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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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スカパーのザ・シネマでなつかしの吹替え版の映画をよく見ますが、先月フジテレビ吹替え版の「トップガン」が放送されていた。トム・クルーズが演じる主人公のマーベリックの声を俳優の渡辺裕之氏が演じたバージョンだった。テレビで初めてトップガンを見たのは、「ゴールデン洋画劇場」のこの吹替え版だったのでとても懐かしみながら見ました。ゴールデン洋画劇場と言えば、当時テレビで活躍していた俳優やタレントを映画の主人公の吹替えによく起用していましたね。例えば、『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』のハワードの声を所ジョージが担当したり、一番有名なのはやはり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティの声=織田裕二などなど。


トップガンと言えば、現在もアクション/SF系の映画で活躍中のトム・クルーズの出世作であり、私もこの映画で始めてトム・クルーズを知ったのですが、そのトム・クルーズの声を一体誰が演じるのか非常に興味がありました。渡辺裕之氏は、当時、フジ系の昼ドラの「嵐シリーズ」に出演していてそっちのイメージが強かったので、やはり、最初マーベリックの声を聞いた時は、とても違和感があったのですが、今改めて聞くと、当時の先入観がなくなり、マーベリック=渡辺裕之も結構いける、アリかなと思うようになりました。最近もDVDで映画の吹替え版を見る時に、声優ではないアイドルやら歌手などの人達が吹替えをしている作品に巡りあう事があるが、たまあに演技力のない人がおり、とんでもなく棒読みで吹替えしているのがいて度肝を抜くことがある。演技力よりも話題性で売りたい映画会社の思惑もあるのだろうが、そういうコンセプトで売るのであれば、せめて演技力のある俳優さんを活用してもらいたいものですね。




当時日本でも人気だったトップガンの主題歌「デンジャー・ゾーン」。









トップガンの最大の見所と言えば、やはり、本物の戦闘機を使ったCGなしの空中戦。アメリカ海軍の全面協力を受けているので、リアルな迫力のある映像が楽しめるところが良いですね。通称トムキャットと呼ばれていたF-14や、スカイホークと呼ばれた小型攻撃機のA-4など当時アメリカ海軍で活躍していた戦闘機が大空を滑空し、F-14と敵機として登場するソビエトのミグ戦闘機(MiG-28)との白熱のドッグファイトがとても見応えがありました。また、空母艦への着陸シーンや、パイロットが戦闘機のコクピットから脱出する際の射出時の事故シーンなども印象的だった。ちなみにMiG-28として登場した機体は、実は、アメリカの戦闘機「F-5E タイガーⅡ」を黒く塗り替えたものだったらしい。今この手の航空アクションものは、アメリカ映画でさえCGを使ったものが主流になってしまっているので、トップガンのような本物の戦闘機を使った作品は滅多にないから今となっては貴重です。



トップガンが公開された1986年と言えば、アメリカと当時のソビエト連邦(現:ロシア)が冷戦下にあり、この映画でもソビエトは敵として扱われています。エアーウルフもそうでしたが、当時のアメリカのアクション系の映画やドラマは、当時の時代背景もあってかソビエト=敵として描いた作品がとても多かったですね。ロッキー4のロッキーvsドラゴ戦もそれを象徴する作品だった。クリント・イーストウッドが主演した「ファイヤーフォックス」は、元アメリカ空軍パイロット達がソビエトが開発した高性能新型戦闘機「MiG-31 ファイヤーフォックス」を盗み出すため、ソビエトに潜入するスパイアクションでしたが、この映画のクライマックスのドッグファイトシーン(ファイヤーフォックス1号機と2号機のバトル)も見応えがありました。




映画の出演者の顔ぶれも今となっては懐かしい。マーベリックのライバルのアイスマン役は、バル・キルマー。バル・キルマーと言えば、「バットマン フォーエヴァー」でブルース・ウェイン役が有名ですが、最近は、「ナイトライダー ネクスト」でキットの声を担当していました。ジェスター役は、当時、「V(ビジター)」や「特攻野郎Aチーム」など、テレビドラマでも活躍していたマイケル・アイアンサイド。最近も「アイスソルジャー」など、数多くの映画に出演しているようです。メグ・ライアンは、この映画で有名になり、後に「インナースペース」などのSF映画に出演したり、「恋人たちの予感」「めぐり逢えたら」などの恋愛映画で活躍しました。



トップガンは、現在4つの吹替えバージョンがあるらしく、前述のフジテレビ版の他に、日本テレビ版とテレビ東京版、そしてDVD/Blu-ray収録版が存在する。残念ながらフジテレビ版以外の吹替え版は未見なのですが、個人的に気になったのは、トム・スケリットが演じたバイパーの声。日本テレビ版は磯部勉氏、DVD/Blu-ray版は野島昭生氏が担当しているそうです。また時間があれば、他のバージョンも見て、聞き比べてみたいですね。




トップガンのエンディング、「マイティ・ウィングス」。






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ぶちょうさんへ
お返事遅くなりましてすいません。
善処しますのでお手数ですが、
うちのメールアドレス(gars11@mbg.ocn.ne.jp)
へご連絡戴けますでしょうか。
ガース 2016/07/03(Sun)12:45:33 編集
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