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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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70、80年代の刑事ドラマには、必ずあったカーアクション。最近の日本の刑事ドラマでは、規制だなんだといろいろな理由で現在は、滅多に見られなくなってしまっているが、役者さんの命がけのアクションシーンも当時の刑事ドラマの魅力だったと思います。カーアクションでも飛び切り定番なのが、「逃走した犯人の車に刑事がしがみつき、車がそのまま走り続ける」と言うようなアクションシーン。例えば、車の屋根にしがみつくのは、西部警察PARTⅡのOPでイッペイ(もちろん峰氏本人がノースタントで)がやっていましたが、同じくPARTⅡ・3話「生命ある限り」では、オキ(沖田刑事)を演じる三浦友和氏がしがみつきカーアクションを披露している。大都会PARTⅢ・30話「けもの道」では、ジロー(牧野刑事)役の寺尾聰が繁華街や駐車場で長時間にわたり、かなりきわどいしがみつきカーアクションに挑んでいた。他にも刑事が覆面車に箱乗りして、犯人の車を追跡するシーンや、警視庁殺人課の刑事たちのように窓枠にしがみついて、何かの訓練をしているシーンなどもあったが、今回は、しがみつきカーアクション・ボンネット編として、いくつか印象に残った名場面を紹介します。



daikukou.jpg

『大空港』19話「夕陽の銃撃戦!幼い恋人が叫ぶ・その人を撃たないで!」
バイク青年と少女のカップルの暴走が描かれているエピソード。クライマックス、少女が拾った拳銃を使って強盗事件を起こした青年が空港のロータリーにあらわれたところで大捕り物劇が展開。中村雅俊氏演じる鯉沼刑事がヤクザ組織の車のボンネットにしがみつく。車内からの視点では、確かに中村氏がボンネットにしがみつき、実際に車が動いている様子がわかる。車外から撮られた映像は、顔が見えないのでもしかしたらスタントマンの可能性もあります。


『あぶない刑事』2話「救出」
当時、刑事ドラマやヒーローものの撮影場所として頻繁に使われた赤レンガ倉庫の前で、タカ(鷹山刑事)が犯人の車のボンネットに飛び乗る。「Bacon,Ham,And Scrambled Eggs」のBGMをバックに、タカを演じる舘氏の果敢なアクションが見られる。走行中の車のボンネット上でフロントガラスを割り、犯人の視界を遮るところもノースタントで演じられていました。


『西部警察PARTⅡ』16話「追撃」
終始、ハトとオキのコンビが「あぶない刑事」風味で事件を追うエピソードですが、こちらは、刑事ではなく、ボンネットに乗るのは、スナックのバーテンダーの男。ハトとオキがバーテンダーから事件の情報を引き出すために、車のボンネットにバーテンダーを乗せ、拷問走行をやってしまう。バーテンダーの両手と車のフェンダーミラーを手錠でつなぎ、落ちないように固定して走行するのだが、フェンダーミラーがポッキリ折れてしまいそうな感じで、見ているほうもひやひやもの…。バーテンダーを演じた鶴岡修氏が、体当たりでこの拷問スタントを演じていた。犯人役の役者さんのアクションも当時は、凄かった…。

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無題
カーアクションは刑事ものの見所ですよね
最近のドラマでは 見れなく寂しいですよね
犯人も草食化してしまってつまらないですよね
カズ 2011/07/01(Fri)21:47:15 編集
銀座でカーチェイス
10年位前に東京都知事(今の知事ですが)が銀座でカーチェイスが撮影できるような、そういった枠組みを作る趣旨の発言をされていたと思うのですが、もう忘れているかもしれませんね(笑)。

仰る通り、犯人も迫力がなくなりましたよね。犯人が凶悪なほど、話が盛り上がると思うのですが、中々そう言った作品が出てこないのが残念です。
ガース 2011/07/04(Mon)03:01:23 編集
小さな亡命者
ガースさん・こんばんは。

>≫他にも刑事が覆面車に箱乗りして、犯人の車を追跡するシーンや、警視庁殺人課の刑事たちのように窓枠にしがみついて、何かの訓練をしているシーンなどもあった.

>「警視庁殺人課」のOPに流れる「車の窓枠にしがみついた刑事が合図と同時に飛び降りる」シーンで思い出しましたが、「特命刑事」の小さな亡命者で「警護していた少女を拉致し、車で逃走する犯人を追いかける悠子が走る車の側面にしがみ付く」と言うシーンがあったのを思い出しました。

このシーンは、走行する車にしがみ付く堀川まゆみさんのアクションに圧倒されますが、振り落とされた悠子が振り落とされた際に狙撃→逃走車が悠子の一発で横転するカーアクションも見ものでした。

また、この回は「ずば抜けた透視能力を持つ少女・ダイアナが監禁された大使館にマッドポリスが潜入する」な内容でしたが、“ダイアナの監禁された大使館に潜入したマッドポリスの描写”で「音は立てるな」とシンジに忠告した芹さんが音を出してシンジたちが迷惑するシーンが笑えますが、「麻酔弾を準備する芹さんとシンジ」のシーンで「眠れ良い子よ~」と言う子守唄を「眠れ~悪い子よ~」と歌う芹さんを見ると「悪い奴はよく眠る」と言う雰囲気を覚えました。

また、この回のエンディングは「ダイアナはその後、マッドポリスによって母親と共にスイスへ亡命した」とナレーションで終わりますが、出来たら「ダイアナと母親の再会」→「空港でダイアナと母親が乗ったジェット機を見送るマッドポリスのメンバー」な展開で終わって欲しかったです。
9人のコリない日本人 2011/10/04(Tue)21:17:22 編集
ドアしがみつき
>「特命刑事」の小さな亡命者で「警護していた少女を拉致し、車で逃走する犯人を追いかける悠子が走る車の側面にしがみ付く」と言うシーンがあったのを思い出しました。
ドアにしがみつくカーアクションは大都会シリーズでもよく見かけましたが、女性がこのようなアクションをやるのは珍しいし(とは言っても実際にやっているのは男性のスタントマンかもしれませんが(苦笑))、中々迫力がありましたね。
ガース 2011/10/11(Tue)03:24:33 編集
二人はあぶない刑事?「追撃」
ガースさん、こんばんは。

>≧『西部警察PARTⅡ』16話「追撃」は終始、ハトとオキのコンビが「あぶない刑事」風味で事件を追うエピソードですが、こちらは刑事ではなく、ボンネットに乗るのはスナックのバーテンダーの男。ハトとオキがバーテンダーから事件の情報を引き出すために、車のボンネットにバーテンダーを乗せたまま拷問走行をやってしまう…と言うシーン。

>「追撃」は後に「あぶない刑事」の脚本を書く柏原寛司さんが脚本を書いていますが、「覆面パトカーの中で弾のチェック→サングラスをかけたオキ・ハトが覆面パトカーから降りる…→表と裏をどう攻めるかコインで役割分担を決める」と言うあぶない刑事を思わせるファーストシーンで始まるんですよね。

コインの裏を「表」と言い切るオキや拳銃不法所持の男を取り調べ室で締め上げてプロレス技をかけようとするハト・車で張り込むハトに「愛を感じるだろ?」と差し入れを持参するオキや夜の刑事部屋でオキと共に紅茶?を飲むハト・スーパーに逃げた米沢を追いかけるオキ&ハト・・・と言ったシーンを見ると「これがあぶない刑事の原点ではないのか?」と思いました。

また、「リノのバーテンを覆面車のボンネットに乗せて捜査情報を吐かせようとするオキ&ハト」のシーンは「オレ、免許取ったばかりだから」と言うオキの姿にぞっとしますが、フェンダーミラーに手錠でつながれたリノのバーテンが「喋るよー吐くよー」と叫ぶ姿を見るとハングマンシリーズのハンギングを見ているような印象を覚えると同時に「ボンネットに乗せられた役者さんも大変ではないか?」と感じますが、ゲームセンターでシューティングゲームをプレイしつつ「職安に知り合いがいる…」と言うハトに「もう一人、雇えないか?」と問いかけ「なぁハト、この前の職安の話マジで考えといてくれ」と言うオキや金井を逮捕すべく刑事部屋に退職届を残して「やるか?」「やりましょ」と言って金井を叩くオキ&ハトを見ると「舘ひろし&三浦友和によるコンビ刑事もの」があってもよかったんじゃないか?と気付きました。

この「追撃」と言うエピソードは「さらばあぶない刑事」の劇場公開に合わせて小学館文庫から発売された「あぶない刑事ベストセレクション」と言う本の巻末に掲載された柏原さんのインタビューでも触れられていますが、〝「あぶない刑事」は最初「刑事ワイルド&ルーズ」という仮題が用意されていて、主演は舘ひろしと柴田恭兵ではなかった…″や柏原さんは「あぶない刑事」を書くにあたり「マイアミ・バイス」でなくピーター・ハイアムズ監督の「破壊!」と言うエリオット・グールド主演のアメリカ映画を念頭に置いたことや中条静夫さんは「大都会PARTⅡ」「大都会PARTⅢ」にも出演予定があったことなど初めて知る裏話の数に驚きました。

それ以外にも、「さらばあぶ刑事」は企画当初函館を舞台にしていたこと・あぶ刑事に登場する銀星会の名称は「西部警察」のころから使っていること・「ザ・ハングマンⅡ」の脚本を書いた際に『まだら組』と言う名前を使ってほしいとプロデューサーから頼まれたこと・同じ日曜にテレ朝で放映された「私鉄沿線97分署」が人間ドラマ中心の刑事ものだったことと「西部警察PARTⅢ」も途中から人情路線に変わったことを触れており、刑事ドラマの脚本に携わった柏原さんの歴史を垣間見ることができました。
9人のコリない日本人 2016/02/13(Sat)22:44:24 編集
Re:二人はあぶない刑事?「追撃」
>コインの裏を「表」と言い切るオキや拳銃不法所持の男を取り調べ室で締め上げてプロレス技をかけようとするハト・車で張り込むハトに「愛を感じるだろ?」と差し入れを持参するオキや夜の刑事部屋でオキと共に紅茶?を飲むハト・スーパーに逃げた米沢を追いかけるオキ&ハト・・・と言ったシーンを見ると「これがあぶない刑事の原点ではないのか?」と思いました。

「あぶない刑事ベストセレクション」の柏原さんのインタビューによると、あぶ刑事は、「俺たちの勲章」を初め、いろんなバディものの刑事ドラマの良いとこ取りをして生まれた作品と書かれていましたね。きっと「追撃」の良い部分も、「あぶ刑事」に活かされていたんでしょうね。


>「舘ひろし&三浦友和によるコンビ刑事もの」があってもよかったんじゃないか?と気付きました。

そう言えば、舘さんと三浦さんは、後に「代表取締役刑事」の「さらとば友よ」というエピソードで共演していましたね。三浦さんは、関西弁を使う兵庫県警の刑事役を演じていて、まさにハトオキコンビを彷彿とさせる話でした。ぜひとも90年代辺りに実現してもらいたかったですよね(笑)。

>主演は舘ひろしと柴田恭兵ではなかった…″や柏原さんは「あぶない刑事」を書くにあたり「マイアミ・バイス」でなくピーター・ハイアムズ監督の「破壊!」と言うエリオット・グールド主演のアメリカ映画を念頭に置いたことや中条静夫さんは「大都会PARTⅡ」「大都会PARTⅢ」にも出演予定があったことなど初めて知る裏話の数に驚きました。

柏原さんがマイアミバイスのことを知らなかったのは意外でしたね。あぶ刑事のBGMは、わりとマイアミバイスの影響を受けている感じの曲が多かったのに(苦笑)。もし、舘さんと柴田さんじゃなかったら誰になっていたんでしょうね。沖雅也があの時生きていたら、きっと候補になっていたんじゃないかと思いますね。舘さんと沖さんのコンビも一度でいいから見てみたかったですね。
【2016/02/28 00:09】
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