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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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今年は、あの『特捜戦隊デカレンジャー』が誕生10周年。再び特撮にハマるきっかけになったこの作品も、気づけば10年前の作品・・・。東映チャンネルで久しぶり見たが、デカレンジャーの頃はまだ画面のサイズが4:3のブラウン管サイズだったんですね。しかも、当時はフィルム撮影。時代の流れを感じます。そして『超電子バイオマン』が誕生30周年。同時期に放送されていた『宇宙刑事シャイダー』も30周年記念と言うことで、今年Vシネマで復活しますが、主役を演じた円谷浩さんがいないのが本当に残念。しかし、シャイダーは、放送当時に劇場版が2本『宇宙刑事シャイダー』と『宇宙刑事シャイダー 追跡! しぎしぎ誘拐団』が公開されているので、今度のVシネを見る時は、一緒にこの2本も見て追悼したい。


関西では、戦隊の放送が金曜日の夕方5時30分だったので、キー局よりも一週遅れで見ていたことになりますが、夏になると高校野球の放送があって、よく休止になることが多かったです。休止になったエピソードは、飛ばされてしまったか、あるいは別の時間に放送されたのかはよく覚えてませんが、おそらく毎年、その時期に放送されたエピソードは見逃していたと思います。あの頃も今みたいに日曜の朝7時30分からの放送だったら、放送時間の短縮もなかっただろうし、高校野球で休止になることもなく楽しめたんでしょうね。



1984年は、特撮的には特別な年だったと思っているのですが、それはなぜかと言うと、なんと、バイオマンと同じ放送時間帯にもう一つ特撮番組が放送されたからです。その特撮番組とは、『星雲仮面マシンマン』。特撮ヒーローものと言えば、当時はまだフジテレビが不思議コメディシリーズを放送していたが、ほぼテレビ朝日の独占状態。そこへ日本テレビが急にこのマシンマンの放送を始めたので、当時は、日テレでも特撮やるんだなあと意外に思ったが、戦隊でもメタルヒーローでもないオリジナルのヒーローと言うことで、物凄く新鮮さがあった。でも、テレビマガジンなどで最初にマシンマンの姿を見た時は、正直言うと「えっ?」と言う印象だった(苦笑)。


ライダーマンみたいな口出しのマスクは、目のゴーグル部分が鼻先の位置にあって下過ぎるし、妙に頭の部分が大きいし、スーツのデザインもメタルヒーローと比べると地味。でも、番組を見て、マシンマンのアクションを見たら、デザインの違和感は一気にふっとんだ。動きが物凄く俊敏かつ華麗でカッコ良かった。戦闘に入る前に、つけていたマントを消す細かい演出も面白かったし、サーベルを使ったアクションも素晴らしかった。アップテンポなカメラワークやカット割り、アクション演出も最高。主題歌や劇伴は、アニメの「ルパン三世」や「スペースコブラ」の大野雄二氏が担当しているので、緊迫感あるし、少し大人のムードも漂い、マシンマンのテンポ抜群のアクションとぴったりマッチしていたのが良かった。


戦隊やメタルヒーローとは異なる変身プロセスも良かった。戦隊はブレス、メタルヒーローは、変身ポーズだったが、マシンマンは、感情の高ぶりによって、イクシードコンバート(超転換)し、瞬時に変身する。ドルフィンと呼ばれるスーパーマシンを呼び出して、その中でイクシードコンバートする場面が多かったが、ドルフィンがなくても変身できる。最初見た時、ワープスロットルが変身アイテムなのかと思っていたが、あれは、ドルフィンを呼び出す装置でもあり、またスロットルガンに変形して、武器としても使える道具だったんですね。ドルフィンは、実車も用意され、実際にマシンマン役のスーツアクターが乗り込んでいる場面も見られたが、あの狭い空間の中でちょこまかとハンドルを動かしている姿は、滑稽でしたね(笑)。



ドルフィンのワイヤーフレーム合成の場面は、
当時おおお!となり、圧倒された。


ヒーローものと言えば、最後は、敵怪人を倒して一件落着と言うパターンが定番ですが、マシンマンの場合は、鉄人モンスやその部下兵士のようなアンドロイドの敵もいたが、単に悪い心を持った人間が敵となり、マシンマンと戦うことが多かった。人間との戦闘時は、マシンマンがその敵の人間を倒した後、カタルシスウェーブと呼ばれる光線を出して、人間の悪い心を善に変えて改心させる。このカタルシスウェーブってどのヒーローよりも最強の技ですよね。現実にこれがあれば、世界の紛争はなくなるんじゃないか(笑)。



マシンマンも今年誕生30周年と言うことで、現在東映チャンネルで放送されております。10年程前にネットで全視聴しましたが、また改めて見ると、個性的な俳優さんがたくさん出演されていて、とても豪華に感じました。テンタクルのボス・プロフェッサーK役は、「仮面ライダー」で死神博士を演じた天本英世氏。オクトパスのボスのレディーM役は、「電子戦隊デンジマン」で幹部のケラーを演じた元宝塚出身の湖条千秋氏。高瀬健のガールフレンドで新聞記者の葉山真紀役は、「巨獣特捜ジャスピオン」でアンリを演じた塚田聖見氏。ボールボーイの声は、「電子戦隊デンジマン」のへドリアン女王など、数々の悪女を熱演された曽我町子氏が担当されている。マシンマン=高瀬健役の佐久田脩氏はこのマシンマンで初めて知ったが、子役時代にも「好き! すき!! 魔女先生」や、「超人バロム・1」などいろんな特撮作品に出演されていたんですね。



平成に入ってからは、マシンマンやバイクロッサーの流れを汲むような東映のオリジナルヒーロー作品は、中々お目にかかれませんが、それらを受け継いだヒーローものもまた見てみたいですね。いつかバイクロッサーの再放送もお願いしたい。








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