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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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カーアクションと言えば往年のアクション刑事ドラマには欠かせない見所の一つでしたが、日本の刑事ドラマ史においてカーアクションを真っ先に積極的に取り入れたのは、やはり「太陽にほえろ!」。マカロニ・ジーパン編ではカーアクションはあってもそれほどインパクトのあるものは見当たらなかったですが、テキサス編に入った100話台から少しずつ過激なカーアクションシーンが見られるようになりました。



395話の「爆破魔」では、西部警察の「バスジャック」を彷彿とさせるバスの爆破シーンがあった。太陽にほえろ!では、かなり珍しい爆破シーンでとても印象に残りました。この回が放送された1980年の2月頃と言えば、西部警察がスタートして半年近く経った頃であり、やはりそれを意識して、太陽にほえろ!でもアクションシーンを強化していた時期だったのでしょうね。そして、400話台に入ると、よく見られるようになったのがトラック・アクション。トラックアクションと言えば、以前ご紹介した記事でもわかるように西部警察をはじめ、数々の刑事ドラマで派手なアクションシーンが展開しておりましたが、太陽にほえろ!も、かなり激しいものが多かったようですね。






第407話「都会の潮騒」

ロッキーとスニーカーは、S&Wの38口径の拳銃を所持する前島と言う男を尾行していた。その途中、スピード違反の車を追跡する早瀬婦警のミニパトを目撃したロッキーは、早瀬婦警を助け、交通違反の車を捕まえるが、その間に前島を見失ってしまう。同じ頃、拳銃による給料強盗が発生し、使用された拳銃が前島の持つ銃と同じタイプであることが判明する。被害者が死亡し、強盗殺人事件として七曲署が捜査を開始する。



  

ロッキーと早瀬婦警が乗る覆面車(コロナ)に犯人が乗るトラックが後ろから何度も体当たりしたり、覆面車が空き地に向かって大ジャンプするカーアクションが見られる。公道でトラックが覆面車に何度も体当たりする場面は、映画「激突!」を思わせる演出で中々の迫力でした。ロッキーと早瀬婦警は、後に結婚(420話「あなたは早瀬婦警を妻としますか」)しますが、そのきっかけとなったのがこのエピソードだったようですね。






第411話「長さんが人を撃った」

スニーカーと長さんが乗る覆面車が、偶然、強盗事件が起きている郵便局の前を通りがかる。二人が郵便局にかけつけると、犯人の男が局員や客達を人質に取っていた。男が床にばらまいた郵便物に火をつけたことから、長さんは止むを得ず男を拳銃で撃つ。事件は、無事に解決するが、犯人の男は、銃弾により腎臓に重大な傷を負ってしまう。責任を感じた長さんは、辞職をほのめかすが・・・。



 

犯人を誘き出すために、長さんは、現金輸送車のドライバーになりすまして、現金輸送車のバンを運転。やがて、走行中の現金輸送車の前に犯人が乗るトラックがあらわれ、現金輸送車はトラックの猛追を受けます。トラックの荷台にいた男達が激しく銃を乱射し、現金輸送車は横転。車から降りた長さんに向かってトラックが何度も突進してくるシーンは、やはり映画「激突!」を彷彿とさせるハードな演出で見応えがあります。トラックに襲われ最大の危機を迎える長さん。そこへ、犯人達の仲間の中山が運転するセドリックがやってきますが、なんと、セドリックが現金輸送車の横っ腹に突っ込んでジャンプし、トラックの運転席に衝突する荒技を見せます。これおそらく難易度の高いスタントだったと思われますが、見事なジャンプを決めて、トラックの運転席にクリーンアタックしています。西部警察でも見られなかった超ド迫力のカースタントシーンでしたね。






第417話「ボスの誕生日」

ボスの誕生日プレゼントを買うため、街に出かけた直子が誘拐される。しばらくして七曲署に男から3000万円の現金を要求する連絡が入る。七曲署の刑事達に恨みを持つ者の犯行として捜査を開始。直子をつけ回していた若い男がいたことが判明し、七曲署の刑事達はそれぞれ過去に逮捕した犯罪者達を調べ、犯人を見つけ出そうとする。



  

現金入りのバックを持って歩くロッキーとドックが、犯人が運転するトラックに何度も襲われるシーンや、長さんの覆面車(カリーナ)が土手の道で突然バックしてきたトラックを避けるために、土手を派手に転がり落ちるカーアクションが見られる。車が土手を転がるアクションは、西部警察の地方ロケ編でもよくやっていましたね。





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ダンプのスタント
コメントが遅れましたが「太陽にほえろ」の大型トラックのスタントも結構あるんですね。
「長さんが人を撃った」のスタントは大都会、西部警察にはありませんでしたね。
ただ、ダンプの荷台に飛び乗るのは西部警察Ⅱの新春特番「燃える原野!オロフレ大戦争」でありましたが。
ダンプのスタントで一番印象に残っているのは大都会Ⅲの「通り魔」ですね。
これは大型ダンプが検問突破するとき、330型セドリックの白パトがスタントに巻き込まれてしまいましたね。
西部警察の「無防備都市ー後編ー」のボンネット大型ダンプが装甲車に体当たりも印象に残っています。
だめおやじ 2015/07/04(Sat)15:02:07 編集
Re:ダンプのスタント
>ただ、ダンプの荷台に飛び乗るのは西部警察Ⅱの新春特番「燃える原野!オロフレ大戦争」でありましたが。

ダンプの荷台にパトカーが飛び乗るシーンありましたね。ただ、映像見る限り、あのジャンプは成功しなかったようですね。実際にダンプの荷台に向かってパトカーがジャンプしている映像はありますが、ダンプの荷台に見事に着地する場面はカットされていたので、おそらく失敗したんだと思います。太陽にほえろのダンプの運転席に車が突っ込むシーンは、お見事と言うか、綺麗に決まったカースタントシーンでしたね。


>爆破のダイブですがタイミングがずれると失敗になってしまいますね。
車の爆破なんてやり直しきかないし、一発でビシッと決めないといけないから大変だったでしょうね。


>あと、ダイブだけでなく、爆破によるバイク横転とかもありましたね。

バイクの横転や転倒シーンは何度もありましたね。転倒するところおそらくご本人ではなく、スタントの方が担当されていたのでしょうが、一番印象に残っているのは、「マフィアからの挑戦」で、ハトのバイクが幌つきのトラックを追跡する場面であった転倒ですね。バイクが転倒した後、投げ出されたハト(スタントマン)が道路を滑って止まっていた車の下に体を滑り込ませるかなり難易度の高いスタントをやっていました。バイクの転倒シーンについてもまた今度ブログで書いてみようと思います。
【2015/07/14 23:29】
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