10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
皆様明けましておめでとうございます。遅ればせながら2016年初ぼやき。今年一発目はまもなくNHKでも再放送が始まるナイトライダーからです。日本でナイトライダーのテレビシリーズの放送が始まったのは、今から29年前の1987年1月7日の水曜夜9時。それ以前のテレ朝夜9時枠は、萩本欽一のバラエティ番組枠でしたが、そのバラエティ枠が突然海外ドラマ枠に変わり、しかもその内容が人間と未来の車のコンビが巨大な悪党に立ち向かうSFカーアクションものになったのです。こんなの絶対見逃すわけにはいかないですよね(笑)。
テレビシリーズが始まる一週間前、1986年12月28日に日曜洋画劇場枠で「ナイトライダー6」が放送され、その本編終了後にレギュラー放送の番宣が流れたのですが、それは見た時は、ブッたまげましたね。「えっ、これってテレビドラマなの?」って。テレビシリーズが始まる以前は、僕もナイトライダーは映画だと思っていて、まさか毎週テレビで見られるようになるとは思っていなかったので本当にびっくりしました。
ナイトライダーは、放送時間が2度変更(1987年の4月から月曜夜8時枠、同年の10月から水曜夜8時枠)されたが、1988年の2月まで約1年間に渡り民放のゴールデンタイムで放送されました。今、民放のゴールデン帯で海外ドラマが一年間も放送されるなんてことはありえないし、そういった意味も含め、ナイトライダーは、日本においても破格の扱いを受けていたことがよくわかります。そして、今年はBSですが、NHKで初放送されます。ハイビジョンの綺麗な画質で、しかも、テレ朝で放送されなかったエピソードも日本語吹替つきで見られるのですから、また新たな気持ちで見ることができる。世紀を超えて今なお日本人に愛され続けている番組なんですね。見た目の古さに捕らわれず、ぜひとも若い世代の人達にもどんどん見てもらいたいです。
FOXクラシックで放送中のナイトライダーHD。いよいよ本日からシーズン2がスタート。シーズン2の最大の見所と言えばやはり、ガース・ナイトの登場ですね。ガースは、ナイト財団の総帥ウィルトン・ナイトの息子で、南アフリカの刑務所で獄中生活を送っていた犯罪者。そのガースがナイト2000と同じ構造分子で作られた武装トレーラー「ゴライアス」と共にマイケルとキットの前にあらわれ、両者が激しいバトルを繰り広げます。マイケルは、このガースをモデルに顔を整形されたため、二人の顔は双子の兄弟のようにそっくり。デビッド・ハッセルホフが二役を演じており、「悪のマイケル」ともいうべきガースを熱演しているところも注目です。
今回は、日本未放映エピソードを2本。「危機一髪!ナイト2000窮地の女性を救え!(WHITE BIRD)と、「陰謀を暴け!トラック乗りを狙う強盗(KNIGHT MOVES)」について。
危機一髪!ナイト2000窮地の女性を救え!
WHITE BIRD
弁護士のギルバート・コールの秘書ステファニー(スティービー)が突然、FBIに連行される。上司のコールがマネーロンダリングに関与しているため、FBIは、ステファニーから証言を得ようとしていたのだ。それを知ったマイケルは、ステファニーの元にかけつけ、彼女に協力しようとする。ステファニーは、マイケルが「マイケル・ロング」であった時の婚約者だった。
マイケルの元恋人、ステファニー・メイソンの初登場回。日本のテレビ放送では、シーズン2の「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(LET IT BE ME)」が初出で、「スティービー」と呼ばれていました。整形前のマイケル=マイケル・ロングと関係する登場人物と言えば、このスティービーと、シーズン3では、コートニー警部補(ロングとパートナーを組んでた刑事)も登場しましたが、スティービーは、このエピソードを含めて、3度登場しているので、かなり強く印象に残っています。
マイケルを演じるデビッド・ハッセルホフと、スティービー役のキャサリン・ヒックランドは、当時、実際にも恋人関係にあり、シーズン2の放送中に結婚しています。スタッフは、二人にハネムーン期間を与えるため、スペシャル版として放送された「ナイトライダー4 殺人ミサイル壊滅作戦(MOUTH OF THE SNAKE)」のエピソードでは、マイケルとキットの出番を減らしたそうです。また「ビデオテープは死のサイン!・・・」は、ハッセルホフとキャサリンの結婚祝いの意味も込めて製作されたそうです。
自分の正体を隠しながら、元恋人のスティービーを守り続けるマイケルの、いつもとは違う切ない姿が印象的でしたが、アクションのほうも中々見所が多いエピソードでした。キットは、このエピソードで3回ターボジャンプをしていましたが、いずれもド派手なシーンで見応えがありました。とくに凄いのは、クライマックスで見せていた軽飛行機へ激突する時のジャンプシーン。今なら絶対CGになってしまうあろうアクション場面ですが、これもなんと実車でやっています。走行中の軽飛行機の尾部にナイト2000がジャンプで突っ込んで尾部を破壊していましたが、当時のスタントマンの腕前は、本当にズバ抜けていますね。
テレビ朝日の放送版では、スティービーの声は、藤田淑子さんが演じられていましたが、残念ながら今回の新録バージョンは別の方が担当されていました。当時の雰囲気を味わえなかったのが少し残念でしたが、このエピソードもようやく吹替版で見ることができたので感無量です。
陰謀を暴け!トラック乗りを狙う強盗
KNIGHT MOVES
ニューメキシコの田舎町で、マイクロ・テック・エレクトロニクスの精密部品を積んだトラックが輸送中に襲撃され積荷が強奪された。マイケルは、事件を調査するため、個人でトラックの運転手をするリックの妹・テリーの協力を得ながら犯人捜しを始める。テリーは、自分も仕事ができるとハリキリ、一人でトレーラーに乗り出かけるが、またしても強奪犯が現れ、テリーのトレーラーが襲撃を受けてしまう。
マイケルとキットがトラックの積荷を狙う強奪グループと対立するストーリー。この話を最初に見た時、シーズン3の「爆走コンボイ軍団!トラック野郎とナイト2000(TEN WHEEL TROUBLE)」のエピソードを真っ先に思い出したのですが、それもそのはず。「爆走コンボイ軍団!・・・」は、このエピソードの焼き直しだったんですね。事件に兄妹が営む運送会社が絡んでいるところや、マイケルがテリーに協力するところ、ナイト財団のトレーラーを運送用のトラックにして、強奪犯を誘き寄せる展開もまんま同じです。
このエピソードでキットにまた新しい装置が追加されています。「遠距離追跡用スコープ(LONG RANGE TRACKING SCOPE)」=CB無線を積んでいるトラックの現在位置を確認できる装置。(運送用のトラックに扮した)ナイト財団のトレーラーのコンテナの中に隠れていたキットが、強奪犯の車があらわれると同時に、コンテナから自動で発進するシーンが中々カッコいい演出で印象に残りました。また、最後に犯人のワゴンにキットがターボジャンプで激突する場面も豪快で、前回の軽飛行機に次いで迫力のあるジャンプシーンでしたね。
キットがCB無線の隠語に興味を持ち語り出すところや、マイケルとデボンがシカゴについて話し合うシーンなどがほのぼのとしていて印象的でした。日本語吹替えのやりとりもとても雰囲気が良かったですね。
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