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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/02月

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来年公開される話題の映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』。すでにゴーカイジャーのEDで映像の一部が公開されていますが、まず驚いたのは、スーツがピカピカ。蒸着シーンやギャバンダイナミックを決める時のバンクシーンで見られた銀色に光り輝いているギャバンそのものだ。昔は、ピカピカのスーツにカメラやスタッフなどが写りこんでしまう問題があったため、アクション時は、別の素材のものが使用されたが、今回は、アクションをする時もピカピカのスーツのままで動くみたいですね。スーツの胸の部分も昔以上にカッコ良く光っていたが、スーツ素材の進化を感じさせられました。ギャバンだけでなく、あのドルギランも登場するようですが、やはりCG。うーん、やはり思っていた通り、昔の着ぐるみでの巨大感やミニチュアと比べると、なんとなく味気がない印象に見えてしまったのですが、でも劇中でどのような活躍を見せるのか気になります。

敵側も中々魅力的な雰囲気です。佐野史郎さん演じるウィーバル。顔出しの幹部って久々に見るなあと思ったら、実は、敵ではなく宇宙警察のボスで、ギャバンの上司なんですが、ザンギャックと繋がり、悪事を働く役どころのようです。そして、今回ギャバンのライバル的存在で最強の敵「ギャバンブートレグ」なるメタリックな戦士が登場する。黄色いレーザーブレード?のようなものを振り回してギャバンと対決するみたいです。一瞬、ギャラクティカのサイロン兵のようにも見えたが、その姿は、まさにギャバンの偽者的な雰囲気であり、いかにもな悪顔です。ジャスピオンに出てきたマッドギャランを彷彿とさせる存在ですね。

宇宙刑事ギャバンは、1982年に東映が新たに立ち上げた特撮ヒーローであったため、その年の東映まんがまつりでは、戦隊(大戦隊ゴーグルファイブ)は、公開されたが、ギャバンはラインナップされず、結局これまで一度も劇場用作品は作られていません。宇宙刑事では、シャイダーは、劇場版二作品製作されています。ギャバンが登場する初の劇場作品であり、戦隊シリーズと宇宙刑事シリーズのコラボと言う初の試みだけでなく、ギャバン(一条寺烈)を演じる大葉健二さんが、バトルフィーバーJで演じたバトルケニア(曙四郎)と電子戦隊デンジマンのデンジブルー(青梅大五郎)役も兼任する。なるほど、大葉さんの存在そのものが戦隊と宇宙刑事をつなぐ架け橋になっているんですね。それにしてもゴーカイジャーは、過去の34戦隊だけでなく、ギャバンの力も借りて戦ってしまうとは…まさに豪快と言うか、ゴージャス過ぎるカオス戦隊となってしまったなぁ・・・。

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来年生誕30周年を迎える『宇宙刑事ギャバン』。年明けに公開されるゴーカイジャーの新しい映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』(2012年1月21日より公開予定)にて、あのギャバンが復活します。さらに、来年スタートする36番目の新戦隊にもギャバンが登場すると言う噂が。新戦隊は、その名も『特命戦隊ゴーバスターズ』。ある世代の方々ならば、もうお気づきでしょうが、1980年代にヒットしたビル・マーレーやらダン・エイクロイドがゴーストを退治していたあの映画のタイトルをもじっていることは、一目瞭然です。そして、ついに『○○レンジャー』と言うこれまで定番だった「ジャー」づけのネームから卒業?し、「○○ズ」の形に。これまでにはないネーミングで新鮮な印象を受けますが、その反面、ここ数年ずっと頭の文字が「ゴ」から始まる名前ばかりなのがちょっとくどいかなあとも…(苦笑〉。

それはさておき、このゴーバスターズに宇宙刑事がどのように関わるのかが気になりますが、なんとギャバンがゴーバスターズの司令官となり、自らも敵と戦ったりするんだとか。うーん、なんとも信じがたい話ですが、つまり、来年の新戦隊は、宇宙刑事とのコラボ作品になるようですね。ゴーカイジャーに続いて、引き続き東映のお祭り企画が継続される模様です。宇宙刑事は、『宇宙刑事シャイダー』までの3作品で綺麗に完結しているし、今復活してもお茶らけたCGだらけになって当時のハードで巧みなアクション演出や独特の幻想的な世界観などの醍醐味が薄れてしまうのではないかという憂いもあるのですが…今回は、あくまでコラボということなので良いとして…。

宇宙刑事と言えば、当時物凄く斬新であったメタリックなスーツのカッコ良さや生身でのアクロバティックなアクション、異次元空間での戦闘シーン、レーザーブレードでの最終対決、渡辺宙明さん作曲の熱い主題歌や緊迫感あふれる挿入歌、BGMなどなど魅力を挙げ出したら切りがないほどありますが、ギャバン、シャリバン、シャイダーと3作見事に色分けされた不気味でシュールな世界観も圧巻でした。そして、敵勢力の魅力。とくにシャイダーに毎回登場していたフーマの不思議獣のデザインは、ユニークだった。不思議獣は、フーマのボス・大帝王クビライの口から生まれた卵が儀式によって孵化し誕生する。南国風のまさに摩訶不思議なデザイン。前作のシャリバンに変形ギミックが取り入れられて、別の形態に変化する魔界獣も多く見られた。その斬新なギミックに何度も驚かされたが、シャイダーの不思議獣も同じくギミックで表情の変化や恐怖感を演出していました。一見かわいく見える怪物が変形して恐ろしい形態に早代わり。不思議獣の人間体も奇怪で不思議な魅力を醸し出していました。



 

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不思議獣ペトペト…『踊れペトペト!』に登場した不思議獣。通常は、狼のような顔つきだが口を大きく開けると第2の不気味な顔が露になる。肩にでかい目玉がついているのが面白い。動物達を凶暴化させるため、西洋のチンドン屋になりすましたペトペトの人間体がトランペットを吹きながら町を陽気に不気味に練り歩く。天使のおっさんってどこかで聞いたことのあるフレーズだが、こちらに出てくるのは、まさに闇の天使。不気味なペトペトのデザインも然ることながら、人間体ペトペトのとびきり強烈な存在感が圧巻だった。不思議時空では、巨大化してガスを吹きかけシャイダーを苦しめた。





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不思議獣グチグチ…『吼えろビームガン』に登場した不思議獣。通常の顔は、憎めない感じだが、唇の形をした大きな顔がべろんとめくれると、第2の恐ろしい顔が露になる。冒頭でいきなりシャイダーと一戦を交えるが、人間体のグチ将軍のままでも戦闘能力が高いため、やや出番が少ない(苦笑)。若者達の不満や怒りを奮発させて、彼らを戦争に駆り立てようとするグチ将軍。グチ将軍のまま不思議時空に突入し、シャイダーと対決するがグチ将軍強すぎる(笑)。しかし、最終的にグチグチの姿になり、シャイダーと激戦を繰り広げる。強烈なインパクトのあるこの顔を一目見れば、きっとトラウマになるほど記憶に残るに違いありません。実際当時夢に出てきてうなされた経験あり(獏)。

 

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以前書き込んだ特撮ヒーローの地方ロケについてですが、情報を加えて再アップ致します。ご協力して頂きました方々ありがとうございました。※オレンジ色が追加分です。



【北海道】
『仮面ライダー』「怪人カニバブラー北海道に現わる」「空飛ぶ怪人ムササビードル」

【福島】
『大戦隊ゴーグルファイブ』「猪苗代の黄金魔剣」
『超獣戦隊ライブマン』「鶴ヶ城の8大 頭脳獣!」「会津の巨大カブト虫! 」
『仮面ライダー555』 劇場版「パラダイスロスト」★

【茨城】
『巨獣特捜ジャスピオン』「グェッ! ツクバの巨大ガマ大行進」【つくば博】

【千葉】
映画『ガメラ対深海怪獣ジグラ』【鴨川シーワールド】★
『仮面ライダー』「怪人ナマズギラーの電気地獄」【行川アイランド】★
『アイアンキング』「カマギュラス殺人ガスを狙う」【行川アイランド】★

『キカイダー01』「恐怖!青鬼島で卵が笑う!!」
          「爆発 ジャイアントデビルの秘密」【行川アイランド】★
『ウルトラマン80』「魔の怪獣島へ飛べ!!(前・後編)」【行川アイランド】★
『宇宙刑事シャイダー』「人魚が呼ぶ海の怪」【行川アイランド】★
『超新星フラッシュマン』「SOS! 不死鳥!」【行川アイランド】★
『五星戦隊ダイレンジャー』 劇場版【行川アイランド】★


【静岡】
『人造人間キカイダー』「バイオレットサザエ悪魔の恋」
                               「赤子を泣かすアカオニオコゼ」
                               「カイメングリーンは三度甦る」
『電子戦隊デンジマン』「熱海の陰謀を砕け」
『太陽戦隊サンバルカン』「浜名湖のネッシー」 劇場版
『光戦隊マスクマン』「鍾乳洞の少年怪獣」
『宇宙刑事ギャバン』「乙姫様コンテスト ハチャメチャ竜宮城」
『宇宙刑事シャリバン』「新型二階だてバスのふしぎな異次元旅行」
                               「夏だ!海だ!伊豆半島を襲うメテオの群」

【山梨】
『仮面ライダーV3』「恐怖のキャンプ 地底運河のなぞ!」 【富士急ハイランド】★
『仮面ライダー555』「彷徨える魂」【富士急ハイランド】★


【石川】
『バトルフィーバーJ』「恐竜半島へ突撃!!」

【長野】
『鳥人戦隊ジェットマン』「歩く食欲!アリ人間」

【大阪】
『ウルトラマン』「怪獣殿下(前・後篇)」
映画『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』★
映画『ガメラ対大魔獣ジャイガー』【大阪万博】★

『ウルトラマンダイナ』「滅び微笑(前・後編)」
『仮面ライダー』「ドクガンダー大阪城の対決!」
『仮面ライダーW』「悪夢なH/王子様は誰だ?」

【和歌山】
『仮面ライダー』「吸血モスキラス対二人ライダー」「ダブルライダー 倒せ! シオマネキング」
『キカイダー01』「南紀の死斗!!ザダム超能力発揮」「秘境の激戦!!ザダムの地獄の罠」

【兵庫】
『仮面ライダー』「「怪人アブゴメス 六甲山大ついせき!」★

【四国】
『仮面ライダーV3』「デストロン四国占領作戦」「生きていたダブルライダー」
劇場版『仮面ライダーV3対 デストロン怪人』
『秘密戦隊ゴレンジャー』「真赤な南国!謎のゴールド作戦」★ 
               「青い瀬戸内海!浮かぶ秘密要塞島」★

               劇場版「秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン」
『高速戦隊ターボレンジャー』「歩け!四国の子」
『特警ウインスペクター』「瀬戸大橋の怪人I・Ⅱ」

【鳥取】
『人造人間キカイダー』「ジローの死を呼ぶタコヤマブキ」「アオデンキウナギ魔の腕が光る」
『秘密戦隊ゴレンジャー』「黒い大逆転!鳥取砂丘の攻防戦」★

【山口】
『キカイダー01』「イチロー危機!ハカイダー合体!!」
                     「大犯罪組織シャドウの出現の怪!!」
                     「大首領ビッグシャドウの怪奇!?」

【九州】
『科学戦隊ダイナマン』「阿蘇山大爆発作戦」「恐怖! 九州大地震」「追え!天草の太陽」
『電撃戦隊チェンジマン』「長崎の謎の幽霊船」「アハメスの挑戦!」【長崎オランダ村】★
『地球戦隊ファイブマン』「九州 だョン」
『特救指令ソルブレイン』「ニューヒーロー九州へ!」★
『ウルトラマンティガ』「地の鮫」【グリーンランド】★
『仮面ライダー555』「旅の始まり」「ベルトの力」【グリーンランド】★



 

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刑事ドラマをはじめ、多ジャンルのドラマなどでもよくある地方ロケ。最近は、よくわからないが景気が良かった90年代前半以前のテレビドラマは、名物と言っていいほど地方ロケのエピソードをたくさん見かけました。刑事ドラマで代表的なものと言えば、やはり、『西部警察』の日本全国縦断ロケ。北は北海道、南は、九州まで、いくつもの地方ロケ編が製作され、ダイナミックなアクションが披露された。西部警察以前にも、ガードマンやアイフル大作戦、Gメン'75などには、海外ロケ編もあった。特撮ヒーローものも80年代ぐらいまでは、毎年地方ロケが恒例になっていた模様。簡単にざーっとご紹介しますと、


【北海道】
『仮面ライダー』「怪人カニバブラー北海道に現わる」「空飛ぶ怪人ムササビードル」

【福島】
『大戦隊ゴーグルファイブ』「猪苗代の黄金魔剣」
『超獣戦隊ライブマン』「鶴ヶ城の8大 頭脳獣!」「会津の巨大カブト虫! 」

【茨城】
『巨獣特捜ジャスピオン』「グェッ! ツクバの巨大ガマ大行進」(つくば博)

【千葉】
『キカイダー01』「恐怖!青鬼島で卵が笑う!!」

【静岡】
『人造人間キカイダー』「バイオレットサザエ悪魔の恋」「赤子を泣かすアカオニオコゼ」「カイメングリーンは三度甦る」
『電子戦隊デンジマン』「熱海の陰謀を砕け」
『太陽戦隊サンバルカン』「浜名湖のネッシー」 劇場版
『光戦隊マスクマン』「鍾乳洞の少年怪獣」
『宇宙刑事ギャバン』「乙姫様コンテスト ハチャメチャ竜宮城」
『宇宙刑事シャリバン』「新型二階だてバスのふしぎな異次元旅行」「夏だ!海だ!伊豆半島を襲うメテオの群」

【石川】
『バトルフィーバーJ』「恐竜半島へ突撃!!」

【長野】
『鳥人戦隊ジェットマン』「歩く食欲!アリ人間」

【大阪】
『ウルトラマン』「怪獣殿下(前・後篇)」
『ウルトラマンダイナ』「滅び微笑(前・後編)」
『仮面ライダー』「ドクガンダー大阪城の対決!」
『仮面ライダーW』「悪夢なH/王子様は誰だ?」

【和歌山】
『仮面ライダー』「吸血モスキラス対二人ライダー」「ダブルライダー 倒せ! シオマネキング」
『キカイダー01』「南紀の死斗!!ザダム超能力発揮」「秘境の激戦!!ザダムの地獄の罠」

【四国】
『仮面ライダーV3』「デストロン四国占領作戦」「生きていたダブルライダー」
劇場版『仮面ライダーV3対 デストロン怪人』
『秘密戦隊ゴレンジャー』 劇場版「秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン」
『高速戦隊ターボレンジャー』「歩け!四国の子」
『特警ウインスペクター』「瀬戸大橋の怪人I・Ⅱ」

【鳥取】
『人造人間キカイダー』「ジローの死を呼ぶタコヤマブキ」「アオデンキウナギ魔の腕が光る」

【山口】
『キカイダー01』「イチロー危機!ハカイダー合体!!」「大犯罪組織シャドウの出現の怪!!」「「大首領ビッグシャドウの怪奇!?」

【九州】
『科学戦隊ダイナマン』「阿蘇山大爆発作戦」「恐怖! 九州大地震」「追え!天草の太陽」
『電撃戦隊チェンジマン』「長崎の謎の幽霊船」
『地球戦隊ファイブマン』「九州 だョン」


とりあえず思い当たる範囲ですが、戦隊シリーズをはじめ、昭和の仮面ライダーも多数の地方ロケ編があります。キカイダーシリーズは、山陰地方や和歌山(南紀勝浦)などでもロケされていたようです。意外だったのは、ウルトラマンも仮面ライダーも大阪ロケ編が存在すること。そう言えば、ライダーは、元々毎日放送が絡んでいたし、ウルトラマンは、本放送時は、朝日放送で流れていたのか…。腸捻転前のテレビの歴史を感じさせる出来事でもあります。そして、特撮ものにも海外ロケをやった作品があった…。



『小さなスーパーマン ガンバロン』 

「グアム島シリーズ!」

シリーズ中盤に「グアム島シリーズ! マゼランの宝」「グアム島シリーズ! 伝説の魔神」「グアム島シリーズ! 怒りの巨人」の三部作が放送された。ガンバロンと言えば、「レッドバロン」「マッハバロン」に続くバロンシリーズの3作目。前の二作との違いは、主人公が少年で、強化パーツをつけて変身するところだが、途中からダイバロンと呼ばれるロボットが登場し、ガンバロンがそれを操縦するようになる。このダイバロンこそ、特撮史上初の合体ロボだったそうです。仮面ライダーで死神博士を演じた天本英世氏が平和を嫌うワルワル博士と呼ばれる敵役を演じた。裏にサザエさんが放送されている時間帯にもかかわらず視聴率は善戦していたようで、その勢いでグアム島ロケが敢行されたようです。


『ペットントンスペシャル』
日本版『E.T』の雰囲気もあった東映不思議コメディシリーズ第3弾ペットントン。当時フジの月曜夜7時30分にやっていた「月曜ドラマランド」枠で「ペットントンスペシャル」を放送。ゴールデンタイムの放送ともあって力が入ったのか、香港ロケが行われた。UFO探しとなぜだかジャッキー・チェンに助けを求めるという目的で、ペットントン達が香港に行ってしまう。NHKの朝の連続ドラマ「おしん」で一躍有名になった小林綾子氏が宇宙人の花嫁にされそうになる女の子サヤカ役でゲスト出演していました。ジャッキーもまさかのゲスト出演???と思ったら、なんと出てきたのは、Gメン'75の香港ロケシリーズでも御馴染みのヤン・スエだった。

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今月からスタートした『仮面ライダーフォーゼ』。過去特撮で学園ものと言えば、『ウルトラマン80』や、未見ですが『高速戦隊ターボレンジャー』もそれらしい感じがあったが、ライダーでは、今回初ではないかと思います。アメフトやらチアガールやら80年代のアメリカの学園ドラマを想起させるようなリッチな演出と、そこにいかにも昭和風の不良っぽい主人公がやってきて、ひたすら友達を求めると言うなんともカオスな雰囲気。それにしても主人公のあのツッパリ風のいかつい髪型に、短ランという組み合わせ…これ、お子様メインの番組じゃなかったけ…あそこまでやっちゃっても平気なの?と思ってしまうくらいブッ飛んだ設定だ。おそらく昭和時代だったら、許されなかっただろう。主人公が学校の中で突然殴り合いの喧嘩を始めたり、かと思えば、月面とつながっている秘密基地に迷い込んで、一気に宇宙テイストになったり、世界観がかなりまどろっこしくて、まさに無重力のようなふわふわした印象を受けるが、でも確かに今までにない新鮮な作風に見える。

肝心の変身後の姿だが、2話までを見た限りでは…。ライダーとしては、ちょっと違和感のあるデザインだ。他の平成ライダーと比べてもなんだかまとまりが悪いというか、戦っている姿もあまりかっこ良くは見えない。とくにあの尖った頭がものすごく気になる(笑)。ただ、変身ポーズの時の腕を高く掲げるところは、ギャバンっぽくて、少しニヤッとした(笑)。ライダーではないが、昔頭の尖ったヒーローが何人かいた。石森さんの作品なら、『宇宙鉄人キョーダイン』を真っ先に思い出す。もしかしたら、フォーゼのデザインは、キョーダインのオマージュ?なのかもしれないが、それでも、やはり微妙な印象…。ボディ色に宇宙服を意識した白色を使っているところは、これまで真っ白なライダーは皆無なので、他のライダーと比べても一際目立つ。

アクションに関しては、中々派手な戦闘シーンが多く、とくにここ数年CGのレベルが上がってきているのか、空中戦や水中戦など多彩な場所で、かなり凝ったバトル演出が取り入れられている。バイクアクションも実車を使ってジャンプを多用したり、昭和風の演出も取り入れつつ、アクティブで複雑な動きをCGで表現している。そして、今回のライダーは、バイクと共に発射台で、宇宙に打ち上げられて、宇宙空間で敵を倒す。中々壮大な演出だ。昭和ライダーにもスーパー1は、宇宙にまつわる設定もあったが、実際宇宙で戦闘を繰り広げることはなかったし、宇宙刑事もタイトルに「宇宙」とついていながらも、戦闘は、地球か敵が作り出した幻の空間で戦うのがメインであった。この先毎回宇宙に飛び出して戦うのかは、わからないが、アクションは期待できそう。内容は、今のところ問答無用のイケイケ風味のようなので、今のところはあまり気にしないようにする(笑)。

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終盤を迎えた『仮面ライダー000(オーズ)』。例によって関西圏は、この時期高校野球の中継のために2週間連続で放送中止。次回は、キー局よりも2話分遅れての放送です。

人間の欲望から生まれたヤミーが成長して怪人となり、その親の欲望を満たすために騒動引き起こす…。毎年ライダーは、前置きなしと言うか、雑誌などで予備知識をいれずに見るタイプなので、いつもその世界観を理解するのに時間がかかります。バイクになる自販機がなぜ町のあちこちに都合よく置かれてあるのかとか、なぜメダルを投入したらヤミーが生まれるのかとか。主人公・映司が欲望を持たない、つまり我欲がない放浪青年というのも曖昧でわかりづらかったが、後に政治家の息子であり、裕福な幼少期を過ごしたために欲望→自分への執着を失ったことがわかり、そこでようやく納得。つまり、映司は、夢を失っているということなのでしょうか。夢も欲望の一部だと思うが、映司の欲望は、戦うことなのか、それとも人を救うことなのか。登場人物達のバックストーリーを知るにつけ、面白味が増していった感があります。終始機嫌の悪いアンクとのコンビネーションも抜群。戦う医者・伊達さん=バースが中盤を盛り上げたのも良かった。最初から出ていたライドベンダー隊の隊長の後藤ちゃんが二代目のバースになったのは、意外だった。バースのデザインは、緑の宇宙刑事にも見えたけど、マスクからはみ出たゴーグル部分は、星雲仮面マシンマンにも見えますね。同じく緑色のグリードのウヴァさんのデザインも良いなあ。ミステリアスなバースの開発者・真木博士と彼が常に持っているあの奇妙な人形との関係、そして、博士がグリード側についてオーズの敵に回る展開も良かった。

串田アキラさんのボイスによる変身音や、軽快なBGMに合わせて繰り広げられるバトルシーンも勢いがあって良いですね。それにしてもオーズのフォームチェンジの派手さが凄まじかった。Wは、左右半身の色が変わり、形態が変わったのは、エクストリームの一回のみだったが、オーズは、7つのコンボチェンジと、3つのメダルの合わせ方によって、百数十通りものフォームチェンジができるというから驚き。劇中では、ほんの少ししかチェンジしていないが、まぁ、いくら一年間の放送期間があるとは言え、全部を見せるのは、不可能ですわな…。あと一、二年ぐらいはやらないと見せきれないのでは(苦笑)。やはり、個人的には、タジャドルとプトティラコンボがカッコ良いと思った。暴走するプトティラコンボは、迫力があります。

タジャドルは、テーマ曲も良かったが、これ英司とアンク役の人が歌っているんですね。最近は、劇中歌のPVも製作されているようです。タイトルは、「Time Judged All」。うまいこと文字ってますねぇ。思わず見入ってしまった。対抗馬として伊達さん+後藤さんが歌うバースの曲「Reverse/Re:birth」のPVもあるし…。昭和時代には、考えられなかった事です(苦笑)。さて、ラストまであと4回。やはり、映司は、完全なグリードになってしまうのでしょうか…!?。

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