10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
東映チャンネルで650話まで放送され一旦終了した「特別機動捜査隊」が451話からまた再スタートしております。レコーダーを新調してHD画質で録り直している最中ですが、改めて見直してみると、色々と気づくことが多いですね。特別機動捜査隊と言えば、「七色仮面」の波島進が演じた立石主任率いる立石班のメンバーから始まり、その後、「ウルトラセブン」のキリヤマ隊長役で有名な中山昭二が演じた藤島主任率いる藤島班が登場。放送開始8周年を記念して初登場したのが青木義朗が演じた三船主任率いる三船班。三船主任は、413話から登場したそうですが、残念ながら未見なので確認できません。できれば初回からの再放送をお願いしたいものですね(苦笑)。
450話台を改めて見直しますと、推理性、サスペンス性の強いものや、「太陽にほえろ!」の殿下(島刑事)こと、小野寺昭がゲスト出演し、当時ブームになっていたハレンチ漫画を主題に、子供の性教育について真面目に考える「マンガの世界をゆく」みたいな異色のエピソードもあったり、バラエティ豊かなストーリーがたくさんありました。当初は、格安の制作費でスタートしたこのドラマも高視聴率が続き、450話台には、なんと鹿児島と広島の2ヵ所で地方ロケが行われていました。
まず鹿児島。
「霧の中の聖女」・・・公園の池の中からコンクリートで固められた女の死体が上がる。ガイシャ(被害者)の女が乗っていた車が九州の鹿児島の駐車場に置き去られていたことや、事件の鍵を握る男が九州に向かったことから、立石班は鹿児島に飛び、捜査を進める。西鹿児島駅、西郷隆盛の銅像、鶴丸城跡の西南戦争でついた鉄砲玉の痕、南州墓地・西郷隆盛の墓、ホテル林田温泉、霧島神宮、城山観光ホテル、桜島フェリーなどの風景が映し出される他、クライマックスは桜島の火口付近で撮影された模様。
「ハイビスカスの女」・・・乱痴気パーティ中に、若者たちがカクテルに混入した毒物を飲んで死亡する事件が起こり、捜査線上に浮かんだ女と一組の新婚夫婦を追って、立石班のメンバーが指宿に向かう。鹿児島空港、池田湖、唐船峡公園のソーメン流し、国指定名勝文化財仙巌園、佐多岬などでのロケシーンが見られました。ゲームの桃太郎電鉄にもあった砂むし浴場(砂風呂)を楽しむ人達の風景や、指宿観光ホテルでのファイヤーダンスのシーンもあり。特別派手なアクションシーンはなかったですが、1970年の南国情緒溢れる当時の風景が楽しめました。
そして、広島。
「白い心の旅路」・・・特捜隊の桃井刑事は、生まれ故郷の広島に帰り、そこで一年前、犯人逮捕の際に負傷した桃井を助けた塚口奈美子と言う女性と出会う。東京で殺された奈美子の親友が広島行きの切符を持っていたことから、立石班は、奈美子が事件の鍵を握っていると見て、広島に向かい捜査を開始する。撮影は、春頃に行われた模様。広島駅、宮島ボートレース、松大船・宮島行きのりば、宮島ロッヂ、厳島神社、紅葉谷園地、キャバレー香港、広島空港、広電(路面電車)の西広島駅、サニー広島、シーサイドパレスホテル、平和記念公園。クライマックスは、蛇喰磐の川で桃井刑事と犯人が格闘する。広島ロケと言うと西部警察にもありましたが、それを遡ること12年前(1970年)の広島の風景は、中々華やかかつ賑やかでした。

特別機動捜査隊のスポンサーだった日産のディーラー・サニー広島に立石主任が立ち寄り、聞き込みをするシーン。思わず、「西部警察か!」と突っ込み(苦笑)。

当時は、原爆ドームのそばをこのように車両が走ることができたんですね。時代を感じさせるワンシーンです。
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ロジャー・ムーアの追悼に映画を見ようと思っていたら、ムーアのではなく、なぜだかトニー・カーティスの映画を立て続けに見てしまった(汗。ロジャー・ムーアの吹替えは、広川太一郎氏が担当していましたが、広川さんと言えば、トニー・カーティスのフィックス声優としても有名でした。この間見た2本の映画は両方とも吹替版。一つは、1958年に公開された「バイキング」と、もう一つは、67年の「サンタモニカの週末」。当然ながら両方とも広川さんがトニー・カーティスの声を担当していました。
「バイキング」の舞台は、9世紀のヨーロッパ。海を荒らし回す北方の民族バイキング。バイキングのラグナー王とイングランド王妃との間にできた息子エリック(トニー・カーティス)と、同じくバイキング王の息子のアイナー(カーク・ダグラス)の異母兄弟が運命に翻弄されながら骨肉の争いをする歴史活劇。この時のトニー・カーティスは、二枚目俳優であり、ものすごく勇ましくシリアスな演技を見せていました。カーティスの声を担当する広川さんも当然ながらおふざけや駄洒落は一切なしの演技。ちなみに、ラグナー役はアーネスト・ボーグナイン。エアーウルフのドミニクと同じく、富田耕生さんがボーグナインの声を担当していました。ラグナーは、映画の中盤に英軍に捕まり、狼の群れがいる穴に自ら飛び込んで処刑されてしまうんですが、そのシーンのボーグナインの演技がカッコ良かったですね。この時、ボーグナインはすでに40代。考えてみたら、エアーウルフに出ていたのは70歳前だったんですよね。
「サンタモニカの週末」は、タイトル通りアメリカ西海岸にあるサンタモニカの町が舞台。自動車事故をきっかけに青年のカーロ(トニー・カーティス)は、ローラという女性と親しくなるが、ローラがプ一ル建設会社の社長のロッドの愛人と知るやいなや、カーロはその弱みにつけ込んでロッドの会社のセールスマンとなり、様々なトラブルに巻き込まれるラブ・コメディ。バイキングと打って変わって二枚目半の軽々しい演技を見せるカーティスと、ギャグや駄洒落は抑え気味ながらも、どこかしらスッとぼけた演技の広川さんの吹替えが印象的でした。豪雨の影響で地滑りが発生し、海岸沿いにあるカーロの自宅が土砂に流されてひっくり返り逆さまになるクライマックスのシーンがインパクトがあり見応えがありました。

トニー・カーティスと言えば、「がんばれ!ベアーズ」シリーズの第3弾「がんばれ!ベアーズ大旋風(1978年)」に主演し、この撮影のため来日しています。日本が舞台になったこの映画で、当時活躍していた俳優の若山富三郎や、プロレスラーのアントニオ猪木、テレビのバラエティ番組で大人気だった萩本欽一と共演。フジテレビの日曜夜8時に放送されていた「家族対抗歌合戦」にカーティス演じる芸能エージェントが乱入する場面があったり、プロレスの試合で大乱闘を繰り広げたりと無茶苦茶な展開でしたが、結構面白かったです(笑)。カーティスの吹替えは、もちろん広川太一郎。
完全三枚目のトニー・カーティスと、ジェームズ・ボンドになる前の若かりしロジャー・ムーアがコンビを組んだ「ダンディ2・華麗な冒険」も面白かったですね。ムーアとカーティスともに広川さんが演じていたら、ギャグや駄洒落満載の猛烈なアドリブ合戦を展開していたかもしれませんが(苦笑)、ムーア=佐々木功の声も抜群のハマリ具合でした。
次こそはムーアの映画をじっくり見て、追悼したいと思います。
チャンネルNECOで4年前にスタートしたハングマンシリーズの放送が今月ついに終了しました。ハングマンの一番最初のシリーズはリアルタイムで見ることができず、今回のこの放送で全て見ることができたので感無量です。2以降のシリーズはリアルタイムで見ていましたが、記憶がおぼろげなエピソードもあったので、改めて楽しむことができました。
最終シリーズとなった「ハングマンGOGO」は、リアルタイムでは初回で脱落してしまったのですが、今回全話鑑賞しました。初期のシリーズのような影がなく陰気さもなく、ただただ悪党を明るく楽しくハンギングするスタイルの作品でしたが、当時の渡辺徹のデブキャラを活かした演出や、「6」ではいまいち印象が薄かったアンクル(梅宮辰夫)などのその他のメンバーも何か吹っ切れたようにコミカルに動き回る姿が多くなり、とても印象に残りました。
必殺シリーズの現代版と言われていたハングマンシリーズですが、新たなキャストで復活している必殺仕事人に対し、残念ながらハングマンは、復活の声が聞こえてきません。黒い噂が絶えない今の政界やメディアを眺めていると、やはり今こそハングマンのようなドラマが必要なのではないかと思いますが、新たなシリーズがあるならぜひまた見てみたいですね。
全7シリーズ中で面白かったエピソードべスト3をいずれまた紹介しようと思いますが、今回は、ハングマンGOGOのシリーズの最終回について。
緊急指令・本日限リデ解散セヨ!
「証人抹殺組織の実態を解明し、ハンギングせよ!」・・・半年前、婦女暴行事件の目撃者として証言台に立つ予定だったタクシー運転手の男が事故死し、その3ヵ月後、ある傷害事件の有力な証人だった飲食店の経営者の男が飛び降り自殺した。そして、ある贈賄事件の証人だった会計士の男が酒に酔って多摩川に転落し水死した。証人が死亡したことにより、いずれの裁判も証拠不十分で不起訴になる可能性が高い。これらの事件の裏に証人抹殺組織が絡んでいるものと見て、ハングマンは、中沢不動産社長の中沢の身辺調査を開始する。
ハングマンシリーズの有終の美を飾るこのエピソードには、名和宏、佐原健二、早川雄三などこのシリーズの悪人役の常連俳優がズラリと勢ぞろいしている他、当時、ミポリン(中山美穂)主演の「セーラー服反逆同盟」で暴力教師を演じたり、このドラマと同じく、1987年に放送された「ベイシティ刑事」にもゲスト出演していた安岡力也がハングマンシリーズに初登場。安岡力也と言えば、「オレたちひょうきん族」のホタテマンが根強く印象に残っていますが(笑)、ハングマンに悪役で出演したのは意外にもこの最終話のみだったようです。
ハングマンシリーズの最終回と言えば、ハングマンの存在を知る敵組織があらわれて、あらゆる手段を使って、ハングマンを追いつめ壊滅させようとするスリリングな展開が恒例でした。GOGOでもハングマンの存在を知る証人抹殺組織がダブルを拉致し、ハングマンの隠れ家となっているフォトスタジオに踏み込んでくる展開が見られました。しかし、2のように殉職するメンバーはおらず、とくに悲壮感もなく、いつも通りのあっさりとした雰囲気のまま終わってしまいました。
ダブル役の渡辺徹と安岡力也の巨漢対決も見所でしたが、一番印象に残ったのは、ダブルの婚約者が登場するラストシーン。もしかしたら本物(榊原郁恵)が登場するのかと思いきや、当然ながら別の女優さんでしたね(苦笑)。本物とは別のドラマで共演していたし、さすがにハングマンにまで出てこなかったか。ちなみに、渡辺徹と榊原郁恵は、このドラマの終了後に結婚し、日テレがゴールデン帯に二人の結婚披露宴の生中継をしました。平均視聴率はなんと40%を超えたそうです。最近テレビでは、芸能人の結婚式がとんと放送されなくなりましたが、仮に誰かの結婚式を放送したとしても40%なんて数字はとれないでしょうね。
最後のハンギング(withモルモットおじさん)は、「燻製」。モルモットおじさんを箱の中に閉じ込めて蒸し焼きにするというもの。今回もドリフのコントのようなハンギングでしたが、最後までGOGOらしい、明るく楽しい展開でしたね。しかし、これが最終シリーズなのは、「なんだかなー」という感じが残ります。あともう1シリーズぐらいは、やってもらいたかったですね(苦笑)。
3代目ジェームズ・ボンドのロジャー・ムーアさんが亡くなられました。6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグは、近作の「スペクター」を含め4本の出演作がありますが、ロジャー・ムーアは1973年に公開された「死ぬのは奴らだ」から1985年の「美しき獲物たち」まで12年間計7本に出演し、007シリーズで、もっとも長くジェームズ・ボンド役を演じたことで知られています。
私のボンド像と言えば、初代のショーン・コネリーよりもロジャー・ムーアのイメージが強いです。日曜洋画劇場などテレビでよく見たのがム一アの007だったこともあるし、少しお堅いイメージがあったコネリー=ボンドに対し、甘いマスクに軽くておしゃれな会話、ユニークなアクションが一際光っていたのがムーアのボンドだったと思います。
初めてレンタルビデオで借りて見たのは、4代目のティモシー・ダルトンの「リビング・デイ・ライツ」でしたが、ロジャー・ム一アの出演作のビデオもよく借りました。テレビ放送では、どうしてもカットシーンがあるので、そのカットされた部分が見たくて、字幕のをよく見ましたね。ショーン・コネリーの作品もテレビやビデオで見ましたが、3作目の「ゴールドフィンガー」辺りからアクションが派手になり、ボンドカーを使ったカーアクションも初披露されて一段と面白くなりましたが、時代が古いせいか今一つ物足りない感じがあった。それを満たしてくれたのがムーアの007でした。
ムーアのボンドと言えば、やはり華麗なスキーアクション。「私を愛したスパイ」と「ユア・アイズ・オンリー」の2度見せていましたが、とくに「私を愛したスパイ」の軽やかに急斜面を滑り下りていくボンドの姿がカッコ良かったし、滑ったまま崖から転落し、パラシュートが開くまでのあの緊張感がたまらなかったです。「黄金銃を持つ男」は、ボンドのワルサーとスカラマンガの黄金銃の対決が見ものでしたが、一番印象に残っているのは、ボンドカーが360度回転ジャンプをする場面。ムーアの作品の中で一番強烈に印象に残ったカーアクションでした。「私を愛したスパイ」のボンドカーのカーチェイスも迫力がありましたね。黄色のロータス・エスプリと敵のヘリとのスピーディな追跡戦。海に落ちたエスプリが海の底で水中艇に変形し、水中でミサイルを発射してへリを破壊するところや、ロータスが海から出てきて砂浜を走り出すところも見応えがあった。今ならこういう場面はCGになってしまうんでしょうが、実物の車体を使って見せているところも素晴らしかったです。
「美しき獲物たち」では、サンフランシスコのゴールデンゲートの吊り橋のケーブルの上でムーアと、敵役のクリストファー・ウォーケンが格闘する場面がありました。ロジャー・ムーアは、この時57歳。「ユア・アイズ・オンリー」で一度降板しかけたムーアですが、その後、「オクトパシー」とこの作品の2本に出演し、有終の美を飾りました。アクションやるにはそろそろきつい年齢であったでしょうが、最後まで年齢を感じさせないド派手なアクションを見せてくれました。
ロジャー・ムーアは、テレビドラマでも活躍しました。「セイント・天国野郎」、トニー・カーティスとコンビを組んだ「ダンディ2・華麗な冒険」のブレット・シンクレア役も良かったですね。トニー・カーティスと息の合ったコンビネーションを見せていましたが、MI6に入る前のヤング・ボンドってな感じのムーアがとてもカッコ良かったです。ちなみに007シリーズでは、広川太一郎がムーアの吹替えを担当していましたが、「ダンディ2・華麗な冒険」では、トニー・カーティスの声を広川さんが担当し、ムーアの声は佐々木功さんが演じていたのが面白かったですね。
まだまだ書きたいことはたくさんありますが、私の中の永遠のボンドは、やはりロジャー・ムーアのボンドであったことを再確認しました。今のアクション映画は、何かとリアル重視になりがちですが、ムーアの007映画は、そういうのを抜きにして夢やロマンがあり、一際ワイルドに楽しいアクションを見せてくれていたと思います。ロジャー・ムーアさんのご冥福をお祈りいたします。
なぜだか昭和の戦隊シリーズは中々放送してくれなかった東映チャンネルで、この春から「秘密戦隊ゴレンジャー」のHDバージョンが放送されております。どのくらい綺麗になったのか試しに見てみたら、想像以上に画がきめ細やかに鮮明になっていて驚きました。色褪せて所々に埃がこびりついた昔の映像と比べれば、もう月とスッポン。別の作品を見ているような気分といっても過言ではないくらい高画質になっておりました。
ゴレンジャーと言えば、国際的平和組織「イーグル」の日本の各支部が黒十字軍の総攻撃を受けて次々に壊滅し、その中から奇跡的に生き残った5人のメンバーがゴレンジャーとなって黒十字軍と戦いを繰り広げていくという、のっけからかなりハードなストーリーが展開していましたが、この間石ノ森章太郎の原作本を読んだら、設定やストーリーがテレビシリーズとはかなり違っていて驚きました。その主な違いを以下に並べてみますと、
①原作はサイボーグ009のような雰囲気がある
②五人が自分のマスクをみがく場面がある
③マスクオフをしている
④マスクの裏側にメカがある
⑤巨大なメカ怪獣が出てくる(ロボット竜)
⑥アカレンジャー(海城ツヨシ)が少林寺拳法道場主の息子
⑦ミドレンジャーが関西弁をしゃべる
⑧モモレンジャーがももちゃんと呼ばれている
近年の戦隊はマスクオフ(変身前のヒーローがスーツを装着し、マスクを被らず素顔を見せている状態)をよくやっているし、今ではそんなに珍しいことではなくなりましたね。マスクオフと言えば、戦隊よりも、ウインスペクターなどのレスキューポリスのイメージがありますが、昭和の戦隊シリーズで、劇中にマスクオフをやった戦隊はバトルフィーバーJと、ダイナマンでは、変身シーンの時に5人のマスクオフの姿が見られました。ゴレンジャーのマスクオフも一度ぐらいは見てみたかったですね。
昭和の戦隊シリーズの初回は、ゴレンジャーのように敵の猛攻が激しい展開が多かったですが、平成初期の作品にも、壮絶な幕開けをした戦隊がいくつかありましたね。その一つが「地球戦隊ファイブマン」。
ファイブマンは、5人のメンバーが兄妹(星川5兄妹)かつ全員教師という設定。5人は子供時代にとある惑星で銀帝軍ゾーンに襲われ、科学者の両親と離別する(両親の生死は不明)。5人は地球に戻り、大人に成長してファイブマンとなり、戦闘メカを駆使して銀帝軍ゾーンに立ち向かいます。ファイブマン初回の展開は、銀帝軍ゾーンがとある惑星を総攻撃→星川夫婦は、子供達を宇宙船に乗せ地球へ帰還させる→20年後、地球に銀帝軍ゾーンがやってきて、5人が勤めている学校や街を襲う→ファイブマンが反撃開始という流れ。戦闘機を使った激しい空中戦や、装甲車を使った地上戦が繰り広げられたが、肝心のファイブマンは、最後の最後に姿を現わすも、敵と一戦を交えることもなく名乗りとポーズしかやらなかったという・・・。
これまで数々の戦隊の初回を見てきましたが、ファイブマンの初回はある意味戦隊史に残るインパクトがありました。初回に戦隊ヒーローがほとんど登場せず、巨大ロボ戦もなしという、それまでの戦隊のお決まりのパターンを崩した異例尽くめな展開が強烈に印象に残りました。ファイブマンが登場しない代わりにメカを使った空中戦や地上戦の特撮シーンに力が入っていて、街や学校の破壊シーンの緊迫感も凄かった。初回から他の惑星が舞台になっているところも印象的でしたね。
初回から別の惑星を舞台にした戦隊と言えば、現在放送中の「宇宙戦隊キュウレンジャー」もそうですね。子供の戦士コグマスカイブルーが加入してメンバーが11人となり、早くもキュウリュウジャーの記録を抜いて、史上最多メンバーの戦隊となっております。地球での戦闘が続くのかと思いきや、今週の放送ではまた別の星に行って戦っていました。このまま宇宙を巡る展開になるのでしょうかね・・・。
べンケーシーにコンバットに逃亡者と、急に見たい番組が増えてきたFOXクラシックで放送されていた「かわいい魔女ジニー」が今週最終回を迎えました。ジニーの放送は、シーズン2で一端中断していたのですが、今年に入ってからシーズン3がスタートし、最終シーズンまで一気に放送されました。
かわいい魔女ジニーは、1965年から1970年まで放送されたアメリカのコメディドラマ。アラビア風の衣装を身に着けたバーバラ・イーデンのキュートな魅力も相俟って、「奥さまは魔女」と二分する人気ドラマとなりました。奥さまは魔女と言えば、魔女のサマンサと人間のダーリンと結婚して夫婦となり、サマンサの母親のエンドラがダーリンに魔法でイタズラを仕掛けて、様々な騒動を引き起こす・・・というのが定番の展開。ジニーも基本は同じで、ある島で宇宙飛行士のトニーに拾われたジニーが、魔法の力でトニーに力を貸そうとするも、失敗を繰り返していろんな騒動を巻き起こすというのがいつもの展開でした。
サマンサとダーリンが夫婦であるのに対し、トニーとジニーは、主人とその召使いという主従関係が長らく続きましたが、そんな二人もシーズン5でようやく結婚。奥さまは魔女のダーリンとサマンサのように、トニーとジニーも幸せな夫婦生活を始めたが、しかし、番組はシーズン5をもって終了してしまいました。できれば奧さまは魔女みたいに二人の子供が登場するエピソードを見てみたかったですね。
シーズン3のハワイロケの話や、ジニーが金庫に閉じ込められた話、トニーがロケットで宇宙に向かっている途中に、ジニーの魔法によって家に連れ戻されてしまう話や、姉ジニー(バーバラ・イーデンニ役)がトニーを誘惑する話など、印象に残ったエピソードがたくさんありました。ゲストも有名な人達が出ていましたね。
007シリーズの「ジョーズ」役で有名なリチャード・キール。

歌手のサミー・デイヴィスJr.。
兵士役でちょこっとだけ出ていたデビッド・ソウル(左)。後に「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ役で大ブレイク。
シーズン1~4までの吹替えは、トニー=小山田宗徳、ジニー=中村晃子、トニーの同僚の宇宙飛行士ロジャーの声を愛川欽也が担当していたが、シーズン5から吹替のキャスト一新されて、武藤礼子がジニーの声を演じていました。ジニー以外のメンバーは、それほど違和感はなかったのですが、ジニ一だけがちょっと声質が変わり過ぎて、慣れるのに時間がかかりました。中村晃子のジニーは、トニーのことを「殿」と呼んでいたが、武藤礼子のジニーは、トニーのことを「ご主人様」と言っていた。無理に合わせる必要はないと思いますが、なぜ呼び方を変えたのかちょっと気になりましたね。
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