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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/02月

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【この記事はネタバレなので注意!!】AXNで放送中の『ザ・シールド』。今週シーズン5の最終回が放送されました。この話を見るのはかれこれ3度目ですが、やはり、何度見てもショッキングで、なんともやるせない気持ちにさせられます。初めて見たのは、5年前。丁度その頃放送されていたのがシーズン5でした。その時は、シーズン4までの内容を知らなかったので、なぜシェーンが仲間のレンをあのような酷いやり方で殺してしまったのか理解できなかったが、その次の連続放送でフルシーズン視聴してようやく理解することができました。やはり、過去の4シーズンをしっかり見た後だと、より哀しみが深くなる。このシーズンが、ある意味この作品のターニングポイントであり、レンの死をきっかけにヴィック・マッキー率いるストライクチームは、少しずつ破滅の道を歩み始めて行くのです。

このシーズン5には、『プラトーン』『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』『フォーン・ブース』など数々の大作映画に出演しているフォレスト・ウィテカーが内務調査課のキャバナー刑事役として登場し、ストライクチームのこれまでの数々の悪事を暴こうとします。そのキャバナーの最初のターゲットにされてしまったレン。今までいろんな修羅場を掻い潜ってきたストライクチームなら、今回の困難も乗り切れると思ったが、やはり相手が悪かったのか。ヴィックたちと共に数々のワルをやらかしてきたが、一番仲間想いで優しいレンに狙いをつけられたのが運の尽きだったのかもしれない。再三の圧力にもめげずに、一時は、事件の捜査中にキャバナーに罠を仕掛け、見事撃退したヴィックたち。それでも引き下がらなかったキャバナーは、今度は、ヴィックの家族に狙いをつけ始める。ヴィックも反撃に出て、キャバナーの元妻に近づいたり、そのせめぎ合いが面白い。だが、ヴィックたちは、キャバナーを甘く見過ぎたのかも知れない。逆に言えば、あの特異なキャバナーだからこそ、ヴィックたちをあそこまで追いつめることができたのか…。

シーズン1初回でヴィックが仲間のテリーをいきなり銃で撃ち殺した時も物凄いインパクトがあったが、考えてみると、あの時ヴィックも、チームを守るためにあのような行動に出た。ヴィックの凄まじい悪行をそばで見てきたシェーンであるがゆえに、あんなおもいきったやり方でレンを死に追いやってしまったのであろうか…。確かにシェーンは、ヴィックほどメンタルが強くないし、だからこそヴィックに憧れ、やり方を真似ようとする気持ちは理解できるけど…。しかし、よりにもよって手りゅう弾で仲間を吹き飛ばすなんて、やはりどうかしている。チームのためでなく、自分と家族の保身を最優先してしまったシェーンには、怒りを通り越して、呆れてものも言えない。車の中で手りゅう弾が爆発した後、虫の息になって、それでも優しそうにシェーンを見つめるレンのあの表情が本当に何度見ても切ない。「これで満足か!レンが消えて満足か!」と言うキャバナーの言葉にキレて、キャバナーと取っ組み合うヴィックの気持ちはよくわかるが、しかし、全ての元凶は、ヴィックにあるという事もまた忘れてはいけない事実。あの時、ヴィックがテリーを殺さなければ…。やはり、全てがあの事件から始まっているのですね…。

このドラマ、1シーズンも欠かすことができない、本当によくできた刑事ドラマです。とくにこのシーズン5のヴィックたちとキャバナーの対立は、シリーズ最高の面白さです。そして吹替え版がまた素晴らしい。最終回のあのレンとシェーンのやりとりやシェーンが泣き叫ぶところの吹替えの演技、ジーンと来ましたね。シーズン6以降も目が離せない。地上波で放送されないのは、非常にもったいない。

 

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『V』のリメイク版新シリーズ全12話視聴。オリジナルのほうは、見れば見るほど今の日本の状況と気味が悪いくらいにマッチしていてやはり今見ても面白い。さて、新シリーズは、オリジナルと比べると、よりリアルチックになったと言うか、今風の役者に、綺麗でシックな映像、空に浮かぶ巨大な宇宙母船や戦闘機のデザインや動きがCGによってより繊細に表現されているところはなかなか良かったが、全体的に作りが簡素になったと言うか、物足りなさを感じた。例えば、母船内のセットは、空港のロビーのような作りでいまいち。オリジナルは、未来的な雰囲気に満ちていてセットの作りにも重厚感があり、見ていてわくわくしたものですが…。

それから、ビジターの服装がオリジナルよりも地味。アナのように人類と同じ服装を身につけているビジターが多く、人間とビジターの判別がはっきりしなくて、わかり辛くなってしまっていた。オリジナルのビジターは、モジュラーをかけたような独特の声を発したり、トカゲのような長い舌を出したり、わかりやすい特徴があった。今回も腕の傷の切り裂かれた部分からトカゲのような肌が露出したり、オリジナルと同じく、顔の皮をむいたら、本当の姿が・・・みたいな描写もあったが、オリジナルほどのインパクトは感じられず、また全体的に人類と同化し過ぎて、画的につまらなくなっていたのが残念だ。

人類とビジターの恋愛、そして妊娠、出産などの場面は、オリジナルにもあったが、今回は、ビジターの反乱分子が随分前から地球に潜伏していると言う設定があり、初回からいきなり人間とビジターの夫婦も登場している。人類とビジターの混血の子供のことを「ハイブリット」と呼んでいたが(車かいな(笑))、この設定だと、ハイブリットがもっと多く存在していてもいいような気がした。

ビジターと地球人+ビジターの反乱分子によるレジスタンス「第五部隊」の戦闘描写も光線銃でど派手に撃ち合うわけでもなく、オリジナルほどの緊迫感が感じられなかった。シーズン1最終回に第五部隊が母船に潜入し、ビジターのリーダー・アナが産んだ兵士の卵を破壊する場面があったが、そこに行き着くまでの描写にスリリングな見せ場も少なくあっさりしすぎているため面白味に欠けた。ビジターの兵士があまり強そうに見えないのもなんだかなあ・・・。音楽にも緊迫感が感じられなかった。

アナ役のモリーナ・バッカリンは、その姿が回を負うごとにどんどん爬虫類のように見えてきて、なんとも不気味で不思議な存在感を醸し出していたのが印象に残った。人類から同情を引くために、自分の娘であるリサの顔に傷をつけ、両脚を折って、第五部隊がやったように見せかけると言う卑劣な手段を使う辺りは、未知なる生命体の底知れぬ怖さが滲み出ていた。そう言えば、オリジナルのダイアナは、レジスタンスのリーダーのジュリーに肌色の全身タイツみたいなものを着せて(一瞬裸かと思いましたよ当時(苦笑))、奇妙な部屋に閉じ込めて洗脳するための改造手術をやっていたが、昔は、あれでも結構極悪な感じに見えたものですけど、今度のビジターのリーダーは、やり方がやくざ的で違った意味の怖さがありますね(苦笑)。

様々な謎を残したままシーズン1は終了。終始まったりした展開でストーリー的にもいまいち盛り上がりに欠けていたような気がする。シーズン2も聞くところによると、かなり尾を引いてもやもやしてしまうラストになっているとか。て言うか、やはりこれも打ち切りだったわけですね…。最近のアメドラは、肝心な伏線を回収せず、尻切れトンボみたいに終わってしまう作品が数多いのが気になります。シーズン2には、オリジナルでドノバンを演じたマーク・シンガーも出演しているようだし、一応は見ますけどね(苦笑)。

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最近は、ジェリー・ブラッカイマーチャンネルと化している(苦笑〉AXNで放送中の『CHASE/逃亡者を追え!』。70年代に同名タイトルのドラマ(特捜追跡班チェイス。原題は「CHASE」)があったが、もしかしてこのドラマのリメイク?と最初に思ったが、昔のほうは、未見なのでまだしっかり確認はできていません。最新の科学技術を使った検視作業で犯罪の真相を探るCSIシリーズや、映像で懐かしい時代を再現しながら、主人公が未解決事件を解明していくコールドケースなど、ここのところ緻密な捜査描写を売り物にするドラマを数多く手がけているブラッカイマーだが、しかし、私が知るブラッカイマーと言えば、『ビバリー・ヒルズコップ』や『トップガン』『バッド・ボーイズ』などハードアクション映画の名プロデューサーと言うイメージが未だに根強い。今回のドラマは、そんな時代のブラッカイマーの作品を彷彿とさせるようなダイナミックなアクションが毎回てんこ盛りだ。

主人公は、テキサス州の女性連邦保安官アニー・フロスト。アニーは、小さい頃逃亡犯の父親と一緒に各地を逃げ回った過去を持っていて、そう言う経験もあるからか逃亡犯の心理や癖、行動パターンを読むのが得意。その能力を活かして、テキサスの町で起きる様々な凶悪事件の犯人の心理を探り、見つけ出した犯人を危険を顧みず追跡する。7,80年代ならこの手の無謀系の刑事アクションは、男が主役を張ることが多かったと思うが、今回は、ケリー・ギディシュと言う女優さんが体当たりのアクションを見せている。高い橋から川へ豪快にダイブ、暴走するトレーラーのコンテナの上にヘリから飛び移ったり、犯人が乗っている離陸寸前の複葉機の主翼にしがみついたりと、アニーがアクセル・フォーリーもびっくりな活躍を繰り広げる。

男勝りのアニーの活躍だけでなく、毎回ちょっと癖の強い犯人が登場するところも見所。中でも「ライオンと羊」に登場したロバート・ネッパーが演じる凶悪殺人犯フランクは、一際存在感があった。「プリズン・ブレイク」のティー・バッグ役で日本でも一躍人気者になったネッパーさん。「HEROES」や「トランスポーター3 アンリミテッド」でも強烈な悪役ぶりでインパクトがあったが、このドラマでも一際濃い演技を見せていた。ちなみにネッパーと同じく「プリズンブレイク」にスクレ役で出演していたアマウリー・ノラスコがアニー率いる精鋭チームのメンバー・マルコ・マルティネス役でレギュラー出演している。今度は、"逃亡者を追う側"のポジションにいるのが面白いところ(苦笑)。

残念ながらこのドラマ、全18話で打ち切りとなり、次シーズンは製作されない模様。うむむむ、やはり、この手のジャンルの作品は、時代に合わないのか、アメリカでも苦戦しているみたいですが、「HAWAII FIVE-O」みたいな成功例もあるし、ぜひともこういう路線の刑事ドラマをどんどん増やしてもらいたいものでございますが・・・。

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AXNミステリーで『0011ナポレオン・ソロ(The Man from U.N.C.L.E.)』がスタート。CSやBSでは、何度も放送されている懐かしい作品ですが、テレビシリーズは初見なので、今回の放送でじっくり堪能させてもらっております。なんせ、日本で放送されたのは、1960年代。以後、地上波で何度か再放送されているはずですが、関西では、ほとんど見かけなかった。いや、あるいは、単に気づいていなかっただけなのか…。とにかく、ようやく見る機会にありつけました(汗)。

今回AXNミステリーでは、全4シーズン放送してくれるらしいので、<ロゴを除いて>大変ありがたい。ついでに未放映のエピソードも放送して欲しいですね。しかし、本来、AXNで放送されていてもおかしくはないシリーズなのに、逃亡者にしろ、ヒッチコック劇場にしろ、最近、懐かしい名作は、ミステリーばかりで放送されているのが気になる。昔みたいにもっと年代別に幅広いジャンルの作品を放送してもらいたいものか…。さて、ナポレオン・ソロの第1シーズンは、なんとモノクロフィルム作品。同じスパイアクションものの『スパイ大作戦』は、第1シーズンからカラーフィルムなのに…しかし、よく考えてみたら、ソロのほうが先に製作されていたようですね。


『0011ナポレオン・ソロ』・・・1964年スタート 4シーズン 全105話
『スパイ大作戦』・・・1966年スタート 7シーズン 全171話


そう言えば、同時期に放送されたデビッド・ジャンセンの逃亡者も4シーズンからカラーになってかなり印象が変わった。ナポレオン・ソロも第2シーズンからはカラーになり、内容もハード路線からコミカルタッチに様変わりしていくそうです。当初は、ロバート・ヴォーン演じるナポレオン・ソロが単独メインのドラマになるはずだったようですが、シリーズ途中からソロの相棒のデヴィッド・マッカラムが演じるイリヤ・クリアキンが人気になり、やがて、二人で活躍するコンビもののスパイアクションドラマとして定着した。確かに初回の「S-9を奪回せよ」を見る限り、イリヤは、冒頭の自己紹介シーンに顔を出すだけで、本編には、全く登場していない。ちなみにこのエピソードは、『スーパーマン』や『リーサル・ウェポン』シリーズのリチャード・ドナーが監督を担当しています。2回目の「ユーゴスラビアに潜行せよ」でようやくソロとコンビで活動するが、科学者の娘をガード中に、神経を侵して激しい恐怖感を引き起こす毒ガスを浴び、ソロの前で情けない声を上げながらひたすら怯え続けると言うなんともショッキングな姿を見せている。イリヤの吹替えを担当しているのは、野沢那智さんですが、ジョン・マクレーンやナッシュ・ブリッジスの時のような荒々しさがなく、実に精悍で落ち着いた青年風の声を出しているのがとても新鮮だった。

007にスペクターがいたように、ソロ達は、国際犯罪組織スラッシュ(THRUSH)なる犯罪組織と対立する。そして、007にボンドカーがあったように、ソロ達は、アンクルカーを使う。アンクルカーは、ガルウィング仕様で、レーザー砲やマシンガンなどを装備した特殊車。当時の人気車種「ピラニア」がベースになっている。ところがこの車、トラブルが多かったらしく、結局数話ほどしか登場していないとか。何かと007と符合する要素が多いが、それもそのはず、企画段階では、007の原作者であるイアン・フレミングが関わっていたんだそうです。





 


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スーパードラマTVでスタートしたリメイク版『V』。初回拝見しましたが、さすがCG時代と言うべきか、映像は、映画並みのクオリティでそれなりに迫力があり楽しめました。母船のデザインも昔のようなシンプルなものではなく、トランスフォーマーのロボットが変形する時のような複雑な機構にもなっていて度肝を抜かされた。逆に母船内のセットは、シンプルになったと言うか、どこかの高級ビルの高層の展望台のような雰囲気に見えた。オリジナルは、セットがもの凄くて、とくに母船の船内のセットがとても素晴らしかった。実際には、飛ぶ事はできないが、出入り口のドアが開閉する実物の戦闘機のセットも作られていたが、それも素晴らしかった。

オリジナルの主人公は、報道カメラマンのマイク・ドノバンと科学者のジュリー・パリッシュで、彼らを中心とした地球人のレジスタンス組織が決死の作戦を展開してビジターの正体を暴き、撃退するところまでが描かれた(ミニシリーズのPART1から5まで)。一方、リメイク版の主人公は、FBIテロ対策エージェントのエリカ・エバンスで、エリカの息子のタイラーがビジターのリーダー・アナの娘リサと親密な関係になり、やがて、ビジターの協力者となってエリカ達が属するレジスタンス組織と対立する。タイラーと言えば、オリジナルでは、マイケル・アイアンサイドが演じた戦争屋ハム・タイラーを思い出すが、今回は、主人公の息子の名前で登場しているところが面白い。リメイク版の登場人物の形成は、オリジナルとは、男女逆になっているようで、男性よりも女性のほうをメインに置いて活躍させているようだ。80年代は、熱い男たちが活躍するドラマが多かったが、今は、クールな女が活躍する時代のようです(苦笑)。

オリジナルのビジターは、制服を身に着け、ボイスチェンジャーがかかったようないかにも異星人っぽい声を出していた。司令官の補佐役ダイアナは、自信家で野心的な一面を見せていたが、リメイク版のビジターの司令官アナは、清楚で人間と同じ服装を身につけていて、一見普通の人間にしか見えない。オリジナルでは、地球にやってきたビジターが人類と仲良くしようと見せかけて、実は、人間を洗脳して侵略し、水と食料(人間)を奪い取る事を目的としていた。リメイク版もおおまかな目的は同じだが、人間社会に溶け込んだビジターは、オリジナルのビジターよりも凶暴な印象を受けた。初回では、突如レジスタンス組織を襲い、殺戮する場面も見られたが、それは、まるでゾンビのよう。そう言えばビジターも実態はトカゲだし人間を食うんだったなあ…。

ところで、リメイク版の放送前には、オリジナルのミニシリーズも放送されていたが、なんと金曜ロードショーで放送された時の吹替えでした。映像もデジタル用に綺麗になっていて、テレビ放送でカットされた部分を字幕で補った完全ノーカットバージョンだった。DVDには、別の声優陣による吹替え版が収録されていたはずなので、おそらく今回の放送のために新たに作られた素材だと思われます。やはり、ホークとドノバンの声は、磯部さんでないと…(笑)。オリジナルが面白すぎてもう十分に満足してしまったのだが、やはり、リメイク版も気になるので見続けるつもりです…がこれもまたあれなんですよね…(苦笑)。

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打ち切りが多い最近のアメリカドラマの話でありますが、アメリカABCで先月スタートしたばかりの『チャーリーズ・エンジェル』がわずか4話で放送終了になってしまったと言う。最近リメイクドラマの打ち切りは数多いが、その中でももっとも悪い結果ではありますね。バイオニック・ジェミーのリメイクさえ8話続いたと言うのに…。オリジナルは、ファラ・フォーセット人気もあって日本でも大ヒットし、10年ほど前に映画で復活した時は、キャメロン・ディアスやドリュー・バリモアなど当時の人気女優の出演が候をそうしたのか、続編まで作られるほどの人気があったが、今回のテレビ版リメイクは…ミンカ・ケリー、レイチェル・テイラー、アニー・イロンゼ…名前を聞いただけではよくわからない女優陣。レイチェル・テイラーは、実写版「トランスフォーマー」に出演していたそうだが…。オリジナルのスタートが今から約35年前。そして前回映画で復活してから11年経過しているわけですが、やはり、2度目の復活ともなると中々厳しいものがあるのでしょうか。日本のドラマは、いくら視聴率が悪いからと言っても4話打ち切りとかまずありえないし、アメリカは、その辺なかなかシビアな印象があります。

一方、対称的にリメイクで再び人気を得ているヒロインもののドラマと言えば、『二キータ』。ニキータは、オリジナルは、フランスで映画化され、3年後にハリウッドで再映画化された後、1997年にテレビシリーズも製作され、全5シーズン放送された。マギーQ主演で去年スタートしたテレビシリーズには、新たな設定が加わり、フランス版ニキータの3年後の物語が描かれ、単なるリメイクになっていないところがポイントだ。概ね似たような経過を辿っているチャーリーズ・エンジェルとニキータだが、ではなぜニキータは、成功しているのか?マギーQは、ラッシュ・アワーなどのジャッキー・チェンの映画やミッション・インポッシブル3、ダイハード4.0などメジャー系の映画に数多く出ていて、知名度もある。また、ニキータと敵対するディヴィジョンの最高責任者パーシーを演じるのは、24のジョージ・メイソン役でも知られるザンダー・バークレーと、ニキータは、キャスト陣にも恵まれているようだ。すでにシーズン2も放送されている。

ニキータは、一応97年版とリメイク版の両方を見ているが、97年版のほうは、いかにもスパイドラマと言った感じで、ニキータを演じる女優さんも肉体派と言うか、女スタローン的な感じでクールな活躍を見せるところが面白い。マギーQの新シリーズは、ディヴィジョンの訓練生のアレックスとニキータが通じていて、ニキータがアレックスから情報を得ながら、ディヴィジョンへの復讐を着実に進めていくと言う今までとは違った新しい物語が展開している。ニキータだけでなくアレックスにもスポットを当てたエピソードがあり、今後の展開も気になるところだ。

有名だけでなく、インパクトのある役者を起用することも必要であるが、ストーリーもオリジナルにただ忠実になるだけではなく、何か新しい設定をプラスする事がリメイクドラマの重要なポイント。でもやりすぎるのも駄目なので、その辺は、製作者のセンスとバランス感覚が問われるのでしょうね。あまりにリメイクの失敗が続くと、もしエアーウルフのリメイク話が出てきたとしても心配になるな…(苦笑)。今復活されてもCGバリバリでトランスフォーマーみたいに変形されても困るしな…(笑)。

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