10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
まもなく始まる新しいスーパー戦隊が宇宙戦隊であったり、この夏公開される「スペーススクワッド」に宇宙刑事ギャバンが登場するなど、今年の特撮界はにわかに宇宙ブ一ムの到来を予感させておりますが、そう言えば、20世紀には宇宙ものの特撮番組が結構ありましたね。1960年代には「キャプテン・ウルトラ」、「スター・ウォーズ」の一作目が公開された翌年の1978年には、「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」や「スター・ウルフ」など、東映、円谷ともに宇宙を舞台にした壮大なスケールの作品を世に送り出していました。その頃に公開された特撮映画にもスター・ウォーズのブームに乗ったと思われるSF大作がいくつかあったようです。今回は、その一つとなった東宝作品の「惑星大戦争」についてご紹介致します。
「惑星大戦争」は、チャンネルNECOで現在放送中の特集「特撮大国日本」で初めて見ました。この作品、1978年のお正月に合わせて公開された映画だったそうです。スター・ウォーズではなく、当時大人気だったSFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の人気にあやかって作られたとも言われています。当初この『惑星大戦争』というタイトルは、スター・ウォーズの邦題になる予定だったそうですが、スター・ウォーズが本国で大ヒットしたことや、日本ではアメリカの翌年に公開されるなどの理由により、最終的に本作のタイトルとして流用されたそうです。ストーリーは以下の通り。
1988年、世界各地に謎の飛行物体ヘル・ファイターが飛来し、世界の各都市が次々と破壊され始めた。国連宇宙局・宇宙防衛軍 (UNSF)は、中断していた宇宙防衛艦「轟天」の建造の再開と乗員の編成を滝川正人(池部良)に要請する。
滝川の指揮下、完成した轟天は飛び立ち、ヘル・ファイターの大編隊を全滅させた。しかし、敵の本拠地がある金星へ向かった滝川の娘・滝川ジュン(浅野ゆう子)が拉致されてしまう。ジュンを救出すべく轟天は金星に辿り着いたが、そこに敵の戦艦「大魔艦」が立ちはだかるのであった。
1963年に公開された「海底軍艦」に登場した轟天号が再登場したことでも話題になった本作。何より私的に気になったのキャスティングです。国防軍パイロット教官・室井礼介役が沖雅也。

沖さんと言うと必殺シリーズや刑事アクションもののイメージが強いですが、このようなSF映画に出演していたのは意外でしたね。この映画と同じく、1978年に公開された実写映画の「火の鳥」では、火の鳥を捕まえようとしたために黒焦げになってしまうヒナクの亭主役を演じていたり、かたや、この年は、日本テレビのアクション刑事ドラマ「大追跡」に出演していたりと、映画にテレビに引っ張りだこだったようですね。
沖さんと言うと必殺シリーズや刑事アクションもののイメージが強いですが、このようなSF映画に出演していたのは意外でしたね。この映画と同じく、1978年に公開された実写映画の「火の鳥」では、火の鳥を捕まえようとしたために黒焦げになってしまうヒナクの亭主役を演じていたり、かたや、この年は、日本テレビのアクション刑事ドラマ「大追跡」に出演していたりと、映画にテレビに引っ張りだこだったようですね。
国連宇宙局の三好孝次役は、「俺は男だ!」など青春ドラマで活躍し、現在は千葉県知事の森田健作。国連宇宙局日本支部員で、宇宙工学博士の滝川正人の娘・滝川ジュン役は、昨年末のガキ使で激しい踊りを見せていた浅野ゆう子。国防軍空挺隊員冬木和夫役は、「仮面ライダーV3」など、当時数々のヒーロー作品に出ていた官内洋。他にも国連宇宙局日本支部所長・松沢博士役の大滝秀治、国防軍司令の大石役の平田昭彦と異色の顔合わせで中々見応えがありました。刑事ドラマの悪役でよく見かけた兼末隆も国防軍空挺隊員の若い隊員役で出ていましたね。

なんといっても轟天号がカッコいい。リボルバーのシリンダーのようなミサイル発射装置が回転しながらミサイルを撃つところがとくに良い。先端についているドリルは、「海底軍艦」でも大活躍していましたね。
敵の大魔艦のデザインも中々良い感じでしたね。
チューバッカのまがいもののような獣が気になりました。
鍾乳洞を宇宙船が潜り技ける場面は、スターウォーズを彷彿とさせるような映像でした。人間の皮をかぶった宇宙人は「V」のビジターの宇宙人を連想しました。映画の後半、浅野ゆう子がボンテージ風の衣装を着せられていましたが、あれは謎が残りましたね(笑)。
戦艦同士が激しいバトルをしたり、隊員が戦艦に乗り込んで戦闘を繰り広げる展開は、初期の戦隊や宇宙刑事シリーズのラストバトルを思わせるものがあり中々印象的でした。やはり、宇宙ものの特撮には、戦艦同士のバトルが欠かせないですよね。戦艦が登場するのかはわかりませんが、キュウレンジャーでもこういう展開があるといいですね(笑)。
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俳優の神山繁さんがお亡くなりになりました。神山さんと言えば、1960年代の人気テレビドラマ「ザ・ガードマン」のメンバーの一人、榊隊員を演じたことでも有名ですが、個人的にはやはり「ベイシティ刑事」の桜井捜査課長のイメージがあります。ドリフターズのリーダー・いかりや長介さんが演じた山崎班長と毎回激しくなじり合っていたのが記憶に残っておりますが、この二人、他にもいろんなドラマで共演していましたね。
べイシティ刑事はこの秋に放送30周年を迎えますが、同じく1987年に放送されたNHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」に、神山さんは政宗の父である伊達輝宗の側近、遠藤基信役、いかりやさんは伊達家の重臣、鬼庭左月役で共に出演していました。いかりやさんは、「8時だよ!全員集合」が終了して役者業にカを入れ始めた頃で、この独眼竜政宗の鬼庭左月役が俳優としてブレイクしたことにより、2時間のサスペンスものや、様々なドラマで見かけるようになりました。当時どのような撮影スケジュールが組まれていたのかは定かではありませんが、もしかしたら、独眼竜政宗とべイシティ刑事の撮影が重なり、神山さんといかりやさん共に掛け持ちで仕事されていた時期があったかも?しれません。
そして、もう一つは、1997年に放送された「踊る大捜査線」。べイシティ刑事と同じくアクションものの刑事ドラマ・・・と思いきや、警察内部のドタバタを描いたコミカルな警察ドラマ。神山さんは、劇場版第一作「踊る大捜査線 THE MOVIE」に警視庁の元副総監・吉田敏明役で出演。いかりやさん演じる和久平八郎と休憩室で語り合う場面がありましたが、これを劇場で見た時に、「あっ、桜井課長と山崎班長!」と心の中で呟いたのはおそらく私一人ではなかろうかと(笑)思いますが、この共演シーンは当時とても感動しました。
神山さんは他にも「太陽にほえろ!」に数回ゲスト出演したのをはじめ、「夜明けの刑事」「新宿警察」「刑事犬カール」「特捜最前線」「大空港」「西部警察」「はみだし刑事情熱系」と、数多くの刑事ドラマにゲスト出演しています。「西部警察PARTⅢ」の「刑事無情」と言うエピソードでは、行方不明になったシャブ中の娘を探し続ける本庁捜査四課の刑事役で出演。他の刑事ドラマでは、銃を持たない役回りが多かった神山氏ですが、西部警察では拳銃を握り悪党に立ち向かうも、派手に撃ち殺されてしまう悲しい役どころでした。また、スケバン刑事では、麻宮サキの宿敵・海槌三姉妹の父、海槌剛三を演じ、ふてぶてしい強大な黒幕を熱演していました。映画では「太陽を盗んだ男」の総理大臣役や、「ブラックレイン」の大橋刑事部長役が一番記憶に残っています。
こういう男の品格を感じさせるダンディな俳優さんが最近は少なくなり、寂しい限りですね。神山繁さんのご冥福をお祈り致します。
ナイトライダー、マクガイバーと往年のアメリカのヒットドラマのリブートが相次いで発表されておりますが、日本でも大人気だったこのテレビドラマも映画化され、アメリカでは3月に劇場公開される予定だそうです。
予告編で見た限りでは、空撮で撮られたハイウェイの映像や、二台の白バイが並んで道路を走っている映像などは、オリジナルのジョン&パンチを彷彿とさせ懐かしい感じがします。しかし・・・去年見たラッシュアワーや、今見ているリーサルウェポンでも思ったことなんですが、やはりオリジナルに比べると役者のルックスがダウンしているというか、今度のジョンパンはあんまりカッコイイ二人には見えないんですよねえ。特にパンチが・・・(苦笑)。まあそれが狙いなのかもしれませんがね。
テーマ曲もラップ調になり、リブートというよりパロディ映画にしか見えない(笑)。スタスキー&ハッチのリメイク映画を見た時もそんな風に感じたっけ。まあ作風は違っても実際に見てみたら印象が変わるかもしれないし、バイクはカッコいいし、アクションはかなり期待できそうですね。
FOXクラシックでは、シーズン3の放送がつい最近終了しました。18話まで拝見しましたが、その中からとくに気になったエピソードを紹介いたします。
ローラーディスコ・フィーバー
Roller Disco Part1、2
ハイウェイパトロール主催のスケート大会が行われることになり、その責任者になったパンチは、大会に参加してもらう有名人探しに必死になっていた。そんなおり、若者達で賑わうビーチで、オープンカフェの客の財布がひったくられる事件が発生する。犯人はローラースケートを履いた男女の3人組で、その犯行の様子をローラースケート少年のマークが目撃する。マークもまた公衆電話で話し中の女の小銭を盗み、近くを走っていたワゴンのバンパーに捕まって逃走。ワゴンは、そのままハイウェイに入り、ジョンとギトレアがワゴンと一緒に走っているマークを発見する。
シーズン3初回のスペシャル版のエピソード。日本語吹替えがなく、字幕版のみの放送だったので、おそらく、日本では未放映だったエピソードだと思われます。ビーチのひったくり事件の犯人や、ハイウェイを走る車やバイクを事故に巻き込む特殊な車を追うジョン&パンチ。その一方でパンチは、CHP主催のスケート大会に参加してもらうスターを探し続けます。ローラースケートを履いたひったくりグループの1人を演じている黒人の俳優、どこかで見たことがあると思ったら「ナイトライダー5 赤い殺人カー」に囚人役で出ていたジム・ブラウンだった。
若者達がローラースケートに夢中になっているところが時代を感じさせられます。ジョン・トラボルタが陽気に踊っていた時代ですからね(笑)。赤いフェラーリ(275)がハイウェイを暴走したり、車高を下げて火花を撒き散らしながら走る車が登場するなど、見所がたくさんありましたが、なんと言っても今回の注目は、スケート大会に登場した懐かしのスターの顔ぶれ。70、80年代の人気ドラマで活躍した俳優達もいて、大変華やかなシーンでした。

ちょっと気になったのは、ジョンの後ろに見えるセブンイレブンの看板。この時代からあったんだなあ・・・と思ったら意外と歴史は古く、アメリカでセブンイレブンが誕生したのは、1927年(最初はサウスランド・アイス社という社名であった)だそうです。

スケート大会に登場した様々なスター達。「刑事スタスキー&ハッチ」に情報屋の役で出演していたアントニオ・ファーガス。
「女刑事ペパー」のビル刑事役や、「OK牧場の決斗」など様々な映画で活躍したアール・ホリマン。

ギトレアを握手しているのは、「特攻野郎Aチーム」のハンニバル役で有名なジョージ・ペパード。他にも当時のスター達がたくさん出演していました。
チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマン6」も残り数本となりましたが、改めて見直すと、アイリスが活躍しているエピソードが思いの他少ない。歴代の女ハングマンと言えば、悪人の足取りを追ったり、犯罪の証拠を握るために時には色仕掛けで悪人達に迫ったりしていましたが、アイリスは常に作戦本部にいて、モルモットおじさんのギャラをピンハネにいる姿しか印象に残らない。
おそらく必殺仕事人シリーズの加代を現代的なキャラクターに置き換えたのがアイリスだと思いますが、加代程の大胆な活躍は今のところ見られません。加代は連絡係としての役回りや、Ⅲでは、順之助(ひかる一平)と組んでエレキテルで悪人を感電死させたり、投石器を使って悪人に石を投げるなど殺しにも参加していましたが、アイリスはハンギングに参加しないし、情報収集の担当のようですが、その活動もいまいち印象に残らず、もったいない役回りという印象。最終シリーズの「ハングマンGOGO」では、加代張りの活躍があることで期待したいですね。
その「ハングマンGOGO」がいよいよ今月からスタートしますが、リアルタイム時、このシリーズだけは視聴しなかったんですよね。その一番の原因は、ハングマンの顔とも言うべき存在だった名高達郎がスキャンダルの発覚で番組を降板してしまったことと、初回を見た時に、あまりにも作風が変化し過ぎてついていけなかった。かつてのハードさが消え、メンバーにシブみもカッコ良さもない。自分の中でこれはもはやハングマンではないという結論に達し、一回目で見るのをやめてしまった。
名高達郎が演じたフラッシュ以外のメンバー(アンクル、スポット、アイリス)は引き続きGOGOにも出ていますが、新しいリーダー役となったのが、「太陽にほえろ!」のラガ一刑事役で有名になり、当時バラエティ番組で大活躍していた渡辺徹。新人刑事として太陽にほえろに出始めた頃は、まだ細身でスラッとした二枚目という印象でしたが、GOGOでダブルを演じていた時は、ブクブクに太って、すっかりデブタレントのイメージが定着していた。当時はドラマよりもバラエティ番組で見かけることが多くなっていたので、俳優よりもバラエティタレントのイメージのほうが強かったと思います。
歴代のシリーズに一度も出ていない渡辺徹がなぜいきなりハングマンのリーダーに抜擢されたのか、当時は全く理解不能でしたが、渡辺徹がリーダーになったことにより、ドラマの作風も渡辺徹の当時のキャラクターに合わせたものになり、とてもコミカルなハングマンになってしまった。コミカルな作風はすでにザ・ハングマンVあたりからその前兆が見られましたが、GOGOで完全にコメディドラマ化してしまったと当時はそう思って見なくなったんですね。あれから30年経っていますから、今見たらまた全然違った印象に見えるかもしれないし、結構面白くて再評価してしまう?なんてこともあるかもしれませんが、なにはともあれ、泣いても笑ってもハングマン最後のシリーズ。大いに楽しみたいですね。
ということで、ハングマン6は、現在11話まで拝見しましたが、その中で一番気になったエピソードを一つ紹介致します。
美少女がエイズの罠にはまる!
立体駐車場でフリールポライターの勝田の死体が発見される。勝田は、車の中で車の排ガスを吸って窒息死していた。警察は自殺と断定したが、偽装殺人の疑いが濃い。「ルポライター自殺事件の真相を暴き、黒幕をハンギングせよ」とのGODの指令が下る。事件に勝田が最後に書いたエイズの記事が関係していると見て、ハングマンは、取材先の調査を開始する。
当時、日本でも問題になっていたエイズを取り上げたエピソードです。内容に偏見や差別的な表現があるとして、これまでこのエピソードは欠番にされていたようですが、今回チャンネルNECOで無事放送されました。
エイズが空気感染するとか、エイズ患者をばい菌扱いするなど、明らかに誤った認識で描かれていて、今見ると突っ込みどころ満載なのですが、内容そのものは、土地買収に絡んだ殺人事件が描かれており、買収先の住人をエイズ患者に仕立てて、町から追い出そうとするなかなかハードなストーリーが描かれていました。
当時、現実社会でも「エイズパニック」なる騒動が起こっており、この話はそれを風刺したエピソードにも見えました。「あぶない刑事」の「生還」と言うエピソードでもエイズについてやりとりする場面がありましたが、エイズがメインテーマでないにも関わらず、これも地上波では放送禁止になっています。当時の社会現象であったことをちゃんと理解しておけば、納得できるし、特に問題もない。なんでもすぐに隠そうとするのは逆に良くないことだと思いますね。このエピソードを見て改めてそう思いました。
前述で活躍が少ないと書いたアイリスですが、今回は、修道女に扮装して医者から情報を聞き出していましたね。そして今回のハンギングは、モルモットおじさんがポールによじ登らされて、ポール下に置かれた即効性の高い毒薬の入った巨大な注射器で拷問を受けるというもの。罪を自白しないと、ポールにオイルを流し込まれて、滑ってお尻の穴に注射器が刺さり、あえなくジ・エンドとなる。お笑いウルトラクイズとか風雲たけし城に出てきそうなコミカルな仕掛けになっていました。
今年新しくリブートされる予定のナイトライダー。今のところこれといった動きは見られませんが、「ワイルド・スピード」シリーズのジャスティン・リンが関わるだけに、カーアクションに期待が高まりますね。
キャスティングなど気になることはたくさんあるのですが、やはり肝心要めは、キットのベース車がどの車になるのかという部分。トランザムは現在新しいモデルは作られていないし、かといって前のTVシリーズで使われたマスタングよもう一度!とはならない。今一番トランザムに近い車と言えば・・・ちょっと思い浮かばないのですが、やはりトランザムのデザインに近いもの、オリジナルのナイト2000を彷彿とさせる車を使ってもらいたいですね。
FOXクラシックで放送されていたシーズン4は昨年中に無事終了し、現在は再びシーズン1が放送されております(NHK-BSプレミアムでも現在シーズン1【土曜深夜1:15】を放送中)。久しぶりに見直しましたが、やはり最終回は、マイケルとスティ一ビー・・・と言ってもマイケル・ジャクソンとスティ一ビー・ワンダーのことではありません(笑) 。「復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000」を最終回のエピソードにした日本のスタッフはやはり素晴らしかったなと改めて思いましたね。デビッド・ハッセルホフもこのエピソードを最終回にしたかったらしいですが、当時、TV局側はシーズン5を作るつもりでいたので、デビッドの意見を無視してしまったようです。結果的に日本の放送順のほうが正かったんですね。でも一ファンとしては、特攻野郎Aチームみたいに1クールでもいいからシーズン5を作ってもらいたかったかなあ・・・。
ということで新年一発目は、「ナイトライダー4 殺人ミサイル壊滅作戦(MOUTH OF THE SNAKE) 」について。
ナイトライダー4 殺人ミサイル壊滅作戦
MOUTH OF THE SNAKE
ナイトライダー4 殺人ミサイル壊滅作戦
MOUTH OF THE SNAKE
不法密入国者を影で操る組織を追っていたジョアンナの夫で連邦検事のデーグランスがメキシコの国境付近で死体で見つかった。ジョアンナに調査を依頼されたマイケルは、ジョアンナを連れて国境地点へ向かうが、そこでマイケルは、不思議な男と出会う。男の名は、デビッド・ドルトン。類稀な身体能力を持ち、囚われの身となったマイケルの危機を救った。ドルトンも殺されたデーグランスの事件を調べていた。
このエピソードは、1985年10月27日『日曜洋画劇場』枠で放送された2時間のスペシャル版。「ナイトライダー4 殺人ミサイル壊滅作戦・敵か!?味方か!?謎の超人登場!!」と言う別のタイトルも存在しています。このエピソードを制作時、マイケル役のデビッド・ハッセルホフと、その恋人スティービー役のキャサリン・ヒックランドが結婚式を挙げており、二人にハネムーン期間を与えるためにスタッフは、マイケルの出番を少なめにして(デボンもキットのモニターだけの登場。エイプリルの出番はなし)、チャールズ・タイラーが演じるデビッド・ドルトンと、ジョアンナ・ペテット演じるジョアンナを中心としたストーリーを展開させました。
このエピソードが放送された2年後に、デビッド・ドルトンを主人公にしたナイトライダー初のスピンオフ「Code of Vengeance」が放送されましたが、視聴率が振るわず、パイロットと僅か4つのエピソードのみで終了してしまったそうです。スピンオフと言っても、ナイト2000が登場するわけでもなく、マイケルも出なかったみたいですね。超人的に動ける主人公ってだけで、それ以外に特段に魅力的な主人公ではなかったのかもしれませんが、「ナイトライダー4」の中では、ターザンのようなロープアクションや、トランポリンを使った凄技を見せたり、飛行中のヘリのソリにしがみつくなど、ド派手なアクションを次々と見せていました。
吹替えの新録部分。ちなみにデビッド・ドルトンの声をアニメ「機動戦士ガンダム」のシャアの声などでお馴染みの池田秀一氏、ジョアンナの声を「ドラえもん」ののび太やタイムボカンシリーズの女ボスの声などで有名な小原乃梨子氏、エデュアルド・オブライエンの声を「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ」のモフェットの声や、「ロッキー」シリーズのアポロの声、アニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻千兵衛などで知られる内海賢二氏が担当しています。

①ホテルの部屋でマイケル、ドルトン、ジョアンナの三人がお茶とクッキーを嗜みながらエデュアルドのパーティに忍び込む作戦を練っている場面。ジョアンナの「招待されたのはあなたじゃなく・・・」のセリフからマイケルの「エデュアルドがパーティに出てくる可能性はどう?」のセリフまで。
②ホテルの部屋の場面。ドルトンがハンドバーベルを持ちながらジョアンナと会話している→ジョアンナがシャワー室に入る→ドルトンが上司のアーチボルトに電話をしている。
③ドルトンとジョアンナが夜、マリーナを歩きながら話す場面。
④事件解決後、マイケル、ドルトン、ジョアンナがいるホテルの部屋にドルトンのボスのアーチボルトが訪ねてくる場面。アーチボルトの「アーチボルト・ヘンリーだ。会えて嬉しいよ」のセリフから、「容姿までも想像を裏切った」まで。
皆様明けましておめでとうございます。今年も大いにぼやきまくりますので、よろしくお願いいたします(笑)。
去年は戦隊シリーズ40作品目ということで現在放送中の「動物戦隊ジュウオウジャ一」の中でゴレンジャーから通算2000回目のエピソ一ドが放送されました。ゲストにゴーカイジャーが登場し、歷代のレジェンド戦隊にチェンジして熱いバトルを繰り広げていたのが記憶に新しいですね。
レジェンド戦隊が勢ぞろいしたゴーカイジャーの放送から早6年。そう言えば、現在東映チャンネルで放送中の「パワーレンジャー・スーパーメガフォース」は、ゴーカイジャーをベースにした作品になっていますね。歷代のレジェンド戦隊にチェンジして戦うところは日本のゴーカイジャーと一緒なんですが、その他の設定がかなり違っていて中々面白いです。具体的にどんな違いがあるのか簡単にご説明しますと、
① 前作の「天装戦隊ゴセイジャー」とストーリーがつながっている。
ゴセイジャーをべースにした「パワーレンジャー・メガフォース」と、ゴーカイジャーのベースになっている「パワーレンジャー・スーパーメガフォース」は、ストーリーがつながっています。ゴセイジャーのスーツを着て戦う五人の戦士トロイ・ジェイク・ノア・エマ・ジア は、引き続き、第2シーズンに当たる「パワーレンジャー・スーパーメガフォース」にも登場し、ゴーカイジャーのスーツを着て戦う。ゴセイジャーからゴーカイジャーにパワーアップする設定になっています。また、日本のゴセイジャーで「マスターヘッド」と呼ばれていた石像の指導者は、パワーレンジャーでは「ゴセイ」と呼ばれ、ゴセイジャーにいた「データス」というゴセイジャーをサポートするロボットは、アメリカでは、「テンソウ」という名の口ボットに変わっています。ゴセイとテンソウもスーパーメガフォースに登場しています。
「テンソウ」と呼ばれているこの口ボット。どこかで見たことがあると思ったらこいつにそっくり↓。
「ショート・サーキット」のナンバー5。おそらくこれをべースにデザインされたのでしょうね。
②ゴセイナイトがアメリカではロボット扱い。
ゴセイジャーに6番目の戦士として登場したゴセイナイトは、アメリカでは「ロボナイト」と呼ばれています。ロボコップのような機械的な音を出して動いているのが特徴の一つで、ロボットとして扱われています。ロボナイトは、メッセンジャーという敵のロボットと戦った際にパワーを使い果たし、メガフォースのラストで行方をくらましてしまいますが、スーパーメガフォースに意外な形で再登場するようです。
③レジェンド戦士は、ジュウレンジャーから。
パワーレンジャージリーズは、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」「五星戦隊ダイレンジャー」「忍者戦隊カクレンジャー」をベースにした「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」からスタートし、「パワーレンジャー・メガフォース」は丁度20周年に当たる作品になるそうです。「パワーレンジャー・スーパーメガフォース」にも様々レジェンド戦隊が登場していますが、(第4話までの時点で)ゴレンジャーからジェットマンまでの戦隊は残念ながら登場していません。オープニングに日本の映像が使われていて、レジェンド戦士が全員で特攻する場面でフラッシュマンやライブマンなどの後ろ姿を確認することができるのですが(笑)、80年代の戦隊が出てこないのはなんだか物足りない感じがしますね。(追記:第5話を確認したところ、「光戦隊マスクマン」のイエローマスク(レジェンダリーレンジャー・プリッツと呼ばれていた)と、「超新星フラッシュマン」のピンクフラッシュが登場していました。6話以降のエピソードにもゴレンジャーからジェットマンまでの戦士が登場するかも?しれません)
他にもゴーカイジャーの敵組織だった宇宙帝国ザンギャックがウォースター帝国(ゴセイジャーの敵組織) の本隊という設定になっていたり、日本の作品とは異なる設定になっていて興味深い。ただ一つ難点を言えば、シンケンジャーをベースにした「パワーレンジャー・サムライ」の時は日本語吹替えがあったのに、今回は字幕だけなのが残念ですね。吹替えでも(あれば)見てみたいです。
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