10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
最近では見かけなくなりましたが、70、80年代の刑事ドラマには、欠かせなかった刑事の殉職。古くは、『太陽にほえろ!』のマカロニが立ち小便した後に通り魔に刺されると言うショッキングな映像から始まり、その代名詞的な存在であった太陽にほえろ!では、14年間続いたシリーズの中で11人の刑事達が殉職しています。そして、それ以外の刑事ドラマの中でも数多くの殉職刑事を輩出していたのが『大空港』。大空港は、1年半以上にわたり全78話放送されましたが、最終回までに6人の刑事達が殉職してしまうという歴代刑事ドラマの中でも最短最多の殉職者を出した刑事ドラマです。
犯人追跡中に重傷を負い、セスナ機で墜落死した鯉沼三郎刑事(中村雅俊)については、以前ご紹介いたしましたが、空港特捜部の刑事は爆死率も高かったですね。最初の犠牲者になったのは、緒形拳氏演じる梶大介警部。加賀警視と共に空港特捜部きってのベテラン刑事だったが、第14話「いのち炎の如く 壮烈!! 梶警部の最期!」にて、壮絶な殉職を遂げる。青森発特急ゆうづるの列車内で石油王国ジドラッド共和国のアブドーラ・タリフ駐日大使が何者かにロープで首を絞められ殺される事件が発生。一方、新東京国際空港南ウイング4階の業務員用トイレの中で、スリ常習犯の男の絞殺死体が発見される。事件で使われていた凶器が大使暗殺事件と同様のものであることが判明し、大使暗殺は、日本との経済提携に反対するゲズリ党と呼ばれる過激派による犯行と断定される。梶は、前回の捜査で重傷を負い、入院中。肺膿瘍で余命2、3ヵ月と診断されていた。仕事復帰した梶は、貨物ターミナルで犯人を発見し、遠隔操作されているプラスチック爆弾搭載の無人トラックが、まもなく着陸するジドラッド共和国の特使が乗る飛行機に接近していることに気づく。梶は、無我夢中で無人トラックを追跡し、運転席に乗り込んで寸前で衝突を回避するが、その直後、梶は、激しい胸の痛みに襲われ、意識を失いかけている間に、トラックはフェンスに激突し、大爆発した・・・。
梶は、この事件に遭遇していなければ、太陽のスコッチみたいに病死だったかもしれなかったんですね。しかし、無人トラックで襲撃する設定が当時としては、画期的です。「ザ・カー」などの影響もあったのでしょうか。
そして、もう一人は、空港特捜部の紅一点・神坂紀子(片平なぎさ)刑事。神坂刑事は、第51話「サヨナラ神坂紀子刑事! コール・ガールバラバラ殺人事件」で、VIP警護の女性SP部隊へ転属が決まり、特捜部を離れるが、第76話「殉職の鎮魂歌 壮絶!レッドスネイク撃滅作戦」で再登場します。殉職した梶、鯉沼、西條の3人の合同慰霊祭が行われた日に空港特捜部に送られてきた一通の手紙。その中には、罰印のついた神坂刑事の写真と「殉職」と言う文字が書かれた紙が入っており、加賀によりアムステルダムで研修中の神坂刑事が車に仕掛けられた爆弾によって爆死したことがメンバーに伝えられる・・・。
再登場かと思いきや、いきなり遠い国で殉職していた神坂刑事。当然当人の新たな映像はなく、かつての活躍場面をまとめた内容になっています。冒頭で、殉職した3人の刑事達の映像も流れていたので、おそらく最終回前に総集編的なエピソードを作っておこうと言うノリでできた話だったのかもしれません。捜査中の薮下刑事(田中邦衛)が乗る車がミキサー車に襲われ、薮下と立野(岡本富士太)も犯人に狙われていることがわかり、事件は意外な展開に。過去の実際の映像を使いながら、真犯人を浮かび上がらせる演出はなかなか面白かったです。ノンコの殉職は、刑事貴族の岩田刑事の殉職とかぶるところがありますが、こっちは、過去の映像とはいえ、出番が多いのでまだ救いがありますねえ…。太陽のジプシーみたいに活躍できなかったのは惜しいところ。ちなみにミキサー車が転落するシーンは、おそらく第34話の使い回し…。
そう言えば、最短で多数の殉職者を出した刑事ドラマがもう一つありましたが、あの作品もまたいずれご紹介致します・・・。
犯人追跡中に重傷を負い、セスナ機で墜落死した鯉沼三郎刑事(中村雅俊)については、以前ご紹介いたしましたが、空港特捜部の刑事は爆死率も高かったですね。最初の犠牲者になったのは、緒形拳氏演じる梶大介警部。加賀警視と共に空港特捜部きってのベテラン刑事だったが、第14話「いのち炎の如く 壮烈!! 梶警部の最期!」にて、壮絶な殉職を遂げる。青森発特急ゆうづるの列車内で石油王国ジドラッド共和国のアブドーラ・タリフ駐日大使が何者かにロープで首を絞められ殺される事件が発生。一方、新東京国際空港南ウイング4階の業務員用トイレの中で、スリ常習犯の男の絞殺死体が発見される。事件で使われていた凶器が大使暗殺事件と同様のものであることが判明し、大使暗殺は、日本との経済提携に反対するゲズリ党と呼ばれる過激派による犯行と断定される。梶は、前回の捜査で重傷を負い、入院中。肺膿瘍で余命2、3ヵ月と診断されていた。仕事復帰した梶は、貨物ターミナルで犯人を発見し、遠隔操作されているプラスチック爆弾搭載の無人トラックが、まもなく着陸するジドラッド共和国の特使が乗る飛行機に接近していることに気づく。梶は、無我夢中で無人トラックを追跡し、運転席に乗り込んで寸前で衝突を回避するが、その直後、梶は、激しい胸の痛みに襲われ、意識を失いかけている間に、トラックはフェンスに激突し、大爆発した・・・。
梶は、この事件に遭遇していなければ、太陽のスコッチみたいに病死だったかもしれなかったんですね。しかし、無人トラックで襲撃する設定が当時としては、画期的です。「ザ・カー」などの影響もあったのでしょうか。
そして、もう一人は、空港特捜部の紅一点・神坂紀子(片平なぎさ)刑事。神坂刑事は、第51話「サヨナラ神坂紀子刑事! コール・ガールバラバラ殺人事件」で、VIP警護の女性SP部隊へ転属が決まり、特捜部を離れるが、第76話「殉職の鎮魂歌 壮絶!レッドスネイク撃滅作戦」で再登場します。殉職した梶、鯉沼、西條の3人の合同慰霊祭が行われた日に空港特捜部に送られてきた一通の手紙。その中には、罰印のついた神坂刑事の写真と「殉職」と言う文字が書かれた紙が入っており、加賀によりアムステルダムで研修中の神坂刑事が車に仕掛けられた爆弾によって爆死したことがメンバーに伝えられる・・・。
再登場かと思いきや、いきなり遠い国で殉職していた神坂刑事。当然当人の新たな映像はなく、かつての活躍場面をまとめた内容になっています。冒頭で、殉職した3人の刑事達の映像も流れていたので、おそらく最終回前に総集編的なエピソードを作っておこうと言うノリでできた話だったのかもしれません。捜査中の薮下刑事(田中邦衛)が乗る車がミキサー車に襲われ、薮下と立野(岡本富士太)も犯人に狙われていることがわかり、事件は意外な展開に。過去の実際の映像を使いながら、真犯人を浮かび上がらせる演出はなかなか面白かったです。ノンコの殉職は、刑事貴族の岩田刑事の殉職とかぶるところがありますが、こっちは、過去の映像とはいえ、出番が多いのでまだ救いがありますねえ…。太陽のジプシーみたいに活躍できなかったのは惜しいところ。ちなみにミキサー車が転落するシーンは、おそらく第34話の使い回し…。
そう言えば、最短で多数の殉職者を出した刑事ドラマがもう一つありましたが、あの作品もまたいずれご紹介致します・・・。
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