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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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ファミリー劇場で放送中の「太陽にほえろ!」。現在、平日の午前中にテキサス編を連日放送、そして毎週金曜のレギュラー枠(2話連続)にてデューク編を放送中です。


テキサス編は当然ながらリアルタイムでは見られなかったので今頃の視聴となっておりますが、初代じゅんの早見淳(マカロニ)、二代目じゅんの柴田純(ジーパン)についで三代目のじゅんということで三上順=テキサス。若さゆえのがむしゃらな性格と、人一倍の正義感で犯人に立ち向かっていく姿が印象的です。この頃の太陽にほえろ!は、藤堂係長(石原裕次郎)が外出することが多く、事件の現場に赴く事も度々ありますね。「父と子の再会」の藤堂と宍戸錠演じるヤクザのストーリーが中々面白かった。当時の二大スターの共演並びにヤクザの息子役が大和田獏なところが時代を感じさせられましたね(苦笑)。


テキサス役の勝野洋と言えば、「仮面ライダーゴースト」に眼魔世界の大帝役で出ているのを最近見たので、白い軍服姿で何かの呪文を唱えている姿が強烈に残っておりますが(笑)、今のところテキサスメインの話で一番印象に残っているのは、「走れ!ナポレオン」の回。ナポレオンという名の犬のお話なんですが、動物ものにめっぽう弱い私。七曲暑の刑事達が誘拐犯に渡す身代金の入った筒をくわえて走るナポレオンを補まえようと必死に追いかけるも、それをあざ笑うかのごとくすばしっこい動きで逃げ回るナポレオンの姿が良かった。テキサスがナポレオンと仲良くなり、ナポレオンを頼りに捜査を進める展開も面白かったですね。三匹のシェパードを犯罪に利用する話でしたが、思わず「爆走!ドーベルマン刑事」が頭に浮かんだ(笑)。動物の動かし方がうまいし、犬の演技も素晴らしかったですね。テキサスのメイン回の話なのに犬ばかり見ていた(笑)。



七曲署のお茶くみ係の役で浅野ゆう子が出ているとか、ドラえもんの声でお馴染みだった大山のぶ代が脚本を書いた話(「今日も街に陽が昇る」)が七曲署コスプレ大会のようだとか、ゴリさんが友人のために刑事を辞めそうになった話(「信じあう仲間」)や、殿下がある殺人事件に巻き込まれる話(「一枚の名刺」)などが強く印象に残りました。殿下とテキサスが殺人犯を見つけるため人形劇団に潜入する話(「夢見る人形たち」)も傑作でしたね。


リアルタイムでは、ラガー初登場→殉職する辺りまで見たのですが、それ以後は、当時、裏のプロレスに夢中になっていたため(苦笑)、デューク編は今回が初見です。デュークってしょっぱなからキザでクールな感じで少しスコッチを彷彿とさせるキャラですが、ラガーよりもインパクトが薄く、物静かな雰囲気が何かイヤで、ここから見るのをやめてしまったんですね(汗)。


ビリヤードがうまかったり、観覧車から飛び降りたり、ショベルカーを運転したりと、わりとアクティブなところがあり、かつ冷静沈着に事件を解決する姿が好感が持て、今更ながらデュークも結構良いなと思うようになりました。デュークがシリーズ最後の新入り刑事かと思いきや、この後、DJ(西山浩司)や、藤堂の代役で渡哲也演じる橘警部が入ってくるんですよね。このあたりもリアルタイムでは見られなかったので、最終回までじっくり見たいのと、そろそろ「太陽にほえろ!PART2」も見てみたいですね。女ボスの登場や、西部警察以来に寺尾聰が刑事役を演じたことも話題になりましたが、放送されたのはたった1クール。それだけになかなか貴重な作品です。



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ファミリー劇場で放送中の「太陽にほえろ!」は現在600話台に入っており、マイコン編がOA中。マイコンと言われても何のことだかピンと来ないう若い方もいるでしょうが、マイコンとは「マイクロコンピューター」の略で、マイクロプロセッサーをCPUに使ったコンピューターのことを差します。今で言うところの、デスクトップパソコンやノートパソコン、タブレット 、携帯電話やゲーム機なども全て「マイクロコンピューター」と言えます。


この「マイコン」という言葉は、太陽にほえろ!が放送されていた1980年代前半頃まではテレビや雑誌などでよく見かけました。「マイコン刑事」と言うタイトルの漫画もありましたね。しかし、後半期に入るとパソコンと呼ばれるようになり、マイコンという言葉はしだいに消えていきました。80年代に完全に死語になったのかと言えばそうでもなく、1977年に創刊された「月刊マイコン」というパソコン雑誌は、1995年まで発刊されていたそうです。ただ、90年代にパソコンのことをマイコンと言う人はいなかったですね。少なくとも私のそばにいた人達は誰も言っていなかったと思います。



マイコン(水木悠刑事)を演じるのは、現在気象予報士となり、数々のバラエティ番組やワイドショー番組のコメンテーターとしても活躍している石原良純。村川透が監督した「凶弾」で映画デビューした後、西部警察PART3に五代純刑事としてレギュラー出演。西部警察は、1984年10月22日に終了しましたが、その約3週間前の10月5日に放送された太陽にほえろ!のスペシャル「コンピューター計画」にマイコンが初登場しました。しかし、マイコンが七曲署の正式メンバーになったのは、同年の11月9日に放送された623話の「マイコン刑事登場!」から。


がむしゃらに熱血捜査を繰り広げた従来の七曲署の刑事とは打って変わり、マイコンは、三菱製のマイコン「ホームズ3世」を使い、それにインプットしたデータを元に独自の捜査を進める。今の刑事ドラマでは、海外ドラマの「HAWAII FIVE-0」をはじめ、コンピュータは犯罪捜査に欠かせない代物として描かれていますが、しかし、太陽にほえろ!では、マイコン登場後も現場主義に徹するというか、捜査は足を使ってなんぼというような地道な捜査が描かれていました。マイコンも先輩刑事達にそれを教えられて、しだいに熱血刑事に成長していきましたね。


当時のパソコンって、今ほど性能が良くなかったし、犯罪捜査に使うにはまだまだ実用レベルに達していなかったから、捜査には、刑事(人間)の山勘というか、ベテラン刑事の培われた経験が物を言う時代・・・きっと今もそうだと思いますが(苦笑)。あの頃は、山さん(山村刑事)タイプの刑事がれっきとした刑事のイメージがあったので、マイコンが出てきた時は、確かに新鮮な印象がありましたが、ただ、西部警察でアクティブな新米刑事を熱演していた石原良純氏を先に見たせいか、マイコンは、ちょっと物足りない感じのキャラクターに見えました。










ちなみに、「マイコン刑事登場!」には、七曲署交通課の婦警の香坂美津子が登場していましたが、その香坂美津子役を演じたのは、当時デビュー間もない沢口靖子。沢口靖子と言えば、当時、同じく日本テレビの刑事ドラマ「誇りの報酬」では、中村雅俊演じる芹沢刑事の妹役でレギュラー出演していましたね。太陽にほえろ!にもマミーのように、マイコンの恋人として時々に出演するのかと思っておりましたが、結局このエピソード1回限りの出演でした。武田鉄矢の人気シリーズ「刑事物語」の第3作にヒロインとして出演したり、当時は、刑事ものの作品でよく見かけましたが、今や科捜研の法医学研究員ですからね(笑)。マイコンよりも随分出世してしまいましたな・・・。



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カーアクションと言えば往年のアクション刑事ドラマには欠かせない見所の一つでしたが、日本の刑事ドラマ史においてカーアクションを真っ先に積極的に取り入れたのは、やはり「太陽にほえろ!」。マカロニ・ジーパン編ではカーアクションはあってもそれほどインパクトのあるものは見当たらなかったですが、テキサス編に入った100話台から少しずつ過激なカーアクションシーンが見られるようになりました。



395話の「爆破魔」では、西部警察の「バスジャック」を彷彿とさせるバスの爆破シーンがあった。太陽にほえろ!では、かなり珍しい爆破シーンでとても印象に残りました。この回が放送された1980年の2月頃と言えば、西部警察がスタートして半年近く経った頃であり、やはりそれを意識して、太陽にほえろ!でもアクションシーンを強化していた時期だったのでしょうね。そして、400話台に入ると、よく見られるようになったのがトラック・アクション。トラックアクションと言えば、以前ご紹介した記事でもわかるように西部警察をはじめ、数々の刑事ドラマで派手なアクションシーンが展開しておりましたが、太陽にほえろ!も、かなり激しいものが多かったようですね。






第407話「都会の潮騒」

ロッキーとスニーカーは、S&Wの38口径の拳銃を所持する前島と言う男を尾行していた。その途中、スピード違反の車を追跡する早瀬婦警のミニパトを目撃したロッキーは、早瀬婦警を助け、交通違反の車を捕まえるが、その間に前島を見失ってしまう。同じ頃、拳銃による給料強盗が発生し、使用された拳銃が前島の持つ銃と同じタイプであることが判明する。被害者が死亡し、強盗殺人事件として七曲署が捜査を開始する。



  

ロッキーと早瀬婦警が乗る覆面車(コロナ)に犯人が乗るトラックが後ろから何度も体当たりしたり、覆面車が空き地に向かって大ジャンプするカーアクションが見られる。公道でトラックが覆面車に何度も体当たりする場面は、映画「激突!」を思わせる演出で中々の迫力でした。ロッキーと早瀬婦警は、後に結婚(420話「あなたは早瀬婦警を妻としますか」)しますが、そのきっかけとなったのがこのエピソードだったようですね。






第411話「長さんが人を撃った」

スニーカーと長さんが乗る覆面車が、偶然、強盗事件が起きている郵便局の前を通りがかる。二人が郵便局にかけつけると、犯人の男が局員や客達を人質に取っていた。男が床にばらまいた郵便物に火をつけたことから、長さんは止むを得ず男を拳銃で撃つ。事件は、無事に解決するが、犯人の男は、銃弾により腎臓に重大な傷を負ってしまう。責任を感じた長さんは、辞職をほのめかすが・・・。



 

犯人を誘き出すために、長さんは、現金輸送車のドライバーになりすまして、現金輸送車のバンを運転。やがて、走行中の現金輸送車の前に犯人が乗るトラックがあらわれ、現金輸送車はトラックの猛追を受けます。トラックの荷台にいた男達が激しく銃を乱射し、現金輸送車は横転。車から降りた長さんに向かってトラックが何度も突進してくるシーンは、やはり映画「激突!」を彷彿とさせるハードな演出で見応えがあります。トラックに襲われ最大の危機を迎える長さん。そこへ、犯人達の仲間の中山が運転するセドリックがやってきますが、なんと、セドリックが現金輸送車の横っ腹に突っ込んでジャンプし、トラックの運転席に衝突する荒技を見せます。これおそらく難易度の高いスタントだったと思われますが、見事なジャンプを決めて、トラックの運転席にクリーンアタックしています。西部警察でも見られなかった超ド迫力のカースタントシーンでしたね。






第417話「ボスの誕生日」

ボスの誕生日プレゼントを買うため、街に出かけた直子が誘拐される。しばらくして七曲署に男から3000万円の現金を要求する連絡が入る。七曲署の刑事達に恨みを持つ者の犯行として捜査を開始。直子をつけ回していた若い男がいたことが判明し、七曲署の刑事達はそれぞれ過去に逮捕した犯罪者達を調べ、犯人を見つけ出そうとする。



  

現金入りのバックを持って歩くロッキーとドックが、犯人が運転するトラックに何度も襲われるシーンや、長さんの覆面車(カリーナ)が土手の道で突然バックしてきたトラックを避けるために、土手を派手に転がり落ちるカーアクションが見られる。車が土手を転がるアクションは、西部警察の地方ロケ編でもよくやっていましたね。





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現在ファミリー劇場と日テレプラスで放送中の『太陽にほえろ!』。地上波での再放送以来、約10年ぶりにマカロニ編を視聴中。私がリアルタイムで太陽を見始めた時は、ラガーやボギーやブルースが活躍していましたが、マカロニ編は、1972年の放送と言うこともあり、七曲署の面子がボスと山さんを除いては全然違うし、時代背景も異なっていたのでとても新鮮に映りましたね。萩原健一氏が演じた早見淳刑事=マカロニというニックネームは、殿下=島公之刑事(小野寺昭)がノーネクタイのパンタロンスーツの格好をした早見刑事を見て名づけたものでしたが、10年前に初めてマカロニ編を見るまで、ずっと食べるほうのマカロニだと思っていました。正確には、1960年代から70年代にイタリアで作られていた西部劇映画「マカロニ・ウェスタン」からきているそうですが、「スパゲッティ・ウェスタン」と言う呼び方もあったそうですが、スパゲティがニックネームにならなくて良かったですね(苦笑)。


マカロニ編は、地上波で見たのですが、テキサス以降のシリーズは、地上波では、中々見る機会がなかったので、スカパーでは、いろんな時代の太陽が見れて良いですね。七曲署の刑事たちの変遷や、作風の変化も合わせて様々に楽しめる要素がありますが、ゲスト出演者もその一つ。他の刑事ドラマにも犯人役などでよく出ていた役者もいれば、たまに意外な人が出ていて驚くこともあります。




沢田研二

「そして、愛は終った」
最近TBSチャンネルで放送された「悪魔のようなあいつ」でも三億円事件の犯人役を演じていたジュリーこと沢田研二氏が太陽においても強烈なインパクトを残す犯人役を熱演。そう言えば、「新七人の刑事」にも二度ゲスト出演して、ロバート・デ・ニーロの「タクシードライバー」を彷彿させるような凶悪犯などを演じていたジュリーですが、この頃は、どこか影のある感じの役柄が多かったようですね。太陽では、ジュリー演じる殺人犯の清坂がマカロニに射殺されてしまう衝撃展開もあり、やはり、強烈に印象に残った。清坂が殺人を起こす理由も、中学生の頃の清坂がおばさんに迫られて関係を持ってしまい、それを目撃した女に脅され続けたのがきっかけと言う、いつもの太陽とは違い、刺激的でアダルトな内容になっていた。悪魔のようなあいつもやたらベッドシーンが多く過激な内容でしたが、この時代のジュリーは、本当に美青年。老若男女問わず誰からも迫られてしまいそうな、妖艶なオーラが漂っていましたよね。




川谷拓三

「バスジャックの日」
川谷さんと言えば、山城新伍とコンビでやっていた「どん兵衛」のCMを真っ先に思い出しますが、ヤクザ映画での殺され役など、東映の悪役のイメージが強い役者さんでしたね。このエピソードでは、気の小さいバスジャック犯を演じていましたが、最初は、自殺をほのめかして人質の乗客にわめき散らしていたのに、途中から急にはしゃぎ出して陽気に振舞ったり、かと思ったらまた怒り狂って、一億円の金と旅客機を要求し、バスを追う七曲署の刑事達を戸惑わせるなど、気性の激しい小心者の犯人役を熱演されていました。西部警察にもバスジャックの話は何度かありましたが、西部警察のようにパトカーが破壊されるような激しいアクションはないものの、犯人の指示で狂ったように街を走り続けるバスの暴走がスリリングに描かれていて、またボスが珍しく現場にやって来て、最後にあっさり事件を解決してしまうところも意外性があって面白かった。ちなみにこのエピソード、視聴率30%を獲ったそうです。




渡辺謙

「冒険の海」
1980年代には、NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」の伊達政宗役で大ブレイクし、今やハリウッドスターとして世界で活躍し続ける渡辺謙氏のデビュー間もない頃の姿が拝める貴重なエピソード。海の底で拾ったダイヤを巡り、何者かに命を狙われるダイバーの清水役を演じていた。清水役の渡辺さんと、ドッグ役の神田正輝氏による海洋サスペンス編と言うノリで、海を舞台にしているところが珍しく、スキューバダイビング中の二人が水中で何者かに襲われる場面や、小型船上でのアクションなど、ハイスケールな映像と雄大なストーリーが楽しめた。もし渡辺さんが七曲署の刑事になっていたら、この話の清水のようにニックネームは「ダイバー」とか言われて、海で活躍する刑事になっていたかも?って、そんなしょっちゅう海が舞台になっていたら、別の刑事ドラマになっちゃいますよね(苦笑)。





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「太陽にほえろ!」の名作エピソードの一つとして名高い「危険な約束」。「刑事貴族」風間編の「刑事たちの忙しい夜」と言うエピソードでリメイクされたことは、以前にここでお伝えしたことがありますが、(http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/478/を参照)なんと、現在TBSチャンネルで放送中の「新七人の刑事」にもそのリメイクと思しきエピソードがあることを発見。


19話の「スナックジャック」は、タイトルの通り、一人の男がスナックにいた客を人質にとってたてこもる。妊娠中の妻を見殺しにした医者を探している犯人の男、市会議員、酔っ払いの親父、若いカップル、不倫中の中年男女に、潰れかけの会社の経営者とその相談相手の外人など客達の様々な人間模様が描かれる群像劇になっていた。「危険な約束」では、マカロニが事件に巻き込まれていたが、七人の刑事では、殺人犯を追って店に来た三浦洋一演じる北川刑事が人質になり、犯人の男と決死の対立をする。


刑事貴族は、ほぼ完全なリメイクだったが、七人の刑事では、途中で、ママを探す女の子が店にやってきたり、外人が人質になったり、犯人がダイナマイトを持ち、探している人物が医者であるところなど、リメイクといっても客の組み合わせや設定、話の展開が若干異なっており、話の結末も違っていた。一番の違いは、「危険な約束」では、マカロニが自分の身分を隠して、犯人が探している女に会いに行く所謂「走れメロス」的な後半の展開。残念ながら七人の刑事では、その走れメロス的展開が省かれており、北川刑事と犯人の奇妙な友情みたいなものは描かれていなかった。


しかし、面白いのは、そのキャスティング。犯人役が火野正平氏、北川が探していた殺人犯役を石橋雅史氏、若いカップルの男役を『ジャッカー電撃隊』でクローバーキングを演じていた風戸佑介氏、犯人が探す医者役を宇宙刑事シリーズのコム長官などでもお馴染みの西沢利明氏が演じていたり、中々濃いキャスティングだ。ちなみにスナックの名前は、「危険な約束」では、「旅路」だったが、七人の刑事では、「みちのく」となっていた。


当時、太陽にほえろ!の裏で放送されていた新七人の刑事でこのようなエピソードが放送されたとは、ちょっと驚き。


 

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日テレプラスで放送中の『太陽にほえろ!』は、ジプシー刑事登場編に突入しています。三田村邦彦氏演じるクールな刑事・原昌之・ニックネームは、ジプシー。このジプシーと言う言葉が最近、放送禁止用語になっているらしい。放送禁止と言っても、テレビ局側のほうが無暗やたらに配慮して過剰な自粛をするパターンもあるからこれもその一つなのかもしれませんが、昔は、平気で使われた言葉が今だとアウトと言うのは、結構ありますね。例えば、ドラマの探偵物語以前の時代に頻繁に使われていた『トルコ』とか。これはもう国の名前まんまだから、確かに配慮すべきケース(苦笑)。国内では、80年代中頃に問題になって、それ以後テレビでは、全く使われなくなりました。昔は、ジプシーって名前の野球選手とか、プロレスラーがいたそうですが、仮に今、ジプシーと言うの名前のとても人気のある外国人タレントが出てきたら、日本のテレビはどうするつもりなのでしょうね…。


それはさておき、ジプシー刑事編の話ですが、当時必殺シリーズと掛け持ちで刑事役を演じた三田村さん演じるジプシー。飾り職人の秀と同じように少し影があるミステリアスな刑事と言うイメージでしたが、ジプシーは、右胸心であり、過去に左胸を撃たれて左肺を失ったものの、心臓が右にあったため死ななかったと言う一風変わったキャラになっていた。初登場となった「ジプシー刑事登場!」では、立てこもり事件が起きた店に車で突っ込み、犯人を捕まえると言う荒っぽさを見せていたが、衝撃的な死を遂げたスコッチの後任だけあって、とにかくクールな姿勢が一際際立っていたと言う印象です。


このジプシー編でロッキーと10年間七曲署のメンバーとして活躍した長さんが立て続けにいなくなってしまうんですよね…。そう言えば、この前、BS朝日の「極上空間」と言う番組で、ゴリさん(竜雷太)とテキサス(勝野洋)、ボン(宮内淳)とロッキー(木之元亮)がそれぞれ車に乗ってドライブしながら、太陽にほえろ!の思い出を語っていました。ロッキーの結婚披露宴の話は、感動的でしたね。当時舌癌で闘病中のボス(石原裕次郎)がロッキーに送った肉声テープの内容がさらに感動もの。この番組、以前には、「噂の刑事トミーとマツ」のトミマツ(松崎しげる×国広富之)がゲストで出ていた時もありました。なつかしの刑事ドラマファンには、たまらない番組。ぜひともラガーやジプシー、ボギー辺りの登場も期待したいし、西部警察やその他の刑事ドラマ出演者のゲスト回も見てみたいですね。


 

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