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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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平成もまもなく終了を迎えそうな昨今ですが、平成仮面ライダーシリーズも気づけば現在放送中のエグゼイドで18作目。昭和ライダーの作品数を軽く追い抜きさらに突き進んでいますね。最近は新旧ライダーの共闘映画だけでなく、協のライダーが活躍するスピンオフ作品も増えています。



「鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン」「鎧武/ガイム外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル」「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」「ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート」など、所謂サブライダーをメインに据えたVシネマが数多く作られています。きっと昭和にこのような企画があったらライダーマンや電波人間タックルの外伝的な作品が生まれていたかもしれませんね。



「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」のチェイサーを見ていたら、キカイダー01に出ていたビジンダーを思い出してしまいました。チェイスが人間の感情を持ち、どこにでもいるごく普通の若者になって少年とバスケを楽しだり束の間の青春をエンジョイしているような場面があったが、ロボットでありながら人間のように生きたいと願い、健気に努力を続けるビジンダ一と姿が重なるところがありましたね。







「もし昭和にスピンオフシリーズがあったら?」、ということで今回はスピンオフ作品で見てみたいサブヒーローを何人か挙げてみたいと思います。












マッドギャラン(巨獣特搜ジャスピオン)





この夏に公開される「スペーススクワッド」で32年ぶりに復活する予定のマッドギャラン様。全銀河を支配しようとしている大巨神サタンゴースの息子であり、黒いメタリックのダークヒーロー。ジャスピオンと数々の激闘を繰り広げていましたが、なんといっても忘れられないのは、「マッドギャラン死す!しかしギルザが…」でのジャスピオンとの一騎打ち。ジャスピオンに右腕を切り飛ばされて、一度死亡するも、銀河魔女ギルザの魔力によって蘇り、さらにジャスピオンと一糸乱れぬ死闘を続けました。スペーススクワッドにはギャバン、そしてあのジャスピオンも出てくるそうですが、マッドギャラン様が一体どんな戦いを見せてくれるのか、気になるところです。



マッドギャランのスーツアクター兼人間態を演じた春田純一は、戦隊シリーズで黒の戦士(ゴーグルブラック/ダイナブラック)を立て続けに担当した後、このマッドギャランを熱演。3人の黒の戦士を演じた草分け的存在となりましたが、実は、ジャスピオンと同じく1985年に放送された「電撃戦隊チェンジマン」のレッド(チェンジドラゴン)役の候補にもなっていたらしいです。もし春田氏がチェンジマンのリーダーになっていたら、誰がマッドギャランは演じていたのでしょうね・・・。









ヘルバイラ(時空戦士スピルバン)





スピルバンを抹殺するために作られたワーラーの赤い女戦士。中身は生き別れたスピルバンの姉のヘレン。宇宙刑事シャイダーでアニー役を演じた森永奈緒美がこの作品でついに変身するということで当時大変期待しましたが、予想に反して敵キャラで登場した時は度肝を抜かれましたね。女性らしいボディラインを打ち出したデザインに子供ながら見惚れてしまいました(苦笑)。



このへルバイラもどことなくビジンダーを彷彿とさせるキャラでしたね 。ヘレンの姿の時は父親や弟のことを思い続ける優しいお姉さんという感じでしたが、ワーラーに繰られへルバイラに強制的に変身させられると、スピルバンを抹殺するための道具と化し、スピルバンやダイアナを徹底的に叩きのめす。自分の意に反して弟と戦わされる宿命と苦脳を持ったヘレン=ヘルバイラに毎週ハラハラさせられました。後にヘレンはヘレンレディとなってスピルバン達とともに戦うことになりますが、ヘレンレディのスーツのデザインがダイアナレディとほぼ同じで超がっかりしたの覚えています(笑) 。できればヘルバイラのままで戦って欲しかったな(笑) 。









貴忍麗破(世界忍者戦ジライヤ)





ジライヤにはユニークな忍者がたくさん登場していましたが、前年のメタルダーの予算使い過ぎの余波をくらったのか、全体的に着ぐるみや衣装が安っぽくなり、子供の目にもよくわかる程でした。とりわけその低予算の犠牲者となっていたと思われるキャラがこの貴忍麗破。



中身は国際秘密捜査官の柳生レイで、レイの姿の時は、私服が派手でセクシーなお姉ちゃんって感じなんですが、貴忍麗破になるとあれれ・・・。オモチャっぽいバイザーつきのヘルメットをかぶり、白いレオタード姿という奇妙な出で立ち。くノ一だしこれぐらい薄着のほうが動きやすいのかなと思いながら見ていました。きっと、後でジライヤみたいにプロテクターつけてパワーアップするんだろうと思っていたら、最後まであの姿のままだったのが逆に強烈なインパクトを残しましたね。「バトルフィーバーJ」のミスアメリカに次ぐ不思議なヒロインとして未だ脳裏に焼きついております(笑) 。



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2017年2月12日にスタート予定の『宇宙戦隊キュウレンジャー』の続報ですが、タイトルの「キュウ」の意味は、「9」人、「究」極の「救」世主、そして「球=玉」と複数の意味があるようですね。史上初、スタートから9人編成の戦隊。先頃、キュウレンジャーの写真が公開されましたが、私が見た印象では、マスクのゴーグルのデザインがとても個性的、胸が星型になっていてウルトラマンのカラータイマーのようなものがついているのがちょっと気になりました。


色は、赤(シシレッド)、橙(サソリオレンジ)、青(オオカミブルー)、金(テンビンゴールド)、黒(オウシブラック)、銀(ヘビツカイシルバー)、緑(カメレオングリーン)、桃(ワシピンク)、黄(カジキイエロー)。名前は、星座+色の組み合わせ。黒、青、金は、他のメンバーよりも体が太く、黒は初見時、ギンガマンの黒騎士ブルブラックに見えてしまいましたね(笑)。変身アイテムは、「キュータマ」と呼ばれる玉。玉と言えば、世代的に里見八犬伝の仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の8つの玉のことを思い出しますが、玉を使って変身する戦隊もやはり史上初。「キュウレンオー」と呼ばれるロボットも玉をモチーフにデザインされていて、9台のボイジャーが自由自在に組み合わさり、バリエーション豊富な巨大ロボになるようです。



次に、キュウレンジャーとのコラボも気になる来年公開の『スペース・スクワッド』の続報。なんと、初代宇宙刑事ギャバンの大葉健二さんの出演が決定したそうです。そして、「巨獣特捜ジャスピオン」の敵として活躍した黒メタリックのあのマッドギャランも登場し、マッドギャランの人間態を演じた春田純一さんが声をあてられるそうです。ギャバンvsマッドギャランまさかの実現か!?大葉さんと春田さんと言えば、超人機メタルダーの「とびだせ!ジャック電撃応援団」での共演を思い出しますが、大葉さん演じる一条寺烈と、春田さん演じるマッドギャランの人間態が取っ組み合いをする、みたいな場面も見たいですね。なにはともあれ、ますます期待度が高まってまいりました(笑)。







ところで、この間東映チャンネルで「ゲゲゲの鬼太郎」の実写版を見たのですが、フィルム撮影であることや、監督が『宇宙刑事シリーズ』の小林義明だけに、恐怖演出や戦闘場面が宇宙刑事のような作りになっていてとても見応えがありました。1985年にフジテレビの月曜ドラマランド枠で放送されたものだそうですが、当時見逃していたのか、全然記憶になかったので、とても新鮮に見ることができました。


月曜ドラマランドでは、「ペットントン」のスペシャル版も放送されたことがありましたね。東映チャンネルで月曜ドラマランド版の「悪魔くん」の放送もあったので見てみましたが、こちらはVTR撮影のせいで、モノクロ実写版のような恐怖感が全くなかったことや、エンディングが演歌歌手のプロモーションビデオみたいになっていたのが残念でした(苦笑)。











作者の水木しげる氏が霊界郵便夫役で冒頭に登場。水木氏は、月曜ドラマランド版「悪魔くん」にも悪魔くんの姉(相楽ハル子)が通っているキューピー学園の教師役で出演していました。













テレビアニメ3期の要素が盛り込まれており、人間のヒロインも登場していました。ヒロイン役の関京子役は、「宇宙刑事シャリバン/シャイダー」や、「星雲仮面マシンマン」の小杉美佐役など、当時特撮作品でよく見かけた秦暎花。










ムチの使い手のタミー・・・ではなく、ぬらりひょんの人間態。ちなみに、ねずみ男役は、「仮面ライダーゴースト」にも出演していた竹中直人。汐路章やうえだ峻など、当時特撮の悪役の常連だった俳優も妖怪役で出演しています。










ユルセン?ではなくて、目玉の親父。アニメと同じく田の中勇が声を担当していました。










砂かけ婆役は、喜劇俳優の由利徹。「がんばれ!!ロボコン」の警官役など、特撮作品にもよく出演されていましたね。








 

採石場で撮影された霊界の戦闘シーンは、青味がかった映像の雰囲気やアクションの演出が宇宙刑事シリーズの異空間での戦闘シーンとそっくり。鬼太郎達が宇宙刑事のような動きを見せているのが面白かった。テレビシリーズ化も予定されていたそうですが、実現しなかったのは残念ですね。



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スカパーに入ってまもなく10年になりますが、最近見ている番組のモノクロ(白黒)率が高くなっています。例えば、「キイハンター」「ウルトラQ」、昨日からクリント・イーストウッドを一躍スターダムにのし上げた「ローハイド」も始まりました。どれも1950~60年代に放送されていた番組なので、当然と言えばそうなのですが、半世紀前のテレビってまだ白黒の番組が中心でしたよね。


70年代に入って本格的にカラーの時代に入り、80年代にクリアビジョン、BS放送開始、90年代にワイドクリアビジョン、CS放送開始、2000年代にハイビジョン、テレビ画面のアスペクト比が4:3から16:9に変わりアナログ放送からデジタル放送へ移行、スカパー!HDの放送開始などなど、この50年の間にテレビはかなり様変わりしました。改めてモノクロ時代の番組を見ると、50年前の古き良き日本の風景が楽しめますが、当時の日本が全くの別世界のようにも見えたりしてなかなか新鮮です。やはり、この50年の時代の進化のスピードは凄ましい。
そして、モノクロと言えば、現在東映チャンネルで放送されているこの特撮番組もそう。「悪魔くん」








悪魔くんは、ゲゲゲの鬼太郎などで知られる水木しげるの漫画で、少年マガジンに連載された原作を元に1966年に実写版が制作されました。1966年と言うと、「ウルトラマン」「仮面の忍者赤影」も同年に放送されていますが、この二作品がいずれもカラー放送であったのに対し、悪魔くんはモノクロ放送だった。悪魔くんは、1989年に放送されたアニメ版も有名。実写版では、悪魔くんとメフィストのコンビが様々な妖怪と戦う話になっていましたが、こちらは、主人公の名前が埋れ木(うもれぎ)真吾となり、悪魔くんが呼び出す悪魔は、十二使徒いて、メフィストも十二使徒の一人と言う扱いになっていました。



悪魔くんと言えば、やはり、

「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」

の呪文が有名でしたよね。劇中では、悪魔くんと呼ばれる小学生が登場しますが、悪魔くんは、ニックネームだそうで、主人公の名前は、山田真吾というそうです。「人類が平和に暮らせる天国のような世界を地上に作る」ため、悪魔くんがメフィストと言う名の悪魔を呼び出して、二人で地上に現れた悪魔を退治する。毎回ユニークな妖怪たちが登場しますが、モノクロ映像なのでより一層不気味に見えました。








 
空からやってくる巨大な手。キョーダインのガブリンや、サンバルカンの敵の要塞のルーツのようにも見えましたね。








海から現れた巨大妖怪(大海魔パイドン)






人を人形に変える一つ目のマネキン(マネキン妖怪)




悪魔くんこと山田真吾を演じているのは、金子光伸と言う当時の子役ですが、どこかで見た事があるなあと思ったら、「ジャイアントロボ」で草間大作を演じていましたね。この方、「仮面ライダー (スカイライダー)」の筑波洋役や、「仮面ライダーZX」の村雨良役のオファーをされていたそうなんですが、当時すでに就職して働いていたため、それらを断ったそうです。39歳の時に交通事故に遭い、亡くなられたそうですが、もし、この人が筑波洋を演じていたら、どんな仮面ライダーになっていたのかちょっと気になりました。


メフィスト役は、吉田義夫。東映チャンネルを見ているとお姿をよく拝見しますが、とくに「特別機動捜査隊」でよく見かけます。「みな殺しの詩」と言う回で、サブタイトル通り最後に機関銃をブッ放して皆殺しにしていた姿が強烈に印象に残っていますね(苦笑)。当時、「肺水腫」を患われていたそうで、それが悪化したため、10話の「シバの大魔神」と言う回で番組を降板。急遽、メフィストに兄弟がいるという設定を作り、その弟メフィスト役を潮健児が演じることになったそうです。


「シバの大魔神」では、メフィスト兄弟がそろって登場し、兄メフィストから弟メフィストにバトンタッチするという、言わば引き継ぎをする場面がありました。19話の「地獄脱出作戦」で吉田メフィストが再登場しましたが、悪魔くんたちと共に閻魔大王の住処から脱出した後、「天国にでも行って昼寝でもしてるわい」と言ったままどこかに消えてしまった。どうやら、吉田氏が復帰したのはこの回のみで、以降のエピソードには出演しなかったようです。仮面ライダーのような引継ぎ劇が展開するのかと思いきや、潮メフィストが最後まで活躍することになったみたいです。


潮健児さんと言えば、世代的には、やはり、仮面ライダーの地獄大使や、バトルフィーバーJの初代ヘッダー指揮官、兄弟拳バイクロッサーのドクターQなどの悪役ばかりが記憶に残っていますが、このメフィスト役も見事な怪演ぶりでなかなかのハマリ役。潮さんのヒーロー役と言うと、忍者キャプターの雷忍キャプター1ぐらいしか思い出せませんが、それだけに悪魔でありながら人類の平和のために戦うこのメフィスト役は、とてもインパクトがありましたね。


洞窟にコウモリが飛び回るオープニングから絶大な不気味さが漂う。恐怖感、不安、緊張感の演出には、やはりモノクロの陰影が効果的ですよね。カラー実写版の悪魔くんも見てみたいですが、作風を考えると、モノクロ映像のほうがやはり合っているような気がします。



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オリンピックが終わって8月も残り一週間となり、仮面ライダーゴーストの最終回も近づいてまいりました。そして、秋からスタートする新ライダーがすでに新作映画やネットなどでお披露目されております。「仮面ライダーエグゼイド」・・・名前だけだと、仮面ライダーBLACKとかスーパー1など、昭和のカッコいい系のライダーをイメージしてしまいましたが、やはり平成ライダーは一筋縄ではいきまませんね(笑)。



ゴーストを最初に見た時もかなりブッたまげましたが、エグゼイドは、それをさらに上回る衝撃。頭髪を逆立て、バイクのゴーグルみたいなものをつけ、胸は、スーパーファミコンのコントローラーを彷彿とさせるデザインになっていて、もはやライダーなのか?不思議コメディシリーズのキャラなのか?私の中ではカオスな印象です(笑)。エグゼイドの変身は、今のところ2段階に分かれており、Lv1フォームは、なんと2頭身キャラになり、Lv2フォームは、頭身が伸びて、実体化したバグスターと戦うそうです。


戦う相手は、謎のゲームウイルス「バグスター」と呼ばれる敵。エグゼイドとバグスターとの戦闘シーンには、デジタルゲームで見られるビジュアル効果が盛り込まれるらしいです。バトルゲーム的なヒット演出、アクションのゲージ、対決のVS表示、武器のボタン操作など、まるでゲームをしているような感覚のバトルアクションが楽しめるんだとか。ビジュアルから察するに、今のゲームと言うよりもファミコン時代のゲームを彷彿とさせる世界観になっていそうですね。2頭身キャラと言えば、「仮面ライダー倶楽部 激突ショッカーランド」と言うファミコンゲームでは、仮面ライダー1号、2号、V3も二頭身キャラにデフォルメされておりましたが、エグゼイドのLv1フォームでのバトルは、ああいう感じになるのでしょうかね。






歴代ライダーが二頭身キャラになって続々登場する展開もさもありなん・・・!?





ところで、ライダーと言えば、現在、BS朝日で日曜の深夜に放送されているもう一つのライダーがありますね。その名も「仮面ライダーアマゾンズ」。こちらは、エグゼイドとは対称的に、昭和ライダーをリスペクトしたまさに正統派の系譜、「仮面ライダーアマゾン」の進化版とも言うべき大人向けのリブート作品。設定やストーリーは一新されており、この作品での『アマゾン』の意味は、作品の中に登場する「異形の存在」全てを指す。昭和のアマゾンの敵怪人は「獣人」と呼ばれていましたが、アマゾンズでは、ヒーローも獣人も全て「アマゾン」と呼ばれています。






昭和のアマゾンライダー





正統派と言っても、昭和のアマゾンのように十面鬼ゴルゴスやゼロ大帝みたいなわかりやすい大ボスが登場するわけでなく、女戦闘員の赤ジューシャも出てこない。「ノザマペストンサービス」という駆除チームと、理性を保っている三人のアマゾンが解き放たれた4000体にも及ぶアマゾンを駆除していくという内容になっています。アマゾンが人を喰らうシーンがあったり、バトルシーンでは、敵のアマゾンが腕をもがれたり、身体を真っ二つに分断されるなど、グロ描写も時折見られます。個人的には、バイオハザードとウォーキング・デッドを組み合わせたような世界観に見えましたね。アマゾンズに出てくるアマゾンのうち、「仮面ライダーアマゾンアルファ」と呼ばれる赤色のアマゾンがオリジナルのアマゾンに近いデザインで中々カッコ良い。









仮面ライダーアマゾンオメガ(左)と、仮面ライダーアマゾンアルファ(右)




BSでは現在8話まで放送されましたが、次回放送の第9話から登場する「仮面ライダーアマゾンシグマ」もオリジナルのアマゾン寄りのデザインで、中々グッドです。アルファとシグマのバトルに期待が高まりますね。ワイヤーアクションがかなり凝っていて見応えがあるし、ホラー映画的なカメラワークも良い。世界観にマッチしたOP主題歌も魅惑的で、OPタイトルの水槽の中の幻想的かつ悪魔的な映像も凄く良い。久しぶりに石森章太郎らしい、ダークなライダーに出会えた気分。第2シーズンの放送も予定されているらしいですが、もっともっと研ぎ澄まされたダークな世界を描いてもらいたいですね。



そう言えば、アマゾンズで、この秋に発売される「仮面ライダーアマゾン Blu-ray BOX」のCMが流れていたが、仮面ライダーアマゾンを演じた岡崎徹氏とまさひこ役の松田洋治氏が40年ぶりに対談した映像が収録されているらしいです。うわっ、これはむっちゃに気になる。




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日本の特撮史においてもっとも活躍した車として、マツダ・サバンナRX-7(SA22C型)を以前取り上げましたが(詳しくは、特撮マシーン最強車・RX-7 特撮マシーン最強車・RX-7 その2をご参照の程)、特撮マシーンと言えば、他にも色々ありましたね。去年劇場公開された「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」には、3号専用のマシーンとして、マツダ・ユーノス・ロードスターをベースにした「トライサイクロン」なる車が登場していました。


日本の特撮映画に久々にヒーロー専用のマシーンが登場したことも驚きでしたが、それがリトラクタブル・ヘッドライトつきのスポーツカーであったことも驚きましたね。まさか、20年以上前のかなり古い型のユーノス・ロードスターが見られるなんて意外や意外。リトラクタブル・ヘッドライト部に機関砲が装備されているのを見て、思わずジャッカー電撃隊のスペードマシーンを思い出し、胸が熱くなりましたね(苦笑)。両前輪のホイール部からドリルを出したり、ボンドカーを彷彿とさせる機能もありました。




そう言えば、一時期、外車をベースにした特撮マシーンも活躍していましたね。今回は、その代表的なものをいくつかご紹介致します。




外車ベースのマシーンの中でもっとも有名なのは、やはり、「機動刑事ジバン」に登場した『レゾン』。レゾンのベースは、ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム(3代目)。トランザムと言えば、「ナイトライダー」のナイト2000のベース車として使用されたことでも知られている車です。レゾンは、ジバンの専用パトカーで、ターボチャージャーエンジンを搭載し、ステルス無効化高性能レーダー、レーザーレールガンなどを装備している。ルーフのパトランプやボンネットに電飾があり、発進時にきらびやかに点滅する。最高速度は時速800km/h。



  


ナイト2000のように自分の意志で動くことができるようだが、キットのように喋ることはできないようです。キットのボディカラーは、黒一色でしたが、レゾンは、メタリックな水色と黒とシルバーのスリーカラーで、こちらもなかなか素晴らしいカラーリングでした。ロボコップとナイト2000が夢の共演をしているような感覚で見ていましたね(笑)。







「特警ウインスペクター」で活躍した『ウインスコード』のベースは、トランザムの兄弟車であるシボレー・カマロ(3代目)。カマロと言えば、最近では、実写映画「トランスフォーマー」のバンブルビーや、テレビドラマ「Hawaii Five-0」のダニーの愛車として銀や黒のカマロが使われていますが、やはり一番思い入れがあるのは、当時の映画やドラマでよく見かけたこの3代目です。



  


ウインスコードは、主人公ファイヤーが乗るスーパーパトカーで、通常時は、パトロールスコード(画像・左)と呼ばれ、ボディカラーは、白と黒のツートン。最高速度は400km/h。全方位探知レーダー、ケミカルディスチャージャー、障害物除却用レーザーレールガン4門、赤外線暗視カメラ、ウォーニングハイフラッシュパトライト、強制熱空冷放出フィンなどを装備。敵のミサイル攻撃を受けて一度破壊されてしまったが、復活時に新たな機能が加えられ、SPカードを装填することによって赤いボディのファイヤースコード(画像・右)に変形することができるようになる。ファイヤースコード時の最高速度は850km/h。変形ギミックが中々ユニークでカマロのカッコ良さをより引き立てていました。仮面ライダードライブが乗っても全く違和感なさそうな車ですね(苦笑)。







「特捜エクシードラフト」の第25話から登場した『バリアス7』のベースは、シボレー・コルベット(C4前期型)。コルベットと言えば、「特捜ロボ ジャンパーソン」でジャンパーソンが乗っていたダークジェイカーのベースにもなっていましたが、エクシードラフトでは、レッダー専用のスーパーパトカーとして活躍しました。最高速度は、通常時400km/h。ハイパースピード時は、1200km/h。ウルトラハイスピード時は、2000~3000km/hに達するそうです。




  



通常形態の「パトロールモード」と「エマージェンシーモード」があり、エマージェンシーモード時は、グレネードシューター(爆雷射出装置)、ハイパーサーチライト(特殊な紫外線照明)、マルチアンカー(多目的マニピュレータ付属の牽引装置)、ブレイクレーザー(障害物破壊用レーザー砲)、ハイドランドキャノン(化学消化銃)、アクセスレーダー(全方位レーダー)、ホバースピーダー(短距離浮上装置)の7つの機能を使用することができる。ボディカラーは、白を基調とし、ドアとボンネット部と後部に黒が配色されていて、いかにも日本のパトカーらしいカラーリング。ダークシェイカーの紫と黒のカラーリングと比べるとやや迫力に欠けますが、多種多様な武器が装備され、コルベットのダイナミックなボディも相俟って、なかなか頼りがいのあるマシーンに見えました。




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かつての特撮の定番と言えば、CMの前後に入るアイキャッチ。1980年代初期に放送されていた戦隊シリーズや宇宙刑事シリーズ、仮面ライダーなど、当時の特撮番組には、必ずイラストのアイキャッチを見かけました。このイラストつきのアイキャッチ、いつ頃から特撮の定番になったのかちょっと探ってみました。






 

「仮面ライダー」と「好き!すき!!魔女先生」は、共に1971年にスタート。どうやら70年代の初期辺りからイラストのアイキャッチが定番になっていたようですね。イラストは、原作者の石ノ森章太郎先生の直筆。







  

1975年に始まった「秘密戦隊ゴレンジャー」と「アクマイザー3」。







  

1979年にスタートした「バトルフィーバーJ」は、意外にもイラストではなく実写体の5人が並んだ画像だったんですね。1980年に放送された「仮面ライダースーパー1」には、こんなイラストも使われていましたね。







  

1982年にスタートした「宇宙刑事ギャバン」からシャイダーまでの宇宙刑事シリーズのアイキャッチもやはりイラスト。







  

1984年の「超電子バイオマン」、そして「星雲仮面マシンマン」。


戦隊シリーズは、1985年に放送された「電撃戦隊チェンジマン」まではイラストのアイキャッチでしたが、翌年(1986年)の「超新星フラッシュマン」からは、イラストではなく実写映像を使用したものになり、ゴレンジャーから10年間(バトルフィーバーJを除く)続いたイラストのアイキャッチが廃止されました。







  


メタルヒーローシリーズは、宇宙刑事シリーズまではイラスト。後番組の「巨獣特捜ジャスピオン」のアイキャッチは、当初は、図面から実体化されたジャスピオンの頭部が正面に向く映像(画像・左)でしたが、それは僅か3話で打ち切られ、4話からは、画面下に直線が引かれてタイトルロゴが表示される(画像・右)だけのごくシンプルなものに変わった。これ以降のメタルヒーローシリーズは、タイトルロゴが表示されるだけになりましたが、特警ウインスペクターからの特捜エクシードラフトまでのレスキューポリスシリーズからまたアイキャッチ(イラストではなく、それぞれのマークを使用したもの)が復活していました。仮面ライダーは、初代からスーパー1まではイラストが使われ、1987年に放送された「仮面ライダーBLACK」と翌年の「仮面ライダーBLACK RX」は、ジャスピオンと同じく画面下にラインが引かれてタイトルロゴが表示されるだけだった。



ということで、特撮のイラストのアイキャッチは、1970年代から80年代の前半辺りまで頻繁に使用され、1986年以降のアイキャッチは、実写だったり、タイトルロゴが表示されるだけものが定番化したみたいです。今年は戦隊、ライダー共にアイキャッチがありませんが、時代の流れとは言え、なんだか味気がないし物足りない感じもしますね。CMの入り方も変化して、最近は、小刻みに何度もCMが入るようになったから、その度にアイキャッチがあったら、逆に煩わしく見えてしまうかもしれませんね(苦笑)。



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