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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/06月

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潜水艦の映画で真っ先に思い出すのは、『Uボート』。Uボートの場合は、ストーリーも中々面白かったですが、一番印象に残っているのは、あの雄大なテーマ曲のほうですね。何より、潜水艦映画で重要なのは、誰が艦長役を演じているか。これによって作品性が大きく左右されますね。


潜水艦映画と言えば、近年では、『レッドオクトーバーを追え!』や、『クリムゾンタイド』など90年代の作品が浮かぶ。レッド・オクトーバーを追え!で艦長役を演じたのは、007の初代ジェームズ・ボンド役のショーン・コネリー。あの白髪に白髭のコネリーの姿は、ボンド役やそれまでの映画ではなかったカッコ良さで、演技力も抜群だし本当にハマりにハマっていた。クリムゾンタイドの艦長役は、『フレンチ・コネクション』シリーズの粗暴な刑事役や、ポセイドン・アドベンチャーの牧師役などでも有名なジーン・ハックマン。この人は、スーパーマンシリーズのスーパーマンの敵役のレックス・ルーサーも物凄くハマリ役で印象に残っている。クリムゾンタイドでは、黒人の副長(デンゼル・ワシントン)と対立する艦長役を熱演していたが、少々荒っぽい感じがフレンチコネクションのドイル刑事を彷彿とさせ、個人的には、結構好きだった。


ここのところ潜水艦の映画を見るのはご無沙汰でしたが、最近また面白い潜水艦映画に巡り合った。それは、『ファントム/開戦前夜』。これは、実話に基づいて作られたもので、舞台は、米ソ冷戦時代の1968年。「ファントム」呼ばれる謎の装置と核弾頭を搭載したソビエト連邦の潜水艦がハワイ沖で消息を絶ち、アメリカ軍とソ連軍がその潜水艦の発見を巡って、最大の熾烈な情報戦を展開させる。ソ連の旧式の潜水艦B-67の指揮をするデミトリー・ズボフ艦長を演じるのは、エド・ハリス。エド・ハリスと言えば、『ライトスタッフ』の宇宙飛行士役や、ジェームズ・キャメロンが監督した『アビス』の油田発掘調査員の役などが印象に残っているが、そう言えば、アビスも核弾頭を積んだ潜水艦を巡る話でしたね。エドが主人公を演じ、海底奥深くに沈んだ潜水艦を見つけ出して、その海底に住み着くエイリアンと遭遇するといった内容だった。アビスは、丁度ビデオレンタル屋に通い始めて、最初の頃に借りて見た作品なので、個人的に思い出深い作品でもあるのですが、ファントムで艦長役を演じているエドを見ると、どうしてもアビスの映像が脳裏に浮かんでしまいます。


エドが演じるデミトリー艦長は、それまでの潜水艦映画の艦長役とは違って、極めて物静かでシブい。艦内には、試作装置『ファントム』の実験のために、ブルニーという名の謎の技術者が乗り込んでいるが、ブルニー役を演じているのは、『X-FILE』シリーズのデヴィッド・ドゥカヴニー。このブルニーが中々の曲者(実は、情報機関KGBの特殊部隊『オズナ』のメンバー)で、ファントムを巡ってデミトリーと激しく対立します。ファントムとは、別の船の音波を模倣して敵のソナーを欺く装置のことで、B-67がアメリカの原子力潜水艦と遭遇した時に、ファントムを使用して見事に危機を乗り切ります。その実験の成功を知ったブルニーらは、ソ連に覇権を握らせるためにB-67を中国艦に見せかけて核弾頭で太平洋艦隊を攻撃し、アメリカと中国との核戦争を誘発させることを計画する。

ブルニーらの目的を知ったデミトリー達は、必死に抵抗し、核弾頭の発射を阻止しようとします。クライマックスでは、敵の魚雷攻撃を受けている中、艦内では、デミトリーとその部下の乗員達と、ブルニーらKGBとの激しい死闘が展開し、ラストは、Uボートを彷彿とさせるような悲しい結末が待ち構えているのですが、エド艦長の演技は最後まで緊迫感があり見応え十分で、最近では、かなり良質で硬派な潜水艦映画でした。いつか、ロバート・デ・ニーロやシュワちゃんの艦長役も見てみたいですね(笑)。








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この夏は、2つのSFドラマに注目しているのですが、一つは、D-LIFEでスタートした「サイバー諜報員~インテリジェンス~」。脳内にマイクロチップを埋め込まれ、いかなる状況下でも瞬時に世界中のネットワークにアクセスできる生身のハイテク兵器と化したNSA(アメリカ国家安全保障局)の諜報員ガブリエル・ヴォーンの活躍を描くスパイアクション。ガブリエルのマイクロチップを守るために女性エージェントのライリーが彼の護衛かつ相棒となり、二人が様々な難事件に挑んでいく。ガブリエルには同じくCIA工作員の妻アメリアがいるが、アメリアは、ムンバイで起きたテロ事件の囮捜査中にイスラム武装勢力「ウシェカレトイバ」と呼ばれるテロ組織へ寝返って、行方不明になっている。


初回を見た印象としては、最新のCG技術を駆使したガブリエルの脳内映像は、中々見応えがあるし、アクションも映画スケール並みに迫力があった。ただ、『チャック』などに似た既視感のある内容で、いまいち突出したものがなく、インパクトに欠ける。ジン・コンが率いる中国の組織が出てくるあたり、現在のアメリカの情報戦においての敵は、やはり中国なのでしょうかね。『Hawaii Five-0』だと、日本のヤクザが敵として描かれていて、日本も相当目をつけられている印象を受けるが(苦笑)、サイバー時代に突入して、情報戦も複雑かつ混迷を極めているこのご時勢。サイバー化された人間がいかに有能に情報戦を潜り抜けていくのか今後の展開に期待したいですが、どうやらこのドラマ、1シリーズで終了してしまったらしい。「サイバー諜報員」と言うタイトルのつけ方が面白いですね。スパイ大作戦のノリでつけたのかな・・・。


そう言えば、中国人のジン・コン役を演じている俳優、どこかで見かけたなと思っていたら、『Hawaii Five-0』でサン・ミン役を演じていたウィル・ユン・リーだった。この人、意外にも『刑事ナッシュブリッジス』にもゲスト出演していましたが、最近もアクションものでよくお見かけしますね。









もう一つは、AXNで放送中の『オールモスト・ヒューマン』。「LOST」「パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット」のJ・J・エイブラムスが手掛ける近未来SFアクションもの。アンドロイドと人間が共生している2048年の世界。刑事ジョン・ケネックスのチームは、凶悪犯罪組織インシンジケートの検挙の際に、奇襲攻撃を受けて瀕死の重傷を負う。17ヵ月間の昏睡の後、ジョンは奇跡的に目を覚ますが、片足を失い、チームが全滅したことを告げられてショックを受ける。復帰したジョンは、人間と同じ感情がプログラムされた旧式タイプのドリアン(DRN-0167)をパートナーにし、様々な凶悪犯罪に立ち向かう。


トラウマを抱えて心を失った刑事と、人間の心を持ち、情に厚いアンドロイドがコンビを組んで、犯罪に挑んでいくスタイルの未来型バディコップもの。バディものの刑事ものと言えば、日本では、トミーとマツやあぶない刑事、アメリカドラマでは、刑事スタスキー&ハッチ、マイアミバイスなど今までさまざまな作品がありましたが、このドラマでは、片方が人間以上に人間的なアンドロイドとの組み合わせ。


2048年の未来世界の映像は、どことなくロボコップやトータルリコールの世界観が入り混じったような感じに見え、アクションはやはり映画並みのスケール感がありド派手でカッコ良い。ジョンとドリアンの言葉のやり取りを聞いていると、どこか懐かしくて、従来型のバディコップものを彷彿とさせる雰囲気を感じさせてくれる。ジョンは、最初にコンビを組んだアンドロイドをいきなり車から放り出して破壊したり、少し粗暴な一面も見られ人間味が薄く、逆にジョンの良き理解者として振舞うアンドロイドのドリアンのほうがより人間的に見えてしまう・・・といった凸凹現象を狙った風の刑事ドラマなのでしょうが、どことなくナイトライダーのマイケルとキットの関係のような雰囲気もあって、このあとの展開も色々気になります。しかしながら、この作品もサイバー諜報員と同じく1シーズンのみで打ち切り終了となってしまったそうです。


有名な俳優を使ったにも関わらず不評に終わった『アルカトラズ』など、時々ハメをはずすこともあるJ・J・エイブラムスですが、最近だとフリンジやパーソン・オブ・インタレストなどテレビシリーズのヒット作も多いし、スタートレックやスターウォーズの最新作など、SF映画の金字塔にも名前が浸透してきている人なので、このオールモスト・ヒューマンの続きにも大いに期待したいところですが。投げっぱなしだけは勘弁して欲しいなあ・・・(苦笑)。








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平成に入ってからは、6人目のメンバーが加入することが定番になっている戦隊シリーズですが、『烈車戦隊トッキュウジャー』にもすでに登場しています。今年の6人目はオレンジ色のトッキュウ6号。オレンジ色の戦隊メンバーは、『バトルフィーバーJ』のバトルコサック以来、35年ぶりだそうです。トッキュウ6号は、以前は、シャドーラインのシャドー怪人「ザラム」と呼ばれ、幹部のシュバルツと共に悪事を重ねてきた男。雨を降らせるという特殊な能力で人間を苦しめたことに罪悪感を持ち、今は、人間の姿でレインボーラインの保線作業員として働いている。トッキュウジャーのメンバーによって、「虹野明」と言う人間の名前がつけられた。


虹野明が登場する時、いつもハーモニカーを吹きながら現れるのですが、ギターやトランペットを奏でながら登場していたキカイダーをリスペクトしているような印象を受けます。『仮面ライダー鎧武』では、リメイク版の新しいキカイダーが登場して鎧武と共闘していましたが、明のキャラ設定も、キカイダーのリメイク映画の影響がありそうですね。トッキュウジャーの敵の名はシャドーラインですが、そう言えば、キカイダー01の敵の名前は、「シャドウ」、闇を抱えた明の存在感がどことなく、ハカイダーの人間態のサブローを彷彿とさせ、やはり、色々とキカイダーリスペクトを感じさせてくれます。



シャドーラインの最高権力者として、11話から人間態の「闇の皇帝ゼット」が登場していますが、初期戦隊には、印象的な人間態の幹部やボスがたくさんいましたね。






電子戦隊デンジマン

ヘドラー将軍



へドリアン女王に大いなる忠誠を尽くし、武人として最後までデンジマンと戦い抜いたベーダーの幹部。人間に変装した時のヘドラーが凄くカッコ良くて、何でこの人が敵側の人間なのだろうと、リアルタイム当時は不思議に思ったが、ヘドラーを演じた藤堂新二(当時は、香山浩介)氏と言えば、東映版スパイダーマンで主人公の山城拓也を演じた元ヒーロー出身の俳優。でも、リアルタイムでスパイダーマンを見られなかったため、個人的には、悪側の印象が強かったですね。

他にも、宇宙刑事ギャバンでは、ミミーが恋する白バイ警官(実は、ヒョウダブラーの人間態)を演じたり、超人機メタルダーでは、桐原コンツェルンの代表・桐原剛造(夜の闇に包まれるとネロス帝国の支配者・ゴッドネロスに変貌する)役など、インパクトのある悪役をたくさん演じられていました。その藤堂氏は、なんと、現在制作中のVシネマ『宇宙刑事シャリバン&シャイダー NEXT GENERATION』で宇宙刑事達に指令を与えるゴードン長官役で出演しているそうです。コム長官に代わる新しい指令官役として、どのように活躍をされるのか気になるところですね。






超電子バイオマン

メイスン



新帝国ギアのボス・ドクターマンに生み出されたメカ人間。ビッグスリーの幹部としてジューノイドを指揮し、数々の作戦を打ち立てバイオマンを苦しめた。ビッグスリーの中でも一番の野心家であり、ドクターマンが人間であることを知って暗殺計画を練ったが、ドクターマンに見破られて失敗。ドクターマンの正体に関する記憶は消去され、後に強化改造されて、右腕にメイスンミサイル、右手にメイスンバルカンを装備するようになる。

メイスンを演じた中田博久氏と言えば、当時は、刑事ドラマや時代劇の悪役などでも有名でしたが、ヒーローものでは、仮面ライダーアマゾンのゼロ大帝などの敵のボスや、仮面ライダー(スカイライダー)では、それとは真逆の正義に燃える空手家を好演されていたこともあった。他にも怪人の人間態など、数々のヒーローものに出演されていましたが、キャプテンウルトラでは、主人公の本郷武彦を演じられており、この方もヒーロー出身の俳優さんでしたね。






超獣戦隊ライブマン

ドクター・ケンプ



科学アカデミアの優秀な学生・月形剣史は、武装頭脳軍ボルトの大教授ビアスに心酔し、自身の天才的な能力を活かすために自らボルトに加入し、その幹部ドクター・ケンプとなる。かつての友人だった勇介達(ライブマン)と真っ向から争い、戦闘時は、美獣ケンプとなって、改造された肉体でライブマンを打ちのめした。後にパワーアップして恐獣ケンプとなった。ライブマンの敵味方の構図は、それまでの戦隊のそれを覆す斬新さがありましたが、ドクター・ケンプは、元は人間であり、自ら敵側のメンバーに加わって、かつての仲間と対決するところが物凄く衝撃的で目新しい幹部だった。ライブマン以前の人間態の幹部は、顔に派手めなメイクをしているのが定番でしたが、ケンプは、ノーメイクの幹部だったのが逆に新鮮でした。その辺は、闇の皇帝ゼットなど、最近の戦隊の幹部と相通ずる部分でもありますね。

ドクター・ケンプ役の広瀬裕氏は、『超新星フラッシュマン』では、改造実験帝国メスの幹部レー・ワンダ、『鳥人戦隊ジェットマン』では、次元戦団バイラムの幹部帝王トランザ、『五星戦隊ダイレンジャー』では、魔拳士ジンなど、戦隊シリーズで数多くの幹部を演じられていました。個人的には、仮面ライダーBLACKのバイクレーサー役も印象に残っています。

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私が本格的に海外の俳優さんのことを知るようになったのは、やはり、ゴールデンタイムに放送されていたナイトライダーやエアーウルフを見始めた辺りからだと思うのですが、当時の俳優さんの名前って凄く長くてインパクトのあるものが多かったですね。例えば、


デビッド・ハッセルホフ
ハッセルホフってネームは、他では聞いたことがないし、やはり強烈に印象に残る名前ですね。それから、


アーネスト・ボーグナイン
サイボーグ009のメンバーかと思いましたよ最初(笑)。他にも


ジャン・マイケル・ビンセント

ルー・ダイアモンド・フィリップス

アラン・オッペンハイマー

ペドロ・アルメンダリスJR.




などなど。一度聞いたら頭に焼き付いてしまう印象的な名前が一杯ありましたが、エアーウルフの場合、その登場人物達の名前もインパクトがありましたね。ジャン・マイケル・ビンセントが演じた『ストリング・フェロー・ホーク』。アメリカ人ってみんなこんな長くてカッコいい名前の人ばかりなのかと圧倒されました。他にも『ドミニク・サンティーニ』。サンティーニは、自転車メーカーの名前でも有名らしいですね。『マイケル・コールドスミス・ブリッグス3世』・・・コードネーム=アークエンジェル。自ら大天使を名乗るって凄いです。大天使だから、いつも白のスーツに白のネクタイ、帽子まで白だったのでしょうね。ドミニクに白無垢って言われますわねそりゃあ。白のスーツが似合う人は、最近中々いませんね(笑)。ナッシュ・ブリッジスには、天使のコスプレをしたおっさんがいましたけど・・・。そう言えば、アークエンジェルの部下で、ホークの恋人だったガブリエルも上司のゼウスも天使の名前から取られていました。


ジーン・ブルース・スコットが演じたケイトリンは、ラストネームが「オシャネシィ(O'Shannessy)」。初めて聞いた時は、インパクトを感じましたが、オシャネシィって、当時は、ケイトリンにだけに使われているオリジナルの名前かと思っていたのですが、向こうでは、わりと一般的に使われている名前のようですね。劇中では、ケイトリンと、ファーストネームだけで呼ばれることが多かったので、オシャネシィって聞くとなぜだか違和感を覚えたこともありました。




エアーウルフのシーズン2から登場したケイトリンは、敵に捕らえられて人質にされる役回りが多かったですが、印象に残る活躍回もいろいろとありました。




「怒りの脱出!!荒野のマッドポリス軍団」

SWEET BRITCHES

テキサス・ハイウェイ・パトロールの婦人警官ケイトリンが初登場したエピソード。よそ者達を狩猟クラブに引き渡して、人間狩りの獲物にしているポープ群警察のボーガン署長と彼に操られる住人達を相手に、ケイトリンが勇猛果敢に立ち向かうストーリー。この事件をきっかけに、ケイトリンは、ホーク達と知り合い、警察を辞めてドミニクの航空会社で働くようになるので、言わば、警官のケイトリンが見られる唯一の話でもあります。地上スレスレを飛び回り、チェーンガンやミサイルでボーガンのいる交番を木っ端微塵に吹き飛ばしてしまうエアーウルフのアクションも凄かったですが、冒頭のバイクスタントも強烈だった。あのシーンのスタントマン、やはり、大怪我を負ったみたいですね。











「99の顔を持つ大怪盗!!砂漠の秘密基地掃討戦」

THE HORN TO PLENTY

大怪盗ジョン・ブラッド・フォード・ホーンがホークを洗脳してエアーウルフを奪い取ろうとするシーズン3初回のエピソード。エアーウルフに登場する人物の名前は、なぜだか長くてインパクトがあるものが多いですが、ジョン・ブラッド・フォード・ホーンもその一人。洗脳されたホークがドミニクを銃で撃ってしまう衝撃的な場面もありましたが、となると、ホークを救い出せるのはもうケイトリンのみ。と言うことで、この回では、前述の「・・・荒野のマッドポリス軍団」を彷彿とさせるケイトリンの活躍が見られました。


ちなみに、ジョン・ブラッド・フォード・ホーンの娘アンジェリカ役を演じたのは、「ナイトライダー」でマイケルの恋人役を演じ、デビッド・ハッセルホフの前妻のキャサリン・ヒックランド。ジョン・ブラッド・フォード・ホーンは、この後、「エアーウルフ奪取作戦!!怪盗ホーン危機一髪(DISCOVERY)」のエピソードに再登場しますが、その際、役者がリチャード・リンチからジョン・バーノンに変更されている。ジョン・バーノンと言えば、ナイトライダーでもナイト2000を奪い取る国際犯罪組織のボスを演じていたが、昔は、ジョン・バーノンとジーン・ハックマンの見分けがつかず、よく勘違いしていたなあ(笑)。リチャード・リンチは、テレビ版ブルーサンダーの初回に主人公の宿敵役で出演し、モホーク型の戦闘機を操縦するパイロットを演じていたが、ジョン・ブラッド・フォード・ホーンが戦闘機を操縦してエアーウルフとドッグファイトを繰り広げるエピソードも見てみたかったですね。









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ファミリー劇場で放送されていた『代表取締役刑事』が先月終了しました。リアルタイム時は、人情路線だと思い込んでしまって途中で見るのを止めてしまったのですが、今回は、フルで見ることができました。


東京の下町を舞台にしたヒューマンストーリー+アクションもありと言うことで、前半期は、毎回、舘さん演じる兵頭がメインで犯人を追跡したり、銃撃戦をするなどさりげないアクションシーンが見られたが、後半期は、アクションシーンがやや増えて、普通のアクション刑事ドラマのような展開になっていたのが意外だった。西部警察にオキ役で出演した三浦友和氏が「さらば友よ」にゲスト出演していたのも驚きました。他にもジョー役の御木裕氏が「太陽がいっぱい」に、鑑識のロクさん役の武藤章生氏が「裁きは終わりぬ」にゲスト出演していたり、犯人役の常連でもあった黒部進氏、八名信夫氏、片岡五郎氏、市川好郎氏も見かけましたが、犯人ではなく、下町の住人など意外な役柄で出ている人もいましたね。


他にも、相棒シリーズの伊丹刑事役の川原和久氏が「動く標的」に犯人役で出演していたり、同じく官房長役だった岸部一徳氏が「泥棒日記」に。『あぶない刑事』で舘さんと共演したベンガル氏が「大人は判ってくれない」、前田吟氏が「男と女」、坂上二郎と高木ブー氏が共演した「愛情物語」、風見しんご氏や西山浩司氏、斉藤清六氏など欽ちゃん系のゲストや、ピンクレディーの二人、河合奈保子、石川ひとみなどの歌手系、海津亮介氏、黒崎輝氏などのヒーロー系のゲストなど、思っていた以上にゲスト出演者が多彩で面白かったです。



一番印象に残ったエピソードは、やはり三浦友和氏がゲスト出演した「さらば友よ」。ビル荒らしをして辰巳署に収監中の窃盗犯・高井を護送するため、兵庫県警のカンノ刑事が東京にやってくる。カンノは、部下のツジウラ刑事と共に高井を連行するが、東京駅で何者かに襲われ、ツジウラがナイフで刺され、高井は逃走する。カンノに不審を抱く兵頭は、カンノと共に行動し、高井の行方とカンノの真の目的を探り始める。


西部警察以来の舘さんと三浦さんの顔合わせですが、三浦さんが関西弁を喋る刑事役を演じているのがとても新鮮でした。兵頭とカンノがコンビを組んで捜査をする姿は、西部のハト、オキコンビ復活を連想した。クライマックスのボートアクションも西部警察を彷彿とさせ、とても見応えがありました。あぶない刑事は当初は、舘&三浦コンビでやる予定だったらしいですが、西部警察から約8年ぶりの二人の共演は、まさに夢の共演と言う感じで、終始華やかな雰囲気が漂っていて良かったです。


最終回の「さよならをもう一度」は、初回にも登場していた国連の職員で兵頭の元婚約者の寛子(根本りつ子)が兵頭への想いを断ち切れず国連を辞職して日本に帰国するも、その直後に交通事故に巻き込まれて消息を絶ち、その事実を知った兵頭が轢き逃げ犯を探し出すと言う展開。再登場するも、一度も兵頭と会うことなく事故死してしまった寛子がなんとも切なく、犯人探しに執念を燃やし、ラストは、神田正輝氏演じる鴻上と激しい殴り合いをする展開が熱かった。

最終回は、もっと地味に終わるものかと思っていたのですが、やはり、ゴリラ警視庁捜査第8班で共演した石原プロの2大スターの共演となれば、激熱展開になるのは至極当然のことですよね。人情路線ではありましたが、兵頭のラブストーリーで始まり、ラストもラブストーリーで締めくくった刑事ドラマだったんですね。


前期は、北海道ロケのエピソードもありましたが、西部警察のような派手なアクションもなく、物足りなかったが、後期は、西部警察やゴリラなどでも見られた熱いアクションシーンが増えて、アクション的にも面白かったです。ゲストが本当によりどりみどりと言う感じで、当時活躍されていた個性的な俳優さんから、お笑い系、歌手系と幅広く出演していたところも見所でした。



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1977年に巻き起こったスーパーカーブーム。残念ながらその時まだ小さかったのでそれを体感することはできなかったのですが、カウンタックやポルシェなどのミニカーや消しゴムなどは一杯持っていましたね。『キャノンボール』を初めとしたはちゃめちゃレースものは、日曜洋画劇場などテレビの映画放送枠でよく見ましたが、当時のスーパーカーブームの一端が見られる作品と言えば、まず『ジャッカー電撃隊』。ジャッカーは、現在スーパー戦隊シリーズの一作品として加えられていますが、当時はまだゴレンジャーに続く石森章太郎のヒーロー作品の一つと言う認識でした。そのジャッカーが乗るマシーンにもスーパーカーブームの多大な影響を見ることができます。








スペードマシーンのベースは、イタリア車のフィアット・X1/9。車体前部にミサイル、リトラクタブルライトの部分に20ミリ機関砲を仕込むなど、かなりダイナミックな改造が施されており、特撮ヒーローの車両の中でも強烈な印象に残した車でした。街中を派手に走り回る姿が圧巻でしたね。そして、ジャッカーには、当時人気だったスーパーカーが勢揃いするエピソードがありました。それは、7話の「8スーパーカー!! 超速300キロ」と、14話「オールスーパーカー!! 猛烈!! 大激走!!」。




  

「8スーパーカー!! 超速300キロ」には、フェラーリBB・ランボルギーニミウラ・ランボルギーニウラッコ・ポルシェ930ターボ・マセラッティメラク・ロータスヨーロッパなど、錚々たるゴージャスなスーパーカーが登場する。敵に乗っ取られたフェラーリBBが公道をブッ飛ばす場面などが見られます。「オールスーパーカー!! 猛烈!! 大激走!!」には、ポルシェ930ターボをはじめ、10台近くのスーパーカーが登場し、実際に公道レースが展開します。レース中にスペードマシーンが割り込んだり、終始スーパーカーたちの華麗な走りを見ることができます。




スーパーカーブームの火付け役になった映画と言えば、やはり「サーキットの狼」。週刊少年ジャンプに連載されていた漫画の実写版で、カウンタックやフェラーリ、ランボルギーニ、BMW2002ターボなどのたくさんのスーパーカーと、元F1ドライバーの中島悟など有名なレースドライバー達が数多く登場した作品です。主人公の風吹裕矢はロータス・ヨーロッパに乗り、公道で荒々しいカーレースを繰り広げていますが、中でも警官の沖田(矢吹二朗)が乗るフェアレディZのパトカーと、ロータスの公道レースは迫力があった。鍵十字のマークをつけたスーパーカー軍団が新宿都心の公道を走り抜ける映像は壮観。首都高でのレースシーンなども見られますが、それにしてもあの時代は、日本の公道でもかなり自由に撮影ができたんですな・・・(汗)。









他にも、『007は二度死ぬ』のボンドカーとして使用されたトヨタ2000GTや、バート・レイノルズが主演した『トランザム7000』シリーズなどでも活躍したポンティアック・ファイヤーバード・トランザムの1970年代モデルなど、当時の人気車が続々出ていました。サーキット場でのレースシーンには、イタリア車のデ・トマソ・パンテーラも出ていたが、パンテーラと言えば、刑事ドラマの『大追跡』「暴行魔W」や、『西部警察』「殺し屋参上」にも登場して、公道で迫力のある走りを見せていましたね。またこんな熱狂的なブームが来て欲しいものですが・・・。




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