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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/03月

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太陽にほえろ!と言えば、やはり思い出すのが七曲署の刑事たちの殉職シーン。ショーケンが演じたマカロニ刑事の殉職を発端に、ジーパン、テキサス・・・と、若手の刑事たちが犯人に銃殺、刺殺されたり、あるいは通り魔や交通事故など勤務外のアクシデントで死亡するという展開を見せたり、様々な形で死を遂げるシーンがこの刑事ドラマの一つの醍醐味というか大きな見せ場になりました。



リアルタイムで太陽にほえろ!を見出した時はちょうどラガーやジプシーやボギーが活躍していた頃だったので、今でも一番印象に残っているのは、犯人撃たれた後、エレベータの扉に挟まれながら息絶えたラガーの殉職の場面が強烈に脳裏に残っています。スカパーで一通り太陽にほえろ!を見た中で、改めて印象に残った殉職シーンは建設現場で立ちションしている最中に通り魔に背中を刺されて死んだマカロニの死に様はとても衝撃的でした。松田優作が演じたジーパンの殉職シーンはテレビ探偵団などで何度も見ていたせいか、マカロニほどの衝撃はなかったが、両手についた自分の血を見ながら「なんじゃこりゃああ」と叫ぶジーパンの姿が鮮烈でした。



宮内淳が演じたボン刑事は全身に銃弾を浴びた後、仲間に助けを求めるため電話ボックスに向かって歩き出す場面から始まり、「しっかりしろ」と自分に言い聞かせ、血を流し何度も倒れながら重たい一歩を踏みしめる。電話ボックスに辿り着き、ボスの声を聞いた後、力尽きるボン。「俺の血・・・こんなに出て。(電話ボックスに)着くまでに残ってんのかな・・・」て呟くところが妙に生々しく響き、受話器を握ったまま眠るように死んでいるボンの姿がとても印象的でしたね。



そのボン=田口良刑事を演じた宮内淳さんが先月の14日に亡くなられていたそうです。その日は奇しくも渡哲也さんの訃報が報じられた日。渡さんを追うように、昭和の刑事ドラマのスターがまた一人旅立たれました。



残念ながら、リアルタイムではボン刑事が活躍した時期の太陽にほえろ!が見ることができず、スカパーでボン刑事が活躍するエピソードをいくつか見た程度ではありますが、ボンの殉職はこのドラマの数ある殉職シーンの中でもとても記憶に残る名シーンだったと思います。


宮内淳さんのご冥福をお祈りいたします。


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ファミ劇で再び放送中の「太陽にほえろ!」マカロニ編のゲスト出演者を改めて見直してみると、後の刑事ドラマで活躍する俳優さんが数多く出演しているのが目に付きます。初回の「マカロニ刑事登場!」には、現在も相棒シリーズで刑事役を演じている水谷豊が犯人役で出演していましたが、当然ながら若いし、よく走っています。



第10話「ハマッ子刑事の心意気」には、後にスコッチ刑事を演じることになる沖雅也が別の刑事(久保刑事)役で出ていましたが、やはり、沖雅也と言えば、「大追跡」の「俺は泳げないんだあ!」のセリフで有名な矢吹刑事役も印象に残りました。第19話の「ライフルが叫ぶとき」には、後に井川刑事役でレギュラー出演する地井武男が殺人犯役で出演していますが、小道具のライフルにモデルガンではなく真正銃を使ったため、警視庁から厳重注意を受け、このエピソードは、未だに欠番扱いになってしまっているそうです。もう半世紀近くも前のことなんだからそろそろ解禁してもいい頃だとは思うんですけどねえ・・・。



第29話「奪われたマイホーム」には、「ロボット刑事」や「大都会PARTⅢ」などで刑事役を演じた高品格がゲスト出演。この方は、この間まで東映チャンネルで放送されていた「刑事くん」の「空にでっかい涙雲」でもちょっと頑固で涙もろい刑事役を熱演されていましたが、見ための雰囲気や喋り方がとても味わい深くて、べテランの刑事役がぴったりハマる役者さんでした。第46話の「黒幕は誰だ」には、「大追跡」「べイシティ刑事」などで刑事役を演じた藤竜也がゲスト出演。もし太陽にほえろ!にレギュラー出演していたらとんなニックネームで呼ばれていたんでしょう。やはり水さんでしょうかね(笑。



マカロニ編には、後に太陽にほえろ!にレギュラー出演した役者さんが二人(沖雅也・地井武男)もゲスト出演しているのが意外でしたね。そう言えば、もう一人いました。第35話「愛するものの叫び」にレギュラー出演のテストも兼ねて、市役所の職員役で出ていた松田優作の姿も忘れられません。


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1986年のテレビ時代。激戦区と言われていた金曜夜8時の時間帯。当時、よく見ていたのがテレビ朝日の「ワールドプロレスリング(新日本)」。この頃は、ジャイアント馬場率いる「全日本プロレス」と、アントニオ猪木の「新日本プロレス」の2つの団体があり、今では考えられないですが、どちらもゴールデンタイムに放送されていました。当時、新日で活躍していたプロレスラーの中で印象に残っているのは、藤波辰巳や前田日明ですかね。この年はとくに前田が目立っていたように思います。


そして、この年の金曜夜8時にもう一つ歴史に残るバラエティ番組がスタートしています。それがTBSの「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」。この頃は、プロレスとたけし城をザッピングしながら見ていましたが、気づいたらたけし城にチャンネルを合わすようになっていました。さすがに当時はまだ自分用のテレビもビデオも持っていなかったので同じ時間帯に放送されていた太陽にほえろ!は諦めざるを得なかったのですが、最終回だけはリアルタイムでしっかり見たのを覚えています。




最終回の後、しばらくして始まったのが「太陽にほえろ!PART2」。当時はボス役の石原裕次郎の病状を知らなかったので、なぜ裕次郎が降板になり、女のボスに代わったのか全く理解できなかったのですが、リキが出てるし長さんも復帰したので、たけし城を我慢してPART2をしばらく見ていた記憶があります。


先月からファミ劇でそのPART2のHDリマスターがスタートして32年ぶりに見直しておりますが、まず気になったのは、OPのタイトルバックの映像。これはよみうりランドで撮影されたものらしいですが、なにゆえに遊園地になったのかが気になりましたね(苦笑)。1シーン長回しで、遊園地内の乗り物に乗っている七曲署の刑事たちが次々と映し出されるのですが、かなり凝った撮影をしています。メリーゴーランドの馬に乗るマミーは良いとして、ドックやブルースはやらされている感が態度に露骨に出ていて思わず笑ってしまいました。


初回の「悪魔のような女」は、大都会PART3に新聞記者役で出ていた金沢碧がゲスト出演し、ドックが殺人事件の犯人を暴いていく内容。女ボスを演じる奈良岡朋子と喜多収役の寺尾聰の新レギュラーを合わせると、七曲署の刑事がなんと9人に。シリーズの中で最も多いメンバーだったのではないでしょうか。2回目の「探偵物語」は、宝石店強盗の容疑者を張り込むため、オサムとブルースのコンビが探偵に成りすまして捜査をする展開。ニ人ともグラサンかけているので、兄弟のように見えましたね。銃撃戦をしているオサムの姿は、やはりリキにしか見えない(苦笑)。


3回目の「老犬ムク」の話はリアルタイムで見た記憶がなく初見。DJが高齢の犬を連れて、殺人犯を探し出す話でしたが、話の結末があまりにも悲しくて、切なくなりましたね。もし本放送時に見ていたら泣いていたかもしれません。犬の話と言えば、テキサス編のナポレオン(後に警察犬ジュンとなる)の話を思い出しますが、ムクの話はそれ以上にインパクトがありました。





「太陽にほえろ!」のテーマ曲を手掛けたザ・スパイダースの元ギタリストで作曲家の井上堯之さんが亡くなられたそうです。井上さんと言えば、「傷だらけの天使」の音楽も担当していましたが、その最終回で流れた「一人」という歌も非常に印象に残っています。ご冥福をお祈りいたします。



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最終回が迫るファミリー劇場で放送中の「太陽にほえろ!」。七曲署のボスこと藤堂係長を演じる石原裕次郎の不在が長引くことになったため、706話「ボス!任せてください」から急遽新しいボス役として渡哲也演じる橘兵庫が登場。さらに、1980年代のフジテレビの人気バラエティ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」で、欽ちゃん家の三人息子の「ワルオ」役で人気者だった西山浩司が太宰準役(ニックネーム:DJ)を演じることになり、新たに七曲署のメンバーに加わった。


赴任早々、爆弾事件の犯人と遭遇し、仲間になることを装って単独捜査をするDJ。軽い身のこなしで若々しく血気盛んに悪党を打ちのめしていましたね。一方、藤堂の城北署時代の後輩である橘は、現場に出て犯人と直接交渉に当たるなど、藤堂の後釜らしい活躍を見せていました。


橘警部とDJが加入した回はリアルタイムで見ましたが、当時はやはり橘が大門に見えてしまい、一気に西部警察色の強い太陽にほえろ!になったという印象が強かったですね(笑)。橘警部とマイコンが一緒に映っているシーンを見る度、マイコンが五代純に見えたし、次に殉職するのはマイコンではないかと、あらぬ妄想をかき立てたりもしました。



最終回「そして又、ボスと共に」で、藤堂ボスが復活したものの石原裕次郎の降板が正式に決まり、14年間続いた番組は終了することになった。しかし、未消化の脚本があったため、仕切り直し企画として新たに制作されたのが「太陽にほえろ!PART2」。橘警部に代わって新たに係長に着任したのは、奈良岡朋子が演じる女係長の篁朝子(たかむらあさこ)。当事、制定された男女雇用機会均等法がテレビドラマにもひしひしと影響していたのか、女ボス(女の係長)という設定を一早く取り入れていたのがとても印象的でした。


ドック、ブルース、マミー、マイコン、トシさんは残留し、新たに寺尾聰演じる喜多収(きたおさむ)が七曲署のメンバーに加わった。オサムは常にサングラスをかけていたので西部署のリキが蘇って七曲署にやってきた風な感覚でドラマを見ていました。橘警部が引き続きPART2にも出て、大門とリキのツーショット再び!な映像を期待したのですが、実現しなかったのがちょっと残念(苦笑)。さらに七曲署をやめて警察学校教官になった野崎太郎(長さん)が七曲署に復帰したのもインパクトがありましたね。


PART2は来月からファミリー劇場で放送されますが、実は今回が初のスカパー/CS放送になるそうです。隠し玉として随分と長く温存されてきた番組なんですね(笑)。女係長という試みを取り入れたにも関わらず、1クール(全12話)で番組は終了。事実上、太陽にほえろ!のラストシリーズとなった作品ですが、長さんだけでなくスニーカーやジプシーなど他の生き残りの刑事を復帰させたり、当時人気急上昇中だった「あぶない刑事」の港署の刑事たちと合同捜査をするような企画があれば、もっと違った展開が生まれていたかも・・・なんて勝手な想像をめぐらせましたが、何はともあれ、今一度PART2を深く味わいたい。


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ファミリー劇場で放送中の「太陽にほえろ!」は、平日の朝にレギュラー放送しているテキサス編がまもなく終了。そして、金曜夜8時のデューク編は700話台に突入し、ボスの休止期間に入りました。こちらは、まもなく渡哲也演じる橘兵庫と西山浩司のDJ(太宰準)が加入しますが、最終回まで残すところ十数回となりました。テキサス編では、中条静夫、桃井かおり、大滝秀治、鮎川いずみ、デューク編では、竹中直人、高木美保、香坂みゆき、木村一八などなど、その当時活躍していた俳優さんをたくさん見かけますが、「あの人もこのドラマに出ていたのか!」と思わず声を上げてしまう意外なゲスト俳優が続々登場するのが面白いですね。と言うことで個人的に気になった人達をエピソードと共にご紹介致します。










人形の部屋

ファッションショーのリハーサル中に死亡したデザイナーの殺人事件で、野崎は自分の娘がファンだという人気モデルの二階堂ユカの捜査を担当することになった。捜査を進めるうち、主犯がユカである可能性が出てくるが、野崎は彼女がそんなことをするはずがないと信じて疑わない・・・。


二階堂ユカを演じているのは、火サス(火曜サスペンス劇場)や土曜ワイド劇場など二時間ドラマでよく見かけた坂口良子。いつも人形を持ち歩いている純真無垢な少女のように見せかけて、実は打算的に殺人を実行した人気モデルという役どころでした。この人をテレビで見たのは、「池中玄太80キロ」の記者役が最初ですが、刑事ドラマで一番印象に残っているのは、「俺たちの勲章」の事務員役ですね。池中玄太の頃は、「できる大人の女性」というイメージでしたが、この頃は、「かわいい人」って感じでとても初々しい感じでした。






鳩時計

三上達は資産家未亡人宅に強盗に入った犯人を逮補するが、時計職人の中丸六太郎という男が、自分が強盗犯であると主張してきた。そんな中、七曲署に新宿駅の西口のコインロッカーに爆弾を仕掛けたという電話があり、さらに同一犯の男の声で、多摩川の土木工事現場に爆弾を仕掛けたという脅迫電話が入る。


このエピソード放送当時、「元気ハツラツ、オロナミンC」の看板でもお馴染みだった大村崑が時計職人役でゲスト出演。もの凄く老けて見えたが当時まだ45歳であったというのが驚き。









ちなみにこのエピソードに出ていた眼科の医師役は、昭和の仮面ライダーシリーズや特捜最前線のナレーターとしても有名だった中江真司。顔出しで演技しているのがとても新鮮でした。







リスと刑事

島と三上は、麻薬密売人の望月を張り込んでいた。望月が麻薬の取引に成功したと睨んだ島達は望月の車を急停車させるが、車は空き地で横転し爆発。望月は助かるが、同乗していた望月の愛人は死亡し、車内にあったと思われる麻薬は燃えてしまった。島は望月が証拠隠滅のために車にライターで火をつけたと見て、望月を追いつめるが・・・。







麻薬密売人の望月役はなんと銭形のとっつぁん(ルパン三世)の声でお馴染みの納谷悟朗。海外ドラマやアニメ、特撮で声はよく聞きましたが俳優として見るのはこれが初めてだったかも。黄色いグラサンをかけて強面な印象でしたが、中々、凶悪な犯人役を演じられていました。納谷さんが演じた麻薬密売人は途中で何者かに殺されてしまうのですが、その犯人が殿下(島刑事)ではないかと疑われる。殿下が洗脳されて殺人者に?なるところや、一匹のリスが殿下の危機を救うなど、トンデモなストーリー展開が続いて面白かったですね(笑)。


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ファミリー劇場で放送中の「太陽にほえろ!」テキサス編は、今月から放送時間が朝の8:30に移動。現在160話台に入っていますが、マカロニ、ジーパン以上に熱い展開が多く、思わず見入ってしまうエピソードが多いですね。長さん家族が犯罪に巻き込まれてしまう話(「家族」)や、テキサスが漁師に扮して漁船に潜り込む話(「海のテキサス」)など、多彩なストーリーかつスケールの大きい作品もあり一話たりとも目が離せない。東京の古い街並みを見るのも楽しいし、この頃はいろんな所で自由にロケしているのが良い。出来立ての高速の高架下とか住宅街の幅狭い道で繰り広げられる荒っぽいカーチェイスも見応えがあります。


この頃は、ゲストも多彩です。154話の「自首」というエピソードに前田吟が出演していました。この人は、「渡る世間は鬼ばかり」などホ一ムドラマや2時間もののサスペンスのイメージがありますが、「夜明けの刑事」の中ピ連や探偵犬の話、「代表取締役刑事」など、実は刑事ドラマの出演作も数多かったですよね。太陽では、刑務所を脱獄した殺人犯を演じ、デンカと格闘したりナイフで刺したりする過激な演技が見られました。凶暴な前田吟は珍しいし、とてもインパクトがありましたね。ちなみにこのエピソードの脚本を担当したのは、ドラえもんの声でお馴染みの大山のぶ代氏。


163話「逆転」には、西村晃がゲスト出演。西村さんと言えば、やはりニ代目水戸黄門のイメージが未だにありますが、「傷だらけの天使」のクセのある刑事役も印象にあります。太陽でも山さんの先輩の警視役を演じていました。山さんが殺人を犯したと思われる先輩刑事を自供させようとするストーリーで、取調室の中で終始二人が緊張感漲るやりとりを見せていました。先輩刑事を相手に四苦八苦する山さんの必死な姿が印象的。あんなに汗をかいている山さんは珍しい。先輩かつ同業の相手だけにかなり手強かったのでしょうね。ラストの数分でアッと驚く展開になり、証言が見事に覆えるところが面白かったですね。


162話の「したたかな目撃者」の熊倉一雄のゲスト出演はちょっと驚きましたね。熊倉さんと言えば、アルフレッド・ヒッチコックの声や、「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌を歌ったことでも有名ですが、この頃はドラマ出演も多かったようです。空き巣に入った部屋で殺人を目撃してしまい、その犯人に仕立てられてしまう哀れな窃盗犯の男役でしたが、とにかくあの独特のボイスとキャラが強烈。テキサスと一緒に楽しそうに真犯人を探したり、テキサスと腕を組んで嬉しそうにトイレに行く姿など、おかしな空気が漂っていて面白かったです(笑)。熊倉さんのキャラのせいかいつもよりコミカルな作風に見えましたが、ラストのボートチェイスは中々迫力があり、アクションも見応え十分でした。



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