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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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特撮マシーンとして数多くの作品に登場したマツダのRX-7。その初代のSA22C型は、東映・東宝の特撮ヒーローやウルトラマン他、映画やドラマでも一時期よくテレビで見かけました。どの作品に使われていたかは、以前の記事を参考のほど。今回も特撮ヒーロー作品に登場したRX-7をいくつか取り上げます。


マグマ大使やゴッドマン、ミスアメリカなど、昔は、変身後も髪の毛を持つヒーローがいましたが、メガロマンもその一人。ロゼッタ星の宇宙人と地球人の混血児である獅子堂たかしがエナジースーツとメガロン・ブレスレットの力によってメガロマンに変身し、黒星族の怪獣と戦う東宝の巨大ヒーローもの。たかしと同じくメガロン・ブレスレットを与えられ、エナジースーツを着て戦う4人の戦士達の移動車として、黄色のSA22C型が使用されていた。黄色のSA22C型と言えば、「宇宙刑事シャイダー」のアニーの専用車としても使われていたが、それよりも五年も早くこの作品で使用されていたんですね。





『大戦隊ゴーグルファイブ』のレッド以外の4人が乗り込む専用マシーン「ゴーグルクーガー」は、見た目はジープの形になっているが、SA22C型の上部と、トヨタのハイラックスの下部をくっつけた特殊な構造になっている。他社の車同士を結合させるなんて当時の車両担当の力技はやはりズバ抜けていますね。ヘッドライト部がリトラクタブル式など、前から見ると、確かにSA22C型の面影を残しているが、横から見るとベース車がなんなのか見当がつかないくらい手の込んだ改造になっていて、中々素晴らしい。当時は、このような特殊なマシーンを見ることも特撮の醍醐味の一つでしたよね。
  





ゴーグルクーガーと同じく大改造が施された特撮マシーンと言えば、『仮面ライダーBLACK RX』に登場したライドロン。最高時速1500kmを出せる光の車。地上だけでなく、岩を砕く強力な顎「グランチャー」や「パイルエッジ」を使って地中を走り、光の粒子を噴射する「ホバースラスター」で水上走行、光波の渦を作る「スペクトラムスクリュー」を使って水中を進むことも可能なスーパーマシーン。ナイトライダーのキットのように話しもできる自我を持つマシーンです。仮面ライダー初の4輪専用車としても話題を集めました。

ベースは、SA22C型なのですが、車体の真ん中にトゲがあったり、大掛かりな改造がなされていて、もはやベース車の原型を留めていない。扉の開き方もポップアップドアのようになっていて、かなり特殊な構造になっている模様。ライドロンを見ると、どうしても「デスレース2000」の映画に登場した奇抜なマシーン達を思い出してしまうが、あれらのマシーンを超えるほどブッ飛んだデザインで、とてもユニークですね。



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最近の特撮ヒーローものは、ヒーロー側も怪人側もデザインがかなり複雑な造詣になっていますよね。昔から複雑な造詣の怪人はいたけど、さらに複雑度が増してきています。キョウリュウジャーに出てきた敵ボスや幹部は、複雑かつ色使いがカラフルで、一昔前の怪人みたいな怖さを感じさせず、ポップで楽しい雰囲気のデザインになっていました。キャンデリラとかラッキューロなんかは、昭和なら、不思議コメディシリーズに出てきそうな雰囲気のキャラクターだと思うのですが、今はロボコン路線の特撮は存在しないので、あのようなキャラクターも戦隊シリーズのほうで活躍しているみたいです。



特撮の歴史と言えば怪人の歴史。これまで様々なモチーフの怪人達が登場し、ヒーロー達と激戦を繰り広げてきたわけですが、個人的にその中でも今まで一番気になったのは、「カプセル型」の怪人達。頭をクリアなカプセル状のものに包んだ怪人のことなんですが、例えば、





こういう怪人達のことです。ちなみにこの怪人は、「宇宙鉄人キョーダイン」に登場したガス・マーダーと言うダダロイドですが、カプセル型でもっとも有名な怪人と言えばやはり・・・






「仮面ライダーストロンガー」に登場したジェネラル・シャドウ。ジェネラル・シャドウと言えば、トランプを武器に使い、トランプを撒いて姿を消し去るトランプフェイドなど、様々なトランプ技を持つブラックサタンの大幹部。以前は人間の血を引いていて、魔術師であったという噂もあるジェネラル・シャドウですが、カプセルの奥の素顔がなんとも不気味でした。腫れぼったい目に、毛細血管むき出しの肌、大きく裂けた口・・・。顔は不気味だけど、体は、全身白タイツ仕様で、喋ると声が渋くてとってもダンディという絶妙な特徴が素晴らしい味わいを醸し出しています。不気味なのに、カッコ良さもある。その理由は、やはり、卑怯な戦い方を拒み、敵なりに正々堂々とヒーローに挑む騎士道精神が備わっているからなのでしょうか。最近、スーパーヒーロー大戦などで復活しているが、新しいデザインの顔は、奥目の感じがゴッドネロスっぽくて、不気味と言えば不気味なんですが、なんか別人のようにも見えたり、ちょっと違和感が・・・。







「超電子バイオマン」のジューノイド5獣士の一人、メッツラー。初期のデザインは、ストロンガーに登場した一つ目タイタンとジェネラル・シャドウが合体したようなイメージに、かつカプセルの中の一つ目の顔が生物的で不気味だった。分身する能力や、液状に変化するなど、変幻自在の技を持っているところもより不気味さを感じさせるところでしたね。メタルメガスの砲撃に耐えて生き残り、改造手術を受けてパワーアップした時の顔は、完全に機械化しており、以前の生物的なイメージが消え、不気味な機械怪人になっていた。怪物くんのように腕を伸縮させたり、扱える能力もより不気味さが増していましたね。







「超人機メタルダー」のカプセル顔と言えば、凱聖ゲルドリングってのがいましたが、気になったのは、暴魂トップガンダーのほう。トップガンダーは、頭が真っ黒なカプセルで、カプセルそのものが顔であり、そこにちょいと刻まれた赤い片目が不気味に見えるが、なんとも言えないクールな雰囲気をも醸し出していた。メカニカルな太い左腕が特徴的で、武器は、大型のライフル。ジェネラル・シャドウやメッツラーみたいに、カプセルの中に本当の顔があるのではないか?と、リアルタイム視聴時は、色々と想像しながら見ておりましたが、一度、敵の攻撃によりトップガンダーが破壊されてしまった時に、傷ついたカプセル頭の中に、もしかしたら本当の顔が・・・?と思わせるような描写もありましたが、結局真相は闇の中・・・。メタルダーの良き理解者、良き仲間として最後まで活躍していましたね。しかしのっぺらなカプセル顔がここまでクールにカッコ良くなるなんて・・・当時は、その異端なデザインに圧倒されました。




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ついに東映が禁断の封印を解いた・・・。3月に公開される「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」で、あの藤岡弘、氏が38年ぶりに仮面ライダー1号に変身!ライダー映画に顔出し出演するのは、「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」以来ですが、本郷猛役で出演するのは、平成になってからは今回が初!!ディケイド辺りから昭和ライダーがフィーチャーされはじめ、それから毎年のように昭和ライダー達が登場する映画が作られてきましたが、変身前の役者さんが顔出しで登場することはなかった。なんと今回は、藤岡さんだけでなく、仮面ライダーX/神敬介役の速水亮氏も出演されるとのこと。


思い返せば、昭和ライダーの変身前のオリジナルメンバーが勢ぞろいしたのは、「仮面ライダーストロンガー」の最終回。日本破壊計画をたくらむデルザー軍団に立ち向かうべく、ストロンガーの元に1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾンの歴代ライダー達が集結し、7人が力を合わせてマシーン大元帥を倒した後、素顔の7人が親父さんの周りを取り囲むシーンは、壮観だった。ライダー史に強烈に残る名場面となったが、ライダーマン/結城丈二役を演じた山口暁氏や、ストロンガー/城茂役の荒木茂氏は、他界されてしまっているので、もうこの7人の揃い踏みは、二度と見ることはできない。私が一番最初に見たライダーは、スカイライダーで、この7人の活躍は、残念ながらリアルタイムでは見られなかったのですが、それでもやはり、昭和ライダーと言えば、藤岡さん演じる本郷猛のイメージが根強いですね。今回の映画では、なんと藤岡さん本人がサイクロンに乗り、走行する場面もあったり、昭和ライダーファンなら必見、感涙ものの光景が次々と見られそう。





もちろん、平成ライダーのほうも555/乾巧役を演じた半田健人氏をはじめ、数人のオリジナルキャストが出演する模様。内容は、例のごとくタイトルどおり、昭和ライダーと平成ライダーがまたしても大激突し、熾烈なバトルを繰り広げるようですが、「平成ライダーだと?甘ったれるな!!」と本郷が平成ライダーを熱く挑発しているところを察するに、どうやら先に喧嘩を吹っかけるのは、昭和ライダーのほうなのか??気づけば、平成ライダーの人数のほうが昭和ライダーのよりも上回ってしまっているし、年を重ねるごとに人数的に不利になっていく昭和ライダー…(苦笑)。CG時代になり、ビジュアル的に見ると、必殺技の派手さも平成ライダーのほうが勝っているようにみえますが、昭和ライダーの熱のこもった必殺技もCG映像によってさらに洗練されパワフルに描かれるのでしょうね。



昭和ライダーと言えば、10番目に登場した仮面ライダーゼクロス/村雨良役を演じた菅田俊氏も今回の映画に出演される噂がありますが、そのゼクロスがテレビに初登場したのは、今からちょうど30年前の1984年の正月に放送された「10号誕生!仮面ライダー全員集合!!」という歴代ライダーが集合したスペシャル番組でのこと。ゼクロスはテレビマガジンなどのヒーロー雑誌の企画で生まれたライダーで、残念ながらテレビシリーズは、実現しなかったのですが、このスペシャル番組で初めて変身し、動くゼクロスを見ることができた。



  

事実上、最後の昭和ライダーシリーズとなった「仮面ライダーBLACK RX」の終盤、世界各地で戦っていた9人のライダー達がクライシス帝国の日本総攻撃を察知して、アメリカのアリゾナ州にある1号のアジトに集結する。特訓シーンでRXは、ストロンガーや1号と戦っていた。ちなみに、その時ゼクロスの声を担当したのは、当時「超獣戦隊ライブマン」でナレーションを担当していた桑原たけし氏。菅田俊氏の顔出し出演が実現すれば、こちらも実に30年ぶりの登場となり、貴重な映像になりそうですね。




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ここ数年、仮面ライダーの劇場版は、歴代ライダーが勢ぞろいしてカオスな戦闘を繰り広げるのが定番になっていますが、最近は、カーアクションや爆破もど派手になってきていますね。「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」では、仮面ライダー部が乗るバスが宇宙鉄人ブラックナイトに襲撃される場面で壮絶なカーアクションが展開していたし、「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」では、敵役として復活したアクマイザーが巨大な装甲車に乗り、ライダー達と激烈なバトルを展開させていた。かつて「仮面ライダー(スカイライダー)」の「戦車と怪人二世部隊!8人ライダー勢ぞろい」で繰り広げられた8人ライダーと戦車のバトルを彷彿とさせる豪快なアクション演出だった。(しかし、実際アクマイザー装甲車のアクションシーンは、マッドマックス2をイメージして作られたものらしいです)


特撮ヒーローもれっきとしたアクション作品。時折予想外のど派手なカーアクションが展開することもありますよね。その中で特に印象に残っているものをいくつかご紹介致します。





「宇宙刑事ギャバン」
「走る時限爆弾! 白バイに乗った暗殺者」

ミミーが恋した白バイ警官の大条寺豪が逃走車(マクーの車)を追跡中に爆撃を受け、マクーに拉致される。ミミーから知らせを受けた烈は、ハンターキラーの指示を受けてある車に乗り込むが、途端その車は、勝手に動き出し、大暴走をはじめる。車には、30分後に爆発する時限爆弾がセットされていた。烈は、サファリパークに監禁された大条寺豪の元へ無事たどり着けることができるのか…!?

 

冒頭、都心付近で白バイ警官の大条寺豪が乗る白バイのチェイスシーンが見られるが、当時は、都心でもかなり派手なチェイスシーンを撮影できたようですね。烈がマクーの用意をした車に乗って町を暴走するシーンは、実際に公道で実車を走らせて撮影されているだけに、中々の迫力。車が走り出してから約6分間、一般車や工事作業員を巻き込み、ジャンプして運搬車に積まれたダンボールに突っ込んだり、建物に突っ込むなど、ノンストップで烈の車が大暴走する様子がコミカルに描かれています。マクーの銃撃や爆撃を受けて、さらに加速度を増して暴走し、最後は、車から脱出した烈が車と共に崖から転落する。この転落シーンは、烈役の大葉さん自身がスタントもこなしているところが凄いです。やはり何度見ても興奮してしまう。ちなみに、この人と車が同時転落するアクション演出は、後にシャイダーのオープニング映像でも使われていました。



「特捜エクシードラフト」「死の幼稚園バス」

研究所から人工衛星用のバリア装置を盗んだ氷室三兄妹が逃走中に幼稚園のバスをジャックする。バスの車内でバリア装置が作動し、バスは、無敵化するが、その装置は、大気圏内で使用すると、エネルギーを保持できず自爆してしまう危険がある。3人体制となったエクシードラフトは、暴走するバスを追跡し、バリア装置の自爆を阻止しようとするが…。


エクシードラフトは、特警ウインスペクターから続く「レスキューポリスシリーズ」第3弾目の作品。現在のライダー枠である日曜の朝8時に放送されていたシリーズですが、こんな朝っぱらから熱いアクションが見られるヒーローものがあったとは…。やはりリアルタイムで見ておくべきでしたね。初回から70、80年代の日本のアクション刑事ものを凌ぐカーアクションの連続。エクシードラフトが放送された1992年は、アクション刑事ものは、テレビでほとんど見かけなくなっていた時期で、残っていたのは、日テレの刑事貴族と石原プロの作品のみ。西部警察で一時代を築いた石原プロの作品も当時は、時代の流れを受けて大掛かりなアクションをしなかった頃。その中、東映ヒーローものがそれを受け継ぐかのごとく激しいアクションを展開させていたんですね。

 

逃走する氷室三兄妹の車をエクシードラフトのスクラムヘッドと呼ばれる四輪駆動車と数台のパトカーが追跡する。攻撃を受けたパトカーが横転したり、パトカー同士が派手にぶつかったり、バスが電話ボックスに体当たりするなどの破壊シーンは、まるで西部警察のようなど派手さだ。無敵化したバスに突っ込まれてパトカーが真っ二つに分断されてしまうシーンも驚き。新隊長として登場するドラフトレッダー=叶隼人がサングラスをかけ、バイクに乗りながら銃を撃つ姿は、あのタツを思い起こさせる。合間に無敵化したバスによって破壊される歩道橋やガソリンスタンドが爆発する特撮シーンもはさまれているが、実写のアクションとうまく噛み合って圧巻。ターボユニットを使って、秒速110メートルで走りながら、バスを追うドラフトレッダーのシーンもかなりの迫力。ドラフトレッダーがバスに必死に食らいつくも、バスと共に崖から転落してしまうシーンがあるが、これがまた凄い。CGではなく、スーツアクターの人が実際にバスと共に崖下の水溜りに落ちている。前述のギャバンのアクションの言わばバス版的な印象。


初回からここまで濃密に過激なカーアクションを繰り広げたヒーローものは、この作品ぐらいしか思い当たらない。




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実写のヒロインものってそう言えば特撮全盛期だった1970年代にもあまり製作されなかったみたいですが、しかし、探せばあるものです。現在YOUTUBU東映チャンネルで配信中の「好き! すき!! 魔女先生」。アルファ星の王女・月ひかるが地球の平和を監視するために東西学園5年D組の教師となり、様々な騒動に立ち向かう。当初は、ファンタジー路線の学園ものだったが、なんと2クールめから、月ひかるがアンドロ仮面と呼ばれるヒロインに変身して、悪と戦うアクション路線に変更された。


制作スタッフが当時人気絶頂だった「仮面ライダー」と同じメンバーであったことから、こう言った路線変更が可能だったと思われるのですが、単独ヒロインものの歴史を鑑みるに、この作品が元祖実写ヒロインものであったことは紛れもない事実であるようです。ヒロインものって言えば、私世代でもポワトリンしか浮かんでこないし、途中でアクションヒロインものに路線変更された作品なんてあまり聞いたことがなく前代未聞ですね。いろんな意味で貴重な作品です。4話は、ウルトラマンシリーズなども執筆された市川森一氏が脚本を担当されていたが、確かに一風変わった世界観が面白く、石像のソクラテスと戦う月ひかるがウルトラマンに見えた(笑)。予告編のナレーションが同時期に放送された「へんしん!ポンポコ玉」のような感じのテンションの高さで中々印象に残りました。


月ひかるの同僚の先生役で森本レオ氏が出演されています。用務員役の人は、いろんな特撮作品で見かけたことがある奥村公延氏。教頭先生は「仮面の忍者・赤影」の白影こと、牧冬吉氏。生徒役の正夫役は、後に大戦隊ゴーグルファイブでゴーグルイエロー/黄島太を演じた伍代参平(藤江喜幸)氏など、顔馴染みの人がたくさん出演されておられます。しかし、主役を演じる菊容子さんという方は、当時いろんなジャンルの作品で活躍されていたそうですが、80年代、私がテレビに熱中していた当時は、一度も見かけたことがないんですよね…。それもそのはず、なんと若干24歳の若さでお亡くなりになられていたんです。それも大変ショッキングな事件によって命を落とされてしまったようです。


菊容子さんの死因、それは、当時付き合っていた彼氏に首を絞められて殺害されてしまったとのこと。容疑者となったその彼氏も当時俳優として活躍し、やはり特撮ものにも数多く出演していた23歳の若手俳優だった。仮面ライダーV3の45話でブラックサンタを演じたり、ロボット刑事の19話にも出演しているそうです。テレビで活躍する人達同士が痴情のもつれとは言え、こういった結末を迎えてしまうと言うのは、後味が悪いし、なんとも気の毒な話です。


菊容子さん、魔女先生では、かぐや姫先生と呼ばれていましたが、確かにお人形のような雰囲気で、今にはないタイプの美人顔。そう言えば、必殺シリーズでも見かけたことがあります。もし、生きておられたら、80年代の特撮もので初の女隊長的な役柄を演じられていたかもしれないですね。もしくは、曽我町子に次ぐ悪の女王として存在感を出していたかもしれない。



実はまだアンドロ仮面の動く姿を見たことがないので、この機会に一度見てみようかと配信待ち。そろそろ21世紀のオリジナルの実写ヒロインもの、出てきてもいいはずだが…。
「東映特撮 YouTube Official」

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宇宙刑事ギャバンの映画が公開されてから早一年経ちましたが、今年は、宇宙刑事シャリバンの30周年と言うことで、シャリバンも映画で復活?と言うか、シャリバンにスポットを当てた映画が公開されました。「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」。去年の第一弾では、歴代の戦隊と仮面ライダーを中心に壮絶なバトルが展開されましたが、今年は、3人の宇宙刑事も加わり、超カオスな戦いを繰り広げていました。


第二弾に当たる今回は、歴代の東映特撮ヒーロー達が大集結し、全宇宙を征服しようとしているスペースショッカーと対決。スペースショッカーを操るのは、かつてシャリバンと激戦の末、壊滅した宇宙犯罪組織マドー。今年は、シャリバンの世界観の中でヒーロー達が大激突するわけですね。


その昔、東映のアニメ作品と戦隊などの特撮作品を数本まとめて上映する「東映まんがまつり」というものがありましたが、最近は、すっかり「東映特撮ヒーローまつり」なんですね。歴代の戦隊とライダーだけではなく、70年代の東映特撮ヒーロー(イナズマンやキョーダインなど)や、歴代のメタルヒーロー(ジライヤ、ジバン、エクシードラフト、ビーファイターなど)まで登場していました。イナズマンやキョーダインは、デザインが変更されていて、一瞬別物に見えてしまったが、キョーダインは、やはり、以前と同じく敵側のメンバーとして登場し、イナズマンは、最初は、サナギマンの状態で登場していました。ジライヤなどのメタルヒーロー達は、ゴーカイジャーがレンジャーキーを使って変身していましたが、びっくりするほど短い出番でした。内容は、あってないよう?なもの。個々のヒーロー達がどれほどの活躍を見せるのか?もうそれだけが見所、楽しんだもん勝ちって感じですかね。



宇宙犯罪組織マドーが大ボスと言うことで、どれくらいシャリバンの世界観が再現されているのか注目しました。まず、シャリバンですが、ギャバンと同じく、シャリバンのスーツもテッカテッカに輝いていました。仮面ライダービーストの仁藤が「チョコバーの包み紙みたいな奴」とか言っていましたが、いや、まあね、あんだけ輝いてたらそう見えなくもないわね(笑)。で、シャリバンが画面に現れる時、なぜだかいつも物静かに歩いて登場するんですが、それがとてつもなく不自然に見えた。後で考えたら、ああ、なるほど。オリジナルのエンディングにあった夕陽をバックにシャリバンが歩いている映像を再現しているわけか(苦笑)。何もそこで再現せんでも(爆)って感じでしたが、中々こだわりを感じる演出でした。


オリジナルでは、途中参加でしたが、第3勢力の中ボス的な役割を果たしていた軍師レイダーを復活させたのは良いですね。かつてシャリバンを死の底に追いつめたレイダーの存在は、今見てもインパクトがあり、いかにもボスらしいボスと言う感じです。レイダーと言えば、キカイダーやイナズマン、ゴレンジャーなど数多くのボスを演じられた安藤三男さんが熱演されておられましたが、本田博太郎さんのレイダーもオリジナルと同じく底知れぬ不気味さが漂っていましたね。やはり、顔出しのボスがいると、画面が引き締まります。仮面ライダーBLACKの敵だったシャドームーンとの凶悪コンビネーションも抜群。鎌から光線を放って、ヒーロー達を宙吊りにしたり、竜巻を起こして数十人いるヒーロー達をまるごと巻き込んだり、中々の強敵ぶりを見せていたが、シャリバンと戦わずして自害してしまったのは残念だった。


オリジナルでシャリバンとギャバンによって倒された魔王サイコも復活。オリジナルと比べ、随分仏像っぽい顔をしていたが、今回は、幻夢城と合体して、巨大化していました。その魔王サイコと3人の宇宙刑事が最後に対決するのかと思いきや、宇宙刑事達は、それぞれの戦闘母艦(ドルギラン、グランドバース、バビロス)に乗り込み、ドルギランから分離した電子星獣ドル、グランドバースのバトルバース・フォーメーション、バビロスのシューティング・フォーメーションによって、初代ギャバンが発射した超次元砲を食い止める。母なるに地球を破壊しようとする初代ギャバンの姿に、ちょっと違和感を持ったが、3人の宇宙刑事達の登場に加えて、CGではありましたが戦闘母艦による共闘も見られ、中々面白かった。



結局、宇宙刑事達は、直接マドーと対決するのではなく、戦隊やライダーのサイドで活躍する役回りではありましたが、シャリバンの世界観を知っていれば数倍楽しめる内容でした。シャイダーも気づけば、いつの間にか映画に登場していましたが、そう言えば、来年は、シャイダーが誕生30周年。蘇るのか神官ポー(苦笑)。不思議界復活となるか。






来年の復活の期待を込めてこのソング。






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