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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/03月

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違法接待の件で今話題のCS/スカパーチャンネルに入ってかれこれ14年。その間に過去の海外ドラマや刑事ドラマ、時代劇、特撮などを見てきましたが、80年代人気沸騰だった大映ドラマも個人的に忘れられないドラマのジャンルの一つで、リアルタイムで見られなかった、あるいは見ていなかった作品を視聴し続けております。


大映ドラマと言えば、TBSとフジテレビで火曜の夜8時、水曜の夜8時、土曜の夜9時に放送されていたが、TBSでやっていたスチュワーデス物語、スクールウォーズ、不良少女と呼ばれて、少女に何が起こったか、ポニーテールはふり向ないなどは再放送でも見たし記憶にあるが、80年代後半に放送された井森美幸主演の「飾りじゃないのよこの恋は」は確かリアルタイムで見たはずだがあまり印象に残っていないので機会があれば再確認したいところ。もう一つ「天使のアッパーカート」というのがあった。学校内に潜む謎の不良グループ「紅薔薇組」に狙われる転校生の松岡慶子がボクシングを習得し、紅薔薇組と対決してその正体を暴いていく物語。これがTBS火曜夜8時枠最後の大映ドラマとなったようですが、これはリアルタイムでも見ていなかった。


主人公の松岡慶子役の女優は当時新人でどことなく伊藤かずえの妹分といったイメージに見えたが、伊藤かずえと比べるとやはりパンチ不足の印象。その他のキャストでは当時の大映ドラマ常連の俳優がたくさん出ていて、スクールウォーズに出ていた坂上二郎、宮田恭男、そして、意外だったのは山下真司もなんと英語教師かつラグビー部監督役で出演していた。スクールウォーズの熱血教師そのもののイメージで、慶子の味方をする教師を演じていた。「ヤヌスの鏡」に不良青年役で出演し、後に戦隊シリーズのレッド役を演じた佐藤健太も慶子のクラスメイト役で出演していた。


話の内容はスケバン刑事やセーラー服反逆同盟の世界観に近い感じで、学園内にはびこる不良グループと主人公の対立をハードに描いている印象だが、このドラマの主人公は不良グループの嫌がらせにひたすら耐えるだけで中々強くならない。せめてカンフーを習得して不良達をケチョンケチョンに倒してくれたらスッキリするのだが、そんなところも人気が出なかった要因の一つだったのかもしれませんね。



さて、前々から再確認したいと思っていた「このこ誰の子?」がようやくスカパーで初放送。タイトルからしてセンセーショナルなのだが、内容もまた当時小学生だった自分にはとても衝撃的かつ刺激的で、こんなのを小学生に見せていいの?って親もよく止めなかったなと今更ながらに思いましたね(笑)。


望まぬ妊娠をしてしまった主人公の杉浦葵。一度は中絶を考えるが、葛藤の末一人で子供を産むことを決意し、両親の元を離れ孤独に見知らぬ土地を旅する。葵が旅をする途中でいろんな人と巡り会って様々な経験を積んで成長していくという、ロードムービー的な展開になっていくところがこのドラマの面白さの一つだったのだと再確認して改めて思いましたね。


映像は比較的奇麗で問題ないが、音声のほうがテープが伸びてしまったかのような、ふにゃけた感じになっていて少し状態が悪い。とくにオープニングの椎名恵が歌う「悲しみは続かない」が流れている時にそれがよくわかる。せっかくの良い曲が台無しというか、音声の状態が芳しくなかったから今まで放送されなかったのでしょうかね。本編はさほど気にはならないんだけども。


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アクション刑事ドラマの次に子供の頃好きだった大映ドラマ。今年は堀ちえみ主演の作品をわりと見たような気がするんですが、まだ一つだけ見れていない作品がありました。それは彼女を一躍有名にしたあの「スチュワーデス物語」。


TBSの火曜夜8時に放送していた2クールのドラマで、もちろんリアルタイムや、夕方の再放送で何度も見ました。さすがに30年以上も経つとストーリーははっきり覚えておらず、思い出すのは「ドジでのろまな亀」というフレーズと、片平なぎさが両手の義手につけている手袋を口で噛んではずすあの場面と、主題歌の「ホワット・ア・フィーリング」だけが真っ先に思い浮かぶだけでした。


CSのチャンネルのTBSチャンネルでは何度も再放送されているようですが中々見る間がなく、最近ようやく視聴することができた。改めて見直してみると、このドラマ、何が凄いかっていうと日本航空(JAL)の全面的な協力を取り付けて、本物の訓練所や客室モックアップなどで大掛かりな撮影をしているところに尽きますね。現役教官が出演していたり、世界各国の紙幣を使った免税品の販売の訓練や、事故時の飛行機からの脱出訓練など、訓練シーンに関しては徹底的にリアルさを追求しているところが素晴らしく、とても見応えがあります。


海外ロケもあり、パリやローマ、最終回では村沢浩(風間杜夫)と新藤真理子(片平なぎさ)が結婚式を挙げようとするシーンでイタリアのサンフランチェスコ大聖堂が使われていたり、とにかくスケール感が凄い。ストーリーや演出については訓練生たちが突然歌い出したり、バタバタした少し大袈裟な演技をしていたり、当時の大映ドラマならではというか、極めてコミカルな芝居をしているように見えました。


何より、堀ちえみのアイドル性を100%活かした作風と言うか、彼女ありきのドラマだったんだなあと改めて思いましたね。他のアイドルがやっていたらおそらくここまで記憶に残るものにはならなかったのではないかと思います。「ドジでのろまな亀」というフレーズも堀ちえみだからこそマッチングしたものだったんだなと再認識しました。


今回見て、もう一つ印象に残ったフレーズは石立鉄男が演じる客室訓練部課長の柿野竜太の名言。「俺の夢はな、世界中の空を鶴のマークのお姉ちゃんでいっぱいにすることだ」みたいなこと言っているシーンがありましたが、ユニークな石立さんらしい面白いセリフだなあと思いました。今までは石立さんを思い出すと必ず「ワカメワカメ好き好き、おまえはどこのワカメじゃ」のあのカップ麺のCMのフレーズが頭に過っていましたが、これからは「鶴のマークの姉ちゃんで・・・」のほうを思い出すことになるかもしれませんね(笑。



リアルタイムで見た大映ドラマの中で未だにCSで一度も放送されていなかった杉浦幸主演の「この子誰の子?」がなんと来月からホムドラで放送されるみたいです。「一人の女子高生がレイプされ妊娠をし、悩みながらも強く生きて行く姿を通じて、少年少女の愛と性、それを越えて勝ち得る愛と信頼の素晴らしさを描いた青春ドラマ」という、今思うと小学生は見てはいけない内容のドラマに思えますが(苦笑、当時は夢中になって見ておりました。こういうドラマを水曜の夜8時に放送していた当時の日本のテレビはやはり凄かったですね。この作品も視聴が終わりしだいまた取り上げたいと思います。


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アメリカでは今現在「マクガイバー」「SWAT」「私立探偵マグナム」など、1970、80年代の人気ドラマのリメイク、リブートドラマを数多く放送していますが、なんと、日本でもアメリカのドラマをリメイクしたドラマがこの秋にスタートしたのをご存知でしょうか。その名も『24 JAPAN』



日本初の女性総理誕生への期待が高まる総選挙当日の深夜0時。CTUテロ対策ユニット第1支部A班の班長・獅堂現馬は自宅で娘・美有とトランプを楽しんでいた。その直後、美有がこっそり家を抜け出した。心配した現馬は美有を捜し始めるがその最中、CTU東京本部長・郷中兵輔から緊急の連絡が入る。「24時間以内に総理候補・朝倉麗を暗殺する計画がある」との情報が入った。
この暗殺計画を阻止すべく、麗の側近とテロリストの接点を探り始めたCTU。「CTUの中に暗殺計画に関わる内通者がいる」と郷中は信頼する現馬にだけ告げる。極秘任務を請け負うことになった現馬の前に、CTU東京本部の第1支部長・鬼束元司が現れた。鬼束の言動を不審に思った現馬は突拍子もない行動に出る。一方、美有の身を案じ自宅に待機していた現馬の妻・六花の元に一本の電話がかかってくる。丁度その頃、日本の上空を飛行する旅客機の中で恐ろしい計画が進行していた・・・。




とまあ、初回のあらすじはこうなっているのですが、いや、これはもうそっくりそのままアメリカの「24」初回のあらすじとほぼ同じ。つまり、日本を舞台に置き換えたトレースなんですね。オリジナルの「24」は黒人大統領のデイビッド・パーマーの暗殺計画を阻止すべく、キーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーが活動していましたが、日本版は黒人大統領を女性総理に置き換え、ストーリーはオリジナルに忠実に進行させている。まだ2話ほどしか見てないので最終回までオリジナルと全く同じストーリー展開になるのかどうかはわかりませんが、今のところトレース、つまりオリジナルのストーリーを辿っているみたいです。



再現という言い方もありますが、オリジナルを忠実に再現するのであればアクションもしっかりそうしてもらいたいところですね。一応第2話にはオリジナルの24と同じようなシチュエーションの派手な銃撃戦が展開していましたが、日本のドラマで銃撃戦て何年ぶりに見ただろう(笑)。派手な銃撃戦と言えば、あぶない刑事か刑事貴族ぐらいまで遡ってしまうくらいもうかなりご無沙汰だったような気がしますが、ならばカーチェイスとかもしっかり再現してもらいたいものですね(笑)。




もう一つ気になったのはキャスティングですが、オリジナルと比較してみますと、


ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)→獅堂現馬(しどう・げんば)/唐沢寿明

テリー・バウア(レスリー・ホープ)→獅堂六花(しどう・りっか)/木村多江

キム・バウアー(エリシャ・カスバート)→獅堂美有(しどう・みゆ)/桜田ひより

デイビッド・パーマー(デニス・ヘイスバート)→朝倉麗(あさくら・うらら)/仲間由紀恵

トニー・アルメイダ(カルロス・バーナード)→南条巧(なんじょう・たくみ)/池内博之

ニーナ・マイヤーズ(サラ・クラーク)→水石伊月(みずいし・いつき)/栗山千明

リチャード・ウォルシュ(マイケル・オニール)→郷中兵輔(さとなか・へいすけ)/村上弘明

ジョージ・メイソン(ザンダー・バークレー)→鬼束元司(おにつか・げんじ)/佐野史郎

アラン・ヨーク(リチャード・バージ)→函崎要吾(はこざき・ようご)【偽物】/神尾佑

ジャネット・ヨーク(ジャッキー・マックスウェル)→函崎寿々(はこざき・すず)/柳美稀

ダン・マウンツ(マシュー・キャリー)→鮫島剛(さめじま・ごう)/犬飼貴丈

マーティン・ ベルキン (ルドルフ・マーティン)→皆川恒彦(みながわ・つねひこ)/前川泰之

マンディ(ミア・カーシュナー)→氷川七々美(ひかわ・ななみ)/片瀬那奈


ザっとこんな感じになっています。特撮好きの人ならおわかりの通り、特撮関連の俳優さんがとにかく多いのもこのドラマの特徴の一つ(笑)。スカイライダー、ジュウオウシャークにボウケンシルバーに、仮面ライダービルドとそれに敵対していたエボルト、アマゾンズで野座間製薬の本部長をやっていた人もいるし。さらに日本語版脚本を担当しているのがキカイダーシリーズや快傑ズバットなどのメインライターを務めた長坂秀佳と、スタッフにも特撮関連の方が関わっている。


オリジナルのストーリーを知っているので、結局のところ日本版がどれほどオリジナルを再現しているのか?そこが自分の中では大きなポイントになりそうですが、単なるトレースではなく、日本独自のストーリー展開を見てみたいものですね。


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ここのところホームドラマチャンネルで80年代の大映ドラマが立て続けに放映されていますが、約10年ぶりぐらいに「ヤヌスの鏡」を視聴。前は確かBSで見た記憶が残っていますが、スカパーで見るのは今回が初めて。「二重人格」という言葉を最初に耳にしたのはこのドラマだったような気がします。生まれた時から祖母の厳しい教育、きつい折檻に耐え真面目に生きてきた少女・小沢裕美に夜な夜な異変が起きはじめ、やがて昼と夜、別の人格を持つようになる。裕美の裏の人格は大沼ユミと名乗り、夜の街を当てもなくさまよい続ける。



このドラマは再放送がある度、再三見てきましたが、何回見てもやはり良いですね。本当に名作中の名作。大沼ユミが夜の街を徘徊するシーンが多いせいか、夜の銀座や六本木辺りでロケされている場面もたくさんありますが、そこで野獣会のバイク集団が暴走したり、リンチしたり、タイマン張ったり、たっちんがトルエン売ったりと、今思うととんでもないが面白いロケをやっていたんですね(笑。



裕美の裏の顔である大沼ユミは裕美の別人格というよりも変身ヒーローのような感覚で見ていましたね。裕美が大沼ユミに変身し、得意の合気道で野獣会の不良達や悪い大人たちを片っ端からやっつける。だって変身すると髪型変わるし、あらかじめメイクしているし、声も変わるし(笑。スーパーヒロイン・大沼ユミでしたよね。



このドラマは最近リメイクされており、リメイク版で裕美の祖母役を国生さゆりが演じたらしいが、やはり、オリジナルの初井言榮さんのいびり上手なあのインパクトのある演技が強烈に印象に残っています。裕美に合気道を教える姿も様になっていて、昔の厳格な日本人を象徴するようなそんな雰囲気を醸し出していて今見てもそれがよく伝わってきます。オリジナル放送当時はおニャン子クラブのメンバーでぴちぴちのアイドルをやっていた国生さゆりがリメイク版で裕美の祖母役を演じたのはリアルタイムでオリジナルを見た者からするととても不思議な感覚になる(苦笑。ぜひリメイク版も拝見したいがまだDVD化されていないようですね。



裕美の同級生役で出ていた俳優を今見ると色々と驚きがあります。今や強面演技が定番の竹内力がごく普通のイケメンの高校生を演じていたり、演歌歌手の長山洋子はこの頃アイドルでバナナラマのカバー曲なんかを歌っていましたね。当時、おニャン子クラブに所属していた河合その子や、西部警察に浜刑事の娘役で出ていた荒井玉青とかもいたり、いろんな人が出ていたんですね。



一方、野獣会のメンバーのほうも今見ると個性的な人たちが出ていました。特撮的な観点では野獣会の唯一の男性メンバーである麻倉澄夫役は後に「高速戦隊ターボレンジャー」のレッド役を担当した佐藤健太、野獣会幹部の南田アオイ役がバイオマンやチェンジマンに出演していた柴田時江でした。野獣会副会長の斉藤かおる役が「ザ・ハングマン4」のメンバーだった渡辺祐子であったり、こちらもユニークなメンバーがそろっていましたね。



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1980年代に放送された大映ドラマと言えば、ドラマの内容も然ることながらやはり熱くてせつないオープニングテーマ。当時、TBSとフジテレビで放送されていた大映ドラマの主題歌はそのほとんどが有名海外アーティストの楽曲のカバーであったことはよく知られています。これまでうちのブログで何度か紹介してきましたが、今一度心に残る大映ドラマの名曲たちを原曲と共にご紹介しましょう。















乳姉妹


「RUNAWAY」 麻倉未稀













原曲はボン・ジョヴィの「夜明けのランナウェイ(Runaway)」。






1985年にTBSで放送された「乳姉妹(ちきょうだい)」。主題歌は麻倉未稀がカバーした「RUNAWAY」。麻倉未稀と言えば、「スチュワーデス物語」の主題歌「What a feeling~フラッシュダンス」や、「スクール☆ウォーズ」の主題歌「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」など、数々の主題歌を歌っていたので、未だに麻倉未稀=TBSの大映ドラマのイメージが残っていますね。原曲も良いですが、ダイナミックかつパワフルな歌唱力で歌い上げているカバーは今聞いても心に響くし、日本語歌詞がまたとても耳に残ります。ちなみにこのドラマに主演した伊藤かずえがカバーしたバージョンもありました。















花嫁衣裳は誰が着る


「愛は眠らない」 椎名恵 














原曲はオリビア・ニュートンジョンの「そよ風の誘惑 ―Have You Never Been Mellow―」




1986年フジテレビで放送された「花嫁衣裳は誰が着る」。現在ホームドラマチャンネルで放送中。主題歌は椎名恵がカバーした「愛は眠らない」 。「ヤヌスの鏡」の「今夜はANGEL」を皮切りに数々のフジの大映ドラマの主題歌を歌っていたので、TBSの麻倉未稀と来れば、フジテレビの大映ドラマ主題歌のイメージは椎名恵なんですね。原曲は今でもテレビCMなどで使用されておりとても有名ですが、このカバーバージョンもドラマのイメージとぴったりマッチングしていてとても印象的。















このこ誰の子?


「悲しみは続かない」 椎名恵












原曲は Pandora's Boxの「Good Girls Go To Heaven, Bad Girls Go Everywhere」 








1986年にフジテレビで放送された「このこ誰の子?」。女子高生がレイプされて妊娠し、苦悩しながらも強く生きて行く姿を描くという、水曜の夜8時にこんなテーマの作品がよくぞ放送できたものだなと(苦笑。今では考えられないようなショッキングなドラマの内容に順応するように、主題歌もこのドラマの主人公の心情をあらわし、またエールを送っているような日本語歌詞がとても心に残ります。


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10年ぶりぐらいにホムドラで「スタア誕生」が放送されていたので梅宮さん追悼も兼ねて見直してみましたが、やはり大映ドラマ。ありえない偶然が山ほどあり、突然みんなで合唱したり、泣いたり、叫んだり、所々おかしな演出もあったりするんですが、出演者全員が青春真っ盛りってな感じで全力で演技しているところが良いし、あの頃の大映ドラマは今見ても本当に熱い。










スタア誕生で主役を演じた堀ちえみは同じく大映ドラマの「スチュワーデス物語」で人気を得て、以降、このドラマと、「花嫁衣装は誰が着る」と3度大映ドラマの主役を演じていたのを思い出しました。1980年代の大映ドラマに3度主演したのは堀ちえみと伊藤麻衣子(「少女が大人になる時 その細き道」「高校聖夫婦」「不良少女とよばれて」)ぐらいですかね。



その次に多いのが杉浦幸(「ヤヌスの鏡」「この子誰の子?」)、伊藤かずえ(「乳姉妹」「ポニーテールはふり向かない」)。ヤヌスの鏡は去年新作が放送されたみたいですが、やはり二重人格を描いたセンセーショナルドラマだっただけに未だに一番記憶に残っています。今一番再見したいと思っているのが「この子誰の子?」なのですが、スカパーでもこのドラマだけは中々再放送されないんですよね。放送から30年以上経っているし、そろそろ解禁してもいい頃だとは思うのですが。


80年代の大映ドラマの顔と言えば、やはり、伊藤かずえ、松村雄基、鶴見辰吾、比企理恵、岡田奈々、国広富之、名古屋章、高橋昌也辺り。どのドラマにもほぼ脇役で出演していて、時には主役を食うほどのインパクトのある演技をしていましたよね。



伊藤かずえは「乳姉妹」の大丸千鶴子や、「不良少女とよばれて」のモナリザも印象にありますが、やはり「ポニーテールはふり向かない」のミッキー役のイメージがあります。ドラムスティックで不良どもをビシバシ打ちのめす場面が強烈に残っています(笑。


松村雄基は「不良少女とよばれて」の「流星会」の会長役や、「スクール☆ウォーズ」のラグビー部員の大木大助役も忘れ難いですが、一番インパクトあったのが「乳姉妹」の田辺路男役。「渡り鳥連合」という不良グループのリーダー。トランペットを背負いながらバイクに乗る姿がキカイダー01のイチローに見えて、よくテレビを見ながらツッこんでいました(笑。腫瘍ができた左腕を切断して、片腕だけでトランぺッターの道を歩もうとするも腫瘍が転移していることがわかり、最期は船上で儚く命果てていく姿がとても印象的でしたね。



国広富之と言えば、「噂の刑事トミーとマツ」のトミー。「女男のトミコー」と叫ばれると、耳をプルプル震わせながら無敵の超人に変身して、悪人たちを軽快に倒していく刑事役がやはり一番ですが、「スタア誕生」の医者役や、「ポニーテールはふり向かない」の陰のあるサックス奏者役も印象的でしたね。ちなみに「ポニーテールはふり向かない」には松崎しげるが横須賀のライブハウスのオーナー役で出演しており、トミマツコンビが再共演したドラマでもあったわけですね。


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