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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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東映チャンネルで今週からスタートした「爆走!ドーベルマン刑事」。サンテレビでの再放送以来、約14年ぶりに拝見しましたが、当然のごとく画質が向上して映像が綺麗になっていました。サンテレビで見た時は、電波が弱かったためか、若干粒子の荒い映像になっていたのですが、10数年ぶりにやっと普通の映像で見ることができました。




爆走!ドーベルマン刑事のエピソードについては、ガースのお部屋の「爆走! ドーベルマン刑事」のエピソードリストをご参照ください。




さて、改めて見た初回ですが、ゲストが中々豪華でした。連れ去られた赤ん坊の父親役に真田広之。レギュラーメンバーに平田刑事役の矢吹二朗や五十嵐刑事役の志穂美悦子もいて、当時のJACの人気スター勢ぞろいといった印象でしたが、ただ、今回の真田氏は、地味な役柄だったため目立った見せ場もなく、派手なアクションシーンがなかったのがちょっと残念でしたね。「人造人間キカイダー」や「機動刑事ジバン」など特撮で博士役をよくやっていた伊豆肇が警視総監役で出演していたり、犯人役側には、梅津栄、きくち英一、今井健二など、西部警察をはじめ、当時の刑事ドラマで顔馴染みの俳優さんがたくさん出ていました。当時の梅津栄氏は、「マッドマックス」のトーカッター(ヒュー・キース・バーン)みたいな雰囲気があってカッコ良いですね(笑)。その梅津氏演じる男が車で暴走して、ルーフにしがみついている酒井刑事(星正人)を振り落とそうとするカーアクションシーンがありましたが、もしかしたらマッドマックスを意識したものだったのかもしれませんね(笑)。



爆走!ドーベルマン刑事というタイトルだけに、ドーベルマンの警察犬が活躍するドラマだと誰しもが思うでしょうが、実際に出てくるのは、アレックス・バロン・シーザーと名付けられた3匹のシェパード。原作漫画「ドーベルマン刑事」の主人公・加納刑事の通称が『ドーベルマン』であって、犬は全く関係がなかったみたいです。この3匹のシェパード達、シリーズの中で想像を超える活躍をしていますが、なんといっても一番印象に残っているのは、第2話「飛べ!警察犬アレックス」でアレックスがセスナ機を操縦する場面。犬が小型飛行機を操縦してしまうと言う前代未聞の活躍を見せてしまうのですが、このドラマの犬達の名演技はなかなかインパクトがありましたね。アレックスがモルヒネ漬けにされてしまうという(第19話「白バイ警官をマークせよ!」)ショッキングなストーリーもありましたが、この時の犬の演技もジーンとくるものがありました。



このドラマの最大の見せ場は、やはりなんと言っても今では撮影不可能とも言える超過激なバイクアクション。第3話「血の追跡!」の河川敷での荒々しいバイクチェイスや、黒バイ隊とダンプのバトル(第4話「カッコマンVS黒バイ部隊」)、ターボ・チャージャーエンジンを搭載した赤色の改造バイクと黒バイ隊との壮絶な追跡戦(第11話「挑戦・目黒の赤い星!」)、第20話「指名手配の少女を救出せよ!」では、加納のバイクがモノレールのホームに突進するなど、ハードで凄まじいバイクチェイスが堪能できます。



このドラマが放送されていた1980年代初頭頃の普通二輪免許取得者の数は、約50万人いたそうですが、現在は、17万人となり、バイクを運転する人がますます減少する一方らしいです。80年代初頭には、暴走族ブームなどもあり、若者=バイクのイメージがありましたが、それも今は昔。70年代には、「ワイルド7」なるバイクアクションドラマがありましたが、90年代以降、バイクアクションをメインにしたドラマは、全く見かけなくなりました。そう言えば、5年前に公開された映画版「ワイルド7」では、久々に市街地でド派手なバイクアクションが繰り広げられていましたね。PSU本部ビル攻撃時に、ミサイルポッドを積んだサイドカーが登場したり、ホンダ・CB1100、カワサキ・W650、スズキ・GSX1300Rハヤブサなどなど名立たる日本のバイクが活躍していました。若者にまたバイクを浸透させるなら、もう一度爆走!ドーベルマン刑事のようなバイクアクションドラマを復活させるしかないですね(苦笑)。




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思い出の作品!
今日のスポーツニッポンの『我が道』コラムで、加納隊長役の黒沢年雄さんが『ドーベルマン刑事』について語ってますよ!
ひんしゅく小僧 2016/09/16(Fri)23:49:55 編集
Re:思い出の作品!
>今日のスポーツニッポンの『我が道』コラムで、加納隊長役の黒沢年雄さんが『ドーベルマン刑事』について語ってますよ!

どうも、ご無沙汰しております!
お知らせ頂きありがとうございました。黒沢さん、ドーベルマン刑事について語られていたんですね。残念ながらスポニチを定期購読していないので当日の記事を読むことができませんでした。どんなことを話されていたのでしょうね。どなたか詳細をご存知の方いないかな・・・。
【2016/09/22 08:18】
返事ありがとうございます。
〉管理人様
遅くなりましたが、スポニチでは『ハングマン』と『ドーベルマン刑事』でアクション俳優としての位置づけが確定した半面、廃工場などのロケが多かった事で肺を悪くしたと語っておられました。掲載の写真も第10話?と思われるアレックスを携えて拳銃を構える加納隊長の写真でしたよ!
ひんしゅく小僧 2016/10/10(Mon)17:34:00 編集
Re:返事ありがとうございます。
>〉管理人様
>遅くなりましたが、スポニチでは『ハングマン』と『ドーベルマン刑事』で

どうもご無沙汰しております。

詳しい貴重なお話ありがとうございました。
確かに両作品とも廃工場のシーンが多かったですよね。
あの中は相当空気が汚れていたんでしょうね。
他の役者さんたちやスタッフの方々も
そういった悪環境の中で
ハードな撮影をこなしていたんですね。
当時の写真つきでしたか。
西部警察などみたいに特別本みたいなのを
出してほしいですね。

こちらこそお返事頂き、ありがとうございました。
【2016/10/13 07:11】
黒バイ野郎と警察犬
ガースさん、こんばんは。

>≫このドラマの犬達の名演技はなかなかインパクトがあり、アレックスがモルヒネ漬けにされてしまうという(第19話「白バイ警官をマークせよ!」)ショッキングなストーリーもありましたが、この時の犬の演技もジーンとくるものがありました。

>「白バイ警官をマークせよ!」の次回予告動画を見ましたが、「アレックス…許してくれよ、何万人と言う人を助けるためなんだよ。」と新井康弘さん演じる加山が話しかける姿を見ると「アレックスがモルヒネ探しのためにモルヒネを打たれ、モルヒネを捜索する」というストーリーが伺えました。

次回予告の最初を飾る横一列に走る黒バイのパトランプが点灯するカットや横一列に走る黒バイの映像を見ると「白バイ野郎ジョン&パンチ」の影響もあるのでないか?と感じますが、「カッコマンVS黒バイ部隊」の予告のラストカットを飾る黒バイが社長室?へ殴り込むカットや「黒バイ刑事の友情」のダンプカーを包囲する黒バイ部隊の映像を見ると、西部警察などカーアクションがウリの刑事ドラマに対抗してバイクアクションがウリの「爆走!ドーベルマン刑事」で挑んだスタッフの意気込みが伝わりましたね。

また、アレックスが完全犯罪を暴こうとする「アレックス、完全犯罪に挑戦!」を筆頭にアレックスがペスト菌に感染する「アレックスを射殺せよ!」や冷凍トラックに乗り込んだアレックスを描く「アレックス・零下20度からの脱出」と目撃者の少年を探そうとするアレックスを描く「助けて!アレックス」、「バロン、よく聞いて…爆弾の隠し場所を探し出したら誰もお前を廃犬処分にしないわ」と語る白鳥さんのセリフが耳に残る「臆病犬バロンの復活」の予告を見ると、バイクアクション+警察犬の活躍も見どころであることを感じました。

余談ですが、原作の「ド―ベルマン刑事」単行本第10巻には深作欣二監督の映画「ドーベルマン刑事」で加納を演じた千葉真一さん、第22巻には「爆走!ドーベルマン刑事」で加納を演じた黒沢年男さん・23巻に白鳥刑事を演じた神保美喜さんがコメントを寄せているそうですが、黒沢さんと神保さんがドラマに関することを書いているのか気になるところです。
9人のコリない日本人 2018/08/06(Mon)23:49:35 編集
Re:黒バイ野郎と警察犬
>次回予告の最初を飾る横一列に走る黒バイのパトランプが点灯するカットや横一列に走る黒バイの映像を見ると「白バイ野郎ジョン&パンチ」の影響もあるのでないか?と感じますが、

ジョン&パンチの影響は確実にあったでしょうね。当時は日本のドラマもスケールのあるアクションドラマがたくさんあったし、西部警察にも鳩村を隊長とする特機隊が出てきて一層盛り上がりましたよね。


>「カッコマンVS黒バイ部隊」の予告のラストカットを飾る黒バイが社長室?へ殴り込むカットや「黒バイ刑事の友情」のダンプカーを包囲する黒バイ部隊の映像を見ると、西部警察などカーアクションがウリの刑事ドラマに対抗してバイクアクションがウリの「爆走!ドーベルマン刑事」で挑んだスタッフの意気込みが伝わりましたね。

西部警察ではできなかった派手なアクションシーンが多かったですよね。バイクを100%活かしたアクションドラマは日本ではこの「爆走!ドーベルマン刑事」と「ワイルド7」しかないような気がします。


>「バロン、よく聞いて…爆弾の隠し場所を探し出したら誰もお前を廃犬処分にしないわ」と語る白鳥さんのセリフが耳に残る「臆病犬バロンの復活」の予告を見ると、バイクアクション+警察犬の活躍も見どころであることを感じました。
簡単に言ってしまうと、ワイルド7と刑事犬カールを合わせたようなドラマだったのではと。


>余談ですが、原作の「ド―ベルマン刑事」単行本第10巻には深作欣二監督の映画「ドーベルマン刑事」で加納を演じた千葉真一さん、第22巻には「爆走!ドーベルマン刑事」で加納を演じた黒沢年男さん・23巻に白鳥刑事を演じた神保美喜さんがコメントを寄せているそうですが、黒沢さんと神保さんがドラマに関することを書いているのか気になるところです。

情報ありがとうございます。さっそくポチったので調べてみます(笑)。
【2018/08/10 12:45】
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