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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/03月

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東映チャンネルで放送中の「特別機動捜査隊」は600話台に突入。青木義朗演じる三舟班と、里見浩太朗演じる高倉班の2体制が板についてきました。高倉主任の出番が若干増えてきた感じがしますが、やはり、三船主任の活躍のほうが目立ちますね。607話の「砂の塔」のエピソードで、三船と高倉が顔合わすシーンがありましたが、このような三船班と高倉班の合同捜査の話をもっと見たいですね。現在、1973年に放送されていたエピソードが流れていますが、ゲストでよく見かけるのは、桜井浩子、小林幸子、隅田和世、中庸介などなど・・・。


桜井浩子氏と言えば、「ウルトラQ」の記者役や、「ウルトラマン」のフジ・アキコ隊員などで知られていますが、「非情のライセンス」や「特捜最前線」など、数多くの刑事ドラマでもよく見かけました。小林幸子氏は、演歌歌手として有名ですが、若い頃は、女優として数多くのドラマに出演していたようです。「アイフル大作戦」や、「キカイダー01」にも出ていましたね。隅田和世氏と言えば、やはり、「キカイダー01」のリエコ役を真っ先に思い出しますが、当時、「ダイヤモンド・アイ」「鉄人タイガーセブン」「電人ザボーガー」など特撮作品に数多く出演していました。 


さすがに73年にもなると、顔馴染みの役者さんを見かけることが多くなってきましたね(笑)。「ドラえもん」ののび太のパパ(2代目)の声でも知られる中庸介氏の他に、福崎和宏、片岡五郎、小林稔侍と、80年代の刑事ドラマで活躍したお馴染みの俳優さんたちの姿を確認できました。他にもあっと驚くような意外なあの人がゲスト出演していたり、見所は色々ありましたが、それらのことも含めて600話以降でとくに印象に残ったエピソードをいくつかご紹介致します。








「金と毒薬と老嬢」

死体を乗せたワゴン車が謎の洋館に消えた。洋館の主は、イヴォンヌ、アンジェラと名乗る鹿鳴館時代の優雅な生活を営む老嬢であった。その屋敷の奥深く、地下の冷凍室に100体近くの死体があるという。全体的な品不足の中で、解剖用死体の買い占めである。そして、老嬢の行くところ、次々と買い占めが続く。麻薬、食料品、果ては暴力団もお手上げだという武器・弾薬に至るまで。はたして三舟班は、この怪奇な難事件の手がかりをどう見い出すのであろうか。(予告ナレーションより)


予告のナレーションを聞いただけでも面白過ぎる内容なんですが、本編も期待通りの面白さでした。今回のメインは、鹿鳴館時代の貴婦人の格好をする超お金持ちの二人の老女。その二人が犯罪現場から盗み出した死体を洋館の地下の冷凍室に保管し、解剖用死体として売買して金儲けをする。


日傘をさして優雅に歩行者天国を歩いたり、レストランを借り切って二人だけで食事を楽しんだり、天真爛漫、やりたい放題の老嬢達。江戸川乱歩の明智小五郎シリーズのような奇異な世界観。三舟班のメンバーが様々に変装したり(いつもクールな三船主任までも老嬢達の召使いに変身)、人体の代わりに鯖を使って人体解剖の練習をする若い医師達、突然、視聴者に語りかける三船主任など、目まぐるしい愛憎劇が繰り広げられる通常回とは異なり、コミカルかつエキセントックな数々の演出に度肝を抜かれました(苦笑)。


アンジェラ役は、昭和の名脇役女優の沢村貞子。矢野組の親分役に、かつて刑事役でレギュラー出演していた森山周一郎も出演していたりと、内容と同様にゲスト陣も中々ゴージャスな面子がそろっていました。







「恋の裏通り」

欲望渦巻く夜の社交場ナイトクラブ「環」。そこに中年男とホステスの男女の出会いがあった。人生半ばを独り身で過ごし、砂を噛む思いに明け暮れた50男カギモト。若さ溢れるホステスしのぶの効し難いまでのまぶしい魅力。が、男を騙し騙されるホステス稼業に荒んだしのぶの心にカギモトの思いが通ずべくもなかった。前後して発生するホステス仲間のダニ、財津殺人事件。しのぶがこの事件の容疑者となった時、その人生は足元から崩れ始める。その時初めてカギモトの深い愛情に目覚めるのであった。(予告ナレーションより)


「ウルトラマンA」の美川のり子隊員でも知られる西恵子がホステスのしのぶ役でゲスト出演。この方も特別機動捜査隊によく出ていますよね。しのぶに好意を抱く初老の男・カギモト英吉役は多々良純。多々良さんと言えば、やはり、「宇宙刑事ギャバン」の乗馬クラブのオーナー役がとても印象に残っていますが、この方も数多くの時代劇や特撮作品でお見かけしました。


ウルトラマンA時代のうら若き西恵子と多々良純の年の差を乗り越えた愛情劇が展開したこの回ですが、そう言えば、歌手の八代亜紀が特別出演していました。ナイトクラブ「環」で、当時大ヒットした「なみだ恋」を歌い上げたり、しのぶに英吉の思いを伝える役回りをしたり、少ない出番ながらも印象に残る演技を見せていました。八代亜紀さんと言えば、「トラック野郎・度胸一番星」などの映画に出演しているのは知っていましたが、刑事ドラマで見るのは初めてだったので、中々新鮮でしたね。



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