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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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東映Vシネマが誕生25周年と言うことで、スカパーでその初期作品をちらほらと見かけます。当時(1990年代初頭)丁度私もレンタルビデオ屋に通い始めた頃で、店頭でVシネマのパッケージをよく見ました。Vシネマ第1号として製作された、ベイシティ刑事で熱いガンアクションを披露していた世良公則主演の「クライムハンター」シリーズや、あぶない刑事や勝手にしやがれ!ヘイ・ブラザーで活躍していた頃の仲村トオルが主演した「狙撃」シリーズなどなど、地上波のドラマでは決して見ることができなかったハードなアクションが売りで、レンタルビデオ屋の邦画のコーナーを席巻していました。そして、この作品もその一つ。女サイボーグの活躍を描いたSFアクションものの「女バトルコップ」



舞台は、近未来の日本の首都「ネオTOKYO」。トップテニスプレイヤーの御子柴かおるは、対犯罪用ロボットを研究中の科学者で婚約者の小泉を国際犯罪組織「カルテル」に殺され、自らも瀕死の重傷を負うが、サイボーグ戦士「女バトルコップ」となって甦り、カルテルに復讐戦を挑む。



主演は、当時、あぶない刑事に二度ゲスト出演した他、ドラマやバラエティで活躍した中村あずさ氏。1990年当時、地上波の特撮番組にはメタルヒーロー枠があり、起動刑事ジバンや特警ウインスペクターなどが放送されていたが、この作品もその時代に作られたせいか、その系統に近い作風になっている。ロボコップのように体は完全に機械化されているわけではなく、生身は残っていて(なぜかシャワーシーンのサービスまである)、ウインスペクターのように、スーツを着用して戦うのですが、サイボーグと言うよりは、単に、メタルスーツを手に入れた女性が孤独に暴走しているようにしか見えない(苦笑)。そもそも、かおるがどのような改造手術を受けたのか、具体的な映像や説明がなかったので、その辺は、見る側が勝手に想像するしかない。女バトルコップには専用のバイクやメンテナンスを行う基地もあり、劇中では、戦隊やメタルヒーローのように主題歌や挿入歌まで流れていましたが、もしかしたらシリーズ化も念頭に置かれていたのかもしれないですね。




 



女バトルコップのスーツは、まさにロボコップの女版とも言うべきもので、黒とシルバーのツートンのメタリックで女型サイボーグらしくスマートなデザイン。最近公開されたリメイク版のロボコップもかなりスマートになっていたが、もしかしたら女バトルコップの影響を受けたのか?と思うくらいでしたね。ロボコップと同じく口元が露出していますが、女サイボーグらしく赤い口紅をつけているところは色っぽいが、もしかして口紅を常時装備しているとか・・・(苦笑)。ロボコップと違うところは、女バトルコップには、その口元を覆うシールドが装備されている。戦闘に入ると、シールドが口元を覆い、完全な武装モードとなっていた。ロボコップもあれだけ激しい銃弾を受けているのに、何で口元はいつも無事なのだ?何か特別なバリアに覆われているのか?などという疑問があった(苦笑)が、女バトルコップでは、その疑問を払拭させようとしていましたね。ただ、逆さ釣りにされて敵に激しく銃を乱射される時は、口元が丸出しの状態だったので違和感ありましたが・・・。イヤリングがワイヤーになったり、腕からミサイルを発射したり、武器も個性的でした。



ロボコップをリスペクトしたような演出がたくさんありましたが、劇中の所々で挟み込まれるニュース映像のシーンもそうですね。女バトルコップが敵の罠にハマリ、鎖で逆さ釣りにされて、カルテルのコマンド部隊に銃を乱射されるところも。なんと言ってもこの作品では、「アマデウス」と呼ばれるサイキック超能力者(エスパー)のマッチョマンの存在感が凄い。マスクマンのOPを思わせるような奇妙なポージングをしたり、トライアングルの中で座禅を組んだり、顔がむくむく変形するところは、メタルダーのゴッドネロスを彷彿とさせる。アマデウスが超能力を使って戦う描写がこれまた凄まじい。フォークリフト車を動かし、女バトルコップを圧殺しようとするシーンや、研究所が襲撃されるシーンで、研究所の通路の床のタイルがめくれ上がって吹き飛ぶ瞬間の映像などが圧巻でしたね。中性子レーザー砲を食らったアマデウスの人体破裂シーンもアニメーション合成が取り入れられていて、当時の特撮らしい独特の映像が印象的だった。



脇を固める出演陣も特撮に縁のある人が多く、中々豪華な面子。カルテル日本支部長・ヘンリー大場役は、冬彦さんで大ブレイクする前の佐野史郎氏が演じており、かおるの婚約者で科学者の小泉役は、メガロマンの北詰友樹氏、刑事役に宇宙刑事シリーズでコム長官を演じた西沢利明氏、戦隊シリーズで数多くの敵ボスを演じた石橋雅史氏もカルテルのコマンド部隊・チームファントムのリーダー役で出演していた。西沢氏は、西部警察でも汚職刑事役を演じていたが、やはりこの作品でも最初は、若い刑事の良き理解者と思いきや、最後は、おもいっきりワルでしたね。



ラストは、女バトルコップとヘンリー大場が対決するのかと思いきや、あの展開は肩透かしを食らった感じでちょっと物足りなかった。しかし、女サイホーグvsエスパー・マッチョマンの対決シーンはかなりハードで見応え十分。

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仮面ライダーと言えば私の中では、未だ昭和ライダーがベースにあるので、毎年奇抜なビジュアルで登場する平成ライダーを見ると、デザインや戦い方は面白いなあと思いつつも、今年もライダーじゃなかったなという違和感だけが毎年印象に残る。しかし、平成ライダーも2000年のクウガからスタートして、なんと今年で16作品目。昭和ライダーの作品数を軽く超えてしまって、もはや戦隊シリーズに続く長寿シリーズものになってしまった。私が特撮を見出した時、丁度スカイライダーが放送されていて、翌年もスーパー1が放送されたが、その後、ライダーシリーズは、1987年の秋に仮面ライダーBLACKが放送されるまで、約6年間の休止期間に入ってしまった。その間に雑誌の企画でゼクロスが登場し、84年の正月にゼクロスをメインにした仮面ライダーの特番が放送されたが、結局ゼクロスはテレビシリーズ化されなかった。


つまり、自分が一番特撮に熱中していた時期にライダーシリーズが放送されていなかったので、ライダーは、戦隊シリーズや宇宙刑事を初めとしたメタルヒーローシリーズと比べると熱が低い感じになってしまった。同じく、ウルトラマンも80以後、その派生作品みたいなのは色々あったが、同様の理由であまり見ることがなかった。特撮作品がDVDやスカパーで見られるようになってからは、昭和ライダーは全て視聴し、平成ライダーもディケイド以降は今のところ欠かさず視聴している。そして、今年は、なんと車をモチーフにしたライダーが始まると言うことで珍しくライダー初回の感想を書いてみました。



『仮面ライダードライブ』。初のスーパーカー(車)に乗るライダーであり、変身前はなんと刑事と言う設定。刑事ドラマかつ、車をメインにしたドラマと言えば、やはり世代的に西部警察を真っ先に思い出しますが、それだけではなく、車が喋る???なんと、ナイトライダーの要素まで入ってるなんて、出来過ぎじゃないかこのライダー・・・と思ったが、実は、車ではなくベルトが喋る設定なんですね。ライダーが乗るトライドロンと呼ばれる車は、実車が使用されており、ベースは、NSX。ボディカラーは赤黒のツートンカラーで、内装も赤を基調にしたデザインになっていた。ナイト2000のように自動走行も可能らしく、街を疾走する姿は中々勇ましくてカッコ良かった。


ストーリーは、初回はかなりシリアスな内容だった。全ての物質が静止したようになる「重加速」現象が世界同時に発生し、それは、「グローバルフリーズ」と名づけられる。この世界的なテロ事件の謎を解明するために、警視庁が新設した特状課(特殊状況下事件捜査課)の刑事・泊進ノ介が仮面ライダードライブとなり、「グローバルフリーズ」による殺人事件の捜査に当たる。刑事ドラマと言うことで変身前の主人公の刑事は拳銃を使います。今までの平成ライダーの主人公は、無職とかアルバイトとかの設定が多かったのですが、今回は、刑事と言う職業が強みになって、変身前の人も強く見えます。主人公だけでなく、彼をサポートする婦警・・・という言い方は今はしないのか、主人公と同じく特状課の刑事・詩島霧子も初回は、派手な動きを見せながら拳銃を撃ちまくっていた。刑事だから変身前も銃撃戦の展開があったり、往年の刑事ドラマのようなアクション場面も期待できそうですね。


ドライブのデザインについてですが、ドライブの複眼はヘッドライト風のクリアパーツになっていて、頭には、リアウィング風のアクセサリーがついています。トッキュウジャーに出てくる女型のロボットの頭にもなんかついていますが、あれもリアウィングなのかな・・・(吊り輪か)。それはさておき、やはり一番気になったのは、体にたすきのようにかけているタイヤのこと。これ、戦う時に邪魔にならないのかなと思っていたが、なんとこれが武器になるんですね。タイヤを回転させて敵の体にこすりつけたり、他にもフレアとかスパイクとかいろんなタイヤを出して、敵に投げつけることができるようです。極めつけは、トライドロンと連携した必殺技で敵怪人を撃破していた。


ドライブは赤を基調としたライダーですが、赤いライダーと言えば、最近では、Wの2号ライダーとして登場したバイク型のライダー・仮面ライダーアクセルを思い出します。きっと、劇場版での共演を考えて、ドライブをアクセルと同じ赤色にしたのではないかと勘ぐってしまいますが、このツーショットは必ず見られるのでしょうね(笑)。いずれ、2号ライダーが登場して、バディコップものになってしまう???展開もありそうですが、そしたらトミマツみたいになってしまうのかな。いや、東映ならやはりあぶない刑事か。


今では、規制が増え過ぎて、トライドロンのような劇用車は、公道もまともに走れない状態になっているということを聞いたので、ドライブの企画が本当に成立するのか気になっていたが、初回は、わりと実車の走行シーンも多く、CGとの程良いバランスのアクションも楽しめた。ジャンパーソンの頃は国会議事堂の前とか、都内のいろんな場所で自由に撮影できていたようなのに、歴代政府の悪政のせいか、はたまた外圧か理由はわからないが今は、本当に厄介で窮屈な時代になりましたね。この際、余計な規制を取っ払ってもらって、もっと面白いカーアクションができるようにしてもらいたいですね。そんな意味も込めつつ、久しぶりに色々と期待が膨らむライダーです。




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仮面ライダーが乗るマシーンと言えばバイク。昭和ライダーからこれまでの平成ライダーまで、ライダーは常にバイクに乗り、颯爽と走って悪を懲らしめてきましたが、遂にその常識が覆される?時が来た!??。10月から放送される『仮面ライダードライブ』が乗るマシーンは、バイクではなく、車?以前から噂されていた通り、今度は、車に乗るライダーだそうです。車に乗るライダーと言えば、「仮面ライダーBLACK RX」が乗っていたライドロン と呼ばれる「マツダ・RX-7」をベースに作られた実車のマシーンのことを思い出します。ライドロンについては、この間、少し取り上げましたが(その時の記事はこちら)、BLACK RXの場合は、ライドロンだけでなく、アクロバッターと呼ばれるバイクにも乗っていて、バイクと車が併用されていたが、ドライブでは、今のところトライドロンと呼ばれる車のマシーンだけがメインで活躍するようです。


ライドロンのベース車は、RX-7だったが、原型をとどめないほどに改造が施されて怪物的なマシーンになっていた。トライドロンのベース車は、どうやらホンダのNSXで、カラーリングは、ライドロンと同じ赤と黒を基調にしたものになっている。後部(トランクの上部)に二輪のタイヤが設置されていたり(おそらく、何かに変形する時に使われるものと思われる)、前部のボンネット部には、ビーム砲や様々な武器が装備されているようだが、見た目は、NSXとわかり、ライドロンほど思い切った改造はされていない様子。車内も赤と黒でかなり派手にカラーリングされているようです。




昭和には、バロム1やロボット刑事Kみたいに実車に乗るヒーローがたくさんいましたが、21世紀に入ってから、実車のマシーンに乗るヒーローを見かけることがなかっただけに、今回の実車マシーンの復活は、懐かしくもあり、久しぶりにあの頃のワクワク感が蘇りますね。昔は、公道を派手に走り回って、時に激しい爆破やカーチェイスなどのカーアクションを見せてくれましたが、はたして、今どれぐらいのこと(アクション演出)ができるのか、そこにも注目してしまいます。ところで、かつてのヒーローたちは、一体どんな車に乗っていたのか。ちょっと振り返ってみましょう。




ロボット刑事K

「ジョーカー」



「空飛ぶパトカー」とも言われるKの相棒のマシーン。ベース車は、トヨタスポーツ800。最高速度500km。エアクラフトに変形し、最高速度800kmで飛ぶこともできる。水深300mまでの潜行も可能。探査レーダー、無線機、ガス探知機などが装備されている。




快傑ズバット

「ズバッカー」



最高時速350kmを出せる原子力エンジン搭載のスーパーマシーン。後部に大型のファンを搭載し、ジョーカーと同じく飛行もできる。ベース車は、ダットサンフェアレディ。ライドロンやトライドロンと同じく、この車のカラーリングも赤と黒、そして白を基調とした凄味のあるマシーンでしたね。




特警ウインスペクター

「ウインスコード」


  

最高時速400km。敵の攻撃により一度破壊されるが、新たに通常時のパトロールスコード(写真・左)から赤色のファイヤースコード(写真・右)に変形できる機能が搭載される。ファイヤースコード時の最高時速は850km。ベース車は、3代目のシボレー・カマロ。




トライドロンにも様々な機能が備わっているのでしょうが、一部の情報では、3段変形するとか。変身ベルトが意思を持っているらしく、トライドロンに乗っている時は、車が喋るらしい。車に乗ったらもうライダーじゃねえという意見をよく見かけるが、そんなこと言ったらナイトライダーの立場が・・・(苦笑)。何はともあれ、歴代のマシーン達を超える活躍を期待したいものですね。






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Vシネマの『宇宙刑事シャリバン・シャイダー NEXT GENERATION』はその全貌が少しずつ明らかになってきておりますが、両作品の60秒ver.の予告編を見る限りでは、アクション面は、中々ハードな雰囲気で見応えがありそうですね。世代交代と言うことで、伊賀電や沢村大に変わる次世代の新しい宇宙刑事達(日向快と烏丸舟)の活躍も気になるところですが、オリジナルに熱狂した一ファンとしては、やはり、初代シャリバンの伊賀電とアニー、また、宇宙刑事3シリーズのコメディリリーフを担当した小次郎さんが新作でどのような活躍を見せるのか注目してしまいます。


2代目ギャバンは、初代と区別をつけるためかコンバットスーツのデザインが若干変わっていましたが、今回の2代目シャリバン、シャイダーは、大きなデザインの変更はなく、ほぼ初代と同じなので、動いている姿を見ていると本当に30年ぶりに蘇ったと言うか、感慨深いものがあります。オリジナルを見ていた当時は、まさか30年後に、こんな形で復活を遂げるなんてことは想像もしなかったが、4代目は、緑のメタリック、5代目は、ゴールドメタリックの宇宙刑事が出てくるのではないかと勝手に期待を膨らませた時期もありましたね。


残念ながら宇宙刑事シリーズは、3シリーズで終了し、以後は、宇宙刑事の世界観を継承したメタルヒーロー(ジャスピオンやスピルバン)が次々に現れた。今回、新宇宙刑事として登場するエステバンは、ギャバンの敵として登場していたギャバンブートレグの金色バージョンのような感じですが、子供の時イメージしていたゴールドメタリックの宇宙刑事がまさに実現したみたいでこちらも感慨深い。しかし、エステバンと言うネーミングを最初に聞いた時は、世代的に肩こりをほぐすほうのアレを思い浮かべてしまって(苦笑)、どうにも違和感があった。


シャリバンには、オリジナルに登場していたガマゴンが人型の怪人体として登場するそうで、また、新ガイラー将軍の存在も気になります。シャイダーは、アニーを受け継ぐ新女宇宙刑事タミーのハードなアクションも気になるところですが、予告編を見る限りでは、まだ敵陣(フーマ)の姿がはっきりしない。不気味な巨大顔の大帝王クビライや、男性が演じる神官ポー、ヘスラー指揮官、ギャル軍団など、ギャバン、シャリバンとは異なる不思議で独特の敵陣構成もシャイダーの魅力の一つだったわけですが、はたして、今回は、誰が復活するのか?それともしないのか?そこも注目したいところですね。



ところで、メタルヒーローシリーズは、1990年代の後半まで続きましたが、90年代を代表するものとして思い出すのは、レスキューポリスシリーズと、その次に製作された『特捜ロボ・ジャンパーソン』


ジャンパーソンは、人間型のロボットで、その動きは、まるでロボコップのようだった。宇宙刑事やそれ以後のメタルヒーローのように人間が変身するのてはなくロボット型のメタルヒーローという、珍しいタイプの作品。最初に登場した時は、革のジャンパーなどの服を着用していたが、その姿はロボット刑事Kを彷彿とさせた。初期のジャンパーソンは、誰が何のために作ったロボットなのかがわからない正体不明のロボットと言うイメージだったが、十数話経ったところでその謎が徐々に明らかにされていく。そのストーリー構成も中々斬新だった。



  


初回から数話は、ぶっ飛んだ驚きのアクションシーンの連続で、派手な銃撃戦やカーアクションに爆破、ワイヤーアクションを駆使したロボット同士のめまぐるしい激戦などかなりのインパクトがあった。さらに凄かったのは、敵陣の構成。最初は、ギルドと呼ばれるロボットマフィアの組織が登場するが、2話で早くもジャンパーソンがその組織を壊滅してしまう。その後、国際企業集団・帯刀コンツェルン、スーパーサイエンスネットワーク、武装集団「ネオギルド」と言う3つの敵組織がジャンパーソンに立ちはだかる。それまでの日本の特撮ヒーローものでは見られなかった複数の敵組織による攻防も面白かった。



そして、ジャンパーソンが乗る黒と紫のツートンのダークジェイカーと呼ばれるスーパーマシーンがまた凄い。実車が使われており、そのベースとなった車両はシボレー・コルベット。車体の左半分にはスカイジェイカーと呼ばれる戦闘機を搭載しており、車体と分離して空からの攻撃も可能になる。ジバンのポンティアック・ファイヤーバード・トランザムをベースにしたレゾンや、ウインスペクターのシボレー・カマロをベースにしたウインスコードなど、この頃のメタルヒーローは、外車をベースにしたマシーンが活躍していましたが、コルベットを改造したダークジェイカーもその姿や走りはとても迫力がありましたね。なんといっても黒と紫の絶妙のカラーリングデザインが秀逸。スカイジェイカーは、ローターのないエアーウルフと言う感じにも見えました。スカイジェイカーが離脱した状態のダークジェイカーは、「ランドジェイカー」と呼ばれ、ボディの左側から巨大なキャノン砲を伸ばして武装スタイルになるところも圧巻だった。




  



シャリバン・シャイダーのNEXT GENERATIONでモトシャリアンやブルホークなどのマシーンの復活があるのかどうかも注目ですが、秋からスタートする新ライダー『仮面ライダードライブ』にも、なんと、実車マシーンが出ると言う噂が。ベース車はまだ不明(ホンダのNSXっぽい?)だが、カラーリングは、赤と黒のツートンの模様。事実だとすれば、仮面ライダーBLACK RXに登場したライドロン以来の仮面ライダー・実車マシーンの登場となりますが、これも気になるところです。




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今年は、あの『特捜戦隊デカレンジャー』が誕生10周年。再び特撮にハマるきっかけになったこの作品も、気づけば10年前の作品・・・。東映チャンネルで久しぶり見たが、デカレンジャーの頃はまだ画面のサイズが4:3のブラウン管サイズだったんですね。しかも、当時はフィルム撮影。時代の流れを感じます。そして『超電子バイオマン』が誕生30周年。同時期に放送されていた『宇宙刑事シャイダー』も30周年記念と言うことで、今年Vシネマで復活しますが、主役を演じた円谷浩さんがいないのが本当に残念。しかし、シャイダーは、放送当時に劇場版が2本『宇宙刑事シャイダー』と『宇宙刑事シャイダー 追跡! しぎしぎ誘拐団』が公開されているので、今度のVシネを見る時は、一緒にこの2本も見て追悼したい。


関西では、戦隊の放送が金曜日の夕方5時30分だったので、キー局よりも一週遅れで見ていたことになりますが、夏になると高校野球の放送があって、よく休止になることが多かったです。休止になったエピソードは、飛ばされてしまったか、あるいは別の時間に放送されたのかはよく覚えてませんが、おそらく毎年、その時期に放送されたエピソードは見逃していたと思います。あの頃も今みたいに日曜の朝7時30分からの放送だったら、放送時間の短縮もなかっただろうし、高校野球で休止になることもなく楽しめたんでしょうね。



1984年は、特撮的には特別な年だったと思っているのですが、それはなぜかと言うと、なんと、バイオマンと同じ放送時間帯にもう一つ特撮番組が放送されたからです。その特撮番組とは、『星雲仮面マシンマン』。特撮ヒーローものと言えば、当時はまだフジテレビが不思議コメディシリーズを放送していたが、ほぼテレビ朝日の独占状態。そこへ日本テレビが急にこのマシンマンの放送を始めたので、当時は、日テレでも特撮やるんだなあと意外に思ったが、戦隊でもメタルヒーローでもないオリジナルのヒーローと言うことで、物凄く新鮮さがあった。でも、テレビマガジンなどで最初にマシンマンの姿を見た時は、正直言うと「えっ?」と言う印象だった(苦笑)。


ライダーマンみたいな口出しのマスクは、目のゴーグル部分が鼻先の位置にあって下過ぎるし、妙に頭の部分が大きいし、スーツのデザインもメタルヒーローと比べると地味。でも、番組を見て、マシンマンのアクションを見たら、デザインの違和感は一気にふっとんだ。動きが物凄く俊敏かつ華麗でカッコ良かった。戦闘に入る前に、つけていたマントを消す細かい演出も面白かったし、サーベルを使ったアクションも素晴らしかった。アップテンポなカメラワークやカット割り、アクション演出も最高。主題歌や劇伴は、アニメの「ルパン三世」や「スペースコブラ」の大野雄二氏が担当しているので、緊迫感あるし、少し大人のムードも漂い、マシンマンのテンポ抜群のアクションとぴったりマッチしていたのが良かった。


戦隊やメタルヒーローとは異なる変身プロセスも良かった。戦隊はブレス、メタルヒーローは、変身ポーズだったが、マシンマンは、感情の高ぶりによって、イクシードコンバート(超転換)し、瞬時に変身する。ドルフィンと呼ばれるスーパーマシンを呼び出して、その中でイクシードコンバートする場面が多かったが、ドルフィンがなくても変身できる。最初見た時、ワープスロットルが変身アイテムなのかと思っていたが、あれは、ドルフィンを呼び出す装置でもあり、またスロットルガンに変形して、武器としても使える道具だったんですね。ドルフィンは、実車も用意され、実際にマシンマン役のスーツアクターが乗り込んでいる場面も見られたが、あの狭い空間の中でちょこまかとハンドルを動かしている姿は、滑稽でしたね(笑)。



ドルフィンのワイヤーフレーム合成の場面は、
当時おおお!となり、圧倒された。


ヒーローものと言えば、最後は、敵怪人を倒して一件落着と言うパターンが定番ですが、マシンマンの場合は、鉄人モンスやその部下兵士のようなアンドロイドの敵もいたが、単に悪い心を持った人間が敵となり、マシンマンと戦うことが多かった。人間との戦闘時は、マシンマンがその敵の人間を倒した後、カタルシスウェーブと呼ばれる光線を出して、人間の悪い心を善に変えて改心させる。このカタルシスウェーブってどのヒーローよりも最強の技ですよね。現実にこれがあれば、世界の紛争はなくなるんじゃないか(笑)。



マシンマンも今年誕生30周年と言うことで、現在東映チャンネルで放送されております。10年程前にネットで全視聴しましたが、また改めて見ると、個性的な俳優さんがたくさん出演されていて、とても豪華に感じました。テンタクルのボス・プロフェッサーK役は、「仮面ライダー」で死神博士を演じた天本英世氏。オクトパスのボスのレディーM役は、「電子戦隊デンジマン」で幹部のケラーを演じた元宝塚出身の湖条千秋氏。高瀬健のガールフレンドで新聞記者の葉山真紀役は、「巨獣特捜ジャスピオン」でアンリを演じた塚田聖見氏。ボールボーイの声は、「電子戦隊デンジマン」のへドリアン女王など、数々の悪女を熱演された曽我町子氏が担当されている。マシンマン=高瀬健役の佐久田脩氏はこのマシンマンで初めて知ったが、子役時代にも「好き! すき!! 魔女先生」や、「超人バロム・1」などいろんな特撮作品に出演されていたんですね。



平成に入ってからは、マシンマンやバイクロッサーの流れを汲むような東映のオリジナルヒーロー作品は、中々お目にかかれませんが、それらを受け継いだヒーローものもまた見てみたいですね。いつかバイクロッサーの再放送もお願いしたい。








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今年は、宇宙刑事シャイダーが誕生30周年。一昨年のギャバンの時は、リメイク版が劇場公開されましたが、去年のシャリバンの時は、「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」で敵陣にマドーが登場したり、シャリバンが一応メインで活躍する話にはなっていたが単独の映画は実現しなかった。しかし、シャリバンとシャイダーがなんとVシネマで復活すると言うニュースが飛び込んで参りました。


タイトルは、
「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」
「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」



一昨年公開された「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」では、先代のギャバン=一乗寺烈と二代目ギャバン=十文字撃が共闘するストーリーになっていて、一乗寺烈の登場も話題になりましたが、今回のシャリバンには、先代シャリバン=伊賀電と、シャイダーには、シャイダーの相棒だった女宇宙刑事アニーが登場するそうです。伊賀電役は、もちろんオリジナルと同じく渡洋史氏。渡氏と言えば、伊賀電役でギャバンのエピソードにも出演し、「巨獣特捜ジャスピオン」では、ジャスピオンの仲間のブーメラン役、そして、「時空戦士スピルバン」でまたまた主役のスピルバン=城洋介役を演じて異例の二度目の主演を果たし、初期のメタルヒーローシリーズで活躍されていましたが、ついに30年ぶりに伊賀電役でシャリバンの出演が実現。リアルタイムで夢中で見た作品なのでこの復活はやはり嬉しいですね。ギャバンの映画と同じく、伊賀電が二代目シャリバン=日向快と共闘するストーリーになるんでしょうが、どんなアクションが展開されるのか非常に楽しみです。


シャイダー=沢村大役を演じた円谷浩さんは、2001年に他界されているので、今回のVシネマで姿を拝見できないのは本当に残念。しかし、シャイダーには、その相棒のアニーを演じた森永奈緒美氏が出演されるそうです。森永氏と言えば、劇場公開された「仮面ライダーZO」以来の特撮ものの出演ですが、やはり、JAC出身ともあってシャイダーの劇中では、主役のシャイダーを超える存在感でハードなアクションを披露されていました。当時、購読していたテレビマガジンでアニーの写真を初めて見た時は、ミミーやリリーみたくあくまで主人公をサポートする偵察員程度の役割だろうなと思っていたが、番組が始まったら沢村大よりも活発に動き回る女宇宙刑事だったので、その派手な活躍ぶりに圧倒されましたね。今度のリメイク版では、ギャバンの映画にも登場していた二代目シャイダー=烏丸舟とその相棒の女宇宙刑事タミーが新たに登場するみたいですが、アニーとタミーがどんなやりとりを見せてくれるのか、こちらも楽しみですね。


シャリバンのほうには、その相棒としてシシーなる女性の宇宙科学捜査官が出るそうですが、気になるのは、宇宙犯罪組織ネオマドーの幹部として登場するガイラー将軍の配役。二代目ドクター・ポルターは登場するのだろうか。そう言えば、ギャバンの映画にハンターキラーが登場しなかったのは残念だった。シャイダーの敵幹部と言えばやはり、神官ポー。ポーは、大帝王クビライの孫娘で、一応女性と言う設定だが、子供の目から見てもポーを演じている俳優が男であることはすぐにわかったし(笑)、当時は物凄くセンセーショナルでインパクト抜群のキャラクターでしたね。


なぜポーを男性の配役にしたのかとても不思議に思ったが・・・つまりそういうことなんでしょうね(笑)。確かにフーマの不思議世界のイメージにぴったりマッチしているし、スタッフの狙い通りの配役だったのでしょう。シャイダーの最終回で、クビライのエネルギーによって美しさを保ってきたポーは、クビライがシャイダーに倒された後、その美しさを維持できなくなり(年齢は1万2000歳)、シャイダーとは戦わず姿を消してしまった。ということは、どこかでまだ生きている可能性があるということですね。ガイラーと同じく不思議界になくてはならない存在としてぜひとも復活を期待したいが、はたして・・・。



ギャバンの映画には、コム長官役の西沢利明さんが出演されていて感激したが、去年お亡くなりになってしまい、今回のシャリバン、シャイダーの新作でお姿を見られないのが本当に残念。ギャバンの映画では、渡辺宙明さんの緊迫感のあるBGMが流れていましたが、いまいち物足りなかった。今度の新作では、できればオリジナルで使用していたBGMやブリッジをもっと多用して欲しいなあ。






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