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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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今年は有名人の訃報が本当に多い一年でありましたが、アクション映画の世界ではやはりショーン・コネリーの訃報がとても印象に残りました。年齢的に90歳と大往生と言っても過言ではないくらい長生きされたと思いますが、しかし、この方も心のどこかで不死身な人、タフガイってイメージがあって、いつまでも元気に映画の世界で活躍しているイメージがあったので、知らせを聞いた時は結構ショックでしたね。


でも考えてみるともう何十年もスクリーンやテレビで姿を見かけたことがなく、どうしているのか気にはなっていたのですが、晩年は認知症を患って表舞台には立てなかったみたいですね。実は訃報を聞く一ヵ月前ぐらいにCSでボンド映画の吹替え版の放送があり、その時一通り、初代ボンドの映画を再視聴していました。


コネリーのボンド映画の中では日本でロケが行われた「007は二度死ぬ」が一番のお気に入りですが、今回見直してとくに印象に残ったのは「007/ダイヤモンドは永遠に」。2代目ボンドのジョージ・レーゼンビーが一本限りでボンド役を降板した後、再びコネリーがボンド役を演じた作品。


実はこの時点でロジャー・ムーアやティモシー・ダルトンもボンド役の候補として名を連ねていたが、ムーアはテレビドラマの出演があり都合が合わず、ダルトンはボンド役を演じるにはまだ若すぎるとのことで、そこでジョン・ギャビンという俳優が演じることに決まったが、彼はアメリカ人な上に、顔の売れた俳優ではなかったため、ユナイト映画の社長がコネリーを呼び戻すことを決めたんだとか。


「ダイヤモンドは永遠に」はラスベガスで撮影が行われ、赤いマスタング・マッハ1を使った狭い通りでのカーアクションが印象的でしたが、ボンドがホワイトの研究所から砂漠に逃走する時の月面車を使ったカーチェイスシーンも面白かったですね。三輪全地形対応車と呼ばれるUS90(ATC90)と月面車の派手なチェイスシーンはこの映画でしか見たことがないし、とても珍しい貴重な映像だと思いました。


この作品の後、コネリーは2度とボンド役は演らないと言い、ロジャー・ムーアの3代目ボンドのシリーズに突入していくわけですが、1983年に突如007シリーズ第4作『007 サンダーボール作戦』をリメイクした「ネバーセイ・ネバーアゲイン」で再びボンド役を演じることになったコネリー。「ネバーセイ・ネバーアゲイン(「次はない」なんて言わないで)」はコネリーの妻のミシュリーヌ・コネリーが「もうボンドを演じないなんて言わないで」と言ったことをそのままタイトルにしたそうです。つまり、奥さんのこの一言がなければ実現しなかった007の番外編的な作品だったんですね。1983年は本家のシリーズとしててロジャー・ムーアの「007/オクトパシー」も公開され、世界興行成績は「オクトパシー」が第2位、「ネバーセイ・ネバーアゲイン」は第4位という結果になったそうです。


ネバーセイ・ネバーアゲインがコネリーの最後のボンド映画になってしまったわけですが、それから12年後に公開された「ザ・ロック」という映画で、コネリーは元イギリス情報局秘密情報部部員のジョン・パトリック・メイソン役を演じて、往年の初代ボンドを彷彿させるような派手な活躍を見せていましたが、私の中ではこれが本当の最後のボンド役だったのではないかと思っております。


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