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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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FOXクラシックで放送中のナイトライダーシーズン2HD。先週は、「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!(CUSTOM K.I.T.T.)が放送されましたが、今回は、「危うしナイト2000!スクラップ地獄・脱出!空中ターボ噴射(BLIND SPOT)」と、「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!(RETURN TO CADIZ)」について。





危うしナイト2000!スクラップ地獄・脱出!空中ターボ噴射
BLIND SPOT

スクラップ工場の経営者ルイス・ガストナーが従業員を殺害し、その犯罪の証拠を握る男がナイト財団に助けを求めてきた。マイケルは、証拠品を受け取るため目印の野球帽をかぶり、待ち合わせ場所のショッピングセンターに向かう。しばらくしてキットの前に事件とは無関係のジョンという若い男があらわれる。不運にもジョンは男と間違われて、ポルシェに乗った男に銃で撃たれ重傷を負ってしまう。マイケルは、犯人を目撃したジョンの恋人のジュリーに事情を聞こうとするが、彼女は、盲目者であった。


地上波放送時第11話として放送されたエピソード。「見ることが必ずしも知ることにつながらない」というジュリーのセリフに象徴されるように、盲目の女性ジュリーの耳を頼りに、ある殺人事件の謎が解明されていくストーリー。今回、コメディリリーフ担当の白バイ警官のピーター巡査の活躍も目立っていましたね。スピード違反をしていたナイト2000を追跡するも見失ってため息をついたり、ナイト2000を運転しているジュリーを何度も目撃したり、わけもわからずジョンを撃った犯人達を捕まえるなど、おとぼけぶり満載の中々面白いキャラでした。野球帽をかぶったマイケルや、キットがジュリーに指摘を受けて低音で喋るシーンも印象的でした。


何よりこのエピソードで一番印象に残るのは、盲目の女性が車(ナイト2000)を運転する場面。確かに車の自動運転が実現したら、こういうことも可能になるんですよね。まさに未来を先取りした場面で本放送当時とても感動しました。現実でもそろそろこういうことが可能になりそうですが、キットのような人工頭脳があれば、より安心感が得られそうですね。


感動的なドラマパートと並び、ナイト2000のアクションも印象に残る場面が多かった。ポルシェを追跡中に交差点に侵入してきたスクールバスへの衝突を回避するため、マイケルが急ブレーキを踏んでナイト2000を寸止めさせるところや、スローモーションを使った駐車場でのターボジャンプシーンも見応えがあった。一番インパクトがあるのは、やはり、日本語のサブタイトル通り、キットが車の圧縮機に入れられてマイケル共々スクラップにされそうになるシーン。圧縮機から脱出する際に、ターボブーストを使いますが、その時、ジャンプの角度を計算する機能が初めて使用されていました。このジャンプ角度を計算する機能は、「巨大ブルドーザーの罠!!体当り!転落!恐怖の土砂生き埋め(BIG IRON)」でも土砂に埋められたキットがターボブーストで脱出する時に使われていましたね。



気になるの吹替えの新録部分。ジュリーの新録部分もありましたが、当時吹替えを担当した声優さん(鵜飼るみ子)ととても声が似ていたので、違和感なく見ることができましたね。



  


①謎の男がナイト財団に電話をかけてきた後のデボンとエイプリルの会話シーン。

②ジョンが入院する病院へ向かっている時のマイケルとキットの会話シーン。キットが声のオクターブを変える→ダッドリーが乗っていたスポーツカー(ポルシェ)の話をするところ。

③マイケルがジュリーを自宅に送り届けた後、彼女の自宅の前で二人が会話するシーン。















驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!
RETURN TO CADIZ

ナイト2000の水上走行システムの実験を行うために訪れた海岸でマイケルは、砂浜で倒れているダイバーの少年ボビーを発見し病院まで運ぶ。マイケルは、ボビーの姉ジェニファ-に話を聞くが、弟の身を案じるジェニファーは、何も答えようとはしなかった。キットのトランクに積んでいたボビーの潜水服から一枚の欠片が見つかる。分析装置で調べた結果、それが金貨だとわかるが・・・。


日本の地上波放送で記念すべき第1話として放送されたエピソード。「ナシンダ」と呼ばれるアステカの黄金像を狙うトレジャーハンターとマイケルが海の上で大激突。このエピソードには、ナイトライダーでスタントマンを担当したジャック・ギルがザカリー・スレートの船(クイーン・クエスト号)の乗組員の一人ジャック役で出演しています。


シーズン2に入ってキットの機能はますます充実していきますが、今回初登場した化学分析装置(CHEMICAL ANALYZER)及び言語分析器(LINGUISTIC ANALYZER)など、分析装置が活躍する場面が目立っていました。そして、今回の目玉と言うべき機能がナイト2000の水陸両用システム。エイプリルによってナイト2000に水上シンセサイザー(THIRD STAGE AQUATIC SYNTHESIZER)が取り付けられ、ナイト2000が海上を走るシーンが見られます。


劇中では、問題が見つかり、海上走行の実験が一時中止になっていましたが、スレート達に拉致されたジェニファーを救うため、マイケルが水陸両用システムの使用を強行します。ぶっつけ本番で見事成功を果たし、マイケルも上機嫌。最後は、キットもノリノリになって海賊気分になっていたのが印象的でした。残念ながら予算の関係で、この機能を使用するのは、今回限り。しかし、1991年に製作された「新ナイトライダー2000」では、ナイト4000(K.I.F.T.)が川の上を走るシーン(しかもミニチュアではなく、実車で実演)がありました。シーズン4辺りでSPM(スーパー追跡モード)のまま海上を走るナイト2000の姿を一度は見てみたかったものですね。今度の新作で実現しないものか・・・(苦笑)。水上を走るキット共に、ナース姿のエイプリルも印象に残りました。




気になる吹替えの新録部分。スレートの声を石田太郎氏、マンリーを青野武氏、ボビーを中尾隆聖氏が担当。ジェニファーの声を担当した上田みゆき氏は、マイケルの声でお馴染みのささきいさお氏の奥さんであり、このエピソードで夫婦共演を果たしています。ちなみに、「荒野の大戦争!地獄の暴走族スコーピオンズ対ナイト2000」のシェリーの声も上田氏が担当していました。




  


①ケイツメモリアル病院内で、マイケルとナースのトレイシーがボビーを減圧室に運び入れるシーン→ジェニファーがトラックから降りて病院に駆け込むシーン→ジェニファーが減圧室にいるトレイシーに話しかけるシーン。

②スリーシェルズのレストランでマイケルとジェニファーが食事をしているシーン。ジェニファーの「他のはどう?ロブスターだけが最高なんて言わないでね」のセリフから。

③マイケルとジェニファーが砂浜を走り、スリーシェルズに戻った後、マイケルがキットに話しかけて、キットが海賊のモノマネをするシーン。









FOXクラシックの放送中のシーズン2、今週は、キットのボディが奪われる「盗まれたナイト2000・知能戦!天才マイコン少年vs.キット(SOUL SURVIVOR)」を放送→詳しくはこちらのページへ。

NHKBSプレミアムで放送中のシーズン1、今週は、共に地上波放送未放映のエピソード「大統領暗殺犯を追え!記憶喪失の美女の謎(FORGET ME NOT)」と、「闇の武器商人を追え!マイケル決死の潜入捜査!(HEARTS OF STONE)」が放送されます→詳しくは、こちら「キットの新しいインジケータ登場」へ。



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とにかくよくやった、それにイイ声だ
ガースさん、こんばんは。

>≫「見ることが必ずしも知ることにつながらない」というジュリーのセリフに象徴されるように盲目の女性ジュリーの耳を頼りに、ある殺人事件の謎が解明されていくストーリーの今回、コメディリリーフ担当の白バイ警官のピーター巡査の活躍も目立っていましたね。スピード違反をしていたナイト2000を追跡するも見失ってため息をついたり、ナイト2000を運転しているジュリーを何度も目撃したり、わけもわからずジョンを撃った犯人達を捕まえるなど、おとぼけぶり満載の中々面白いキャラでしたが、野球帽をかぶったマイケルやキットがジュリーに指摘を受けて低音で喋るシーンも印象的でした。

>「危うしナイト2000!スクラップ地獄脱出!空中ターボ噴射!!」のハイライトにかかる「ここはどこだ!?」と言うマイケル→「マイケル、このままだとスクラップです!」と答えるKITTの場面や序盤のショッピングセンター銃撃事件の犯人の車をナイト2000が追跡する場面にかかる急停車したトラックとスクールバスに阻まれて急停車するナイト2000・車を変えてジュリーの命を狙うダッドリーからジュリーを守ろうとするマイケルはナイト2000のターボブーストを起動させる…な場面もいいですが、山場を飾る「カープレスにかけられて缶詰やスチール物置になりかけるナイト2000」の場面でかかる「角度を計算しろ!早く!」と指示するマイケル→間一髪ターボブーストで脱出し「恐怖という感情がわかりました」と口にするKITTの場面が良いですね。

物語は廃車置き場をバックにラテン系の音楽が流れる→ナイト財団にルイス・ガストナーのスクラップ工場に関する匿名の電話がナイト財団にかかってくるファーストシーンで始まりますが、「その帽子も普通じゃありませんね(とLAロゴのキャップをかぶるマイケルに向かって)……なんだか今回は嫌な予感がします…」と危惧するKITTに「大丈夫、ちょろいちょろい」と返すマイケル→「あなたのその楽天的な性格には負けますね・・・(駐車場には仲間がいて楽しいだろ?と言うマイケルに)『その仲間』を見るのがつらいンです。炎天下にさらされ泣いています…なのに持ち主はエアコンの効いたビルの中でのうのうとしている。いい気なもんです」→駐車場についてから「やけにつっかかるな……悪い夢でも見て、寝覚めが悪いのか?」(マイケル)「寝不足なんです」(KITT)、「低音でしゃべったら?」というジュリーに「そう思いますか?」と低音で話すKITTのやり取り・ガストナーの廃車置き場で「この世にあんな恐ろしい機械があるなんて…(ガストナーとマイケルのやり取りを聞いて)スクラップですって!?野蛮人め…ムカムカしてきました、あんな悪党は人類にとっても車一族にとっても絶対に許せない敵です」と言い出すKITTや殺し屋コンビとナイト2000を白バイで追いかけるも巻かれてしまいジュリーの乗ったナイト2000とダッドリーのカーチェイスを目撃し「目の不自由な女性が車を運転してるんだがどうすればいい!?」と本部に報告しメルとダッドリーに向かって「なんだか知らないけど逮捕する!」と告げたりエンディングでジュリーたちを見て?となる白バイ巡査の場面も笑いをそそりました。

新録パートにある「ジョンが入院する病院へ向かっている時のマイケルとキットの会話シーンでキットが声のオクターブを変える→ダッドリーが乗っていたスポーツカー(ポルシェ)の話をする」は、「ダッドリーとメルの車はスクラップになったかもしれない」と推理するKITTに「それじゃコンパクトになっただろうな…」と返すマイケルのことでしょうかね。

>≫盲目の女性がナイト2000を運転する場面。車の自動運転が実現したら、こういうことも可能になるんですよね。まさに未来を先取りした場面で本放送当時はとても感動しました。現実でもそろそろこういうことが可能になりそうですが、キットのような人工頭脳があれば、より安心感が得られそうですね。

>盲導犬のシュガーを連れてジュリーをナイト2000に乗せるマイケルの場面で「(咳払い)マイケル……あの、紹介よりも私としては犬が…その…」としどろもどろなKITTを見て「車にコンピューターを積んでるの?」と感嘆するジュリー→「いや、車そのものがコンピューターなんだよ」と説明するマイケルや発声訓練の効果を見せるためにハムレットの一節をマイケルとジュリーに聞かせるKITTもいいですが、KITTと会話しながらナイト2000を運転するジュリーや事件解決してナイト2000を運転するジュリーの場面も良いですよね。

KITTの声優である野島昭生さんはコンプリートブルーレイ発売に関したインタビューで「25年たった今は、半分ぐらい?運転しなくてもいいクルマもできてますよね。だから、だんだん時代もナイトライダーに近づいてきているなぁとは思いますが、あんなに楽しいキットはきっといないでしょう(笑)。」というコメントを寄せていますが、KITTの指導の下でジュリーが車を運転してメルとダッドリーをおびき出したり事件解決してジュリーにナイト2000のハンドルを握らせるKITTを見るとナイト200が自動運転を兼ね備えたドリームカーであることを印象付けていました。

先ごろグーグルが自動運転する車の生産工場を開設するニュースが報じられましたが、だんだんナイト2000みたいに「自動運転する車」ができつつあるのではないか?と思いました。
9人のコリない日本人 2019/01/26(Sat)22:49:10 編集
Re:とにかくよくやった、それにイイ声だ
>山場を飾る「カープレスにかけられて缶詰やスチール物置になりかけるナイト2000」の場面でかかる「角度を計算しろ!早く!」と指示するマイケル→間一髪ターボブーストで脱出し「恐怖という感情がわかりました」と口にするKITTの場面が良いですね。

その後、ガストナーの車がナイト2000の前でジャンプした時のマイケルの「とんだああ」の驚きの反応が面白かったですね。


>ジュリーの乗ったナイト2000とダッドリーのカーチェイスを目撃し「目の不自由な女性が車を運転してるんだがどうすればいい!?」と本部に報告しメルとダッドリーに向かって「なんだか知らないけど逮捕する!」と告げたりエンディングでジュリーたちを見て?となる白バイ巡査の場面も笑いをそそりました。

ジョン&パンチを彷彿させるようなコミカルなアクションシーンでしたね(笑。


>「ダッドリーとメルの車はスクラップになったかもしれない」と推理するKITTに「それじゃコンパクトになっただろうな…」と返すマイケルのことでしょうかね。

そこですね。DVDの時は字幕しかなかったですが、吹替えでキットとマイケルのやりとりが見れたのは嬉しかったですね。


>KITTと会話しながらナイト2000を運転するジュリーや事件解決してナイト2000を運転するジュリーの場面も良いですよね。

そう遠くない未来に実現しそうな場面ですよね。


>ナイト2000が自動運転を兼ね備えたドリームカーであることを印象付けていました。

1980年代にこの作品を作ったグレン・A・ラーソンのまさに先見性や発想力の賜物でしょうね。


>先ごろグーグルが自動運転する車の生産工場を開設するニュースが報じられましたが、だんだんナイト2000みたいに「自動運転する車」ができつつあるのではないか?と思いました。

キットみたいなAlをつけた自動運転車が当たり前のように走り回る時代がもうまもなくやってきそうですね。高齢ドライバーの事故が少しでも減るといいですね。
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