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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/01月

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昨日の朝放送された『題名のない音楽会』は、ヒーロー音楽特集。考えてみるとこの番組、テレ朝の中では、徹子の部屋以上の長寿番組ですよね。ずっと昔は、硬派と言うか、いつも重厚で古めかしいクラシックをゴージャスなオーケストラで演奏しているというようなイメージでしたが、最近は、かなりバラエティ化したと言うか、気づいたらソフトな感じになっていました。『西部警察』や『スペース・コブラ』など、刑事ものからヒーローもの・アニメまで幅広く携われたハネケンさんこと羽田健太郎さんも司会を担当されていた時がありました。

で、今日は、ハネケンさんが担当したアバレンジャーの音楽も含め、ライダーと戦隊音楽のオンパレード。以前は、刑事ドラマ主題歌特集みたいなものもやっていましたが、いつの間にか、ヒーローものなんかも扱うようになっていたんですね…。番組の変わり様に若干びっくりしましたが、嬉しいことに今日は、ささきいさおさんと、日本を代表するヒーロー音楽の作曲家・渡辺宙明さんもゲスト出演しておられました。このお二方と言えば、やはり『秘密戦隊ゴレンジャー』。ささきさんがパワフルに熱唱されていました。リアルタイムではないんですが、再放送で見ていましたジャッカー電撃隊ともども。その当時は、キカイダーや01もよく再放送されていて見ましたが、考えてみると、あの当時見たヒーローものの音楽は、ほとんど宙明さんの作品ばかりでしたね。宇宙刑事シリーズの音楽もオーケストラで聴きたかったけど、今年は、戦隊35作品記念ですから、当然そちらがメインでございます。ジャッカーは、残念ながら聞けなかったが、なんと『バトルフィーバーJ』の劇中曲が演奏された♪おおっ、バトルシャークの発進シーンでかかっていた曲と、5人の戦士それぞれのテーマ曲も。バトルフィーバーと言えば、版権問題で一時期は、DVD化も危ぶまれる存在でしたが、無事DVDもリリースされ、今は、テレビでこうして音楽まで演奏されるようにもなったんだなぁ。なんだか感慨深い。

宙明さんは、ゴレンジャーから大戦隊ゴーグルファイブまで戦隊の音楽を担当されたが、やはり、その中で個人的に印象深いのは、『電子戦隊デンジマン』。なんと言っても戦隊の礎を築いた記念すべき作品です。成田賢さんの男らしくて勇ましいシブい歌声がたまりません。最近の戦隊の主題歌では、なかなか聴けないタイプの歌声ですけど、久々に主題歌とED曲を聴いていると、あの曲も聴きたくなりました。あれですよあれです。「たがめに」・・・ではなくて、サイボーグ009の主題歌『誰がために』。サイボーグゆえの哀愁を綴っ た歌詞とスケール感たっぷりの曲もシブくて最高です。石森章太郎さんの作品と「サイボーグ」と言うテーマは、やはり切っても切り離せない関係ですよね。そう言えばサイボーグ009の実写ってまだ作られていなかったような…。CGが発展した今ならできそうな感じですが、見てみたいようなそうでもないような…(汗)。

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「な、なんだこれは…」というのが率直な第一印象。この秋から始まる新しい平成仮面ライダー、その名は、『仮面ライダーフォーゼ』。もう雑誌やネットなどでご存知の方もいるでしょうが、今年のライダーは、いろんな意味で衝撃的…。

平成ライダーの中には、個人的なイメージですが、確かに「こいつはライダーじゃないだろう…」みたいなのが何人かいる。まず龍騎。西洋風の甲冑をモチーフにした感じで一目では、ライダーには見えなかった。次に響鬼。これは、本当に無理矢理仮面ライダーの枠にはめ込んだ感じがして物凄く違和感があった。音撃戦士とか、全く別枠のヒーローでも良かった気がする。そして、電王。見た目は、確かにライダーなのだが、マスクからはみ出た複眼のデザインとか、アニメのようなギャグ展開に呆然としてしまったが、まだライダーの原型は残っていた。ディケイドも初めに見た時は、かなり奇抜な印象だったが、後から登場したコンプリートフォームを見たら、幾分ライダーっぽく見えるようになった。現在放送中のオーズは、フォームの数が多いが、どのフォームも個性的でそれぞれが個別に登場して戦っても違和感がないくらいデザインは良い。

では、この仮面ライダーフォーゼはどうだろう。頭は、ロケット型。ボディは白でなにやら宇宙服を意識したようなデザインで、胸筋や腹筋がついていないのでなんだか弱々しい印象に見える。何よりあのとんがり頭は、これまでの平成ライダー以上にインパクトがあり、異様に目立つ。戦隊のロボには、とんがり頭のロボがいくつかいたが、ライダーでは、史上初。そして、学園ドラマ風なストーリーが展開するのもライダーでは初めてだ。変身前の主人公がリーゼントで頭をつん立てているというから驚き。学園ものなのに宇宙で戦うそうな。この時代にこう言うヒーローが出てくるというのは、もしかしたら7、80年代の不良世代が製作側に入っている?のかもしれないが、とにかくなんだかビーバップとかスケバン刑事など80年代の昭和チックな印象が強いライダーである。とは言っても、昭和ライダーには、もちろんとんがり頭のライダーはいなかったし、変身前の人が不良だなんてまずありえないことだし、ましてや毎回宇宙で戦うライダーもいなかった。ライダーと言うよりは、不思議コメディシリーズに出てくるロボットのような感じにも見える。

おそらく、フォーゼも話が進むごとにいろんなフォームが出てきて、パーツが組み合わさってかっこ良くなっていくのでしょうが、それにしても原型は、これまでになく挑戦的なデザインだ。ここまでやるならいっそのことライダーの枠を取っ払って、全くの新しいヒーローものとしてやってもらいたかったものですが。はたしてこの時代とマッチするのだろうか…???

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199人の戦士が登場する劇場版の公開や、テレビシリーズのほうもシルバー登場でまたまた盛り上がってきたゴーカイジャーですが、ゴーカイジャーに目を奪われているうちに、あっと言う間に中盤戦に入っていた『仮面ライダーOOO(オーズ)』のことをちょっと…。

去年のWがおとしなかったせいもあるのか、オーズは、元のデザインがどれだったか思い出せないくらいフォームの数が多くて圧倒されてしまいます。登場するライダーの数は、キバ以降(ディケイドを覗く)は、減少傾向のようで、オーズの場合も今のところ去年のWと同じくバースと2人のみ。2人のライダーがコンビネーションを組んで戦う姿は、昭和ライダーの1号2号が共闘していた姿を彷彿とさせられ、懐かしくもあり、新しくも見える。バースという名前を聞くと、なぜだか、グランドバースを思い出してしまいます。グランドバースとは、宇宙刑事シャリバンに登場した戦闘母艦の名前。バースを見ていると、宇宙刑事シリーズでは、未だ実現していない緑色のメタリックの宇宙刑事のように見えてしまう。

平成ライダーの醍醐味とも言うべきライダーバトルは、W辺りから控えめになっているが、敵なのか味方なのか、ポジションが不明確な状況が続いていた伊達=バースが、突如オーズを裏切って、グリード側についたことで、いよいよ解禁??となった。しかも、バースに変身している伊達さんは、頭に古傷をかかえていて、生死の狭間をさまよっているという、ここ最近のヒーローものにしては、ハードな展開でしたが、何事もなく、伊達さんは、自分の夢を追って旅立たれてしまいました…。もし、死んでいたら「ゴリラの伊達さんじゃあるまいし」と突っ込もうと思っていたのに…(苦笑)。

今のところ一番印象に残ったエピソードは、バッタヤミーの回。社会正義のために戦うヤミーの姿がこれまた昭和ライダーを彷彿とさせるところがあった。ライダー放送999・1000回記念のストーリーは、映司達がなぜだか映画作りに情熱を燃やす盛大なギャグ展開になっていたが、その後は一転、シリアスなムードに逆戻り。アンクが獲りついている刑事さん(比奈の兄で、初回でグリードの攻撃を受けて重傷を負った)が再び蘇ったり、アンクの身体が出てきて、腕アンクと敵対関係になったりと、ようやく大筋が慌しく動き出した感じです。

初回からアンク側とグリード側がメダルの争奪戦を繰り広げてきたわけですが、両方が一体どれくらいのメダルを持っていて、それぞれのメダルがどのような意味や効果があるのかが視覚的にいまいちわかりにくいところが残念だ。メダルには、一応絵が描かれているようだが、テレビの映像では、それもわかりづらくて、何をどう取り合っているのか全体像がわかりにくいのが惜しいところ。グリードもオーズのようにパワーアップして、おもいっきり形態が変わっていくと面白いのですが。それにまだまだ謎が多い。例えば、比奈の怪力は、何の原因によるものなのか?もしかして、彼女は、ヤミー???それとも3人目の…!!!!?

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21世紀に入ってから戦隊とライダーの放送が固定化されていますが、その他の特撮作品と言えば、テレビ東京で、一時期深夜特撮やトミカヒーローシリーズ(去年久しぶりにチャンネル合わせてみたらトランスフォーマーの新シリーズのアニメに変わっていた…)などが放送されていた。1970年代の特撮全盛時代のような野心的で骨太な作品が乏しいのが気になる。スカパーで70年代の特撮を見ているが、「円盤戦争バンキッド」や「バトルホーク」や「恐竜戦隊コセイドン」などなど多種多様で、個性が強く癖があり、アクションも生身で躍動的で、爆破は実写で豪快な作品が多くてやはり面白い。レインボーマンや快傑ズバットのような一風変わった等身大ヒーローものもまた見てみたいものだ。

映画「猿の惑星」のヒットや、終末思想ブームなどに乗って製作された円谷作品『猿の軍団』もその中の一つ。原作は、「日本沈没」や「首都消失」などパニックものSF作家の重鎮・小松佐京氏。結構豪華な俳優さんが出演されています。大映ドラマの常連だった高橋昌也さん、昼ドラの「わが子よ…」シリーズや、「ヒントでピント」などのクイズ番組でもよく見かけた小林千登勢さん。猿役も、結構凄い人がやっています。キレンジャーの人(ゲバー署長・畠山麦)やバンリキ魔王の人(ビップ大統領・大前均)やコンドールマンのゴキブラーや刑事ドラマの犯人役でも有名なあの人(サボ副官・団巌)も…。でも、猿のメイクをしているから、見た目では誰だかさっぱりわからない(苦笑)。特撮好きの人なら声を聞けば一発でわかると思うのですが…(中には、声まで変えられてしまっている人もいますが…)。簡単なストーリーを申しますと、低温生化学研究所の科学者の泉和子と、榊次郎、ユリカの3人が突如発生した巨大地震によって、コールドスリープ装置の中に閉じ込められてしまい、猿に支配された未来の地球にタイムスリップしてしまう。そこは、ゴリラ派とチンパンジー派の対立が渦巻き、そして、人間が絶滅寸前の世界。3人は、「裸の猿」と呼ばれ、人間の言葉を話す猿達に追われる身に…。いかにして人類が滅亡に至ったのか、和子達がその謎を解き明かしていく。まだ4話ほどしか見てませんが、本家「猿の惑星」と匹敵するくらい、しっかりとした世界観が構築されていて、ぐぐんっと引き込まれる。終始漂う不気味さも良い。

37年前の作品とは思えないほど猿の特殊メイクがリアルで凄い。やはり、当時の円谷の特撮技術のレベルが半端ないです。顔の表情や目つきまで本当にチンパンジーやゴリラの生き写しのよう。主題歌を歌っているのは、子門真人氏。キカイダーや流星人間ゾーンのようなテンションの高い歌い方とは違って、ちょっと低いトーンで歌っているところが味わいがある。日曜の夜に放送されていたそうです。この頃の7時台のテレビと言えば、特撮やアニメがたくさん放送され、まさに子供の夢の時間帯。アナログ放送終了まであと半年ほどとなりましたが、デジタル放送になったら、またゴールデンタイムに特撮復活!・・・したらいいのにね。

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『仮面ライダー000(オーズ)』は、10話まで放送されましたが、例年の平成ライダーと同様に新フォームが続々と登場し、毎回個性的でユニークなバトルシーンが展開されています。Wのように派手に色々と場所を移動しながら戦うのではなく、あくまで一対一の一直線のバトルと言った感じに見える。今週の話は、遊園地に爆弾が仕掛けられるといった昔の刑事ドラマのような展開が見られましたが、ヒーローものと遊園地は、やはり切っても切り離せない深い関係。去年のWでも、アクセル初登場回は、遊園地が舞台になっていましたが、思い返せば、昭和ライダーもしょっちゅう遊園地で戦っていた…富士急ハイランドでも・・・いやいや歴史を感じます。

今年は、フォームチェンジ時の掛け声(オースキャナーの声)が串田アキラ氏と言う事もあってか、変身シーンになると思わず見入ってしまう(笑)。腕アンクの動き、やはり今の技術があってこその特殊な場面・・・昭和だったら、あれほどの綺麗な動きを見せるのは難しかったのでは・・・。しかし、アンクのアイス好きの設定はいいが、一年中食べ続けるんでしょうか…持っているだけで食べない時もあるけど…さすがにこれからの時期は、厳しいでしょうが・・・(苦笑)。Wと同様にオーズもバイクを使った場面が多々あり、来週は、超バイクのライドベンダーの新変形も見られそうです。それにしても自販機にチェンジするバイクは、前代未聞・・・。

ライダーと言えばやっぱり、バイクでの熱いバトルシーンが欠かせない。昭和ライダーは、常に実車の走行シーンがあったし、スーパー1以降は、複数台のバイクが登場するようになっていったが、中でも一番記憶に残っているのがスーパー1のVマシン。ハーレーダビッドソンがベースのVマシンは、あまりの重装備のため動き辛そうなのが難点だったが、なんと今のようにCGではなく、実車を変形させていたのが凄かった。デザイン的にも一番凝っていて、とてもインパクトのあるマシーンだった。仮面ライダーアマゾンのジャングラーもアマゾンライダーのデザインとマッチした奇抜さと大胆さを併せ持ったデザインが魅力的だった。仮面ライダーBLACKのバトルホッパーは、自分の意志を持つ「メカ生命体」であり、自己再生もできるまさに「生きているバイク」と言う設定も魅力で、バッタにタイヤが生えているような生物的なデザインが面白かった。平成ライダーのバイクも個性的なものが多いが、ライドベンダーは、トランスフォーマー的と申しましょうか、いかにもメカニカルなマシーンと言った印象。これからどんな熱い走行シーンが見られるのか・・・注目しておきます。


↓はKITT大好きさんから頂きましたライドベンダーの画像です。いつもありがとうございます。なお、「ガースのお部屋」の特撮部門「特撮INDEX」のページでも最新画像を公開中ですので、ぜひお立ち寄りを…。


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アナログ放送終了まで一年を切ってしまったわけですが、案の定TV画面のあちこちに注意書きのテロップが流れるようになった。画面のサイズが16:9の地デジ仕様になったために、4:3のテレビでは、常時画面の上下に黒帯が入り、その下の部分にアナログ放送終了のお知らせのテロップが番組が終了するまで嫌がらせのように延々と繰り返し流されるようになった。時には、映像の中にも漫画の吹き出しのようなものが出てきてお知らせテロップが出されたり、まぁ、ここまでやるか?と言うぐらいの必死さ、徹底ぶりにあきれ返るばかり。こう言うのを見ていると、昨今のテレビがなぜ全体的に視聴率を落としているのか、如実によくわかる気がする。ちっとも視聴者の方に向いて放送していないのだから。これは、別にアナログからデジタルになるからしょうがないとか、そういう類の話ではない。この間のファミ劇の件もそうだが、放送局側の傲慢な姿勢があらわれている結果だと思う。最期ぐらいもうちょっと落ち着いて静かに見せられないものなんだろうか。近頃のこの手の配慮のなさ、度量のなさには、愕然とするばかりだ。やはり、80年代辺りのテレビは、変なロゴもつかず落ち着いて見られたし、チャレンジ精神に満ちた面白い番組が多くて、まさに大人のテレビだったよなぁ…。

と、ぼやきつつも、今月からスタートした『仮面ライダー000(オーズ)』の話。本日までに3話まで放送されましたが、現時点では、やはり従来の平成ライダーシリーズと言った印象で、これまでの平成ライダーで使われたアイデアをいかんなく多様しているところもそれを感じさせる理由。例えば、アンクと呼ばれる腕の怪物が若い刑事の体を乗っ取ってしまうところは、電王の「憑依」を彷彿させるし、自動販売機に変形するバイク→「仮面ライダー555」ですでにロボに変形するバイクが登場しているので特に新鮮味はない。主人公の映司とアンクの男二人がそろって活動したり、人間の額にメダルの投入口ができて、グリードの怪人がそこにメダルをいれると、人間も怪人になってしまう→Wっぽい。タカやタコに変形する缶型のメカ→響鬼のディスクアニマルを彷彿とさせるなどなど。オーズもこれまでのライダーのようにフォームチェンジがあり、メダルの入れ替えによって、様々な形態(コンボチェンジ)になるが、敵・味方両方の変身に「USBメモリー」を使い、独特の世界観を作ったWのインパクトを超える事ができるかが今後のネックになるのではないだろうか。ストーリーについては、まだ方向性が未知数。タカトラバッタの「タトバコンボ」の戦い方は、結構派手な立ち回りで、トラクローやカマキリアームをつけて戦う姿は、ゲキレンジャーと同じく中国武術系っぽい動きに見える。やはり、私世代が思わず反応してしまうのは、変身時の串田アキラさんの掛け声。あれを聞くとなぜか気合いが入る(苦笑)。

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