイロット(電子頭脳スーパーカー誕生)のクライマックスを彷彿とさせる。このエピソードは、本国では、第3話として放送されたものだが、日本では、DVDの収録順や、スカパーの放送でも第1話として扱われており、どことなくナイトライダーを意識したように見える。また、フランクが車のサンルーフを開けて、ジェット機の翼に飛び移るシーンがあるが、「殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!!」でマイケルがジェット機の翼に飛び移る場面を思い出した。





④「盗まれた心臓」

ある二つの家族が息子の心臓移植のため、ドナーの臓器の提供を待ち続けていた。その一方の少年フィリップの父親は、南フランスの犯罪組織のボス・ドラゴだった。もう一方の少年に適合するドナーが見つかり手術の準備が進められるが、病院へ送り届けられるはずだった心臓が移送中に行方不明になってしまう。同じ頃、フランクは、とある病院で依頼品のトランクを受け取るが、その中身は少年に移植されるはずの心臓だった。ドラゴがフランクを利用して病院から心臓を盗み出そうとしていたのだ。






冒頭のカーチェイスでAUDI A8が走行する電車の上を飛び越えるジャンプシーンが見られるが、「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!」でのナイト2000の列車越えのターボジャンプシーンを思い起こさせる。またストーリーの内容も、こちらは心臓移植の話だったが、「死線48時間リミット寸前!決死のレールウェイ大走破!!」のエイプリルの姉の養女ベッキーの骨髄移植の話が思い出される。





⑩「すり替えられた名画」

フランクは、ベルリンのギャラリーで依頼品を受け取る。その中身は、カミーユ・ピサロという芸術家の絵画だった。四季をテーマに4枚の絵が描かれており、1枚2000万ユーロ以上、4枚全て揃えばその価値は5倍以上に跳ね上がると言われている。依頼人のカイバーは必死に絵画を探し回っているが、同じ頃、ピサロの子孫を名乗る女がその絵画を狙っていた。





このエピソードでは、メカニックのディーター専用のトレーラーが登場し、AUDI A8が走行中のトレーラーのコンテナに乗り込むシーンがあるが、ディーターのトレーラーがまるでナイト財団移動本部トレーラーのように見える(笑)。メンテナンスルームのようなコンテナの中でのフランクとディーターの会話のやりとりや、会話の後、AUDI A8がトレーラーから勢い良く降りて発進するところなど、ナイトライダーの移動トレーラーシーンの演出を彷彿とさせる。




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ハングマン諸君 
今この国は豊かである
枝もたわわに 果実を付けた大木のように栄えている
しかし 果実の中には腐った実もある

ハングマン諸君
すえた匂いを放つ果実が 大木そのものを枯らさぬうちに人知れず摘み取ってほしい
ただし枝一本、葉一枚動かしてはならない

蝉時雨が降り注ぐ庭を見ながら

ゴッド



チャンネルNECOで先月からスタートした「新ハングマン」。地上波の再放送以来二十数年振りに見ています。Ⅰ・Ⅱのオープニング曲も良かったですが、新しいオープニング曲も改めて聴くと一段とカッコ良くなっていますね。エンディングの「絆 FOREVER」も当時の東京都心の映像と非常にマッチしたハードなロックナンバーで、今でも聴きごたえがあります。BGMもバリエーションが増え、より洗練された印象です。このシリーズからデジコン役の名高達郎氏を残してメンバーが一新され、名高氏の役どころも「デジコン=加納良次」から「E・T=結城五郎」にチェンジ。「爆走!ドーベルマン刑事」の頃から名高氏と共演し、ハングマンでも良いコンビネーションを見せていたマイト役の黒沢年男氏が降板してしまったのは残念でした。



リアルタイム当時は、このメンバーにマイトがいれば・・・と考えたこともありました。確かにⅠの時は、一番多い時で7人体制、Ⅱは5人、そして、新は4人と、シリーズを重ねるごとにメンバーの人数が減っていくことに違和感があり、新もマイトを入れた5人体制ならもっと面白くなると思ったこともありましたが、今回改めて見直すと・・・4人でも十分。前のシリーズよりもさらにスケールアップした作戦が多く、ハングマン専用の秘密の作戦指令室が登場したり、メンバーが専用車に乗り込んで一斉に発進するなどなど、よりスパイアクションテイストの強い作品になっていることを再確認しました。



デジコンは、元・科学捜査研究所の研究員でコンピュータや科学に強く、巧妙な作戦に欠かせない頭脳派だったのに対し、E・Tは、元傭兵で己の肉体を武器にして様々な危険な場所に出向いて、敵と真っ向から挑む肉体派。Ⅰ・Ⅱでは、マイトが肉体派のリーダー的な感じでしたが、新では、E・Tがその役割を与えられているようです。山城新伍氏演じるチャンプ=小出英樹は、関西出身の元警察署署長でコテコテの関西弁を喋り、ゴッドの執事の園山(平田昭彦)とギャラの交渉をしたり、最年長ということもあって、メンバーの先導役も果たす頭脳明晰なエロ親父と言った印象。



ヌンチャク=前島アキラ(小林竜一)は、少林寺拳法、柔道、合気道、空手など様々な有段の持ち主で、人一倍正義感が強いが、若さゆえか作戦においては失敗することもある。Ⅰのドラゴンのような雰囲気があります。そして、このシリーズの紅一点のマリア=雨宮礼子(早乙女愛)は、初回で両親を殺した組織に単独で潜り込み復讐を果たそうとするも失敗し、命を奪われる寸前にハングマンに助けられて、作戦完了後に正式にハングマンのメンバーになる。Ⅰの時は、戸籍のない死人であり、陰で暗躍することがハングマンのメンバーの鉄則みたいなところがありましたが、新になると、そういうものはなくなり、型破りの性格がゆえ職を失ったはぐれものの集団というイメージが強くなりました。




チャンネルNECOではすでに5話まで放送されていますが、前のシリーズよりも刺激的なサブタイトルがのっけから並んでいて、お色気度もパワーアップしていることがよくわかります(笑)。ゴッド役もこのシリーズから天知茂氏に変わりましたが、初回だけしか出演していないのが残念ですね。現時点でとくに印象に残ったエピソードは・・・




「兵隊を密輸する悪ガードマン会社」

元防衛隊特殊部隊の隊員でガードマンの植村という男の焼死体が発見される。警察は失恋が原因の自殺と断定するが、植村の同僚が相次いで変死を遂げていることから偽装自殺の疑いがあるとして、ハングマンが調査を開始する。旧陸軍の生き残りの望月(神田隆)が社長を務める東日警備保障に潜り込んだE・Tは、そこで傭兵時代の仲間・マイケル北山(団次朗)と再会する。






ブラックの母親と妹、マイトの同僚の刑事、パンの妻と娘などなど、Ⅰにもハングマンのメンバーの関係者にまつわるエピソードがよくありましたが、さっそく新ハングマンにもE・T=結城の傭兵時代の仲間・マイケル北山が登場します。北山に誘われて、ある場所に連れて行かれる結城。そこは、秘密の傭兵訓練所で、北山がリーダーとなり傭兵を養成していた。結城=傭兵という設定を100%活かしたハードな内容で、憲法改正で揺れている今の日本を皮肉っているようなタイムリーなお話でした。


ヌンチャクが東日警備保障の面接を受ける場面で、劇中で初めてヌンチャクを振っていましたが、中々の腕前でしたね。今回ヌンチャクは、バイクの腕前も見せており、結城を後ろに乗せて2人乗りでスピーディーに走り回ったり、大ジャンプを決めていました。東日警備保障の社長が神田隆氏、専務の大川役に石橋雅史氏、傭兵部隊のリーダー・マイケル北山役に団次朗氏とゲストも顔馴染みの面々が数多く出演していて面白かった。








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1975年に「秘密戦隊ゴレンジャー」が誕生してから今年で早40周年。スーパー戦隊シリーズ40周年を記念して、この前のニンニンジャーには、歴代の忍者戦隊(カクレンジャー/ハリケンジャー)のレッドに加えて、アカレンジャーもサプライズゲストとしてラストに登場しておりました。さすがにゴレンジャーは、私もリアルタイム世代ではなくて、再放送世代。当時は、夕方に特撮の再放送枠があり、そこでゴレンジャーとジャッカー電撃隊が再放送されていたのでよく見ていました。当時は、ウルトラマンシリーズや、キカイダーシリーズ、レインボーマン、仮面の忍者赤影など、古い特撮もよく再放送されていましたね。



ところで当初、ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は、石森章太郎作品として数えられていて、戦隊シリーズには含まれていなかったんですよね。その証拠として、高速戦隊ターボレンジャーの初回に「10大戦隊集合 頼むぞ! ターボレンジャー」なる戦隊シリーズ10周年を記念した特番が放送されています。その番組は、新戦隊のターボレンジャーと、バトルフィーバーJから超獣戦隊ライブマンまでの10の戦隊が勢ぞろいして、それぞれの戦隊の戦いの歴史を振り返り、最後は、新たに地球で戦うことになったターボレンジャーに、10の戦隊が「後は任せたぞ!」的なエールを送る内容になっていました。この頃は、今のようなスーパー戦隊シリーズと言う括りもなく、ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は、別扱いになっていました。当時は、番組編成の関係で戦隊は25分枠(本編は正味20分)で放送されていたので、10の戦隊を振り返る映像も短く感じましたが、時間が短いせいで逆に編集のテンポが良くなってとても見やすかったし、歴代戦隊がワーッとターボレンジャーの後ろに押しかけて集結し、それぞれポーズを決めていく映像は、壮観かつ圧巻でしたね。



ゴレンジャーとジャッカー電撃隊が戦隊シリーズに加わり、「スーパー戦隊シリーズ」と言う括りができたのが2000年に放送された「未来戦隊タイムレンジャー」の時。タイムレンジャーの最終回には、「スーパー戦隊大集合」というゴレンジャーからタイムレンジャーまでの24の戦隊を振り返る番組が放送されました。タイムレンジャーの5人が乗るタイムジェットが時間移動して、ゴレンジャーから順番に戦隊の世界に入り込み、歴代の戦隊を紹介していくと言うタイムレンジャーのドラマ性を活かした演出がなされていた。番組の最後には、新戦隊の百獣戦隊ガオレンジャーも登場し、タイムレンジャーがエールを送る場面も見られました。この特番の時は、前述の10大戦隊の時のように、24の戦隊が勢ぞろいするといった場面は見られなかった。しかし、「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」という東映Vシネマ作品で、ガオレンジャーとドリーム戦隊(ビッグワン・レッドファルコン・ギンガブルー・ゴーイエロー・メガピンク)、そして、ゴレンジャーからタイムレンジャーまでの24戦隊のレッドのみが大集結し、激しい戦闘を繰り広げていた。巨大戦では、デンジファイターなど歴代のメカも登場していました。




スーパー戦隊シリーズ30作目に当たる「轟轟戦隊ボウケンジャー」では、エンディング終了後にボウケンジャーのメンバーがゴレンジャーからボウケンジャーまでの30の戦隊を毎週一本ずつ紹介する「全戦隊大全集」というミニコーナーがあった。30戦隊を紹介し終わった後、「30戦隊大全集スペシャルファイル」と改題され、戦隊シリーズの様々な「史上初」の出来事を紹介していました。残念ながらこのコーナーは、DVDには収録されておらず、テレビの再放送やネット配信でもカットされており、現在見ることは不可能になっています。東映Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」では、ボウケンジャーと歴代戦隊の戦士(ハリケンブルー・アバレブラック・デカブレイク・マジイエロー・マジシャイン)、そして、アカレッドと呼ばれるオリジナル戦士が共闘していましたが、残念ながら、歴代の戦隊が勢ぞろいする場面は見られなかった。




ゴレンジャーからゴーカイジャーまでの35のスーパー戦隊・199人の戦士が登場した劇場版「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の衝撃の映像はまだ記憶に新しいですが、これもすでに4年前の作品なんですよね・・・。そして早くも来年は、スーパー戦隊シリーズが40作目を迎えるわけですが、はたしてゴーカイジャーを超える衝撃が見られるのか?どうなるんでしょうね・・・。




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最近目立って活躍しているハリウッドの若手のアクションスターと言えば、ジェイソン・ステイサム、ニコラス・ケイジ、トム・クルーズ・・・あれっ?と思うぐらい他に活躍している若手のアクションスターがいない。ジェイソンやニコラス、トムでさえもう若手とは言えないぐらい年を重ねてしまっている。1980年代には、日本にもいたが、あの時代、いかに世界的にアクションスターが持て囃されていたのかを再認識させてくれるのが、2010年代から恒例となったエクスペンダブルズシリーズ。シルベスター・スタローンの呼びかけで集まった往年のアクションスター達が軍団となって巨悪に立ち向かう、お祭りアクションシリーズの決定版の第3弾「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」を拝見。



今回は、スタローン率いる傭兵軍団の面子に、新たにハリソン・フォード、アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプスが加入。脱税容疑で3年間刑務所に服役していたウェズリー・スナイプスが久々にアクション映画に顔を見せていたが、劇中でその脱税をギャグにして、自らを皮肉っていたのが面白かったですね。ウェズリー・スナイプスと言えば、やはり思い出すのが「ブレイド」シリーズ。ブレイドほどのハードな役柄ではないものの、往年のパワフルなアクションは健在で、大物アクションスターが名を連ねる中、中々の存在感を見せていました。できれば、ブレイド風の格好で出てもらいたかったな(苦笑)。


アントニオ・バンデラスは、重鎮のアクションスターよりも目立ちたかった?のか、あえて3枚目役を引き受けて、コミカルな演技を見せていたのが印象的でしたね。シュワちゃんと初顔合わせした時に「俺も久々に頑張ったのに、なんだよ、良い役持って行きやがって!!」と妙に実感こもったやりとりを見せていたのが面白かったです。できれば、「デスペラード」のギター銃のパロディを見せて欲しかった(苦笑)。


最近、小型飛行機操縦中に墜落事故を起こして負傷し、その容態が気になるハリソン・フォード。年末に公開予定の「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」の予告編で、数十年ぶりにハン・ソロとチューバッカのツーショット映像が公開されていましたが、こちらのほうも大変気になります。エクスペンダブルズでは、スタローンが演じるバーニーに作戦を与えるCIAの作戦担当官のドラマー役を演じていましたが、もちろん、クライマックスでは、ドラマー自身も作戦に参加し、ヘリの操縦で活躍していました。早く回復して欲しいですね。



そして、今回エクスペンダブルズの敵役を引き受けたのは、「マッドマックス」シリーズや「リーサルウェポン」シリーズなど、数々のアクション映画の代表作を持つメル・ギブソン。「2」の敵役は、ジャン=クロード・ヴァン・ダムでしたが、今回はさらに強力なメル・ギブソンを持ってきたか・・・相手に不足なしと言う感じですね。クライマックスでは、スタローンと激しい殴り合いを見せていましたが、まさに「夢の殴り合い対決」がここに実現したという印象でした。できればこの対決は、80年代に実現してほしかった(苦笑)。



シリーズに連続出演しているシュワちゃんは、スタローンとは最近「大脱出」でも競演していたが、今回さらに出番が増えて、アグレッシブに活躍していました。ジェイソン・ステイサムやドルフ・ラングレンは、他の面子よりは、一歩引き下がった感はあったものの、そつなく活躍していた印象。ジェット・リーは、やはり出番が少ない印象が拭えなかったが、最後のほうでシュワちゃんと良いコンビネーションを見せていたのが良かった。しかし、できればカンフーアクションを見せて欲しかったですね。



往年のアクションスター大集結のお祭り映画ともなれば、吹替え声優陣もやはり超豪華なお祭り常態。スタローン=ささきいさお氏、シュワちゃん=玄田哲章氏などお馴染みのフィックス声優の方々をはじめ、ハリソン・フォードとメル・ギブソン両方を兼任する磯部勉氏は、今回メル・ギブソンを担当し、ハリソン・フォードは、「スター・ウォーズ」シリーズや、「インディジョーンズ」シリーズでフォードの声を演じた村井国夫氏が担当していたのが面白いところでした。ウェズリー・スナイプスの声を江原正士氏が演じていたのが懐かしかったですね。デモリションマンで悪役を演じていた頃のスナイプスを思い出してしまった。



ヘリを使った空中戦は、ほぼCGだったのが残念だが、それ以外の銃撃戦、肉弾戦は、これまでと同様重量感があり、ダイナミックな迫力ありで見応え十分でした。すでに4作目の製作も決まっているようですが、そろそろというか、今度こそはジャッキーにも出演してもらいたいところですね。カート・ラッセルやエディ・マーフィー、テレビドラマもありなら、「バーン・ノーティス」のジェフリー・ドノバンもいいかもしれない。個人的には、デビッド・ハッセルホフに出てもらって、吹替えのほうは、スタローン&ハッセルホフまさかのWささき吹替えを見てみたいなあ(苦笑)。











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