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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/06月

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AXNで春からスタートした『HAWAII FIVE-O』シーズン3の放送があっという間に最終回を迎えました。今シーズンも波乱含みの展開でしたが、やはり気になるのは、スティーブ・マクギャレットと彼の宿敵ウォー・ファットの対決の行方。初回で護送中にデラーノの手助けによって逃亡を図り、しばらく姿を見せなかったウォー・ファットですが、意外なエピソードでまた顔を見ることになりました。その意外なエピソードとは、第21話「密着!ファイブ・オー」


フォイブオーのメンバーがテレビの人気密着ドキュメント番組「サバンナ・ウォーカーショー」の取材を受けながら事件の捜査を進めるというもの。撮り方も今回は、取材クルーのテレビカメラの視点で撮られ、ファイブオーの活動をドキュメンタリー風に映し出していたのが面白かった。日本だと差し詰めなんとか警察24時みたいな感じの番組になるんでしょうが、それよりも突っ込んだ取材をするし、ショッキングな映像が続きます。そのリアルな演出がユニークでした。


腕を切断された惨殺体が発見され、テレビカメラはその現場の生々しい様子を映す。現場を行き交う捜査関係者の中に、なんと警官に成りすましたウォー・ファットの姿が。それに気づいたスティーブ達とウォー・ファットが突然銃撃戦を始め、取材のテレビカメラが少しパニクりながらその様子を撮り続けている・・・といった感じで捜査が延々と続いていきます。しかし、こんな特殊なエピソードにウォー・ファットを絡ませてくるなんて、大胆と言うか、さすが番組スタッフと言うべきか。


知事の命令で嫌々取材を受けているファイブオーのメンバーに対し、番組のファンである検視官のマックスだけがノリノリで取材を受けているのが笑えます。しかし、捜査が進むうちに、スティーブ達も慣れてきたのか、移動中の車内で馴れ合いの喧嘩を始めたり、カメラの前に突然現れた犯人をスティーブが追い、犯人がマンションの5階のベランダから下のプールに飛び込むと、スティーブもそこから飛び降りて、プールの中で見事犯人を捕まえると言ったいつも通りの過激な行動を見せるところが良いですね。


やがて、被害者は、財務省の関係者であることが判明。どうやら紙幣印刷の原盤のコピーを、ウォー・ファットやロシアのマフィアが狙っているらしい。その犯人については、さておき、クライマックスは、山の中でファイブオーと、ヘリで逃走しようとしていたウォー・ファットが対決。そこでまたもや激しい銃撃戦を繰り広げます。その時、チンが撃たれるアクシデントも起こるが、防弾チョッキを着ていたので何とかセーフ。ファイブオーが一斉射撃をしたところ、ヘリは墜落し、なんとファットが半身焼け爛れた姿で倒れているところを発見される。


ファットってもしかして今シーズンで出番終わり?とこれを見た瞬間思ったが、病院に運ばれて、とりあえず命には別状ない模様。最終回のラスト、収監所でスティーブと対面する時にも、あの悲惨な姿で登場していたが、その最終回がまたとてつもなく尾を引く感じで終わってしまうんですね…。ファット、シーズン4以降も登場となるとずっとあのメイクで登場しなきゃならないから、役者さんが大変そうですね…(苦笑)。


コノと恋人のアダムのその後も気になりますが、来シーズンもスティーブとウォー・ファットとの対決が見逃せない。



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最近は予算の関係からかあまり見かけなくなりましたが、初期戦隊では恒例となっていた地方ロケ。ゴールデンタイムではないにしろ土曜の夕方6時からの放送(関西では金曜夕方5時30分)だったし、視聴率も平均二ケタ台をキープしていた時代の戦隊だけあって、予算も潤沢だったのでしょうか。ゴレンジャーの山陰地方、愛媛松山から始まり、バトルフィーバーJの能登半島ロケなど、いろんな地方が舞台になっていましたね。そう言えば、仮面ライダーも7話において大阪で開催された大阪万博(1970年)の跡地や今は亡きエキスポタワー、エキスポランドなどの場所を大々的に使ってアクションを繰り広げていました。では、初期戦隊は、どんな場所で戦っていたのでしょうか…。




『電子戦隊デンジマン』
「熱海の陰謀を砕け」
「熱海よいとこ一度はおいで~」って何かのCMだったかそんなフレーズがありましたが、観光情緒溢れる静岡県の熱海を舞台にデンジマンとベーダーが熱い戦いを繰り広げます。このエピソードは、劇場版と平行して撮影されたそうです。相模湾一帯にサメラ菌をばらまき、900万人の殺人計画を実行しようとするベーダー。ベーダー怪物サメラーに誘拐された細菌学者の浅野教授とその妻の救出と、ベーダーの計画を阻止すべく熱海にやってきたデンジマン。デンジマシーンやデンジバギーが海岸の砂浜を突っ走って派手な銃撃戦を展開したり、夏服に衣替えしたデンジマンのメンバーとミラー&ケラーが変装合戦を繰り広げたり、モーターボートに乗って水上チェイスをするなど、地方ロケならではの遊び心満載のアクションが堪能できます。


 





『大戦隊ゴーグルファイブ』
「猪苗代の黄金魔剣」
会津一鉄流の継承者である鈴木一鉄の「黄金魔剣」を護るため、ゴーグルファイブが猪苗代に向かう。一鉄は、ゴーグルファイブの4人の男性メンバーから、孫娘・美潮の婿を選び出そうとするが、美潮には、思いを寄せる清作と言う恋人がいて…。福島県の猪苗代を舞台に、黄金魔剣を狙うデスダークのテングモズー率いる天狗集団とゴーグルファイブが対決。猪苗代湖のフェリー乗り場が映ったり、一鉄の娘の美潮とゴーグルファイブの男性メンバーがお見合いをする場所としてリステル・ワン・猪苗代が使われています。リステル・ワン・猪苗代は、ゴーグルファイブと同じ年(1982年)に放送された宇宙刑事ギャバンの福島ロケでも使用されていましたね。鶴ヶ城をバックに繰り広げられる戦闘シーンなど、やはり地方ロケならではのダイナミックなアクションが楽しめます。


 





『科学戦隊ダイナマン』
「阿蘇山大爆発作戦」
ダイナマンでは、九州ロケのエピソードが3話もありましたが、今回は、その第1弾のエピソードをご紹介します。阿蘇の噴火口に飛び込む謎の鳥の正体をつきとめるべく、ダイナマンが熊本に向かう。シソチョウシンカを火の鳥にして、マグマエネルギーを使って阿蘇山を噴火させ、その混乱に乗じて九州征服を企てるジャシンカのファイヤーバード作戦を阻止すべく、阿蘇山の雄大な自然をバックにダイナマンとメギド率いるジャシンカが激闘を繰り広げる。ダイナマンが馬に乗って、山の草原を駆け抜ける映像がなんともカッコ良い。



 


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現在、日産が開発中の自動走行車には、低速車を追い越したり、ハンドル操作で障害物を緊急回避したり、赤信号では、当然停止、速度制限にも対応するシステムが備わっているそうです。駐車の時も車が自分で空きスペースを見つけて停まったり、また、リモコンを使って車を呼び出すことも可能だとか。いやはや凄いですね。いよいよ時代がナイトライダーの世界に追いついてきた感じです。


車の追い越しと言えば、パイロットのエピソードでマイケルがデボンと一緒にナイト2000に乗り込み、テスト走行するシーンがありますが、ナイト2000が前方を走る黒いトレーラーを自動走行で追い越した時のマイケルの言葉を思い出します。「信じられない!ハンドルが勝手に動いて軽く追い越した!!」…なんてセリフを現実で聞く時がもうすぐやって来るんでしょうね。


前回に続き、ナイトライダーのハイライト。日本版のDVDには収録されなかったものをいくつかご紹介します。



日本では、未放映だった「Slammin' Sammy's Stunt Show Spectacular」。マイケルがスタントマンになりすまし、何者かに妨害行為を受け続けているスタントショーに潜り込んで、犯人を探し出すエピソード。クラシックカーショー(CUSTOM K.I.T.T.)の時もケバケバメイクを施されて嫌がっていたキットですが、この話でも、ボンネットやサイドに星型のステッカーを一杯貼られて、いかにもなスタントカーになっていた。スタントショーでナイト2000が豪快なジャンプを見せますが、着地する時の角度がやばすぎ…(苦笑)。










これも同じく日本未放映の「Not a Drop to Drink」。シャスタ谷に流れる川の水利権を巡りブレーメンのグループと対立している大牧場経営者達の家族を守るため、マイケルとキットが大奮闘するエピソード。3台のブルドーザーとのバトルシーンでは、ナイト2000がバックで片輪走行するスゴ技を見せたり、ロケット砲(ROCHET FIRE)を使って、破壊され噴出したダムの水を塞き止めたりと、ナイト2000の豪快な力技が見られます。










日本では、日曜洋画劇場枠で放送された「Goliath」。日本題は、「ナイトライダー2 無敵ゴライアスvsナイト2000」。マイケルとそっくりの顔をしたウィルトン・ナイトの息子ガース・ナイトと無敵のトレーラー・ゴライアスが初登場するシーズン2初回のスペシャルエピソード。ナイト2000のメカニックのエイプリル・カーチスもこのエピソードから登場しますが、日本では、このエピソードを先に放送してしまったために、後のレギュラー放送では、放送順に大混乱が生じることになってしまった…。ガースは、シーズン4にも登場すると思っていたのですが、結局ゴライアスと共に死んでしまったのでしょうかね…。なんか今でも生きてるような気がするのですが…(苦笑)。このハイライトは、日曜洋画劇場枠の放送だったためテレビでは、未放映。いずれも吹替えで見てみたいものですね。








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テレビは、秋の改編を迎えておりますが、いやはや、気づけば今年もあと3ヵ月を切ってしまっているんですね。本当に時の流れ早過ぎます…。一時は、終了してしまうのではないかと噂されていたテレ朝の『日曜洋画劇場』は、スペシャル番組を挟みつつ月に一、二度の放送となり、一応継続されているみたいです。しかし、タイトルロゴが表示されるわ、テロップが流れるわ、淀川さんご存命時の頃と比べると画面に落ち着きがなくなったのが残念。それに放送されるタイトルもいつも似たり寄ったりの安全牌ばかりでつまらなくなってしまいました…。


で、今週は、その日曜夜9時枠で『特捜最前線2013』が放送された。我々世代なら誰もが知るあの特捜最前線のリメイクです。キャストは当然ながら一新され、装いも新たに21世紀版の特捜最前線がここに見事に復活を遂げた。西部警察と並ぶテレビ朝日の看板番組の一つでもあったし、どのような形で復活したのか気になったので、久しぶりにリアルタイムにチャンネルを合わせて拝見しました。


その前に、語っておかなければならないのが、去年CS/スカパーで放送された『特捜最前線2012』について。実は、特捜最前線は、地上波よりも一年早くCS/スカパーにおいて復活していたんですね。ちなみに、2012は、渡辺いっけいを中心に平岡祐太、神尾佑、RIKIYA、佐戸井けん太と言うキャスティングが成されていました。サブタイトルは、「爆破0.01秒前の女」。突如、渋谷の高級宝飾店にリモコン爆弾を持った女警官があらわれ、店にいた客と行員達を人質にたてこもり、鴻上大全(渡辺いっけい)率いる特命課が事件の捜査に当たると言う内容だった。


 

特捜最前線は、11年間に渡り放送され、放送回数は、500回以上と言う長寿番組でしたが、私はまだその10分の1程度しか見ていないので、細かい部分についてはまだ理解できていないところもあるのですが、この2012は、わりとオリジナルの雰囲気に近いと言うか、演出面においては、忠実に再現していたと言う印象を受けました。オープニングも音は、現代風にアレンジされつつも、映像面は、オリジナルに近い雰囲気があり、本編も同様に撮影や演技面などなど、全体的にオリジナルに近い作風になっていたと思います。ただ、オリジナルと比べると、アクション面は、当然ながらスケールダウンしているし、キャストが地味で重厚感がなく、やはり、オリジナルを超えるのは、至難の業なのか?と言う印象が拭えなかった。



では、2013は、どうだったのかと言われると…キーハンター、Gメン、爆走!ドーベルマン刑事などのかつての東映の刑事アクション番組のテイストをふんだんに盛り込み、平成仮面ライダーのようなスピーディーな格闘アクションを加えたぶっ飛びな刑事アクションものに変貌していた。キャストは、またまた一新されて、上川隆也を筆頭に石黒賢、原沙知絵、平岳大、平山祐介、笹野高史、そして、東映の刑事ものに数多く出演してきた小林稔侍が特捜課の課長を演じる。あぶない刑事の劇場版などでも課長役の経験がある小林氏と、さらに犯人役には、往年の刑事ドラマでは、数々の凶悪犯を演じていた片桐竜次氏が元クリプトガムのボス役で出演していることもあり、2012よりは、かなり東映色が濃いキャスティングになっていた。そして、2012では流れなかったエンディングテーマ「私だけの十字架」が笹野高史の歌声で復活していた。



新興麻薬組織を追っていた椚谷評介(上川隆也)ら特命課は、幹部の一人の居所を掴むが、その幹部の男は何者かに刺殺されてしまう。現場に残された遺留品の検査の結果、それらの持ち主が捜査官の伊沢のものであることがわかる。あるデータから、組織が拠点を京都に移していたことが判明。椚谷達は、京都に向かい、京都府警の嘱託訓練士・朝水彩栞(原沙知絵)とブルカーン、ハスティら警察犬と共に組織を追跡するが…。


放送終了から25年以上経っていることもあり、心機一転で製作された感があるこの作品ですが、脚本は、オリジナルで数多くの作品を残し、2012にも携わった長坂秀佳氏が担当しており、ストーリー面においては、オリジナルの血脈が受け継がれている。しかし、演出面は、かなり大胆に変更されていた。まず、新しい要素としては、警察犬のレギャラー入り。警察犬の活躍と言えば、やはり、個人的に思い出すのは、『爆走!ドーベルマン刑事』です。このドラマでも三匹の犬が刑事達が乗るバイクと一緒に公道を駆け回ったり、ある時は飛行機を操縦したり(笑)と大活躍していたが、2013では、ブルカーン、ハスティなど7匹の警察犬達が特命課の刑事達と共に活躍していた。特命課のメンバーよりも警察犬達のほうが目立っていたような…(苦笑)。


京都のシーンでは、太秦の映画村のセット内で唐突なバイクアクションが展開。平山祐介演じる鷹柳が元自衛官の女と平成仮面ライダーのような派手な格闘を繰り広げたり、椚谷と伊沢も同様に激しい格闘を見せていた。クライマックスは、どこかの廃工場内でジョン・ウー張りの二丁拳銃(ベレッタM84)を使った銃撃戦が展開していたが、至近距離で一人の犯人を相手に何人もの刑事達が一斉射撃する映像が凄まじかった。


それなりに迫力はあったが、無茶苦茶撃ちまくっているのになぜに当たらない(笑)のかと言う突っ込みはさておき、アクション面は、2012と比べると断然派手になっていたが、では、これが特捜最前線なのか?と言われると…もうあの昭和の特捜最前線とは、全く別物の東映の平成ニュー刑事アクション作品と言っても過言ではない作風だった。別に特捜最前線じゃなくてもいいんじゃね?とやはり突っ込みたくなるが、音撃戦士の響鬼が平成仮面ライダーシリーズに加えられてしまったのと同じく、やはり企画を通すために止むを得なかったのかもしれませんね…。


まあ、その辺の事情はともかく、内容的には、2012のほうがオリジナルの雰囲気に近く、2013は、前述の通り、警察犬と言う新しい要素とアクション面を重視した異色の作品になっていた。従来のファンの方の受け止め方は、複雑だと思いますが、個人的には、それぞれ特色があって楽しめました。これを機会に、スカッとするアクション刑事ドラマがもっともっと復活するといいですね。



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刀を使って戦う映画で思い出すのは、『ブレイド』『キル・ビル』『リベリオン』『ラストサムライ』などハリウッド映画でも結構あります。最近は、海外ドラマでも『ウォーキングデッド』に登場する黒人の女剣士ミショーンが日本刀を使ってウォーカーをサクサク斬り殺しているし、あの『ナイトライダー』のマイケルだって刀を使って戦ったことがあったし…ともあれ、刀を使う作品を数多く見かけるようになりました。


ハリウッドの映画やドラマに出てくる忍者や侍の描き方って、ひと昔前は、へんてこりんで、日本文化の捉え方がかなり不思議な印象がありました。最近は、そのへんてこりんな印象を残しつつも、刀を使ったアクションは、かなり派手なものが増えてきたと思います。リベリオンにあった人の顔面だけを斬り落とすシーンは、最初に見た時は、かなり衝撃でしたね。CGが発達してからは、斬られた人の描写がかなりグロくなったと思います。普通に、首手足が切断されるし、血飛沫は、激しく飛び交うし、あらゆる角度から人の体を斬り込み、バラバラにしちゃうのもその手の映画では、もう日常茶飯事。ある意味ホラー映画を超えています。ウォーキングデッドのミショーンもウォーカーの首をサクッと斬りおとしていますが、日本刀ってあんなにサクサクと簡単に切れるものなんでしょうかね。ウォーカーの体は、腐ってるから、切れやすいのかもしれませんが。でも実際、切れ味は抜群らしいですね…。


1980年代にも『ブラインド・フューリー』など刀を使ったアクション映画がありましたが、これも隠れた名作。藤岡弘主演の『SFソードキル(1984)』。『仮面ライダー』でも知られる藤岡弘氏が単身ハリウッドに乗り込み、戦国時代のサムライを演じたSFアクション。日本人が主演するハリウッド映画なんて、最近では、あまり耳慣れませんが、なんと、藤岡弘氏は、この映画のために真剣を持ち込んで、本格的な居合いを披露している。ストーリーは、1522年にマカベ一族の武士タガ・ヨシミツが雪が降り積もる山中で敵の攻撃を受けて湖に落ち、氷漬けになってコールドスリープの状態のまま、400年後に発見される。ロサンゼルスの研究所に送られたヨシミツは、そこで蘇生実験を受けて見事に蘇る。ヨシミツは、研究所を抜け出し、未来の文化や異国の街並みに戸惑いつつも、女性ジャーナリストと心を通わせながら、街にはびこる悪党を次々と斬り倒していく。


真剣による殺陣は、オープニングでいきなり見ることができる。本物を使っているだけに、やはり互いの緊張感がよく伝わってきます。さすがに今の映画みたいな派手な鍔迫り合いや攻めぎ合い、刀を激しくぶつけ合いながらのスピーディーな立ち回りはないが、これぞ侍魂と言うか全てが真剣勝負。藤岡氏演じるサムライの存在感とハードな空気感が半端ない。最近は、日本人と称して中韓の俳優達がハリウッドの映画やドラマに出捲くっているが、これぞまさしく、ハリウッド製の日本映画って感じがします。あくまで自分の意見を押し通して自身の思い描いたサムライ像を演じ切り、ハリウッドのスタッフ陣を圧倒させた藤岡弘氏はやはり凄い。もっといろんな作品に出てもらいたかったですね。


さて、うち的に触れておかなければいけないのは、やはり、脇役の俳優さんについてです。ヨシミツと心通わせる女性ジャーナリストのクリス・ウェルズを演じていたジャネット・ジュリアン。この女優さん、どこかで見かけたことあるなあと思っていたら、『ナイトライダー』シーズン3の「凶悪バイク・ギャング!顔を消した男!!」に犯人の恋人ジョディ役で出ていたあの人でした。ヨシミツと白馬に乗ったり、時折、日本語を喋っていました。そして、医師のアラン・リチャーズを演じていたジョン・カルビンもナイトライダーの「幽霊殺人事件・謎のゴリラを追え!」や、エアーウルフのパイロットなど、当時の人気海外ドラマに数多くゲスト出演していた名脇役です。そう言えば、エイプリル役のレベッカ・ホールデンも日本に来て、草刈正雄と共演していたなあ。






 

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特撮ヒーロー番組に欠かせないオープニング曲とエンディング曲。熱い曲、魂を揺さぶる曲、パワフルな曲、切ない曲、思わず涙してしまいそうな曲…様々な名曲がたくさんありました。OPは、カッコ良くて熱いのに、EDは、哀愁のある曲だったり、ラブソングだったり、おちゃらけた曲もあったりと作品によって様々な趣きがありましたね。そう言えば、平成ライダーは、エンディング曲がカットされていますが、EDがないとどことなく締まりが悪いし、物足りない印象を受けます。と言うことで個人的に印象に残ったしっとり哀愁系のEDをご紹介致します。






「眠れマッハバロン」

<作詞:阿久悠/作曲:井上忠夫/歌:すぎうらよしひろ>
スーパーロボット・マッハバロンは、1974年に放送された巨大ロボット特撮作品。当時大流行していたグラムロックを取り入れた主題歌は、ヒーロー番組としては、かなり挑戦している印象を受けます。「蹂躙されて黙っているか」など、子供番組とは思えない深みのあるフレーズと、パワフルなボーカルにも度肝を抜かされました。それに相反してエンディングは、反戦ソングと思しき哀愁感溢れる名曲。イントロから何やら特撮ヒーローとは思えぬピアノのイントロが流れて、歌い出しからとても切ない。「戦う機械で無くしてあげたい」と言うフレーズがとくに耳に残る。全ての戦闘ロボット達に送る鎮魂歌と言う感じで、とても心に染み渡りました。









「おれの名はマシンマン」

<作詞:八手三郎/作曲・編曲:大野雄二/歌:MoJo>
仮面ライダーバースのモチーフになったと思われる星雲仮面マシンマン。リアルタイムでは、超電子バイオマンと放送時間がかぶっていた(関西では両方とも金曜の夕方5時30分に放送されていた)ので、ビデオで録画してよく見ていました。作曲はルパン三世やコブラなどのアニメや、大追跡、大激闘など刑事ドラマのOPテーマも手掛けた大野雄二氏が担当されています。イントロからサックスの音が入り、アダルトな雰囲気が漂う。甘く切ない大人のメロディが心地良い。合間に入るフルートやシンセサイザーのしなやかな旋律が美しく、一際印象に残ります。バトルフィーバーやゴーグルファイブなどでもお馴染みのMoJo氏の歌声もシブくて美しい。











「LONG LONG AGO, 20TH CENTURY」

<作詞:阿木燿子/作曲:宇崎竜童/歌:坂井紀雄>
「仮面ライダーBLACK」は、昭和の終わり頃に放送されたライダーでしたが、そう言えば、まだライダーにもエンディング曲があった時代でしたね。古き良き昭和のあの時代をも回想させるこの名曲。あの頃よりも男達は自由に憧れなくなったのか?女達に優しさは消えたのか?四季は消え、自然は崩れ、海の色は輝きを失ったのか?色々と問われているような気がして、21世紀になった今聴くと考えさせられます。いつまでも人の胸にぬくもりがあり続けて欲しいですね。













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