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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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一時期に比べるとスカパーで放送されている特撮作品の数が減少傾向でございますが、チャンネルNECOも例外ではなく、只今放送されている特撮の本数は、僅かに一本。前は、2から3作品ぐらい枠があったのにどういうわけか減ってしまったのは、非常に残念でございます。と言ってもこのチャンネルの場合、円谷プロの作品、しかもウルトラマン以外のものが中心なので、特撮がお茶の間を席巻していた1970年代の作品が多いです。一度だけ東映が製作したコンドールマンを放送していたことがありましたが、本当にそれっきりで、以後東映作品は、放送されていない。

 

スカパーに加入してからまもなく6年ぐらいになりますが、東映以外の作品は、ほとんど見たことがなかったので、70年代の多様な作品が見られたのは良かった。で、最近放送されている「プロレスの星 アステカイザー」も中々面白い作品。原作は、デビルマンやキューティハニーの永井豪。前々から特殊な構成で話題になったと聞いていたので、一体どんな作品なんだろうと気になっていたのですが、このヒーローもの、実写なのですが、クライマックスの戦いの部分がなんとアニメになっている。主人公のアステカイザーが「カイザー・イン!」と叫ぶと同時に主題歌がかかって、画面は、実写からアニメにチェンジし、サイボーグ格闘士を倒し終わるとまた実写に戻るという変わった趣向が取り入れられているのです。アニメ部分は、まさにデビルマンなどの永井さんのアニメを見ている感覚になりますが、でもこれって、肝心かなめの戦いの部分をアニメにしてしまったら、実写で撮っている意味があまりないような気がするのだが、当時の子供達は、どう思って見ていたのでしょうね。宇宙刑事で例えるなら、マクー空間での戦闘シーンがすべてアニメになってしまうようなもんですからね。きっと私がガキの頃、リアルタイムで見ていたら、多少げんなりしていたかもしれないが、今見ると、中々特殊性があって面白く見える。一応、実写パートにも戦うシーンはたんまりあるのですが、できれば、サイボーグ格闘士を倒すところまでを実写で見てみたかったですね。



 

asute.jpg asute02.jpg

実写からアニメへカイザー・イン!
 




ブラック・ミストに兄を殺された元プロレスラーの鷹羽俊が速水博士の開発したファイティングスーツを着てアステカイザーとなり、サタン・デモンが送り込んでくるサイボーグ格闘士と激闘を繰り広げるのですが、実際に当時活躍していたプロレスラーが数多く登場するところもこの作品の見所。なんてたってこの頃は、プロレス全盛期。新日本プロレスが全面で協力してますからね。初回には、あのアントニオ猪木が顔を出しているし、初代タイガーマスクの佐山聡や、藤原喜明、小林邦昭など、かつての新日のスター選手がこれだけ顔をそろえているヒーローものは他にはありえない。さらに、サタン・デモンに洗脳され、偽アステカイザーとなって、本物と対決する元チャンピオンのジャガー春木役を、キカイダー01など当時、特撮もので活躍していた池田駿介氏が演じているし、初回には、デンジマンでバンリキ魔王を演じた大前均氏がストロング・リキと言うレスラー役で出演しています。ブラック・ミストの幹部サタン・デモンを演じる山本昌平氏は、チェンジマンでギルークという敵の幹部を演じたのは知っているが、スターウルフでは、ヴァルナ軍団の司令官を演じていたり、わりと昔から敵幹部を数多くやっていたんですねえ。



それにしても、アステカイザーが乗っている三輪バギーカーのマッハビート号のダイナミックな走行シーンが迫力があって好きだ。海辺でも砂地でもギュンギュンかっ飛ばしているところを見るとかなりパワフルなマシーンだったのではと推測できるが、最近あんなバギーは街では見かけませんものね。昔のヒーローものは、ヒーローも個性的だが、マシーンも個性的で実際に公道などでアクションやっているから面白いんですよね。



 

asute03.jpg


 

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円谷プロのスペースアドベンチャー作品「スターウルフ」!
1978年、「スターウォーズ」や「未知との遭遇」、「宇宙戦艦ヤマト」等のSF映画作品がブレイクしていた時代、円谷プロも遂に洋画のSF作品に負けまいと勢いで、海外のSF小説家エドモンド・ハミルトンの未完結の作品だったスターウルフを題材にし、監修に宇宙工学/航空工学の糸川英夫を迎え、1クールごとに物語は完結するという円谷プロの本格的SFドラマ「スターウルフ」がスタート、当初は原作の小説版「スターウルフ」に沿って全4クールの予定だったが、いざ放送されてみると、視聴率が低く、第2クール目で子供向けの路線(コメディー担当のロボでもあるコンパチや1話完結の分かり易いストーリー)に変更するテコ入れを行うも、テコ入れは失敗し、全4クールの予定が2クール(全24話)に短縮されてしまった…。
マイケル村田 2015/08/17(Mon)20:11:34 編集
Re:円谷プロのスペースアドベンチャー作品「スターウルフ」!
>当初は原作の小説版「スターウルフ」に沿って全4クールの予定だったが、いざ放送されてみると、視聴率が低く、第2クール目で子供向けの路線(コメディー担当のロボでもあるコンパチや1話完結の分かり易いストーリー)に変更するテコ入れを行うも、テコ入れは失敗し、全4クールの予定が2クール(全24話)に短縮されてしまった…。

スターウルフは何年か前にチャンネルNECOで全部見ました。東映の「宇宙からのメッセージ 銀河大戦」にしろ、当時の日本の特撮は、スターウォーズを意識した大人向けの特撮に果敢にチャレンジしていた時代だったんですね。しかし、残念ながら両方とも視聴率は苦戦し、銀河大戦のほうもゴールデン帯から特撮枠を消滅させる結果に至っています。当時もそうですが、日本人の感覚的に特撮=「子供が見るものの、子供向けの番組」という意識が強いのでしょうね。だから大人は、何を見ても子供向けと枠を括って見ない人もいれば、かといっておもいっきり大人向けにすると子供が離れてしまうし。幅広い世代を満足させる特撮を作ることは中々至難の業なのでしょうね・・・。
【2015/09/13 23:37】
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