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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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日テレプラスで放送中の『刑事貴族』風間編も終盤に差し掛かってまいりました。『太陽にほえろ!』を彷彿とさせる雰囲気や演出も見受けられる風間編ですが、武田刑事(「357の男」)や宮本課長(「宮本課長の災難」)、そして「同級生」では、泉と安永亜衣氏演じる相沢より子が恋人関係になるなど、脇の刑事達にスポットを当てた印象的なエピソードもたくさんありました。相沢より子は、このエピソード以後も何度か登場したが、岩田刑事と同じく悲劇的な結末を迎える辺りの展開は、ちょっと残念だったかな。最終回で泉が結婚式を挙げるものと勝手に思い込んでいただけに(汗)。

刑事貴族では、各シリーズごとに地方ロケが行われていましたが、牧編では、神戸ロケ(「その時、標的は笑った」)。本城編では、鹿児島(「危険な二人旅」)や名古屋(「長良川大追跡」)ロケ。風間編では、長野ロケ(「白馬で大滑降」)があった。犯人を追って白馬のスキー場にやってきた泉と岩田がゲレンデで華麗な滑りを見せていましたが、スキー場の話と言えば、太陽にほえろ!ドッグ編の「ドック刑事、雪山に舞う」「ドック刑事、雪山に斗う」を思い出します。こちらも長野の志賀高原でロケされたエピソードだったが、ドッグが犯人を追う時に見せるスピーディーな滑りは迫力があったなあ…。ところで「白馬で大滑降」で意外な活躍を見せていたのが、この話までは、あくまでサブ的な存在だった南刑事。刑事貴族2後期のOPで初めてクレジットされ、劇中でレギュラー級の活躍を見せていた南ですが、この長野ロケの話では、泉とのセリフのやり取りも多く、スキー場で滑稽な滑りを披露していたのも印象的でした。

風間編には、意外なゲスト陣も多かった。「357の男」には、『超人機メタルダー』で主人公の剣流星を演じた妹尾洸氏が金髪ロン毛姿で登場し、拾った拳銃で武田刑事を狙う犯人役を熱演していた。「刑事たちの忙しい夜」には、『仮面ライダー』の死神博士役など、ヒーローものの悪役を数多く演じられていた天本英世氏。拳銃強盗の犯人がたてこもるスナックの客の一人として登場していました。「血を吸う薔薇の犯罪」には、『星雲仮面マシンマン』の主人公・高瀬健を演じた佐久田修氏。岩田とタクのコンビをアリバイ工作に利用する殺人犯役で出演していた。

さて、来年の1月からは、本城編に当たる『刑事貴族2』がいよいよスタート。日テレプラスでは、5年ぶりの再放送です。今年第10シーズンめを迎えた『相棒』。当初は、水谷さん、寺脇さん、高樹沙耶さんの刑事貴族のキャスト陣がそろったことでも話題を集めたが、今シーズンの1話目で、杉下右京の元妻で小料理屋の女将役を演じていた高樹沙耶(現:益戸育江)さんが突然降板してしまった。刑事貴族臭が消えてしまった相棒ですが、右京さんの何気ない動きの中に、一瞬本城が垣間見える時がある…のは、私だけであろうか…(笑)。

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日テレプラスで放送中の『刑事貴族』は、風間編に突入しています。アイドルから脱皮して大人な雰囲気を醸し出していた郷ひろみが風間役で主演・・・当時、それを知った時は、正直微妙に感じたのですが、見てみるとニューヨーク帰りの元FBIの刑事という役どころは、イメージ的にぴったりであった。郷ひろみが出ている刑事ものは、それまで一度も見たことがなかったので、ある意味新鮮さを感じながら最終回まで見ていました。牧編に続いて宮本課長役の松方弘樹と武田刑事役の地井武男、そして、泉刑事役の布施博と岩田刑事役の布川敏和のレギュラー陣が残留し、高樹沙耶が演じる青木順子刑事と、『あいつがトラブル』でもフレッシュな刑事役を熱演した宍戸開が村木拓役で新しく代官署のメンバーに加わった。今思うと、このシリーズは、元アイドル出身者(郷さんとフッくん)同士の共演も実現していたんですね。初回のスペシャル版には、風間の妹役で渡辺美奈代も登場していたり…(笑)。

牧編を受け継いでシリアス路線を継続。ただ、村木拓=タクの加入で、コミカルな場面も増え、泉と順子が激しく罵り合う場面もあり、牧編にあったワイルドさやハードさは薄れてしまった感じ。風間も一匹狼というほどでもなく、牧ほどのインパクトのある活躍は、あまり見られなかったが、個人的には、初回のスペシャル版「熱い街から来た刑事」と最終2話は、とても印象に残っています。「熱い街から来た刑事」は、風間が代官署に赴任して早々、FBI時代の因縁のある殺し屋に狙われる話。殺し屋モトニシを演じたのは、当時、土曜ワイド劇場などのサスペンスものでよく犯人役を演じていた西田鍵。やくざ組織の大竜会のメンバーとして、往年の刑事ドラマでは、お馴染みの中田博久、粟津號、そして、刑事貴族シリーズでは、牧編の「その時、銃弾がワナを射抜いた」、そして風間編の「殺人ビデオへの招待」、本城編では、脚本なども担当していた遠藤憲一などの錚々たる人達がゲスト出演していた。風間の登場編と言うこともあって、風間の私生活やFBI時代のエピソード、風間が課長や泉と対立する姿なども描かれていたが、それらを全て掻っ攫うかのごとく、話の途中から静かに登場し、タケさん(武田刑事)の名前を無断で借用して大竜会に潜入したタクのほうがものすごく目立っていたような気がしてならない(笑)。

レギュラー陣一新と共に、劇伴も新たなものが加わり、牧編と比べるとかなり陽気なムードの楽曲も増えた。牧編でよく使用された「Sneaking Up」があまりかからなくなってしまったのは残念だったが、予告編では、牧編に引き続いて使用された。オープニングは、ライナセロスの「Jump Back, Jack」に変更された。初見時は、少し違和感をもったが今聞くと、ニューヨーク帰りの風間のイメージにぴったりマッチしている感じがした。Jump Back, Jackは、シングルCD化されているが、そのB面の「Cookie & TEA」という曲も「熱い街から来た刑事」の劇中で使用されていたようです。新たな覆面車として、トヨタの2代目に当たるZ20型の白いソアラが登場していたが、今見てもやはりカッコ良い。劇中でもカッコ良い走りを見せていました。ミニカー未だに置いてあります(笑)。



 


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「俺が心臓を撃つ時は、刑事(デカ)を辞める時だ!!」
見事に有限実行した風間刑事であった・・・。

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スカパー・日テレプラスで今月から始まった『刑事貴族』。刑事貴族と言えば、主役が2度にわたって交替した事でも話題になった日テレ金8の伝説の刑事ドラマ。最初は、牧刑事を演じる舘ひろし氏をメインでスタートしたが、舘氏が石原プロの刑事ドラマに出演することになって半年で降板。代役として郷ひろみ氏がFBI帰りの刑事・風間を演じることになり、郷氏をメインにキャスティングがマイナーチェンジされた。風間編終了後、水谷豊氏演じる本条刑事が登場し、タイトルも『刑事貴族2』と改められて、以後、『刑事貴族3』の最終回まで水谷氏が主演を務めることになった。事実上、全3シリーズ通して出演したのは、武田刑事を演じる地井武男氏と宮本課長役の松方弘樹氏だけでしたが、キャスティングの入れ替わりの変遷も中々楽しめた。結果的に牧編は、全16回と、風間編、本城編よりもっとも放送回数が少なかったので、一般的には、刑事貴族=本城編のイメージのほうが定着してしまっているように思いますが、私自身の「刑事貴族」は、やはり、ハードボイルドな世界が凝縮されていたこの牧刑事のシリーズ。牧編の初回と最終話は、2時間スペシャルとして放送されたが、なぜか地上波で再放送された時は、前後編に再編集されて放送されたこともあった。再編集版は、カットシーンが多少あったので、2時間スペシャルのほうの再放送を待ち望んでいたのだが、今回、そっちのバージョンが放送されていました。

クールでシリアスなドラマ展開、シブいセリフのやりとりや劇用車のカッコ良さ、銃のこだわりなどなど、このドラマの魅力は、色々とありますが、一番をあげるならやはり、「音」の魅力だろうか。日本で最初にステレオ放送をしたアニメ番組と言えば、ルパン三世。日本の刑事ドラマシリーズで最初にステレオ放送をした番組と言えば…そうです。この刑事貴族でした。オープニングテーマの『CALL FOR ACTION』は、都会の一匹狼的な牧刑事のイメージに非常にマッチした曲ですが、それ以上に牧編のワイルドな世界をよりイメージさせたのが、『Sneaking Up』と言う曲。風間編や本城編でも何度か使用されていたが、牧編では、とにかくよく流れていた(初回はとくに)。牧・風間編では、予告のBGMとしても使用されていた。刑事貴族のサントラは、3枚発売されたが、牧編で使用されたBGMは、「刑事貴族2オリジナルサウンドトラック」のほうに数曲収録されている。『Sneaking Up』もこのCDに収録されているが、テレビバージョンとは異なったアレンジになっていたのが少々残念だった。未収録のBGMが他にも多数あり、その中で未だに気になっているのがいくつかある。

例えば、牧編2話の牧が狙撃者を追って、ビルの階段を駆け上って行く時にかかっていた曲。この曲は、13話で、看護婦に変装した由美子と子供が強盗犯グループの男から逃れるため必死に走る場面でもかかっていた。この曲は、確か、牧編では、3度ぐらいしか使われなかった曲でしたが、とても印象に残っています。6話で、事件解決後に牧と神埼が最後に言葉を交わす場面で流れていた曲も印象的で、雰囲気の良い曲なのだが、これもサントラに収録されていなかった。この際、サントラ未収録の劇伴をまるごと入れたミュージックファイルを発売してもらいたいものです。

 

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『Sneaking Up』の本城版アレンジ(のように聞こえる)『Masterplan』も収録されている『刑事貴族2』オリジナルサウンドトラック。刑事貴族2を思い出す時、必ず同時に新都庁ビルのイメージも頭に浮かんでしまうのですが、牧編スタート時は、まだ建設中でしたよね…。牧編の10話に建設中の風景が少しだけ映っています。
 

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かつては、日テレとテレ朝がアクション刑事ドラマをリードしていた時代があった。かろうじてテレビ朝日は、路線をかえて、今でも刑事ドラマを継続中ですが、太陽にほえろ!など20世紀に数々の名作を生み出してきた日テレは、今はもうすっかりその影もなくなってしまった。しかし、最近、また密かに刑事ドラマブームが起きているようで、TBSやフジテレビでも刑事ドラマをよく見かけるようになった。とは言っても、私自身は、最近地上波を見る時間が少ないので全てをチェックはできていないが、見たのは、途中からだったが「ジョーカー 許されざる捜査官」ぐらい。現職の刑事が闇の組織を作り、法の手を逃れてのさばり続ける犯罪者達を裁いていく現代版「必殺」とも言うべき内容。後半から見たので、全体の内容を把握し切れなかったが、銃撃シーンや殺人シーンなど、最近の刑事ドラマにしては、刺激的な場面が多く、緊迫感のある展開が見応えあった。でもこのドラマ、一番印象に残ったのは、lリップ・スライムの主題歌だろうか。ドラマの雰囲気と物凄くマッチしていて、後でネットで調べて何度も聴いてしまうほどハマってしまった。

そして、今月注目したのが舘さん主演の「警部・柘植京介「超高層ホテルの死角」。舘さん久々のハードボイルドな刑事ドラマで、これは、もう間違いなく「刑事貴族」を意識して作られたとしか思えない内容だった。冒頭、舘さん演じる主人公の刑事・柘植(つげ)京介が拳銃を持って犯人を追いつめ、暴れまわる場面があったが、その姿は、まるで牧俊介のよう。残念ながら柘植が拳銃を持つシーンは、それだけで、後は、3年前に起きた未解決事件を追う柘植の姿がサスペンスタッチで描かれていくのだが、場面の要所要所で刑事貴族オマージュを感じさせられた。例えばキャスティング。柘植の上司の刑事部参事官・永嶋役を松方弘樹氏が演じていた。永嶋が柘植に特命を与えている場面を見ていると、宮本課長と牧が対峙して会話をしていた場面を思い出した。まさに20年ぶりの夢のツーショット。柘植の妻が高級レストランで柘植を待っている間に何者かに撃たれて殺されてしまう場面は、刑事貴族の牧編最終回において、バイエルンホールで牧を待っていた由美子を彷彿とさせられた。工場の経営者に片桐竜次氏(「その時、あいつが消えた」にゲスト出演)、柘植を尊敬する刑事・神谷役に加藤雅也氏、柘植の妻の妹・佐和子役に戸田菜穂氏と、刑事貴族以外の刑事ドラマで舘さんと共演した俳優さんが数多く出演していたところもアクション刑事ドラマファン用のサプライズに見えた。

もうちょっと画面をフィルム風にしてもらうともっと良い感じになると思うのだが、とりあえず、できればシリーズ化してもらいたいものだ。

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久しぶりに『刑事貴族』の牧編を通して見ている。『相棒』シリーズのヒットを受けて、最近また刑事貴族がにわかに話題になる事が多くなったのは嬉しい事だが、若い世代の方々が幼少時に見ていて強い印象を受けたせいなのだろうか、いつの間にかに「刑事貴族2」や「3」が=刑事貴族のイメージとして定着しつつあり、また、地上波やスカパーの放送などでも「1」を飛ばして放送している事が多い。牧は、殉職したので、今後刑事貴族が復活したとしても、牧をメインに置いたストーリーは、ありえないだろうが、刑事貴族と言えば、やはり、牧俊介である。

牧編は、プロ野球中継や牧を演じた舘さんが石原プロ制作の『代表取締役刑事』に出演する事になり、半年で主役を降板してしまったために、16話しか作られず、刑事貴族シリーズの中では、もっとも短いシリーズになってしまった。一匹狼の刑事・牧を中心としたハードボイルド&シリアスなドラマ展開が当時、流行した『あぶない刑事』など、コミカルな路線の刑事ドラマとは、対局していたが、覆面車にマスタングを使用したり、洋画風味の画面作りやカメラワーク、極力セリフを抑えた音の演出などドラマ作りのこだわりはシリーズ随一。ガンアクション時の発砲音やBGMのシブさも相まって、牧のカッコ良さが画面全体に溢れていた。

牧編は、本放送が終了してから何度か再放送されたが、関心したのは、一時間枠の再放送枠に合わせるために、2時間スペシャルだった初回と牧編の最終回をわざわざ前後編に再編集して放映していた事である。もちろん、牧編だけでなく、風間編や本城編も同じように、2時間スペシャルのエピソードは、再放送時に前後編に分けて放送されていた。時間の都合でいくつかのシーンがカットされてしまっていたが、後編の冒頭には、しっかりサブタイトルのテロップがつけられ、しかも、後編用の予告編まできっちり作られていたのには、驚いた。

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