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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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今年に入ってから有名な俳優さんの訃報が相次いでおります。先日、長門裕之さんがお亡くなりになられました。この方は、物心ついた頃からずっとテレビでしょっちゅうお見かけしました。刑事ドラマでは、『太陽にほえろ!』のゲスト出演(ボス役の石原裕次郎氏が解離性大動脈瘤の手術後、復帰した時のエピソード)や、最近では、『相棒』の閣下役で度々登場していましたが、一番印象に残っているのは、『西部警察』の後番組として放送された『私鉄沿線97分署』の滝村課長役。それまでテレビドラマでは、概ね悪役で登場することが多かったが、この課長役でがらっと印象が変わった記憶があります。同じ昭和9年生まれと言う事で裕次郎さんとも親しかったそうですが、西部警察には一度も出演されていないのが意外です。個人的には、やはり、大映ドラマの悪役のイメージが物凄く強い。赤いシリーズにも出演されていたが、『少女に何が起ったか』で、主人公を演じるキョンキョンを苛め抜く悪辣な音楽教授役や、『プロゴルファー祈子』で礼子を陥れる社長役など80年代の大映ドラマには、欠かせない名バイプレーヤーの一人だったと思います。

大映ドラマの名バイプレーヤーと言えば、この方もそうでした。坂上二郎さん。欽ちゃんとコンビを組んだコント55号時代は、残念ながらリアルタイム世代ではないのであまり記憶にないのですが、俳優としてテレビドラマに出演されていた時代は、よく覚えています。『スクールウォーズ』での、不良グループの生徒の親父役、『スタア誕生』のコーヒーショップのマスター役など、大映ドラマで活躍されていた時の印象が強い。70年代には、TBSの刑事ものにもレギュラー出演されていたらしいが、スカパーのどこかのチャンネルで放送してもらえないものか…。

この方の訃報のニュースを聞いた時は、大変ショッキングでしたが、本当になぜ??死因が明らかになっていないのがまたやるせない気持ちにさせられます。田中実さん。この方と言えば、やはり『刑事貴族2・3』の原田実刑事役。爽やかな熱血刑事を演じられていましたが、『3』で突然坊主頭になって登場された時は、大変驚きを感じた(特番で坊主頭になっていた一条寺烈以来の衝撃だった…)。最近の刑事ドラマにもちょくちょくゲスト出演されていましたが、また、正義感溢れる熱血刑事役を見てみたかった。

『クイズ・アタック25』の司会を36年務めた児玉清さんの訃報もショックですね…。あのダンディさを刑事ドラマにも活かしてもらいたかったです。課長役とか物凄くハマりそうなのに…。それにしても裕次郎さん世代の俳優さんの訃報が続きますな…。皆様のご冥福をお祈りいたします。

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「さぁ、ねばねばねばねばねばねばねばねば・・・あいして いけない わけじゃーなぁいー」

スライムがドロドロにとろけているわけではない(実際はNEVER NEVER NEVER EVER×2)が、リアルタイムで見ていた時は、こう聞こえておりました(汗)。ピンクレディのMIEが歌った「NEVER」が主題歌だった大映ドラマの名作と言えば「不良少女とよばれて」。リーゼントにオールバック、黒の革ジャン姿のイカツイ男子たちや、6、70年代のファションに派手なメイクをした女子達が、夜の怪しい街角や、高架下の河川敷や、原っぱやらで鉄棒や鎖を振り回しながら激しい殴り合い、取っ組み合いの喧嘩をしとにかく荒れ狂う・・・。しかし、当時リアルでこのドラマに出てくるようなお兄さん、お姉さん達を見た事はなかった・・・。今となっては、絵空事のような世界にも思えるが、実は、舞楽家の原笙子さんの実体験をドラマ化したもの。スケバン刑事やらセーラー服反逆同盟やら、女番長的なヒロインがうけていた時代だったので、当時は、何の違和感もなかったのです。

今だったらおそらく小説に忠実にドラマ化されてしまうのだろうが、当時の大映ドラマは一筋縄ではいかない。小説は読んだことないのですが、おそらくかなりアレンジが加えられていたものと思われます。忠実でなくとも面白けりゃそれでいいと言う大らかな時代です。大映ドラマの特徴的な演出と言えば、思い出すのが「スチュワーデス物語」でもよく見られたが、例えば、主人公の仲間達が突然輪になって主人公を取り囲み、集団で歌いだすいわゆる合唱演出。なぜだか当時は、自然に見えたが、今見るとコントのようにも思え、気になって仕方がない(笑)。そして、もう1つは、主人公自身、あるいは主人公の恋人、はたまた仲間に急に襲い掛かる悲劇的な死・・・。そのショッキングな死に様も大映ドラマの醍醐味の1つだった。このドラマも例外ではなかった。かつて、不良グループのリーダーとして名を馳せた曽我笙子が舞楽家の久樹哲也と出会ったことによって、愛に目覚めて改心し、少年院に入って更生していくと言うのが主なあらすじなのですが、第2回にさっそくあの演出が・・・。警察に自首しようとする笙子の前にかつての仲間達が集結し、その仲間達が神社の階段の両側に立ち並んで合唱しながら笙子を送り出すと言う場面。えっなぜこんなところで歌うの?不意打ちを食らったような不思議な合唱が癖になる。いや、確かに感動的な場面と言えばそうなのですが・・・。

そう言えばこのドラマの舞台は、横浜。あぶない刑事のロケ場所としてもよく使われていた伊勢崎モールの風景も見られます。やはり、当時の横浜、シャレた雰囲気が素敵。

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日テレプラスで放送中の夏目雅子没後25年特集「愛が見えますか(1976年)」と言うドラマを拝見。夏目雅子さんが小達雅子名義でドラマデビューを飾った記念碑的作品だそうです。タクシー運転手の花松(宍戸錠)は、目の不自由な妹の手術費用を稼ぐために、ある男(小池雄介)と共に、二人で現金強奪計画を練り、銀行の前で夏村道代(小達雅子)が働く会社の社長を襲い、現金の入った鞄を奪った。社長は、男に殺され、現場にいた道代は、二人の犯人の顔を目撃するが、花松の運転する車に轢かれて、視力を失ってしまう。ある日、土手で花松と道代が遭遇。花松は、自殺してしまった妹と接するかのごとく、目の見えない道代を献身的に介護し始めるが、やがて、彼女が強奪事件の被害者であることを知り、彼女への愛情と罪との狭間で激しく苦悩する。自分を轢いた犯人とは知らずに花松を慕い、やがて愛情を芽生えさせて行く道代。手術によって道代の目が見えるようになれば、警察の手が回り、逮捕される事を恐れた男が道代の命を狙い始める…と言うような後の火曜サスペンス劇場を彷彿とさせるような、日テレ色全開のサスペンスも織り込まれて展開する愛憎劇で、フィルム撮りの効果もあってか中々面白いドラマだった。道代と花松は、まさに美女と野獣と言った感じ。刑事ドラマやアクション系の映画では、御馴染みの宍戸錠氏をこのような役で見るのは珍しく、中々新鮮に映った。

脇の俳優陣もなかなか豪華。道代の目の手術を担当する医者役に小林昭二氏、強奪事件の捜査をする城西署のベテラン刑事役に花沢徳衛氏(『西部警察PARTⅢ』の「さらば老兵」でも頑固な刑事役を演じていたのが印象的)、道代の命を狙うやくざ役を上田耕一氏が演じていた。また、主題歌の作曲は、「大追跡」や「大激闘 マッドボリス’80」のテーマなどを作った大野雄二氏が担当している。

ところで、このドラマの中で登場する警察の名前が「城西警察署」になっていた。1976年と言えば、「大都会」シリーズがスタートした年でもありますが、城西署の建物(外観のみ)もどうやら、大都会で使われていた建物と同じ?ものに見えた。「城西」と言うドラマ上の地名は、この頃から結構いろんなドラマで使用されていたのだと言う事を再認識致しました。

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80年代に一斉風靡した大映ドラマ。一時期は、TBSとフジテレビで毎年新作が放送され、よく見ておりましたが、定番だったのが外国曲をカバーした主題歌。「スチュワーデス物語」は、映画「フラッシュダンス」の主題歌のカバー「ホワット・ア・フィーリング」。「乳姉妹」の主題歌は、ボン・ジョビの「Runaway」をカバーしたもの、そして何と言っても忘れられないのは、「スクール・ウォーズ」のボニー・タイラーの「HOLDING OUT FOR A HERO」のカバー。「ヤヌスの鏡」の主題歌は、映画「ストリート・オブ・ファイヤー」で使用された「Tonight Is What It Means to Be Young」のカバー「今夜はANGEL」。どれも今でも口ずさめるほど印象に残る曲ばかりだったが、当時、あまり印象に残らなかった大映ドラマが一つだけあった。それは、「スタア誕生」。


「スチュワーデス物語」で一躍人気者になった堀ちえみが主演した青春ドラマで、片田舎で暮らしていた重い心臓病を患う女子高生の順子が映画女優を夢見て上京し、知り合いになった映画監督が経営する俳優養成所で、ライバルでもある仲間達と奮闘しながら映画女優を目指していくストーリー。最終回が近づくに連れ、人気が上がり、その影響で当初26回の放送スケジュールが2回延びて28回放送されたそうですが、なぜかこのドラマだけは、リアルタイムで見ていなかった。で、最近このドラマがスカパーで放送されていたので、初回から見始めたら結構はまってしまった。今見ると、ありえない偶然の連続や、なんとも滑稽な演出がわんさかと散見されるのだが、しかし、それらの要素も含めて面白かった大映ドラマ。梅宮辰夫が演じる順子の父・幸平は、何者かに殺人の罪を被せられて、刑務所に入れられてしまうのだが、この間まで、「逃亡者」を見ていたせいか、逃亡中の幸平が若干デビッド・ジャンセンに・・・いや、気のせいか・・・(汗)。


それはさておき、このドラマの主題歌も外国曲のカバーになっており、パット・ベネターの「Heartbreaker」を葛城ユキがカバーしている。オリジナルもなかなか良いが、日本語のカバー曲もなかなかどうして、凄く良い。そう言えば、当時は、とてつもなく声量のある、パワフルな日本人の女性ロックシンガーが一杯いたような…。ドラマの中で主題歌が流れるたびについつい聞き惚れてしまう。

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『春の暴風雨(あらし)のその夜中 二人の嬰児(みどりご)生まれたり 同じ海辺のその里に 一人は広き別荘に 一人は狭き賤が家(しずがや)に…』…芥川隆行さんの名調子と共に始まるオープニングテーマも印象的なCS/スカパー・TBSチャンネルで放送中の『乳姉妹(ちきょうだい)』。懐かしい。リアルと何度か夕方の再放送でも見た事がありますが、このタイトル、最初はなんて読んだらいいのかわからず、「ちちしまい」とか「ちちあねいもうと」とか色々と勝手に名づけていました(汗)。再放送を見ても未だもって面白さは変わらない。やはり、80年代大映フィルムドラマシリーズの金字塔。病院で同じ日に生まれ、取り違えられた二人の赤ん坊。財閥グループ・大丸家の娘・しのぶは、尼さんの娘として細々と育てられ、尼さんの娘である千鶴子は、大丸家の令嬢として、何不自由ない幸せな人生を歩む。ある事件をきっかけに、二人の出生の秘密が明らかになり、しのぶ達を育てた母・静子が自殺を遂げた事によって、しのぶ達は、お手伝いとして大丸家に入り込んだ事から、しのぶと千鶴子の激しい愛憎劇が繰り広げられる。

それにしても、この頃の大映ドラマのキャスティングは、素晴らしい。千鶴子を演じる伊藤かずえさん。敵役は、やはりこの人。あの鋭い眼差しが波乱の展開を巻き起こす。クラブのママ役岡田奈々さんの姉さんぶりも良し。松村雄基さん演じる田辺路男もカッコ良い。「渡鳥連合」の暴走族仲間を従えて、夜な夜な暴走を繰り返す。キカイダー01のようにトランペットを背中に抱え、海辺の切り立った断崖で演奏する…シブい、男前。しのぶの妹・妙子役は、後に特撮ドラマシリーズ『超獣戦隊ライブマン』や『勝手にしやがれ!ヘイ・ブラザー』に出演していた森恵さんが演じている。

麻倉未稀さんの主題歌「RUNAWAY」に今またはまっている。劇中のストーリーを匂わせる詩とロック調の激しいリズムが運命に翻弄される二人の行く末を暗示していて、とても印象的。

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1月もあっという間にもう終わりですねぇ。それにしてもアクション系刑事ドラマが地上波から姿を消して数年あまり。今期の地上波ドラマは、日本テレビで放送されている『ハケンの品格』と言うドラマの初回と『えらいところに嫁いでしまった』と言うドラマの第2話を見たぐらいです。『ハケン…』篠原涼子さん演じる様々な資格を持った派遣のプロフェッショナルがある企業で社員以上の働きを見せるパワフルウーマンのお話。加藤あいさんや松方弘樹さんなどキャスト陣が中々良い。できたらこのキャストで新しいアクションものの刑事ドラマでも作ってもらいたかったくらい(笑)。『えらいところに…』は、仲間由紀江さん演じるキャリアウーマンの女性が結婚した夫の実家の風習やしきたりに振り回されるドタバタ喜劇。仲間さんの芝居と劇中の演出などを見ていると、そのノリは、『TRICK』ぽかった。

最近は、地上波よりもスカパーの古いドラマにまた夢中になってしまっている。ファミリー劇場なんかを見始めると、時間がある限り見入ってしまう(笑)。現在放送中の堺正章さんバージョンの『西遊記』は、子供の頃、何度も夕方の再放送で見ていましたが、やはり、今見ても面白い。CG時代の今からすると、多少の古臭さもあるが、しかし、OP前の石の卵を割って生まれてくる悟空誕生の場面や劇中の特撮場面を見ても、んっと唸らされるところがある。その時代特有の特撮が良い味を醸し出していたりする。悟空を演じる堺正章さんキレのあるアクションと如意棒の棒捌きは、格別。啖呵の切り方も威勢が良くて、カッコ良い。西田敏行さん演じる猪八戒、岸辺シローさん演じる沙悟浄とのコミカルなやりとりがまた独特の風味があって面白い。三蔵法師演じる夏目雅子さんは、放送当時、まだ21歳。素晴らしい女優さんでした。若くして亡くなられたのは、実に残念。ゴダイゴの「モンキー・マジック」「ガンダーラ」を聞いていると、また久々にカラオケで歌いたくなった(笑)。

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