10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
子供の頃、テレビでほぼ毎日のように見かけたと思います。個人的には、映画俳優よりもバラエティ番組の名物司会者のイメージが強かった高島忠夫さんが亡くなられたそうです。
「クイズ・ドレミファドン」「アメリカ横断ウルトラクイズ」などを小さい頃よく見ていました。この頃は、体格と声の良い司会のおじちゃんと言うイメージでしか見ていなかったのですが、その後、若い頃に出ていたゴジラシリーズなどを見て、100本以上の映画に出演した往年の映画スターであることを知りました。
でも、私にとってこの方と言えば、映画解説のおじさん。フジテレビの「ゴールデン洋画劇場」の映画解説を25年担当されていました。ジャッキー・チェンの映画、サモハンキンポーのデブゴンシリーズ、マイケル・ホイの「Mr.BOO!」シリーズなどの香港映画や、インディ・ジョーンズ、ターミネーターなどのハリウッドの人気シリーズ、他にも超能力学園Zやゴーストバスターズ、武田鉄矢の「刑事物語」シリーズなど、古今東西数々の映画をゴールデン洋画劇場で見て知りました。映画を見る前と見た後に、高島さんの大らかで力強い解説を必ず見て映画を楽しんでいましたね。
追悼として、ゴールデン洋画劇場で映画解説をする高島忠夫さんの名解説をいくつかご紹介したい思います。
「レッド・ブロンクス」(1996年10月放送)
「先日、ジャッキー・チェンが突然アテレコスタジオにあらわれて、日本の声優達を激励致しました。そのジャッキー・チェンのアクション大作、今週と来週に渡ってお送り致します。その第1弾、アメリカで公開と同時に興行成績ベスト1に輝いたあの「レッド・ブロンクス」。テレビ初登場でお送り致します。おじさんの結婚式のためにアメリカにやってきたジャッキー。そこで暴走族や凶悪犯、ギャング組織を相手に戦いを繰り広げるんですが、そのアイデア一杯のアクションは、アメリカの劇場でも大喝采だったそうです。そして圧巻は、町の中を走り回るホバークラフトを使ったアクションです。アメリカならではの広いスペースを活かしたところがいかにもジャッキーですね。さあ、ジャッキー・チェンのレッド・ブロンクス。どうぞお楽しみくださいませ」
「酔拳2」(1996年10月放送)
「さあ、今夜は、ジャッキー・チェン特集の第2弾「酔拳2」。テレビ初登場でお送り致します。ジャッキーのアクションの原点は、カンフー。その魅力を日本のファンが初めて知った記念すべき映画は、「ドランクモンキー・酔拳」でした。この日本でも大ヒットした傑作の続編がなんと16年ぶりに作られました。特に今回は、女性のように悩ましい腰つきで相手を惑わす型や、おちょこを持つ手つきから相手を倒す技など、コミカルで強い技が次から次へと出てきます。撮影も中国本土の長春から上海へと長期ロケを敢行。世界を飛び回るジャッキーならではの大きなスケールです。これぞジャッキー・チェンと言うべきアクション大作・酔拳2。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ」
高島忠夫さんのご冥福をお祈り致します。
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宇宙人が地球を侵略しようとするSF映画で思い浮かぶのは、ローランド・エメリッヒの「インディペンデンス・デイ」。ホワイトハウスの大爆破や、円盤型の巨大なマザーシップが世界各地の上空に浮遊する映像が強烈でした。個人的に一番印象に残っているのは、ウィル・スミス(スティーブン・ヒラー大尉)が捕まえた宇宙人をぼこるシーン。武器も持たずに宇宙人に立ち向かうウィル・スミス、おまえは超人か?と思うと同時に、地球人のパンチ一発でのされてしまった宇宙人「よわっ」と思いながら見ていましたね(苦笑。
円盤型の巨大な宇宙船が世界各地の上空に浮かんでいる映像を見ると、どうしてもあのドラマのことを思い出してしまいます。インディペンデンス・デイの公開から遡ること13年前の1983年に宇宙からの侵略者を描いた超名作のSFドラマ「V/ビジター」。日本でも最初は、ビデオレンタルで人気となり、テレビでは、日本テレビの「金曜ロードショー」枠で放送され話題を呼んだ作品。1983年から84年にかけて5本製作されたテレビムービーで主演は、「ミラクルマスター」シリーズや、テレビドラマ「シー・ウルフ」などテレビ映画を中心に活躍しているマーク・シンガー。
突如、巨大な円盤型のUFOが地球の世界各地に飛来し、人類は、UFOに乗る宇宙人とコンタクトを取ることに成功する。声は少し違うが、地球人と同じ姿をしていたビジターと呼ばれるその宇宙人達は、人類との友好を望む。だが、ビジターの秘密を探るために彼らの宇宙船に乗り込んだテレビカメラマンのマイク・ドノバンは、ビジターの真実を知ってしまう。ビジターは、は虫類のような不気味な姿を隠しており、彼らが地球にやってきた真の目的は、地球上の水資源を手に入れ、人類を食料として捕獲することにあった・・・。
ビジターの秘密をテレビカメラで撮らえたマイク・ドノバンは、テレビでそれを国民に知らせようとするが、ビジターは、テレビ局の電波を遮断し、裏切り者のドノバンを捕らえようとする。ビジターに疑問を抱く科学者が次々と失踪する。ビジターが自分達に脅威となる科学者達を排除し始めたのだ。
世界各地の空に浮かぶ巨大なマザーシップ。元祖インディペンデンス・デイとも言える鮮烈な映像ですね。
戦場をドノバン達の車が走り回る冒頭のシーン。映画さながらの迫力のヘリと車のチェイス。ビジターの実物大の戦闘機を作っていたり、マザーシップの船内のセットなども含め、当時のテレビドラマは、本当に金をかけています。
ビジターの女司令官ダイアナがねずみを丸飲みする衝撃的な映像。飲み込んだ後、喉がむくりと膨らむところも薄気味悪かったですね。
「エルム街の悪夢」のフレディ・クルーガーとして有名なロバート・イングランドは、人類に協力するビジター・ウィリー役で出演。
マザーシップに乗り込んで船内を隠し撮りしていたドノバンがビジターに見つかって格闘中にビジターの顔の皮を剥いでしまうシーン。トカゲのような不気味なは虫類の素顔が本当に不気味で、リアルタイムで見た時は思わず目を背けてしまったが、この特殊メイクは当時は鮮烈に印象に残りましたね。
ちなみに、1990年3月に金曜ロードショーで放送された「V PARTⅡ レジスタンス・壮絶なる抵抗」で映画解説者の水野晴郎氏は「V」についてこのように解説されていました(ほんの少し要約しております)。
「私が衝撃を受けましたのは、もう一つの部分なんですね。SFのドラマとしてずっと続いていくんですけども、その裏側にもう一つ、現実と見事にオーバーラップして描かれているわけですね。例えばあのエイリアンたちは地球上にやってきて人間の言論をしだいしだいに狭めていくわけです。抑え付けていくわけです。そして一つの方向へ向け変えてしまうわけです。特に若者達を集めて訓練して洗脳して制服を着せて、どんどん一つの方向へずっと向けてしまうわけです。このやり方は、かつてのナチスドイツ、ヒットラーがやりましたあのやり方そっくりなんです。ですからこのやり口を知っているあのユダヤのおじいちゃん。彼はかつて散々ナチにいじめられました。その怖さを覚えているだけにみんながわいわいエイリアンと仲良くしようと浮き足立っている中ですね、一人批判的な目でジッとエイリアンの動きを見つめておりましたね。SF映画の形を借りながら、実は裏側で全体主義の恐ろしさ、ナチズムの恐ろしさを語ろうとしたのではないか・・・」
Vは、10年前にリメイク版のドラマが作られましたが、やはり、完成度の高いオリジナルをもう一度よく見直して、それに込められたメッセージをもう一度よく心に深く刻む必要がありますね。
平成の最後に平成最初の映画やドラマを振り返りましたが、昭和から平成をまたいだ刑事ドラマと言えば、この作品もそうでしたね。
現在スカパー/CS日テレプラスで放送中の「もっとあぶない刑事」。1986年10月にスタートした「あぶない刑事」の続編。「もっと・・・」は1988年(昭和63年)の10月からスタートし、1989年(平成元年)3月まで放送された。昭和の最後に放送されたエピソードは、昭和天皇崩御前日の1月6日に放送された「代償」。そして、平成最初に放送されたエピソードは、その翌週の1月13日に放送された「切札」でした。
リアルタイムで見て、再放送で見て、ビデオレンタルで見て・・・繰り返し何度も見てきたこのシリーズ。ビデオは、全話収録ではなく、シリーズの中から特に面白いエピソードをセレクションしたものだったので、一部のエピソードしか見られずがっかりした記憶があります。21世紀に入ってDVDが発売され、現在日テレプラスでは、HDリマスター版が放送されていますが、高画質の綺麗な画面でまたまたタカとユージの勇姿を見られるなんて、本当に良い時代になったものです。
日テレプラスでは、「もっと・・・」と同時に最初の「あぶない刑事」も放送中ですが、タカとユージは、最初からキャラクターが完成されていて、おしゃれでユニークでカッコ良い二人の会話のやりとりは、今見ても面白いですね。最初の「あぶない刑事」と「もっと・・・」で一番キャラが変わったのはやはり田中文男刑事こと通称「落としの中さん」。最初は、暗い感じで「吐けー」としか言ってなかったのが、回を重ねるごとに明るくなり、シリーズ中盤から持ち出した扇子がトレードマークになって、ユーモア溢れる刑事に変貌していきました。谷村刑事は、途中から上半身裸になって筋肉を強調するようになり、ブルース・リーのような怪鳥音を発することもありましたね(笑。初期の町田透刑事は、とても勇ましくて、「ビー・バップ・ハイスクール」の中間徹が刑事になったような雰囲気がありました。
「人は俺をハイエナと呼ぶ」
「俺達もその呼び名が気に入っている」
「もっとあぶない刑事」でもっとも印象に残ったセリフはやはり「争奪」のコレ。この回のタカとユージはとにかくシブい。
あぶ刑事と言えば、劇伴や挿入歌もカッコいい曲ばかりでしたね。「もっと・・・」の挿入歌では、アクションシーンでよく流れていた「IF YOU GOTTA RUN」、最初のあぶ刑事では「YOU`RE GONNA LOSE ME」がお気に入りでした。最初のあぶない刑事でよく流れていたBGMも好きでしたね。例えばこの曲。
改めて見直して思ったことは、「タカとユージ、カッコ良すぎ!」ホントこれに尽きます。「もっと・・・」では、寿司の配達人や謎の爆弾解体屋「ハハハのハッサン」など、変装するユージの姿が目立ちますが、映画「ブリット」のスティーブ・マックイーンを意識したような服装のユージも良いし、常にテットオムのダブルスーツを着こなし、グラサンをかけているタカにも未だにシビれますねえ。
思い返せば、1980年代前半の夕方のテレビは、アニメや特撮の再放送をたくさんやっていて、まさに「子供のテレビ箱」ってな感じの番組編成になっていましたね。ゴレンジャー、ジャッカー電撃隊、レインボーマン、仮面ライダーやウルトラマン、ウルトラセブンはその頃の再放送で見て知ったのですが、でもこの作品の再放送は一度もなかったですね。
「朝焼けの光の中に立つ影は ミラーーーマーーン」
テレビでよく流れていたので主題歌だけは知っていましたが、番組そのものを見たのは、つい十数年前のこと。ミラーマンに変身する鏡京太郎=石田信之さんは、子供の頃は、必殺などの時代劇などでよく見かけましたが、その頃は、ミラーマン役の人だとは知らなかったので、自分の中では、時代劇俳優のイメージが未だに強いです。ミラーマンを見てからは、70年代の特撮巨大ヒーローを演じた俳優の一人という認識を持つようになりましたが、特撮番組で一番最初に石田さんを見たのは、この作品だったと思います。
仮面ライダースーパー1
「走れ一也!ドグマ死の結婚行進曲」
沖一也(スーパー1)の親友で、アブラーダ王国のイスマエル王子役を石田さんが演じていました。カマキリガンが化けている偽のイスマエル王子も演じており、終始悪役の印象でしたが、「ミラーマンに変身して戦え!」と突っ込みながら見ていた少年少女たちもいたかもしれませんね(笑。
ミラーマン以外にも70年代にこのような作品に出演されていたようです。

柔道一直線
新レギュラーオーディションに合格してデビューのきかっけとなった作品。北海道からやってきた大沢健二役を熱演。必殺技は「卍崩し」。
スーパーロボット レッドバロン
レッドバロンを操縦する主人公の紅健の兄で、レッドバロンの開発者・紅健一郎博士役。鉄面党にレッドバロンを渡すことを拒否した紅博士は、健にレッドバロンを託した後、爆死してしまう。第3、4話では、紅健一郎をモデルにしたアンドロイド役を演じた。
ジャンボーグA
「大阪に死す!ジャンボーグA 二大サイボーグ怪獣登場」
「よみがえれ今!ジャンボーグA― 二大サイボーグ怪獣登場 ―」
岸隊長の弟であり、PATのヨーロッパ支部に所属する岸京一郎役でゲスト出演。スナックの中でいきなりナオキとボクシング対決する京一郎の姿が印象的でしたね。実はこの2話、岸隊長が戦闘中に殉職し、エメラルド星人がナオキをジャンボーグAのパイロットから解任して、その代わりに岸京一郎にジャンボーグAを委ねるというシリーズの転機となったエピソード。
「よみがえれ今!ジャンボーグA― 二大サイボーグ怪獣登場 ―」
岸隊長の弟であり、PATのヨーロッパ支部に所属する岸京一郎役でゲスト出演。スナックの中でいきなりナオキとボクシング対決する京一郎の姿が印象的でしたね。実はこの2話、岸隊長が戦闘中に殉職し、エメラルド星人がナオキをジャンボーグAのパイロットから解任して、その代わりに岸京一郎にジャンボーグAを委ねるというシリーズの転機となったエピソード。
この間たまたま見た必殺仕事人に悪役で出演されていましたが、やはり自分の中では、時代劇の俳優さんというイメージがありますね。その世代ではなかったのですが、子供の時に何らかの形で放送されていたらきっと夢中になって見ていたと思うミラーマン。永遠のヒーロー・ミラーマンとして、これからもずっと語り継がれていくのではないかと思います。石田信之さんのご冥福をお祈り致します。
ディープパーブル、イーグルス、アースウインド&ファイア、ELO・・・などなど、70年代に活躍した海外のア一ティストの曲を学生の頃によく聞きました。このグループのことを知ったのも確かその頃。一番最初に聞いた曲は、昔、日曜洋画劇場でよく放送され、映画「テッド」でネタにされていた「フラッシュ・ゴードン」のテーマだったと思います。
クイーンは、この映画のテーマ曲を担当しましたが、ボ一カルのフレディ・マーキュリーの情熱的な歌声や重厚なギターサウンドに圧倒されました。その後もテレビのCMなどで、『ウィ・ウィル・ロック・ユー』や『伝説のチャンピオン』、『ドント・ストップ・ミー・ナウ』などの曲を知り、とても気になり始めて、ベスト盤のCDを買いました。でもその頃にはもうフレディはこの世にはいなかった。
ベスト盤CDだけに名曲ばかりが収録されていましたが、中でも一番耳に残ったのは一曲目の『ボヘミアン・ラプソディ』。4人のアカペラから始まり、フレディが甘くせつないバラ一ドを歌い上げた後、途中からオペラ調になったと思いきや激しいロックンロールに切り替わり、最後はまたバラ一ドに戻るという特殊な構成で作られたこの曲がとても耳に残りました。クイーンの曲の中でもっともよく聴いた曲です。
去年、この曲を映画のタイトルにした映画が公開されました。クイーンの結成から1985年に開催されたライブエイドのステ一ジにクイーンが参加するまでを描いたものです。フレディ役のラミ・マレックは、「バトルシップ」や「ニード・フォー・スピード」で見たことがありますが、フレディに似ているかと言えば、それほどでもなかったような気がするんですよね。フレディより身長が小さいし、ちっこいフレディという印象。むしろ、ブライアン・メイ役の俳優のほうがそっくりだと思いました。
ボヘミアン・ラプソディは、製作初期段階では16分という長さだったのを約6分にまとめたそうです。映画の中でもクイーンとレコード会社がもめているシーンがありましたが、しかし議論の末、シングルカットされて世界中で大ヒット。フレディは日本好きで、日本でも度々コンサートを開いていたそうですね。
この映画の注目はやはりクライマックスの1985年に行なわれたライブエイドのクイーンのパフォーマンスの再現シ一ン。映画では、実際のライブの音源を元に役者達がパフォーマンスしていましたが、どこまで忠実に再現されているのか気になったので調べてみたところ・・・。
この動画では実際のライブの映像と映画の映像を比較していますが、映画がわりと忠実にステージを再現していたのがよくわかります。立ち位置からマイクの持ち方から一つ一つの動きを丁寧にマネして、素晴らしく再現していたんですね。お見事としか言いようがないくらいハイクオリティな映像に感動しました。
戦隊史上もっとも爆発が多かったことで知られる「科学戦隊ダイナマン」。そのOPの「ダイ、ダイ、ダイ、ダイ、ダイナマン」の一度聞けば必ず耳に残るフレーズや、数珠繋ぎの爆発カットの映像も凄まじくインパクトがありましたが、ダイナマンと言えば、尻尾の数で階級が決まる敵組織のインパクトも凄かったですね。
去年亡くなった石橋雅史氏演ずるカー将軍をはじめ、途中から登場するゼノビアや、第3勢力的な存在としてダイナマンに立ち向かったダ一クナイトなど、カッコイイ敵キャラがたくさんいてとても見応えがありました。
昭和戦隊の敵は、頗る恐ろしいボスや幹部ばかりでしたが、一番怖かったのは、チェンジマンの星王バズー。その次に怖かったのは、ダイナマンの帝王アトンでした。引きの画面はそうでもないのですが、顔のアップが映ると片目だけ丸いし鼻が異様にでかいし、本当にえげつなかったです。でもやはり、敵はこれぐらい恐ろしいほうが良いし、凶悪な敵に打ち勝つヒーローのほうが魅力がありますよね。
ダイナマンは、途中から放送時間が短縮されて、CMを除いて20分、さらにOPとEDを省くと本編は18分程になりましたが、その分スト一リ一展開や戦闘シーンのテンポがグンと上がり、スピード感が増しました。シリーズ後半からの大河ドラマのような敵側の内紛劇にも引き込まれ、さらにダイナミックなアクションにも毎回圧倒されました。ダイナマンのアクションの中でとくに好きだったのは、ダイナブラックのこれ。
ブーメランショット!
このムックにはダイナピンク=立花レイ役を演じていた荻原佐代子氏のインタビューが掲載されていましたが、そう言えば、今まで読んできたムック(バトルフィーバーJからゴーグルファイブまで)の中でピンク役のインタビューは初めてでしたね。
ダイナマンの撮影のファーストカットは、「変身能力のない5人がカニシンカに追いつめられて崖から海に落ちる」シーンだったそうですが、確かに当時は水に落ちるシーンや土手を転がるシーンなどもスタントマンではなく役者自身が演じていましたね。爆発シーンで髪の毛がしょっちゅう焦げていた話や、立花レイは動物好きで当初猫が大好きという設定があったが、ご本人が猫が苦手ということで「猫だけは怖い」という設定に変わったという話がとくに印象に残りました。ネコシンカの回(「いたずら大戦争!」)では、確かに物凄く怖がっていましたが、あれは芝居ではなかったのですね。
JACのスーツアクターでダイナマンでは、ダイナイエローやダークナイトを演じていた柴原孝典氏のインタビューは、ダークナイトとダイナレッドとの戦いで使っていた蛍光灯の剣の話や、バルシャーク(サンバルカン)の犬かきの話が印象的でした。ダイナマンの主題歌、挿入歌、劇伴を担当された京建輔氏のインタビューでは、意外にも最初に作った曲が採用されず、あの有名な「ダイ、ダイ、ダイ、ダイ、ダイナマン」のフレーズは、実は、京氏の息子さん達が考えたものだったという話が印象に残りました。
ダイナマンは、最初は野球をモチーフにした戦隊として企画が進められたそうで、最初の撮影会の時は、胸に「DAINAMAN」のプリントがしてあるスーツで登場したそうです。結果的にもう一度撮影会をやり直すことになったそうですが、もし野球戦隊のままだったら、どんなストーリー展開になっていたのか気になりますね(笑。
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