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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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邦画からパワフルなアクション映画が消えてから幾数年経ちますが、1980年代の邦画は今よりも規制がなくて予算が潤沢だったのか、ダイナミックなカーチェイスが展開する作品が数多くありました。今回は、過激なカーチェイスシーンが展開した邦画を数本紹介致します。





獣たちの熱い眠り(1981年)

『西部警察』や『あぶない刑事』シリーズの監督でも知られる村川透の監督作品。巨大組織の卑劣な罠にハマり殺人犯の汚名を着せられた若きテニスプレイヤーが獣と化して組織に復讐を果たすハードボイルドアクション。主演は、当時青春スターから脱皮するために、髪を短くし野性味たっぷりにイメチェンした三浦友和。三浦氏演じる主人公の三村浩司は、この翌年に三浦氏がレギュラー出演した『西部警察PARTⅡ』の沖田刑事のようなルックスなので、まるで沖田の前章を見ているような、そんな感覚になってしまう映画でしたね(苦笑)。




  


映画の中盤、組織の下っ端(伊吹吾郎と安岡力也)にさらわれた妹を助けるため、三村がイーグルマスクの黄色いトランザムに乗り、敵の白い車を追跡しますが、このカーチェイスが中々ど派手。あぶない刑事の撮影でもよく使われていた代官坂トンネルを潜った後、トンネル前で対向車が激しく横転。住宅街の狭い路地から大通りに出た後、オープンカフェに突っ込んだり、ダンプに道を阻まれドラム缶にぶつかるトランザム。その後、組織の下っ端達は、車を捨てボートに乗り換え。前のバンパーがはずれてボロボロになったトランザムが工事中の河川沿いの道路を突っ走り、ボートを追走する。


黄色いトランザムの豪快な走りっぷりが実に爽快。当時は、住宅地の狭い路地でも凄まじいカーチェイスの撮影ができたんですね。









紳士同盟(1986年)

当時人気絶頂のアイドルスター・薬師丸ひろ子が主演した青春ラブ・コメディ。同名タイトルの主題歌もとても印象的でした。時任三郎、伊武雅刀、三宅裕司、夏樹陽子、財津一郎、小林桂樹など、個性豊かなスター達が勢ぞろいし、アメリカ映画の「スティング」のような詐欺グループ同士の騙し合いが展開します。仲村トオルが薬師丸ひろ子演じる女子大生の後輩役で出演していますが、薬師丸ひろ子に「先輩!」と呼んでいる姿があぶない刑事の町田透を彷彿とさせます(笑)。



 


物語の中盤、薬師丸ひろ子が運転するオープンカータイプの黒いコルベットが暴走。伊武雅刀が運転する白いベンツ(W114)と激しいカーチェイスを繰り広げる。トンネルの壁に激しくボディを擦りつけたり、斜面を駆け降りてコルベットの前方を塞ぐなど、高級車のベンツの荒々しい走りっぷりを堪能できる。他の車を巻き込んでの玉突き衝突やジャンプなど豪快なカースタントもあり。また、仲村トオルがワインレッドのスープラに乗っている場面も必見です。









ころがし涼太 激突モンスターバス(1988年)

漫画「ころがし涼太」の実写化映画。主演は、竹内力。藤岡重慶、鈴木ヒロミツ、又野誠治、我王銀次など当時の大御所俳優が脇を固める。写真館の店主役で佐藤浩市もゲスト出演。大型バス2台を使ったハチャメチャなカースタントが最大の見所。謎のモンスターバスを運転する菅田俊は、「あぶない刑事」の劇場版と同じく、「豹藤」と言う役名で出演しています(笑)。



 


のっけから涼太のバスが改造されたスカイラインを引き擦り回して、ヨットハーバーの岸壁から海へ突き落とすカーアクションあり。映画の後半、涼太と豹藤が乱闘した後、暴走する豹藤のモンスターバスに涼太がしがみつく場面がありますが、竹内力氏がなんとノースタントで演じています。クライマックスの涼太のバスと豹藤のモンスターバスの一騎打ちのシーンでも、バス同士の激しい体当たりや、モンスターバスが豪快に横転するなど豪快なカーアクションが続き、走行中の涼太のバスの屋根上で、涼太と豹藤が荒々しく格闘するなど、迫力満点のアクションが数多く見られます。全編で大型バスを使っているカーアクションは国内では珍しいですね。当時の日本映画のバイタリティの凄さが伝わってきます。




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BS11で放送中の『大都会シリーズ』。今年の4月からスタートし当初は週二日の放送でしたが、最近は週四日(火~金曜日の夜7時)になり、放送のペースが上がっております。今週、『大都会PARTⅡ』が終了し、二日前に『大都会PARTⅢ』がスタートしました。大都会シリーズは、地上波の深夜の再放送後、長らく封印され続けましたが、2007年にスカパー/csの日テレプラスが解禁し、3年連続で3作のシリーズが放送されました。日テレプラスでリピード放送された後、チャンネル銀河に移り、約10年間、スカパー/CSで繰り返し放送され続けてきましたが、ついに今年、BSデビューしました。それを記念して、4月には、出演者がスタジオに集まって番組の思い出を語る特別番組も放送されました。


→その特別番組については、こちらの記事をご覧ください。


久しぶりに大都会PARTⅢの初回「帰って来た黒岩軍団」をBSの放送で見ましたが、今見てもカーアクションの迫力が凄まじく見応えがありましたね。「帰って来た黒岩軍団」は、今から10年以上前、ある方に送っていただいたVHSビデオで見たのが最初だったと思いますが、その時、かなり衝撃を受けたのを今でも覚えています。西部警察以前にもこんなハードな刑事ドラマがあったのか・・・と。


白昼、町のど真ん中でバズーカを撃ち、床屋などの建物やパトカーを爆破する犯人グループ、環八で繰り広げられる暴走トラックとパトカー軍団の猛烈なカーチェイス、迫ってくるトラックをライフルで撃ちまくり、犯人達を容赦なく射殺する黒岩・・・などハリウッドのアクション映画さながらのダイナミックなアクションの連続で画面に釘つけになりました。



このようなど派手なアクションを毎週、地上波のテレビで放送していたというのだから、常識ぶったこのご時世では、製作不可能でしょうね。長らくスカパー/CSのみの放送だった大都会PARTⅢがアンテナさえつければ無料で見られるBSで放送されているなんて、まさにミラクル。このチャンスを逃したら次はないかもしれませんよ(笑)。まだBSアンテナを取り付けられていないあなた!、電気屋へ急げ!(笑)。



ということで、PARTⅢBS放送記念!私がオススメする大都会PARTⅢのエピソードの見所をシンプルにご紹介したいと思います。


■野獣の叛乱・・・元レンジャー部隊の隊員と黒岩軍団の対決。両目や喉を切り裂いたり、バイオレンス描写が凄まじい。ハヤタ隊員も犠牲に。


■高層の狙撃者・・・二台のブルドーザーに襲撃されるパトカー。建設中のビルにクレーンで吊り上げられるトラ。黒岩vs大門???の壮絶な銃撃戦が展開。


■殺人犯奪回要求・・・ショットガン初使用の黒岩。資材置き場で繰り広げられるヘリに乗る黒岩と犯人グループの銃撃戦。ドラム缶大爆発。


■警官ギャング・・・模擬訓練中に銀行強盗犯役の弁慶とトラが本物の銀行強盗に襲われる。公道でのカーチェイス、パトカーのクラッシュが凄まじい。


■通り魔・・・連続レイプ殺人犯を捕まえるため、女性警官を使いおとり捜査を決行する黒岩軍団。犯人に拳銃を奪われるサル。暴走ダンプと黒岩軍団の激戦。


■ブラックホール・・・犯人を護送中に襲撃され、銀行強盗犯と一緒に穴の中に落ちてしまう黒岩。過激派vs黒岩軍団。セドリック大爆発。


■けもの道・・・カーアクション数珠繋ぎ。街のど真ん中(八王子駅付近)で車の屋根にしかみつくジロー。卵屋のトラックで犯人の車を追跡。


■城西市街戦・・・取調室で犯人達に銃を向けロシアンルーレットをする黒岩軍団。火炎放射器で犯人の車を蒸し焼きにするジロー。


■頭取集団誘拐・・・「あぶない刑事リターンズ」の元になったストーリー。サロンバスを使った頭取誘拐。五人組の犯人一味の凄味。銀行前でのカーアクション&銃撃戦が圧巻。


■テロルの仮面・・・世界有数の王冠を狙う犯人一味と黒岩軍団の対決。豪邸の庭からクレーンで脱出する犯人達。目黒の急坂で展開する迫力のカーチェイス。




他にもたくさん紹介したいアクションシーンが数多くあるのですが、とりあえず簡単に10本だけ挙げてみました。Ⅲの中では、やはり「頭取集団誘拐」が一番のオススメですね。過去の大都会の記事でもオススメエピソードを紹介しておりますので、ぜひご覧ください。


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今月発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」の販売台数が4日間でなんと26万台以上になったとか。アマゾンなどの大手のネットショップでも現在入手が困難らしく再入荷を待ち望んでいるユーザーが多いとのこと。ある程度ヒット商品になることは予想できたが、これほどまでになるとは・・・。ファミコン世代が大人になって、その世代が子供を産み、親子二代でファミコンを楽しむ。親にとっては懐かしく、お子さんにとっては新鮮であり、しかも今のゲームよりもシンプルだから、のめりこむ事間違いなし。つまり、一挙両得というか一石二鳥というか、第2次ファミコンブームが到来か?


私も一度は触れておこうと思い、予約しようとしたらすでにどこも完売。再入荷待ちになっていたのでどうしようか迷いましたが、このミニファミコン、思ったよりコントローラが小さくてやりづらいのと、当然ながら今のテレビに合わせた仕様なので入出力がHDMIしかついておらず、ブラウン管テレビにつなげられない。つなげるには別途映像変換装置(HDMI→コンポジット)が必要になるんだとか。


いろいろと総合的に判断した結果、今回はパスすることになりました。久しぶり、子供の頃のようにブラウン管テレビでピコピコやったり、インテリアとして部屋に飾っておこうかなとも思っていたのですが、コントローラや入出力に不備を感じるので、出るかどうかは知りませんが、次の新製品に期待することにします(苦笑)。今度は、ぜひゲームのタイトルは、50タイトルぐらいまで増やして欲しいですね。今回入らなかったハドソン、ジャレコ、タイトーなどのゲームや、バンダイのキャラクターゲームもやりたいし、できればドラクエも入れて欲しいです。




前回、親子で楽しめる二人同時プレイのゲームをいくつか紹介しましたが、今回のミニファミコンに収録されたゲームの中なら、アイスクライマー、バルーンファイト、マリオブラザーズなどのタイトルがそれに当たります。これらのゲームを二人でやると、順調に進んでいるうちはいいのですが、どっちかがヘマをやらかして仲違いすると必ず「●し合い」になりますよね(苦笑)。相手の死に様を見て、「わーい」なんて思わず声を上げて喜んじゃったりする。そういう遊び方もアリなんですが、毎日やると体に良くないので注意してくださいね(笑)。



今のゲームほどではないですが、ファミコンにも死に様が強烈なゲームがありましたよね。今回のミニファミコンに収録されたゲームにもいくつかありますが、まず、これ。








魚に食われる。

<バルーンファイト>




敵に風船を割られた時の死に様は嫌な感じがなく、むしろかわいい感じなんですが、水の中から突如あらわれる魚に一瞬で食われてしまう死に様は子供の頃、ちょっとトラウマになりましたね(苦笑)。






自機が爆発四散。

<マッハライダー・シティコネクション>


 


のろのろ走っていると後ろから敵の車に体当たりされて爆発、バラバラにされてしまうマッハライダー。シティコネクションもパトカーや障害物に当たると車がバラバラになってしまいますが、その後吹っ飛んだパーツがハートに変わるのでさほど悲惨な印象はなかったですね。







始まってすぐに撃沈。

<トランスフォーマー コンボイの謎>




ゲームがスタートしてすぐに敵の飛行機のミサイルに当たって爆発(笑)。これも軽くトラウマになりましたね。






骨になる。

<魔界村>








鎧が取れて裸で走り回るのもアレですが、敵に触れていきなり骨になってしまう。これほど嫌な死に様はないですよね(苦笑)。皮と肉どこいったんだ。ちなみに下の写真は超魔界村(SFC)のものですが、若干骨の形がリアルになってて余計に嫌ですね(苦笑)。



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最近、自分が見る番組のモノクロ率が高い・・・と前にも書きましたが、モノクロの海外ドラマと言えば、『逃亡者』『0011ナポレオンソロ』は、スカパーで見たのですが、それ以外の作品ってスカパーでさえ中々放送してくれないんですよね。ダレン・マクギャビンの『探偵マイクハマー』とか、『ミステリーゾーン』、ナイトライダーのパイロットにゲスト出演していたビンセント・エドワーズの『ベンケーシー』に、戦争ドラマの名作『コンバット』も見たいと思って、スカパーに加入してから10年間待ち続けているのですが。昔の作品は、増えるどころか、FOXクラシック以外は、新作ばかりになり全く放送されなくなってしまいましたからね。


往年の海外ドラマ好きにとっては、世知辛い時代となってしまいましたが、そんな中、イマジカBSで『ローハイド』が現在放送中。ローハイド(Rawhide)は、アメリカCBSテレビで1959年にスタートし、1965年まで全8シーズン217話製作された。日本では、NET(日本教育テレビ=現・テレビ朝日)の土曜夜10時枠で1959年11月から第1シーズン(全22話)を放送。以後、『ハイウエイ・パトロール』などの別番組を挟んで1960年10月から放送が再開され、1964年6月まで同枠で放送され続けた後、同年の7月から月曜夜8時枠に移動して半年間放送された。そして、1965年4月から木曜夜8時に移動して半年間放送され、7シーズン分のエピソードが放送されたそうです。



舞台は1870年代のアメリカ西部。テキサス州のサンアントニオからミズーリ州のセデリアまで3000頭の牛の群れを運ぶカウボーイ達の旅路で巻き起こる様々な出来事や事件が描かれている。主演は隊長ギル・フェイバー役をエリック・フレミング、副隊長のロディ・イェーツ役をクリント・イーストウッド、料理人のウィッシュボーン役をポール・ブラインガーが演じている。

 
クリント・イーストウッドは、この作品で大スターとなり、1962年には、番組宣伝のため、エリック・フレミング、ポール・ブラインガーと共に来日しています。ローハイドは、日本でも当時大人気で、羽田空港につめかけたファンは、警視庁調べで7000人。予想をはるかに上回る騒ぎに混乱して予定されていた様々なイベントが中止となり、神田共立講堂で行われたステージ・ショーも警察のものものしい警備の中で敢行されたそうです。


第1シーズン初回の「法にそむいた女」は、フェイバー達の元に囚人護送車がやってきて、フェイバーとロディが囚人達を裁判所まで護送する話でしたが、雨で増水した川を護送車で渡る場面が圧巻でしたね。最初にロディが馬を引き連れて川を渡り、向こう岸に辿り着いた馬達がフェイバーや囚人達が乗っている護送車をロープで引っ張るというものでしたが、CGではなく実際にやっているので緊迫感あるし、その後に展開する銃撃戦もカッコ良かった。第2話の「神の裁き」には、ナイトライダーで博士役やホバークラフトを盗んだ強盗一味のリーダー役などを演じていたピーター・マーク・リッチマンが花嫁の義兄役で出演していた。


日本語吹替えのメンバーもそうそうたる顔ぶれですが、ギル・フェイバーの声は小林修、ピート・ノーラン(シェブ・ウーリー)の声を超音速攻撃ヘリ・エアーウルフのナレーションでも知られる金内吉男、ウィッシュボーンの声を永井一郎、ジム・ケンツ(スティーヴ・レインズ)の声を藤岡琢也、クレイ・フォレスター(チャールズ・H・グレイ)の声を大塚周夫。ロバート・カバルが演じた馬番のヘイ・スースの声は、初代が小宮山清で、二代目は、ナイトライダーのキットの声でもお馴染みの野島昭生が演じたそうです。そしてロディの声は、もちろん山田康雄。ローハイドでロディの声を演じたことがきっかけで、山田さんは、クリント・イーストウッドのフィックスの声優となり、以後、イーストウッドの様々な作品でシブい演技を残されました。


第8シーズンは、フレミングが降板し、フェイバーの代わりにロディがボスとなって一行を率いる展開になったそうですが、しかし、視聴率は振るわず、途中で番組が打ち切りになってしまっそうです。日本では、7シーズンまでのエピソードしか放送されていないので、イーストウッドがボスを演じたラストシーズンは、日本語吹替えさえ残っていないのが残念ですね。



昔の海外ドラマは、主題歌も印象に残る名曲が多いですが、このローハイドの主題歌も素晴らしい。「ローレン、ローレン、ローレン…」のフレーズの響きや雄大なメロディなど、一度聴いたら耳にこびりついて離れません。























でも、この曲を聴くと、同時にこの曲をどうしても一緒に口ずさんでしまいますね・・・(苦笑)。







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チャンネルNECOで先月からスタートした『ザ・ハングマン6』。モルモットおじさん役の稲川淳二がハンギングの打ち合わせをしているハイライトシーン、名高達郎演じるフラッシュの愛車がトヨタの2代目ソアラ(MZ20型)、川野太郎の演じるスポットの特技が棒術、毎回モルモットおじさんのギャラをピンハネするアイリスなどなど、6の様々な特色を思い出しながら再確認しております。

その中でも当時の人気車だった2代目ソアラに目が行ってしまいますね。ミニカーを持っていましたね。懐かしい(苦笑)。初代のソアラは『太陽にほえろ!』や、新ハングマン、ザ・ハングマン4など、ハングマンシリーズでも大活躍しました。2代目ソアラは、日テレ金曜夜8時の刑事ドラマシリーズの『ジャングル』や『刑事貴族』の風間編で郷ひろみが乗っていました。また、フジ月9のトレンディドラマでもよく見かけました。初代のスポーティな走りも好きでしたが、デザインは、2代目がお気に入りでした。







6に入ってから、ゲスト陣が様変わりしてきていますね。2話に登場した高木美保や、3話に森口博子、6話に松本友里と、1980年代後半にテレビで大活躍していた女優やタレントを結構見かけます。リアルタイム当時は気づかなかったけど、ブレイク前の森口博子が出演していたとは。悪い男にクスリ漬けにされて殺されてしまう出番の少ない役でしたが、バラドルとして頭角を現わす前のようですね。もしハングマンが6/GOGO以降も続いていたら、山瀬まみとか西村知美とか松本典子みたいな当時のアイドルもゲスト出演していたのでしょうかねえ(苦笑)。



今週は、早くもマイトが再登場したスペシャルが放送されましたが、現在6話まで拝見。その中からいつものように印象に残ったエピソードをご紹介致します。






剣山入りパイを顔面に投げよ!


都庁の新宿移転に伴なう東京再開発で、都内各所で地上げ屋が暗躍していた。地上げに絡む利権は巨額なもので、ここ二ヶ月の間に不動産会社の社長が5人も行方不明になり、それぞれの会社が所有していた不動産が何者かによって転売されていた。「不動産会社社長の失踪を操る黒幕を暴き出しハンギングせよ」とのゴッドの指令が下る。フラッシュは、失踪した山口不動産の社長の娘・キヨミ(高木美保)に事情を聞く。


フラッシュ=矢吹が戦場カメラマン時代に知り合った元傭兵の石井(本郷直樹)が登場。不動産会社社長の失踪事件に絡む石井と矢吹のシリアスな対決が印象的。新ハングマンのE・Tとマイケル北山(団次朗)の対決を彷彿させるものがありましたね。内容はシリアスなのに、サブタイトルはギャグ漫画風という、このギャップもまた6の一つの特徴になっていますね。「都庁の新宿移転」と言う言葉に時代を感じさせられましたが、当時はまだ丸の内の都庁舎だったんですね。


山口キヨミ役の高木美保は、この翌年に放送された東海テレビの昼ドラ「華の嵐」のヒロイン役で大ブレイク。「さすらい刑事旅情編」では、華の嵐でコンビを組んだ渡辺裕之と再び共演して話題を呼びました。当時はゴールデンコンビとか言われて持て囃されていましたね。大正、昭和初期の格調高い雰囲気や美しい言葉遣い、オーケストラの壮大なオープニングテーマも熱く、ストーリーも見応えがありました。夏休みやら冬休みなど、平日が休みの日は必ず見ていました。


今回のハンギングは、パイ投げができる機械を利用して、釘入りのパイや剣山入りのパイを実際にモルモットおじさんの顔面に当てて、その様子を悪人達に見せて罪を自白させるというもの。前回はラジコン爆弾で、今回は、剣山入りパイと、スタートからハードな役回りをさせられた上に、アイリスにギャラをピンハネされてしまう哀れなモルモットおじさん。5話では焼き鳥のように火あぶりにされ、6話では、高熱レーザーで額に穴を空けられて散々な目に。普通にすし屋だけやってるほうが怪我もせず幸せそうなのにね・・・(苦笑)。



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アメリカの映画俳優ロバート・ヴォーンさんが亡くなられたそうです。1960年に公開された映画『荒野の七人』で一躍スターダムに伸し上がり、以後、スティーブ・マックイーンと競演した刑事アクションの『ブリット』、パニック映画の『タワーリング・インフェルノ』、SF映画の『スーパーマンⅢ/電子の要塞』など、様々なジャンルの映画に出演し活躍しました。また、アメリカ映画に限らず、日本映画『復活の日』にも上院議員役で出演しており、印象的な演技を残しています。







ロバート・ヴォーンと言えば、ダンディでクール。甘いマスクでインテリなイメージでしたが、一番最初に見たヴォーンの作品は、レンタルビデオで見たチャック・ノリス主演の『デルタ・フォース』だったと思います。この映画は、実際に起きたハイジャック事件を元に作られたアクション映画で、チャック・ノリスのバイクアクションや、対テロ部隊のダイナミックな人質救出作戦、テーマ曲なども強烈に印象に残っています。ロバート・ヴォーンは、デルタフォースの最高司令官・ウッドブリッジ将軍を演じていましたが、少ない出番ながらも、その存在感は抜群でした。








個人的に特に印象に残っているのは、日曜洋画劇場で放送された『ブラックライダー』。ブレイク前のトミー・リー・ジョーンズが主演したSFアクションで、ナイト2000のような未来カーの『ブラック・ムーン』が登場し、『ターミネーター』シリーズでサラ・コナー役を演じたリンダ・ハミルトンが車泥棒役で出演していたり、見所豊富な作品でした。ロバート・ヴォーンは、車窃盗団のボスという裏の顔を持つ実業家のライランド役を演じていました。物静かな悪党役もとても魅力的でしたね。


映画だけでなく、テレビ映画にも数多く出演していましたが、やはり、一番印象に残っているのは、『特攻野郎Aチーム』。ロバート・ヴォーンは、このアクションドラマでもハント・ストックウェル将軍と言う将軍役を演じ、貫禄ある演技を見せていました。第5シーズンのみのレギュラー出演でしたが、Aチームのリーダー・ハンニバル役のジョージ・ペパードを圧倒するぐらいの、インパクトのある存在感でしたね。






  


そして、忘れてはならないのが代表作の『0011ナポレオン・ソロ』。このスパイアクションドラマでロバート・ヴォーンは、主人公のソロ役を演じ、相棒のイリア役のデビッド・マッカラムと息の合ったコンビネーションを見せていました。ウィットに飛んだ二人のセリフの掛け合いも見応えがありましたね。探偵ドラマ『プロテクター電光石火』のハリー・ルールもカッコ良かった。アンクルのエージェントを辞めて、探偵業を始めたナポレオン・ソロみたいな雰囲気があり、30分のドラマながらもスリリングなアクションが圧巻でした。



本当に数多くの作品で楽しませて頂きました。ロバート・ヴォーンさんのご冥福をお祈り致します。

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