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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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西部警察最終回スペシャル「大門死す!男たちよ永遠に…」が先週末放送されました。リアルタイムの放送から、短縮バージョンのビデオ版、ファミ劇の再放送も合わせると、今までにもうかれこれ5、6回は見ておりますが、HDリマスターの綺麗になった映像で改めて見るとまた違った味わいがありますね。去年惜しくも亡くなられた原田芳雄さん演じるテロリスト・藤崎礼次のクールかつ圧巻の存在感がやはり良いです。他のゲストも大変豪華です。武田鉄矢さんや倉田保昭さんも出演されていましたが、この二人を見ると、刑事物語の片山刑事vsドラゴンの対決をイメージしてしまういつも(笑)。BGMも通常回のハネケンさんのアップテンポなセレクトは少なくて、最終回と言わんばかりに、ショパン「別れの曲」などのクラシックや、これまでにもよく使用されたスペクトルマンの緊張感高まるBGMの流用など、壮大で緊迫感溢れるメロディの連続。もう何回も見てるのに、剣島での最終決戦のBGMが鳴り出したら、昔のようにドキドキしてしまった(苦笑)。

巨大要塞のダムの壮絶な大爆破、団長が中村晃子さん演じる藤崎の手下の女に撃たれる瞬間のスローモーション、倒れた大門を取り囲んで泣き叫ぶ大門軍団など、もう何度も見てるのに、やはりまた見るとグッと来るものがあります。そして、霊安室で石原裕次郎さん演じる木暮が死んだ大門に熱く語りかけているシーンは、テレビのバラエティやドキュメント番組などでも何度も取り上げられていましたが、裕次郎さんがアドリブで様々に実感のこもった言葉を渡さんに語りかけていることもあり、またもや感動してしまった。ドラマと言う枠を超えて、当時の石原軍団の熱い絆がストレートに伝わってきます。

ところで、ファミ劇では、来月からまた西部警察PART1のHDリマスター版が再スタートするようです。2001年の秋から2006年まで週1回の放送が続き、ブランクを置いて2007年から週2回での再スタート。そして、またブランクを置いて、2009年の夏からHDリマスターバージョンがスタートして、先週末、ついに全236話の放送が完結したわけですが、かれこれ11年近く放送され続けているんですね。ビデオ(DVD)版の最終回は、104分の短縮バージョンになっていましたが、かなり、強引な編集がなされているので、やはり、140分のノーカット・フルバージョンのほうが見応えがあります。今度のDVD化の際は、ノーカット版が収録されると良いですね…。

 

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5月に発売されるDVD第2弾「西部警察 PARTⅠセレクション 大門BOX2」の収録内容が公式サイトの方で発表されました。今回は、リュウが西部署を離れるまでのPART1前半~中期のエピソードから幅広くセレクトされています。意外にも1弾に入らなかった初期のスリリングなエピソード「爆殺5秒前」や「爆発ゾーン」、九州ロケ編の「九州横断大捜査網!!」「博多港決戦!!」、初代係長と二代目係長(高城淳一)が共演した「17年目の誘拐」なども収録されているようです。うちのHPにも収録内容を記載しましたのでチェックしてみてください。


ガースのお部屋 『西部警察』ページ


西部警察の初期のエピソードはアクションと共にバイオレンス度が高いエピソードが多いのですが、中でも「爆殺5秒前」は、初期の傑作中の傑作と言っても過言ではない作品だと思います。このエピソードは、テンポが良いので、あっという間に物語に引き込まれるし、なんと言っても全編に渡って小林稔侍氏が演じる関西弁の誘拐殺人犯の凶悪っぷりが凄まじい。誘拐した若い女性にシャブを打ち、時限爆弾を括り付けて、車諸共爆発させたり、現金を受け取った後に車で逃走し、検問所のパトカーに特攻したり。クライマックスは、タツの乗るバイクが犯人の車を見つけて、カーチェイス。工事現場に追いつめられた犯人は、時限爆弾を首にぶら下げた人質の女性を建設中のビルのリフトに乗せ、車を乗り捨てて逃げるが、追いかけてきたタツと凄まじい殴り合いを開始。その後にやってきた団長が犯人に強烈なパンチを何度も何度も打ち込んで、人質の女性の居場所を吐かせるのですが、殴られっぱなしの犯人がなぜだか少しかわいそうに見えてくる(苦笑)。そして、最後は、タツの肩をバイポッド代わりにしてライフルを固定し、高所にいる女性の首にぶら下がった爆弾を撃ち落とす団長…。

終始ハードな展開の中、死刑囚の森田の父親がコメディリリーフ的な感じで良い味を出しています。この父親、酒のせいなのか、すっかり頭が変になってしまっているようで、終始自分の息子を捕まえた大門の悪口を言い続けている。「大門ってやつは…」…聞き込みにやってきたリキもさすがに「駄目だこりゃ」とお手上げ状態。そのリキがメインになる「手錠のままの脱走」や「挑戦」、マシンXが悪用される「マシンX爆破命令」なども収録されるようです。小林稔侍氏の凶悪犯も良いですが、西田健氏が不気味な射殺魔を演じた「連続射殺魔」も良いですね。こちらは、バイオレンスと言うよりは、ホラーテイストな雰囲気がある(笑)。


 

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西部警察のDVDが発売されました。8年ほど前の新作スペシャルの時に、西部警察PARTⅢの「燃える勇者たち」が新作と共にDVD化されていましたが、あれ以来、ようやく本格的なテレビシリーズのDVD化が始まりました。その燃える勇者たちの時とは違って、今回は、ファミリー劇場で放送中のHDリマスターのような綺麗な画質。PART1のDVD-BOXは、3巻に分けて発売されることになっていますが、全話収録ではなくセレクション。1巻あたりに24話ほど収録されるので、おそらく半分ぐらいのエピソードは、DVDに収録されると思います。PART2は、2巻発売予定ですが、話数が他のシリーズよりも少ないため(全40話)、全話収録される予定だとか。西部警察シリーズの約半数を占めるPART1のストーリーがセレクションなのは、ちと物足りないなあと思う人も多いかもしれません。

しかし、今回発売のPART1BOXの内容は、ど派手なカーアクション回、爆破回、銃撃戦回、マシンX登場編、殉職編、新人刑事登場編などなどポイントを抑えた充実のラインナップ。なんと言っても初回が、あの伝説の名作『無防備都市』ですからね。銀座の中心街や東京駅、国会議事堂の前を装甲車が走ると言う前代未聞の映像は、今でも見応え十分の迫力。何より全てが実写で描かれているところがぶったまげです(ヘリの爆破シーンだけは、合成映像ですが)。この前の相棒に加納竜さんが所轄の課長役で出演されていましたが(ひげ生やして少し雰囲気が違っていた)、その加納さんが演じたリュウ(桐生一馬刑事)が西部署の高性能マシーン・マシンXを運転して、犯人が乗るマーキュリー・クーガーを大追跡した『大激走!スーパーマシーン』も名作。東名高速を超ハイスピードで爆走するなど今となってはありえない迫力の名シーンが堪能できる。当時都内でこれだけ大々的にロケーションができたと言うのも凄いし、それだけにとどまらず、数々の奇跡の映像が存分に楽しめます。

さて、今月の初めに発売された『TV BROS』と言う雑誌の冒頭において、西部警察特集が組まれておりました。爆破やガンアクションなど様々な面から西部警察を検証し、プロデューサーの石野氏や、巽&鳩村刑事を演じた舘さんのインタビュー記事も掲載されております。裕次郎さん演じる木暮課長に常に寄り添い、大門たちにガミガミわめき散らしていた係長役がお二人おられましたが、その一人、二宮係長を演じた庄司永建さんのスペシャルインタビューもありました。毎回、事件解決後に課長室で木暮と二宮のやりとりがありましたが、ブランデーで乾杯するシーンは、庄司さんが考案されたものだったようですね。ちなみに今回発売されたDVDには、二宮係長メインのエピソード(友情の捜査線)も収録されております。二宮係長もたまあに現場に出ていたことがありましたが、メインの話では、大門たちに負けず劣らずかなり無茶な捜査をやっていましたよね(笑)。二宮係長と二代目係長役の高城淳一さんが共演した「17年目の誘拐」も次回のDVDに収録されるといいですね。




 

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2012年のテレビ雑誌の表紙でこの熱いツーショットを見られるとは…まさにミラクル!!!

 



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「金にさえなるなら、私は自分の肉親だって売る男ですよ、大門くーん 
はははははははは」

二宮係長だってたまにはワルになることもあるんですよ(笑)。いやいや嘘です。

 

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ついに解禁!!ついに来ました!西部警察シリーズのDVD化が決定!その一本目として、来月『西部警察PARTⅠ セレクション大門BOX1』が発売されます。収録エピソードは、うちの西部警察のページでもご紹介しておりますが、装甲車が東京の街を暴れ回る初回の「無防備都市・前後編」をはじめ、冒頭のカーチェイスが凄まじい「ホットマネー攻防戦」、マシンXが初登場し、マーキュリークーガと高速チェイスを繰り広げた「大激走!スーパーマシーン」他、タツ、ジン殉職回、リュウ、ジョー初登場回などを含めた6枚組全24話が予告編付で収録される模様。スカパーで放送中の西部警察で今までに一度も放送されたことがない予告編の映像が入っているのは、何気に注目点です。アクション的に見ると、小林稔侍さんが関西弁の残虐な犯人役を演じ、タツと壮絶な殴り合いを繰り広げた「爆殺5秒前」や、死刑囚の母親とその息子達が凶悪の限りを尽くして、大門達と対決する「ビッグバッド・ママ」、TNT火薬を積んだトラックがラストで大爆発を遂げる「爆発ゾーン」なども収録して欲しかった…。

続いて5月には、『西部警察PARTⅠ セレクション大門BOX2』が発売されるそうです。収録内容は、未定で、発売元のサイトで、現在アンケートを実施中です。九州ロケ編に当たる「九州横断大捜査網!!」「博多港決戦!!」は必然として、アクション系なら団長が火達磨になった「狙われた木暮課長」、マシンXが奪われる「マシンX爆破命令」、団長と木暮課長が肩を組んで爆発する建物のそばを駆け抜ける「燃える罠からの脱出」、「バスジャック」、フェアレディZが川越えジャンプをした「栄光への爆走」、「午前11時、爆破!」、「暴走トラック炎上!」、「西部最前線の攻防(前後編)」、特殊車両サファリが初登場する「出動命令・特車”サファリ”」辺りは、ぜひとも収録して欲しいところですね。

今回、「西部警察」だけでなく、「大都会」シリーズや「ゴリラ警視庁捜査第8班」「代表取締役刑事」など、石原プロが制作した刑事ドラマが続々リリースされるんだそうです。ゴリラや代表取締役刑事などは、まだスカパーで一度も放送されていないので注目です。




 


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西部署の2代目捜査係長・佐川勘一役を演じた高城淳一さんがお亡くなりになりました。リアルタイムで見ていた時は、初代の二宮係長よりも鼻高々で嫌味のきつい上司と言うイメージで、どちらかと言えば、初代よりも印象が薄かった。と言うのも佐川係長単独のエピソードが少なかったのと、初代と同じく地方ロケで全く顔を見せなかった(二宮係長時代よりも地方ロケのエピソードの数が多かったにも関わらず)のも印象が薄い原因の一つです。唯一の佐川係長単独のエピソードだったPARTⅡの「傷だらけの天使」は、麻薬組織に脅迫されている若い看護婦を救おうと佐川係長が孤軍奮闘する話だったが、当時、人気アイドル真っ只中でありながら、ヘロイン中毒になり禁断症状に陥る看護婦を熱演した松本伊代さんの迫真の演技のほうに目が行き、肝心の佐川係長の見せ場が少なく感じた。しかし、大門軍団を罵りながらも、さりげなく味方をして存在感を見せる佐川係長がとても印象的でした。

西部警察の前身に当たる『大都会PARTⅢ』では、加川課長を演じらていました。この番組は、残念ながらリアルタイムで視聴できなかったのですが、最近ようやくスカパーで全エピソード視聴することができた。渡さん演じる黒岩に嫌味を言いまくる上司で、まさに佐川係長の原型とも言うべきキャラでした。加川課長のほうが少し怒りっぽくて、嫌味がストレートなタイプ。佐川係長は、緩めにぼそっと言うタイプ。

石原プロ作品以外でも刑事役を数多く演じられていた高城さん。『俺たちの勲章』「重い拳銃」では、草津警察の捜査課長・村田役で出演。酒屋で草津節を陽気に歌っている姿が印象的でした。『あぶない刑事』「独断」では、神奈川県警察本部の原熊役。近藤課長のデスクを陣取ってラーメンをすすったり、近藤課長=狸と熊のぎすぎすしたやりとりが印象に残っています。日本の貴重な名バイプレーヤーがまた一人…。高城さんのご冥福をお祈りいたします。

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今年に入ってから、テレビっ子だった自分が一番テレビを見ていた時代に活躍されていた俳優さんが次々とお亡くなりになられていて、本当に寂しい気分になりますが、またしても日本を代表する名優の訃報が…。数々の映画やテレビドラマで活躍されてきた原田芳雄さんがお亡くなりになりました。

 

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若い頃の風貌は、長髪にグラサン姿で、一般的によく言われるアウトロー+野性味溢れるシブい役者さんというイメージだった。一番最初に見た時は、松田優作さんにそっくりな人だなと思っていたが、実際は逆で、松田さんが原田さんに影響を受けて、原田さんとよく似たファッションをされていたのだと言うことを後に知り、納得しました。原田さんと松田さんは、『竜馬暗殺』と言う時代劇で共演しているが、現代劇での共演は、あまり見た記憶がありません。この二人にまつわるエピソードと言えば、やはり、『西部警察PARTⅢ』の最終回。松田優作さんが国際テロリスト・藤崎礼次役を演じるはずだったが、「渡さんを殺す役は、たとえドラマの中でもやりたくない」と松田さんが出演を断り、原田さんが引き受けることになった。ただ実際は、藤崎は、大門を殺すまでには至っていないのだが、松田さんが読んだ脚本では、藤崎が大門を仕留める設定になっていたのだろうか。その辺りの真相は、未だに気になるところだ。他の刑事ドラマには、レギュラーはもちろんのことゲストでもあまり出演されることがなかった原田さんが演じる藤崎は、西部警察の最終回にふさわしく、これまでにない異様さと殺気を漂わせるまさに凶悪かつ危険なテロリストで、数ある凶悪犯と死闘を繰り広げてきた大門を脅かす存在となり、最高の好敵手であった。原田さんを思い出す時、やはりこの時の原田さんの圧巻の演技が一番に頭に浮かびます。

そして、この五年後、再び石原プロが製作した刑事ドラマ『ゴリラ警視庁捜査第8班』の初回に原田さんが再びゲスト出演。渡さん演じるゴリラのリーダー・倉本と原田さん演じるテロリスト・秋葉がフィリピンの広大なジャングルで大激突した。西部警察の最終回を彷彿とさせる二人の壮絶な闘いに大興奮したのは言うまでもありません。日本の刑事ドラマで、しかも海外で戦争アクション映画並みのバトルを繰り広げたのは、このゴリラが今のところ最初で最後ではないだろうか。刑事ドラマの枠で壮大な男の闘いを見せてくれた原田さんに改めて拍手を送ると共に、ご冥福をお祈り致します。

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