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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/02月

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ファミリー劇場で放送中の刑事貴族、今週分から風間編がスタートしていますが、風間編の主演と言えば、郷ひろみ氏。当時、このキャスティングは、本当に驚きで、舘さんの次がなぜ郷ひろみなんだろうと不思議でならなかった。風間刑事の設定がニューヨーク帰りの元FBI出の刑事と言う事もあってか、この放送の一年ぐらい前まで実際にニューヨークに住んでいた郷ひろみが大抜擢されたのでしょうか。実際に渡米経験があり、ニューヨークを連想させる日本の俳優・・・と言えば、やはり、当時は、この方だったのでしょうかね。先に郷氏の出演が決まっていて、設定は後付けだった可能性もあるでしょうが。個人的には、ベストテンとか夜のヒットスタジオなどの歌番組でよく見かけてトップアイドル的なイメージのほうが強かったので、「あの郷ひろみがハードボイルドな刑事ドラマの主演?マジで???」てな反応になった。でも、その前から映画やドラマで俳優としても活躍されており、刑事ドラマの主演は、2時間ドラマの「翔んでる警視」シリーズですでに経験済み。そのドラマでは、東大出身の秀才警視と言う役どころだったみたいですが、残念ながら未見です…。

 

意外なゲストが登場することも見所の新七人の刑事にその郷ひろみがとてつもなく凶悪な脱獄犯役で出演していました。「野獣の日」と言うエピソードで、郷氏が演じるのは、滝まさとと言う名の凶悪犯。警官二人を刺し殺して、殺人罪により東府中刑務所に入所していた滝は、ある夜、刑務所から出発するトラックの荷台に積まれた家具の中に身を隠して、見事脱獄に成功する。滝は、警官を刺し殺して制服と拳銃を奪った後、車の中でいちゃついていたアベックを襲い、男を射殺して、女を人質にとる。原っぱに乗り捨てられていたバスの中で女を監禁し、逃亡劇を繰り広げるのだが、佐々木刑事が劇中で言うように、まさにジャングルの中に住んでいる野獣みたいな男。

 

当時超売れっ子アイドルだった郷氏がこんな役を演じていたとは、いやいや意外。当時かなり話題になったのではないでしょうか。中々の迫真の演技で、その獣のような凶悪ぶりは、アイドルのイメージを覆すほど。命乞いする男を容赦なく射殺したり、スーパーでレジの金を奪い、警備員を射殺したり、ついには、監禁した女まで…。とにかくその暴虐非道ぶりが半端なかった。踊る大捜査線のテレビスペシャルかなんかでスマップの稲垣吾郎が湾岸署内に篭城する犯人役を演じていたが、あれと同じようなものか。でも、やはりこっちのほうが物凄くインパクトがある。

 

滝が原っぱで出会った少年とキャッチボールをし、少年と心を通わす場面があったが、滝が捕まった後、そのニュースを聞いた少年が豹変し、雨の中、原っぱに乗り捨てられた車にボールを投げつけ獣のような表情を浮かべている姿がとても印象的だった。

 

しかし、なんと言ってもこの話の最大の見所は、遊園地で元恋人を人質にとり観覧車に逃げ込んだ滝を、北川刑事がジェットコースターに乗りながら拳銃で狙撃する場面だ。ジェットコースターから射撃って…大門団長やリキでもそんなマネはできないであろう(笑)。


 

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ある意味、射撃の腕前ナンバー1の北川刑事。カッコ良すぎだろ…。


 

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欽ちゃんのバラエティ番組が終了してから僅かに迷走していたテレ朝水9枠で、突如ナイトライダーが1クールだけ放送され、その後「大都会25時」がスタート。そこから今まで25年間ブッ通しで刑事ドラマが続いている水9枠。「はぐれ刑事純情派」と「さすらい刑事旅情編」の2パターン編成の時代が続いた後に、「はみだし刑事情熱系」が登場して、久々にアクション刑事もの復活!と思ったら、ビデオ撮影だったので少しがっくりしたのも今となっては懐かしい思い出(苦笑)。


この秋で11シーズン目に突入した「相棒」。藤田まことのはぐれ刑事は、18シリーズ続いたそうだが、相棒もきっとそれぐらい息の長いシリーズになるのでしょうね。10年以上も続いているなんて凄いことです。太陽にほえろ!は、14年間連続放送だったからその記録を塗り替えるのは難しいでしょうが、まだまだ勢いを感じます。相棒、2度目の交代。新たな若手刑事と本城…ではなかった、杉下右京がコンビを組んだ。前のインテリ刑事とのコンビネーションも良かったけど、今回のコンビもなかなか。年の差があきすぎてバランスを崩すのではないかと始まる前は少し気になったが、フレッシュな刑事とのコンビネーションが逆に新鮮で良い感じです。しかしね、何かすっきりしないんですよね。もっとガツガツした熱い刑事ドラマが見たいのに、はみ刑事以降は、この枠でもその手の刑事ドラマはバッタリ途絶えてしまっています。


熱い刑事ドラマ…確かにこの枠にもありました。それは、1987年の10月から始まった「ベイシティ刑事(コップ)」。ベイシティもかれこれ放送から25年も経ってしまったんですね。放送当時は、何かとあぶ刑事と比べられて、評価も様々でしたが、自分的には、今の刑事ドラマよりずーっとハジけていてシブカッコ良い刑事ドラマという印象です。現在CSのホムドラで放送中ですが、今週は、19話「復讐…」が放送されています。いよいよ最終回が近づいてまいりました。視聴率の低迷で最期の方はコミカル路線からやや人情路線にシフトした傾向もありましたが、最後まで遊び心満載を貫き、リアルなガンアクションの追求も怠らず、ナツカシのオールディーズナンバーと共に、ハードボイルドなドラマが展開した。BGMは、当時流行ったビバリーヒルズコップ風なノリの良さで、派手なクラッシュや爆発はなかったけど、カーアクションも程々にあって、あぶ刑事よりもさらに軽快な刑事ドラマだったという認識です。今見返してみると、やはり、当時の横浜の雰囲気が良いんですね。無駄に都会していない情緒溢れる街並みの中で、小池と星野の二人が派手に撃ち合ったり、走り回ったり、自転車に乗って車を追いかけたり…あぶ刑事にはないパターンのスポーティーなアクションがてんこ盛りで、二人のアグレッシブな動きに魅了された。


ひたすら人もカメラが動き回っているドラマって最近は少ないですよね。アップめのフィックスでぬぼーっと人を映しているだけ。さらに長回し。延々同じアングルの中で登場人物たちが会話をしていたり…。まるで静止画のようなドラマばかりでどうも退屈・味気ない。ベイシティのような軽いフットワークの刑事ドラマ…また見てみたいですね。今の時代に求めるのはやはり酷なのか…。


 

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ビデオ撮影の刑事ドラマは、どうも苦手とこれまでにも常々言ってまいりましたが、しかし、「新・七人の刑事」は、中々見応えがある。1話のように大都会を意識したような激烈なカーチェイスが展開するエピソードもあれば、13話のように終始取調室で展開するストーリーもあったり、バリエーション豊富だ。刑事達の様々な熱い想いや葛藤、そして、当時の役者さん達の名演技にひきつけられる。12話の「爆破軍団」は、少年が造った玩具爆弾によって引き起こされる衝撃的なパニックストーリーで、犯人が少年であるところも然ることながら、猿の玩具の爆弾が街中で次々と爆破する展開は、同時期に放送されていた大都会と並んでかなり刺激的だ。玩具の爆弾を使った話と言えば、「もっとあぶない刑事」の初回を思い出しますね。もっとの10年前にすでにこのようなストーリーが作られていたのは、驚き。


それにしてもポマードにサングラス姿がキマっていた三浦洋一さん演じる北川刑事、かっこ良いですね。バイクに乗っている姿を見るとどうしても西部警察で舘さんが演じた巽刑事を思い浮かべてしまう。七人の刑事が製作されたのは1978年で、西部警察は、79年だから、元祖グラサン・オートバイ刑事は、北川刑事と言っても過言ではありません。その北川刑事は、かなりの苦労者という設定らしく、14話では、東北出身の若者が起こした殺人事件を追う中で、中卒から這い上がってきた自分の過去を回想しながら、北川が様々な想いと葛藤を繰り広げていた。北川以外の刑事達は、至って地味な印象で、特に目立った個性はないのだが、回を追うごとにその地味さに味わいを感じてきた。


三浦洋一さんと言えば、思い出すのが「さすらい刑事旅情編」。はぐれ刑事純情派と共に半年置きに交互で放送されていましたね。当時国鉄からJRに生まれ変わって間もない東京駅にある警視庁鉄道警察隊が舞台。フィルム撮影ながら、至ってアクションと言うアクションはなく、三浦洋一さん演じる香取達男警部補を中心に鉄道内で発生した事件を解決していく刑事ドラマだった。ベイシティ刑事の1年後に放送されたテレ朝水9の刑事ドラマでもあり、アクションも期待したが、本当に地味な人情ドラマで当時は、少々がっくりしてしまったのだが、当時大人気だった昼ドラの嵐シリーズで主演した渡辺裕之や高木美保もレギュラーで出演していたので、ついついチャンネルを合わせることが多かった。どうせなら、七人の刑事がフィルムで、さすらい刑事のほうはビデオ撮影でも良かったような気がするな。勝手な思い過ぎるが…(苦笑)。


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『あぶない刑事 全事件簿DVDマガジン』が発売されました。あぶ刑事久々の出版ものと言うことでさっそくゲットしてみましたが、中々の濃い内容でございました。付属のDVDに収録されているTVシリーズ初回の「暴走」「救出」についての詳しい解説をはじめ、表紙を開くと、劇場版「あぶない刑事」のミニポスターがつけられていて、その裏面には、港署のフロア図が掲載されていました。タカが使用していた拳銃<スミス&ウェッソン「M586」や、赤レンガ倉庫の解説もありです。


なんと言っても注目は、主演の舘ひろしさん、柴田恭兵さんを交えたSPECIAL座談会(前編)。7年ぶりに再会した二人と脚本家の柏原寛司氏、「暴走」の脚本を担当した丸山昇一氏、テレビシリーズや劇場版「またまたあぶない刑事」の監督を担当した一倉治雄氏の対談内容が5ページにわたり掲載されています。タイトルは、当初「刑事ワイルド&ルーズ」だったと言う話から始まり、同じ日本テレビの人気刑事ドラマだった「太陽にほえろ」とは違ったものをやるため、ドラマの方向性について苦労した話や、中条静夫さんが演じた近藤課長のキャラクター設定についてもかなり揉めたような話が書かれています。


当初の通り、近藤課長が頼りない狸親父の設定になっていたら、一体どんな風になっていたんでしょうね。テレビシリーズの最初のほうの話は、わりとオーソドックスなハードボイルドものと言う雰囲気があったし、近藤課長をはじめ、脇の刑事達も至ってまじめ風な印象でしたが、シリーズ中盤辺りから、脇の刑事達もどんどんコミカルなキャラ付けがされて、近藤課長もいつの間にか狸と呼ばれるようになっていましたよね。しまいには狸の置物までデスクに置かれる始末(笑)。その他にも興味深い内容が書かれていて、色々とそそる一冊となっておりました。


付属のDVDにも柏原、丸山、一倉、三氏の座談会が特典映像として収録されています。「救出」にゲスト出演した山田隆夫さんのインタビューもありました。ラストの赤レンガ倉庫のシーンの話では、恭兵さんの人柄が窺えるエピソードが紹介されています。これは、ファンのみならず、DVDを持っている人も、あぶ刑事をまだ知らない人も、これは「買い」ですね。


 

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昨晩、テレビ朝日で先日亡くなられた地井武男さんの追悼特番が放送されていました。地井さんと言えば、やはり、『太陽にほえろ!』のトシさんや、『刑事貴族』のタケさんなどの刑事役のイメージがあるし、日本テレビのほうが地井さんとのつながりが強いと思っていた。しかし、最近は、テレビ朝日のほうで『ちい散歩』と言う紀行番組を6年間も続けていたそうです。テレ朝=地井さんのイメージがあまりなかったので、昨晩のテレ朝での特番は少し意外でもあったが、その番組があった関係で2時間以上の追悼番組が実現したようですね。残念ながら、大阪の朝日放送では、ちい散歩の放送はされておらず、こちらでは、知名度も低いようなのですが、昨日の番組を見ながら、地井さんの温かみのある人柄を知ることができ、涙させて頂きました。


番組では、地井さんの俳優時代のことも紹介されていましたが、そう言えば、地井さん主演の映画やドラマは、失礼ながら今まで見たことがない…。若い頃から犯人役などでの脇役のイメージがあるのですが、脇の中でも一際存在感があったし、確かになぜゆえに主演映画やドラマが少なかったのか、不思議でならない。『刑事貴族』のスピンオフとして、「タケさんの事件簿」ぐらいのものは、やって欲しかったなあ。地井さんもやはり、石原裕次郎さんに憧れて俳優になられたそうですが、『太陽にほえろ!』で裕次郎さんとの共演が実現し、太陽の最終回で、裕次郎さんの最後の出番となった取調べのシーンにも裕次郎さんとは直接のやりとりはなかったものの出演されていた。しかし、同じような刑事役が続いて、俳優を辞めようとした時期もあったそうです。確かに80年代は、刑事もの全盛の時代だったし、今のように漫画原作の1クールドラマもほとんどなかった。でもあの時、硬派なイメージがあった地井さんがそのようなドラマに出ていたとしても違和感があっただろうし、やはり、刑事役の地井さんを長く見られたのは、個人的には、とても良かったと思っている。


地井さんお別れの会の映像には、渡さんや舘さん、『北の国から』で共演した田中邦衛さんも映っていた。田中邦衛さんの顔を見るのは、ものすごく久しぶりな気がする。もうすぐ80歳になられるそうですが、また何かのドラマで拝見したいものです。水谷豊さんが挨拶される前に、「刑事貴族で共演された…」と進行役の方が言っていたが、おいおい舘さんもいるのに…。しかし、刑事貴族は、2、3のシリーズのほうが長かったし、地井さんと水谷さんは、刑事貴族以前からつきあいがあって、かなり仲が良かったそうですね。刑事貴族の撮影の時、若手の芝居が崩れてきた時に、「嫌われるかもしれないけど二人で言おうよ」と地井さんが提案し、二人で若手に話しをしてそれ以来、出演者とスタッフの結束が強くなったと言うエピソードを水谷さんが語られていた。確かに2の代官署の刑事達のチームワークは、テンポもリズムも良かったし、地井さん演じるタケさんものキャラも若手に混じって新たな領域に入っていたような感じがありました。


 

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名優・地井武男さんがお亡くなりになられました。地井さんが演じた役の中で、一番印象深いのは、やはり、『刑事貴族』シリーズの武田秀彦刑事=通称・タケさんでした。牧編では、地道な捜査を淡々とこなし、的確に情報を掴んで行く人情味と頼りがいのあるベテラン刑事と言った感じで、時には、部下を怒鳴りつけたり、かなり厳しい一面を持っていた。しかし、『刑事貴族2』以降になるとその厳しさがコミカルな要素となり、本城とのやりとりでは、弄ばれ系のゆるゆるないじられキャラに風変わり、そのギャップが面白かった。今思うと、1990年代以降、本格的にバラエティ番組の出演が多くなったことを考えると、地井さんは、この刑事貴族のタケさんと言う役である意味2度目のイメチェンを果たされていたのかもしれません。


70年代の野良猫ロックシリーズでは、ものすごくイカつくて、ギラギラした悪党と言うイメージが強くて、悪人のような凄みのある顔つきがちょっと怖い感じもしました。この時代は、ハードな役柄が多かったせいもありますが、80年代に入って、『太陽にほえろ!』に井川利三刑事=通称トシさん役で出演された時は、髪が短くなって、確かに厳しさも残ってるけど少し柔和な顔つきになっていたのが印象的でした。演じた役柄にも大きく関係しているのでしょうが、30代、40代、50代と年代によってこれほどイメージが変わった方も中々珍しいです。太陽にほえろ!のトシさんの進化系がタケさんで、ゆるいタケさんの進化系がバラエティ番組の地井さんと言う印象。


ところで、地井さんと言えば、トシさん役で太陽にレギュラー出演する前に犯人役で一度ゲスト出演しているエピソードがあったそうです。それが現在お蔵入りになっている「ライフルが叫ぶとき」。このエピソードは、子供を人質に取り、廃屋に立てこもった地井さん演じる殺人犯が石塚誠刑事=通称・ゴリさんにライフルで射殺されると言うお話だったようです。ウィキペディアによると、ドラマ上でゴリさんが使っていたライフルがモデルガンではなく、本物だったらしく、警視庁から厳重注意を受けたため再放送が自粛になってしまっているんだとか。差別用語が多いとか、ストーリー上に問題点がないのであれば、ぜひとも拝見してみたい一編なのですがねえ。ギラギラした時代の地井さんをもう一度見てみたいですね。


70と言うのは、男にとって鬼門なのでしょうか。最近70、71、72歳ぐらいで亡くなられる方が多いです。さよならタケさん。地井さんのご冥福をお祈りいたします。


 

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