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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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幼少の頃に見ていた土曜夜のテレビ番組のメニューと言えば、6時からあばれはっちゃくシリーズ→6時30分:タイムボカーンシリーズ→7時:まんが日本昔ばなし→7時30分:クイズダービー→8時:8時だよ全員集合!→9時Gメン'75(または土曜ワイド劇場orゴールデン洋画劇場)が定番でございましたが、まあ考えてみると、当時は、見たい番組ばかりでしたね。とくに土曜の9時台は、見たいものがかぶりまくりで、どこにチャンネルを合わせたらいいのか迷いました。あの頃、今みたいにブルーレイレコーダーがあったら、毎日24時間フル稼働で全チャンネルの番組を録画していたことでしょうね(笑)。


土曜の夜9時と言えば、フジの映画枠とかテレ朝の2時間もののサスペンスドラマを見ることも多かったですが、TBSのGメン'75も外せなかった。TBSの土曜夜9時と言えば、80年代には、やはりスクール・ウォーズ、ポニーテールはふり向かないなどの大映ドラマが放送されていたこともありましたが、今から約半世紀近く前に放送されていたのが、現在東映チャンネルで放送中の「キイハンター」



国際犯罪者とスパイ天国の大都会・東京に国際警察特別室を設置し、警察の手には負えない事件を解決する「キイハンター」。メンバーは、元国際警察外事局諜報部員のキャップ・黒木鉄也(丹波哲郎)、ジュネーヴで諜報員活動をしていた元フランス情報局諜報部員の津川啓子(野際陽子)、二輪・四輪ともに抜群のドライビングテクニックを持つ島竜彦(谷隼人)、元毎朝新聞社会部の敏腕記者で鋭い推理力とズバ抜けた身体能力で危険な潜入捜査に挑む風間洋介(千葉真一)、メンバー最年少の18歳、「記憶の天才」の異名を持つ谷口ユミ(大川栄子)たち、5人のメンバーの活躍を描くハードボイルドアクション。



『キイハンター』という言葉はこのドラマのために作られた造語であり、「Key 鍵 (道具)、鍵 (暗号)」とは解決の手がかりを意味し、それにおどりかかる「Hunter (狩人たち)」と言う意味でつけられたそうです。当然ながら、番組開始時の1968年には、まだ私はこの世に存在しておらず(笑)、今回初めて東映チャンネルで記念すべきキイハンターの初回を視聴致しました。そう言えば、1968年(昭和43年)頃のテレビってまだ白黒だったんですね。当時、ウルトラマンや仮面の忍者・赤影のようにカラー放送の番組もあったみたいですが、キイハンターがカラー化されたのは、1970年に放送された第105話からだそうです。初回は、東映アクションの鬼才・深作欣二が監督。通常1時間もののドラマは、約10日間ぐらいで撮り終えるらしいですが、このキイハンターの初回は、なんと、2か月を費やして撮影されたそうです。初回から力の入れ具合が半端ないですね。



第1回「裏切りのブルース」・・・黒木を訪ねてスイスからエレナと言う女性がやってきた。エレナは、島たちにペンダントの写真を見せるが、写っていた男は、黒木ではなく、彼の国際警察外事局諜報部員時代の同僚の藤崎(南原宏治)だった。藤崎は、国際警察特別室の室長・村岡(仲谷昇)の依頼を受けてジュネーブに派遣され、そこで黒木の名を借りて、エレナの婚約者になった後、何者かに殺された。そして、エレナも黒木達と会った後、車で轢き殺されてしまう。黒木は、エレナが出していた新聞広告を手がかりに調査を開始する。



モノクロと言えど、なんせ夢がでかいスケールがでかい。50年前のドラマは、独特の緊張感があって今見るとなかなか魅力的です。風間のセリフで「日本の政財界人の一部じゃ汚職なんかで儲けたあぶく銭をスイスの銀行に溜め込んでいる奴がいるって噂だ」というのがあったが、今だったらタックスヘイブンことになるのかななどと考えたり(苦笑)、今も昔も相変わらず、裏で小汚いことをする政治家と国際犯罪者とスパイの巣窟の日本でありますが、そう言う闇の世界を鋭く描いているのがこのキイハンター。


この回の見所は、なんと言っても「007は二度死ぬ」に出演し、すでに国際的俳優として名を馳せていた丹波哲郎さん演じる黒木と、「特別機動捜査隊」の三船刑事役でも有名な青木義朗さん演じる殺し屋との対決。往年の刑事ドラマファンにとっては、たまらない顔合わせですよね。カーチェイスやダイナマイトを使ったアクションもありつつ、ストーリー的には大どんでん返しもあったりと、ハードボイルドな内容で面白かった。風間役を演じる千葉真一さんは、初回は、アクションの見せ場はなかったですが、第3話では、走行中の幌つきのトラックに飛び乗ったり、さっそく軽快かつスピーディーなアクションを見せていました。



キイハンターと言えば、あのジャッキー・チェンも心酔した千葉さんのスーパーアクションの宝庫ですからね。とくにそこを注目しながら見続けていきたいです。レギュラーメンバーには、この後、第60話から川口浩演じる吹雪一郎が加入。川口浩と言えば、私にとっては、水曜スペシャルの川口探検隊(笑)ですが、俳優・川口浩はあまり知らないのでそこにも注目したい。第92話からは、宮内洋が演じる壇俊介が登場。仮面ライダーV3などでもハードなアクションを見せていた宮内さんですが、キイハンターでは、どんなアクションを見せていたのか気になりますね。




そして、キイハンターと言えば、やはりこのオープニング。ドラマの内容と同じく壮大感のある音楽も然ることながら、オープニング映像だけでこれだけハラハラドキドキさせてくれるドラマはなかなかお目にかかれない。カットの切り替えが早い早い。早くカラー版のエピソードも見たいですね。








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