10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
ついこの間21世紀を迎えたばかりと思っていたらあっという間に今年は2014年。喉元過ぎればなんとやらと言いますが、年々時間の経ち方が早まってるように思うのは私だけでしょうか。今から30年前の1984年当時に自分の中でイメージしていた2010年代の世界と言えば、人類は普通に宇宙旅行していて、車は自動走行で空を飛び、高層ビルが立ち並ぶメカニカルな巨大都市がたくさんあって・・・みたいなベタベタな未来を想像していましたが、30年前より革新的に進歩したと思うのは、やはりパソコンですね。携帯電話も当時は、まさか子供までもが持ち歩く時代が来るなんて考えもしなかった。映像記録機器も、84年は、VHSが一般に普及し始めた頃で、今のハードディスクレコーダーなんて夢のまた夢。テレビは今では薄型の液晶テレビが一般的になりましたが、その中身のほうは・・・。と言うことで、1984年は、どんな時代だったのか。今回は、音楽と共に振り返ってみます。
1984年と言えば、ロサンゼルス・オリンピックが開かれた年。開幕式では、ロケットマンと呼ばれるジェット推進飛行装置(ジェットパック)を背負った人が競技場を飛び回るパフォーマンスを披露した。このジェット推進飛行装置は、ナイトライダーをはじめ、007などテレビドラマや映画でもよく見かけましたね。そう言えば、日本でナイトライダー(日曜洋画劇場枠でパイロット版を放送)が始めて放送されたのもこの年。アメリカでは、2つの未来型攻撃ヘリのドラマが同じ時期に始まって大激突した。その視聴率競争に勝利したのは、超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ。もう一つのブルーサンダーは、前年に映画化され、その後のテレビシリーズ化でしたが、わずか1クールで終了してしまった。米ソ冷戦真っ只中のこの時代、その緊迫した空気感をストーリーに取り入れたエアーウルフのほうに軍配が上がったようです。日本でも、エアーウルフとブルーサンダーは、共にテレビ放送されましたが、エアーウルフの日本版のDVDは発売されていますが、ブルーサンダーのテレビシリーズのほうは、残念ながら未発売。ロイ・シャイダー主演の映画版のほうは有名でもテレビシリーズの知名度はいまいちなのでしょうかね・・・。
この年、印象に残ったニュースは、やはり関西を舞台に起きたグリコ・森永事件。食品会社が次々にターゲットにされて、江崎グリコの社長が誘拐されたり、毒入りのお菓子がばら撒かれるなど、ポッキーやらキャラメルなどなど当時お菓子大好き少年だった私にも人事とは思えない大変衝撃的な事件でした。かい人21面相を名乗るきつね目の男のモンタージュ写真が未だに記憶に焼きついておりますが、結局、犯人は捕まらず、未解決のまま捜査が終了してしまった事件でしたね。今みたいに小型の監視カメラが充実していれば、もっと犯人像に迫れたのかもしれませんが、でもあの頃よりも今のほうが未解決事件が増加している現状はなんとも皮肉な話です。この年の元旦に放送された刑事ドラマは、『西部警察』スペシャル「燃える勇者たち」。太陽にほえろ!(ボギー/ブルース編)や、特捜最前線など、まだまだ息の長い刑事ドラマが数多く放送されていた時代でした。海外ドラマの「特捜刑事マイアミバイス」がスタートしたのもこの年。マイアミバイスの登場によって、日本の刑事ドラマも80年代の後半から様変わりし、あぶない刑事スタイルのおしゃれで軽快なバディもの刑事ドラマが流行りました。
この年ヒットしたアルバムは、マイケル・ジャクソンの「スリラー」。そして、大ヒットした映画は、「インディジョーンズ魔宮の伝説」「グレムリン」「ゴーストバスターズ」「ビバリーヒルズコップ」「ポリスアカデミー」「ベストキッド」などなど、ほとんどが続編が製作されたタイトルばかり。日本では、宮崎アニメの「風の谷のナウシカ」が公開された年でした。しかし、意外にもこの年一番ヒットしたアニメ映画作品は、「ドラえもん のび太の魔界大冒険」と同時上映の「忍者ハットリくん+パーマン超能力ウォーズ」。まだまだ藤子アニメ全盛の時代でしたね。個人的にテーマ曲で一番印象に残っているのは、「ネバーエンディングストーリー」。日本では、翌年の1985年に公開されヒットし、一時期日曜洋画劇場などテレビの映画放送枠で何度も放送されていました。これは名曲ですね。
この年、週刊少年ジャンプでドラゴンボールの連載が開始。北斗の拳のテレビアニメがスタートしたのもこの頃。戦隊は、「超電子バイオマン」。バイオマンのデザインは、それまでの戦隊と比べると、とてもスタイリッシュで、内容のほうもも新機軸が数多く盛り込まれて、戦隊の新時代を予感させる作品でした。関西では、バイオマンが放送されている裏で星雲仮面マシンマンが始まり、どちらを見ようか困ったのですが、ちょうどその頃にビデオの使い方を覚え、マシンマンのほうを録画して、バイオマンが終わった後よく見ておりました。当時は、金曜日に特撮の放送が集中していたので、金曜日になると、バイオマン、マシンマン、宇宙刑事シャイダーの3本立てになっていましたね。その後は、プロレス(もしくは太陽にほえろ!)、ハングマン、必殺仕事人と・・・この時代の金曜のテレビは、まさに黄金曜日でした。
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アニメ・サザエさんの磯野波平の声で御馴染みの永井一郎さんが亡くなられました。波平の声は、1969年にサザエさん放送がスタートしてから45年間、長きに渡って演じられましたが82歳。まだまだ現役で活動されていた最中での突然の死に、大変ショックを受けました。
二枚目から三枚目役、シリアスなアニメからギャグアニメまで幅広い役をこなされ、一般的には、サザエさん、ガンダムのナレーションや端役の声が有名みたいですが、個人的には、「うる星やつら」の錯乱坊や、「パタリロ!」の警察長官など、ギャグアニメ系の声が好きでしたね。そして、一番印象に残っているのは、関西の放送局で製作された「じゃりん子チエ」のチエちゃんが飼っている猫・小鉄の声。じゃりん子チエは、1981年の春に劇場版が公開され、同年の秋からテレビアニメがスタート。アニメの舞台が大阪であることから、自然な大阪弁を話すことができる人が声優として積極的に起用され、当時関西で活躍していた吉本の芸人や、関西出身の俳優・声優が多数出演したことでも話題になった。
劇場版の小鉄の声は、当時絶大な人気を誇っていた漫才コンビやすし・きよしの西川きよし氏が担当し、小鉄に父を殺された猫・アントニオJr.の声を横山やすし氏が演じた。テレビシリーズでは、チエちゃんとテツとミツル以外のキャラクターは、声優が変更され、小鉄の声は、永井一郎さんが担当された。リアルタイムや再放送で何度も見ていた当時は、特に気にもしていなかったのですが、永井さんも大阪出身の方だったんですよね。だから小鉄が使う関西弁もとても自然で、本場の味わいや暖かみが感じられる素晴らしいお声だった。
一番覚えているのは、小鉄とアントニオJr.が墓場で決闘をするシーン。このシーンは、劇場版で公開されたあと、テレビシリーズでも再編集されて放送されました。劇場版のやすしきよしバージョンも物凄くシブくて良かったが、テレビ版の永井一郎(小鉄)と、山ノ内真理子(アントニオJr.)の掛け合い演技が素晴らしく、見るたびに感動させて頂きました。チエちゃんのそばにいる時のコミカルな小鉄と、猫同士や、一匹の時にモノローグ調で語っている時のちょっと男前だけど寂しげな感じの小鉄の声の使い分けが抜群だった。
特撮では、「がんばれ!!ロボコン」のロボワルをはじめとした悪役ロボットの声を担当され、また、「秘密戦隊ゴレンジャー」の野球仮面や、「ジャッカー電撃隊」のデビルバッターなど、野球モチーフの怪人の声を演じられていたのが印象に残ります。野球仮面は、数年前に公開された「海賊戦隊ゴーカイジャー」の劇場版に再登場しましたが、その時も永井さんが声を担当されていました。レギュラーでは、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のマスター・シャーフーの声も演じられていた。
海外ドラマのほうにも数多く出演されていましたが、「ナイトライダー」では、本国の最終回にあたるエピソード「黒魔術ブードゥ!恐怖の脳支配」で、ヘンリー・ギブソンが演じたドナルド・クレイン役でゲスト出演。「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」では、「空中の暗殺者!! CIA2重スパイを暴け」に登場した元CIAの調査部員ラリー・メイソン役を担当されていました。
つい最近まで地上波のバラエティ番組のナレーションなどもこなされていたそうですが、あまりに突然すぎる死で本当に残念でなりません。この間亡くなられた加藤清三さんに続いてまたしても日本の名物とも言うべき頑固親父の声を担当された人が・・・また一層昭和が遠退いた。物心ついた時から、テレビで当たり前のように聞いていた声だけに、凄く身近な存在に感じていました。一際個性的で味のある声をお持ちの大御所が次々といなくなり、どんどん寂しくなっていきますね。永井一郎さんのご冥福をお祈り致します。
声優の加藤精三さんがお亡くなりになられました。加藤さんと言えば、アニメファンは、やはり、「巨人の星」の星一徹が真っ先に思い浮かべるでしょうが、個人的に一番印象に残っているのは、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のメガトロン、そして、ザ・ムービーでメガトロンの再生体として登場したガルバトロンの声がとても印象に残っています。リアルタイムでは、1作目はあまり見ることができなかったので、どちらかと言えば2作目の「トランスフォーマー2010」のガルバトロンの声ですね。ガルバトロンは玩具も持っていたし、尚更記憶に残っています。デストロン部隊を引っ張る強いリーダー・ガルバトロンのイメージにぴったりのお声で、個人的には一番のハマリ役だったと思います。
特撮では、ウルトラマンのメフィラス星人の声を担当されたのが有名ですが、戦隊シリーズでも数多くの敵のボスの声を担当されていました。「電撃戦隊チェンジマン」の星王バズー、「光戦隊マスクマン」の地帝王ゼーバ、「地球戦隊ファイブマン」の銀河超獣バルガイヤーなど。また、メタルヒーローシリーズの特救指令ソルブレインでは、ソルブレインをアシストする救助ロボット・ソルドーザーの声を演じ、数年前に公開された「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」では、仮面ライダーBLACK RXの敵ジャーク将軍の声を20年ぶりに演じられていました。
海外ドラマでは、やはり、デビッド・ジャンセンの「逃亡者」でリチャード・キンブルを追いかけるジェラード警部(バリー・モース)の声が印象に残っています。バリー・モースの雰囲気と加藤さんのお声が凄く合っていて、本人が喋っているのかと思うくらいマッチングしていました。「ナイトライダー」には、「真夜中の転落死!高層ビルに隠された罠」に登場するハネガン役でゲスト出演されています。また、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」には、「初陣は南米ナチス狩り!!ミサイル空中戦」で007の敵役を演じたことでも有名なウォルター・ゴーテルが演じる武器商人ヘルムッド・クルガーの声を担当されていました。そう言えば、「特攻野郎Aチーム」のシーズン3に登場したブリッグス大佐の声も演じられていましたね。
映画では、「グレムリン」の保安官役や、「ザ・ロック」のリー・ストーク補佐官、「ポリスアカデミー」シリーズのサデウス・ハリス、「プレデター」のフィリップス将軍などが印象に残っていますが、他にも数多くの作品に出演されていて、一時期は、テレビの洋画劇場で、いつもお声を聞いていたと思います。
加藤さんは、俳優としても映画やドラマにいくつか出演されていたようですが、この間までTBSチャンネルで放送された「新七人の刑事」でお姿を見かけました。「4日間遅れのクリスマス」と言うエピソードにマグロ船の船員役で出演されていました。ほんの少しの出番でしたが、やはり声に物凄く特徴があるせいなのか、それまでテレビで本人のお姿を見たことはなかったのですが、声を聞いて一発で加藤さんだとわかりました。多方面で楽しませて頂きました。加藤精三さんのご冥福をお祈り致します。
声優の内海賢二さんが亡くなられました。1980年代は、毎日テレビでこの方の声を欠かすことなく聞いていた気がします。内海さんの声を初めて聞いたのは、アニメの『Dr.スランプ アラレちゃん』でしたが、映画や海外ドラマでも数多くの作品で内海さんの声を耳にし、楽しませてもらいました。
映画で有名なのは、『ロッキー』シリーズのロッキーの敵役のアポロ・クリード(カール・ウェザース)の声。『プレデター』でもカール・ウェザースが演じたジョージの声を担当されていました。低音ボイスの特徴を活かしてなのか、わりとあの時代は、ごつい感じの黒人俳優の声を数多く担当されていた印象があります。例えば、『プレデター2』のダニー・グローバー、『アイアン・イーグル』のルイス・ゴセット・ジュニア、『ゾンビ』のケン・フォーリーなどなど。個人的に印象に残っているのは、『スター・ウォーズ』シリーズのランド・カルリシアン将軍、『ブルース・ブラザーズ』のジェームズ・ブラウン。こうしてみるとやはり、黒人系の人達の声を数多く演じられていたんですよね。それら以外では、『U・ボート』の艦長役や、『ポリスアカデミー』のハリスも良かった。
海外ドラマでは、『宇宙大作戦』のチャーリー、『スペース1999』のドクターローランド。『俺がハマーだ!』では、主人公ハマーにおちょくられまくるトランク署長の声を担当されていました。ハマーの声を演じる羽佐間道夫さんとギャグや駄洒落をふんだんに盛り込んだハイテンションなセリフのやりとりが痛快で、毎回爆笑させてもらいました。『来来!キョンシーズ』では、デブ隊長役とナレーションも担当されていました。去年、リアルタイム以来、20数年ぶりに拝見したが、絶叫につぐ絶叫の演技、テンションの高いコミカルな演技がやはり面白かったです。
『ナイトライダー』でも多数のエピソードに出演されていました。この間紹介した「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(LET IT BE ME)」では、スティービーのマネージャーのポール役。一番印象に残っているのは、『ナイトライダー6(後半)激闘!善と悪2台のナイト2000!(TRUST DOESN`T RUST)』。この話は、キットのプロトタイプのカールが登場して、二台のナイト2000が対決するのですが、ナイト財団の倉庫からカールを盗み出すコソ泥の一人トニーを演じられていました。陽気なコソ泥がカールを使って犯罪を繰り返すうちに、どんどん人格が変わり狂暴になっていく。その様を迫力のあのボイスで小気味良く演じられていたのが大変印象に残っています。
でも、やはり私の中では、なんと言っても『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』のチャールズ・ヘンリー・モフェットの声。海外ドラマの中では、やはり、この役が一番インパクトがあった。モフェットを演じたデビッド・ヘミングスも十数年前に亡くなられているが、内海さんの声ととてもマッチしていた。ホークとモフェットの対決シーン…と言ってもホークとモフェットが直接対峙することはなかったので、セリフのやりとりが一切なくてちょっと残念だったのですが、変態染みた中年親父な感じが声にも凄く出ていて、こう言うマッドサイエンティスト的な演技もとても素晴らしかったと思います。
他にも数多くの海外ドラマ、日本のバラエティ番組やドラマのナレーションなど、幅広いジャンルでご活躍されていました。本当に色々と楽しませて頂きました。内海賢二さんのご冥福をお祈り致します。
映画で有名なのは、『ロッキー』シリーズのロッキーの敵役のアポロ・クリード(カール・ウェザース)の声。『プレデター』でもカール・ウェザースが演じたジョージの声を担当されていました。低音ボイスの特徴を活かしてなのか、わりとあの時代は、ごつい感じの黒人俳優の声を数多く担当されていた印象があります。例えば、『プレデター2』のダニー・グローバー、『アイアン・イーグル』のルイス・ゴセット・ジュニア、『ゾンビ』のケン・フォーリーなどなど。個人的に印象に残っているのは、『スター・ウォーズ』シリーズのランド・カルリシアン将軍、『ブルース・ブラザーズ』のジェームズ・ブラウン。こうしてみるとやはり、黒人系の人達の声を数多く演じられていたんですよね。それら以外では、『U・ボート』の艦長役や、『ポリスアカデミー』のハリスも良かった。
海外ドラマでは、『宇宙大作戦』のチャーリー、『スペース1999』のドクターローランド。『俺がハマーだ!』では、主人公ハマーにおちょくられまくるトランク署長の声を担当されていました。ハマーの声を演じる羽佐間道夫さんとギャグや駄洒落をふんだんに盛り込んだハイテンションなセリフのやりとりが痛快で、毎回爆笑させてもらいました。『来来!キョンシーズ』では、デブ隊長役とナレーションも担当されていました。去年、リアルタイム以来、20数年ぶりに拝見したが、絶叫につぐ絶叫の演技、テンションの高いコミカルな演技がやはり面白かったです。
『ナイトライダー』でも多数のエピソードに出演されていました。この間紹介した「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(LET IT BE ME)」では、スティービーのマネージャーのポール役。一番印象に残っているのは、『ナイトライダー6(後半)激闘!善と悪2台のナイト2000!(TRUST DOESN`T RUST)』。この話は、キットのプロトタイプのカールが登場して、二台のナイト2000が対決するのですが、ナイト財団の倉庫からカールを盗み出すコソ泥の一人トニーを演じられていました。陽気なコソ泥がカールを使って犯罪を繰り返すうちに、どんどん人格が変わり狂暴になっていく。その様を迫力のあのボイスで小気味良く演じられていたのが大変印象に残っています。
でも、やはり私の中では、なんと言っても『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』のチャールズ・ヘンリー・モフェットの声。海外ドラマの中では、やはり、この役が一番インパクトがあった。モフェットを演じたデビッド・ヘミングスも十数年前に亡くなられているが、内海さんの声ととてもマッチしていた。ホークとモフェットの対決シーン…と言ってもホークとモフェットが直接対峙することはなかったので、セリフのやりとりが一切なくてちょっと残念だったのですが、変態染みた中年親父な感じが声にも凄く出ていて、こう言うマッドサイエンティスト的な演技もとても素晴らしかったと思います。
他にも数多くの海外ドラマ、日本のバラエティ番組やドラマのナレーションなど、幅広いジャンルでご活躍されていました。本当に色々と楽しませて頂きました。内海賢二さんのご冥福をお祈り致します。
今年は、ファミコンが誕生してからこの夏で30周年を迎えますが、あの頃を基準に考えると、もう随分と遠い未来に来てしまっているんだなあとしみじみ感じる今日この頃。高橋名人が指をならしていたあのハドソンが消えてしまったと言う事実を最近知って少しショックを受けたが、でも30年ですからね。いろんなことがあるはずです。と言うことで突然ですが、1983年がどんな時代だったか、ちょっと振り返ってみることにします。
この年に公開された映画は、007の「オクトパシー」。初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーが12年ぶりにボンド役に復帰した「ネバーセイ・ネバーアゲイン」、「スーパーマン3 電子の要塞」「スターウォーズ・ジェダイの復讐」や、当時大ヒットした高倉健主演の「南極物語」。この年は、JACの全盛期でしたね。「里見八犬伝」や「伊賀野カバ丸」などが公開されていました。
海外ドラマは、最近リメイクされた「V(ビジター)」が製作されたのがこの年。日本で見られるようになったのは、この5年後なんですが、当時日本のビデオレンタル市場を賑わせたドラマでした。「特攻野郎Aチーム」もこの年。日本でテレビ放送されたのは、この2年後になります。今なんか海外ドラマの新作は、BSとかCSですぐに見られるようになりましたけど、昔は、本当に時間がかかっていましたね。2年、3年待たされるのが当たり前の時代でした。
戦隊は、「科学戦隊ダイナマン」、メタルヒーローは、「宇宙刑事シャリバン」。東映不思議コメディーシリーズは、「ペットントン」が放送されていました。フジテレビで特撮って今では考えられないですが、あの頃は、どのチャンネルでも特撮ものが見られましたね。テレビドラマでは、NHKの朝の連続テレビ小説「おしん」が最高視聴率62.9%を出して、記録的な大ヒット。学校に行ってたからリアルタイムでは見れなかったが、後で総集編みたいなものがあってその時全部見ましたね。確かに役者が凄い演技をしていたし、面白いドラマだった。バラエティは、欽ちゃん、ドリフの時代からビートたけしと明石家さんまのひょうきん族の時代に移り変わろうとしていた時期。
アニメは、「銀河漂流バイファム」「聖戦士ダンバイン」「プラレス3四郎」。藤子アニメは、ドラハッパー(ドラえもん、忍者ハットリくん、パーマン)時代到来。「キャプテン翼」は、当時、週刊少年ジャンプで連載されていた大人気のサッカーアニメでしたが、うちはテレビ大阪(キー局は、テレビ東京)が映らなかったから見れなかった。沖田浩之が歌っていた主題歌だけはよく覚えています。 そして同じくジャンプで大人気だった「キン肉マン」のアニメが始まったのもこの年です。
この年ヒットした曲は、わらべの「めだかの兄妹」、原田知世の「時をかける少女」。ラッツ&スターの「め組のひと」は、キン肉マンのアニメで使われていましたね。ウォーズマンとの決戦前の計量のシーンで、キン肉マンがダンスで減量する時にこの曲が流れていましたが、当時の人気が窺えるエピソードですね。西城秀樹の「ギャランドゥ」は、カラオケでよく歌いました。テレビのバラエティ番組でもよくネタにされていました。細川たかしの「矢切の渡し」など演歌勢もまだまだ強かったですねこの時代。
洋楽は、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」「ビート・イット」。映画「フラッシュダンス」の主題歌になったアイリーン・キャラの「ホワット・ア・フィーリング」は、日本でもカバーされて、大映ドラマの「スチュワーデス物語」の主題歌として使用されていました。同じく「フラッシュダンス」の挿入歌となり、ナイトライダーの劇中でも何度か流れていたマイケル・サンベロの「マニアック」がヒットしたのもこの年でした。
東京ディズニーランドが開園したのもこの年。個人的に印象に残っているのは、俳優の沖雅也さんの自殺ですね。新聞の夕刊の一面を見て本当にショックを受けた。当時、まだ31の若さで現役バリバリでいろんな映画・ドラマで活躍されていたのに本当になぜ?と言う感じでしたね。太陽のほえろ!でスコッチが病死したシーンを覚えていたから、そのシーンが脳裏に浮かんでしばらく寝れなかった思い出があります。大阪の枚方にTSUTAYAの1号店がオープンしています。TSUTAYAって大阪が発祥地だったんですね。大韓航空の飛行機がソビエト連邦の領空に侵入してソ連軍機に撃墜されたいわゆる大韓航空機撃墜事件が起きたのもこの年。ソ連って響きが懐かしい。まだまだ冷戦時代真っ只中でした。
と言うことで、ざっと振り返ってみましたが、よくよく考えてみたら、この年にまだファミコンは買ってもらえなくて、ゲームウォッチばかりやっていたと思います。2画面の折り畳み式のドンキーコングとか凄く欲しかったけど、なぜだかシャリバンのゲームウォッチばかりに夢中になっていた(笑)。今や携帯電話でゲームだけでなくネットができる時代なんですから、本当にいろんなことが着実に進歩してるんですね。誰もが携帯を持つなんてあの頃は考えられなかったなあ…。ましてやインターネットなんて想像もしてなかった。車は、21世紀に入ったら宙に浮くと思っていたのに…(苦笑)。
この年に公開された映画は、007の「オクトパシー」。初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーが12年ぶりにボンド役に復帰した「ネバーセイ・ネバーアゲイン」、「スーパーマン3 電子の要塞」「スターウォーズ・ジェダイの復讐」や、当時大ヒットした高倉健主演の「南極物語」。この年は、JACの全盛期でしたね。「里見八犬伝」や「伊賀野カバ丸」などが公開されていました。
海外ドラマは、最近リメイクされた「V(ビジター)」が製作されたのがこの年。日本で見られるようになったのは、この5年後なんですが、当時日本のビデオレンタル市場を賑わせたドラマでした。「特攻野郎Aチーム」もこの年。日本でテレビ放送されたのは、この2年後になります。今なんか海外ドラマの新作は、BSとかCSですぐに見られるようになりましたけど、昔は、本当に時間がかかっていましたね。2年、3年待たされるのが当たり前の時代でした。
戦隊は、「科学戦隊ダイナマン」、メタルヒーローは、「宇宙刑事シャリバン」。東映不思議コメディーシリーズは、「ペットントン」が放送されていました。フジテレビで特撮って今では考えられないですが、あの頃は、どのチャンネルでも特撮ものが見られましたね。テレビドラマでは、NHKの朝の連続テレビ小説「おしん」が最高視聴率62.9%を出して、記録的な大ヒット。学校に行ってたからリアルタイムでは見れなかったが、後で総集編みたいなものがあってその時全部見ましたね。確かに役者が凄い演技をしていたし、面白いドラマだった。バラエティは、欽ちゃん、ドリフの時代からビートたけしと明石家さんまのひょうきん族の時代に移り変わろうとしていた時期。
アニメは、「銀河漂流バイファム」「聖戦士ダンバイン」「プラレス3四郎」。藤子アニメは、ドラハッパー(ドラえもん、忍者ハットリくん、パーマン)時代到来。「キャプテン翼」は、当時、週刊少年ジャンプで連載されていた大人気のサッカーアニメでしたが、うちはテレビ大阪(キー局は、テレビ東京)が映らなかったから見れなかった。沖田浩之が歌っていた主題歌だけはよく覚えています。 そして同じくジャンプで大人気だった「キン肉マン」のアニメが始まったのもこの年です。
この年ヒットした曲は、わらべの「めだかの兄妹」、原田知世の「時をかける少女」。ラッツ&スターの「め組のひと」は、キン肉マンのアニメで使われていましたね。ウォーズマンとの決戦前の計量のシーンで、キン肉マンがダンスで減量する時にこの曲が流れていましたが、当時の人気が窺えるエピソードですね。西城秀樹の「ギャランドゥ」は、カラオケでよく歌いました。テレビのバラエティ番組でもよくネタにされていました。細川たかしの「矢切の渡し」など演歌勢もまだまだ強かったですねこの時代。
洋楽は、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」「ビート・イット」。映画「フラッシュダンス」の主題歌になったアイリーン・キャラの「ホワット・ア・フィーリング」は、日本でもカバーされて、大映ドラマの「スチュワーデス物語」の主題歌として使用されていました。同じく「フラッシュダンス」の挿入歌となり、ナイトライダーの劇中でも何度か流れていたマイケル・サンベロの「マニアック」がヒットしたのもこの年でした。
東京ディズニーランドが開園したのもこの年。個人的に印象に残っているのは、俳優の沖雅也さんの自殺ですね。新聞の夕刊の一面を見て本当にショックを受けた。当時、まだ31の若さで現役バリバリでいろんな映画・ドラマで活躍されていたのに本当になぜ?と言う感じでしたね。太陽のほえろ!でスコッチが病死したシーンを覚えていたから、そのシーンが脳裏に浮かんでしばらく寝れなかった思い出があります。大阪の枚方にTSUTAYAの1号店がオープンしています。TSUTAYAって大阪が発祥地だったんですね。大韓航空の飛行機がソビエト連邦の領空に侵入してソ連軍機に撃墜されたいわゆる大韓航空機撃墜事件が起きたのもこの年。ソ連って響きが懐かしい。まだまだ冷戦時代真っ只中でした。
と言うことで、ざっと振り返ってみましたが、よくよく考えてみたら、この年にまだファミコンは買ってもらえなくて、ゲームウォッチばかりやっていたと思います。2画面の折り畳み式のドンキーコングとか凄く欲しかったけど、なぜだかシャリバンのゲームウォッチばかりに夢中になっていた(笑)。今や携帯電話でゲームだけでなくネットができる時代なんですから、本当にいろんなことが着実に進歩してるんですね。誰もが携帯を持つなんてあの頃は考えられなかったなあ…。ましてやインターネットなんて想像もしてなかった。車は、21世紀に入ったら宙に浮くと思っていたのに…(苦笑)。
アニメの「ルパン三世」シリーズの銭形警部や仮面ライダーシリーズの首領の声やナレーションなどでもお馴染みだった納谷悟朗さんが先週お亡くなりになられたそうです。ついこの間、ルパンの声優陣が一新され、残念ながら納谷さんは、降板されてしまいましたが、それ以来、テレビでは、お声を聞くことはなかった。しかし、スカパーでは、往年の海外ドラマの名作『スパイ大作戦』でローランやパリスの声を担当されていて、一時期は、毎日のように耳にしておりました。他にも海外ドラマでは、『女刑事ペパー』でアール・ホリマンが演じたビルの声も担当されていました。向こうのダンディな俳優さんと納谷さんの声とのマッチ感が素晴らしく、納谷さんが声を当てた俳優は、その倍以上カッコ良かった。『原子力潜水艦シービュー号』の艦長の声も演じられていたみたいですが、それはまだ未見なので、機会があれば見てみたいものです。
特撮では、やはり、仮面ライダーのショッカーの首領の声が一番印象に残っています。リアルタイムでは見ることができなかったですが、Ⅴ3以降もボスの声やナレーションなどでライダーシリーズに携われていました。ナレーションと言えば、他にも『愛の戦士レインボーマン』『忍者キャプター』、最近放送された『スターウルフ』でも納谷さんの名調子を聞くことができました。
納谷さんの声を初めて聞いたのは、ルパンの銭形警部だったと思います。ルパンは、小さい頃再放送で見たテレビシリーズのルパン三世PARTⅡから、リアルタイムで見たPARTⅢ、1989年から金曜ロードショー枠で始まったスペシャル版も毎年欠かさず見ておりました。しかし、95年にルパンの声を担当されていた山田康雄さんが亡くなられてからは、一時期離れてしまったのですが、それも最近スカパーで全部補完することができた。やはり、ルパンと銭形警部の掛け合いは、いつ見ても最高です。
納谷さんの訃報を聞いてから、レコーダーに残っていたPARTⅡデジタルリマスター版の「不二子に花嫁衣裳はにあわない」を見ました。不二子が大富豪のウィリアム・ハフナーと結婚することになるが、その結婚式の日に、なんとルパンがどういう訳か不二子をライフルで撃ち殺し、ルパンも彼女の後を追って自爆すると言う衝撃的な展開から始まるエピソードです。もちろん、それらは、ルパン達の巧妙な芝居で、仮死弾で眠った不二子をハフナーの秘密部屋に送り込むための作戦だった。ハフナーは、これまで数々の女と結婚してきたが、その女性達は、その後謎の死を遂げていた。その妻達は、剥製にされハフナーのコレクションにされていた。そして、不二子もまた、ハフナーの100番目のコレクションになろうとしていたのだ。ルパンたちの狙いは、剥製にされたハフナーの妻達が身につける宝石。ハフナーの異常性が絶大なインパクトを残すエピソードなんですが、事の成り行きを知らずに、死んだルパンの遺体を泣きながら必死に捜し続ける銭形警部も印象に残る。実に間抜けているのだが、その悲哀に満ちた銭形を演じる納谷さんが物凄く良いんですね。コミカルな演技もとても面白くて素晴らしかった。
アニメのナレーションで一番印象に残っているのは、やはり『新造人間キャシャーン』。リアルタイムではなかったですが、再放送でよく見ました。「たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の身体。鉄の悪魔を叩いて砕くキャシャーンがやらねば誰がやる!」。文章だけでもカッコ良いが納谷さんが語るとさらにカッコ良くなるんですね。
幼い頃からアニメや映画など様々な番組で慣れ親しんできたお声が聞けなくなるのは、本当に寂しくて残念です。しかし、まだまだ未見の作品もたくさんあるし、これからも何らかの形で納谷さんが携わった作品を見ることになるだろうと思います。色々と楽しませて頂きました。納谷さんのご冥福をお祈り致します。
特撮では、やはり、仮面ライダーのショッカーの首領の声が一番印象に残っています。リアルタイムでは見ることができなかったですが、Ⅴ3以降もボスの声やナレーションなどでライダーシリーズに携われていました。ナレーションと言えば、他にも『愛の戦士レインボーマン』『忍者キャプター』、最近放送された『スターウルフ』でも納谷さんの名調子を聞くことができました。
納谷さんの声を初めて聞いたのは、ルパンの銭形警部だったと思います。ルパンは、小さい頃再放送で見たテレビシリーズのルパン三世PARTⅡから、リアルタイムで見たPARTⅢ、1989年から金曜ロードショー枠で始まったスペシャル版も毎年欠かさず見ておりました。しかし、95年にルパンの声を担当されていた山田康雄さんが亡くなられてからは、一時期離れてしまったのですが、それも最近スカパーで全部補完することができた。やはり、ルパンと銭形警部の掛け合いは、いつ見ても最高です。
納谷さんの訃報を聞いてから、レコーダーに残っていたPARTⅡデジタルリマスター版の「不二子に花嫁衣裳はにあわない」を見ました。不二子が大富豪のウィリアム・ハフナーと結婚することになるが、その結婚式の日に、なんとルパンがどういう訳か不二子をライフルで撃ち殺し、ルパンも彼女の後を追って自爆すると言う衝撃的な展開から始まるエピソードです。もちろん、それらは、ルパン達の巧妙な芝居で、仮死弾で眠った不二子をハフナーの秘密部屋に送り込むための作戦だった。ハフナーは、これまで数々の女と結婚してきたが、その女性達は、その後謎の死を遂げていた。その妻達は、剥製にされハフナーのコレクションにされていた。そして、不二子もまた、ハフナーの100番目のコレクションになろうとしていたのだ。ルパンたちの狙いは、剥製にされたハフナーの妻達が身につける宝石。ハフナーの異常性が絶大なインパクトを残すエピソードなんですが、事の成り行きを知らずに、死んだルパンの遺体を泣きながら必死に捜し続ける銭形警部も印象に残る。実に間抜けているのだが、その悲哀に満ちた銭形を演じる納谷さんが物凄く良いんですね。コミカルな演技もとても面白くて素晴らしかった。
アニメのナレーションで一番印象に残っているのは、やはり『新造人間キャシャーン』。リアルタイムではなかったですが、再放送でよく見ました。「たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の身体。鉄の悪魔を叩いて砕くキャシャーンがやらねば誰がやる!」。文章だけでもカッコ良いが納谷さんが語るとさらにカッコ良くなるんですね。
幼い頃からアニメや映画など様々な番組で慣れ親しんできたお声が聞けなくなるのは、本当に寂しくて残念です。しかし、まだまだ未見の作品もたくさんあるし、これからも何らかの形で納谷さんが携わった作品を見ることになるだろうと思います。色々と楽しませて頂きました。納谷さんのご冥福をお祈り致します。
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