10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
東映チャンネルで放送中の「特別機動捜査隊」。現在、全801話中の750話台のエピソードが放送されています。時代で言うと1976年(昭和51年)頃の作品になるようです。
この頃の出来事と言えば、超音速旅客機「コンコルド」の運航開始。トランスフォーマーにコンコルドに変形するロボットがいてその玩具は持っていますが、実物は見たことはないし、一度は乗ってみたかった飛行機ですね。アントニオ猪木とモハメド・アリの異種格闘技戦が日本武道館で行われた年でもありました。猪木vsアリ戦は4年前にアリが亡くなった時にテレビ朝日で再放送がありその時初めて見たのですが、ほとんどのプロレス技が反則になるルールの中、猪木がアリの足を集中的に狙いキックし続けて、アリの体力を消耗させるという特異な攻め方をしていたのがとても印象的でした。
そして、この年と言えば、政界でも大きなスキャンダルが発覚。アメリカの航空機製造会社から発展した大規模な汚職事件「ロッキード事件」。この事件により田中角栄元首相をはじめ数人の政治家が逮捕され、事件の関係者が不審死する事案が続出するなど、日本の政界を揺るがした大事件が起こったのもこの年でした。
特別機動捜査隊には当時の世相を反映したエピソードもたくさんありましたが、今のところまだロッキードを匂わすようなストーリーは出てこないですね。751話からOPとEDテーマが変わりましたが、このドラマのテーマ曲は同時期に放送されていた太陽にほえろ!と比べるととても「暗い」。なんでこうも暗いのかってくらい、ど暗いというか重いというか。テーマ曲も当時の世相を反映していたのかもしれませんが、逆に明るすぎてもこのドラマのトーンに合わないだろうし、やはり、この暗さが良い味を出しているのかもしれませんね。
この時代になると、私でもすぐにわかる俳優さんがたくさんゲストで出てきます。とくに当時の特撮番組で活躍していた俳優さんの顔をたくさん見かけますね。
「吾輩は犬である」
走る、走る、サン吉が走る。かわいがってくれたご主人が殺された。それはゴルフ練習場を巡っての人間の欲望の果てか。男と女の愛憎の果てか。サン吉と特捜隊の合同捜査が始まった。そしてサン吉の捜査の前に立ちはだかるものは。追い詰められた犯人が次に狙う標的は。サン吉が追う憎むべき犯人とは・・・。
犬をメインにした刑事ドラマと言えば、この時代には「刑事犬カール」などがありましたが、特捜隊版の刑事犬カールを見ているような感覚になるエピソードでしたね。犬のサン吉の心の声をルパン三世の声でお馴染みの山田康雄が担当しているところも面白い。ゴルフ練習場の職員の役で立花直樹がゲスト出演。立花直樹氏と言えば、「ジャンボーグA」の立花ナオキや、このエピソードが放送された年にスタートした「ザ・カゲスター」の主人公・姿影夫を演じていた俳優さんでしたね。カゲスターの撮影終了後に佐田刑事役で特別機動捜査隊にレギュラー出演したそうなので、まもなくこのドラマで毎回姿を見ることになるのでしょうね。
東京スコッチテリア協会の副会長役を演じていた曽我町子。曽我さんと言えば、「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」のヘドリアン女王のイメージが根強く残っていますが、当時は「レインボーマン」のゴッドイグアナのイメージのほうが強かったのでしょうかね。
「大学は出たけれど」
不採用通知。なぜ? 筆記も面接もパスしたのに。青年の未来が、夢が、今までの努力が崩れ去る。そして、父親啓三の吐血。運命の荒波に揉まれる志郎。この青年の背後に捜査の手が伸びていたのであった。不採用通知の当事者、中牟田課長殺人事件の容疑であった。だが捜査と共に事件は中牟田個人のスキャンダルによるものであり、一人の青年の未来が、運命が、取引された事実が明るみに出るのであった!
一流企業への就職をめざす大学生・板垣志郎役で伴直弥がゲスト出演。「人造人間キカイダー」ですでに有名になっていた伴さんが大学生役をやっていますが、実はこの当時29歳。このエピソードが放送された年にスタートした「忍者キャプター」では火忍キャプター7=出雲大介役を演じていた。興信所の黒河役で山本昌平さんも出演していましたが、短い出番ながらもクールな悪党ぶりを見せていましたね。
この頃の出来事と言えば、超音速旅客機「コンコルド」の運航開始。トランスフォーマーにコンコルドに変形するロボットがいてその玩具は持っていますが、実物は見たことはないし、一度は乗ってみたかった飛行機ですね。アントニオ猪木とモハメド・アリの異種格闘技戦が日本武道館で行われた年でもありました。猪木vsアリ戦は4年前にアリが亡くなった時にテレビ朝日で再放送がありその時初めて見たのですが、ほとんどのプロレス技が反則になるルールの中、猪木がアリの足を集中的に狙いキックし続けて、アリの体力を消耗させるという特異な攻め方をしていたのがとても印象的でした。
そして、この年と言えば、政界でも大きなスキャンダルが発覚。アメリカの航空機製造会社から発展した大規模な汚職事件「ロッキード事件」。この事件により田中角栄元首相をはじめ数人の政治家が逮捕され、事件の関係者が不審死する事案が続出するなど、日本の政界を揺るがした大事件が起こったのもこの年でした。
特別機動捜査隊には当時の世相を反映したエピソードもたくさんありましたが、今のところまだロッキードを匂わすようなストーリーは出てこないですね。751話からOPとEDテーマが変わりましたが、このドラマのテーマ曲は同時期に放送されていた太陽にほえろ!と比べるととても「暗い」。なんでこうも暗いのかってくらい、ど暗いというか重いというか。テーマ曲も当時の世相を反映していたのかもしれませんが、逆に明るすぎてもこのドラマのトーンに合わないだろうし、やはり、この暗さが良い味を出しているのかもしれませんね。
この時代になると、私でもすぐにわかる俳優さんがたくさんゲストで出てきます。とくに当時の特撮番組で活躍していた俳優さんの顔をたくさん見かけますね。
「吾輩は犬である」
走る、走る、サン吉が走る。かわいがってくれたご主人が殺された。それはゴルフ練習場を巡っての人間の欲望の果てか。男と女の愛憎の果てか。サン吉と特捜隊の合同捜査が始まった。そしてサン吉の捜査の前に立ちはだかるものは。追い詰められた犯人が次に狙う標的は。サン吉が追う憎むべき犯人とは・・・。
犬をメインにした刑事ドラマと言えば、この時代には「刑事犬カール」などがありましたが、特捜隊版の刑事犬カールを見ているような感覚になるエピソードでしたね。犬のサン吉の心の声をルパン三世の声でお馴染みの山田康雄が担当しているところも面白い。ゴルフ練習場の職員の役で立花直樹がゲスト出演。立花直樹氏と言えば、「ジャンボーグA」の立花ナオキや、このエピソードが放送された年にスタートした「ザ・カゲスター」の主人公・姿影夫を演じていた俳優さんでしたね。カゲスターの撮影終了後に佐田刑事役で特別機動捜査隊にレギュラー出演したそうなので、まもなくこのドラマで毎回姿を見ることになるのでしょうね。
東京スコッチテリア協会の副会長役を演じていた曽我町子。曽我さんと言えば、「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」のヘドリアン女王のイメージが根強く残っていますが、当時は「レインボーマン」のゴッドイグアナのイメージのほうが強かったのでしょうかね。
「大学は出たけれど」
不採用通知。なぜ? 筆記も面接もパスしたのに。青年の未来が、夢が、今までの努力が崩れ去る。そして、父親啓三の吐血。運命の荒波に揉まれる志郎。この青年の背後に捜査の手が伸びていたのであった。不採用通知の当事者、中牟田課長殺人事件の容疑であった。だが捜査と共に事件は中牟田個人のスキャンダルによるものであり、一人の青年の未来が、運命が、取引された事実が明るみに出るのであった!
一流企業への就職をめざす大学生・板垣志郎役で伴直弥がゲスト出演。「人造人間キカイダー」ですでに有名になっていた伴さんが大学生役をやっていますが、実はこの当時29歳。このエピソードが放送された年にスタートした「忍者キャプター」では火忍キャプター7=出雲大介役を演じていた。興信所の黒河役で山本昌平さんも出演していましたが、短い出番ながらもクールな悪党ぶりを見せていましたね。
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昔のアニメは登場するキャラクターが多く、名前を覚えるのも大変だったような気がします。トランスフォーマーに出てくるロボットの数とか半端なかったし、アラレちゃんにもいろんなキャラクターが次から次に登場して、あの頃は本当に凄まじかったですね。子供の頃はキャラクターの声のことを気にせず見ていましたが、大人になって改めて見た時に、一人の声優さんがいくつものキャラの声を担当していることに気づきました。
例えば、アラレちゃんの場合、木緑あかねと皿田きのこが同じ声優(杉山佳寿子)さんであったり、摘鶴燐(つんつるりん)とターボ君を三田ゆう子さんが演じていたり、空豆タロウ役の古川登志夫さんや摘突詰(つんつくつん)役の千葉繁さんなどはサブキャラを物凄くたくさん演じていて、改めてびっくりしました。たくさんのキャラクターが登場するアニメと言えば、やはりキン肉マン。これも子供の頃に夢中になって見ていたアニメ。キン消しをたくさん集めて遊んだ記憶がありますが、この作品も大人になって改めて見た時に一人の声優さんが何役もいろんなキャラの声を演じていることに気づきました。
ロビンマスクの声を演じた郷里大輔さんはブラックホール、アシュラマンなど、多数のキャラを演じていたし、ブロッケンJr.の水鳥鐵夫さんは与作さんの声もやっていたし、バッファローマンの佐藤正治さんはカナディアンマン、タイルマン、カレクック、サンシャイン、イワオなどの声を担当していた。そして、キン肉マンの父親であるキン肉大王の声を演じた岸野一彦さんもアトランティス、ブラックホール、ジャンクマン、ネプチューンマンなど、多数の名立たる悪役のキャラを演じていました。
岸野さんと言えば、特撮では大戦隊ゴーグルファイブのハチモズーの声を担当したり、顔出しでゲスト出演した回もありましたね。電撃戦隊チェンジマンではバラス、シーラ、ギロムなどの多数の宇宙獣士の声を演じ、超獣戦隊ライブマンでも頭脳獣の声を多数担当していました。
帰ってきたウルトラマンやアクマイザー3、大鉄人17など、顔出しで出演した特撮作品も多くありました。太陽にほえろ!には15本以上のエピソードにゲスト出演していたり、特捜最前線やザ・ハングマンシリーズにも多数のエピソードに出演するなど、俳優としても数多くの作品で活躍されました。
自分の中ではやはりキン肉大王の声が一番印象に残っていますね。大阪弁で喋る大王と博多弁の委員長との漫才のようなやりとりが楽しかったです。
その岸野一彦さんは先月、急性心不全により亡くなられていたそうです。子供の頃にとても聞き馴染みのあった声の人がまた一人旅立たれました。岸野一彦さんのご冥福をお祈りいたします。
日本でもコロナ騒動が深刻な状況になりつつある昨今でありますが、最近よく聞く「パンデミック」という言葉の意味は国中や世界中で感染症が流行することだそうです。今世界がまさにその状態になってきているということでこの先が心配になりますが、ペストもスペイン風邪も凌いだ人類なわけですし、今回のコロナも人類の英知を結集して乗り越えられるに違いない。そう信じて個々でやれることはやって気を付けていくしかないですね。
この騒動を見ていて、やはりどうしても頭の中に昔見たあの映画が浮かんでしまいます。パンデミックは世界中で感染症が流行することを差しますが、この言葉はその前段階の意味になるのでしょうか。
1995年に公開された名優ダスティン・ホフマン主演のパニック・サスペンス。アウトブレイクという言葉とモーガン・フリーマンのことを初めて知った映画でした。
ザイールのモターバ川流域の小さな村で未知のウイルスによる出血熱が発生。兵士を伝染病等から守る“医学防衛”を任務とするアメリカ陸軍所属の研究機関「アメリカ陸軍感染症医学研究所(ユーサムリッド)」のLEVEL4(最高警戒度)研究チームを率いるサム・ダニエルズ軍医大佐(ダスティン・ホフマン)が現地に向かうが、その村は全滅状態となっていた。ダニエルズはウイルスの致死率の高さと感染者の死のスピードの早さに危機感を抱き、軍上層部と「アメリカ疾病予防管理センター」に努める元妻のロビーに警戒通達の発令を要請するが、双方から却下されてしまう。ダニエルズは軍上層部に不審を抱く。
一方、密売人のジンボはカリフォルニア州沿岸の田舎町シーダー・クリークのペットショップにアフリカから密輸入された1匹のサルを売りつけようとするが失敗し、サルを森に放した。その後、サルを輸送している最中に飲んでいた水を顔にかけられたジンボと、彼とキスをしたジンボの恋人アリス、サルに腕を引っかかれたペットショップの店長ルディーらが次々とモターバ熱を発症して死亡する。更に、不注意でルディーの血液を浴びた血液検査技師ヘンリーが恋人と町の映画館へ行ったのを機に、飛沫感染によって「アウトブレイク(爆発的な感染)」が始まってしまう・・・。
このあらすじと同じようなことが今まさに日本でも起きているわけです。25年前の古い映画だからと言って侮ってはいけませんね。学ぶことはたくさんあります。今回の日本政府は完全に初動を誤っており、マスクや防護服もつけないでいろんな作業に当たって感染を広げてしまったんですね。横浜に停泊中のクルーズ船はまさにアウトブレイクの状態でしょう。この映画を見たら日本政府のでたらめさがよくわかります。2度とこんな愚かな過ちを繰り返さないためにももう一度しっかり見ておくべき映画だと思いますね。
この映画に登場する架空の「モターバ・ウイルス」は高熱、下痢、全身や消化管からの出血するなどエボラ出血熱とよく似た症状を引き起こし、体内に侵入すると驚異的なスピードで増殖し、内臓を融解させて感染者を数日で死に至らしめる。致死率100%。途中から空気感染するウイルス「ヤンキー・モターバ」に変異し、さらに強力なウィルスになる。
モターバ川流域には細菌兵器が隠されており、ダニエルズにその存在を知られるのを恐れたアメリカ陸軍は燃料気化爆弾を搭載した爆撃機をシーダー・クリークに差し向けて感染した町を破壊しようとする。一方、ダニエルズは感染源である猿を捕獲してモターバ用の血清を作り、無線通信で爆撃機の操縦士に作戦中止を懇願するが、爆撃機は爆弾を投下してしまう。しかし、操縦士達は軍の指令に逆らい、人命を救うことを選択。風で流されたように見せかけて爆弾の狙いを外し町を救う・・・というのがこの映画のラストでした。
残念ながら今の日本政府はこの映画に出てくる軍部と何ら変わりませんね。何より人命が優先という至極当たり前のことをこの映画は教えてくれるのですが、そんなことさえもわからないわけです。事実は小説より奇なりと言いますが、本当に現実のほうが末恐ろしいですね。
面ライダー01の20話にとても懐かしい人がゲスト出演していましたねえ。中田博久氏と言えば、私の世代だと超電子バイオマンの敵・新帝国ギアの幹部メイスンが記憶に残っていますが、この人、実は元ヒーローで、宇宙警察パトロール隊の隊員・本郷武彦ことキャプテンウルトラを演じていました。特撮では他に仮面ライダーアマゾンのゼロ大帝や他のライダー作品でも怪人の人間態を演じていたのを覚えていますが、仮面ライダー01には家の購入を考えている大富豪役で出演していました。
正義のヒーローを演じた役者さんが後に敵役で特撮作品に出演するのはそう珍しいことではありません。東映版スパイダーマンの主人公・山城拓也役の藤堂新二(当時:香山浩介)氏が電子戦隊デンジマンではヘドラー将軍を演じたり、ゴーグルブラック/ダイナブラックの春田純一氏が巨獣特捜ジャスピオンでマッドギャランを、ダイナピンク/立花レイの荻原佐代子氏が超新星フラッシュマンでレー・ネフェルを演じるなど、ヒーローから悪役に転じた人がたくさんいます。
では逆に悪役からヒーローになるパターンはあるのか。いなさそうで実はいます。日本の特撮史において非常にレアなケースではありますが、例えば・・・
仮面ライダーで地獄大使を演じた潮健児氏。忍者キャプターでは設定年齢45歳の最年長のキャプター1=袋三郎兵衛を演じる。潮さんと言えば悪魔くんのメフィストも有名ですが、どちらかと言えば、悪役で強烈なイメージを残しているので、このキャプター1を見た時は結構衝撃を受けた(笑)。しかも、45歳のおじさん(潮氏の当時の年齢は51歳)が変身するヒーローってのは当時でも画期的というか珍しかったのではないでしょうか。
仮面ライダーXのGODの殺人マシーン・アポロガイストの人間態を演じた打田康比古氏。この2年後に放送された超神ビビューンでは大地の超神・超神ズシーン=渡部剛を演じる。
宇宙刑事シャイダーの不思議界フーマの女戦士・ギャル軍団の一員ギャル2。ギャル2は2度役者が交代しており、2代目ギャル2役で出演していた大石麻衣氏はこの翌年に放送された電撃戦隊チェンジマンのチェンジフェニックス=翼麻衣役に選ばれたため、35話までの出演となった。
AXNで放送中の「HAWAII FIVE-0」シーズン9はまもなく最終回。今シーズンはシーズン8から加わった新メンバーのタニとレインズの活躍がやはり目立ちます。潜入捜査のために二人がジムに潜り込んだり、タニが人魚のコスプレ?をしたり。レインズのメインのストーリーではレインズの元彼女の旦那が銀行強盗団のメンバーの一人で、レインズがその旦那を追い詰めていく「守りたかった人」が印象的でしたね。今シーズンの中でわりと派手めなアクションが展開した回でもありました。
マルチ商法で大金を稼いでいた女が毒殺され、その事件をファイブオーのメンバーが捜査する「マルチな欲望」や、ダニーの娘のグレイスが久々に登場していた「深海からのSOS」も印象に残りました。グレイス役の子、シーズン1の時は本当に小さかったのに随分と成長しましたよね。声優も変わってないのかな。かれこれ10年も続いている長寿ドラマですから、子役も気づけば大人になっているってことも当たり前にあることなんですよね。日本の「渡る世間は鬼ばかり」のような様相を呈してきたファイブオー。
今シーズンもダニーさんが登場しないエピソードがちょくちょくありましたが、まさかチンとコノに続いてダニーまで番組からフェイドアウトするなんてことはないでしょうね。スティーブとダニーの漫談がなくなったら、いよいよこのドラマも終焉といった雰囲気になってしまいそうですが、そんな心配をよそに、本国ではすでにシーズン10が放送されているようです。バレンタインデーにタニがコンビニ強盗と出くわして人質にされてしまうエピソードや、これまで度々登場してきたMI6の元エージェントのハリー・ラングフォードがシーズン10でも活躍するエピソードがあるみたいです。
シーズン9も残り僅かとなりましたが、そう言えばまだ解けていない謎が一つありましたね。初回にスティーブの宿敵であったウォー・ファット風な男が登場していましたが、あの男は一体何者だったのか。最終話辺りに再びあの男が登場してスティーブと宿命的な争いをするような展開があると面白そうですが、はたして、このシーズンはどんな結末を迎えるのか。シーズン8最終回の潜水艦のインパクトを超える派手な結末になるのか、逆にシリーズ史上もっとも地味な終わり方になるのか気になるところですね(笑)。
TBSの土曜夜9時と言えば、Gメン75が未だに思い浮かんでしまう世代なのですが、Gメン75以前には「キイハンター」や「アイフル大作戦」などのアクションドラマが放送されていた枠なんですよね。ところで「アイフル大作戦」の後番組として放送された「バーディ大作戦」が現在東映チャンネルで放送中です。
アイフル大作戦と世界観がつながっており、アイフルに時々顔を出していた警視庁の警部の桜田(丹波哲郎)が「バーディ探偵局」の局長となり、番組の主役を務めます。アイフル探偵学校の生徒だった伊吹(谷隼人)、三平(川口厚)、マリ(松岡きっこ)がバーディ探偵局のメンバーとして残留。新たに韋駄典介(沖雅也)とココ(和田アキ子)がメンバーに加わり、数々の難事件を解決していきます。
探偵局のオーナー・榊冴子役を木ノ実ナナが演じているのですが、今のところ第一話と第三話にしか出てこず、あぶない刑事の松村課長以上に出演回数が少ない。「太陽にほえろ!」「大追跡」「俺たちは天使だ!」などでもダイナミックなアクションを見せていた沖雅也氏はこのドラマでも走行中の車にしがみつくアクションを自分でこなしたり、大胆なアクションを披露しています。当時、ゴッド姉ちゃんと呼ばれ、日本テレビの『金曜10時!うわさのチャンネル!!』などのバラエティ番組で活躍していた和田アキ子氏がこの手のアクションドラマにレギュラーで出演しているのは珍しいですね。
必殺シリーズに殺し屋役でレギュラー出演していた沖&和田ご両人ですが、残念ながら二人とも2クールめで番組を降板。3クールめから新たなメンバーが登場します。まず、ドラゴン役の倉田保昭。ドラゴンってまさかあの・・・
東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていた「闘え!ドラゴン」のキャラそのままに、強烈なカンフーアクションを見せています。おそらく闘え!ドラゴンの撮影終了後にこの番組の撮影に参加したのでしょうかね。ちなみに、丹波さんはキイハンターからGメン75まで、ずっとTBS夜9時のアクションドラマ枠に出演し続けましたが、倉田氏さんもバーディの後番組となるGメン75にレギュラー出演していました。
さらに岡本富士太が演じる一条吾郎、安西マリアが演じるミッチーがメンバーに加入。そう言えば、岡本富士太さんもGメンの初期メンバーでしたよね。バーディ大作戦には追出刑事役の藤木悠氏も合わせて、Gメンのメンバーが4人も出演していたことになります。Gメンの土壌がこのバーディ大作戦で培われていたのでしょうか。新メンバーの加入と共に、これまでのコミカルなドタバタ要素がなりを潜め、Gメンのようなシリアスな内容に変わるそうですが、倉田氏の派手なカンフーアクションも大きな見所になっていくのでしょうね。
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