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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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FOXで放送中の「ウォーキング・デッド8」が今月の下旬から再開されますが、今回はその話ではなくて、現在、ウォーキング・デッドの枠で放送されている「エクソシスト」のドラマ版について。



エクソシストとは、「悪魔払いの祈祷師」という意味。1971年に起きた「メリーランド悪魔憑依事件」という実際の事件をモチーフに、ウィリアム・フリードキンが映画化した。1973年に公開された映画版では、映画女優の娘のリ一ガンに取り憑いた悪魔と神父の戦いが克明に描かれましたが、ドラマ版は、この映画をべースにした続編であり、2人の神父がランス家の娘ケイシーに憑依した悪魔と対決するストーリーになっている。


ランス家の母親アンジェラを、映画「ザ・フライ」や1990年代に「ロング・キス・グッドナイト」などの主演映画で活躍したジーナ・デービスが演じていた。この方は、ナイトライダーにもゲスト出演していたのが鮮明に記憶に残っていますが(笑)、当然ながら、しばらく見ないうちに御歳を召されましたね。


ドラマ版では、マーカス・キーン神父(ベン・ダニエルズ)と、トマス・オルテガ神父(アルフォンソ・ヘレラ)という二人の神父がケイシーに取り憑く悪魔に翻弄されながらも真っ向から挑むのですが、時々、マーカスがジャック・バウアーに見える時がある。ベン・ダニエルズがほんの少しだけキーファ・サザーランドと雰囲気が似ていることもあるが、日本語吹替版で声をアテているのが小山力也だからだと思う。最近は、ウォーキング・デッドのダリルも担当されていますね。キーファがマ一カス神父役だったらわりとハマっていたかもしれませんね(笑)。



若くてパワフルな二人の神父も印象的ですが、映画版のリーガンに当たる役どころのケイシー役の子の演技も凄まじいインパクト。リンダ・ブレアに負けず劣らずの恐しい表情や動きを見せてくれます。1作目の映画のディレクターズカット版で初公開されたかの有名な「スパイダーウォーク」はドラマ版でも再現されており、6話でケイシーが見事なスパイダーウォークを見せていました。さすがはCG時代。動きにスピード感が出て、より蜘蛛っぽさが出ていましたね。でも衝撃度や不気味さは、やはり本家のほうが勝っていると思いました。





賛否両論があった衝撃の「スパイダーウォーク」。



このドラマ版は全10話で終了するそうですが、実は、ストーリーの中盤辺りで意外な事実が明らかにされます。1作目の映画に出ていたある人物がドラマ版にも登場し、それをきっかけに映画とドラマの話がリンクし始めます。ネタバレしてもいいんですが、まだ見ていない人のために、今回はボカしておきますね(笑)。


そして、実はこのドラマ版にはまだ続きがあるらしく、「エクソシスト 孤島の悪魔」というタイトルの続編も作られています。マーカスとトマスの2人の神父が今度は、とある孤島で起きた怪現象の謎を解明するストーリー。こちらは映画とは関係のないオリジナルのスト一リ一っぽいですが、こちらも気になりますね。



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もしもスタンリー・キューブリックが「エクソシスト」を撮っていたら・・・
ガースさん、こんばんは。

>≫エクソシストとは、「悪魔払いの祈祷師」という意味。1971年に起きた「メリーランド悪魔憑依事件」という実際の事件をモチーフにウィリアム・フリードキンによって1973年に公開された映画版では、映画女優の娘のリ一ガンに取り憑いた悪魔と神父の戦いが克明に描かれましたが、ドラマ版はこの映画をべースにした続編であり2人の神父がランス家の娘ケイシーに憑依した悪魔と対決するストーリーになっている。

>エクソシストといえば、ティモシー・ダルトンが主演した「エクソシスト/トゥルー・ストーリー」という映画があったのを覚えていますが、ブログにあるメリーランド悪魔憑依事件を取り上げた内容なのでしょうね。

僕はホラー映画は苦手な性格ですが、エクソシストというと悪魔祓いをする二人の神父を前に悪魔に憑かれた少女の首が回転し神父がお祓いをする中点滴のボトルが倒れ、ドアが閉じて屋根に亀裂が走る……という不気味な演出や物悲しいピアノの旋律にシンセサイザーのサウンドが被るあのテーマ曲が浮かんで来そうです。

ウィキペディアによるとカラス神父の役にはポール・ニューマンやジャック・ニコルソンが名乗りを上げていたりスタンリー・キューブリックが監督を熱望したというエピソードがあるそうですが、もしキューブリックがエクソシストの演出を担当していたら「シャイニング」より先にスタンリー・キューブリックのホラー映画が実現していたのではないか?と思ったりキューブリックだったらエクソシストをどう演出していたか想像するばかりです。

エクソシストは「リーガンのその後」を描くパート2と登場人物の一人であるキンダーマン警部を主役にしたパート3が作られているそうですが、日本語吹き替え版も「藤田淑子さんがリーガンのお母さん・てらそままさきさんのカラス神父・大塚周夫さんのキンダーマン警部・石塚運昇さんが悪魔の声」や「富永みーなさんのリーガン・岸田森さんのカラス神父・宮川洋一さんのキンダーマン警部・飯塚昭三さんの悪魔の声」を演じたバージョンがあるそうですが、岸田さんがカラス神父の声を当てたバージョンで「まぁタイムマシンにでも乗せて16世紀へでも送り返すですね……現在じゃあ、やってないってことですよ。昔と違って現代は精神医学が進歩しましたから…私は悪魔祓いをやった神父は一人も見ていません。だったら悪魔祓いなんてことは忘れるんです!」とリーガンのお母さんに悪魔祓いについて語るカラス神父を見ると岸田さんが声を演じているためか「怪奇大作戦」の牧史郎に見えてきました。
9人のコリない日本人 2018/02/25(Sun)21:28:44 編集
Re:もしもスタンリー・キューブリックが「エクソシスト」を撮っていたら・・・
>キューブリックだったらエクソシストをどう演出していたか想像するばかりです。

もしジャック・ニコルソンがカラス神父を演じていたら、荒っぽい性格の神父になりそうですよね。ドラマ版のエクソシストに近い演出になっていたかもしれませんね。キューブリックが監督をしていたらもっと難解な映画になっていたかもしれませんね。


>「富永みーなさんのリーガン・岸田森さんのカラス神父・宮川洋一さんのキンダーマン警部・飯塚昭三さんの悪魔の声」を演じたバージョンがあるそうですが、

岸田さんのバージョンは未見ですが、飯塚昭三さんの悪魔の声は、特撮好きの人なら納得の配役と言いますか、エクソシストの悪魔が戦隊の怪人や宇宙刑事シリーズの敵の首領に見えてしまうかもしれませんね(苦笑)。
【2018/03/21 07:31】
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