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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/06月

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チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマンV」。放送回数も残り僅かとなってきましたが、ザ・ハングマンVが放送された年の1986年のヒット曲ってどんなものがあったのか、ちょっと調べてみたところ、年間売り上げ枚数第1位が石井明美の「CHA-CHA-CHA」=明石家さんまと大竹しのぶの共演で話題になったドラマ「男女7人夏物語」の主題歌だった曲。第2位が中森明菜の「DESIRE」=中森明菜が髪型をボブに変えて、奇抜な洋風の着物姿で歌っていた曲。第3位が少年隊の「仮面舞踏会」=その年の紅白歌合戦で、司会の加山雄三が「仮面ライダー」と言い間違えた曲・・・などが上位に並んでいました。


ちなみに、「押収麻薬がタライ廻しされる!」の回で麻薬取締官が歌っていたおニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」は1985年に発売された曲で、ランキングは第38位。当時、テレビでかなり持て囃されていた曲だったと思いますが、もっと上位なのかと思ったら意外と低かったんですね。しかし改めて1986年のランキングに入っている歌手の名前を見ると、30年前は、今みたいにアイドル系グループがランキングを独占せず、個性豊かなアーティストが活躍していたバランスの取れた良い時代だったんですね。いやはやほんと懐かしい。




ザ・ハングマンV、現在19話まで視聴しましたが、その中からとくに印象に残ったエピソードをいつも通り2本ご紹介致します。






マル秘取材のお嬢さん記者が襲われる!


元科学研究所の所長、元コンピュータ開発主任の男が相次いで自殺した。二人とも会社を移籍した後、移籍先の会社で新開発プロジェクトの責任者になっていた。事件の陰に優秀な人材を引き抜くヘッドハンター、所謂「引き抜き屋」が関与しているものと見て、ハングマンは、JIC(ジャパン・インテリジェンス・カンパニー)の工藤を探り始める。


元コンピュータ開発主任の男が残した秘密の資料を探す二人組の男に命を狙われる女性ルポライターの辻本彩子を必死に守るファルコンの姿が印象的な話でしたが、もう2つほど気になったのは、秘密の資料を記録したメディアが8インチのフロッピー・ディスクだったことと、そのフロッピーを都はるみのレコードジャケットの中に隠していたところ。都はるみと言えば、1984年の紅白歌合戦で一度引退して、1986年当時は、普通のおばさんだったはずですが、なんで都はるみのレコードに隠していたのでしょうね。引退中だったから使いやすかったのかな?(ちなみに使われたレコードは、1983年発売の「裏町ごころ」)

Ⅴになって、さらにハンギングの仕掛けがバリエーション豊富になっていますが、今回は、「もぐらたたきゲーム」をモチーフにしたハンギング。悪人達がサウナ風呂のようになっている箱の中に閉じ込められ、暑さに耐え切れなくなった悪人達(もぐら)が天井の穴から頭を出すと、外にいる着ぐるみの犬にハンマーで叩かれて、箱の中に押し戻されるというもの。子供も楽しめそうな中々面白いハンギングでしたね(笑)。情報番組のコメンテーターなどで活躍している飯星景子が女性ルポライター・辻本彩子役でゲスト出演。JIC社長の工藤役=清水章吾、その部下役に粟津號など当時の刑事ドラマでお馴染みの俳優さんが出揃っていました。







ニセ者ハングマンが現れた!


収賄容疑で起訴されている政治家の秘書が自殺し、また、外為法違反容疑で問題になっていた大手商社の部長が行方不明になった。いずれもハングマンと名乗る女が有罪の証拠となるテープを元に関係者から多額の現金を強請っていた。乗っ取り屋の古田の裁判で偽証の疑いを持たれていた運転手の堺が自殺した件も、偽ハングマンの仕業と推測したハングマンは、古田産業の社長に近づき、偽ハングマンの正体を暴く。


偽ハングマンの話は、新ハングマンの「疑惑の教授選につけ入るニセ処刑人」もありましたが、今回は、Ⅴのメンバーに合わせて男3人組と女性がリーダーの偽ハングマンが登場。ハンギングと称して人殺しをし、死んだ男達から裁判にフリな言葉を自白させて、その関係者から多額の現金を強請り取ると言う極めて悪質極まりない偽ハングマンと本物のハングマンの熱き攻防戦が見応えあった。偽ハングマンの女性リーダー役を演じた三浦真弓さんは、中々のハマリ役でしたね。検事の神田役を演じていた西沢利明も偽ハングマンの影のボス的な風格があってとても良かった。

今回のハンギングは、首に縄をつけられ、後ろ手錠にされた偽ハングマンのメンバーを氷の上に立たせて、その氷を大型のガスバーナーで溶かすというもの。新ハングマンの「疑惑の教授選につけ入るニセ処刑人」でも同様の方法を使ってハンギングされていましたが、そう言えば、「新」の時は、溶接用のガスバーナーで氷に穴を空けていましたね。偽ハングマンが出てくる時は、氷のハンギングをする・・・というような何か決まりでもあったのでしょうかね(苦笑)。



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ジャッキー・チェン&クリス・タッカーのコンビで一世を風靡した人気アクション映画シリーズ「ラッシュ・アワー」が海外ドラマになって帰ってきた。現在AXNで放送中ですが、当然ながらキャストは一新されており、映画でジャッキー・チェンが演じていたジョナサン・リー捜査官役は、中国武術の達人の英国俳優ジョン・フー、そして、クリス・タッカーが演じたジェームズ・カーター刑事役を無名の若手俳優ジャスティン・ハイアーズが演じている。



ジョン・フーは、「トム・ヤム・クン!」や「TEKKEN -鉄拳-」他、数々の格闘系アクション映画に出演しており、ジャスティン・ハイアーズは、コメディアンとして活躍しているそうですが、二人とも日本ではまだよく知られていません。私も両方とも見たことがない・・・と思っていたが、ジョン・フーは、「トム・ヤム・クン!」でトニー・ジャーの相手役をやっていたり、わりと有名な映画に脇役で出演しているんですよね。ジャスティン・ハイアーズは、この作品以外にも何本かテレビドラマに出演し、マクガイバーの新シリーズにも出演しているが、しかし、何で無名に近いこの人が抜擢されたのか理由がよくわからない。でも考えてみるとエディ・マーフィもクリス・タッカーもコメディアンから俳優になってアクション映画に出て有名になったし、ジャスティン・ハイアーズもその伝統にならっての起用ということなのでしょうかね。



パイロットのストーリーは、ロサンゼルスの中国系マフィアに妹を殺された香港警察の刑事ジョナサン・リーが単身ロサンゼルスに渡り、LAPDの型破りの刑事ジェームズ・カーターと共に犯人を捜し出すという内容。ジョン・フーにジャッキーの代わりが務まるのか?少し疑念を持っていたが、さすがジャッキー・チェンのスタント・チーム出身とあって、アクションの動きに安定感があり、スピード感やキレもあり、回し蹴りなどは往年のジャッキーのそれを彷彿とさせる。ジャスティン・ハイアーズものっけからド派手なヘリアクションをこなしていたり、エディ・マーフィやクリス・タッカーほど早口でなければ芸達者な風にも見えないが、コミカルな演技やセリフもそれなりに楽しめた。


1980年代、90年代のハリウッドのアクション映画を彷彿とさせる映像作りで、懐かしくもあり、若干古めかしくも感じるが、こういうノリの刑事アクションは大好物なので、もっとどんどん続けて欲しい・・・が、残念ながら全13話、シーズン1のみで終了してしまったようです。パイロットと第2話を見た限りでは、コンビネーションもそこそこ良いし、長く続けばもっと内容もアクションも良くなるかもしれない。個人的には許容できる範囲ですが、確かにジャッキー&タッカーと比べると色々と物足りなさはありますよね・・・。「ラッシュアワー」というタイトルにこだわらず、別タイトルのバディもののアクションドラマにしても良かったような気はしますが・・・。



ラッシュアワーを見ていたら、サモ・ハン・キンポーが1990年代後半にハリウッドに渡って主演した「L.A.大捜査線 マーシャル・ロー」という刑事ドラマのことをふと思い出してしまった。そう言えば、このドラマも第1シーズンの途中からサモ・ハン・キンポー演じる刑事と黒人刑事がコンビを組んで事件を解決していたなあ。これの第2シーズンってまだ日本では放送されていないんですよね。FOXクラシックで吹替えでやってくれないかな・・・(苦笑)。


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来週、日テレで久々に1984年に公開された「ゴーストバスターズ」が放送されるそうです。まもなく日本でも公開されるリブート映画のPRを兼ねての放送のようですが、地上波のゴールデンタイムで30年以上前の映画が放送されるのは珍しい。BSなんかは、ダイハードやロボコップなど、1980、90年代に大ヒットしたアクション映画や邦画をガンガン流しているが、地上波は、最近映画枠がバラエティ番組に潰されることが多く、さらに日テレと言えばここ数年この時期は必ずジブリアニメの放送のオンパレードになるので今年もそれで埋め尽くされるものと思っていたのですが、ちょっと意外でしたね。



ゴーストバスターズと言えば、私が最初に見たのは、フジテレビでテレビ初放映された時。ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、リック・モラリス、シガニー・ウィーバー、当時映画界で大活躍していた大スターが勢ぞろいし、奇妙でおかしなゴースト達を相手に戦うコミカルなSF映画。3人のゴーストバスターズのメンバーのうち、イゴン・スペングラー博士役を演じたハロルド・ライミスが一昨年他界していたことを知り、時の流れを感じたが、確かフジの吹替えでスペングラー博士の声を演じたのは、「宇宙刑事ギャバン」のコム長官などでも知られる西沢利明さんだったと思います。そして、リック・モラリスが演じたルイスの声を、元イモ欽トリオの山口良一さんが演じていた。西沢さんは、有名なところでは、ヒッチコックの名作「サイコ」でアンソニー・パーキンスの声を演じていたり、洋画の吹替えを数多く残されていますが、山口良一さんは、ウィキ調べでは、この作品のみだそうです。



昔からフジの吹替えは、わりと積極的に話題性のある俳優やタレントを起用して、脇役の声を演じさせたり、あるいは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいに、織田裕二にマーティ、三宅裕司にドクの声を担当させるなど、芸能人をメインに置き、プロの声優を脇に回すというようなことをよくやっていた。なので、作品によっては、向こうの俳優のイメージと吹替えの声が合っていなかったり、違和感だらけの吹替えもよくありましたが、そんな吹替の中にも、よく聞いてみると意外と、いや、かなり「イケてる」作品がちらほらあった。そこで、個人的に印象に残っている「イケてる吹替え映画」をご紹介。






「がんばれ!ベアーズ」

元マイナー・リーグ選手の清掃員モーリス(ウォルター・マッソー)がひょんなことから問題児ばかりの弱小少年野球チーム「ベアーズ」の監督を引き受けることになり、ベアーズを勝利に導いていくコメディ映画。


1982年に『日曜洋画劇場』で放送されたテレビ朝日版の吹替えでは、アマンダ(テイタム・オニール)の声を初代ドラミちゃんやエスパー魔美の主人公の声などで知られるよこざわけい子、バイク乗りの少年ケリー(ジャッキー・アール・ヘイリー)の声をスター・ウォーズのルークやサモ・ハン・キンポーの声などでお馴染みの水島裕、相手チームの監督ロイ(ヴィック・モロー)の声を戦隊シリーズや警察24時のナレーションなどで有名な田中信夫が担当。そして、名優ウォルター・マッソーが演じたモーリス・バターメイカーの声を、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズの初代岡倉大吉などで知られる藤岡琢也が演じた。


藤岡琢也さんというと、「サッポロ一番みそラーメン」のCMを真っ先に思い浮かべてしまう世代ですが(苦笑)、"鼻でかおじさん"ことウォルター・マッソーの朗らかなイメージと藤岡さんの声が思っていた以上にマッチしていてとても良かった。藤岡さんは、もっと洋画や海外ドラマの吹替えをやっているイメージがあったのですが、調べてみたら洋画の吹替えは、この作品のみのようですね。それだけに中々貴重な吹替えです。






「トッツィー」

40歳目前の売れない俳優マイケル・ドーシーは女装をして、「ドロシー・マイケルズ」の名で病院を舞台にしたソープ・オペラのオーディションを受けて見事合格し、雑誌の表紙を飾るなど、一躍スターダムに伸し上がってしまう。


ダスティン・ホフマンが女装をした男性俳優を熱演し、アカデミー賞の候補にもなった有名なコメディ作品。「ゴーストバスターズ」のビル・マーレイや、ブレイク前のジーナ・デイビスがいたり、有名なキャストが数多く出演していましたが、声優陣も有名な方々がそろっていました。1987年「ゴールデン洋画劇場」で放送されたフジテレビ版の吹替えでは、ジュリー(ジェシカ・ラング)=高島雅羅、サンディ=藤田淑子、ロン=小林勝彦、レス(チャールズ・ダーニング)=富田耕生、エイプリル(ジーナ・デイビス)=横尾まりなどなど、そうそうたるメンバー。ダスティン・ホフマンが演じたマイケル・ドーシー&ドロシー・マイケルズの声を担当したのは、小松の親分こと、コメディアン、俳優の小松政夫


小松さんと言えば、バラエティ番組でコントをしたり、ギャグを連発していたイメージが強く、コメディアンの印象が未だに残っておりますが、洋画で主人公の声を担当したのは、この作品と「0086笑いの番号」のスマート(ドン・アダムス)の声のみ。トッツィーでは、男性のマイケルと、マイケルが女装したドロシーの声を演じ分けていましたが、親分さんの吹替えの時の声って中々カッコいい。もっといろんな作品で吹替えしているのかと思っていたのですが、意外と少ないのが残念。ダスティン・ホフマンの声は、野沢那智さんのイメージがありますが、もし野沢さんがこの作品でダスティン・ホフマンの声を担当していたら、どんなふうに演じたのかが気になりますが、ダスティン・ホフマン=小松政夫は、ハリソン・フォード=村井国夫に匹敵するぐらいのしびれるマッチ感。とてもユニークな吹替えでしたね。



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このファミコン熱中記も「ミニぼやき」の時代からかれこれ8年近く書き続けております。当初は、任天堂、ハドソン、コナミ、タイトー・・・など、メーカーごとにプレイしたゲームの思い出を語っていましたが、まだ触れていなかった有名なメーカーがありました。それは「カプコン」。カプコンと言えば、「ストリートファイター」シリーズや、「バイオハザード」シリーズ、「ロックマン」シリーズなどなど、アクション系の名作を次々と世に送り出したゲームメーカー。



カプコンが最初に出したファミコンソフトは、1985年に発売された「1942」。スティーブン・スピルバーグが監督した「1941」と言う戦争映画もありましたが、1942は、アメリカの戦闘機P-38ライトニングを操って、日本軍の戦闘機や軍艦と戦う内容で、スターフォース、ツインビー、アーガスなどと同じく強制縦スクロール型のシューティングゲーム。当時、シューティングが大好きっ子だったので、このゲームにもどハマりしました。機体を宙返りさせることができるのがこのゲームの特徴の一つでした。




 



この3年後に発売された「1943」は、1942よりもさらにパワーアップして、残機制からエネルギー制になり、豊富な武器を使えたり、メガクラッシュを使って画面上にいる敵を全滅させることができるなど当時としては、斬新なシステムがたくさん盛り込まれていました。グラフィックも若干向上して、敵ボスの軍艦や爆撃機などが迫力があり、中々楽しいシューティングゲームでした。







 



1942の次に発売された「ソンソン」は、「西遊記」の日本版の絵本をモチーフに作られたもので、プレイヤー1の猿のソンソン(孫悟空)と、プレイヤー2の豚のトントン(猪八戒)を操り、6段で構成されたフィールドを突き進んで天竺をめざす強制横スクロール型のアクションゲーム。ソンソンは、一応孫悟空のイメージだが、如意棒や妖術が使えるわけでなく、武器は気合弾のみなので、言わば、西遊記版のシューティングゲームのような感じでしたね(笑)。とにかくひたすら横に前進して、次々に現れる敵をショットで撃ち倒したり、砦で戦ったりするだけなのでテンポが良いし、軽快なBGMとの相乗効果でサクサクと進めることができました。








カプコンと言えば、やはり忘れられないのが「魔界村」。発売日がスターソルジャーと同じ1986年の6月13日の金曜日。ジェイソンを思い起こさせる日に魔界村を出すという、狙った発売日だったことと、スターソルジャーとどっちを買うかで相当血迷ったことも重なって、この日は今でも鮮烈に記憶が残っています(苦笑)。結局、魔界村は弟が買い、スターソルジャーと合わせて毎日プレイしたが、スターソルジャーがどんどん進んでいくのとは対称的に、魔界村は、何度やってもステージ1でゲームオーバーになってしまう。最初の難関は、あの赤野郎のレッドアリーマー。こいつに毎回コテンパにされた挙句、ゲームを続ける気力さえも奪われてしまい、しばらくスターソルジャーだけをやるはめに(笑)。









スターソルジャーが一段落したので気を直してもう一度魔界村にチャレンジしてみたら、ボスの一角獣も難なく倒して意外と簡単にステージ1をクリアすることができた。しかし、ステージ2でまた最大の難関、大男の館である。この大男、プレイヤーを見つけるやいなや猛突進してきて、執拗に鉄球を投げつけてくる。耐久力が強くて10発攻撃しないと倒せないというやっかいなキャラで、こいつのせいでまたしばらくの間魔界村とは疎遠になった(笑)。



結局のところ、当時は、レッドアリーマーと大男のせいで魔界村をクリアできなかったのですが、いまから十数年前に再チャレンジしたら、なんとかステージ5までいけたが、クリアはならず(苦笑)。ステージ3もレッドアリーマーが大量におり、ひたすら逃げたり消したりしながら進み、ボスのドラゴンにも難儀したが、動きをよんで撃ち倒した。ステージ4の移動足場と、炎の橋もやっかいでしたね。ステージ5もレッドアリーマーと大男とブルーキラーの連続で、容赦ない攻撃の激しさに耐えることができなかった。いつかまたチャレンジしてみたいですが、せめてセーブポイントぐらいはつけて欲しかったですね(苦笑)。



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東映チャンネルで放送中の「鉄道公安官」【全42話】は、現在32話まで放送され残り10話ほどになりました。来月からこの放送時間に「キイハンター」が放送されるとのことでそちらも非常に楽しみだったりするわけですが、鉄道が舞台だけあって毎週が全国縦断ロケのような内容のこのドラマ。1979年当時に日本を走り回っていた様々な列車を見ることができたり、各地方の懐かしい風景も堪能できます。



ゲスト出演者も当時活躍していた豪華なスター達がたくさん出ています。ボクサー役の峰岸徹に、駅弁売りの長谷直美【太陽にほえろ!のマミーなど】、「それは車中で起った」には、佐藤仁哉、西沢利明、菅貫太郎と「夜明けの刑事」でジローさん刑事の3代目のパートナー・中村刑事を演じていた山本伸吾。「裏切りの途中下車」に早乙女愛【新ハングマンのマリア他】、「アグネスの鎌倉秘密旅行」には、サブタイトルにも名前が出てる当時人気絶頂のアイドルだったアグネス・ラムが登場し、島村泉役の夏目雅子と二人の水着美人が夢の共演。「東京-隠岐・犯罪特急」には、「特別機動捜査隊」の三船刑事こと、青木義朗がベテラン刑事役で出演。「泣き虫公安官事件簿」の坂上二郎【夜明けの刑事の鈴木刑事】、「宝石泥棒はトップモデル!?」の夏夕介【特捜最前線の叶刑事】などなど、刑事ドラマや特撮でお馴染みだった人達まで数多く見かけました。


第22話「山口線・SL大追跡」から、「刑事くん」の主人公や、「大都会PARTⅢ」で虎田刑事を演じた星正人が小林健二刑事役で登場し、新しく東京鉄道公安室ゼロ課のメンバーに加わりました。「山口線・SL大追跡」では、加納竜演じる星野刑事と小林がある事件を巡って熱い対決を繰り広げていましたが、星正人氏と言えば、東映チャンネルで今月からスタートする「爆走!ドーベルマン刑事」にも黒バイ隊のメンバー・酒井刑事役で出演していましたね。鉄道公安官では、まだ大都会PARTⅢや爆走!ドーベルマン刑事ほどの活躍は見られないのですが、残りの話の中に小林メイン回があるのか注目しております。




現在27話まで視聴済みですが、その中からとくに印象に残ったエピソードをご紹介致します。







東北本線・美しき逃亡者

特急列車内で急病人が発生し、急病人の女性は郡山駅で降ろされ病院に運ばれる。女性の名前は、石田のりこ(永島暎子)で、彼女が持っていた携帯用のポットの中に殺虫剤などに使用される薬品が混入していた。ゼロ課は、のりこが大学の薬学部を受験せず、親から仕送りされていた大学の資金を使い込んだ末に自殺を図ったものとみて捜査を開始するが、榊はのりこが毒を飲んだ原因が他にあると推測し、上野駅へのりこを送った男の行方を探る。


東北を舞台に自殺未遂を起こした女性の謎を追って、榊達が郡山、仙台、鳴子を駆け巡る。第7話「こだま最終便の秘密」で初登場した夏目雅子演じるルポライターの島村泉がこけしの取材で仙台を訪れ、後に榊&星野と合流していたが、本筋とは関係のない役回りなのに、泉が大きな存在感を見せていましたね。ホテルのダンスショーや、カウンターバーのシーンは、三人が本当に楽しそうで、地方ロケならではの和やかなムードが漂っていました。ラストは、泉が犯人のライフルを奪い取って事件解決の功労者になっていましたが、それにしてもお美しい夏目さん。のりこのボーイフレンドの中平たかお役は、今週からチャンネルNECOでスタートした「ミラーマン」で主人公の鏡京太郎を演じた石田信之氏。







大混線・ニセ公安官現わる

列車内をパトロールしていた榊が公安手帳をすられた挙句、スリの現行犯で逮捕される。かつて榊に逮捕されたベテランのスリの金田(芦屋雁之助)が榊と瓜二つの顔を持つ男・熊野(石立鉄男・二役)とその恋人の混血娘・アン(ナンシー・チェニー)と手を組み、榊に罪をなすりつけたのだ。星野と本間は、榊に頼まれ真犯人を探し始めるが、列車内で本間がアンの罠にはまって痴漢と間違われ、本間も逮捕されてしまう。


主人公の偽者があらわれて、本物を罠に陥れるという筋書きは、当時の海外ドラマや刑事ドラマ、特撮などいろんなジャンルでよく見かけた定番のストーリーでしたが、このドラマでも主人公の榊とそっくりの男・熊野が登場し、榊が熊野達の罠にハマり3度も逮捕されてしまいます。榊だけでなく、中条静夫演じる本間も逮捕されてしまう展開は、意外でしたね。榊達を取り調べる刑事役を名古屋章が演じていたが、石立さんと名古屋さん、この二人がそろうと、東映の刑事ドラマと言うよりも大映のコメディドラマを見せられているような気分になりますね(笑)。


ベテランのスリ・金田役は、当時「裸の大将」で山下清を熱演していた芦屋雁之助。熊野の恋人アン役は、「探偵物語」のナンシー役や、「噂の刑事トミーとマツ」の初代・森村巡査を演じていたナンシー・チェニー。終始ドタバタのコミカルな展開が続くかと思いきや、ラストは、ちょっと悲しい結末でホロッとなりました。




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6人目の戦士ジュウオウザワールドの登場で盛り上がりを見せている「動物戦隊ジュウオウジャー」ですが、ジュウオウジャーの変身アイテムと言えば、キューブ型の携帯電話機「ジュウオウチェンジャー」。携帯電話型の変身アイテムは、ガオレンジャー、マジレンジャー、ボウケンジャー、ゴーオンジャー、シンケンジャー、ゴーカイジャーと、21世紀に入ってから主流になっている戦隊の変身アイテムの一つですが、最近は、乾電池、鉄道模型、手裏剣と、様々にユニークな変身アイテムが登場していますね。



スーパー戦隊シリーズ40周年と言うことで、全40戦隊、変身の仕方もそれぞれのモチーフを活かして様々にありましたが、第1番目の戦隊「秘密戦隊ゴレンジャー」は、意外にも変身アイテムがなかったんですね。ゴレンジャーの変身プロセスは「転換」と呼ばれ、「ゴー!」という掛け声と共にジャンプしたり、その場でぐるっと回転して変身していました。「バトルフィーバーJ」も同様に、「フィーバー!」の掛け声とともに、くるっとターンするだけ。変身アイテムがないと言えば、「ジャッカー電撃隊」もそうでした。




  



ジャッカー電撃隊は、4人の戦士がサイボーグと言う異色の戦隊でしたが、変身の仕方も異色で、強化カプセルの中に入って、個々の動力エネルギーを浴びることによりジャッカーにチェンジしていました。携行型の変身アイテムではないために即座に変身できず、敵に襲われ危機に陥る展開もしばしばありました。戦隊シリーズに初めて変身アイテムが登場したのは、「電子戦隊デンジマン」の「デンジリング」。5人のメンバーが右手の薬指にはめている指輪型の変身アイテムで、通信機能やデンジランドに入る時の鍵としての機能、緊急時に「非常通信ロケット」と呼ばれる小ロケットを発射することもできた。




 

  


スーパー戦隊シリーズでもっとも使われた変身アイテムと言えば、やはり、腕にはめるブレスレット型のもの。ブレス型の変身アイテムが初登場したのは「太陽戦隊サンバルカン」で、三人の戦士が「バルカンブレス」を装着して変身していました。以後、「大戦隊ゴーグルファイブ」から「鳥人戦隊ジェットマン」までブレス型が定番となります。「超獣戦隊ライブマン」では、初の両腕式ブレスの「ツインブレス」が登場。男女で変身アイテムが異なる初の戦隊となったのが「地球戦隊ファイブマン」。男性戦士が「Vチェンジャーブレス」と言う名のブレス型で、女性戦士は、「Vチェンジャーコンパクト」というコンパクト型のアイテムで変身した。


「恐竜戦隊ジュウレンジャー」は、「ダイノバックラー」というバックル型のアイテムで、ベルトからバックルを取り外して、「ダイノバックラー」の掛け声と共にバックルを上下反転させることによって変身。「五星戦隊ダイレンジャー」は、またブレス型に戻り、ライブマンと同じく両腕式で、右腕用のオーラギャザー、左腕用のオーラスプレッダーで構成された「オーラチェンジャー」を使って変身した。「忍者戦隊カクレンジャー」は、印籠型の「ドロンチェンジャー」を使用していた。


「超力戦隊オーレンジャー」からまたしばらくの間ブレス型に戻ります。オーレンジャーは、ライブマンやダイレンジャーと同じく両腕式の「パワーブレス」を使って変身した。「激走戦隊カーレンジャー」の変身アイテムは、「アクセルチェンジャー」と呼ばれ、左腕に通信も可能なブレス型の「アクセルブレス」をつけて、エンジンキー型の「アクセルキー」をアクセルブレスに差し込んで変身。「電磁戦隊メガレンジャー」は、「デジタイザー」と言う名のテンキー付きのブレスを左腕につけて、3桁のシークレットコードをテンキーで入力して変身した。メガレンジャーの6人目の戦士であるメガシルバーは、「ケイタイザー」と呼ばれる携帯電話型の変身アイテムで変身していたが、これが戦隊シリーズ初の携帯電話型の変身アイテムになりました。




  




「星獣戦隊ギンガマン」は、「ギンガブレス」、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」は、「ゴーゴーブレス」、「未来戦隊タイムレンジャー」は「クロノチェンジャー」、「爆竜戦隊アバレンジャー」も「ダイノブレス」と呼ばれる変身用ブレスレットを使用。「特捜戦隊デカレンジャー」は、刑事ものモチーフを活かして警察手帳型の「SPライセンス」を使用し、「エマージェンシー!デカレンジャー!」の掛け声と共に変身。「獣拳戦隊ゲキレンジャー」は、「ゲキチェンジャー」という両手にグローブ型の変身アイテムを装着して変身していた。



と言うことで、1970年代の戦隊は、変身アイテムを使わず、1980年代からブレスレット型が主流となり、1990年代もブレス型が多かったが、ジュウレンジャーのバックル型や、カクレンジャーの印籠型などの個性的な変身アイテムが登場。2000年代からは、携帯電話型が主流となり、2010年代は、個々のモチーフを活かしたユニークな変身アイテムが登場しています。



この秋にスタートする新ライダーの「仮面ライダーエグゼイド」は、ゲームをモチーフにしたこれまた異色のライダーのようですが、そう言えば、ゲームをモチーフにした戦隊は、まだ登場していませんね。はたして来年は、どんなモチーフの戦隊が登場して、どんな変身を見せてくれるんでしょうかね。



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