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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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アメリカのカーアクション映画に登場する車の定番と言えば、やはりマスタング。1968年に公開されたスティーブ・マックイーンの『ブリット』は、映画史上初のカーチェイスシーンが登場したことでも知られる映画ですが、モータースポーツが趣味だったマックイーンが自らカースタントをこなして、サンフランシスコの急坂を華麗に突っ走った時に乗っていた車もマスタング(フォード・マスタングGT390)だった。その後も007やかの有名な『バニシングIN 60』などでも強烈な活躍を見せていました。


最近では、ナイトライダーネクストのナイト3000のベース車(シェルビー マスタングGT500KR)として使用されたり、トランスフォーマーでは、「ディセプティコン」軍団のメンバーとしてパトカー型のマスタングに変形するロボットなども登場していました。そして今年もまたマスタングを主役としたカーアクション映画が公開されましたがそれがこれ。





「ニード・フォー・スピード」

自動車修理工場を営む天才ドライバーのトミーは、夜な夜な仲間達と過激なストリート・レースに明け暮れていた。ある日、トビーは、かつてのパートナーであったディーノに誘われてレースに参加するが、その最中、弟分のピートが乗る車がディーノの車と接触事故を起こし、ピートは命を落とす。ディーノは事故現場から逃走し、トビーはその事故の責任を負わされ逮捕されてしまう。仮釈放され出所したトビーは、ディーノに復讐するため、全米最大のストリート・レース・グランプリ「デレオン」への参加を決める。仲間のビルからマスタングを借り、サンフランシスコに向かって熾烈なレースに挑む。



1994年から発売されているレースゲームの実写版なのですが、「激走!5000キロ」や「キャノンボール」シリーズなど、かつての大陸横断レースものの映画を想起させる派手な演出も多分に楽しめます。登場する車もかなり豪華です。黒のランボルギーニ・セスト・エレメントや白のサリーンS7、黒とオレンジツートンのブガッティ・ヴェイロン、赤いマクラーレンP1、黄色いGTAスパーノ、ケーニグセグ・アゲーラRなどなど、現在の最高級の車たちが勢ぞろいです。


ここ数年のアメリカのカーアクション映画もCGの使用が増えておりましたが、なんとこの映画はCGを一切使わず撮影されたそうです。前半の見所ともいえる3台のケーニセグを使ったレースシーンでは、ケーニセグが公道を走る普通車をぐいぐい追い抜いたり、トミーが乗るシルバーのケーニセグが対向車線を暴走したり、スピーディーかつ激しい走りを見せています。橋上でピートが乗る白のケーニセグがディーノの赤のケーニセグと接触して、空中回転するシーンはちょっとCGっぽい感じもしたのですが、なんとフレームつきのケーニセグをスライドさせて、路上に設置したジャンプ台のパイプにフレームを乗せる形で車を吹き飛ばしたとか。CGが当たり前となった今、わざわざこのような仕掛けを造って実車を飛ばすところにこの映画の本気度を感じますね。



デレオン・グランプリのシーンでは、トビーは、シルバーのシェルビー・マスタングGT500に乗り、路上で華麗なターンを決めたり、熱い走りを見せてくれます。パトカーの追跡から逃れてデトロイトの公道を激走するシーンは、「バニシングIN 60」のカーチェイスを彷彿とさせ、トンネルを抜け出て、隣の車線の向こう側に立つ木に向かって大ジャンプを決めるシーンは、いかにもナイトライダー的で迫力満点。トビーの仲間のベニーが乗るヘリコプターが地上スレスレで飛行する場面も中々の迫力。走行中の給油シーンや、マスタングが4WDのグループによる襲撃を受け、ベニーが軍用ヘリに乗ってトビー達の元にやってきて、ヘリでマスタングを吊り上げるシーンなど、ど派手なアクションが多く見応え十分。レースとは無関係なところでは、トビーの仲間のフィンがいきなりオフィスで服を脱ぎ出して、全裸でエレベータに乗り込むシーンも印象に残ったが、この人は何なの、ただの露出狂・・・!?(苦笑)。



最大の見せ場である太平洋沿岸ハイウェイでのレースシーンでは、先に紹介した豪華なマシーン達が勢ぞろいして過激なレースが展開し、アグレッシブな走りや激烈なクラッシュシーンが見られます。車内視点の映像を存分に活かした沿岸道路での激走シーンは言うまでもなく、豪華なマシーン達が次々と豪快に転倒する場面も凄まじい迫力。久々に骨太なレース映画を堪能することができました。










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