第3話に登場したキョウリュウグリーン=立風館ソウジの父親立風館源流役であの春田純一氏が戦隊シリーズに復活。『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』や、『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』など、劇場映画のほうには何度か出演されていましたが、テレビシリーズのほうにも登場され、久々に殺陣を披露されていました。円月殺法的な技を使っていましたが、バトルフィーバーの倉間鉄山将軍が思わず脳裏に浮かんでしまいましたね。春田純一氏と言えば、かつての戦隊ヒーロー。「大戦隊ゴーグルファイブ」のゴーグルブラック=黒田官平と「科学戦隊ダイナマン」のダイナブラック=星川竜と2年連続で黒の戦士を熱演されていましたが、やはり個人的には、ゴーグルブラックで見せた数々のスーパーアクションが忘れられません。
「悪役レスラーの愛」…ゴーグルファイブのシンボルになっている宝石を狙うデスダーク。エメラルドを奪って逃走するヤモリモズーを追う黒田の前に謎の覆面レスラー・ヘルマスクが現れた。黒田とヘルマスクがそこで一戦を交えるのですが、スローモーションと早回しを使った黒田の華麗な宙返りの映像とその後の手首固め投げのような技でヘルマスクを投げ飛ばす黒田のアクションがカッコ良い。ちなみに、ヘルマスクを演じているのは、「電子戦隊デンジマン」でバンリキ魔王役だった大前均氏。この方、『プロレスの星アステカイザー』でもプロレスラー役をやっていましたが、他の映画などでもプロレスラー的なヒール役が多かったそうです。
「地獄のキノコ村」…時代から取り残された村で人間を暴徒化させる毒キノコを作るデスダーク。戦闘中にバグモズーの毒ガスを浴びたゴーグルファイブが幻想世界の中に入り込んで、バグモズーと一対一の勝負をします。変身の解けたゴーグルファイブのメンバーが各々コスプレをしていますが、黒田は、やはりどう見てもブルース・リー?ですよね。両手でヌンチャク振り回しているし、アクションのキレもリーのようにキレッキレッで激しいです。バグモズーも空手着着てるし…。
黒田のアクション回と言えばやはり一番凄かったのは、「ブラック! 大逆転」なんですが、今回はあえてはずして、「二人のブラック!」を押しておきます。タイトル通り、この回では、タヌキモズーが次々とゴーグルファイブのメンバーに化けて、ゴーグルファイブをかく乱させます。タヌキモズーがブラックに化けた時は、春田氏が本物と偽者の両方を演じています。当然ながら当時は、今のようなCG技術がなかったので、相当手の込んだ編集テクニックを使って二人の黒田を映しています。後ろ姿は、当然ながら別の方が演じられていますね。本物と偽者を見極めるために黒田が高所からダイナミックなダイビングをしますが、つまり春田氏が2度飛び降りています。さらにタヌキモズーが正体を現す時に、たぬきのメイクをした黒田のカットが出てきますが、これがアクションと共にかなり印象に残りました。
犯人追跡中に重傷を負い、セスナ機で墜落死した鯉沼三郎刑事(中村雅俊)については、以前ご紹介いたしましたが、空港特捜部の刑事は爆死率も高かったですね。最初の犠牲者になったのは、緒形拳氏演じる梶大介警部。加賀警視と共に空港特捜部きってのベテラン刑事だったが、第14話「いのち炎の如く 壮烈!! 梶警部の最期!」にて、壮絶な殉職を遂げる。青森発特急ゆうづるの列車内で石油王国ジドラッド共和国のアブドーラ・タリフ駐日大使が何者かにロープで首を絞められ殺される事件が発生。一方、新東京国際空港南ウイング4階の業務員用トイレの中で、スリ常習犯の男の絞殺死体が発見される。事件で使われていた凶器が大使暗殺事件と同様のものであることが判明し、大使暗殺は、日本との経済提携に反対するゲズリ党と呼ばれる過激派による犯行と断定される。梶は、前回の捜査で重傷を負い、入院中。肺膿瘍で余命2、3ヵ月と診断されていた。仕事復帰した梶は、貨物ターミナルで犯人を発見し、遠隔操作されているプラスチック爆弾搭載の無人トラックが、まもなく着陸するジドラッド共和国の特使が乗る飛行機に接近していることに気づく。梶は、無我夢中で無人トラックを追跡し、運転席に乗り込んで寸前で衝突を回避するが、その直後、梶は、激しい胸の痛みに襲われ、意識を失いかけている間に、トラックはフェンスに激突し、大爆発した・・・。
梶は、この事件に遭遇していなければ、太陽のスコッチみたいに病死だったかもしれなかったんですね。しかし、無人トラックで襲撃する設定が当時としては、画期的です。「ザ・カー」などの影響もあったのでしょうか。
そして、もう一人は、空港特捜部の紅一点・神坂紀子(片平なぎさ)刑事。神坂刑事は、第51話「サヨナラ神坂紀子刑事! コール・ガールバラバラ殺人事件」で、VIP警護の女性SP部隊へ転属が決まり、特捜部を離れるが、第76話「殉職の鎮魂歌 壮絶!レッドスネイク撃滅作戦」で再登場します。殉職した梶、鯉沼、西條の3人の合同慰霊祭が行われた日に空港特捜部に送られてきた一通の手紙。その中には、罰印のついた神坂刑事の写真と「殉職」と言う文字が書かれた紙が入っており、加賀によりアムステルダムで研修中の神坂刑事が車に仕掛けられた爆弾によって爆死したことがメンバーに伝えられる・・・。
再登場かと思いきや、いきなり遠い国で殉職していた神坂刑事。当然当人の新たな映像はなく、かつての活躍場面をまとめた内容になっています。冒頭で、殉職した3人の刑事達の映像も流れていたので、おそらく最終回前に総集編的なエピソードを作っておこうと言うノリでできた話だったのかもしれません。捜査中の薮下刑事(田中邦衛)が乗る車がミキサー車に襲われ、薮下と立野(岡本富士太)も犯人に狙われていることがわかり、事件は意外な展開に。過去の実際の映像を使いながら、真犯人を浮かび上がらせる演出はなかなか面白かったです。ノンコの殉職は、刑事貴族の岩田刑事の殉職とかぶるところがありますが、こっちは、過去の映像とはいえ、出番が多いのでまだ救いがありますねえ…。太陽のジプシーみたいに活躍できなかったのは惜しいところ。ちなみにミキサー車が転落するシーンは、おそらく第34話の使い回し…。
そう言えば、最短で多数の殉職者を出した刑事ドラマがもう一つありましたが、あの作品もまたいずれご紹介致します・・・。
前作では、シュワちゃん演じるダグラスが自分の脳の中に埋め込まれたカプセル状の発信器を取り出すため、鼻の穴に器具を突っ込んで大きな赤球を取り出すシーンをはじめ、奇抜な演出も話題になりましたが、今回は、そういうものもなくて、無理のない淡々とした映像になっていた。ガラス面に映し出される映像とか、ピアノの上で映し出されるホログラフなどは、他の海外ドラマや映画でも見たようなありきたりの映像で別段インパクトは感じない。ただ、空港の検疫所で登場するおばちゃんみたいな、前作のオマージュ的な演出もあり、そういうカットを見つけて思わずニヤリとさせられる部分があった。今回は、火星のシーンが一切なく、当然そこの住人だったクリーチャーも登場せず、富裕層と貧困層に分けられた2つの都市が巨大なエレベーターでつながっていると言うヘビーな世界観。舞台が地球だけになってしまったのは、やはり味気ない。CG時代だからこそ、本格的でリアルな火星世界を見せてもらいたかった。最近のハリウッド映画は、総じて音楽が印象に残らないのですが、今回のトータルリコールも前作のジェリー・ゴールドスミスの雄大なテーマ曲ほどの耳に残る楽曲もなく、緊迫感が薄くてやはり物足りない感じ。
CGを使った映像には、特段の新鮮味はないが、やはり、20年前の前作と比べると、未来都市の画は、より繊細にリアルチックになっていて見応えがあった。少々ブレードランナー寄りの近未来都市になっている気もしましたが…。気味悪いクリーチャーの代わりにメタルダーのローテールのようなデザインのロボット警官シンセティックが大量に登場していたり、空飛ぶパトカーのアクションシーンがあったり、前作とは異なったメカ要素を入れてその違いを見せている。パトカーは、日本のSFアニメに出てきそうなデザインで魅力的だった。
リメイク版には、前作でマイケル・アイアンサイドが演じたリクターみたいな存在はおらず、ダグラスの偽妻ローリーがリクターの分も合わせて活躍している感じに見えた。前作では、シャロン・ストーンがローリー役を熱演し、シュワちゃんと激しい格闘を見せていたが、今回は、ケイト・ベッキンセイルがファレルを食ってしまうほどの激しいアクションを見せており、まさに「女マイケル・アイアンサイド」的なクールな敵役になっていた。
この話は、オリジナルを意識したような展開が多かったですね。冒頭で、バイク集団がトレーラーを襲う場面は、オリジナルの「凶悪の牙・襲われた財団司令室!!(THE WRONG CROWD)」を彷彿とさせるし、ナイト3000がトレーラーを止めようとその前に回りこんでバック走行を始めるところは、「デボン逮捕!!決死の脱獄・迫る巨大トレーラー!橋上の対決(NO BIG THING)」で猛烈なバック走行をやっていたナイト2000を思い出します。さらに、送電網を走るハーレーを追うナイト3000は、「恐怖の高電圧・消えたナイト2000(LOST KNIGHT)」で、4WDを追っかけていたナイト2000を彷彿とさせてくれます。驚異的なウィルスとマイク達の攻防を描いたエピソードですが、映像だけ見ているとなんだかポルターガイストのような心霊現象的なものに見えてしまいますね(苦笑)。そのアローウィルスに感染したキットが判断を謝って、ライアン・アロー博士の自宅をミサイルで破壊したり、暴走を始める展開は、「謀略!復讐の暗殺車ナイト2000!!(KILLER K.I.T.T.)」の話のノリに近い。サラの元恋人でもあったアロー博士に嫉妬するマイクの姿もマイケルっぽい雰囲気があった。キットがアロー博士を自宅もろともミサイルで吹き飛ばして殺してしまう展開には、少し唖然としたが(苦笑)、マイクの内心はいかに…。
オリジナルのいろんな話を組み合わせたような展開で中々興味深かったです。オリジナルを知っていたら、二倍楽しめます。今回は、レギュラーメンバー全員が満遍なく活躍していたし、バランス具合も良くて面白かった。しかし、キットだけでなくSSCにも自爆装置が用意されているとは(苦笑)。ナイト3000のキットにも人間を傷つけないような行動指針がプログラムされているらしいですが、ナイト2000よりも攻撃的なシステムが目立ちますよね。電磁パルスってもはや『ハイテク武装車バイパー』の世界観ではないか…(笑)。そして、このエピソードにもカールの伏線が描かれています。カール登場の前に衝撃的な展開がありますが、それについては、また後日…。
ナイト2000の暴走もえげつなかったなあ。
ちなみにボンネットにマイケル乗ってます…。
特撮では、やはり、仮面ライダーのショッカーの首領の声が一番印象に残っています。リアルタイムでは見ることができなかったですが、Ⅴ3以降もボスの声やナレーションなどでライダーシリーズに携われていました。ナレーションと言えば、他にも『愛の戦士レインボーマン』『忍者キャプター』、最近放送された『スターウルフ』でも納谷さんの名調子を聞くことができました。
納谷さんの声を初めて聞いたのは、ルパンの銭形警部だったと思います。ルパンは、小さい頃再放送で見たテレビシリーズのルパン三世PARTⅡから、リアルタイムで見たPARTⅢ、1989年から金曜ロードショー枠で始まったスペシャル版も毎年欠かさず見ておりました。しかし、95年にルパンの声を担当されていた山田康雄さんが亡くなられてからは、一時期離れてしまったのですが、それも最近スカパーで全部補完することができた。やはり、ルパンと銭形警部の掛け合いは、いつ見ても最高です。
納谷さんの訃報を聞いてから、レコーダーに残っていたPARTⅡデジタルリマスター版の「不二子に花嫁衣裳はにあわない」を見ました。不二子が大富豪のウィリアム・ハフナーと結婚することになるが、その結婚式の日に、なんとルパンがどういう訳か不二子をライフルで撃ち殺し、ルパンも彼女の後を追って自爆すると言う衝撃的な展開から始まるエピソードです。もちろん、それらは、ルパン達の巧妙な芝居で、仮死弾で眠った不二子をハフナーの秘密部屋に送り込むための作戦だった。ハフナーは、これまで数々の女と結婚してきたが、その女性達は、その後謎の死を遂げていた。その妻達は、剥製にされハフナーのコレクションにされていた。そして、不二子もまた、ハフナーの100番目のコレクションになろうとしていたのだ。ルパンたちの狙いは、剥製にされたハフナーの妻達が身につける宝石。ハフナーの異常性が絶大なインパクトを残すエピソードなんですが、事の成り行きを知らずに、死んだルパンの遺体を泣きながら必死に捜し続ける銭形警部も印象に残る。実に間抜けているのだが、その悲哀に満ちた銭形を演じる納谷さんが物凄く良いんですね。コミカルな演技もとても面白くて素晴らしかった。
アニメのナレーションで一番印象に残っているのは、やはり『新造人間キャシャーン』。リアルタイムではなかったですが、再放送でよく見ました。「たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の身体。鉄の悪魔を叩いて砕くキャシャーンがやらねば誰がやる!」。文章だけでもカッコ良いが納谷さんが語るとさらにカッコ良くなるんですね。
幼い頃からアニメや映画など様々な番組で慣れ親しんできたお声が聞けなくなるのは、本当に寂しくて残念です。しかし、まだまだ未見の作品もたくさんあるし、これからも何らかの形で納谷さんが携わった作品を見ることになるだろうと思います。色々と楽しませて頂きました。納谷さんのご冥福をお祈り致します。
約一年ぶりのファミコン熱中記でございます。今回は、最近深夜にあのアニメが放映中と言う事もありまして、やはり紹介しておきたい一本『キン肉マン マッスルタッグマッチ』。玩具メーカー・バンダイ初のファミコンソフトとして話題を呼び、しかも、いきなりミリオンヒットした人気ゲームです。このソフトが発売された1985年時点で、もっとも売れていたファミコンソフトは、スーパーマリオブラザーズ、任天堂のゴルフとベースボール、マリオブラザーズなど任天堂のソフトが上位を占めていたわけですが、そこへハドソン、コナミ、ナムコなど他のソフトメーカーが次々と参入して、次々と新しいゲームを出し始めたのがこの年だったように思います。ちなみに、ハドソンがこの翌年に発売した「忍者ハットリくん」は、150万本のヒットを記録、キン肉マンの後にバンダイが発売した「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境」や、「ドラゴンボール 神龍の謎」もミリオンと、キン肉マンだけでなく、当時のテレビアニメのファミコンゲームがいかに絶大な人気であったかを裏付ける記録が残っています。
キン肉マンと言えば、当時、うちにドンジャラ(今はポンジャンと言うらしい)と言う麻雀の子供版みたいなテーブルゲームがあり、友達を呼んでよく遊びましたが、残念ながらこのファミコンソフトは買ってもらえず、友達の家に行ってよくやりました。第一印象は、画面があまりに簡素と言うかシンプル過ぎると言うか…。キン肉マンをはじめ登場する超人たちは皆2頭身で、動きが異常に鈍い…。ウォーズマンみたいに中には、スピードが速い超人もいるのですが…。アニメの中のキン肉マンみたいにリング内を走り回って逃げ合い屁試合を繰り返した思い出があります。必殺技の出し方がこれまたむずい…と言うか、リング下にいるミート君が時々投げる命の玉を取らないと必殺技が出せないのです。つまり、通常時は、大した技が出せない。やれることと言ったら、相手の背後に回ってバックドロップしたり、ロープに向かってジャンプしてフライングボディアタックを食らわせる程度。ラリアートしたくても、どうにもタイミングが合わなくて、逆に相手のパンチやキックを食らいダメージを受けることが多かった。必殺技もウォーズマンのベアークローや、バッファローマンのハリケーンミキサーなどは、スピードが速すぎて相手にヒットさせにくかったですが、他の超人たちよりは、簡単に技を出せて使いやすかったです。
使える超人たちは、全部で8人いて、その中から2人選んでタッグを組ませて試合をするわけですが、キン肉マン、テリーマン、ラーメンマン、ブロッケンJr.、ロビンマスク、ウォーズマン、バッファローマン・・・とまあここまでわかるのですが、なぜか悪魔騎士の一人アシュラマンがメンバーに入っていた。アシュラマンって当時そんなに人気あったっけ…どちらかと言うとサンシャインを使いたかったんですが、いや、でもアシュラマンも好きでしたけど。腕6本もあるし、アシュラバスターカッコ良かったし(笑)。当時は、やはり、データの容量の関係なのか8人程度しか動かせなかったんでしょう。今再度ゲーム化したら全超人が勢ぞろいして、画も繊細になり、多様な技を出せるのでしょうね…。ステカセキングの悪魔のシンフォニーとかもやってみたかったが…(苦笑)。それにしてもブロッケンJr.の毒ガス殺法は、さすがに邪道と言うべきか(笑)。ベルリンの赤い雨は再現できなかったのかと画面に向かってぼやいたこともありましたが、これも古き良き時代の笑い話でございます。
タイトル画面のBGMは、「炎のキン肉マン」のアレンジだった。
やはりここは因縁の対決を…
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