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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/06月

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俳優の林隆三さんがお亡くなりになりました。地上波は見てないので最近の出演作は知りませんが、スカパーで去年放送された『ザ・ハングマン 燃える事件簿』や、『噂の刑事トミーとマツ』の再放送を見て、若き頃の林さんの渋い演技を堪能しましたが、その直後のこの訃報。大変残念に思います。


ハングマンの元ネタになった時代劇・必殺シリーズでは、『必殺必中仕事屋稼業』にレギュラー出演され、博徒の政吉役を熱演されていました。蕎麦屋の半兵衛役の緒形拳氏と息の合ったコンビネーションで、悪党どもをズバズバと瞬殺していく姿がとても見応えがありました。去年初めて見た「ザ・ハングマン 燃える事件簿」では、ハングマンのリーダー・ブラックを演じられていましたが、ブラックが敵の罠にハマって、壮絶な爆死を遂げてしまう場面は強烈に印象に残りました。関東では、現在MXテレビでハングマンが再放送中ですが、つい先日このブラックの殉職回が放送されたそうです。このタイミングであのエピソードが放送されるとは、神様のいたずらか何かの巡りあわせなのかわかりませんが、改めてリアルタイムで見ることができなかったハングマンを今見ることができて、本当に良かったと思います。



今年は、『噂の刑事トミーとマツ』の再放送があり、林さんが課長役演じていた第一シリーズをやっと見ることができました。当時、夕方によく再放送されていて見た記憶があるのですが、今回の再放送でようやく全106話をコンプリートすることができた。林さん演じる御崎課長は、物静かな雰囲気だが、キレたら何をしでかすかわからない破天荒さもあり、トミマツ以上に熱い男だったことを今回の放送で改めて認識することができた。御崎課長の熱い活躍が見られるエピソードは何本かありましたが、その中でも印象に残ったのは・・・


『女ごころVS迷コンビ』

トミマツの初期のエピソードは、まだコミカルなテイストが抑えられていて、ストーリーもハードでシリアスなものが多かった。このエピソードでは、後半、御崎課長がトミマツと一緒に現場に出向いて、ガス自殺を図った女性を助けたり、その女性に説教をする場面では、感情をむき出しにして女性に怒鳴りつける珍しい姿を見せていた。クライマックスでは、犯人グループに特攻して殴り込みをかけたり、逃走するリーダー格の男(菅貫太郎)に向かって銃を撃ち放つシーンもあった。最後に「てめえの逮捕状なんてこれでたくさんだ!」とその男を熱い拳で殴りつける姿が実に爽快。初期のハードな作風は、御崎課長を演じる林さんの渋い演技による部分が大きかったのかも。ちなみに、このエピソードで御崎課長がピッキングが得意であることが明かされていますが、そう言えば、あぶ刑事のあの刑事も確か・・・。



『ゆきすぎ課長辞職! さて後任は?』

政界の汚職事件の重要参考人として富士見署がマークしていた山岡と言う男が自殺を遂げる。捜査は、打ち切られることになるが、山岡の不可解な自殺に疑問を持った御崎は、自分のクビを賭けて、捜査を続行する。そんな時、何者かが御崎の名義で建売住宅を購入し、御崎は、5000万円もの借金を背負わせされることに。署長から自宅謹慎を命じられた御崎は、辞表を提出し、単身で自分を陥れた犯人を見つけ出そうとする。

巨悪に迫ろうとした矢先、妙な濡れ衣を着せられて莫大な借金を抱えることになってしまった御崎課長のラストエピソード。怒った御崎は警察を辞めて、自分をハメた大物政治家に一人で立ち向かおうとします。野獣と化し、暴走する御崎の姿は、御崎と言うよりもハングマンのブラック的な雰囲気があった。林さんと大物政治家を演じる西村晃さんの凄みのあるやりとりも見応えがありました。そう言えば、林さんは、この番組を降板後に、ハングマンに出演されたんでしたね。ブラックは、ハングマンになる前は、本庁の優秀な刑事で、ブラックの妹は、大物政治家が乗る車に轢き逃げされていた。今思うとトミマツの御崎とハングマンのブラックの人物設定が妙にリンクしているところが気になりました。



今年に入って、宇津井さん、蟹江さんと、日本の名立たる名優が亡くなられていますが、林さんも本当に個性的で声が良くて、渋い俳優さんでした。こんな俳優さんは、この先中々出てこないでしょうね。林さんのご冥福をお祈り致します。




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2010年からスタートした『Hawaii Five-0』。早いもので本国では、シーズン4の放送が終了。オリジナルは、279回・12シーズンまで続きましたが、はたして今回のこのリメイクシリーズは、どこまで続くのか気になるところですね。ちなみに、オリジナルのシリーズは、日本でも放送されています。今ではちょっと考えられないがフジテレビの所謂「月9」と言われるゴールデンタイムの時間帯に放送されていました。フジの月9と言えば、1988年からドラマ枠となり、数多くの人気ドラマを輩出した枠ですが、80年代の前半は、欽ちゃんのバラエティ番組が放送されていました。その時の記憶が根強いのか、未だに月9と言うと欽ちゃんのイメージが浮かんでしまいます。『大空港』など70年代後半には、硬派なアクション刑事ドラマを放送していた時期もありましたが、海外ドラマも放送されていたんですね。


あの有名な『スパイ大作戦』もこの月9枠で放送されていた。『ハワイ5-0』は、スパイ大作戦のシーズン2が終了し、次のシーズンを放送するまでの間のつなぎとして2クール分(26回)が放送された。最近は、スカパーでも中々古い作品は見られなくなってきているのですが、放送素材が残っているのならぜひともオリジナルの日本語吹替え版も見てみたいものです。


さて、5月からAXNでシーズン4がスタートしていますが、年々制作費がアップしているのか、アクションがどんどんグレードアップしているように感じます。初回の「新たな疑惑」は、前のシリーズでようやく逮捕され刑務所に送られたウォー・ファットが接見室でマクギャレットと面会をする場面から始まります。人気密着ドキュメント番組「サバンナ・ウォーカーショー」のテレビカメラの前で、ファイブ・オーと激しい銃撃戦を展開し、逃走しようとして乗り込んだヘリを撃ち落とされて、半身を大やけどする重傷を負ってしまったウォー・ファット。やけどしたその痛々しい顔を見せながらマクギャレットと話している姿は、まさにホラーですねこれ。これから登場するごとにあの痛々しい姿を見ることになるのでしょうか・・・それにしても役者さん大変だな・・・。


その面会中に謎の武装グループが接見室を襲撃し、ウォー・ファットの命が狙われるが、スティーブが一人で集団を倒し、事無きを得る。生き残ったグループのメンバーの一人は、民族解放運動(NLM)のボス「エル・コンドル」の甥リカルド・コシーであることが判明する。武装グループは、次にファイブ・オーの本部も襲撃し、人質を取ってたてこもった。日本の『あぶない刑事』にも港署が襲撃されるエピソードがいくつかありましたが、あれを彷彿とさせる劇的展開でした。


人質に取られたキャサリンを救出すべく、スティーブは、グローバー隊長らが乗るSWATの護送車を襲い、武装グループのメンバーを逃がす。メンバー達は、ダニーの車(シルバーのカマロ)に乗って逃げるのですが、その後、チンの尾行に気づいたメンバー達は、激しい銃撃の末、なんと、シーズン1から使用されてきたファイブオーの専用車ともいうべきシルバーのカマロを爆弾で爆破してしまった。CGではなく、実車を本当に爆破してしまったのには驚いたが、この車、カッコ良くて結構好きな車だったのにもったいないなあ・・・と思っていたら、次の回の「カウボーイの使命」からなんと黒のカマロが登場する。


「コーナリングも最高。まさにドリームカーだ」と、ちょっとナイトライダーを意識したようなスティーブのセリフもあったが、そう言えば、ナイトライダーもシーズン4の初回でキットがジャガーノートと呼ばれる装甲車にボコボコに破壊されていたのをつい思い出してしまった。しかも、このエピソードには、『ナイトライダーネクスト』でマイク・トレーサーを演じたジャスティン・ブリューニングが元海軍のビリー・ハリントン役で出演していた。シーズン3の最終話にもちょこっとだけで出ていたけど、これから度々出てくるみたいですね。登場人物の役名にもマイケルとかカールとか出てくるし、意図的なのかはわからないが、最近のファイブオーには、ナイトライダーリスペクトを感じてしまう(苦笑)。


冒頭の武装グループの襲撃シーンから、クライマックスのカークラッシュとヘリの中での格闘など、息を飲むリアルアクションの連続で見応え十分の初回でした。過去のエピソードには、大胆にCGを取り入れたアクションも数多くあったが、この初回は、CGが一切見られなかった。向こうのアクションドラマは、また本来の姿に戻る傾向なのでしょうかね。そうなのであればとても嬉しい限り。やはりアクションドラマは、本物志向に限ります。


ファイブ・オーを離脱して、恋人のアダムと共に中国へ向かったコノの動向も気になります。森の中で密やかに暮らすコノ達の前に、突如銃を持った男達が現れ、二人は命を狙われますが、コノはやはり強いですね。アダムは、なんか一人で逃げるようなこと言ってるけど、コノがいなくなったらすぐにアウトになってしまいそうだこの人・・・。





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ファミリー劇場で久しぶりにヤットデタマンが放送されている。ヤットデタマンと言えば、タイムボカンシリーズの第5作目として製作されたタツノコプロのアニメで、それまでのシリーズでは、ヒーローは、男女の二人組で構成されていたが、このシリーズで初めて男一人になり、巨大型ロボット「大巨神」が登場した。当時は、ロボットアニメ全盛の時代だったが、ヤッターマンやゼンダマンなどのタイムボカンシリーズは、動物型のロボットに乗っているのが特徴だった。


大巨神は、自分の偏平足をとても気にしたり、「罪を憎んで人を憎まず」と、毎回、悪玉達に情けをかけるのだが、悪玉達の陰口を聴いて、怒りのトドメを刺すなど、中々ユニークなキャラのロボットで面白かった。いよいよこのシリーズも本格的にロボットアニメの方向に進んでいくのかと当時、そんなことを思いながら見ていました。実際、この後に放送された「逆転!イッパツマン」も男一人のヒーローと巨大ロボの組み合わせが継承されたが、しかし、それ以後は残念ながら続かなかった。


改めて見ると、ヤットデタマン自身の活躍がさほどなかったことに驚く。笛を吹いてミレンジョたちの前に現れて、一応一戦を交えるのだが、出番は非常に短く、すぐに大巨神に乗り込んでしまう。リアルタイムで見ていた時は、全く気にならなかったが、このアニメは、ほとんどが悪玉三人のコントとロボット戦で成り立っていたんですね。ところで、ヤットデタマンは、ワタル青年が勇気を念じることによって僅か3秒で変身する(しかし、その変身には、様々なプロセスがあることが29話で明かされる)のですが、最近もこんな変身の仕方をするヒーローがいたな・・・あ、今放送中のトッキュウジャーではないですか。


トッキュウジャーは、不可能を可能にする力・イマジネーションを持った若者達が変身して敵を倒しますが、勝利のイメージを想像している場面など見ると、ワタル青年のことをつい思い出してしまいます。そう言えば、7話には、人間にハンコを押してやる気を失わせてしまうハンコ怪人みたいなのが出ていたが、ヤットデタマンの武器のドレミ剣は、剣先がスタンプになっていて、いつも悪玉に赤いマークを押していた。


意外とタツノコアニメ・テイストも垣間見えるトッキュウジャーですが、10話のサブタイトルは、「トカッチ、夕焼けに死す」は、なかなか思わせぶりなタイトルでしたね。タイプシャドーに「トカッチ、夕焼けに死す」と打ち込まれ、死の宣告をされてしまうトカッチ。ファイナルファンタジーのアーリマンみたいな感じの怪人ですが、何より、ピンときたのは、10話にこのタイトルを持ってきたところ。今から丁度30年前に放送された「超電子バイオマン」の10話は、イエロ・フォーが衝撃の死を遂げた戦隊シリーズの歴史に残るエピソードでしたが、こちらは、大人の事情もあって、イエローが本当に死んでしまったのです。しかも変身したままの状態で。「アキバレンジャーシーズン痛」の最終話にも「死んだ戦隊ヒーロー大集合的」な場面にイエロー・フォーが登場していましたが、やはり、トッキュウジャーの10話は、バイオマン30周年を意識したパロディ・エピソードだったのでしょうか。



トッキュウジャーのロボ戦で流れる「烈車合体!トッキュウオー」は宮内タカユキ氏が歌われていますが、宮内氏と言えば、やはり、バイオマン。初期戦隊のロボ戦の歌は、どれも勇ましくてカッコいい曲が多かったですが、バイオロボの歌もどこか物悲しさがありつつも力強く、燃える曲でしたね。










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今月は、ちょうど一年前にスタートした『ゴリラ警視庁捜査第8班』『代表取締役刑事』など一連の石原プロ作品が最終回を迎えますが、同じくチャンネルNECOで放送中の『ザ・ハングマン』も残り4回で終了します。


当初、リーダーだったブラック(林隆三)が殉職して、シリーズ後半からは、マイト(黒沢年男)がリーダーとなり、新たにメンバーに加わったデジコン(名高達郎)と、一旦メンバーから離れ復活したドラゴン(ディオン・ラム)、タミー(夏樹陽子)、パン(植木等)の五人体制に生まれ変わったハングマンですが、やはり、後半は、初期のハードな風味が薄れて少し軽妙になり、ユニークな作戦が展開するストーリーが多くなったように思います。40話台でとくに印象に残ったのは・・・



「リモコン・ヘリ 空爆処刑」

メッキ工場が川に廃液を垂れ流して公害問題を引き起こし、住民に抗議される。しかし、工場主の白石は、工場には廃液の浄化装置が設置されていて、川が汚染されるはずがないと反論する。そんな時、工場の従業員が水門から転落死する事件が起きる。これと同様の問題を起こした工場が相次いで移転していることを不審に思ったハングマンは調査を開始。デジコンが問題の町工場に潜入し、事件の真相を探る。


土地の明け渡しを狙って人為的に公害を引き起こし、市長ぐるみであくどい金儲けを企む悪党達とハングマンが対立するエピソードでしたが、今では、日本であまり聞かなくなった公害問題をドラマの中で描いているのが興味深い。中国などでは今でもよくある話だが、30年前の日本もまだまだこのような問題を数多く抱えていた時代だったのでしょうね。元ゼロ戦のパイロットだった白石の夢がヘリで大空を飛ぶことだったと言うことで、クライマックスは、ラジコンヘリを使ったハンギングシーン。ラジコンヘリの機銃で総攻撃される悪党達の姿が笑えた。このシーンを見ていたら、エアーウルフの機銃掃射シーンをふと思い出してしまった。


キャスティングも中々興味深かった。工場主の息子コウジ役を番組のエンディング曲「あ・れ・か・ら」を歌っていたヒロスケ氏が演じていた。親父の工場を継ぐのを拒んで、歌手デビューを夢見る若者という役どころで、実際にクラブで弾き語りするシーンもありました。公害反対運動のリーダー的存在のマキタ役をザ・ガードマンの初回にも出演していた小林昭二氏が演じ、大山市長役を中山昭二氏が演じていた。小林氏と中山氏と言えば、共にウルトラマンシリーズで隊長役を演じられた(ムラマツキャップ&キリヤマ隊長)ことでも有名ですが、まさかハングマンで、しかも悪党役で共演していたとは意外だった。このエピソードを見た当時の子供達の反応が気になるところ(苦笑)。



先週放送の「生か死か!? ドラゴン危うし」の回でドラゴンが船上爆死し、ディオン・ラムが降板した。最終回まで残り僅かでのドラゴンの退場は、なんとも中途半端に感じたが、おそらくスケジュールの問題などがあったのでしょうね。最終回にしてようやくドラゴンのメイン回で、ディオン・ラムのキレのあるアクションシーンをたらふく見ることができたが、もっとたくさんメイン回を見たかった。最終回までは、4人体制になってしまうハングマンですが、「ハングマン2」では、ヨガ(沖田さとし)がメンバーに加入して、再び五人体制になっていた。残念ながら、チャンネルNECOでは、ハングマン2は放送されない模様。間が空いてもいいのでぜひともいつか放送してもらいたいものですね。

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ファミコンと言えば、カセットだけでは楽しめないゲームも数多くありましたね。例えば、キーボードを使ってゲームプログラミングや音楽制作などをするファミリーベーシックや、ゲーム画面と連動させて、付属のロボットを遠隔操作するロボットゲームもあった。これ以外にも、特別な機器を使って楽しむファミコンソフトがいくつかありました。





『ワイルドガンマン』

今から丁度30年前の1984年に任天堂から発売されたガンシューティングゲーム。所謂西部劇の早撃ちを体現できるアクションゲームですが、これを楽しむには、カセットに付属する光線銃が必要だった。早撃ちと言えば、腰のホルスターから素早く銃を引き抜いて相手を撃つので、専用のホルスターも付属されていました。7000円以上もする高額なソフトで、発売当時まだファミコンを持っていなかったので友達の家で何度かやらせてもらったが、抜いて撃つと言う単純な作業のわりに、中々うまく当てることができなかったような・・・。子供だったから難しそうに見えたけど、今なら余裕で何人も倒せそうな気が(汗)。

当時、私はこれしかやれなかったのですが、光線銃を使ったソフトは、他にもありました。カモ撃ちやクレー射撃を楽しむ「ダックハント」や、画面に登場する警察官、市民、ギャングのパネルの中から瞬時にギャングを見つけて射撃する、ダーティハリーや昔の日本のアクション刑事ドラマでもよく見られた射撃訓練シーンを再現したような「ホーガンズアレイ」と言うゲームもあったそうです。













『アスレチックワールド』

1986年、バンダイが専用のマットの上に立ち、手足を使って操作をする体感ゲーム「ファミリートレーナー」シリーズを発売。その第一弾のソフトとなったのがこのアスレチックワールドでした。付属のマットは、両面仕様になっていて、このゲームはそのA面を使用して遊ぶ。これも当時8000円以上もする代物だったので、この時ファミコンは持っていたけど、購入は不可能と言うことで友達の家でやらせてもらいました。子供だったからわりと器用に動けたけど、今やったら、運動不足の解消に最適なゲームになりそう・・・(苦笑)。

他にもマットB面を使って100メートル走や走り幅跳びなどの陸上競技を体感できる「ランニングスタジアム」や、エアロビクスダンスを体感する「エアロビスタジオ」など、合計10タイトルのトレーナーシリーズが発売されています。1987年に、当時大人気を博した一般視聴者参加型アトラクション番組「風雲たけし城」がこのシリーズでゲーム化され、「突撃!風雲たけし城」と言うタイトルで発売された。CMで見た時は面白そうだからいつかやってみたいと思っていたが、結局未だにやったことがない…(苦笑)。それにしてもCMで言ってた認定証ってなんだ・・・!?












『アルカノイド』

ブロック崩しの定番のアルカノイドと言えば、当時、どこのゲームセンターに行っても必ず見かけた人気のアーケードゲームでしたが、1986年、タイトーがついにファミコン版を発売しました。ファミコンのコントローラーでもバウス(ボールを打ち返すラケット)の操作ができたが動きが非常に鈍かった。ゲームを開始して時間が経過してくると、しだいにエナジーボールのスピードが速くなるので、コントローラーの操作では、その速さについていけなくなる。と言うことで、ファミコン版には、専用のダイヤル式コントローラーが付属されていた。これ当時5500円と、通常のソフトと比べると若干お高めでしたが、これは買ってうちでよくプレイしました。ダイヤル式コントローラーも最初のうちは使い勝手が悪くて慣れるまでに時間がかかったが、使いこなせるようになるとまあ楽しい。しかし、当時ワープなども使って最高で10面ほどしか進めなかった・・・。










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この間イマジカBSでイタリアのホラー監督ダリオ・アルジェント作品の特集放送があった。有名な『サスペリア』を初め、監督初期作の『歓びの毒牙』や『わたしは目撃者』なども放送されていて、中々見応えがありました。


『歓びの毒牙(きば)(1969)』は、ダリオ・アルジェントのデビュー作。ローマに旅行中の米国作家サムは、夜、画廊で殺人事件を目撃する。黒いコートを着た人物が女性の腹部をナイフで刺して逃走した。女性は、画廊の経営者ラニエリの妻・モニカで、彼女は、一命は取り留める。サムは、犯人として疑われるも、この事件に興味を抱き、犯人捜しを開始する。モニカは、ローマで多発しているブロンドの女性ばかりを狙った連続殺人事件の4人目の被害者であった・・・。


アルジェントの代表作の「サスペリア2」や「シャドー」を先に見てしまっているので、これらの作品の後にこれを見ると、なんだか既視感があり、不思議な感覚になってしまった。つまり、デビュー作からすでに後の作品の骨格となる要素が詰め込まれていたということなのでしょうね。後の作品よりも残酷描写は少なめで、アルジェント映画の定番のゴブリンの音楽もまだありませんが、この映画の音楽を担当しているエンニオ・モリコーネのジャズ風の音楽もしびれるし、冒頭のガラスを使った殺人シーンなど、アルジェント独特の殺人描写も秀逸で面白かった。ただ、映像がデジタル・ニューマスターのDVD画質で画面が奇麗になりすぎて、アルジェントの映画が持つ不気味な雰囲気が半減してしまっているのが少々残念。綺麗な映像で見られるようになったのは良い事だけど、やはりアルジェントの映画は、多少色褪せていていかにもフィルムっぽい映像のほうが刺激的だと思う。



『わたしは目撃者(1971)』・・・元新聞記者の盲目の老人フランコ・アルノは、夜、姪のローリーと外を歩いていた時、車の中で言い争っている男の声を聞く。フランコは、ローリーにその男の顔を見るように指示する。遺伝子研究所に何者かが侵入し、所員のカラブレジ博士がプラットホームから突き落とされて殺される事件が起きる。新聞でカラブレジ博士の写真を見たローリーは、言い争っていた男がカラブレジ博士であることを知る。フランコは、記事を書いた新聞記者ジョルダーニに会い、落下の瞬間を撮影したカメラマンのリゲットと接触しようとする。


アルジェントの2作目の作品で、デビュー作の歓びの毒牙よりも残酷描写は少なく、ごく普通の推理系のサスペンス(ジャッロ)映画だったが、カラブレジ博士がプラットホームから落ちて列車に跳ねられる瞬間などの殺人シーンのインパクトは絶大で衝撃的。前作に続いて、音楽は、エンニオ・モリコーネが担当しているが、いまいち印象は薄い。老いた盲目の元新聞記者と若い新聞記者がコンビを組んで事件を解決するのは、今見ると目新しい感じがした。中盤には、アルジェント映画では珍しい市街地を激走するカーチェイスシーンが見られる。殺人事件の動機となる遺伝子絡みの話も中々興味深かった。



『シャドー(1982)』・・・ニューヨークの推理小説作家ニールが新作「暗闇の祈り」の宣伝の為にローマにやってくる。丁度その頃、若い女性が自宅で何者かに剃刀で喉を斬られて殺される事件が起きる。殺害現場に「暗闇の祈り」が散乱していたことや、殺害の手口が小説と同じである事がわかり、ニールは動揺を隠せない。そこへさらなる殺人予告の電話が鳴り響く。予告の通り、文芸記者のティルデと同居人のマリオンが小説と同じ手口で殺され、ニールの元に脅迫状が届く・・・。


「サスペリア」や「インフェルノ」など、サスペリア三部作の後の本作は、アルジェントの本気炸裂といわんばかりの過激な殺人描写がオンパレード状態。一応、スタンスとしては、わたしは目撃者と同じく推理系のサスペンスになっているが、当時「13日の金曜日」など殺人鬼ものが流行していたことも影響してか、殺人描写はよりエキセントリックに、より強烈なものになっている。学生の頃、地上波の深夜放送を見て(当時はこういうホラーものも普通に地上波で見ることができた)、もう一度ビデオレンタルをして見た作品なので、アルジェント映画の中では、もっとも思い出深い作品。


今回が四度目ぐらいの鑑賞になるが、最初に見た時感じた恐怖がじわーっと蘇ってきた。やはり、ティルデとそのレズビアンのマリオンの殺人シーンが圧巻。ゴブリンの不気味な主題曲が流れる中、ティルデの自宅を下から上の階へ、そして屋根から侵入口をなめまわすように1カットで撮る犯人視点のカメラワークが斬新かつスリリング感たっぷりで何度見ても面白い。ニールの婚約者のベロニカが突然腕を切られて、腕から飛び出る鮮血で白い壁を染めてゆく場面も強烈。やはり、アルジェント映画にゴブリンの音楽は欠かせないことを再確認させてくれる映画ですね。










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