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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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ここ数年、仮面ライダーの劇場版は、歴代ライダーが勢ぞろいしてカオスな戦闘を繰り広げるのが定番になっていますが、最近は、カーアクションや爆破もど派手になってきていますね。「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」では、仮面ライダー部が乗るバスが宇宙鉄人ブラックナイトに襲撃される場面で壮絶なカーアクションが展開していたし、「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」では、敵役として復活したアクマイザーが巨大な装甲車に乗り、ライダー達と激烈なバトルを展開させていた。かつて「仮面ライダー(スカイライダー)」の「戦車と怪人二世部隊!8人ライダー勢ぞろい」で繰り広げられた8人ライダーと戦車のバトルを彷彿とさせる豪快なアクション演出だった。(しかし、実際アクマイザー装甲車のアクションシーンは、マッドマックス2をイメージして作られたものらしいです)


特撮ヒーローもれっきとしたアクション作品。時折予想外のど派手なカーアクションが展開することもありますよね。その中で特に印象に残っているものをいくつかご紹介致します。





「宇宙刑事ギャバン」
「走る時限爆弾! 白バイに乗った暗殺者」

ミミーが恋した白バイ警官の大条寺豪が逃走車(マクーの車)を追跡中に爆撃を受け、マクーに拉致される。ミミーから知らせを受けた烈は、ハンターキラーの指示を受けてある車に乗り込むが、途端その車は、勝手に動き出し、大暴走をはじめる。車には、30分後に爆発する時限爆弾がセットされていた。烈は、サファリパークに監禁された大条寺豪の元へ無事たどり着けることができるのか…!?

 

冒頭、都心付近で白バイ警官の大条寺豪が乗る白バイのチェイスシーンが見られるが、当時は、都心でもかなり派手なチェイスシーンを撮影できたようですね。烈がマクーの用意をした車に乗って町を暴走するシーンは、実際に公道で実車を走らせて撮影されているだけに、中々の迫力。車が走り出してから約6分間、一般車や工事作業員を巻き込み、ジャンプして運搬車に積まれたダンボールに突っ込んだり、建物に突っ込むなど、ノンストップで烈の車が大暴走する様子がコミカルに描かれています。マクーの銃撃や爆撃を受けて、さらに加速度を増して暴走し、最後は、車から脱出した烈が車と共に崖から転落する。この転落シーンは、烈役の大葉さん自身がスタントもこなしているところが凄いです。やはり何度見ても興奮してしまう。ちなみに、この人と車が同時転落するアクション演出は、後にシャイダーのオープニング映像でも使われていました。



「特捜エクシードラフト」「死の幼稚園バス」

研究所から人工衛星用のバリア装置を盗んだ氷室三兄妹が逃走中に幼稚園のバスをジャックする。バスの車内でバリア装置が作動し、バスは、無敵化するが、その装置は、大気圏内で使用すると、エネルギーを保持できず自爆してしまう危険がある。3人体制となったエクシードラフトは、暴走するバスを追跡し、バリア装置の自爆を阻止しようとするが…。


エクシードラフトは、特警ウインスペクターから続く「レスキューポリスシリーズ」第3弾目の作品。現在のライダー枠である日曜の朝8時に放送されていたシリーズですが、こんな朝っぱらから熱いアクションが見られるヒーローものがあったとは…。やはりリアルタイムで見ておくべきでしたね。初回から70、80年代の日本のアクション刑事ものを凌ぐカーアクションの連続。エクシードラフトが放送された1992年は、アクション刑事ものは、テレビでほとんど見かけなくなっていた時期で、残っていたのは、日テレの刑事貴族と石原プロの作品のみ。西部警察で一時代を築いた石原プロの作品も当時は、時代の流れを受けて大掛かりなアクションをしなかった頃。その中、東映ヒーローものがそれを受け継ぐかのごとく激しいアクションを展開させていたんですね。

 

逃走する氷室三兄妹の車をエクシードラフトのスクラムヘッドと呼ばれる四輪駆動車と数台のパトカーが追跡する。攻撃を受けたパトカーが横転したり、パトカー同士が派手にぶつかったり、バスが電話ボックスに体当たりするなどの破壊シーンは、まるで西部警察のようなど派手さだ。無敵化したバスに突っ込まれてパトカーが真っ二つに分断されてしまうシーンも驚き。新隊長として登場するドラフトレッダー=叶隼人がサングラスをかけ、バイクに乗りながら銃を撃つ姿は、あのタツを思い起こさせる。合間に無敵化したバスによって破壊される歩道橋やガソリンスタンドが爆発する特撮シーンもはさまれているが、実写のアクションとうまく噛み合って圧巻。ターボユニットを使って、秒速110メートルで走りながら、バスを追うドラフトレッダーのシーンもかなりの迫力。ドラフトレッダーがバスに必死に食らいつくも、バスと共に崖から転落してしまうシーンがあるが、これがまた凄い。CGではなく、スーツアクターの人が実際にバスと共に崖下の水溜りに落ちている。前述のギャバンのアクションの言わばバス版的な印象。


初回からここまで濃密に過激なカーアクションを繰り広げたヒーローものは、この作品ぐらいしか思い当たらない。




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