忍者ブログ
10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/02月

≪01月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28  03月≫
[7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17
まもなく始まる新しいスーパー戦隊が宇宙戦隊であったり、この夏公開される「スペーススクワッド」に宇宙刑事ギャバンが登場するなど、今年の特撮界はにわかに宇宙ブ一ムの到来を予感させておりますが、そう言えば、20世紀には宇宙ものの特撮番組が結構ありましたね。1960年代には「キャプテン・ウルトラ」、「スター・ウォーズ」の一作目が公開された翌年の1978年には、「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」や「スター・ウルフ」など、東映、円谷ともに宇宙を舞台にした壮大なスケールの作品を世に送り出していました。その頃に公開された特撮映画にもスター・ウォーズのブームに乗ったと思われるSF大作がいくつかあったようです。今回は、その一つとなった東宝作品の「惑星大戦争」についてご紹介致します。


「惑星大戦争」は、チャンネルNECOで現在放送中の特集「特撮大国日本」で初めて見ました。この作品、1978年のお正月に合わせて公開された映画だったそうです。スター・ウォーズではなく、当時大人気だったSFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の人気にあやかって作られたとも言われています。当初この『惑星大戦争』というタイトルは、スター・ウォーズの邦題になる予定だったそうですが、スター・ウォーズが本国で大ヒットしたことや、日本ではアメリカの翌年に公開されるなどの理由により、最終的に本作のタイトルとして流用されたそうです。ストーリーは以下の通り。




1988年、世界各地に謎の飛行物体ヘル・ファイターが飛来し、世界の各都市が次々と破壊され始めた。国連宇宙局・宇宙防衛軍 (UNSF)は、中断していた宇宙防衛艦「轟天」の建造の再開と乗員の編成を滝川正人(池部良)に要請する。

滝川の指揮下、完成した轟天は飛び立ち、ヘル・ファイターの大編隊を全滅させた。しかし、敵の本拠地がある金星へ向かった滝川の娘・滝川ジュン(浅野ゆう子)が拉致されてしまう。ジュンを救出すべく轟天は金星に辿り着いたが、そこに敵の戦艦「大魔艦」が立ちはだかるのであった。






1963年に公開された「海底軍艦」に登場した轟天号が再登場したことでも話題になった本作。何より私的に気になったのキャスティングです。国防軍パイロット教官・室井礼介役が沖雅也。











沖さんと言うと必殺シリーズや刑事アクションもののイメージが強いですが、このようなSF映画に出演していたのは意外でしたね。この映画と同じく、1978年に公開された実写映画の「火の鳥」では、火の鳥を捕まえようとしたために黒焦げになってしまうヒナクの亭主役を演じていたり、かたや、この年は、日本テレビのアクション刑事ドラマ「大追跡」に出演していたりと、映画にテレビに引っ張りだこだったようですね。



国連宇宙局の三好孝次役は、「俺は男だ!」など青春ドラマで活躍し、現在は千葉県知事の森田健作。国連宇宙局日本支部員で、宇宙工学博士の滝川正人の娘・滝川ジュン役は、昨年末のガキ使で激しい踊りを見せていた浅野ゆう子。国防軍空挺隊員冬木和夫役は、「仮面ライダーV3」など、当時数々のヒーロー作品に出ていた官内洋。他にも国連宇宙局日本支部所長・松沢博士役の大滝秀治、国防軍司令の大石役の平田昭彦と異色の顔合わせで中々見応えがありました。刑事ドラマの悪役でよく見かけた兼末隆も国防軍空挺隊員の若い隊員役で出ていましたね。





















なんといっても轟天号がカッコいい。リボルバーのシリンダーのようなミサイル発射装置が回転しながらミサイルを撃つところがとくに良い。先端についているドリルは、「海底軍艦」でも大活躍していましたね。













敵の大魔艦のデザインも中々良い感じでしたね。















チューバッカのまがいもののような獣が気になりました。








鍾乳洞を宇宙船が潜り技ける場面は、スターウォーズを彷彿とさせるような映像でした。人間の皮をかぶった宇宙人は「V」のビジターの宇宙人を連想しました。映画の後半、浅野ゆう子がボンテージ風の衣装を着せられていましたが、あれは謎が残りましたね(笑)。



戦艦同士が激しいバトルをしたり、隊員が戦艦に乗り込んで戦闘を繰り広げる展開は、初期の戦隊や宇宙刑事シリーズのラストバトルを思わせるものがあり中々印象的でした。やはり、宇宙ものの特撮には、戦艦同士のバトルが欠かせないですよね。戦艦が登場するのかはわかりませんが、キュウレンジャーでもこういう展開があるといいですね(笑)。




拍手[0回]

PR
スターウォーズの最新作「ローグワン」が公開中です。これは、スピンオフ作品で、「スターウォーズ アンソロジーシリーズ」の第1作に当たる映画だそうです。エピソ一ド3と4の間に起こった反乱軍「ローグワン」のミッションが描かれています。主人公は、ジン・アーソという名の女性で、彼女がローグワンのメンバーとなり、帝国軍が開発を進めるデス・スターの設計図を奪還するスト一リ一になっています。










香港のアクションスターのドニー・イェンや、「プラトーン」「フォーン・ブース」など数々の映画やドラマに出演している名優フォレスト・ウィテカー、「007 / カジノロワイヤル」やドラマ「ハンニバル」などで知られるマッツ・ミケルセンも出演しています。K2-SOやC2-B5など、ドロイドの新キャラが登場する他、あのダースベーダーも出てくるので、旧三部作に夢中になった往年のファンも楽しめること間違いなし。戦闘シーンなども旧三部作を思わせる映像になっていて中々見応えがあります。また、若きハン・ソロを主人公にしたスターウォーズ アンソロジーシリーズの第2作が2018年に公開される予定とのことです。





ローグワンが公開されている最中、レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが60歳の若さで亡くなったそうです。エピソード7で数十年振りにハン・ソロ役のハリソン・フォードと共演し、ファンを喜ばせてくれましたが、心臓発作により帰らぬ人に。キャリー・フィッシャーは俳優だけでなく、脚本家としても活躍したそうですが、個人的にレイア姫以外で一番印象に残っているキャリーの出演作と言えば、ブル一ス・ブラザーズで演じた「謎の女」。








ブルース・ブラザーズは、1980年に公開されたコメディ映画で、ジョン・べル一シとダン・エイクロイド演じるブル一ス兄弟がR&Bのイキな歌や踊りを見せながら様々な騒動を巻き起こし、ハチャメチャなカーチェイスを繰り広げる、今では考えられないくらいのハイスケールな作品。キャリー・フィッシャーは、ブルース兄弟の命を狙う女役で、二人をバズーカーでブチ殺そうとしたり、二人が泊まっているホテルを爆弾で吹っ飛ばすなど、かなりブッ飛んだ女を演じていた。「おいおい、レイアがそんなことしていいのかよ!」と、当時そんな突っ込みを入れながら映画を楽しんでおりましたが(笑)、強烈かつ愉快なキャラクターで面白かったですね。


他にもトム・ハンクス主演の「メイフィールドの怪人たち」や、2000年代に入ってからも「チャーリーズエンジェル・フルスロットル」などコンスタントに映画に出演していましたが、やはり、レイア姫のインパクトが強かったせいか、他の作品で話題になることはなかったですね。私生活では、スターウォーズの撮影中に薬物にハマって薬物中毒になったり、色恋沙汰でもいろんな浮名を流し波瀾万丈の人生であったようですが、60はまだ若過ぎます。

次回作のエピソード8 の撮影はすでに終了しているとのことですが、残りのエピソード9はどうなってしまうのでしょうね。エピソード7でハン・ソロが死に、レイア役のキャリーも亡くなったことでルーク・ハンソロ・レイアのスリーショットを永遠に見ることができなくなってしまいました。できればもう一度だけ三人がそろった場面を見てみたかったです。




この記事を書いてる途中に、キャリー・フィッシャーの母親のデビ一・レイノルズの訃報が飛びこんできた。娘さんの死がショックだったのでしょうか、追いかけるように旅立たれてしまったようですね。お二人のご冥福をお祈りいたします。





これをもって2016年最後のぼやきとなります。今年も一年ご愛読頂きましてありがとうございました。数多くのコメント、拍手もありがとうございます。大変励みになりました。来年も気になる映画・海外ドラマ・日本のアクションドラマ・特撮など様々な話題を書き綴って参るつもりですので、引き続きよろしくお願いいたします。それでは皆さん、よいお年を!!



拍手[1回]

邦画からパワフルなアクション映画が消えてから幾数年経ちますが、1980年代の邦画は今よりも規制がなくて予算が潤沢だったのか、ダイナミックなカーチェイスが展開する作品が数多くありました。今回は、過激なカーチェイスシーンが展開した邦画を数本紹介致します。





獣たちの熱い眠り(1981年)

『西部警察』や『あぶない刑事』シリーズの監督でも知られる村川透の監督作品。巨大組織の卑劣な罠にハマり殺人犯の汚名を着せられた若きテニスプレイヤーが獣と化して組織に復讐を果たすハードボイルドアクション。主演は、当時青春スターから脱皮するために、髪を短くし野性味たっぷりにイメチェンした三浦友和。三浦氏演じる主人公の三村浩司は、この翌年に三浦氏がレギュラー出演した『西部警察PARTⅡ』の沖田刑事のようなルックスなので、まるで沖田の前章を見ているような、そんな感覚になってしまう映画でしたね(苦笑)。




  


映画の中盤、組織の下っ端(伊吹吾郎と安岡力也)にさらわれた妹を助けるため、三村がイーグルマスクの黄色いトランザムに乗り、敵の白い車を追跡しますが、このカーチェイスが中々ど派手。あぶない刑事の撮影でもよく使われていた代官坂トンネルを潜った後、トンネル前で対向車が激しく横転。住宅街の狭い路地から大通りに出た後、オープンカフェに突っ込んだり、ダンプに道を阻まれドラム缶にぶつかるトランザム。その後、組織の下っ端達は、車を捨てボートに乗り換え。前のバンパーがはずれてボロボロになったトランザムが工事中の河川沿いの道路を突っ走り、ボートを追走する。


黄色いトランザムの豪快な走りっぷりが実に爽快。当時は、住宅地の狭い路地でも凄まじいカーチェイスの撮影ができたんですね。









紳士同盟(1986年)

当時人気絶頂のアイドルスター・薬師丸ひろ子が主演した青春ラブ・コメディ。同名タイトルの主題歌もとても印象的でした。時任三郎、伊武雅刀、三宅裕司、夏樹陽子、財津一郎、小林桂樹など、個性豊かなスター達が勢ぞろいし、アメリカ映画の「スティング」のような詐欺グループ同士の騙し合いが展開します。仲村トオルが薬師丸ひろ子演じる女子大生の後輩役で出演していますが、薬師丸ひろ子に「先輩!」と呼んでいる姿があぶない刑事の町田透を彷彿とさせます(笑)。



 


物語の中盤、薬師丸ひろ子が運転するオープンカータイプの黒いコルベットが暴走。伊武雅刀が運転する白いベンツ(W114)と激しいカーチェイスを繰り広げる。トンネルの壁に激しくボディを擦りつけたり、斜面を駆け降りてコルベットの前方を塞ぐなど、高級車のベンツの荒々しい走りっぷりを堪能できる。他の車を巻き込んでの玉突き衝突やジャンプなど豪快なカースタントもあり。また、仲村トオルがワインレッドのスープラに乗っている場面も必見です。









ころがし涼太 激突モンスターバス(1988年)

漫画「ころがし涼太」の実写化映画。主演は、竹内力。藤岡重慶、鈴木ヒロミツ、又野誠治、我王銀次など当時の大御所俳優が脇を固める。写真館の店主役で佐藤浩市もゲスト出演。大型バス2台を使ったハチャメチャなカースタントが最大の見所。謎のモンスターバスを運転する菅田俊は、「あぶない刑事」の劇場版と同じく、「豹藤」と言う役名で出演しています(笑)。



 


のっけから涼太のバスが改造されたスカイラインを引き擦り回して、ヨットハーバーの岸壁から海へ突き落とすカーアクションあり。映画の後半、涼太と豹藤が乱闘した後、暴走する豹藤のモンスターバスに涼太がしがみつく場面がありますが、竹内力氏がなんとノースタントで演じています。クライマックスの涼太のバスと豹藤のモンスターバスの一騎打ちのシーンでも、バス同士の激しい体当たりや、モンスターバスが豪快に横転するなど豪快なカーアクションが続き、走行中の涼太のバスの屋根上で、涼太と豹藤が荒々しく格闘するなど、迫力満点のアクションが数多く見られます。全編で大型バスを使っているカーアクションは国内では珍しいですね。当時の日本映画のバイタリティの凄さが伝わってきます。




拍手[1回]

法の目を掻い潜り悪行を繰り返す悪党を社会的に抹殺するのが日本のハングマン。ごく普通の幸せな一家の自宅の屋根裏に突如、覆面を被った変態男が住み着き、家のあらゆる部屋に盗撮用のカメラを仕掛けて24時間監視し続ける・・・のが最近登場したアメリカの「ハングマン」。


この映画、まず撮り方が面白いです。家中に取り付けた盗撮用の小型カメラの映像と、男が持っているハンディカムの映像のみで表現されています。家族が寝ている間に屋根裏からこっそり出てきて、暗闇の部屋を徘徊したかと思えば、家族がいる時も堂々と部屋にあらわれて、見つかるか?見つからないか?のぎりぎりのポジションに立ち続けたり、スリリングに動き回る変態男の行動も面白かったです。ただ、そういう設定のせいか登場人物のアップがほとんどなくて顔がわかりづらく、ひたすら遠目での演技なので、役者さんにとっては、あまりおいしくない役どころかもしれませんね(苦笑)。ハングマン役の人なんかほとんどマスク(ストッキング?)をかぶったままだし(笑)。


一日中屋根裏に隠れているから、腹も減るし、喉も渇くし、トイレにも行きたくなりますわね。だから、家族が眠っている間に台所に忍び込んで、冷蔵庫から勝手に食い物を拝借するわけですが、飲んだジュースを元の容器に吐き出して、朝、家の主人がそれに気づかずそのジュースを飲んでしまったり、シャワーを浴びている奥さんを覗きに行ったり、ハングマンがドリフのコントまがいなことをやっている場面は、思わずクスッとしてしまった(笑)。


家族の留守中に部屋のものを物色したり、家族のアルバムを見て発狂したりと、終始、変態男の意味不明な行動が続きます。この変態男のハングマン、自分の車を持っていて、運転もできるみたいです。車で娘さんの深夜のデートを尾行し、彼氏の車の中で彼氏といちゃいちゃしている娘さんを盗撮していましたが、娘さんに興味津々なんでしょうか。変態になる前はどんな仕事をしていたのかちょっと気になった。で、娘さんと喧嘩別れした彼氏を突然、ナイフでメッタ刺しにしたり、三味線屋の勇次のごとく家の主人を絞首刑にしたり、悪党に正義の制裁を与える日本のハングマンとは全く正反対の、殺戮の限りを尽くします。でもなぜか子供には、手を出しませんでしたね。ひょっとして13金のジェイソンみたいなやつなのかな?



結局のところ、最後までこの変態男の意味不明な行動は解明されることなく、続編がありそうな予感を残してジ・エンド。ラストは、いまいち盛り上がりに欠けるし、差し迫る恐怖感もあまり感じなかったのですが、見せ方や演出はアイデアに富んでおり、なかなかユニークなサスペンスホラーだった。こんなのが身近にいたら、ほんと嫌ですね(苦笑)。










拍手[0回]

今まで見てきたvsもので思い出すのは、「プレデターvsエイリアン」「フレディVSジェイソン」「キングコング対ゴジラ」「仮面ライダーvsスーパー戦隊」などなど様々ありましたが、死ぬまでに見てみたいvsものと言えば、やはり「ナイトライダーvsエアーウルフ」「ナイトライダーvsハイテク武装車バイパー」「エアーウルフvsブルーサンダー」「宇宙刑事ギャバンvsロボット刑事」「ロボコップvs機動刑事ジバン」と考えたらキリがないくらい色々と出てきます(苦笑)。


今年公開されたvs映画と言えば、やはりこれ『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』。DCの人気キャラクターが世紀の対決を繰り広げると言うことで話題を呼びましたが、でも見る前から悪い予感がしていたんですよね。空を自由に飛び回り、超人的パワーを持つスーパーマンに対し、バットマンは、特別なパワーは持っておらず、ひたすら己の肉体を鍛え上げて、バットスーツを着て戦うのみ。もうね戦う前から力の格差が歴然としてしまっていて勝負にならないのではと思っていましたが、まあ、簡単にあらすじを書いておきますと・・・



人類の平和を守るのと同時に街を破壊し尽くし、街に甚大な被害を出してしまったスーパーマン。スーパーマンの強大すぎるパワーは、もはや地球人にとって脅威となっていた。闇の中で悪と戦うバットマンは、人々の期待を背負って、スーパーマンと戦うことを決意する。そして、そこにスーパーマンを「偽りの神」だと言い放ち、彼を陥れようとする若者が現れる。



超パワーを持つスーパーマンと力のないバットマンがどんな対決を見せるのか、そこがやはり一番気になるわけですが、二人が顔合わせるまでのストーリーがもう長いし暗い。スーパーマンの戦いに巻き込まれて両足を失った男が出てきたり、裁判所でスーパーマンが襲撃されて、スーパーマンだけが生き残って地球人が大量に死んだり、「そこまで悪者にしてやらんでもええやん」と、思わず関西弁で突っ込みを入れてしまうほどみじめなスーパーマンを見るのが忍びなかった。一方、バットマンのほうも、スーパーマンの最大の弱点とも言えるクリプトナイトの石を手に入れるために、なぜだかトレンチコートを着てレックスの輸送トレーラーを襲い、武装集団にボコボコにされるなど、仮面をかぶった強盗犯みたいな割に合わない役回りをさせられてこちらも見るに耐えなかった(苦笑)。


今回のバットマンは、今までよりもマッチョ感たっぷりで体がかなりゴツくなっておりましたが、そう言えば、今年公開された「仮面ライダー1号」の1号のスーツもやけにマッチョな感じになっていましたね。マッチョヒーローブームは続かなかったようでございますが、さて肝心要の二人の対決シーン。映画が始まって1時間30分過ぎたところでようやく二人のタイマン勝負と相成りましたが、いきなりスーパーマンに手で軽くタッチされただけで、遠くへフッ飛ばされてしまったバットマン。あれを見た時、スーパーマンがアラレちゃんのように見えてしまったが(笑)、バットマンは特別な力がないもんだから、やはり武器頼みになりますよね。


スーパーマンを機関銃などで容赦なく蜂の巣にするわけですが、当然そんなもの通用するわけもなく、スーパーマンは、アイ光線でいとも簡単に武器を破壊してしまいます。取っ組み合いをしても超人的なパワーを持つスーパーマンに勝てるわけもなく、思っていた通りバットマン劣勢(苦笑)。バットマン、奥の手のクリプトナイト入りの煙をスーパーマンに浴びせて、スーパーマンが弱ったところで彼をボコボコにします。なんだかやり方が小汚いバットマンですが(笑)、必死さはひしひしと伝わってきました。


クライマックスは、レックス・ルーサーが生み出した「ドゥームズデイ」と呼ばれる巨大な怪物を倒すため、スーパーマンとバットマンが共闘する展開。vsものはいろいろ見てきましたが、やはり最後はヒーロー同士が互いに手を取り合って地球の危機を救うのが定番のようですね。レックス・ルーサーと言えば、クリストファー・リーブのスーパーマンの時は、ジーン・ハックマンが演じていたけど、今回は、随分若返りましたな(苦笑)。


スーパーマンは、ドゥームズデイを捕まえて宇宙空間へ放り出そうとしましたが、失敗。ウルトラマンのシーボーズの回みたいな展開(笑)。バットマンは、やはり生身では勝てんと言うことで、バットウィングに乗って空から攻撃を仕掛けていましたが、やはりこの戦いでも劣勢(苦笑)。二人が危機的な状況の最中、救世主のごとく突然現れたのがDCコミックのスーパーヒロイン「ワンダー・ウーマン」。おいおい、何でワンダー・ウーマンなんだ。しかも、かなりおいしいしころを掻っ攫ってしまったよこのヒロイン(苦笑)。バットマンよりも目立ってる。映画のタイトルなんだったっけ?この飛び入りゲストの活躍は、予想外ではありましたが、まあね、スーパー戦隊のvsものに新戦隊が出てくるのと同じで、ワンダー・ウーマンもきっとそういう扱いになるはずだったのが、ちょっと活躍し過ぎてしまったと言う感じなんでしょうね(苦笑)。


と言うことで、映画の全体的な印象としては、スーパーマンの映画にバットマンがゲスト出演したと言う感じに見えましたが、色々と楽しめました。バットマン損な役回り、ワンダー・ウーマン欲張り過ぎ、何で出てきたフラッシュと言った印象でしたね(苦笑)。次は「スーパーマンvsファンタスティック・フォー」とか見てみたいな(笑)。







拍手[0回]

昨年末から今年の初め頃にかけて、イマジカBSでジャッキー・チェンの吹替え映画特集が放送されていましたが、現在チャンネルNECOでまたジャッキーの吹替え映画が定期的に月3本ほど放送されています。なので前に見逃した「ヤングマスター 師弟出馬」を久々に鑑賞。ジャッキー・チェンの声は、当然のごとく石丸博也氏が演じているのですが、声に少し年輪が・・・。昔ゴールデン洋画劇場で見た時の吹替えとちょっと違うなと思って確認してみたところ、どうやら2年前に制作された新録の吹替えだったようです。


最近だと、「スパルタンX」や「サンダーアーム/龍兄虎弟」なども新録されていて、テレビ版の吹替えとは異なる声優陣が脇役の声を演じていましたが、新録であってもやはり、ジャッキー=石丸、サモ・ハン・キンポー=水島裕、ユン・ピョウ=古谷徹の黄金コンビの声は揺るがなく固定(フィックス)なのが嬉しいですね。で、その「ヤングマスター」の新録の吹替え版ですが、ジャッキー、ユンピョウ以外の脇の声優陣もわりと豪華で驚いた。クァン署長(シー・キエン)の声は、次元やジェームズ・コバーン、ナイトライダーのナレーションなどで知られる小林清志、師範(ティエン・ファン)の声をキットの声でお馴染みの野島昭生、アーサク(フォン・ファン)の声をゲイリー・ビジーやダイ・ハードシリーズ(ソフト版)のブルース・ウィリスの声などを担当した樋浦勉が演じていた。


ヤングマスターと言えば、冒頭の獅子舞のシーンと、ハプキドー(韓国合気道)の達人ウォン・インシクとジャッキーが20分近くに渡り展開するクライマックスのクンフーバトルが印象的でしたが、映画中盤にある底なし沼と風呂場の場面で繰り広げられるドラゴン(ジャッキー)とクァン署長のやりとりも中々面白いんですよね。石丸博也vs小林清志のベテラン声優陣によるコミカルで味わい深い吹替えもとても聴き応えがあった。懐かしいテレビ版の吹替えを見ているような、そんな気分になりました。





ヤングマスターに出ていなかったサモ・ハン・キンポーと言えば、昔、ゴールデン洋画劇場でよく放送されていた「燃えよデブゴン」シリーズで初めて知り、以後、ジャッキーと共演した福星シリーズや、プロジェクトA、スパルタンX、サイクロンZなど、テレビでたくさんの出演作品を見ましたが、最近は、地上波で映画を見なくなったこともありますが、スカパーでもあまり見かけないなあ・・・と思いながら、チャンネルNECOの番組票を確認していたら、「ネイキッド・ソルジャー 亜州(アジア)大捜査線(吹替え)」なるタイトルの映画を発見。チェックしたところ、この作品は、2012年に製作され、2013年に日本でも劇場公開された作品で、サモ・ハン・キンポーが久しぶりに派手な立ち回りを見せています。



インターポール(国際刑事警察機構)の捜査官ロン(サモ・ハン・キンポー)は、組織の報復を受けて家族を皆殺しされ、自らも重傷を負う。生き残ったロンの10歳になる娘は、組織の女ボス・ローズに誘拐されて洗脳手術を受け、ローズの娘フェニックスとして育てられることになった。 

それから15年後の1995年。麻薬王パワーと覇権を争う南米のシンジケートがローズの組織を使って、パワーの配下の5人を抹殺しようとしていた。そのうちの3人、アメリカのジミー、日本のカトウ、台湾のアイアン・ウルフは、ローズが送った刺客アイビー、セリーナ、そして、成長し殺し屋となったフェニックスによって次々と暗殺された。インターポール香港支部で指揮をとるサム捜査官は、現役を引退していたロンを相談役に迎え入れて調査を開始。台湾に向かったサム捜査官は、そこで女子大生のメイシーと知り合い好意を抱くが、メイシーは、台湾に潜伏中のフェニックスの仮の姿であった。








サモ・ハン・キンポーの久々の主演作・・・と言いたいところですが、実質主演は、女殺し屋フェニックスを演じたジェニファー・ツェー。ニキータのマギーQを思わせる風貌で、アクションの身のこなし方は、俊敏かつエレガントな感じで中々良い感じでした。クライマックスのフェニックスとセリーナのバトルは、これぞ香港アクション映画!と言わんばかりのユーモアと意外な仕掛けが満載で迫力があったし、サモ・ハン・キンポーも激しいクンフーやダイナミックなヒップアタックを見せていた。


この作品の撮影当時、サモ・ハンは、60歳だったようですが、アクションの動きはまだまだ衰え知らずといった感じでしたね。吹替え版と言うことで、サモ・ハンの声は、もちろん水島裕氏。年齢を重ねたサモ・ハン・キンポーに合わしてなのか、水島氏の声も昔のようにハチャメチャに高い声ではなく、かなり低めのトーンになっていましたが、共に年齢を重ねて、一層味わいのある吹替えになっていましたね。



最後にもう一回だけでもいいから燃えよデブゴンの新作を吹替えで見てみたいなあ(笑)。


拍手[0回]

カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
ブログ内検索
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ガース
性別:
男性
カウンター
アーカイブ
バーコード
by thanks

Copyright © 超ぼやき宣言 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]