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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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今週、俳優の宍戸錠さんの訃報が伝えられました。石原裕次郎、渡哲也の同期の日活アクションスター。「渡り鳥シリーズ」「拳銃無頼帖シリーズ」など数多くの映画に出演。テレビドラマではキイハンター、プレイガール、ターゲットメンなどにゲスト出演の他、裕次郎さんとは太陽にほえろ!、渡さんとは西部警察で共演したエピソードがありました。「プロハンター」には警部役で出演していましたね。



映画ではアクションスター、刑事ドラマでは悪役のイメージもあったエースのジョーですが、実はレギュラー出演していた特撮番組があるんですね。それは・・・


















驚異的かつ強靭な肉体を持つヴァルナ人。またの名を「スターウルフ(宇宙の狼)」。彼らは凶悪な略奪行為を生業とし、恐れられていた。ヴァルナ星で生まれ育った地球人のモーガン・ケンは恋人の兄であるスサンダーを過って射殺してしまい、仲間のスターウルフから追われる身となってしまう。ケンは宇宙船で逃走するがその宇宙船も破壊されてしまい、宇宙服を着て船から脱出する。宇宙を漂流するケンを救ったのは地球の傭兵集団・スペース・コマンドの宇宙船「バッカスⅢ世号」だった。キャプテンのジョウはケンを殺さず、スペース・コマンドの一員として迎い入れる。



1978年に日本テレビ系で放送された円谷プロ製作のSFドラマ。エースのジョーは傭兵集団「スペース・コマンド」の隊長・キャプテン・ジョウ役でこの作品に出演していました。宍戸錠さんと言えば、「ぼくら野球探偵団」の怪盗赤マントと対決するコミカルな荒名警部役の印象も強いのですが、キャプテン・ジョウはそれとは対称的にシリアスで、シブくてカッコ良くて、とても頼もしい隊長役を演じられていましたね。
















キャプテンジョウ率いるスペース・コマンドが乗船するバッカスⅢ世号。キャプテン・ジョウの意向により改装され、戦闘力がアップした。














 

スターウルフ・新星拳を救うジョウ。














 

ウルフアタッカーに妻子を殺され悲しみに暮れるジョウ。ドラマの中でもジョウと呼ばれていたんですね。
















ウイスキーを飲むジョウ。エースのジョーはかなりのお酒好きだったそうですが、ドラマの中でも飲んでいたんですね。



特撮番組でも活躍したエースのジョー。宍戸錠さんのご冥福をお祈りいたします。



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昨年亡くなった矢島信男さんと同じく、子供の頃に見た特撮番組のオープニングもしくはエンディングのテロップで必ず見かけた「脚本 上原正三」の文字。どちらも昭和の特撮には絶対に欠かせない存在でしたが、令和になった昨年、矢島さんが旅立ち、そして今年に入ってすぐに上原正三さんが亡くなったと言うニュースが入ってきました。


最初は円谷プロの作品に携われていたということで『ウルトラQ』を初めとしたウルトラシリーズの脚本を数多く担当。東映作品は『ロボット刑事』から始まり、『がんばれ!!ロボコン』や『秘密戦隊ゴレンジャー』など人気番組や、『イナズマン』『東映版スパイダーマン』『透明ドリちゃん』など、1970年代に東映の様々な特撮番組の脚本を執筆されました。


後追いで70年代の特撮を数多く見ましたが、やはり自分の中では子供の頃にリアルタイムで見ていたデンジマン、サンバルカン、そして宇宙刑事シリーズなどのほうが思い入れがあります。現在東映チャンネルで放送中の「宇宙刑事シャイダー」で主演を務めた円谷浩さんは円谷プロダクションの初代社長・円谷英二氏の孫に当たり、「自身を育ててくれた円谷プロに恩返しをしたい」という上原さんの希望からシャイダー/沢村大役を円谷浩さんが演じることになり、上原さんはシャイダーの脚本を劇場版2作を含め全話執筆したそうです。もちろんギャバン、シャリバンもメインライダーとして執筆されていますが、シャイダーは上原色が色濃く出ていて、全話通してとてもまとまりの良い作品になっていたなと、現在見直しながら改めて感じています。

















大ヒット曲「銀河ハニー」にはベーダーを呪う悪魔祓いの効果があることから、へドリアン女王はベーダー怪物レコーラーに全国のレコードを廃棄させて、日本からすべての音楽を消してしまう。デンジマンのデンジ姫にまつわるこの「デンジ姫の宇宙曲」の話以外にも、「東映版スパイダーマン」の「スパイダーブギ」や、「宇宙刑事シャリバン」の「まぼろしブルース」、「宇宙刑事シャイダー」の「なんだなんだブギ」など、特殊な音楽が流行歌の形で社会に蔓延し、人間を苦しめるといった趣向の脚本をよく書かれていたのが印象に残っています。
















サンバルカンにアマゾンキラーやイナズマギンガーが初登場した回の脚本も上原さんが担当。イナズマギンガーの登場から始まる機械帝国の崩壊劇を毎週ワクワクしながら見ていました。イナズマギンガーを打ち破るために、太陽戦隊が「ニューバルカンボール」を開発する「銀河無敵の電気男」の話がとくに好きでしたね。
















日本未来電子工業が各家庭に供給しているマイコンによって、高校生の成績がうなぎ登りに。しかし、それは家庭支配を企むマドーの作戦であった。このマイコンにはある仕掛けが施されており、シャリバン=伊賀電がマイコンに近づくと爆発する仕組みになっていた。このシャリバンの「マイコン指名手配」の話の他にも、シャイダーの「ユメコン狂時代だ」では希望の商品がなんでも手に入る夢のコンピューター「ユメコン」によって人々がなまけものになり、堕落していく姿を描いていた。今のインターネット時代を予期した先見性のあるストーリーでしたね。


他にももっと紹介したいストーリーが一杯ありますが、今回はここまでにしておきます。たくさんの楽しい作品をありがとうございました。上原正三さんのご冥福をお祈り致します。


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平成から令和になった今年も残すところ一ヵ月を切りました。ここのところ小さい頃にテレビでよく見た俳優さんや声を聞いた声優さんの訃報が相次いでいますが、日本の特撮の先駆者として数多くの特撮作品に携われてきた特撮監督の矢島信男さんがお亡くなりになったそうです。



子供の頃に夢中で見ていた戦隊シリーズや宇宙刑事を初めとしたメタルヒーローシリーズはほぼ全て矢島さんが特撮を担当されていました。壮大で夢のある素晴らしい映像をたくさん見せてもらい、本当に楽しませて頂きました。以前ここで紹介したサンバルカンのムック本に矢島信男さんのインタビューが掲載されていましたが、最初は松竹の特殊撮影課で働いていたそうですね。東映での最初の仕事は高倉健主演の「高度7000米 恐怖の四時間」の空港のセットだったそうです。「海底大戦争」の海底での戦闘シーンも担当され、ミニチュアを駆使した迫力の映像を作り出されていました。














  

東映初のカラー特撮「キャプテンウルトラ」。カラーテレビを意識して、宇宙を海に見立てて鮮やかな青に。シュピーゲル号の合体・分離をワン・カットで見せたり、新しい合成システムを何台も導入したそうです。
















「秘密戦隊ゴレンジャー」の新宿駅西口から出てきて出撃するバリブルーンの特撮。子供に観てもらう特撮は一つの動きを丁寧に見せる。上からのカット、下からのカットを撮り、そこに動きがあるように編集する。静止しているシーンでもガスを漂わせたり、ゆっくりカメラを移動させて感情を込めるなどといった、エネルギーを子供に伝える演出をされていたのですね。
















バトルフィーバーJから登場した巨大ロボ。限られた時間の中でどこまでやるかが課題だった。海底の基地から出撃するバトルシャークの演出はもしかしたら「海底大戦争」の時の経験を活かされたのかもしれませんね。














  

デンジマンのデンジタイガーをはじめ、戦闘母艦の巨大感の演出もとても見応えがありました。














  

宇宙刑事シリーズでは今までにない映像を作りたいという意欲から、東通ECGシステムのビデオ合成技術を加えて、魔空空間などの斬新な映像を数多く生み出した。



矢島信男さんのご冥福をお祈り致します。


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俳優の中山仁さんが死去された一報を聞いて、真っ先に頭に思い浮かべたのは子供の頃に見た「ウルトラマン80」オオヤマ一樹キャップ。




中山仁さんについてはコチラでも触れています。






UGM(Utility Government Members)と呼ばれる防衛チームの隊長であり、矢的猛(ウルトラマン80)をはじめとした隊員達を指揮する。オオヤマキャップと言えば、13話「必殺! フォーメーション・ヤマト」において、「ジャックナイフ・フライト」と言う飛行術を使ってサラマンドラを倒す名場面がありましたね。



ウルトラマン80は「3年B組金八先生」や「熱中時代」など、当時ブームになっていた学園ドラマの設定を盛り込んで、主人公の矢的猛が教師となり、学校に勤務しながらUGM隊員も兼任するという新しいタイプのウルトラマンとして描かれたが、この13話以降、学校のシーンがなくなってしまった。この教師設定はわりと好きだったのですが、てこ入れでしょうか。やはり教師とUGMの隊員の両立は難しかったということなのでしょうかね(苦笑。














 

オオヤマキャップと矢的猛がUGMの主力戦闘機「シルバーガル」に乗り込み、出現したサラマンドラと対戦。














 

ボディリサーチを使ってサラマンドラの弱点を見つけ出す。














 

オオヤマキャップは「ジャックナイフ・フライト」を使うことを決断。














 

矢的は咄嗟の判断をしてシルバーガルを分離する。













 

矢的猛が操縦するシルバーガルβ号がサラマンドラを引き付けた後、その隙を突いてオオヤマキャップが乗るシルバーガルα号がサラマンドラの弱点である喉にレーザー砲を撃ち込む。この戦術は後に「フォーメーション・ヤマト」と呼ばれる。二人の華麗な連携プレーにより、サラマンドラは倒された。しかし、この後、ゴルゴン星人がサラマンドラを復活させ、UGMは再びサラマンドラと対決することになる。




サラマンドラが炎を吐くシーンは今のCGとは違い、本物の炎を使っているのでやはり迫力が違いますね。シルバーガルの分離・合体など、当時の特撮技術を最大限に活かした戦闘シーンや戦闘を指揮するオオヤマキャップがカッコ良かったですね。









 

ちなみに、この回にはオオヤマキャップの秘密の部屋も登場している。



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この頃はスカパーでもとんと70年代特撮を見かけることは少なくなりました。東映以外の作品ではチャンネルNECOで現在放送中の「ジャンボーグA」ぐらいですかね。


ジャンボーグAと言えば、20話台に入ってから「ジャンボーグ9」と呼ばれる新ヒーローが登場しています。立花ナオキが乗るホンダZをエメラルド星人が改造して作った2号ロボ。車のツートンカラーというと、普通は車の側面、バンパーなどを境目に色分けされているのが一般的ですが、この番組に登場するホンダZは縦割りのツートンカラーになっていて見た目はとてもインパクトがあります。車体がくるくると回転して、ジャンボーグ9の両手がにょきんと飛び出してくる変身プロセスの映像もコミカルでとてもインパクトがありました。Aの後がなぜ「9」なのか謎ですが、このネーミングの付け方は、ロボット8ちゃんと9ちゃんとどこか通じるものがあるような気がします(笑。














さて、70年代に数多くあった特撮番組。あの番組の最終回はいったいどんな内容だったのか。印象に残った70年代特撮の最終回をいくつかご紹介しましょう。















バトルホーク

「妖術師・白虎道士の最後」


 

世界各地に暗躍するテロリスト集団「兇鬼の掟」の五色衆の一人・白虎道士と直接対決することになった楯兄弟。白虎道士は彰伍と大二郎に妖術をかけ、命の水を吸い取り二人を白骨化させようとする。妖術に苦しめられる楯兄弟だったが、ゴッドホークの力で危機を乗り越え反撃に出る。白虎道士は兇鬼の掟の秘密を握ったまま基地諸共自爆した。


番組前半、白虎道士が彰伍と大二郎に呪いをかけたり、大二郎がナイフを持って暴れたりするものの、切羽詰った慌しさもなく通常回と何ら変わらない感じに見えたが、後半、大二郎の乗るビッグカートが岩を砕いて崖から転落し、大破してしまうシーン辺りから、いよいよ最終回的な雰囲気に・・・と思いきやそれほどでもなくあっさり終わってしまったという印象・・・。















プロレスの星 アステカイザー

「鷹よ! 栄光のリングへはばたけ」


 

伊良湖岬でアステカイザーの仲間たちがサタンデモンに襲われる。東京にいた元プロレスラーの鷹羽俊はアステカイザーに変身して愛車のマッハビート号で伊良湖岬に向かい、サタンデモンとの最終決戦に挑む。激闘の末、因縁の対決はアステカイザーの勝利に終わり、サタンデモンは砂浜に埋もれ無残に風化した。その後、鷹羽俊はリングに復帰。後楽園ホールで対戦相手のジョージ高野と対決した。


冒頭はこれまでの総集編と言う感じで、アステカイザーの誕生から悪の格闘軍団「ブラックミスト」との数々の戦いが紹介される。敵の戦闘員からブラックミストのアジトを聞き出したアステカイザーはそこに乗り込み、首領のルアーを倒してサタンデモンに囚われた仲間を助けに行く。


首領との戦いはあっさりとケリがついてしまったが、サタンデモンとの砂浜での一騎打ちは逼迫したバトルになっていた。アステカイザーは新日本プロレスのタイアップを受け作られたプロレスヒーロー特撮。初回にはアントニオ猪木がゲストで登場し、当時、新日のホープとして活躍したジョージ高野も第15話と最終回にゲスト出演しています。















メガロマン

「宿命の対決!メガロマン対仮面怪獣ダガー」


  

獅子堂たかし(メガロマン)は子供の頃に生き別れになり、黒星族の総統キャプテン・ダガーとなった弟・ひろしと対決する。仮面怪獣ダガーとなり巨大化したひろしとの戦いを躊躇うメガロマンだったが、街で大暴れする弟を止めるため攻撃に出た。泣き叫ぶ母の前で兄弟は死闘を繰り広げ、メガロマンは仮面怪獣ダガーにトドメを刺す。ひろしは、黒星族の総統・ダガーとして死を迎え、母に抱かれながら絶命する。


運命の兄弟対決で幕を閉じたメガロマン。最終回は兄弟の父親・獅子堂剛を演じる川津祐介氏が目立ってた感じがします。キャプテン・ダガーが巨大化してなった仮面怪獣ダガーがバトルホークみたいで、メガロマンvsバトルホークのバトルを見せられているような気分なりましたね(笑。



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最後の平成ライダーとなった「仮面ライダージオウ」が先月終了し、今月から「仮面ライダー01(ゼロワン)」がスタート。令和初のライダーは一体どんなライダーなのか。第一印象は「メカニカルなライダー」でした。


お笑い芸人をめざす若者飛電或人が突然、人工知能=AIの会社の社長に大抜擢。或人は一度それを断るが、遊園地で暴れ回る怪人を止めるため、飛電ゼロワンドライバーを腰に巻いて仮面ライダーゼロワンに変身。怪人を倒した後の人々の笑顔を見て社長になることを決意する。


第1、2話のストーリーは至ってシンプルで、昭和ライダーっぽいわかりやすさとスピード感のあるアクションが良い感じでした。CGもレベルアップし、カメラワークも物凄くこだわっている感じがします。ゼロワンという名前なので、「キカイダー01」のような機械が透けて見えるようなデザインのライダーかと思いきや、スポーツシューズのようなデザインのライダーなんですね。AIの秘書イズを見て、ジャスピオンが連れていたアンドロイドのアンリをつい思い出してしまいました(笑。第2話ではライダーアクションの定番であるバイクアクションが展開しましたが、スカイライダーやWでもよくやっていましたが、派手にジャンプするゼロワンのバイクがカッコいい。やはりバイクに乗ってこその仮面ライダー。



令和ライダーものっけから複数のライダーが登場するようですが、そのネーミングに昭和を感じてしまいます(笑。A.I.M.S.(エイムズ)の隊長・不破諫(ふわいさむ)は、第2話で仮面ライダーバルカンに変身。「諸君はバル強化服を着てサンバルカンになるのだ!」という嵐山長官の声が聞こえてきそうな感じのネーミングですが、パーツが全身にくっついて合体するメカニカルな変身プロセスはとてもインパクトがありました。


もう一人、A.I.M.S.の技術顧問の刃唯阿(やいばゆあ)は、第3話で仮面ライダーバルキリーに変身するそうです。ガウォークのような中間変型もあるのか?などと昭和のアニメ風味なツッコミを入れてしまいましたが(笑、可変タイプのライダーってのも面白いかもしれませんね。平成ライダーにも様々な女ライダーが登場し、ジオウの最終回でも「仮面ライダーツクヨミ」なる女ライダーが登場していましたが、令和ライダーにもさっそく女ライダーが登場するみたいですね。シリーズの序盤から女ライダーが活躍するのは、ストロンガーの仮面ライダータックル以来のことでしょうかね。



敵の「ヒューマギア」もバイオマンの新帝国ギアを思い出してしまうようなネーミングで、ヒューマギアの変身プロセスもとてもメカニカルな印象でした。


スタートしたばかりの令和ライダー・ゼロワンですが、わりと昭和ライダーテイストを感じるライダーに見えました。昭和ライダーや平成ライダーとの違いを確かめるべく、これからもちょくちょくチェックしていきたいと思います。


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