10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
1983年7月15日…家庭用ゲーム機に大革命が起きたあの日からまもなく30周年を迎えます。当時フジテレビの火曜日の夜に放送されていたドリフ大爆笑の番組中にファミリーコンピュータのCMがよく流れていましたね。マリオブラザーズ、ベースボール、ゴルフ、ワイルドガンマン、ファミリーベーシックなどなど、CMが流れる度、食いつくように見ていた。エアーウルフのモフェットや当時放送中だったドクタースランプのアニメで則巻千兵衛の声を担当されていた内海賢二さんがナレーションを担当されていました。しかし、当時14800円もするゲーム機を子供が買うのは、至難の業。こどもの日とかクリスマスとか誕生日であってもなかなかそんな高額な物は買ってもらえなかった。仕方ないので、友達の家をたくさん回って、そこでいろんなゲームをやりまくった。バンゲリングベイ、ゼビウス、エレベーターアクション、ギャラガ、スペースインベーダー、ナッツ&ミルク、ゴルフ…。
2年後の夏にうちでもようやくファミコンができるようになり、毎日鬼のように遊んだ記憶があります。初めて買ったカセットは、マリオブラザーズとイーアルカンフー。ちょうどその頃は、スーパーマリオブラザーズが発売されて間もない頃で、やはり、大人気でどこの店も売り切れで予約しないと入手できない状態だった。なので手に入るまでの間、この2本で我慢し、しばらくしてハドソンから出たシューティングゲーム、スターフォースを手に入れ夢中になった。当時、藤子不二雄の漫画がいくつも連載されていたコロコロコミックとハドソンが手を組んで、ファミコン全国キャラバン大会なるものが夏休みに開催され、コロコロでそのイベントの特集ページをよく読んだものですが、その時、使われたゲームがスターフォースだった。
そのキャラバンでいちやく有名になったのが、高橋名人。スターフォースやスターソルジャーなどとかくシューティングゲームは、いかに敵を早く撃ち倒すかが肝であるが、当時は、もちろんのことコントローラーに連射機能などはついておらず、とにかくボタンの早押しに熱中した時代。高橋名人は、ハドソンの社員であり、早押しの先駆者でもあり、1秒間に16連打する技を生み出して、普通の連打では、中々倒せない敵をものの見事に撃破して、当時の子供達を驚愕させた。その影響も受けて、ハドソンから発売されたシュウォッチなる連射測定機能付きの時計を買って、一時期夢中になってボタンの早押しを鍛えたこともあったが、まあ今考えてみると、のどかで熱い時代だったというべきか…(笑)。
そして、さらに驚愕したのは、その高橋名人がファミコンのゲームになってしまったことだ。タイトルは、その名も『高橋名人の冒険島』。これが思いの他面白くて、当時スーパーマリオ以上に熱中してしまった。スーパーマリオと同じく、横スクロールのアクションゲームで森、山、洞窟、海などの8エリア4ラウンドからなる全32ステージの構成になっている。キュラ大王にさらわれた恋人ティナを救うため、高橋名人が南洋の冒険島でアドベンチャーを繰り広げる。当時驚いたことは、例えば、山の斜面をのぼる時は、画面もその斜面に合わせるように斜めに動いたり、また、段差を降りる時も画面がその動きに合わせて斜め下に動いたりと、ただの横スクロールではなく、斜めの動きも取り入れていたところ。これは、当時、画期的だった。
一見簡単そうに見えるのだが、バイタリティゲージがあって、進むごとに画面に現れるフルーツを取って、バイタリティを維持しなければならないのが結構やっかいだ。最終ステージに近づくに連れ、バイタリティを維持するのが難しくなってくる。卵を割ると出てくるスケボーが意外に役に立たないし、路上に置かれている石につまずくとバイタリティは減るし、石のすぐそばで待ち構えている蛇が意外とうっとうしくて、石に斧を当てると、蛇が口から炎を吐き出してくる。これで何度も痛い目にあった。なので隠し卵の中に入っているマジカルファイヤーは必須アイテム。これがあると石を消せるのでつまずくことはない。
しかし、このゲーム、結局8-3ぐらいまで行ったのに完全クリアせずに終わってしまっている。8-3が超ゲキムズでどれだけ頑張ってもバイタリティが持たなくて駄目だった。ちなみに、このゲームは、続作が3本作られている。残念ながら続作は、高橋名人の冒険島Ⅱしかやったことがないが、何でやらなかったのかなあと調べてみたら、二作目が発売されたのは、一作目(1986年発売)の5年後(1991年)だったから。もっと早めに出してくれていたらハマっていたかもしれない。91年ってもうすでにスーパーファミコンの時代になっていたと思うが、その頃まだファミコンで頑張っていたんですね。高橋名人の冒険島を生んだそのハドソンも今は、コナミに吸収されて、事実上消滅。バーイ、ハドソン!

8-3の前の8-2にもかなりゲキムズだった。
2年後の夏にうちでもようやくファミコンができるようになり、毎日鬼のように遊んだ記憶があります。初めて買ったカセットは、マリオブラザーズとイーアルカンフー。ちょうどその頃は、スーパーマリオブラザーズが発売されて間もない頃で、やはり、大人気でどこの店も売り切れで予約しないと入手できない状態だった。なので手に入るまでの間、この2本で我慢し、しばらくしてハドソンから出たシューティングゲーム、スターフォースを手に入れ夢中になった。当時、藤子不二雄の漫画がいくつも連載されていたコロコロコミックとハドソンが手を組んで、ファミコン全国キャラバン大会なるものが夏休みに開催され、コロコロでそのイベントの特集ページをよく読んだものですが、その時、使われたゲームがスターフォースだった。
そのキャラバンでいちやく有名になったのが、高橋名人。スターフォースやスターソルジャーなどとかくシューティングゲームは、いかに敵を早く撃ち倒すかが肝であるが、当時は、もちろんのことコントローラーに連射機能などはついておらず、とにかくボタンの早押しに熱中した時代。高橋名人は、ハドソンの社員であり、早押しの先駆者でもあり、1秒間に16連打する技を生み出して、普通の連打では、中々倒せない敵をものの見事に撃破して、当時の子供達を驚愕させた。その影響も受けて、ハドソンから発売されたシュウォッチなる連射測定機能付きの時計を買って、一時期夢中になってボタンの早押しを鍛えたこともあったが、まあ今考えてみると、のどかで熱い時代だったというべきか…(笑)。
そして、さらに驚愕したのは、その高橋名人がファミコンのゲームになってしまったことだ。タイトルは、その名も『高橋名人の冒険島』。これが思いの他面白くて、当時スーパーマリオ以上に熱中してしまった。スーパーマリオと同じく、横スクロールのアクションゲームで森、山、洞窟、海などの8エリア4ラウンドからなる全32ステージの構成になっている。キュラ大王にさらわれた恋人ティナを救うため、高橋名人が南洋の冒険島でアドベンチャーを繰り広げる。当時驚いたことは、例えば、山の斜面をのぼる時は、画面もその斜面に合わせるように斜めに動いたり、また、段差を降りる時も画面がその動きに合わせて斜め下に動いたりと、ただの横スクロールではなく、斜めの動きも取り入れていたところ。これは、当時、画期的だった。
一見簡単そうに見えるのだが、バイタリティゲージがあって、進むごとに画面に現れるフルーツを取って、バイタリティを維持しなければならないのが結構やっかいだ。最終ステージに近づくに連れ、バイタリティを維持するのが難しくなってくる。卵を割ると出てくるスケボーが意外に役に立たないし、路上に置かれている石につまずくとバイタリティは減るし、石のすぐそばで待ち構えている蛇が意外とうっとうしくて、石に斧を当てると、蛇が口から炎を吐き出してくる。これで何度も痛い目にあった。なので隠し卵の中に入っているマジカルファイヤーは必須アイテム。これがあると石を消せるのでつまずくことはない。
しかし、このゲーム、結局8-3ぐらいまで行ったのに完全クリアせずに終わってしまっている。8-3が超ゲキムズでどれだけ頑張ってもバイタリティが持たなくて駄目だった。ちなみに、このゲームは、続作が3本作られている。残念ながら続作は、高橋名人の冒険島Ⅱしかやったことがないが、何でやらなかったのかなあと調べてみたら、二作目が発売されたのは、一作目(1986年発売)の5年後(1991年)だったから。もっと早めに出してくれていたらハマっていたかもしれない。91年ってもうすでにスーパーファミコンの時代になっていたと思うが、その頃まだファミコンで頑張っていたんですね。高橋名人の冒険島を生んだそのハドソンも今は、コナミに吸収されて、事実上消滅。バーイ、ハドソン!
8-3の前の8-2にもかなりゲキムズだった。
PR
シルベスター・スタローンを筆頭にメジャーなアクションスター達が大集結した超アクションムービー『エクスペンダブルズ2』。前作同様、スタローン演じる傭兵部隊エクスペンダブルズのリーダー、バーニー・ロスとジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスを中心に物語が展開します。今回エクスペンダブルズは、東欧のバルカン山脈の山岳地帯に墜落した輸送機の積荷を回収する依頼を引き受け、同じくその積荷を狙う犯罪武装集団と対立する。メンバー達がそれぞれ装甲車に乗り込み、激しい銃撃戦を繰り広げるなど、冒頭から強烈なアクションが展開し、まさに80年代戦争アクションここに復活ってな感じで、そのパワフルさが非常に懐かしくもあり、新鮮でもあった。
前作では、本当に僅かの出演であったアーノルド・シュワルツェネッガーが今回は、スタローンと手を組み派手なアクションを見せている。ようやく80年代の2大ビックアクションスターが夢の共演を果たしたと言う印象です。さらに、今回は、ブルース・リー主演の『ドラゴンへの道』でリーの敵役となり、その後、『地獄のヒーロー』『デルタ・フォース』など数々のアクション作品に出演したあのチャック・ノリスもエクスペンダブルスの危機にかけつけるベテランの傭兵役で出演している。姿を現さずに、対戦車ミサイルをブッ放して、あっさり戦車を撃破してしまったり、往年の激しい動きは見られなかったものの、その存在感は絶大。そして、チャック・ノリスの『地獄のヒーロー』にスタントマンとして参加し、『ダブル・インパクト』『ハード・ターゲット』など90年代に数々のアクション作品に出演したジャン=クロード・ヴァン・ダムがエクスペンダブルズの敵役で武装集団「サング」のリーダー、ジャン・ヴィランを演じている。クライマックスのスタローンvsヴァン・ダムの格闘シーンは、中々見応えあったが、できれば『ユニバーサル・ソルジャー』で共演したこともあるドルフ・ラングレンとヴァン・ダムの対決も見てみたかったものです。
一方、前作では、大活躍していたイン・ヤン役のジェット・リーは、序盤での中国人救出作戦後、早々チームを離れてしまい、今回は、出番が少なかった。また、前作に出演したミッキー・ロークは、今回出演していない。ミッキー・ロークって確かに全盛期にアクションものに多数出てはいたけど、こう言う戦争アクションものに出たことってあまりなかったし、さほど気にはならなかったけど、やはり、今回も出てもらいたかった。
やはり、一番動いていたのは、このメンバーの中で一番若いジェイソン・ステイサムで、スタローンやシュワちゃん、終盤でようやく現場にやってきたブルース・ウィリスは、終始銃を撃ちまくる程度で格闘シーンなどが少ないのが物足りなかったが、その三人が同じ画面に映っているだけでも思わずおーっと、唸り声を上げてしまうほど感動する。考えてみたら、50、60代のこの面子が今アクション映画に出ていることだけでもとてももの凄いことなんだろうな。
ブルース・ウィリスと言えば、『エイリアン』のシガニー・ウィーバーと共演していた『シャドー・チェイサー』でも序盤でフェードアウトしてしまうし、最近、そういう役を好んで引き受けているのだろうか…。シュワちゃんもまもなく公開される『ラストスタンド』でアクション映画に本格復帰するし、ここのところ80年代のようなパワフルなアメリカ映画が再び戻ってきた感じがありますが、そろそろ新しいアクションスターも出てきて欲しいところ。「3」があるなら、最新作『ライジング・ドラゴン』でアクション映画は、最後とか言ってるが、今度こそは、ジャッキーにも出演してもらいたい。
前作では、本当に僅かの出演であったアーノルド・シュワルツェネッガーが今回は、スタローンと手を組み派手なアクションを見せている。ようやく80年代の2大ビックアクションスターが夢の共演を果たしたと言う印象です。さらに、今回は、ブルース・リー主演の『ドラゴンへの道』でリーの敵役となり、その後、『地獄のヒーロー』『デルタ・フォース』など数々のアクション作品に出演したあのチャック・ノリスもエクスペンダブルスの危機にかけつけるベテランの傭兵役で出演している。姿を現さずに、対戦車ミサイルをブッ放して、あっさり戦車を撃破してしまったり、往年の激しい動きは見られなかったものの、その存在感は絶大。そして、チャック・ノリスの『地獄のヒーロー』にスタントマンとして参加し、『ダブル・インパクト』『ハード・ターゲット』など90年代に数々のアクション作品に出演したジャン=クロード・ヴァン・ダムがエクスペンダブルズの敵役で武装集団「サング」のリーダー、ジャン・ヴィランを演じている。クライマックスのスタローンvsヴァン・ダムの格闘シーンは、中々見応えあったが、できれば『ユニバーサル・ソルジャー』で共演したこともあるドルフ・ラングレンとヴァン・ダムの対決も見てみたかったものです。
一方、前作では、大活躍していたイン・ヤン役のジェット・リーは、序盤での中国人救出作戦後、早々チームを離れてしまい、今回は、出番が少なかった。また、前作に出演したミッキー・ロークは、今回出演していない。ミッキー・ロークって確かに全盛期にアクションものに多数出てはいたけど、こう言う戦争アクションものに出たことってあまりなかったし、さほど気にはならなかったけど、やはり、今回も出てもらいたかった。
やはり、一番動いていたのは、このメンバーの中で一番若いジェイソン・ステイサムで、スタローンやシュワちゃん、終盤でようやく現場にやってきたブルース・ウィリスは、終始銃を撃ちまくる程度で格闘シーンなどが少ないのが物足りなかったが、その三人が同じ画面に映っているだけでも思わずおーっと、唸り声を上げてしまうほど感動する。考えてみたら、50、60代のこの面子が今アクション映画に出ていることだけでもとてももの凄いことなんだろうな。
ブルース・ウィリスと言えば、『エイリアン』のシガニー・ウィーバーと共演していた『シャドー・チェイサー』でも序盤でフェードアウトしてしまうし、最近、そういう役を好んで引き受けているのだろうか…。シュワちゃんもまもなく公開される『ラストスタンド』でアクション映画に本格復帰するし、ここのところ80年代のようなパワフルなアメリカ映画が再び戻ってきた感じがありますが、そろそろ新しいアクションスターも出てきて欲しいところ。「3」があるなら、最新作『ライジング・ドラゴン』でアクション映画は、最後とか言ってるが、今度こそは、ジャッキーにも出演してもらいたい。
刑事ドラマと言えばカーアクション。カーチェイスや銃撃戦の末、横転、爆発と言うのが昔の刑事ドラマのアクションスタイルでしたが、最近は、その伝統芸もすっかり消えてしまって、ある意味見所が薄くなってしまいました。かつては、国産の新車だろうがポンコツ車だろうがなんでもかかってこいってな感じで次々クラッシュ、爆発のオンパレードでしたが、ああ、あの時代が懐かしい。
70年代から80年代の刑事ドラマは、国産の新車もそうですが、有名な外国産の車もカーアクションでよく使用されていましたね。各テレビ局、とにかくカーアクションに力入れていたあの時代…。
『大空港』「ウルトラスーパーデカ 神坂紀子の華麗なる追跡!」の冒頭で登場するプリムス・ヴァリアント。クライスラー社が1976年頃まで生産していた車でスティーブン・スピルバーグの映画『激突!』でも使用されていた名車です。この話では、カーブの続く山道でプリムス・ヴァリアントを運転している男が突然意識を朦朧とさせて蛇行運転を始め、対向車線を走っていたバスとの衝突を避けようとして、ガードレールをぶち破り、そのまま、勢い良く崖から転落する。空中で爆発して、地面に落ち無残に炎に包まれるプリムス・ヴァリアント。この回は、他にも神坂刑事の知り合いで、保険会社の調査員が乗る黒のクラウンが爆発したり、グロリアとクラウンが体当たり合戦したり、カーアクションシーンがてんこ盛り。しかし、この頃のフジ月9は予算と技術がたんまりあったんですなあ…。

『太陽にほえろ!』「戦士よ翔べ!」は、ボギー殉職編の戦士シリーズ三部作の初回に当たるエピソード。汚職刑事の情報を聞き出すため、竜神会のボスが乗っているマーキュリー・モナークの運転席に乗り込み、車を暴走させるボギー。公道から荒地に向かって車を大ジャンプさせたり、バックで廃バスに激突したり、しまいには、ドラム缶にぶつかって激しく横転したり…。自分にもダメージがあるだろうに、かなり無茶をやってます。殉職間近だからなのか、この回でボギーの愛車のルノー16もイスズのダンプに挟み撃ちにあって追っかけ回された挙句、最後には、スクラップ場に突っ込んでボコボコになってしまう。この時期の太陽は、西部警察並みの激しいカーアクションをやっていましたね。

『刑事貴族2』初回「ファジーでハードでホットな奴ら」。空港で張り込み中の本城達の前に現れたパスポート偽造グループ。本城達は、犯人達を捕らえようと接近するが気づかれ逃走されてしまう。本城は、麻生ナオミを追って空港の立体駐車場へ向かい、そこで麻生ナオミが運転する白いサンダーバードと遭遇する。向かってくるサンダーバードに銃を撃つ本城。車は、止まっていた車に激突し、本城は、麻生ナオミを見事捕らえる…と思いきやこの後バスジャックが起こり、捜査はまた振り出しへ…。麻生ナオミが乗るサンダーバードは、フォード社の高級車種で劇中に登場するのは、1977年頃に生産された7代目モデルのようです。ステレオ放送なのでBGMや衝突音などのSEが中々迫力がありましたね。

70年代から80年代の刑事ドラマは、国産の新車もそうですが、有名な外国産の車もカーアクションでよく使用されていましたね。各テレビ局、とにかくカーアクションに力入れていたあの時代…。
『大空港』「ウルトラスーパーデカ 神坂紀子の華麗なる追跡!」の冒頭で登場するプリムス・ヴァリアント。クライスラー社が1976年頃まで生産していた車でスティーブン・スピルバーグの映画『激突!』でも使用されていた名車です。この話では、カーブの続く山道でプリムス・ヴァリアントを運転している男が突然意識を朦朧とさせて蛇行運転を始め、対向車線を走っていたバスとの衝突を避けようとして、ガードレールをぶち破り、そのまま、勢い良く崖から転落する。空中で爆発して、地面に落ち無残に炎に包まれるプリムス・ヴァリアント。この回は、他にも神坂刑事の知り合いで、保険会社の調査員が乗る黒のクラウンが爆発したり、グロリアとクラウンが体当たり合戦したり、カーアクションシーンがてんこ盛り。しかし、この頃のフジ月9は予算と技術がたんまりあったんですなあ…。
『太陽にほえろ!』「戦士よ翔べ!」は、ボギー殉職編の戦士シリーズ三部作の初回に当たるエピソード。汚職刑事の情報を聞き出すため、竜神会のボスが乗っているマーキュリー・モナークの運転席に乗り込み、車を暴走させるボギー。公道から荒地に向かって車を大ジャンプさせたり、バックで廃バスに激突したり、しまいには、ドラム缶にぶつかって激しく横転したり…。自分にもダメージがあるだろうに、かなり無茶をやってます。殉職間近だからなのか、この回でボギーの愛車のルノー16もイスズのダンプに挟み撃ちにあって追っかけ回された挙句、最後には、スクラップ場に突っ込んでボコボコになってしまう。この時期の太陽は、西部警察並みの激しいカーアクションをやっていましたね。
『刑事貴族2』初回「ファジーでハードでホットな奴ら」。空港で張り込み中の本城達の前に現れたパスポート偽造グループ。本城達は、犯人達を捕らえようと接近するが気づかれ逃走されてしまう。本城は、麻生ナオミを追って空港の立体駐車場へ向かい、そこで麻生ナオミが運転する白いサンダーバードと遭遇する。向かってくるサンダーバードに銃を撃つ本城。車は、止まっていた車に激突し、本城は、麻生ナオミを見事捕らえる…と思いきやこの後バスジャックが起こり、捜査はまた振り出しへ…。麻生ナオミが乗るサンダーバードは、フォード社の高級車種で劇中に登場するのは、1977年頃に生産された7代目モデルのようです。ステレオ放送なのでBGMや衝突音などのSEが中々迫力がありましたね。
戦隊シリーズをはじめ、昭和から平成の特撮作品に数多く携われてきた監督の長石多可男さんがお亡くなりになられました。長石さんの名前を知ったのは、『電撃戦隊チェンジマン』でしたが、それ以来戦隊シリーズに携われ、また、平成ライダーシリーズも仮面ライダークウガからディケイドまで9年間に渡りコンスタントに演出されておられました。ディケイドは、アギトと龍騎、アマゾン登場回の監督を担当されたようです。最後に関わられた作品は、2010年の『天装戦隊ゴセイジャー』で、テレビシリーズは、パイロットを含む4本を担当され、Vシネマ作品の『帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー last epic』が遺作となったそうです。確かに今思うと、ゴセイジャーは、敵ボス(惑星のモンス・ドレイク)の声を飯塚昭三さんが担当したり、ドラマの盛り上がり方や戦闘ポーズやアクションのスタイルなど演出面が80年代中期の戦隊を彷彿とさせ、懐かしい雰囲気を持った戦隊でしたが、それは、長石さんが関わられていたからなんですね。
長石さんの監督作品の中では、やはり個人的には、80年代中期の作品が数多く印象に残っております。『超新星フラッシュマン』から初の2号ロボが登場し、それ以降恒例化していきますが、フラッシュキングがザ・ズコンダとの対戦で左腕と左足を切り落とされてしまう初の戦隊ロボ敗北回(15話「巨大ロボ破れたり」)、そして復活回(20話「復活!巨大ロボ!」)を担当されていました。
その次の戦隊『光戦隊マスクマン』でも、やはり、第20話「罠! 沈む巨大ロボ」から22話「風雲オーラの嵐!」までの2号ロボ登場にまつわる3話のエピソードを担当されていました。第21話「霧の谷の黒い影」は、チューブの罠によってグレートファイブが地中に埋まり、光戦隊創設に関わった山形博士が開発した巨大ロボ・ギャラクシーロボを姿長官が探すと言う内容。姿長官と山形博士の娘・由美がチューブに襲われ、そこへマスクマンが駆けつけて戦闘を繰り広げるが苦戦、その中、マスクマン達のオーラーパワーに導かれるように突如巨大ロボが姿を現す。谷間から神々しくあらわれる巨大ロボの映像が大魔神を彷彿とさせ、60年代っぽい雰囲気も漂わせる演出も印象に残りました。また、この頃は、戦隊のロボ戦の戦闘スタイルも格段に変化していた時期で、ワイヤーを使っての宙返りや、マウントをとって殴ったり、スピーディでパワフルな演出が見応えありました。

「風雲オーラの嵐!」では、分離したキメンドグラーの頭がグレートファイブと合体して、マスクマン達が操縦するランドギャラクシー(ギャラクシーロボのトレーラー形態)に襲い掛かる。初号ロボが洗脳されて、2号ロボを襲う展開がこの当時斬新でしたね。また、ギャラクシーロボが座禅を組んで、マスクマン達と共にメディテーションし、オーラパワーで気を高める場面がありますが、ロボットが座禅を組む姿がなかなかシュール。そして、変身前のマスクマン達がロボのコクピットの中で精神統一している姿もインパクトがあり、合成による光の演出も印象に残った。

『超獣戦隊ライブマン』では、第28話「巨大ギガボルトの挑戦」から第30話「今ここに5人の戦士が」まで、やはり2号ロボ登場にまつわるエピソードを担当されていました。第29話に登場する2号ロボ・ライブボクサーに加えて、第30話「今ここに5人の戦士が」では、当初3人だったライブマンに2人の戦士が新たに加入して、ライブマンが5人の戦隊になり、さらに1号と2号ロボが合体してスーパーライブロボが誕生すると言う戦隊史に残る画期的な演出がなされました。
マスクマンまでは、2号ロボは、一体変形でしたが、ライブマンでは、ブラックバイソンが操縦するバイソンライナーと、グリーンサイのサイファイヤーと言うマシーンが合体して、初の2体合体の2号ロボが登場。ライブマンの危機に駆けつける矢野鉄也と相川純一は、科学アカデミアにいた頃の勇介達の同期生で、剣史(ケンプ)に殺された矢野卓二と相川麻理の弟。鉄也と純一は、卓二と麻理が残した設計図を元にバイソンライナーとサイファイヤーを完成させ、それぞれ復讐のためにボルトに立ち向かった。

「巨大ギガボルトの挑戦」では、ケンプの操縦するギガボルトに敗北したライブロボが巨大な輪に体を締め付けられて空中磔にされてしまう。何気にこの回の凄いところは、変身しているライブマンが登場するのは、ライブロボのコクピットの中のシーンのみで、それ以外のシーンは、全て変身前の役者さん達が演技し、地上を走り回って猛烈な爆破を食らい続ける。こう言う生身の役者さん達に体を張らせて、勇ましく見せる演出も長石さんの特色だったのでしょうね。ストーリー展開も激しく情熱的で、魂がこもっていて、一際心に残るものが多かったです。
数々の楽しい作品ありがとうございました。長石多可男さんのご冥福をお祈り致します。
長石さんの監督作品の中では、やはり個人的には、80年代中期の作品が数多く印象に残っております。『超新星フラッシュマン』から初の2号ロボが登場し、それ以降恒例化していきますが、フラッシュキングがザ・ズコンダとの対戦で左腕と左足を切り落とされてしまう初の戦隊ロボ敗北回(15話「巨大ロボ破れたり」)、そして復活回(20話「復活!巨大ロボ!」)を担当されていました。
その次の戦隊『光戦隊マスクマン』でも、やはり、第20話「罠! 沈む巨大ロボ」から22話「風雲オーラの嵐!」までの2号ロボ登場にまつわる3話のエピソードを担当されていました。第21話「霧の谷の黒い影」は、チューブの罠によってグレートファイブが地中に埋まり、光戦隊創設に関わった山形博士が開発した巨大ロボ・ギャラクシーロボを姿長官が探すと言う内容。姿長官と山形博士の娘・由美がチューブに襲われ、そこへマスクマンが駆けつけて戦闘を繰り広げるが苦戦、その中、マスクマン達のオーラーパワーに導かれるように突如巨大ロボが姿を現す。谷間から神々しくあらわれる巨大ロボの映像が大魔神を彷彿とさせ、60年代っぽい雰囲気も漂わせる演出も印象に残りました。また、この頃は、戦隊のロボ戦の戦闘スタイルも格段に変化していた時期で、ワイヤーを使っての宙返りや、マウントをとって殴ったり、スピーディでパワフルな演出が見応えありました。
「風雲オーラの嵐!」では、分離したキメンドグラーの頭がグレートファイブと合体して、マスクマン達が操縦するランドギャラクシー(ギャラクシーロボのトレーラー形態)に襲い掛かる。初号ロボが洗脳されて、2号ロボを襲う展開がこの当時斬新でしたね。また、ギャラクシーロボが座禅を組んで、マスクマン達と共にメディテーションし、オーラパワーで気を高める場面がありますが、ロボットが座禅を組む姿がなかなかシュール。そして、変身前のマスクマン達がロボのコクピットの中で精神統一している姿もインパクトがあり、合成による光の演出も印象に残った。
『超獣戦隊ライブマン』では、第28話「巨大ギガボルトの挑戦」から第30話「今ここに5人の戦士が」まで、やはり2号ロボ登場にまつわるエピソードを担当されていました。第29話に登場する2号ロボ・ライブボクサーに加えて、第30話「今ここに5人の戦士が」では、当初3人だったライブマンに2人の戦士が新たに加入して、ライブマンが5人の戦隊になり、さらに1号と2号ロボが合体してスーパーライブロボが誕生すると言う戦隊史に残る画期的な演出がなされました。
マスクマンまでは、2号ロボは、一体変形でしたが、ライブマンでは、ブラックバイソンが操縦するバイソンライナーと、グリーンサイのサイファイヤーと言うマシーンが合体して、初の2体合体の2号ロボが登場。ライブマンの危機に駆けつける矢野鉄也と相川純一は、科学アカデミアにいた頃の勇介達の同期生で、剣史(ケンプ)に殺された矢野卓二と相川麻理の弟。鉄也と純一は、卓二と麻理が残した設計図を元にバイソンライナーとサイファイヤーを完成させ、それぞれ復讐のためにボルトに立ち向かった。
「巨大ギガボルトの挑戦」では、ケンプの操縦するギガボルトに敗北したライブロボが巨大な輪に体を締め付けられて空中磔にされてしまう。何気にこの回の凄いところは、変身しているライブマンが登場するのは、ライブロボのコクピットの中のシーンのみで、それ以外のシーンは、全て変身前の役者さん達が演技し、地上を走り回って猛烈な爆破を食らい続ける。こう言う生身の役者さん達に体を張らせて、勇ましく見せる演出も長石さんの特色だったのでしょうね。ストーリー展開も激しく情熱的で、魂がこもっていて、一際心に残るものが多かったです。
数々の楽しい作品ありがとうございました。長石多可男さんのご冥福をお祈り致します。
BS258「D-LIFE」が開局してから丸1年。早いもんですね。最近のテレビには、BSチューナーが内蔵されていますから、アンテナさえ立ててれば無料でいつでも見られる日本発の海外ドラマ専門チャンネル。せめて20年早くあらわれて欲しかったところです。できたらもうちょっと古い作品もチョイスしてくれるありがたいのでございまずが…。
さて、先月から始まった『リベンジ』のシーズン2。シーズン1は、D-LIFE開局と同時にスタートし随分と話題になりましたが、なんと言っても注目だったのは、主人公エミリーの復讐に力を貸すタケダ役があの真田広之氏であったこと。シーズン1も少ない登場でありながら存在感を見せていましたが、なんとシーズン2は、スケジュールが合わず出演しないんだとか。エミリーとタケダのやりとりをもっと見てみたかったのに、これは非常に残念。で、なんと真田さんの代わりに新たなタケダ役として登場したのが、ケリー・タガワと言う俳優。ナイトライダーやエアーウルフにも出てきたようないかにもな東洋人みたいですが、あれ…この人もしかして…と思ったら案の定、『HAWAII FIVE-0』でヒロ・ノシムリ役をやってた人じゃないですか。さらに振り返ると『刑事ナッシュブリッジス』でS.I.U.を仕切っていたA・J・シマムラ役のケイリー=ヒロユキ・タガワ氏です。髪の毛剃ってるからしばらく気づかなかったが、ナッシュの頃は、長髪で後ろ結んでたよな…。

A・J・シマムラ役を演じていた頃のケリー・タガワ氏。
まあでもいくら知ってる俳優だとしてもあまりにもイメージが違いすぎて、どうにもしっくりいかない(苦笑)。しかも、武術道場の師範代みたいな雰囲気で日本のどこかの島でエミリーを修行させているし、随分とよくある映像になってしまい、少しズレてしまった感が歪めない。
シーズン2は、前のシーズンから一年後と言う設定で物語が展開します。エミリーの父デビッド・クラークは、テロ組織に資金を提供した罪をなすりつけられて逮捕され、終身刑を言い渡された挙句獄死した。父の復讐を果たすため、娘のアマンダ・クラークは、武術を身につけ、慈善事業家のエミリー・ソーンになりすましてグレイソン一族に近づく。シーズン1最終話でグレイソン・グローバルのCEOコンラッド・グレイソンを告発するためにワシントンへ向かう途中、飛行機に仕掛けられた爆弾によって爆死したと思われていたコンラッドの妻ヴィクトリア・グレイソンは、やはり生きていたみたいです。一応前シーズンでグレイソン一族への復讐を済ませたエミリーでしたが、新たな事実を知ってさらに復讐の鬼となる。タケダに連れ去られた偽アマンダは、いつの間にかジャックの子供を身ごもっており、それもエミリーの心に火をつける原因となっているようです。ノーランは髪型が変わって以前の怪しさがなくなって普通の好青年になってしまった印象。
1話でさっそくヴィクトリアと再会したエミリー。ヴィクトリアは、コンラッドが起訴されるまでの間、政府に保護されていたとのこと。しかも、アメリコン・イニシアティブのメンバーのゴードン・マーフィン(白髪の男)と裏でつながっていた。コンラッドに資産を取られて身動きが取れないヴィクトリアは、 彼を呼び寄せて誘拐事件をでっちあげ、ゴードンを誘拐犯に仕立てて見事グレイソン家に戻る。自分を殺そうとした夫とまた手を組む辺り、中々の策士と言うかまさに悪女って感じ。デビッドを貶めたコンラッドとヴィクトリアとゴードンの三人がここに来て激しい生存競争をおっぱじめます。ゴードンは、自分の潔白を証明しようとエミリーに力を借りる。その見返りにエミリーは、ゴードンから行方不明の母カーラの情報を引き出そうとするが、ゴードンは、中々話そうとしない。イニシアティブからカーラを殺すように命令されたらしいが、それには従わなかったようです。追いつめられたゴードンは、エミリーを殺そうとするが、その時彼女を救ったのは、このシリーズの新しい登場人物であるタケダの弟子エイダン。
このシリーズは、エミリーの母カーラとエイダンがかなりキーポイントになりそうな予感がしますね。
さて、先月から始まった『リベンジ』のシーズン2。シーズン1は、D-LIFE開局と同時にスタートし随分と話題になりましたが、なんと言っても注目だったのは、主人公エミリーの復讐に力を貸すタケダ役があの真田広之氏であったこと。シーズン1も少ない登場でありながら存在感を見せていましたが、なんとシーズン2は、スケジュールが合わず出演しないんだとか。エミリーとタケダのやりとりをもっと見てみたかったのに、これは非常に残念。で、なんと真田さんの代わりに新たなタケダ役として登場したのが、ケリー・タガワと言う俳優。ナイトライダーやエアーウルフにも出てきたようないかにもな東洋人みたいですが、あれ…この人もしかして…と思ったら案の定、『HAWAII FIVE-0』でヒロ・ノシムリ役をやってた人じゃないですか。さらに振り返ると『刑事ナッシュブリッジス』でS.I.U.を仕切っていたA・J・シマムラ役のケイリー=ヒロユキ・タガワ氏です。髪の毛剃ってるからしばらく気づかなかったが、ナッシュの頃は、長髪で後ろ結んでたよな…。
A・J・シマムラ役を演じていた頃のケリー・タガワ氏。
まあでもいくら知ってる俳優だとしてもあまりにもイメージが違いすぎて、どうにもしっくりいかない(苦笑)。しかも、武術道場の師範代みたいな雰囲気で日本のどこかの島でエミリーを修行させているし、随分とよくある映像になってしまい、少しズレてしまった感が歪めない。
シーズン2は、前のシーズンから一年後と言う設定で物語が展開します。エミリーの父デビッド・クラークは、テロ組織に資金を提供した罪をなすりつけられて逮捕され、終身刑を言い渡された挙句獄死した。父の復讐を果たすため、娘のアマンダ・クラークは、武術を身につけ、慈善事業家のエミリー・ソーンになりすましてグレイソン一族に近づく。シーズン1最終話でグレイソン・グローバルのCEOコンラッド・グレイソンを告発するためにワシントンへ向かう途中、飛行機に仕掛けられた爆弾によって爆死したと思われていたコンラッドの妻ヴィクトリア・グレイソンは、やはり生きていたみたいです。一応前シーズンでグレイソン一族への復讐を済ませたエミリーでしたが、新たな事実を知ってさらに復讐の鬼となる。タケダに連れ去られた偽アマンダは、いつの間にかジャックの子供を身ごもっており、それもエミリーの心に火をつける原因となっているようです。ノーランは髪型が変わって以前の怪しさがなくなって普通の好青年になってしまった印象。
1話でさっそくヴィクトリアと再会したエミリー。ヴィクトリアは、コンラッドが起訴されるまでの間、政府に保護されていたとのこと。しかも、アメリコン・イニシアティブのメンバーのゴードン・マーフィン(白髪の男)と裏でつながっていた。コンラッドに資産を取られて身動きが取れないヴィクトリアは、 彼を呼び寄せて誘拐事件をでっちあげ、ゴードンを誘拐犯に仕立てて見事グレイソン家に戻る。自分を殺そうとした夫とまた手を組む辺り、中々の策士と言うかまさに悪女って感じ。デビッドを貶めたコンラッドとヴィクトリアとゴードンの三人がここに来て激しい生存競争をおっぱじめます。ゴードンは、自分の潔白を証明しようとエミリーに力を借りる。その見返りにエミリーは、ゴードンから行方不明の母カーラの情報を引き出そうとするが、ゴードンは、中々話そうとしない。イニシアティブからカーラを殺すように命令されたらしいが、それには従わなかったようです。追いつめられたゴードンは、エミリーを殺そうとするが、その時彼女を救ったのは、このシリーズの新しい登場人物であるタケダの弟子エイダン。
このシリーズは、エミリーの母カーラとエイダンがかなりキーポイントになりそうな予感がしますね。
ナイトライダーネクスト第10話「ナイト最大の危機・前編(Don't Stop the Knight)」。国連大使のオララ・クマリを拉致し、身代金を要求する犯人の指示に従って取引現場へ向かったマイクとキット。そこへ到着すると、マイクは、止まっている一台の車のそばに近づいた。マイクが車体の下に潜り込んで、そこに取り付けられていた携帯電話を取ろうとした時、小型の無人偵察機がやってきて、身代金が入っているスーツケースを奪い去った。マイクとキットは、無人偵察機を追跡するが、身代金を取り戻すのは困難と判断し、元の場所に戻り、携帯電話を取り行く。その携帯に犯人と思われる男から連絡が入る。男は、マイクに新たな指示を出す。それは、マドラス刑務所に服役中のガンナー・ハースを一時間以内に釈放しろと言う内容だった。取引に応じれば、大使を6時に始まる和平会談に出席させることができる。しかし、CIAが彼の釈放を認めない。マイクは、独断でハースを刑務所から連れ出すことを決め、ナイト3000で刑務所に侵入、ハースを車に乗せ、脱走させる。はたして誘拐犯の真の狙いは何か…。
このシリーズの転換点となるこのエピソードは、次回の後編(Day Turns Into Knight)と合わせて2話構成になっております。刑務所脱出シーンは、オリジナルのエピソード「刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!!(BROTHER'S KEEPER)」 を彷彿とさせられましたが、やはり、CGのターボジャンプは、いまいち迫力に欠けますね。とくにこの回のは、アングルも中途半端で、ゲーム画面みたいで安っぽい。オリジナルのほうも実は、ミニチュアを使ったジャンプシーンになっていましたが、実物表現でしっかり作りこんでいるので、それなりにリアルに映っていた。音楽も全く緊迫感がないし、演出がちょっと残念な感じでした。
今回、チャールズが開発したハンクと呼ばれるロボットが登場しています。このハンクは、後編で大活躍するのですが、見た目が映画ショートサーキットのナンバー・ファイブみたいで、なんか懐かしい感じのロボットになっています。しかし、ナンバー・ファイブほど人間的ではないようだ。また、犯人のクリストファーが使用する「ドローン」と呼ばれる無人偵察機は、ハイテク武装車バイパーでディフェンダーモードに設置されていたプロブと呼ばれる偵察装置を彷彿とさせる。前回の電磁パルスもそうですが、ネクストは、バイパーの世界観も結構取り入れている感じがします。
ビリーが「超セクシ~」と言ってたSVR(ロシア対外情報諜)の三人の女性外交官は、チャーリーズ・エンジェルを意識したような登場の仕方で期待させた割にキットのソフトな武器で気絶させられて活躍せず肩透かし。オリジナルの「女賊アマゾネス!狙われた最新鋭ミサイル!!(KNIGHT IN RETREAT)」のビアンカ達ぐらいの活躍は見せて欲しかったところ。キットに、時速160キロ以下になると爆発する爆弾が取り付けられるところは、映画のスピード的な演出になることを期待したいが、この辺の展開もオリジナルの「刑務所脱獄!…」の展開を意識している感じがした。キャリーと兵士達がものの見事にクリストファーの仕掛けた罠にハマってしまうのは…視聴率低迷のための人員削減とはいえ、なんだか「新エアーウルフ復讐編」初回の悪夢再び的な唐突な展開で気になりましたが、はたして、マイクは、危機をどう乗り越えるのか、それはまた次回の講釈にて。


ネクストはなぜこんなに画面からはみでるのか…。
このシリーズの転換点となるこのエピソードは、次回の後編(Day Turns Into Knight)と合わせて2話構成になっております。刑務所脱出シーンは、オリジナルのエピソード「刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!!(BROTHER'S KEEPER)」 を彷彿とさせられましたが、やはり、CGのターボジャンプは、いまいち迫力に欠けますね。とくにこの回のは、アングルも中途半端で、ゲーム画面みたいで安っぽい。オリジナルのほうも実は、ミニチュアを使ったジャンプシーンになっていましたが、実物表現でしっかり作りこんでいるので、それなりにリアルに映っていた。音楽も全く緊迫感がないし、演出がちょっと残念な感じでした。
今回、チャールズが開発したハンクと呼ばれるロボットが登場しています。このハンクは、後編で大活躍するのですが、見た目が映画ショートサーキットのナンバー・ファイブみたいで、なんか懐かしい感じのロボットになっています。しかし、ナンバー・ファイブほど人間的ではないようだ。また、犯人のクリストファーが使用する「ドローン」と呼ばれる無人偵察機は、ハイテク武装車バイパーでディフェンダーモードに設置されていたプロブと呼ばれる偵察装置を彷彿とさせる。前回の電磁パルスもそうですが、ネクストは、バイパーの世界観も結構取り入れている感じがします。
ビリーが「超セクシ~」と言ってたSVR(ロシア対外情報諜)の三人の女性外交官は、チャーリーズ・エンジェルを意識したような登場の仕方で期待させた割にキットのソフトな武器で気絶させられて活躍せず肩透かし。オリジナルの「女賊アマゾネス!狙われた最新鋭ミサイル!!(KNIGHT IN RETREAT)」のビアンカ達ぐらいの活躍は見せて欲しかったところ。キットに、時速160キロ以下になると爆発する爆弾が取り付けられるところは、映画のスピード的な演出になることを期待したいが、この辺の展開もオリジナルの「刑務所脱獄!…」の展開を意識している感じがした。キャリーと兵士達がものの見事にクリストファーの仕掛けた罠にハマってしまうのは…視聴率低迷のための人員削減とはいえ、なんだか「新エアーウルフ復讐編」初回の悪夢再び的な唐突な展開で気になりましたが、はたして、マイクは、危機をどう乗り越えるのか、それはまた次回の講釈にて。
ネクストはなぜこんなに画面からはみでるのか…。
カレンダー
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(05/31)
(04/30)
(03/31)
(02/28)
(01/31)
最新コメント
[06/18 Michaellef]
[06/18 SoskismAge]
[06/18 SoskismAge]
[06/18 SoskismAge]
[06/17 Thomaszep]
[06/17 Charleslex]
[06/16 SamuelRib]
最新トラックバック
カウンター
アーカイブ
リンク
最古記事
by thanks