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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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21世紀に入ってから「ナイトライダー」「特攻野郎Aチーム」「冒険野郎マクガイバー」「特捜刑事マイアミバイス」などなど、1980年代の海外ドラマの名作が次々と再テレビドラマ化、あるいは映画化されてきました。往年の海外ドラマ「ハワイ5-0」は「HAWAII FIVE-0」とタイトルを変えた新シリーズが未だに続いているし、「チャーリーズ・エンジェル」に至ってはつい最近また映画化され、テレビドラマの新シリーズも制作された。



自分の中ではもうリメイク作品はもうお腹いっぱいなんですが、唯一心残りなのが「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」のリメイクがまだ一度も作られていないこと。今の技術で迫力のあるドッグファイトを一度は見てみたいのですが、ぜひともプロデューサーのドナルド・P・ベリサリオさんにチャレンジして頂きたいですね(笑。



そのドナルド・P・ベリサリオと言えば、エアーウルフともう一つの名作ドラマを生み出したことでも知られています。「HAWAII FIVE-0」と同じく、ハワイを舞台にした探偵アクション・ドラマ「私立探偵マグナム」。アメリカでは1980年からスタートし、88年までにシーズン8計162話放送された人気シリーズ。日本では1984年にTBSが放送し、シーズン2の途中からテレビ東京に移動して放送されたそうです。



ハワイ・オアフ島で探偵業を営むトーマス・マグナムはベトナム帰りの元海軍士官。戦友のTC、リックらと共に様々な事件やトラブルに立ち向かう。トーマス・マグナム役は太い眉毛とお髭が素敵なトム・セレック。トム・セレックと言えば、個人的には昔日曜洋画劇場でよく放送された映画「未来警察」の警官役のイメージが未だに印象に残っています。当初、スピルバーグはトム・セレックをイメージしてインディ・ジョーンズの構想を練っていたが、当時、セレックはこのドラマに出演していたため、映画の出演を断念したんだそうです。トム・セレックのインディ・ジョーンズもちょっと見てみたかったかもしれない(笑。



TBSの日本語吹替版でマグナムの声をアテていたのは「大都会」や「西部警察」シリーズの刑事役で活躍した苅谷俊介氏。テレビ東京版はトム・セレックのフィックス声優である柴田秀勝氏。苅谷氏が海外ドラマの吹き替えにチャレンジした貴重な作品とも言えます。日本では残念ながら全シーズン放映されておらず、現状シーズン2までの日本版DVDが発売されているのみ。一時期はツタヤの海外ドラマのコーナーの棚に並べられているのをよく見かけました。



その「私立探偵マグナム」もなんとリメイクされたとか。現在AXNでテレビドラマの新シリーズが放送中です。新マグナム役は映画「ロードキラー」や「スーサイド・スクワッド」に出演したジェイ・ヘルナンデス。元MI6の諜報部員のジュリエット・ヒギンズ、元海兵隊のヘリコプターパイロットのセオドア・TC・カルビン、元海軍の狙撃手のオービル・リック・ライトの3人の仲間と共にマグナムがハワイを舞台に様々な事件に挑んでいく。ヒギンズはトム・セレック版は男性だったが、このリメイク版では女性になっています。現在、アメリカではシーズン2が放送中ですが、トム・セレック版みたいにシーズン8まで続くのか、はたまたその記録を更新して息の長いシリーズになるのか気になるところですね。



ちなみに、同じくハワイを舞台にしたアクションドラマ「HAWAII FIVE-0」とコラボしたエピソードがあるようです。「HAWAII FIVE-0」シーズン10の第12話にマグナムが登場。「私立探偵マグナム」シーズン2の第12話にはファイブオーのメンバーのタニとジュニアが登場し、クロスオーバーエピソードが展開するみたいです。



ちなみに、シーズン1の第2話にカール・ウェザースがゲスト出演していました。カール・ウェザースと言えば、「ロッキー」シリーズでロッキーの宿敵アポロ・クリードを演じたことでも知られる名優。そして、「HAWAII FIVE-0」でエビ料理屋台を経営しているカマコナが出ていた。ハワイつながりということで、これからもいろんなコラボが見られるのでしょうかね。 


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コロナウィルスにより著名人の訃報も相次いでおりますが、コロナと関係なく鬼籍に入られた方々もいます。俳優の志賀勝さんもその一人で、今月亡くなられたそうです。



志賀さんと言えば、強面集団の「ピラニア軍団」のメンバーの一人。石原プロの「大都会」「西部警察」シリーズの犯人役、時代劇では必殺シリーズでもよく見かけました。私の中では刑事ドラマや時代劇の名バイプレイヤーのイメージが強い役者さんでしたね。西部警察「黒豹刑事リキ」では警官の拳銃を奪ってリキ(寺尾聡)に復讐しようとする大沼役で出演。リキをじわじわと追い込んで危機に陥れていく悪役を熱演していたのが今も印象に残っています。



テレビではほぼ悪役でしか見ることのなかった志賀さんが唯一、刑事ドラマのレギュラー刑事のようなポジションで出演した作品がありました。それは「大激闘マッドポリス'80」。「10秒に一発撃ち、一分に一人の犯人が死ぬ」という鮮烈なキャッチコピーの下、ドン・ペンドルトンの小説『マフィアへの挑戦』シリーズをモチーフに、当時の東映の若いスタッフが結集し製作された近未来アクション。



大都会シリーズや大追跡、探偵物語などと並び、日本テレビ火曜夜9時のアクションドラマ枠の代表作とも言えるアクションドラマ。日本の組織暴力が幾多もの激しい抗争と政・財界との癒着、海外マフィアとの結託を経て全国統一を達成し、巨大組織「ジャパンマフィア」を形成。そのジャパンマフィアに果敢に挑むため、従来の警察を遥かに越える武力と権限を委ねられた少数精鋭による特殊コマンドチーム「命知らずの警官=マッドポリス」が結成される。



渡瀬恒彦演じる氷室健一をリーダーに、松村兵助(梅宮辰夫)、新田吾郎(片桐竜次)、原田進司(中西良太)、緑川悠子(堀川まゆみ)、そして、志賀さんが演じた芹沢末八の6人のマッドポリスのメンバーが毎回ド派手な格闘、銃撃戦、カーアクションを展開させた。



「NTV火曜9時 アクションドラマの世界」という本に「大激闘マッドポリス'80」の当時の裏話がたくさん書かれていて大変興味深く読ませて頂きました。マッドポリスの撮影はアドリブで何とかなるからと、志賀さんはいつも呑んでばかりいたそうです。視聴率の低迷により路線変更を迫られた際には「河内弁でまくし立てているヤクザまがいの刑事」という志賀さんのキャラにスポンサーからクレームがついたとか。しかし、「特命刑事」にタイトルが変わった後も志賀さんは降板することなく残り、設定変更とレギュラーメンバーの追加で何とか2クール(全26話)を乗り切ったそうです。



志賀さんが演じた芹沢は初見時は確かに刑事というよりもヤクザに見えたし、あの独特の喋り方がなお一層そのイメージを増幅させていたと思いますが、今見るととても個性的な面白キャラで、こんなメンバーが警察の中にいてもいいんじゃないかなと思うようになりました。志賀さんの起用も含め、様々なチャレンジをして独特の世界観を作り上げたアクションドラマ。それがマッドポリスだったのですね。


テレビで最後に志賀さんの姿を見たのは10年前の「絶対に笑ってはいけないスパイ24時」でした。バスの流れの時に暴走族の総長役で登場していました。確か年末には放送されず未公開シーンとして別枠で放送されたものだったと思います。
志賀勝さんのご冥福をお祈り致します。


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今年は俳優の藤田まことが亡くなってから丁度10年。スカパーでは必殺シリーズをはじめ藤田さんの出演作品を数多く放送していますが、この間シネフィルWOWOWで必殺シリーズの映画全6作品が放送されていたので久しぶりに第一作の「必殺! THE HISSATSU」を鑑賞。



「必殺シリーズ」通算600回を記念して製作され、「必殺仕事人IV」のメンバーが大活躍した1984年公開の作品。1984年というと一番必殺にハマっていた時期で、金曜の夜9時から放送されていたハングマンと、10時からの必殺仕事人と、必ずセットで見ていましたね。必殺仕事人IVのメンバーは中村主水(藤田まこと)、何でも屋の加代(鮎川いずみ)、飾り職人の秀(三田村邦彦)、三味線屋の勇次(中条きよし)、医者の卵の西順之助(ひかる一平)、そしておりくさん(山田五十鈴)の面々。自分の中で仕事人と言えば必ずこのメンバーの顔が思い浮かびます。



六文銭一味によって江戸にいる仕事人たちが次々に殺される。主水は助っ人の仕事人たちを集め、六文銭一味の頭である庄兵衛が率いる黒衣の集団と対決。この映画には主水たちの他に、助っ人仕事人として、多数のユニークな仕事人が登場しました。かつておりくと組んでいた仕事人の鎖筒の時次郎(草野大悟)、耳かきに仕込んだ針で、耳から脳髄を一突きする中国帰りの仕事人・キツツキの吾平(たこ八郎)。



調教したキツツキのくちばしにトリカブトの毒を塗り、標的を突かせて殺害する仕事人の半吉役を演じたのは漫画家の赤塚不二夫。劇中でニャロメなど「おそ松くん」のキャラが登場していました。かわいがっていたキツツキが死んでしまい、調教に半年掛かるということで仕事に参加することなく六文銭一味に殺されてしまう役でしたが、少ない出番ながらも中々のインパクトでしたね。



他の必殺シリーズの作品にレギュラー出演した俳優さんも多数ゲスト出演していましたね。「新・必殺仕置人」「翔べ! 必殺うらごろし」に出演した火野正平。「必殺からくり人」や「必殺仕切人」に殺し屋役で出ていた芦屋雁之助はこの映画では瓦屋の政という殺し屋を演じていました。脚を使って土を掘り、土の中に潜り敵に近づいて心臓を握り潰すというモグラのような男の石亀。石亀役を演じたのは当時の人気バラエティ番組「欽ちゃんのどこまでやるの!」の「むらのーむらのーじかんです!」のコーナーで人気者になった斎藤清六。石亀はこの映画の後、「必殺仕事人V 」にも登場し、斎藤清六は「必殺橋掛人」に瓦屋根職人の松という殺し屋役でレギュラー出演しました。




数々の助っ人仕事人の中でも、やはりこの映画において一番カッコ良かったのは蝶々の朝吉でしたね。蝶の形をした白い紙吹雪の舞う中、華麗に急所を一刺する殺し技。その抜群の映像美にまたもや酔いしれました。ちなみに、蝶々の朝吉はその後、テレビスペシャルの「お待たせ必殺ワイド 仕事人vs秘拳三日殺し軍団 主水、競馬で大穴を狙う!?」や、「必殺スペシャル・新春 大暴れ仕事人! 横浜異人屋敷の決闘」に再登場。



テレビシリーズでは毎回かっこいい殺し文句を言いながら静かに悪党を斬り殺す主水さんですが、この映画では多数の敵を相手をに大奮闘していましたね。牛鬼(大前均)と呼ばれる巨漢の怪力男に首ネックを掴まれて軽々しく体を持ち上げられてしまうテレビシリーズでは見られない主水さんの狼狽姿がとても印象に残りました(笑。


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現在放送中の「仮面ライダーゼロワン」には『仮面ライダーバルキリー』という名の女仮面ライダーがレギュラーで登場していますが、平成と比べると数少ない昭和ライダーの歴史の中で、唯一の存在として活躍した女ライダーと言えば、



















 




電波人間タックル

「仮面ライダーストロンガー」に登場したライダーシリーズ初の女戦士。テントウムシ(ナナホシテントウ)をモチーフにした改造電波人間。正式に仮面ライダーとしてはカウントされていない唯一無二の存在のタックルの必殺技と言えば、



















『電波投げ』

電波エネルギーを衝撃波に変換して放ち、敵に触れることなく投げ飛ばす。衝撃波で敵をコロンと転倒させてしまうこの独特の必殺技もタックルの魅力の一つでした。岬ユリ子/電波人間タックルを演じた岡田京子氏が殺陣に不慣れであったために生み出された苦肉の必殺技であったそうですが、それが意外にもウケて人気になりました。目と口出しマスクのヒーローということもあってなのか実際に岡田京子氏が変身後も演じていたみたいですが、激しいアクションシーンは大野剣友会のスーツアクターが演じていたそうです。



タックルはライダーシリーズ初の女戦士であると共に、女ライダー初の殉職者となりました。シリーズ後半に登場したデルザー軍団の幹部ドクターケイトの猛毒によって不治の病に侵されたタックルがストロンガーを助けるために使用した技



















『ウルトラサイクロン』

両手をチョップの形にして敵の両肩に叩きつけ、体内の電気エネルギーを振動波に変えて敵を超振動で内部から破壊する。それはあまりにも強力で、それを使った者自身も命を落とす程の威力である。これにより、タックルはドクターケイトを一撃で破壊された。名前からして一風ウルトラマンの必殺技のような名前ですが、この命がけの必殺技によってタックルは命を落としてしまったんですね。



その後、昭和のライダーシリーズには一切登場することがなかったタックルですが、「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」の中の「仮面ライダーディケイド 完結編」のエピソードに再登場しています。「岬ユリコ」という名の天真爛漫な女性が電波人間タックルに変身して、門矢士/仮面ライダーディケイドと行動を共にする。実はスーパーショッカーの怪人・蜂女との戦いで命を落としており、魂が実体化した存在での活躍でした。



ちなみに、プロデューサー・平山亨氏の構想案によると、死後にストロンガーと藤兵衛に再改造されて蘇るという展開も考えられていたそうです。ストロンガーが超電子人間ストロンガーになったように、「超電波人間」となったタックルの姿も見てみたかったですね(笑。


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昨年秋からFOXでスタートした「ウォーキング・デッド」シーズン10。今シーズンから本格的にメインを張るようになったダリルとキャロル。もうこの二人さえいればこの物語は永遠に回っていきそうな気がしますが、もう一人の主役となりそうなのがあのニーガン。グレンやエイブラハムを無惨に撲殺したあの狂った獣がシーズンが進むごとに優しい良い人になっていき、今シーズンもやたら良い奴的な存在感を醸し出しているニーガンがまた再び?ルシールを持った悪魔の男に変貌して、アルファやベータがいる「囁く者」の集団の仲間になるストーリーが展開しました。



ダリルやキャロル、ユージーンやエゼキエルなど、他の登場人物の動向よりも断然気になるのがやはりニーガン。この男がまた何かをやらかすのではないか。そこを重点に置いて今シーズンも見ていましたが、色々と怪しい行動を続けていましたね。ダリル達の仲間を大量に惨殺し、晒し首にしたアルファに静かな怒りを見せるキャロル。キャロルもかつて仲間を焼き殺した経験があったり、キレたら何をやるかわからない恐ろしい性分を秘めていますが、しかし、今シーズンはあまり目立った活躍をしているようには見えなかったですね。シリーズの前半までは。



シーズン10後半も劇的展開から始まりました。第11話のラスト、「囁く者」がヒルトップに攻めてきて町に火を放ち、ウォーカーと炎に囲まれてダリル達がかなり追いつめられましたが、キャロルの必死の応戦もありなんとか危機を乗り越えました。一方、牢獄から抜け出し、奇妙な行動を取り続けていたニーガンはアルファと出会い、彼女と共に行動するようになります。ニーガンが囁く者の仲間入りをし、再びダリル達と因縁の対決を繰り広げるのではないか?と、そんなことを考えながら12話を見ていたら、このラストでニーガンがまたとんでもないことをやってくれました。まさか、ニーガンがアルファの命を狙っていたとはね・・・。やはりダリル達を裏切れなかったのか。かわいいジュディスのことが忘れられなかったのか。




しかし、これにはもっと根深い企みがあったんですね。実はニーガンを動かしていたのはあのキャロルだった。キャロルの指示を受けてニーガンが囁く者に潜り込み、宿敵であるアルファを仕留めたんですね。今シーズンは何やら仕事人みたいな動きを見せたニーガンでしたが、でもどこかでまた寝返ってダリル達に対抗しそうな、そんな雰囲気が見え隠れします。キャロルはアルファの頭を切り取って晒し首にしていましたが、アルファが仲間を惨殺したことによっぽど腹を立てていたのか。また、「ダークキャロル」の一面を露にしていました。



第15話にはプリセンスと名乗る機関銃を武器に戦う新キャラが登場してエゼキエル達と共に行動していましたね。さて、最終話はどんな展開になるのかと思いきや、16話の放送が・・・ない。なぜかシーズン1の第1話がまた放送されている。例によって新型コロナ騒動はこのドラマにも影響を与えていたようです。シーズン10の最終話の放送は延期となり、本国では今年の後半に放送する予定になっているそうです。おいおい、そりゃないよおって思わず口あんぐりの状態になってしまったが、まあ止むを得ませんね。



そう言えば、シーズン9でリックと共に姿を消していたマギーが来シーズンに再び登場するみたいですね。ヘリで連れ去られたまま行方不明になっているリックも、もしかしたら、シーズン11で再び?なんて展開があるとまた面白くなるのですが・・・。


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長年スカパーで放送されていた「太陽にほえろ!」がとうとうファミリー劇場からも姿を消してしまいました。スコッチ編やロッキー編など録画できてないエピソードがまだたくさんあるのでぜひとも再開して欲しいところ。最近のスカパーは近年のドラマの放送に力を入れるようになり、1970、80年代の日本名作ドラマの放送をやらなくてなってきているのでその分、こっちも支払いが安くなって助かりはするのですが(苦笑、ちと寂しさもあります。このままだと最終的に東映チャンネルと海外ドラマ系のチャンネルだけが残りそうな気がしますね。



かつては日テレプラスも太陽にほえろ!を放送していましたが、いつの間にか番組表から消えていて、今はあぶない刑事ともっとあぶない刑事の無限リピートになっております。日本テレビには「誇りの報酬」とか「ジャングル」シリーズとか、他にもたくさんの刑事ドラマの名作があるので、その辺もしっかり放送してもらいたいところですね。そう言えば、この間久しぶりに番組表を確認してみたら、日テレプラスで珍しく「俺たちの勲章」のタイトルを発見したのでさっそく拝見。



太陽にほえろ!でジーパン刑事役を演じた松田優作と、これが初の刑事ドラマレギュラー出演作となった中村雅俊による青春アクション刑事ドラマ。革ジャンに革パンの全身黒づくめのアウトローな刑事・中野祐二(松田優作)と仙台から転任してきた若手の五十嵐貴久・通称アラシ(中村雅俊)刑事のコンビが横浜を舞台に様々な犯罪に立ち向かう。日テレの刑事ドラマ、横浜が舞台、二人の刑事が主役のバディものなどなど、後のあぶない刑事の原点とも言える作風の刑事ドラマでした。初回から甲府ロケが行われていたり、やはり当時は製作費がかなりあったのでしょうね。



初回のゲストは関根恵子(現・高橋恵子)。太陽にほえろ!のファンの方々なら言わずもがな、ジーパン刑事とシンコ刑事が再会した第1話でありました。関根恵子さんは犯人の妻役で出演していますが、当時二十歳にも関わらず、すでに大人の色っぽさを醸し出して、シンコの2年後とは思えないほど変化を遂げていましたね。ジーパンとシンコのその後を描いたような、そんな風にも見える内容でした。



のっけからアイススケート場で滑りながら犯人を追いつめたり、アラシとのコイン勝負でずるい言い回しをしたり、ライフルを乱射する犯人に立ち向かうアラシをほったらかして、自分はのんきにタバコを吸って一服したり、後の探偵物語の工藤ちゃんを彷彿とさせる松田優作の演技がやはり面白い。



この刑事ドラマはプロ野球中継が重なったために全19話しか放送されず、しかも、第18話はやはりプロ野球中継のため本放送時には放送されず、後回しで放送されたそうです。当時のテレビはプロ野球中継の力のほうが断然強かったみたいですね。今では考えられませんが(苦笑。


ちなみに、このドラマは続編も企画され、太陽にほえろ!のテキサス役の勝野洋とボン役の宮内淳の二人を主役にした「俺たちの勲章Ⅱ」を制作する予定があったそうですが、残念ながら実現には至らなかったそうです。どんなコンビものになったのか、ぜひとも見てみたかったですね。


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