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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/06月

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宇宙刑事シリーズは、今年ギャバンが誕生30周年を迎えたこともあり、ゴーバスターズにギャバンが登場したり、劇場版では、3人の宇宙刑事が揃い踏みして注目を集めましたね。しかし、その影に隠れて中々陽の目を見なくなってしまっているメタルヒーローが…。



『巨獣特捜ジャスピオン』・・・宇宙刑事シリーズ終了後に新たに誕生したメタルヒーロー。見た目は、ギャバン達と同様にメタリックなスーツで、色は、マスクが白。首から下の部分は、リアルタイムで見た当時は、マスクと同じく白だと思っていたが、最近よく見直したら、シルバーだった。宇宙刑事のコンバットスーツをさらに進化させた感じの洗練されたデザインがとてもカッコ良かった。宇宙刑事の3人と並んでも遜色のないデザインなので、ジャスピオンを宇宙刑事と間違える人も多いかもしれませんが、タイトルに「巨獣特捜」と書かれている通り、サタンゴースと呼ばれるダースベイダー風味の巨神の力によって凶暴化した巨獣を倒すべく、ジャスピオン達が宇宙を旅し、やがて地球に降り立って、日本の東京を舞台に激烈な戦いを繰り広げる。宇宙刑事との大きな違いは、ジャスピオンでは、巨獣との戦い、つまり戦隊と同じく毎回巨大戦が展開するところ。戦闘母艦ダイレオンは、完全な人型ロボットに変形し、巨獣たちとプロレス的な派手な戦いを見せていた。

 

ジャスピオン役は、超電子バイオマンで山守正太と言う野生児を演じた黒崎輝氏。ジャスピオンは、当初は、人間離れしたパワフルさと陽気でコミカルなキャラクターを合わせ持つ山守正太をさらにパワーアップさせたようなユニークなキャラだった。初期の髪型がなんとアフロヘアー。それが当時ものすごく強烈なインパクトがあり、それまでのヒーローよりもかなり軟派で型破りであった。しかし、どこやらかクレームが来てしまったようで、1クール過ぎた辺りでそのキャラは封印の目にあい、宇宙刑事達と同じような硬派な真面目キャラにあえなく変えられてしまった。仮面ライダーフォーゼの如月弦太朗も物議を醸しそうなリーゼントに短ラン姿だったけど、最終回までその姿を維持していた。やはり、時代なんですね。宇宙刑事の後だけにジャスピオンにも同じような熱血風なキャラクター性を求められてしまったのか。私は、あの陽気なアフロの兄ちゃん姿が好きだったのに、普通の姿になってしまったのが物凄く物足りないと言うか、残念に思っていた。ジャスピオンも平成に放送されていたら、きっとあのアフロヘアーに陽気なキャラクターのまま一年間続けられたに違いない。

 

ジャスピオンには、宿敵がいて、そいつがまた黒いコンバットスーツを着ているような感じのデザインでカッコ良かったんですね。名前も「マッドギャラン」。「宇宙刑事マッドギャラン」と書いても違和感ない。マッドギャランの人間体を演じていたのは、ゴーグルブラックやダイナブラックを演じた春田純一氏。アクションの迫力は、ピカ一で当時は、ブラックのアクション場面になると、画面に釘付けになっていましたね。ギャバンと同じく変身しなくても強い人って言うイメージで、毎回キレの良い凄まじいアクションを披露していた。そしてこの作品でもブラックですが、初の悪のヒーロー。アクションのスピード感とキレ味が鋭かった黒崎氏と春田氏、さらには、シャリバンを演じ、ブーメラン役で後から加わった渡洋史氏の3大アクションスターの組み合わせが最高のアクションヒーロー番組であったジャスピオン。日本では、忘れ去られているのかもしれないが、ブラジルでは、大人気だったようです。向こうの人が何かのイベントで日本語でジャスピオンの主題歌を歌っている映像を見たことがあるが、感動してしまった(笑)。



ジャスピオンと言えば、後半に登場した銀河魔女ギルザが忘れられません。

「カタブンダベルベカン、

 カタブンダベルベカン、  

   
キケラ!!


の呪文を唱え、妖術を使ってかなりジャスピオンを追いつめた。怖かったですね。ジュリーが「魔界転生」で演じた天草四郎時貞と同様に、ジャスピオンのブレーザーソードによって切り落とされた自分の首を腕に抱えて、不気味に笑っている姿は、えげつなかった。姉貴のギルマーザのほうは、カスタネット持って踊り出したり、少し笑える要素もあって怖い感じはしなかったのだが…。今のヒーローものではこんなことやれねーだろうな(苦笑)。


 

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頭から何か出してはります。こわっ


 

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エアーウルフが日本の地上波で放送されてから26年経過。ほんと早いものですね。関東では、当時、日曜の夜に海外ドラマの放送枠があり、その枠で半年間放送された後に、水曜夜9時のゴールデンタイムに移ったわけですが、その最初の放送日となった1987年4月8日。その日は、同じ時間帯にナイトライダーの放送もあり、水曜夜9時にナイトライダーとエアーウルフが国内で一度限りの視聴率対決をやった日であります。ぼやきでは、もう何度となく書いておりますが、あの日は、本当に困りました。ナイトライダーは、初回からビデオで録画していたので、この日も絶対に逃すわけにはいかなかったし(ちなみにその日に放送されたエピソードは、「復讐の罠!マイケルは2度死ぬ・シグナルGO!高層ビル激走」。エアーウルフは、「ミグ戦闘機と密林上空の死闘!!救援機を護衛せよ」だった)、とりあえずナイトライダーを録画して、リアルタイムでエアーウルフを見ようと思ったが、エアーウルフもビデオに残しておきたかったので、仕方なく2階の人にエアーウルフの録画を頼んで、リアルタイムでは、ナイトライダーを見てしまった。その日を最後にナイトライダーは、月曜の夜8時に放送時間が移動したのですが、今思うとそれは本当にラッキーなことであった。あのまま水曜夜9時に2つの番組が放送され続けていたら、きっとどちらかを諦めていたと思います。



当時は、ゴールデンタイムに移ったエアーウルフを新番組だと思って見続けていたので、ホーク達がメインのシリーズが半年ぐらいで終了してしまったことに疑問を持っていました。後にゴールデンタイムに移る前の最初の25話分が関西では、深夜に放送されていたことを知り、非常にがっくりしたのを覚えている。結局、リアルタイムでは、シーズン2の一部とシーズン3のエピソードしか見ることができなかった。残りの25話分は、1995年のサンテレビでの再放送で埋め合わせをし、実に8年も待たされることに。95年辺りは、各家庭にビデオデッキが2台、3台、当たり前のようにあった時代。うちにも当時東芝アリーナと言うS-VHSデッキがあり、それでエアーウルフの再放送を録画しまくった。今もその時録画したビデオが残っていますが、今やハードディスクレコーダーの時代となり、ビデオデッキの新製品は、もはや皆無。僅かながらレコーダーとの一体型と言う形でVHSは残っているが、S-VHSは、完全に姿を消してしまったので、当時のビデオが本来の画質で見れなくなってしまった。レコーダーに録画してDVD化しようにも、最近まで使っていたパナソニックのS-VHSデッキがついに故障し、それもできなくなってしまう始末。エアーウルフは、シーズン3までDVD-BOXが発売されているし、もちろんそれも購入して持っているが、テレビ放送版の映像もやはり貴重なので残しておきたい。とにかくS-VHSの復活望む。



それはさておき、ゴールデンタイムに移ったエアーウルフは、5話目にしてあのレッドウルフが登場した。ナイトライダーにカールと来れば、エアーウルフは、レッドウルフかと、当時ニヤリとしたものです。エアーウルフとレッドウルフのその華麗なドッグファイトは、今見ても見応え十分でありますが、エアーウルフとの対決に敗れたあのレッドウルフが再び??復活したエピソードがあることを覚えておられるであろうか・・・。




「最強の敵スコーピオンを撃墜せよ!!セント・ジョン新騎兵隊出動」

新エアーウルフ復讐編の第2話として放送されたこのエピソードにあのレッドウルフが「スコーピオン」と名を変えて再び登場した。元CIAエージェントの女がインディアナ墓地で見た青い閃光を発端に、セントジョン達がその謎を探り始めると言うストーリー。この話、非常に期待していたのだが、見たらズッコケ。スコーピオンと呼ばれるヘリが本当に名前を変えただけの完全なレッドウルフであり、しかもドッグファイトシーンもまた完全なる使い回しという…。ドッグファイトだけでなく、洞窟からの脱出シーンもやはり使い回し映像だったという…。制作費が少なかったとはいえ、せめて2、3カットぐらいは、新撮のシーンを入れてもらいたかったものだ。まあでも編集は見事なものでした。レッドウルフ戦を知らない人が先にこのエピソードを見たら、ほぼ違和感なく楽しめるでしょう(苦笑)。

 


 


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唯一、新撮されたと思われるカット。ハメコミ丸出しでリアルタイムで見た時も十分に違和感が・・・(苦笑)。



 

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今年は、ナイトライダーが生誕30周年を迎え、それを記念して2008年に製作された新シリーズ(ナイトライダーネクスト)が国内地上波テレビ放送&DVDが発売されたりと、にわかに盛り上がりをみせていました。一方で、エアーウルフのほうもまもなく30周年を迎えるわけですが、この夏にドミニク・サンティーニを演じたアーネスト・ボーグナインが他界するという悲しい知らせがありました。


ボーグナインは、知る人ぞ知るアカデミー主演賞俳優でしたが、もちろんエアーウルフ以外にも映画の世界でたくさんの名演技を残しています。海軍出身だったから、やはり「戦う男」、常に誰かと争っているイメージがありましたね。例えば、「ポセイドン・アドベンチャー」でボーグナインが演じたマイク・ロゴ刑事は、沈みかけの船からの脱出をめぐってジーン・ハックマン演じるフランク・スコット牧師と何度も対立していたし、エアーウルフでは、ヘリの操縦を巡りホークとドミニクが激しい喧嘩をしたこともあった。愛嬌のあるあの笑い顔と人間臭さがボーグナインの魅力でした。
年末も近づいているし、改めてボーグナイン追悼と言うことで、見た映画がこれ。



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「北国の帝王」

世界大恐慌下のアメリカ。貨物列車に無賃乗車を繰り返す放浪者たちをハンマー片手に叩き落していく鬼車掌シャック。この映画、昔一度だけテレビで見たことがあるのですが、列車にタダ乗りするおじさん達をハンマーで容赦なくぶちのめすシャックの姿があまりに強烈過ぎて忘れられなかった。なんてったって冒頭でいきなりのグロシーン。ハンマー使って16人も人殺してるし、ハンマーブロスもびっくりのえげつなさ。今の世なら立派な殺人鬼ですよ。シャックを演じているボーグナインから目が離せない。悪魔に取り付かれたかのようにひたすら鬼の形相をしているボーグナインが良いですね。ラスト付近になると、シャックとタダ乗りのエース、その名もエース・ナンバーワンが男の意地をかけた熱い死闘を繰り広げますが、ナンバーワン役のリー・マービンも中々良い味を出しているんですね。走る列車の上での対決は、ド迫力。当然当時CGなんてないから、俳優も命がけで演じているし、緊迫感が半端ない。


今回購入したDVDには、テレビ版の日本語吹替えが収録されていました。ボーグナインの声を担当しているのは、富田耕生氏。エアーウルフで馴染みがあるので、シャックの声もしっくりくる。ドミニク親父の若い頃を見ているような錯覚に陥ります(笑)。リー・マーヴィンの声は、小林清志氏だ。「陰謀と破壊と犯罪の渦巻く…」のナレが思わず頭を過ぎってしまったが、小林さんと言えば、やっぱりジェームズ・コバーン。リー・マーヴィンとコバーンってどことなく似た雰囲気があるから、この映画のリー・マーヴィンを見た時、最初は、コバーンと勘違いしちゃっいましたよ。




 

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「太陽にほえろ!」の名作エピソードの一つとして名高い「危険な約束」。「刑事貴族」風間編の「刑事たちの忙しい夜」と言うエピソードでリメイクされたことは、以前にここでお伝えしたことがありますが、(http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/478/を参照)なんと、現在TBSチャンネルで放送中の「新七人の刑事」にもそのリメイクと思しきエピソードがあることを発見。


19話の「スナックジャック」は、タイトルの通り、一人の男がスナックにいた客を人質にとってたてこもる。妊娠中の妻を見殺しにした医者を探している犯人の男、市会議員、酔っ払いの親父、若いカップル、不倫中の中年男女に、潰れかけの会社の経営者とその相談相手の外人など客達の様々な人間模様が描かれる群像劇になっていた。「危険な約束」では、マカロニが事件に巻き込まれていたが、七人の刑事では、殺人犯を追って店に来た三浦洋一演じる北川刑事が人質になり、犯人の男と決死の対立をする。


刑事貴族は、ほぼ完全なリメイクだったが、七人の刑事では、途中で、ママを探す女の子が店にやってきたり、外人が人質になったり、犯人がダイナマイトを持ち、探している人物が医者であるところなど、リメイクといっても客の組み合わせや設定、話の展開が若干異なっており、話の結末も違っていた。一番の違いは、「危険な約束」では、マカロニが自分の身分を隠して、犯人が探している女に会いに行く所謂「走れメロス」的な後半の展開。残念ながら七人の刑事では、その走れメロス的展開が省かれており、北川刑事と犯人の奇妙な友情みたいなものは描かれていなかった。


しかし、面白いのは、そのキャスティング。犯人役が火野正平氏、北川が探していた殺人犯役を石橋雅史氏、若いカップルの男役を『ジャッカー電撃隊』でクローバーキングを演じていた風戸佑介氏、犯人が探す医者役を宇宙刑事シリーズのコム長官などでもお馴染みの西沢利明氏が演じていたり、中々濃いキャスティングだ。ちなみにスナックの名前は、「危険な約束」では、「旅路」だったが、七人の刑事では、「みちのく」となっていた。


当時、太陽にほえろ!の裏で放送されていた新七人の刑事でこのようなエピソードが放送されたとは、ちょっと驚き。


 

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YOUTUBE東映チャンネルで配信されていた『超電子バイオマン』が最終回を迎え、何年ぶりかに最終決戦を見た。ダイナマンの放送の途中から放送時間が30分→25分(OP/ED合わせて正味20分)に短縮され、言うなれば戦隊シリーズはバイオマンから完全な20分戦隊になったわけだが、時間が短くなったせいもあるのか、新しい試みがたくさん詰め込まれ、メカ人間と人間との戦いが斬新かつシリアスに描かれた。バイオマンは、デザイン的にもヒーロー側・敵側ともとても魅力的で、今見ても十分通用するカッコ良さ。


しかし、この作品、やはりドクターマン=蔭山秀夫の物語なのだなあと改めて思った。一人の天才科学者が人間の心を捨て、自らの体を機械化して新帝国ギアを築き上げ、世界征服をもくろむ。人間の心が捨てきれず苦悩する姿、息子に似せたメカ人間を開発したり、本当の息子を見つけて動揺したり、人とメカの間で揺れ動くドクターマンの心情が繊細に描かれているのが大人目線で見てもやはり面白い。それまでの秘密結社とか宇宙からやってきた悪の異星人集団ではなく、一人の人間が地球を脅威に陥れると言う設定がものすごく斬新だった。そして、何よりもドクターマンを演じた幸田宗丸さんの圧倒的な演技力がなければ、この作品は成立しなかったであろうと思う。この人、1960年代から特撮作品に携わっていて、ウルトラシリーズを初めとした円谷作品にも多数出演しています。戦隊シリーズへの出演は、このバイオマンが最初で、後に五星戦隊ダイレンジャーにも出ていたそうだが、私にとっては、やはり仮面ライダースーパー1の玄海老師のイメージが強い。幸田宗丸さん辺りの世代の俳優さんって、こういう深みのある敵役をやらせたら、ぴたっとハマるんですよね。プロフェッサー・ギルやガイゼル総統、レイダーなどを演じた安藤三男さんも凄かったが。64歳の時にドクターマンを演じたようですが、やはり声にも演技にも迫力があって今見ても引き込まれる。


第三勢力が登場して、ヒーロー側と敵側を合わせた三つ巴戦というのが初期戦隊終盤の恒例の展開でありましたが、よりドラマ性を重視していたのがこのバイオマン。同じくメカやロボにこだわって作られた「大鉄人17」に科学者役で出演していた中丸忠雄さんをドクターマンのライバル役で登場させたのも憎い演出。ハカイダーを訪仏とさせるバイオハンター・シルバやロボットの苦悩を描いた「人造人間キカイダー」にもまつわる『良心回路』と言う言葉を使ったり、当時のメカもの特撮の集大成的な意味合いにおいても、バイオマンは、やはり大傑作であったと改めて認識し直した。



同じくメカもの特撮として現在放送中のゴーバスターズ。オリンピック年はメカもの戦隊と言うセオリーはまだ生きているようです(笑)。ロボットやコクピットなどのデザインは、なかなか良いし、ロボ戦の撮り方も今までにない感じで面白いが、やはりいかんせん敵側の迫力がいまいち。ドクターマンを凌駕する敵ボスが登場しないものか。ちなみにYOUTUBE東映チャンネルでは、バイオマンの後、サンバルカンが配信されているようです。これもメカものであり、動物をモチーフとしたデザインの戦隊でしたね。ゴーバスとは何かと共通項が多いが、と言うことはそろそろゴーバスにもイナズマギンガーのような第3勢力が登場となるのか???





 

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最近は、ホームドラマチャンネルを見ることが多く、必殺シリーズやベイシティ刑事など色々と見ていますが、おや、どこからともなく聴き慣れた声が…アメドラ?ホムドラで懐かしい海外ドラマやっています。前にも何度かアメリカのドラマを放送していたことがあったが、最近は、韓国産が多いですよね、ここ…。スパドラやAXNが古いのをやらなくなったから、がっくりしていたんですが、久々にきました。ナレーションは、チャーリー?はたまたデボンさん?いや、中村正さんの声です。


『奥様の名前はサマンサ。そして、旦那様の名前はダーリン。ごく普通の二人は、ごく 普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でも、ただ一つ違っていたのは……奥さまは、魔女だったのです…』


このフレーズとテーマ曲も含めてこれは懐かしい。昔は、地上波で夕方によく再放送され、よく見ていました。アメリカドラマの代表的な名作『奥さまは魔女』。1964年から8年間放送され、日本でもヒットしたコメディドラマ。ホムドラでは、カラー版が放送されていますが、昔は、第1、2シーズンは、モノクロだったんですよね。DVD化に合わせてカラー処理が施されたそうで、カラー版は、今回初めて見ています。64年と言ったら、同時期に放送されていた逃亡者やナポレオンソロもやはり最初のシーズンは、モノクロでしたが、奥様と同様に途中のシーズンからカラーになっていました。サマンサとダーリンのウィットにとんだ会話が良い感じです。目ん玉クリクリのダーリンのボケっぷりも良い味出しています。当時は、CGがない時代なので、サマンサが魔法を使って物を消したり、出したりするシーンは、同ポジ撮影を多用して、相当手間をかけて撮影しているはずで、そういう部分が今の時代、逆に新鮮に映ったりします。日本では、昔の特撮で当たり前のようによく使われていた手法でしたね。


2話の「おおスイートホーム」の回では、サマンサと母親のエンドラが購入予定の家の下見に行き、魔法の力を使って、家のデザインをあれやこれやとやっていく場面があるのですが、植木やら家具やらいろんなものを出しては、すぐに消したり、かなり手の込んだ撮影がなされていて、改めてこの時代のドラマの凄さに気づかされます。家の向かいに住んでいるクラビツ夫妻のとぼけたやりとりを見ていると、まさにこれぞアメリカンテイストってな感じで、古き良きアメリカを感じさせてくれます。ナイトライダーにもこう言う感じのコメディリリーフが毎回ありましたねぇ。まぁ、キットも言わば魔法使いみたいなものでしたし…(苦笑)。


魔法と言えば、日本では最近、仮面ライダーが使っていますが、なんと奥様は魔女の日本版もホムドラで放送されているとか。日本版なんてあったんですね…せめて真似するなら、映像もフィルム風にするなりの徹底さが欲しかったところ…。


 

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